JPH0687584A - 物品の搬送装置 - Google Patents

物品の搬送装置

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JPH0687584A
JPH0687584A JP24074892A JP24074892A JPH0687584A JP H0687584 A JPH0687584 A JP H0687584A JP 24074892 A JP24074892 A JP 24074892A JP 24074892 A JP24074892 A JP 24074892A JP H0687584 A JPH0687584 A JP H0687584A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、高層ビルにおいて、各階フロアか
ら多種類の物品を小さなスペースで効率よく搬送できる
装置を提供する。 【構成】 ケージ8が昇降する搬送通路1と、各階フロ
アの出入口3との間に、上下動するマガジン14を設
け、そのマガジン14とケージ8に、物品の収集ボック
ス2を上下に収納する複数の支持台を対応して設け、ケ
ージ8の各支持台に、収集ボックスを乗り移らせるボッ
クス移載装置28を設ける。この構造では、複数の収集
ボックス2をマガジン14に収納し、そのマガジン14
から収集ボックスを同時にケージ8に移し替えて搬送す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高層化された建物等
において、ゴミや郵便物等の物品を収集して搬送するた
めの搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】オフィスビル等の高層ビルにおいては、
各階フロアから各種の紙ゴミやビン・缶類、その他の可
燃ゴミ、不燃ゴミ等の多種類のゴミが排出されるが、こ
れらのゴミは、リサイクルを図るために種類別に分別し
て収集搬送する必要がある。
【0003】また、高層ビル等において郵便物や宅配物
等のメールを処理するためには、各階フロアと地階等に
設けたメール収集場所との間で、効率よくメールを搬送
するための方法が求められる。
【0004】従来、高層ビル等においてゴミなどの物品
を搬送する方法としては、図12に示すように、建物の
内部にケージ81が昇降する上下方向の搬送通路80を
設け、建物の各階フロアに設けた出入口82の前側に、
ゴミ等を種類別に収集した複数のコンテナボックス83
を収集し、その各コンテナボックス83をケージ81を
用いて地階に設けた貯留場所84に搬送する方法がとら
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の方
法では、ケージ81にコンテナボックス83を出入りさ
せる際、各階フロアごとに多数のコンテナボックス83
を縦列の状態で配列させる必要があるため、広い待機ス
ペースが必要となり、建物内の省スペース化の上で問題
がある。
【0006】また、コンテナボックス83をケージ81
の昇降ごとに1個ずつ搬送する方法では、ケージ81を
各階フロアと収集場所84との間で多数回往復させる必
要があり、搬送に長い時間がかかる不具合がある。
【0007】さらに、従来の搬送方法においては、1つ
の搬送通路80は、例えばゴミだけを搬送する専用の通
路として利用され、郵便物等は他の搬送通路を利用する
が、人間専用のエレベータを用いて搬送する方法がとら
れているが、この方法ではメールの搬送効率が悪く、建
物内における物品の搬送スペースを大きくする欠点があ
る。
【0008】そこで、この発明は、ケージの昇降により
多種類の物品を同時に搬送できると共に、小さなスペー
スで効率よく物品を搬送することができる搬送装置を提
供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、ケージが昇降する搬送通路と、その搬
送通路に沿って複数設けた出入口との間に、マガジン
と、そのマガジンを上記出入口に対して上下動させる昇
降機構を設け、上記マガジンとケージに、物品の収集ボ
ックスを上下方向に配列して支持する複数の支持台をそ
れぞれ対応して設け、上記ケージの各支持台に、収集ボ
ックスをケージとマガジン間で乗り移らせるボックス移
載手段を設けたのである。
【0010】また、この発明の第2の手段は、上記ケー
ジの両方の側面に、物品の受入口を設け、上記搬送通路
の両側面に、上記各受入口に対応する複数の出入口を設
けた構造としたのである。
【0011】さらに、この発明の第3の手段は、上記搬
送通路の下端部に設けた搬出入口に、収集ボックスを受
渡しする受渡し手段を設け、その受渡し手段に、収集ボ
ックスをその内部の物品の種類に応じて所定の貯留場所
へ搬送する分別搬送手段を連結したのである。
【0012】
【作用】上記構造の搬送装置においては、搬送通路の出
入口とマガジンの各支持台が向き合うようにマガジンを
上下動させ、出入口からマガジンの各支持台に物品の収
集ボックスを送り込む。次にマガジンとケージの高さを
一致させた状態で、ボックス移載手段により収集ボック
スをケージの各支持台に乗り移らせ、ついで、ケージを
昇降させて収集ボックスを搬送する。
【0013】また、第2の手段においては、ケージの内
部に各受入れ口から物品を投入し、ケージを昇降させて
搬送する。この方法では、両側の出入口から投入される
物品を同じケージを用いて搬送できるので、多種類の物
品を効率よく搬送することができる。
【0014】一方、第3の手段では、搬送通路の下端に
おいてケージから収集ボックスを外部に取出し、その取
出した収集ボックスを物品の種類別に所定の貯留場所へ
分別して搬送する。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1及び図2は、高層ビルにおいて、ゴミ
とメールの搬送を行なう搬送装置の全体構造を示してい
る。図において、1は、建物Aの内部を上下に貫通する
搬送通路であり、建物A内の各階フロアB1 、B2 、…
…における搬送通路1の両側には、ゴミの収集ボックス
2を出入りさせるボックス出入口3と、メールボックス
を投入するメール投入口4が形成されている。
【0016】また、地階フロアBn に接続する搬送通路
1の下端部には、収集ボックス2を外部に出入りさせる
ためのボックス搬出入口5と、メールボックスを外部に
出入りさせるためのメール搬出入口6が対向して形成さ
れ、そのボックス搬出入口5に、ゴミを種類別に選別貯
留するゴミ分別搬送装置50が連結されている。また、
メール搬出入口6には、メールボックスを外部へ受発信
するためのメール分別搬送装置70が連結されている。
【0017】ここでは、先ず、搬送通路1の構造につい
て説明する。図1乃至図3に示すように、搬送通路1の
内部には、巻上機などの駆動機構7を介してケージ8が
昇降可能に設けられ、その駆動機構7によりケージ8が
各階フロアの出入口3に対応した位置に昇降又は停止さ
れるようになっている。
【0018】上記ケージ8は、両側面が開口した4角形
枠体9の内部に、底板を含めて上下に3個の支持台10
a、10b、10cを設けて形成され、その各支持台1
0a、10b、10cによってケージ8の内部が3つの
収納室11に区分けされている。また、開口したケージ
8の両側面は、各階フロアのボックス出入口3とメール
投入口4に向き合っており、その一方の開口がボックス
受入れ口12に、他方の開口がメール受入れ口13にな
っている。なお、上記両受入れ口12、13は、この例
では常に開口した状態としたが、各受入れ口12、13
に開閉扉を設け、その開閉扉を交互に開閉させることに
よりケージ8に対する収集ボックスとメールボックスの
受入れを制御するようにしてもよい。
【0019】一方、上記搬送通路1と各階フロアの各ボ
ックス出入口3との間には、それぞれマガジン14と、
そのマガジン14を上下動させるマガジン昇降装置15
が設置されている。
【0020】上記マガジン14は、図5に示すように、
両側が開口する箱状のマガジン本体16の上部と下部
に、収集ボックス2の支持台17a、17cを設け、マ
ガジン本体16の内部に、中央の支持台17bを設けて
おり、上記各支持台17a、17b、17cの上に、そ
れぞれ位置決めスペーサ18を介してゴミの収集ボック
ス2が支持されるようになっている。上記各支持台17
a、17b、17cの高さは、上述したケージ8の各支
持台10a、10b、10cの高さにそれぞれ対応して
形成され、図3のようにマガジン14とケージ8が同じ
高さとなった状態で上記各支持台10a〜10cと高さ
が一致するようになっている。
【0021】また、マガジン14の背面には、上下に一
対のガイドローラ19、19が取付けられ、そのガイド
ローラ19、19が、マガジン14に沿って立設した一
対のレール20、20に挟み込まれており、このガイド
ローラ19、19とレール20、20の嵌合によりマガ
ジン14の上下方向の動きが案内されている。
【0022】上記マガジン昇降装置15は、図4及び図
5に示すごとく、モータ21に連結する下側のスプロケ
ット軸20と、上記レール22の上端に設けた上部スプ
ロケット23とをチェーン24により連結し、そのチェ
ーン24の両端をそれぞれマガジン14の背面に設けた
ブラケット25、26に連結し、このチェーン24によ
りマガジン14を吊り下げるようにしている。また、チ
ェーン24にはバランスウェイト27が取付けられ、マ
ガジン14に対する重量バランスをとっている。このマ
ガジン昇降装置15では、モータ21によりスプロケッ
ト軸22が回転すると、スプロケット軸22と上部スプ
ロケット23との間でチェーン24が回動し、マガジン
14が昇降する。
【0023】また、上記ケージ8の各支持台10a、1
0b、10cの上部には、収集ボックス2をケージ8と
マガジン14の間で乗り移らせるためのボックス移載装
置28が設けられている。
【0024】このボックス移載装置28は、図3及び図
4に示すように、各支持台10a、10b、10cの上
面に固定した基台29の上に、中間テーブル30をスラ
イド可能に取付け、その中間テーブル30の上に移載テ
ーブル31をスライド可能に取付けて成っており、中間
テーブル30の下面に取付けたラックギヤ32に、基台
29下面に取付けたモータ34と連結するピニオンギヤ
33、33を噛み合わせている。
【0025】また、中間テーブル30に2個のスプロケ
ット35、36を取付け、その各スプロケット35、3
6に掛け渡したチェーン37、37の一端を基台29
に、他端を移載テーブル31にそれぞれ連結している。
【0026】このボックス移載装置28においては、モ
ータ34が回転すると、ピニオンギヤ33とラックギヤ
32の噛み合いにより中間テーブル30がスライドする
が、このスライドの動きはチェーン37、37を介して
移載テーブル31を引張ることになり、移載テーブル3
1が中間テーブル30に対して水平方向にスライドす
る。
【0027】このスライドする移載テーブル30は、図
3及び図8に示すように基台29に対して左右両方向に
スライドし、ケージ8の両側面の各受入れ口12、13
から外側へ飛び出すようになっている。また、図3に示
すようにマガジン14に向かってスライドした場合、マ
ガジン14の各支持台17a、17b、17cと、その
上に載った収集ボックス2の間のすき間に移載テーブル
31が入り込むようになっている。
【0028】上記ケージ8とマガジン14に収納される
収集ボックス2は、図11に示すように上部が開口した
ボックス形状で形成され、その上部開口に蓋板38が着
脱自在に取付けられ、側面に、バーコード等からなる識
別シート39が取付けられている。この識別シート39
に登録される情報は、各収集ボックスごとに異なる内容
とされ、それぞれ収集ボックス内部に収納する物品の種
類に対応して設定される。例えば、各収集ボックス2に
ゴミを収納する場合、上質紙等やその他の紙ゴミ、ビン
・缶などの資源ゴミ、その他の可燃ゴミというようにゴ
ミの種類に分けて登録する情報を設定する。
【0029】また、収集ボックス2の下側に装着される
位置決めスペーサ18は、マガジンの各支持台17a、
17b、17cの上に収集ボックス2の底面形状と同一
の形状で固定されており、マガジン14に支持した収集
ボックス2の横揺れを止めると共に、収集ボックスの下
側のすき間を大きくし、上記移載テーブル31が入り込
むだけのすき間40を形成している。
【0030】また、上記搬送通路1と、各階フロアに設
けた各メール投入口4との間には、図1及び図8に示す
ように、メールボックス41をケージ8に対して受渡し
するメールコンベヤ42が設置されている。このメール
コンベヤ42は、下面に設けたシリンダ43により昇降
可能となり、図8のようにケージ8内部のボックス移載
装置28からスライドした移載テーブル31に対して、
メールコンベヤ42を昇降させることにより、メールボ
ックス41を移載テーブルとメールコンベヤの間で受渡
しできるようになっている。
【0031】一方、図1及び図2に示すように、上記搬
送通路1の下端部のボックス搬出入口5にはゴミ分別搬
送装置50が接続されるが、このゴミ分別搬送装置50
は、ケージ8に対して収集ボックス2を受け渡しするボ
ックス受渡し装置51と、取出した収集ボックス2を各
々の貯留容器66、67へ移送するボックス移送装置6
0とから構成されている。
【0032】上記ボックス受渡し装置51は、図9及び
図10に示すように、搬送通路のボックス搬出入口5の
前側に接置した軌道52に、台車53を走行可能に設
け、その台車53に、それぞれピン54を介して2台の
コンテナ台55、56を上下に揺動可能に取付け、その
各コンテナ台55、56の上面に一対の平行なチェーン
コンベヤ57、57を設けて成っている。上記両チェー
ンコンベヤ57、57の間の間隔Lは、ボックス移載装
置28の移載テーブル31の幅よりも大きく、その移載
テーブル31で送り込まれる収集ボックス2の幅寸法よ
りも小さく形成されている。また、上記コンテナ台5
5、56の搬出入口5側の端部下面には昇降用シリンダ
58が設けられ、そのシリンダ58が伸縮することによ
りコンテナ台55、56がピン54を支点として揺動
し、ケージ8内部のボックス移載装置28に対してコン
テナ台55、56の端部が上下動するようになってい
る。
【0033】このボックス受渡し装置51においては、
ケージ8から収集ボックス2を取出す場合、図9のよう
に一方のコンベヤ台55がケージ8のボックス受入れ口
12に向かい合う位置まで台車53を移動させ、コンテ
ナ台55の端部をボックス移載装置28の移載テーブル
31より下方に位置させた状態で、移載テーブル31を
コンテナ台55のチェーンコンベヤ57、57の間にス
ライドさせる。この状態からコンテナ台55を上向きに
揺動させると、両チェーンコンベヤ57、57の上に収
集ボックス2が乗り上り、移載テーブル31から離れる
ため、次に移載テーブル31をケージ8内に戻すことに
よりボックスの受渡しが完了する。
【0034】この場合、2台のコンテナ台55、56の
うち、一方のコンテナ台55をケージ8からの収集ボッ
クス2の取り出しに使用し、他方のコンテナ台56を空
の収集ボックス2をケージ8に返却する作業に使用す
る。
【0035】上記ボックス受渡し装置51に接続するボ
ックス移送装置60は、図2に示すように、多数の直線
移動用ローラコンベヤ62と回動用ローラコンベヤ63
とで閉ループ状の搬送路61を形成し、その搬送路61
の複数の回動用ローラコンベヤ63に、引込み用ローラ
コンベヤ64を介して各種ゴミの貯留容器66、67を
接続して構成されている。
【0036】また、各貯留容器66、67に接続する回
動用ローラコンベヤ63の近傍には、それぞれ収集ボッ
クス2側面の識別シート39の情報を読み取る読取り装
置(図示略)が設けられ、この読取り装置の信号が搬送
装置の制御装置(図示省略)に送られるようになってい
る。この制御装置は、予め識別シート39に対応した物
品の情報が記憶され、各読取り装置から検出信号が入力
されると、その検出した物品の種類に応じて所要の回動
用ローラコンベヤ63を引込み用コンベヤ64に向かっ
て回動させ、搬送されてくる収集ボックス2を所定の貯
留装置66、67へ移動させるように設定されている。
【0037】また、奥側の回動用ローラコンベヤ63
は、返却用コンベヤ65を介してボックス受渡し装置5
1に接続されており、各貯留装置にゴミを排出した空の
収集ボックス2が返却用コンベヤ65を介してボックス
受渡し装置51に送り返されるようになっている。
【0038】また、各貯留容器に接続する引込み用コン
ベヤ64には、収集ボックス2から蓋板38を脱着する
ための蓋脱着装置(図示略)と、ボックス反転装置68
が設置され、引込み用コンベヤ64に移動した収集ボッ
クス2は、蓋板38を取外された後反転装置68によっ
て上昇反転され、内部のゴミが各貯留容器66、67に
排出される。
【0039】上記各貯留容器66、67は、収納される
ゴミの特性に応じた構造のものが使用され、図2に示す
ように各種の紙ゴミやビン類、プラスチック類にはオー
プン型の容器67が使用され、紙ゴミ以外の可燃ゴミに
はゴミを圧縮状態で貯留できる容器66が使用される。
【0040】一方、搬送通路1の下端部のメール搬出入
口6に接続するメール分別搬送装置70は、ケージ8に
対してメールボックス41を受け渡しするメール受渡し
装置71と、メールボックス41を所定の受発信位置ま
で移送するメール移送装置74とから構成されている。
上記メール受渡し装置71の構造は、上述したメールコ
ンベヤ42と同じであり、ベルトコンベヤ72と昇降シ
リンダ73とから構成されている。また、メール移送装
置74は、2本のベルトコンベヤ76、77を平行に配
置し、その各コンベヤ76、77の端部を、ターンテー
ブル75を介してメール受渡し装置70に接続して構成
されている。上記ベルトコンベヤ76、77は互いに逆
方向に回動駆動されるようになっており、一方のコンベ
ヤ76がメールボックス41の発信用、他方のコンベヤ
77が受信用として使用される。
【0041】この実施例の搬送装置は上記のような構造
であり、次にその作用を説明する。
【0042】建物の各階フロアB1 、B2 、……からゴ
ミを搬出するには、図3に示すように、先ず、マガジン
14の上部の支持台17aと搬送通路1の出入口3の高
さが一致するように、マガジン14を昇降させ、次に、
各階フロアにおいて種類別にゴミを収集した収集ボック
ス2を、出入口3からマガジン14の上部支持台17a
に送り込む。ついで、マガジン14を、下側の各支持台
17b、17cの高さずつ昇降させ、その各支持台17
b、17cに所定の収集ボックス2を収納する。
【0043】マガジン14が収集ボックス2で満載され
ると、出入口3に設けた操作盤によりケージ8を所定の
階フロアまで呼び出す。ケージ8が図3のようにマガジ
ン14と向き合う位置まで昇降すると、ケージ8内部の
各ボックス移載装置28を作動させ、マガジン14の各
支持台17a、17b、17cからケージ8の各支持台
10a、10b、10cへ収集ボックス2を乗り移らせ
る。このボックスの移し替が終了すると、ケージ8を地
階フロアBn まで下降させる。
【0044】ケージ8が地階フロアBn に到着すると、
ボックス受渡し装置51の一方のコンテナ台55に収集
ボックス2を取り出し、搬送路61のローラコンベヤ6
2に移送する。
【0045】一方、ボックス受渡し装置51の他方のコ
ンテナ台56からは、空の収集ボックス2がケージ8に
送られ、そのケージ8により今ゴミを搬出した階フロア
まで上昇し、出入口3から階フロアに引き出される。こ
れにより、各階フロアB1 、B2 、……には、常に収集
ボックス2が存在する状態となり、ゴミの収集作業を連
続して行なうことができる。
【0046】これに対して、搬送路61に送られたゴミ
が満杯の収集ボックス2は、搬送路61を移動する間
に、回動用ローラコンベヤ63の手前で読取り装置によ
って識別シート39から内部のゴミの種類が読取られ、
目的のゴミを収納した収集ボックス2が来ると、ローラ
コンベヤ63が回動し、引込み用のコンベヤ64に収集
ボックス2が移される。
【0047】この収集ボックス2は、貯留容器66、6
7に向かって引込み用コンベヤ64上を移動する間に、
蓋板38が取外され、反転装置68により上昇反転され
て、内部のゴミが貯留容器の内部に投入される。
【0048】ゴミが排出された収集ボックス2は、蓋板
が取付けられた後、返却用コンベヤ65を介してボック
ス受渡し装置51へ搬送され、ケージ8に戻される。
【0049】また、各貯留容器66、67に投入された
各種のゴミは、容器が満杯になると、塵芥収集車やゴミ
の中継輸送車等に移し替えられ、リサイクルや焼却され
る。
【0050】一方、郵便物や宅配物などのメールを搬送
する場合は、ケージ8を各階フロアB1 、B2 、……に
昇降させ、メール投入口4からメールコンベヤ42を介
して郵便物等を収集したメールボックス41をケージ8
の内部に収納させる。
【0051】このメールボックス41は、次にケージ8
の下降により地階フロアBnに搬送され、ついでメール
搬出入口6からメール受渡し装置71に排出され、メー
ル移送装置72のターンコンベヤ75を介してベルトコ
ンベヤ76に移され、発信される。
【0052】また、ベルトコンベヤ77に受信されたメ
ールボックスは、メール受渡し装置71を介してケージ
8に移され、ケージ8の上昇により各階フロアに送られ
る。
【0053】上記実施例の装置では、ゴミを収集した収
集ボックス2を、各階フロアの出入口のマガジン14に
待機させておくことができるので、例えば昼間はマガジ
ン14に収集ボックス2を待機させてケージ8をメール
搬送に使用し、夜間になって収集ボックス2をマガジン
14からケージ8に移し替えてゴミ搬送を行なうことが
可能となり、搬送作業の柔軟なコントロールを行なうこ
とができる。
【0054】
【効果】以上のように、この発明の搬送装置は、搬送通
路の出入口から複数の収集ボックスをマガジンに収納
し、その収集ボックスをマガジンからケージに同時に移
し替えて搬送するため、収集ボックスのケージに対する
移し替えや搬送を短時間で行なうことができ、物品の搬
送効率を大きく向上することができる。また、搬送通路
の出入口の前に複数の収集ボックスを待機させる必要が
ないため、待機や搬送のためのスペースを縮小すること
ができる。
【0055】また、この発明の第2の手段では、搬送通
路の両側の出入口からケージにゴミの収集ボックスやメ
ールボックスなどの物品を受け渡しできるので、多種類
の物品を1つのケージで搬送することができ、搬送装置
の使用効率を向上させることができる。
【0056】さらに、第3の手段では、搬送通路の下端
でケージに対して収集ボックスの受け渡しを行ない、そ
の取出した収集ボックスを所定の貯留位置へ機械的に連
続して搬送するため、物品を受け渡すためのケージの停
止や待機時間を短縮でき、物品の分別作業を効率よく行
なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の搬送装置の全体構造を示す縦断正面図
【図2】同上の横断平面図
【図3】同上の搬送通路の内部構造を示す断面図
【図4】図3のIV−IV線に沿った断面図
【図5】図4のV−V線に沿った断面図
【図6】図4のVI−VI線に沿った断面図
【図7】図6のVII−VII線に沿った断面図
【図8】ケージとメールコンベヤを示す断面図
【図9】ボックス受渡し装置を示す横断平面図
【図10】図9の縦断側面図
【図11】収集ボックスと位置決めスペーサを示す斜視
【図12】従来例を示す断面図
【符号の説明】
1 搬送通路 2 収集ボックス 3 出入口 4 メール投入口 5 ボックス搬出入口 6 メール搬出入口 8 ケージ 10a、10b、10c 支持台 14 マガジン 15 マガジン昇降装置 17a、17b、17c 支持台 28 ボックス移載装置 31 移載テーブル 41 メールボックス 50 ゴミ分別搬送装置 51 ボックス受渡し装置 60 ボックス移送装置 70 メール分別搬送装置 71 メール受渡し装置 72 メール移送装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケージが昇降する搬送通路と、その搬送
    通路に沿って複数設けた出入口との間に、マガジンと、
    そのマガジンを上記出入口に対して上下動させる昇降機
    構を設け、上記マガジンとケージに、物品の収集ボック
    スを上下方向に配列して支持する複数の支持台をそれぞ
    れ対応して設け、上記ケージの各支持台に、収集ボック
    スをケージとマガジン間で乗り移らせるボックス移載手
    段を設けた物品の搬送装置。
  2. 【請求項2】 上記ケージの両方の側面に、物品の受入
    口を設け、上記搬送通路の両側面に、上記各受入口に対
    応する複数の出入口を設けた請求項1に記載の物品の搬
    送装置。
  3. 【請求項3】 上記搬送通路の下端部に設けた搬出入口
    に、収集ボックスを受渡しする受渡し手段を設け、その
    受渡し手段に、収集ボックスをその内部の物品の種類に
    応じて所定の貯留場所へ搬送する分別搬送手段を連結し
    た請求項1に記載の物品の搬送装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0654608U (ja) * 1992-12-26 1994-07-26 株式会社イトーキクレビオ 垂直搬送路を利用した物品収納装置
JP2009067528A (ja) * 2007-09-13 2009-04-02 Asyst Technologies Japan Inc 搬送システム
CN112722665A (zh) * 2021-01-05 2021-04-30 湖南先森智能科技有限公司 待染缓存装置及其使用方法

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