JPH0687706B2 - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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JPH0687706B2
JPH0687706B2 JP32462888A JP32462888A JPH0687706B2 JP H0687706 B2 JPH0687706 B2 JP H0687706B2 JP 32462888 A JP32462888 A JP 32462888A JP 32462888 A JP32462888 A JP 32462888A JP H0687706 B2 JPH0687706 B2 JP H0687706B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、走行速度と同調して駆動される刈取搬送装置
からの刈取穀稈を、略定まった速度で、駆動されるフィ
ードチェーンによって脱穀装置に供給する搬送系を有し
て成るコンバインに関し、詳しくは、刈取搬送装置から
の刈取穀稈を円滑にフィードチェーンに対して受渡すた
めの技術に関するものである。
〔従来の技術〕
上記の如く、刈取搬送装置からの刈取穀稈を円滑にフィ
ードチェーンに対して受渡すための技術として、従来、
特開昭53-54535号公報に示されるものが存在し、この引
例では、刈取搬送装置とフィードチェーンとの間に中間
搬送装置を配置すると共に、この中間搬送装置の駆動速
度を刈取搬送装置と同調するよう連係することで、車体
の走行速度の変化に拘らず刈取搬送装置からの刈取穀稈
に姿勢の乱れを生じさせること等を抑制するよう構成さ
れている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、倒伏状態の穀稈を収穫する際等、車体の走行速
度を大きく低下させて収穫作業を行う場合を考えると、
前記引例の穀稈搬送系では、走行速度と連係して中間搬
送装置の駆動速度も大きく低下するので、刈取穀稈搬送
装置と中間搬送装置との間における刈取穀稈の受け渡し
は良好に行われる反面、中間搬送装置とフィードチェー
ンとの間の搬送速度の差が大きくなることから、中間搬
送装置を設けてあるにも拘らず、中間搬送装置を介して
フィードチェーンを送られる刈取穀稈に姿勢の乱れを生
ずることもある。
本発明の目的は、合理的な改造により、走行速度を大き
く低下させても、刈取搬送装置からフィードチェーンへ
送られる刈取穀稈の搬送姿勢の乱れを生じ難い搬送系を
構成する点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の特徴は、前述の如く走行速度と同調する刈取搬
送装置と、略定まった速度で駆動されるフィードチェー
ンを有するコンバインにおいて、前記刈取搬送装置とフ
ィードチェーンとの間に中間搬送装置を配置すると共
に、この中間搬送装置の駆動速度を、走行速度が所定値
以下では、フィードチェーンと刈取搬送装置との中間の
速度で駆動し、走行速度が所定値以上ではフィードチェ
ーンと刈取搬送装置との中間の駆動速度で、かつ、刈取
搬送装置と同調する速度で駆動する駆動手段を有して成
る点にあり、その作用、及び、効果は次の通りである。
〔作用〕
上記特徴を例えば第1図に示すように構成すると、走行
速度を大きく低下させた際に中間搬送装置(13)を、刈
取搬送装置(6)と、フィードチェーン(9)との中間
の駆動速度で駆動できるので、前記引例のように中間搬
送装置(13)とフィードチェーン(9)との間の速度差
が拡大するという現象を抑制でき、しかも、刈取搬送装
置(6)と中間搬送装置(13)との間における速度差
も、中間搬送装置(13)とフィードチェーン(9)との
間における速度差と同じ程度に設定できることになる。
又、所定の走行速度より高速で走行する際には、中間搬
送装置(13)が走行速度と同調して駆動されるので、刈
取搬送装置(6)に対する中間搬送装置(13)の同調速
度を適切に設定することによって、刈取搬送装置(6)
と中間搬送装置(13)との間の速度差小さく設定できる
と共に、中間搬送装置(13)とフィードチェーン(9)
との間の速度差を一層低減できることになる。
〔発明の効果〕
従って、前述の如く中間搬送装置の駆動形態を切換る駆
動手段を設けるという改造によって、走行速度を大きく
低下させても、刈取搬送装置からフィードチェーンに送
られる刈取穀稈の搬送姿勢に乱れを生じ難い搬送系が構
成されたのである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第2図に示すように、左右一対のクローラ走行装置
(1)を有した車体(2)の前部に、複数の引起し装置
(3)、バリカン型の刈取装置(4)、刈取穀稈(5)
を送る刈取搬送装置(6)夫々を有した刈取前処理部を
昇降自在に連結すると共に、この刈取前処理部からの刈
取穀稈(5)が供給される脱穀装置(7)を車体(2)
に搭載してコンバインを構成する。
第1図及び第2図に示すように、前記クローラ走行装置
(1)は、車体(2)の前部中央位置に配置された伝動
ケース(8)からの動力が伝えられるよう構成され、前
記刈取搬送装置(6)等を有する刈取前処理部はこの伝
動ケース(8)を介した動力が伝えられるよう伝動系が
形成されることで走行速度と同調して駆動されるよう構
成されている。
又、脱穀装置(7)は、前後向きの軸芯周りで駆動回転
する扱胴(7a)を有すると共に、この扱胴(7a)に対し
て刈取穀稈を横倒れ姿勢で供給するフィードチェーン
(9)を有し、このフィードチェーン(9)は、エンジ
ン(10)からの動力を脱穀装置(7)の選別部(図示せ
ず)に動力を伝えるための伝動ケース(11)、及び、減
速ケース(12)夫々を介して伝えられることで、略定ま
った速度で駆動されるよう構成されている。
このコンバインでは、刈取搬送装置(6)からの刈取穀
稈(5)を円滑にフィードチェーン(9)に受渡すた
め、刈取搬送装置(6)とフィードチェーン(9)との
間に搬送チェーン型の中間搬送装置(13)を一対設けて
あり、この中間搬送装置(13)は、車体(2)の走行速
度が所定値以下の場合には、フィードチェーン(9)と
刈取搬送装置(6)との中間の速度で刈取穀稈(5)を
搬送するよう前記減速ケース(12)からの動力で駆動さ
れ、又、車体(2)の走行速度が所定値以上の場合に
は、フィードチェーン(9)と刈取搬送装置(6)との
中間の速度で、かつ、刈取搬送装置(6)と同調する速
度で刈取穀稈(5)を搬送するよう前記伝動ケース
(8)からの動力が伝動経路(14)を介して伝えられ
る。
詳述すると、フィードチェーン(9)には減速ケース
(12)に設けた第1スプロケット(15)を介して動力が
伝えられ、車体(2)の走行速度が所定値以下の場合に
は、フィードチェーン(9)の前部に配置された大径の
第2スプロケット(16)からの動力が一方クラッチ(1
7)、回動軸(18)、一対の小径の第3スプロケット(1
9),(19)を介して中間搬送装置(13),(13)に伝
えられ、又、車体(2)の走行速度が所定値以上に達し
た場合には、前記伝動経路(14)に介装したクラッチ
(20)を入り操作して、前記回動軸(18)に動力を伝え
ることで、フィードチェーン(9)を介して伝えられる
速度より高い速度で、かつ、走行速度と同調する速度で
中間搬送装置(13)を駆動するようになっている。
因みに前記一方クラッチ(17)は、クラッチ(20)を介
した動力が回動軸(18)に伝えられると、第2スプロケ
ット(16)の回動速度より高い速度での回動軸(18)の
回動を許すよう伝動方向が設定されている。そしてフィ
ードチェーン(9)から回動軸(18)に至る伝動系、及
び、クラッチ(20)から回動軸(18)に至る伝動系を併
せて駆動手段(A)と称する。
第3図に示すように、前記刈取装置(4)は刈取前処理
部の側に固設された受刃(4a)と、この受刃(4a)に対
してスライド移動自在に支持された刈刃(4b)とを有す
ると共に、刈刃(4b)の側には「V」型の係入凹部(21
a)を形成した駆動部材(21)が取付けられ、バネ(2
2)で伸長方向に付勢された揺動アーム(23)の先端部
のローラ(24)を係入凹部(21a)にすることで、揺動
アーム(23)の円弧運動を、刈刃(4b)の往復直線運動
に変換するよう構成してある。
〔別実施例〕
本発明は上記実施例以外に例えば、中間搬送装置を単一
の搬送チェーン、あるいは、搬送ベルトで構成して良
く、又、中間搬送装置に動力を伝達するため、特別の変
速装置を駆動手段に備えて良く、又、伝動経路を切換る
ための制御装置を備える等、様々に実施可能である。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係るコンバインの実施例を示し、第1図
は搬送系の伝動構造を表す概略図、第2図はコンバイン
の全体側面図、第3図は刈取装置の駆動構造の平面図で
ある。 (5)……刈取穀稈、(6)……刈取搬送装置、 (7)……脱穀装置、(9)……フィードチェーン、 (13)……中間搬送装置、(A)……駆動手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行速度と同調して駆動される刈取搬送装
    置(6)からの刈取穀稈(5)を、略定まった速度で、
    駆動されるフィードチェーン(9)によって脱穀装置
    (7)に供給する搬送系を有して成るコンバインであっ
    て、前記刈取搬送装置(6)とフィードチェーン(9)
    との間に中間搬送装置(13)を配置すると共に、この中
    間搬送装置(13)の駆動速度を、走行速度が所定値以下
    では、フィードチェーン(9)と刈取搬送装置(6)と
    の中間の速度で駆動し、走行速度が所定値以上ではフィ
    ードチェーン(9)と刈取搬送装置(6)との中間の駆
    動速度で、かつ、刈取搬送装置(6)と同調する速度で
    駆動する駆動手段(A)を有して成るコンバイン。
JP32462888A 1988-12-21 1988-12-21 コンバイン Expired - Fee Related JPH0687706B2 (ja)

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