JPH0687717U - ラバーモールド軸受 - Google Patents
ラバーモールド軸受Info
- Publication number
- JPH0687717U JPH0687717U JP2840393U JP2840393U JPH0687717U JP H0687717 U JPH0687717 U JP H0687717U JP 2840393 U JP2840393 U JP 2840393U JP 2840393 U JP2840393 U JP 2840393U JP H0687717 U JPH0687717 U JP H0687717U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer diameter
- rubber
- bearing
- diameter surface
- outer ring
- Prior art date
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- Pending
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- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ゴム17の保持力維持向上を図ると共に、製
造工程の簡略化、コスト低減を図る。 【構成】 外輪12の外径面12aには比較的粗い研削
目12a1があり、ゴム17が接着剤18の薄い層を介
して外径面12aに密着している。研削目12a1は外
径面粗研削(あるいは、標準軸受外輪の再研削)によっ
て形成されたもので、外径面12aを円周方向あるいは
交差方向に筋目状に走っている。
造工程の簡略化、コスト低減を図る。 【構成】 外輪12の外径面12aには比較的粗い研削
目12a1があり、ゴム17が接着剤18の薄い層を介
して外径面12aに密着している。研削目12a1は外
径面粗研削(あるいは、標準軸受外輪の再研削)によっ
て形成されたもので、外径面12aを円周方向あるいは
交差方向に筋目状に走っている。
Description
【0001】
本考案は、各種自動販売機、金融機器、発券機の紙幣(カード)識別、搬送機 構などにおいて使用されるラバーモールド軸受に関する。
【0002】
ラバーモールド軸受は、軸受鋼あるいはステンレス鋼からなる軸受の外輪の外 径面にゴムを焼付け接着したものであるが、ゴムは、ゴム自身の焼付け成形によ る付着力と外輪の外径面に予め薄く塗布された接着剤の接着力によって外輪に強 固に保持されている。従来、このようなラバーモールド軸受の外輪は、旋削→ 熱処理→外径面研削→転走面研削→外径面ショットブラスト→外径面 接着剤塗布→ゴム焼付け成形→ゴム外径研削といった工程を経て製造されて いた。転走面研削までは標準軸受の外輪(以下、標準軸受外輪という。)と全 く同一の工程であり、外径面ショットブラスト以降がラバーモールド軸受特有 の工程である。すなわち、従来は、標準軸受外輪をそのまま使用して(他の軸受 部品も標準軸受部品をそのまま使用している)、これに、別途、ゴム成形加工を 施すことによってラバーモールド軸受とするのが通例であった。接着剤の塗布前 、外輪の外径面にショットブラスト加工を施すのは、外径面研削を経て表面粗 さRmax=2s程度に仕上げられた標準軸受外輪の外径面を適度に粗くするこ とによって、ゴムの焼付け成形による付着力および接着剤の接着力を高め、以て 、ゴムの保持力を確保するためである。
【0003】
ショットブラスト加工は、鋼球粒子などのショットを被加工材表面に高速で吹 き付ける加工法であるが、一般に、被加工材よりも硬度の高い粒子をショットと して用いる。ところが、上記製造工程において、軸受外輪の硬度は熱処理によ ってHRC60程度と非常に高くなっており、それよりも硬度の高い高硬度のシ ョットを用いる外径面ショットブラストは加工コストが高く、ゴム成形のため の総コストに占めるコスト割合が高くなる傾向にある。
【0004】 また、外径面ショットブラストは、通常、軸受組み立て後に行なわれており 、ショットが軸受内に侵入する懸念もある。
【0005】 本考案の目的は、ラバーモールド軸受におけるゴム保持力の維持向上を図ると 共に、製造工程の簡略化、コスト低減を図ることにある。
【0006】
本考案のラバーモールド軸受は、軸受外輪の外径面にゴムを焼付け接着したも のにおいて、軸受外輪の外径面が標準軸受外輪の外径面よりも粗い研削目を有す ることを特徴とするものである。
【0007】 また、上記構成において、外径面が表面粗さRmax=4s〜10sの研削目 を有するものである。
【0008】
軸受外輪の外径面を、標準軸受外輪の外径面よりも粗い研削目を有する表面性 状とすることにより、ショットブラストを施さなくても、ゴムの保持力を確保す るのに適した表面粗さを得ることができる。また、ショットブラストによる外径 面がディンプル状の方向性をもたない粗さ面であるのに対し、研削目を有する外 径面は筋目状の方向性をもった粗さ面である。そのため、ゴムの焼付け成形によ る付着力および接着剤の接着力が高く、ゴムの外径面への保持力が従来に比べ向 上する。
【0009】
以下、本考案の実施例について説明する。
【0010】 図1に示すラバーモールド軸受は、小径玉軸受10の外輪12の外径面12a にエーテル系又はエステル系のポリウレタンゴム17を焼付け接着したものであ る。外径面12aとゴム17との間には、接着剤18が介在している。内輪13 、ボール14、保持器15、シール16はすべて標準軸受部品をそのまま使用し ている。
【0011】 外輪12は、旋削→熱処理→外径面粗研削→転走面研削→外径面接 着剤塗布→ゴム焼付け成形→ゴム外径研削といった工程を経て製造される。 従来工程におけるショットブラストはなされていない。熱処理を終えた外輪素 材の外径面は、外径面粗研削によって表面粗さRmax=4s〜10s程度に 仕上げられる。あるいは、標準軸受外輪の外径面(一般に、外径面研削を経て表 面粗さRmax=2s程度に仕上げられている)に再度粗研削を施して上記粗さ 程度に仕上げても良い。
【0012】 図2に拡大して示すように、外輪12の外径面12aには比較的粗い研削目1 2a1があり、ゴム17が接着剤18の薄い層を介して外径面12aに密着して いる。尚、同図では、研削目12a1の大きさ、接着剤18の厚さがかなり誇張 されている。研削目12a1は外径面粗研削(あるいは、標準軸受外輪の再研 削)によって形成されたもので、研削砥石(図示省略)の摺動に対応して、外径 面12aを円周方向あるいは交差方向に筋目状に走っている。従来のショットブ ラストによる外径面がディンプル状の方向性をもたない粗さ面であるのに対し、 外径面12aは筋目状の方向性をもった粗さ面である。
【0013】 外径面12aがこのような表面性状を有するため、ゴム17の焼付け成形によ る付着力および接着剤18の接着力が高く、ゴム17の外径面12aへの保持力 が従来に比べ向上するばかりでなく、ショットブラスト加工が不要になるため、 製造工程の簡略化、コスト低減を図ることができる。
【0014】
以上説明したように、本考案によれば、軸受外輪の外径面が標準軸受外輪の外 径面よりも粗い研削目を有するので、外径面に焼付け接着したゴムの保持力が従 来に比べ向上するばかりでなく、ショットブラスト加工が不要になるので、製造 工程の簡略化、コスト低減を図ることができる。このような効果は、外径面が表 面粗さRmax=4s〜10sの研削目を有する時、より一層顕著に発揮される 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す断面図(図a)、図aに
おける外輪の外径面周辺部の拡大断面図である(図b)
である。
おける外輪の外径面周辺部の拡大断面図である(図b)
である。
12 外輪 12a 外径面 12a1 研削目 17 ゴム 18 接着剤
Claims (2)
- 【請求項1】 軸受外輪の外径面にゴムを焼付け接着し
たラバーモールド軸受において、前記軸受外輪の外径面
が標準軸受外輪の外径面よりも粗い研削目を有すること
を特徴とするラバーモールド軸受。 - 【請求項2】 前記軸受外輪の外径面が表面粗さRma
x=4s〜10sの研削目を有することを特徴とする請
求項1のラバーモールド軸受。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2840393U JPH0687717U (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | ラバーモールド軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2840393U JPH0687717U (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | ラバーモールド軸受 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0687717U true JPH0687717U (ja) | 1994-12-22 |
Family
ID=12247704
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2840393U Pending JPH0687717U (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | ラバーモールド軸受 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0687717U (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107166695A (zh) * | 2017-06-07 | 2017-09-15 | 奥克斯空调股份有限公司 | 一种空调滚动部件 |
| CN107327493A (zh) * | 2017-06-07 | 2017-11-07 | 奥克斯空调股份有限公司 | 一种空调滚动轴承及制作工艺 |
| CN108730335A (zh) * | 2017-04-19 | 2018-11-02 | 精工电子有限公司 | 带覆盖层的滑动轴承以及驱动模块 |
| CN110939650A (zh) * | 2018-09-25 | 2020-03-31 | 精工电子有限公司 | 结构体 |
-
1993
- 1993-05-31 JP JP2840393U patent/JPH0687717U/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108730335A (zh) * | 2017-04-19 | 2018-11-02 | 精工电子有限公司 | 带覆盖层的滑动轴承以及驱动模块 |
| CN107166695A (zh) * | 2017-06-07 | 2017-09-15 | 奥克斯空调股份有限公司 | 一种空调滚动部件 |
| CN107327493A (zh) * | 2017-06-07 | 2017-11-07 | 奥克斯空调股份有限公司 | 一种空调滚动轴承及制作工艺 |
| CN110939650A (zh) * | 2018-09-25 | 2020-03-31 | 精工电子有限公司 | 结构体 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990525 |