JPH068807B2 - 超音波探触子ホルダ - Google Patents
超音波探触子ホルダInfo
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- JPH068807B2 JPH068807B2 JP61052041A JP5204186A JPH068807B2 JP H068807 B2 JPH068807 B2 JP H068807B2 JP 61052041 A JP61052041 A JP 61052041A JP 5204186 A JP5204186 A JP 5204186A JP H068807 B2 JPH068807 B2 JP H068807B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N2291/00—Indexing codes associated with group G01N29/00
- G01N2291/04—Wave modes and trajectories
- G01N2291/044—Internal reflections (echoes), e.g. on walls or defects
Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は超音波探触子ホルダに関するものであり、詳し
くは一対の送信用探触子と受信用探触子とを用いて管状
被検体を探傷する際に用いる探触子ホルダに関する。
くは一対の送信用探触子と受信用探触子とを用いて管状
被検体を探傷する際に用いる探触子ホルダに関する。
[従来の技術] 管に生ずる欠陥、たとえばアンモニア製造装置や水素製
造装置等の反応管に発生するクリープ割れ等を検出する
方法として、管の周面上に発信用と受信用とから成る一
対の超音波探触子を離隔配置し、上記管の肉厚部に超音
波を通過させ、その通過の度合いによって割れの有無や
その程度を検出しようとする超音波探傷法がある。第9
図は上記超音波探傷法を実施する際に、発信用と受信用
の探触子を一体的に保持するための超音波探触子ホルダ
を示したものである。送信用探触子A、受信用探触子
A’共に探触子収容ブロックB,B’に装着されてお
り、該ブロックB,B’の底面b,b’は管の外周面に
沿って湾曲成形されている。これらブロックB,B’は
一対の腕部材C,C’に、止めねじD,D’を介して回
動自在かつ固定可能に取り付けられている。また上記一
対の腕部材CとC’とはピンEを介して互いに揺動自在
に連結されている。上記送信用探触子Aと受信用探触子
A’とを図の如く配設した場合、送信用探触子Aから発
信された超音波は、探触子ブロックBの開口Wに滞留し
ている接触媒質たる水の中を矢印Oの如く進行し、次い
で管Fの肉厚部を矢印Pの如く進行したのち探触子ブロ
ックB’の開口W’に滞留した水の中を矢印Qで示す如
く進行して受信用探触子A’に到達する。かくすること
によって管Fの肉厚部における超音波の通過範囲Gにつ
いての探傷が行なわれる。
造装置等の反応管に発生するクリープ割れ等を検出する
方法として、管の周面上に発信用と受信用とから成る一
対の超音波探触子を離隔配置し、上記管の肉厚部に超音
波を通過させ、その通過の度合いによって割れの有無や
その程度を検出しようとする超音波探傷法がある。第9
図は上記超音波探傷法を実施する際に、発信用と受信用
の探触子を一体的に保持するための超音波探触子ホルダ
を示したものである。送信用探触子A、受信用探触子
A’共に探触子収容ブロックB,B’に装着されてお
り、該ブロックB,B’の底面b,b’は管の外周面に
沿って湾曲成形されている。これらブロックB,B’は
一対の腕部材C,C’に、止めねじD,D’を介して回
動自在かつ固定可能に取り付けられている。また上記一
対の腕部材CとC’とはピンEを介して互いに揺動自在
に連結されている。上記送信用探触子Aと受信用探触子
A’とを図の如く配設した場合、送信用探触子Aから発
信された超音波は、探触子ブロックBの開口Wに滞留し
ている接触媒質たる水の中を矢印Oの如く進行し、次い
で管Fの肉厚部を矢印Pの如く進行したのち探触子ブロ
ックB’の開口W’に滞留した水の中を矢印Qで示す如
く進行して受信用探触子A’に到達する。かくすること
によって管Fの肉厚部における超音波の通過範囲Gにつ
いての探傷が行なわれる。
上記超音波探触子ホルダにおいて、送信用探触子Aと受
信用探触子A’との間隔、つまり中心角を変更する場合
には、先ずねじD,D’を緩めたのち管の外周面にその
底面b,b’を密着させつつ上記探触子ブロックB,
B’を探触子A,A’と共に移動させる。両探触子A,
A’が任意の位置に占位したところで上記ねじD,D’
を締めることによって探触子A,A’の設置が完了す
る。
信用探触子A’との間隔、つまり中心角を変更する場合
には、先ずねじD,D’を緩めたのち管の外周面にその
底面b,b’を密着させつつ上記探触子ブロックB,
B’を探触子A,A’と共に移動させる。両探触子A,
A’が任意の位置に占位したところで上記ねじD,D’
を締めることによって探触子A,A’の設置が完了す
る。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、管の肉厚あるいは外径に起因して、管の肉厚
部への超音波の入射角度等を変更しようとする場合に
は、探触子A,A’を収容ブロックB,B’と共に管の
表面に対して任意の角度傾け、こののち止めねじD,
D’を締め付けて腕部材C,C’に上記ブロックB,
B’を固定すればよいのであるが、このとき、上述した
ように上記一対の腕部材C,C’はピンEによって互い
に揺動自在に連結されているのみであり、また収容ブロ
ックB,B’は管表面に対し傾いているため、上記探触
子A,A’を任意の位置に保持することは困難である。
また上記収容ブロックB,B’を管表面に対して傾ける
と、収容ブロックB,B’の底面b,b’と管表面との
間にできる隙間から収容ブロックB,B’の開口W,
W’に滞留していた接触媒質が流れ出てしまい、超音波
探傷が不可能となる。
部への超音波の入射角度等を変更しようとする場合に
は、探触子A,A’を収容ブロックB,B’と共に管の
表面に対して任意の角度傾け、こののち止めねじD,
D’を締め付けて腕部材C,C’に上記ブロックB,
B’を固定すればよいのであるが、このとき、上述した
ように上記一対の腕部材C,C’はピンEによって互い
に揺動自在に連結されているのみであり、また収容ブロ
ックB,B’は管表面に対し傾いているため、上記探触
子A,A’を任意の位置に保持することは困難である。
また上記収容ブロックB,B’を管表面に対して傾ける
と、収容ブロックB,B’の底面b,b’と管表面との
間にできる隙間から収容ブロックB,B’の開口W,
W’に滞留していた接触媒質が流れ出てしまい、超音波
探傷が不可能となる。
[問題点を解決するための手段] 本発明は上記実情に鑑みて、送信用と受信用との一対の
探触子をそれぞれ案内部材に直線移動可能に係合し、ま
たこの一対の案内部材を管状被検体の周面上に位置決め
されるホルダ本体にそれぞれ揺動自在に配設し、さらに
案内部材に対して探触子を任意の位置に保持される位置
決め手段と、ホルダ本体に対して上記案内部材を任意の
位置に保持させる位置決め手段とを設け、かつ少なくと
も上記一対の探触子の探触面を囲うシール部材を設けて
いる。
探触子をそれぞれ案内部材に直線移動可能に係合し、ま
たこの一対の案内部材を管状被検体の周面上に位置決め
されるホルダ本体にそれぞれ揺動自在に配設し、さらに
案内部材に対して探触子を任意の位置に保持される位置
決め手段と、ホルダ本体に対して上記案内部材を任意の
位置に保持させる位置決め手段とを設け、かつ少なくと
も上記一対の探触子の探触面を囲うシール部材を設けて
いる。
[作用] 上記構成の超音波探触子ホルダによれば、管状被検体の
周面上に位置決めされたホルダ本体を基準とすることに
よって探触子を正確に任意の位置に固定保持することが
できる。また上記探触子が管状被検体表面に対して傾い
て配置されても、上記シール部材によって探触子底面と
管状被検体表面との間には常に接触媒質が滞留すること
となる。
周面上に位置決めされたホルダ本体を基準とすることに
よって探触子を正確に任意の位置に固定保持することが
できる。また上記探触子が管状被検体表面に対して傾い
て配置されても、上記シール部材によって探触子底面と
管状被検体表面との間には常に接触媒質が滞留すること
となる。
[実施例] 以下本発明の具体的構成を、一実施例を示す図面に基づ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
第1図ないし第8図は本発明に係わる超音波探触子ホル
ダ1を、管をその全周に亘って連続的に探傷する装置に
おける探触子ホルダとして用いた例を示したものであ
る。該ホルダ1はホルダ本体10、探触子案内部材5
0,50’およびシール部材100等から構成されてお
り、上記ホルダ本体10は相対向する2枚の側壁11と
12と、両側壁11と12とを連結する支柱13とを有
している。また上記側壁11,12において被検体たる
管200(第1図、第4図参照)の表面と対向する下方
縁部11a,12aは管200の周面201に沿うよう
に湾曲形成されている。さらに上記側壁11,12の左
右両端部にはローラ14,14,15,15がそれぞれ
回転自在に支承されており、上記各ローラ14,14,
15,15は上記側壁11,12の下方縁部11a,1
2aから一部が突出するようそれぞれ配設されている。
また上記側壁11には、そのほぼ中央部に設けられた接
触媒質供給口16から延び、かつ下方縁部11aに開口
する接触媒質供給路17が形成されている。一方、上述
したように上記ホルダ本体10には探触子案内部材50
が配設されている。該探触子案内部材50は相対向する
案内側板51と52、および底板53等から成ってお
り、上記案内側板51,52,および底板53から画成
された空間には発信用に供される探触子300が摺動自
在に嵌め込まれている。この探触子300における探触
面301と、上記底板53の内表面との間には、接触媒
質としてグリセリンが介在している。また、上記ホルダ
本体10は探傷作業にあたって第1図に示すように管2
00の周方向に沿って配置されるので上記探触子300
は、上記管200の軸方向とほぼ直交する方向に移動自
在に配設されることとなる。また上記探触子300には
移動部材54が嵌着しており、該移動部材54には上記
案内側板51に遊転自在に支承された調整ねじ55が螺
合している。該調整ねじ55を適宜回動させることによ
って探触子300を任意の位置に移動させることができ
る。また上記移動部材54には指針56が画かれてお
り、一方上記案内側板52には目盛57が刻まれてい
る。上記移動部材54、調整ねじ55、指針56、およ
び目盛57等から位置決め手段500が構成されてい
る。また上記底板53の一方端部には支軸20が貫通し
ており、これによって上記探触子案内部材50は支軸2
0を中心として揺動自在に上記ホルダ本体10に支承さ
れている。一方上記ホルダ本体10の側壁11には図中
上下方向(第2図参照)に延びかつ湾曲した長穴18が
形成されており、該長穴18には止めねじ60が遊嵌し
ている。該止めねじ60は上記探触子案内部材50にお
ける支軸20が貫通していると反対側の下方端部に螺着
しており、上記止めねじ60を長穴18内を移動させる
ことによって、上記探触子案内部材50が支軸20を中
心として揺動する。また上記長穴18には、止めねじ6
0と共に長穴18内を摺動する支針61が配設されてお
り、一方上記ホルダ本体1の側壁11表面には、上記支
軸20を中心とした角度目盛62が刻まれている。上記
長穴18、止めねじ60、指針61、および角度目盛6
2によって位置決め手段600が構成されている。一
方、上記ホルダ本体10には、上述した送信用の探触子
300を保持する探触子案内部材50と共に受信用の探
触子300’を保持する探触子案内部材50’が配設さ
れている。この探触子案内部材50’は各図面からも明
らかなように、ホルダ本体10内部において上述した探
触子案内部材50と対象に形成および配設されている。
そこで探触子案内部材50’に関連する各要素において
上述した探触子案内部材50と同一形状あるいは同一の
動作態様を示す要素については上述した探触子案内部材
50と同番号を記すとともにその番号に′(ダッシュ)
を附して詳細な説明は省略する。また第4図および第8
図に示すようにホルダ本体10の下部にはシール部材1
00が配設されている。該シール部材100は上記一対
の探触子300,300’の周囲を覆うようにかつ該探
触子300,300’における探触面301,301’
を囲うように上記ホルダ本体10、および探触子案内部
材50,50’に充填されており、該シール部材100
はナイロンスポンジから構成されている。また第8図か
らも明らかなようにシール部材100における上記接触
媒質供給路17と対応する部位には切り欠き101が設
けられている。
ダ1を、管をその全周に亘って連続的に探傷する装置に
おける探触子ホルダとして用いた例を示したものであ
る。該ホルダ1はホルダ本体10、探触子案内部材5
0,50’およびシール部材100等から構成されてお
り、上記ホルダ本体10は相対向する2枚の側壁11と
12と、両側壁11と12とを連結する支柱13とを有
している。また上記側壁11,12において被検体たる
管200(第1図、第4図参照)の表面と対向する下方
縁部11a,12aは管200の周面201に沿うよう
に湾曲形成されている。さらに上記側壁11,12の左
右両端部にはローラ14,14,15,15がそれぞれ
回転自在に支承されており、上記各ローラ14,14,
15,15は上記側壁11,12の下方縁部11a,1
2aから一部が突出するようそれぞれ配設されている。
また上記側壁11には、そのほぼ中央部に設けられた接
触媒質供給口16から延び、かつ下方縁部11aに開口
する接触媒質供給路17が形成されている。一方、上述
したように上記ホルダ本体10には探触子案内部材50
が配設されている。該探触子案内部材50は相対向する
案内側板51と52、および底板53等から成ってお
り、上記案内側板51,52,および底板53から画成
された空間には発信用に供される探触子300が摺動自
在に嵌め込まれている。この探触子300における探触
面301と、上記底板53の内表面との間には、接触媒
質としてグリセリンが介在している。また、上記ホルダ
本体10は探傷作業にあたって第1図に示すように管2
00の周方向に沿って配置されるので上記探触子300
は、上記管200の軸方向とほぼ直交する方向に移動自
在に配設されることとなる。また上記探触子300には
移動部材54が嵌着しており、該移動部材54には上記
案内側板51に遊転自在に支承された調整ねじ55が螺
合している。該調整ねじ55を適宜回動させることによ
って探触子300を任意の位置に移動させることができ
る。また上記移動部材54には指針56が画かれてお
り、一方上記案内側板52には目盛57が刻まれてい
る。上記移動部材54、調整ねじ55、指針56、およ
び目盛57等から位置決め手段500が構成されてい
る。また上記底板53の一方端部には支軸20が貫通し
ており、これによって上記探触子案内部材50は支軸2
0を中心として揺動自在に上記ホルダ本体10に支承さ
れている。一方上記ホルダ本体10の側壁11には図中
上下方向(第2図参照)に延びかつ湾曲した長穴18が
形成されており、該長穴18には止めねじ60が遊嵌し
ている。該止めねじ60は上記探触子案内部材50にお
ける支軸20が貫通していると反対側の下方端部に螺着
しており、上記止めねじ60を長穴18内を移動させる
ことによって、上記探触子案内部材50が支軸20を中
心として揺動する。また上記長穴18には、止めねじ6
0と共に長穴18内を摺動する支針61が配設されてお
り、一方上記ホルダ本体1の側壁11表面には、上記支
軸20を中心とした角度目盛62が刻まれている。上記
長穴18、止めねじ60、指針61、および角度目盛6
2によって位置決め手段600が構成されている。一
方、上記ホルダ本体10には、上述した送信用の探触子
300を保持する探触子案内部材50と共に受信用の探
触子300’を保持する探触子案内部材50’が配設さ
れている。この探触子案内部材50’は各図面からも明
らかなように、ホルダ本体10内部において上述した探
触子案内部材50と対象に形成および配設されている。
そこで探触子案内部材50’に関連する各要素において
上述した探触子案内部材50と同一形状あるいは同一の
動作態様を示す要素については上述した探触子案内部材
50と同番号を記すとともにその番号に′(ダッシュ)
を附して詳細な説明は省略する。また第4図および第8
図に示すようにホルダ本体10の下部にはシール部材1
00が配設されている。該シール部材100は上記一対
の探触子300,300’の周囲を覆うようにかつ該探
触子300,300’における探触面301,301’
を囲うように上記ホルダ本体10、および探触子案内部
材50,50’に充填されており、該シール部材100
はナイロンスポンジから構成されている。また第8図か
らも明らかなようにシール部材100における上記接触
媒質供給路17と対応する部位には切り欠き101が設
けられている。
上述した構成の超音波探触子ホルダ1を用いて管200
の探傷を行なう場合の探触子300,300’の位置決
め操作を以下に述べる。先ず探傷しようとする管の外径
および肉厚に基づいて、作図および計算を行ない、送信
用の探触子300と受信用の探触子300’との間隔お
よび探触面301,301’の上記管周面201に対す
る傾斜角を導き出す。なお上記作図法、および計算法は
既によく知られていることなので説明は省略する。次い
で位置決め手段500,500’における調整ねじ5
5,55’を適宜回動させて探触子300および30
0’をそれぞれ探触子案内部材50,50’における所
定位置に占位させる。このとき指針56と目盛57とを
活用することにより、探触子300,300’間の距離
を正確に設定することができる。また上記探触子300
と300’とは互いに支軸20から等距離、対象的に位
置決めされることは勿論である。次いで、位置決め手段
600,600’における止めねじ60,60’を緩
め、探触子案内部材50,50’を、上記探触子30
0,300’の探触面301,301’が所定の傾斜と
なるように揺動させる。こののち止めねじ60,60’
を締め付け、上記探触子案内部材50,50’をホルダ
本体10に固定する。このとき指針61と角度目盛62
とを活用することにより探触子300,300’の設置
角度を正確に設定することができる。また上記探触子3
00,300’が、支軸20を中心として管周面201
に対し同じ傾斜角に位置決めされることは勿論である。
探触子300と300’とのホルダ本体10に対する位
置決めが終ったのち超音波探触子ホルダ1を第1図に示
す如く、被検体たる管200の周面201上にセットす
る。このとき、図示するように側壁11,12を管20
0の軸に対してほほ直交する方向に沿わせて配置するこ
とにより、上記探触子300と300’とが管200に
おける同一円周上に並んで配置されることとなる。また
上記超音波探触子ホルダ1を図示していない探触子走査
装置に取り付けられている。該装置は管状被検体の軸を
中心として該被検体の外周部を移動する走査部を備えて
おり、上記超音波探触子ホルダ1は上記走査部にばねを
介して取り付けられている。上記ばねの付勢力によりホ
ルダ本体10に設けられた各ローラ14,14,15,
15が管周面201に当接することによって管200に
対するホルダ本体10の位置決めが成される。また上記
ばねの付勢力によってシール部材100が管周面201
に押し付けられる。上記シール部材100を構成するナ
イロンスポンジは、充分な可撓性を有しているので、第
1図に示したように超音波探触子ホルダ1を溶接の肉盛
部に沿って配置した場合でもシール部材100は管周面
201に密接する。次いで接触媒質供給口16へ接触媒
質たる水を流入すると、この水は接触媒質供給口17を
通って、上記シール部材100と、探触子案内部材5
0,50’における底板53,53’および管周面20
1とによって囲まれた空間400(第4図、第8図参
照)に滞留する。なお、過剰に供給された水は空間40
0の上方開放部から排出される。この状態において送信
用の探触子300から超音波を発信すると、該超音波液
は空間400内の水を通過して管200に入射し、該管
の内周面で反射したのち再び空間400内の水を通過し
て受信用の探触子300’によって受信される。かくし
て管200における周の一部が探傷される。なお上述の
如く、超音波を管200の内周面で反射させることによ
って、管200の肉厚部はもとより、該管200の内周
面に生じた割れをも確実に検出することができ、もって
特に反応管等において有益な検査結果を得ることができ
る。また、上述した走査装置によって超音波探触子ホル
ダ1を、管200の周方向に移動させつつ上記探傷操作
を行なうことにより、管200の全周に亘って連続的に
探傷することができる。
の探傷を行なう場合の探触子300,300’の位置決
め操作を以下に述べる。先ず探傷しようとする管の外径
および肉厚に基づいて、作図および計算を行ない、送信
用の探触子300と受信用の探触子300’との間隔お
よび探触面301,301’の上記管周面201に対す
る傾斜角を導き出す。なお上記作図法、および計算法は
既によく知られていることなので説明は省略する。次い
で位置決め手段500,500’における調整ねじ5
5,55’を適宜回動させて探触子300および30
0’をそれぞれ探触子案内部材50,50’における所
定位置に占位させる。このとき指針56と目盛57とを
活用することにより、探触子300,300’間の距離
を正確に設定することができる。また上記探触子300
と300’とは互いに支軸20から等距離、対象的に位
置決めされることは勿論である。次いで、位置決め手段
600,600’における止めねじ60,60’を緩
め、探触子案内部材50,50’を、上記探触子30
0,300’の探触面301,301’が所定の傾斜と
なるように揺動させる。こののち止めねじ60,60’
を締め付け、上記探触子案内部材50,50’をホルダ
本体10に固定する。このとき指針61と角度目盛62
とを活用することにより探触子300,300’の設置
角度を正確に設定することができる。また上記探触子3
00,300’が、支軸20を中心として管周面201
に対し同じ傾斜角に位置決めされることは勿論である。
探触子300と300’とのホルダ本体10に対する位
置決めが終ったのち超音波探触子ホルダ1を第1図に示
す如く、被検体たる管200の周面201上にセットす
る。このとき、図示するように側壁11,12を管20
0の軸に対してほほ直交する方向に沿わせて配置するこ
とにより、上記探触子300と300’とが管200に
おける同一円周上に並んで配置されることとなる。また
上記超音波探触子ホルダ1を図示していない探触子走査
装置に取り付けられている。該装置は管状被検体の軸を
中心として該被検体の外周部を移動する走査部を備えて
おり、上記超音波探触子ホルダ1は上記走査部にばねを
介して取り付けられている。上記ばねの付勢力によりホ
ルダ本体10に設けられた各ローラ14,14,15,
15が管周面201に当接することによって管200に
対するホルダ本体10の位置決めが成される。また上記
ばねの付勢力によってシール部材100が管周面201
に押し付けられる。上記シール部材100を構成するナ
イロンスポンジは、充分な可撓性を有しているので、第
1図に示したように超音波探触子ホルダ1を溶接の肉盛
部に沿って配置した場合でもシール部材100は管周面
201に密接する。次いで接触媒質供給口16へ接触媒
質たる水を流入すると、この水は接触媒質供給口17を
通って、上記シール部材100と、探触子案内部材5
0,50’における底板53,53’および管周面20
1とによって囲まれた空間400(第4図、第8図参
照)に滞留する。なお、過剰に供給された水は空間40
0の上方開放部から排出される。この状態において送信
用の探触子300から超音波を発信すると、該超音波液
は空間400内の水を通過して管200に入射し、該管
の内周面で反射したのち再び空間400内の水を通過し
て受信用の探触子300’によって受信される。かくし
て管200における周の一部が探傷される。なお上述の
如く、超音波を管200の内周面で反射させることによ
って、管200の肉厚部はもとより、該管200の内周
面に生じた割れをも確実に検出することができ、もって
特に反応管等において有益な検査結果を得ることができ
る。また、上述した走査装置によって超音波探触子ホル
ダ1を、管200の周方向に移動させつつ上記探傷操作
を行なうことにより、管200の全周に亘って連続的に
探傷することができる。
なお本例では管の全周を連続的に探傷する装置の超音波
探触子ホルダに、本発明を適用した例を示したが、勿論
管周面上の指定された一部のみの探傷を行なうための超
音波探触子ホルダに本発明を適用することは可能であ
る。また探触子案内部材に対する探触子の位置決め、お
よびホルダ本体に対する探触子案内部材の位置決めを、
それぞれねじを利用した位置決め手段によって行なって
いるが、探触子案内部材と探触子との係合、および探触
子案内部材のホルダ本体による支持を、きつくすること
によって上記ねじ等を省くことも可能である。
探触子ホルダに、本発明を適用した例を示したが、勿論
管周面上の指定された一部のみの探傷を行なうための超
音波探触子ホルダに本発明を適用することは可能であ
る。また探触子案内部材に対する探触子の位置決め、お
よびホルダ本体に対する探触子案内部材の位置決めを、
それぞれねじを利用した位置決め手段によって行なって
いるが、探触子案内部材と探触子との係合、および探触
子案内部材のホルダ本体による支持を、きつくすること
によって上記ねじ等を省くことも可能である。
[発明の効果] 以上詳述した如く、本発明に係わる超音波探触子ホルダ
によれば、管状被検体に位置決めされるホルダ本体を基
準として、一対の探触子の位置決めを行なっているの
で、正確かつ確実に探触子を管状被検体上に配置するこ
とが可能となった。また、シール部材によって探触子底
面と管状被検体表面との間に常に接触媒質を滞留させて
おくようにしたので、管状被検体に対する探触子の設置
角度を適宜に設定することが可能になった。また、上記
シール部材の上部に切欠きを設け、探触子底面と管状被
検体表面との間に滞留している接触媒質を上記切欠きを
介して上方へ溢れ出させることにより、水中に発生した
気泡を積極的に外部へ排除するよう構成したので、接触
媒質中の気泡に起因する探傷感度の低下を未然に防止す
ることができる。また、これにより一つの超音波探触子
ホルダによって各種外径の管状被検体を探傷することが
容易にできるようになった。
によれば、管状被検体に位置決めされるホルダ本体を基
準として、一対の探触子の位置決めを行なっているの
で、正確かつ確実に探触子を管状被検体上に配置するこ
とが可能となった。また、シール部材によって探触子底
面と管状被検体表面との間に常に接触媒質を滞留させて
おくようにしたので、管状被検体に対する探触子の設置
角度を適宜に設定することが可能になった。また、上記
シール部材の上部に切欠きを設け、探触子底面と管状被
検体表面との間に滞留している接触媒質を上記切欠きを
介して上方へ溢れ出させることにより、水中に発生した
気泡を積極的に外部へ排除するよう構成したので、接触
媒質中の気泡に起因する探傷感度の低下を未然に防止す
ることができる。また、これにより一つの超音波探触子
ホルダによって各種外径の管状被検体を探傷することが
容易にできるようになった。
第1図は本発明に係わる超音波探触子ホルダの使用態様
を示す全体斜視図であり、第2図はシール部材を省略し
て示した側面図、第3図は同じくシール部材を省略して
示した断面側面図、第4図はシール部材の取り付け部状
態を示す断面側面図、第5図はシール部材を省略して示
した端面図、第6図および第7図は同じくシール部材を
省略して示した上面図および底面図であり、第8図はシ
ール部材の形状を示す超音波探触子ホルダの底面図、第
9図は従来構造の超音波探触子ホルダおよびその使用態
様を示した側面図である。 1…超音波探触子ホルダ、10…ホルダ本体、11,1
2…側壁、14,15…ローラ、17…触媒媒質供給
路、18,18’…長穴、20…支軸、50,50’…
探触子案内部材、51,51’,52,52’…案内側
板、54,54’…移動部材、54,55’…調整ね
じ、56,56’…指針、57,57’…目盛、60,
60’…止めねじ、61,61’…指針、62,62’
…角度目盛、100…シール部材、101…切り欠き、
300,300’…探触子、500,500’…位置決
め手段、600,600’…位置決め手段。
を示す全体斜視図であり、第2図はシール部材を省略し
て示した側面図、第3図は同じくシール部材を省略して
示した断面側面図、第4図はシール部材の取り付け部状
態を示す断面側面図、第5図はシール部材を省略して示
した端面図、第6図および第7図は同じくシール部材を
省略して示した上面図および底面図であり、第8図はシ
ール部材の形状を示す超音波探触子ホルダの底面図、第
9図は従来構造の超音波探触子ホルダおよびその使用態
様を示した側面図である。 1…超音波探触子ホルダ、10…ホルダ本体、11,1
2…側壁、14,15…ローラ、17…触媒媒質供給
路、18,18’…長穴、20…支軸、50,50’…
探触子案内部材、51,51’,52,52’…案内側
板、54,54’…移動部材、54,55’…調整ね
じ、56,56’…指針、57,57’…目盛、60,
60’…止めねじ、61,61’…指針、62,62’
…角度目盛、100…シール部材、101…切り欠き、
300,300’…探触子、500,500’…位置決
め手段、600,600’…位置決め手段。
Claims (1)
- 【請求項1】一対の探触子を管状被検体の周面上に配置
し、一方の探触子から発信された超音波が、上記管状被
検体の肉厚部を通過したのち他方の探触子に受信される
よう上記一対の探触子を保持する超音波探触子ホルダに
おいて、上記管状被検体の周面上に位置決めされるホル
ダ本体に、一対の探触子案内部材をそれぞれ揺動自在に
配設するとともに、上記一対の探触子案内部材をそれぞ
れ任意の揺動位置に保持する位置決め手段を設け、か
つ、上記一対の探触子案内部材にそれぞれ探触子を上記
管状被検体の軸と直交する方向へ移動可能に配設させる
とともに、上記一対の探触子をそれぞれ任意の位置に保
持する位置決め手段を設け、さらに少なくとも上記一対
の探触子の探触面を囲うシール部材を設け、該シール部
材によって上記一対の探触子と上記管状被検体との間に
接触媒質を滞留させるとともに、上記シール部材の上部
に設けた切欠きを介して、上記一対の探触子と上記管状
被検体との間に滞留した接触媒質を溢出させるようにし
たことを特徴とする超音波探触子ホルダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61052041A JPH068807B2 (ja) | 1986-03-10 | 1986-03-10 | 超音波探触子ホルダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61052041A JPH068807B2 (ja) | 1986-03-10 | 1986-03-10 | 超音波探触子ホルダ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62209355A JPS62209355A (ja) | 1987-09-14 |
| JPH068807B2 true JPH068807B2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=12903733
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61052041A Expired - Fee Related JPH068807B2 (ja) | 1986-03-10 | 1986-03-10 | 超音波探触子ホルダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH068807B2 (ja) |
Families Citing this family (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11108903A (ja) * | 1997-10-03 | 1999-04-23 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | ボイラチューブの内面損傷検査用ヘッド |
| KR100671906B1 (ko) | 2005-07-08 | 2007-01-22 | 주식회사 메디슨 | 각도조절이 가능한 압박장치를 가지는 초음파 프루브 |
| JP5531376B2 (ja) * | 2007-10-31 | 2014-06-25 | 株式会社日立パワーソリューションズ | 非破壊検査装置及び非破壊検査方法 |
| JP2012225746A (ja) * | 2011-04-19 | 2012-11-15 | Ihi Corp | 超音波探傷方法及び超音波探傷装置 |
| US9995716B2 (en) * | 2012-10-12 | 2018-06-12 | General Electric Technology Gmbh | Method for determining boiler tube cold side cracking and article for accomplishing the same |
| JP2016050811A (ja) * | 2014-08-29 | 2016-04-11 | 株式会社Ihi検査計測 | Tofd探傷法による超音波探傷装置と方法 |
| JP6703297B2 (ja) * | 2015-10-14 | 2020-06-03 | 日本製鉄株式会社 | タンデム探傷用治具及びタンデム探傷検査方法 |
| NL2017525B1 (en) | 2016-09-23 | 2018-04-04 | Roentgen Technische Dienst B V | Probe holder system |
| CN108120770A (zh) * | 2018-02-02 | 2018-06-05 | 中国电建集团山东电力建设第工程有限公司 | 一种中大径管道相控阵超声检测环扣式扫查器 |
| CN110320282A (zh) * | 2019-06-27 | 2019-10-11 | 东方电气集团东方锅炉股份有限公司 | 可变角度超声波探头及管子环缝横向缺陷超声检测方法 |
| CN110286157B (zh) * | 2019-07-25 | 2024-06-18 | 大唐锅炉压力容器检验中心有限公司 | 一种用于超声检测的探头夹持装置 |
| JP7777489B2 (ja) * | 2022-04-14 | 2025-11-28 | 関西電力株式会社 | 超音波探傷装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS553U (ja) * | 1978-03-29 | 1980-01-05 | ||
| JPS5876150U (ja) * | 1981-11-18 | 1983-05-23 | 昭和電線電纜株式会社 | 超音波探傷装置 |
| JPS5997461U (ja) * | 1982-12-21 | 1984-07-02 | 株式会社日本製鋼所 | 超音波探傷器の探触子保持装置 |
-
1986
- 1986-03-10 JP JP61052041A patent/JPH068807B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62209355A (ja) | 1987-09-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |