JPH0688604B2 - 蓋開閉装置付密封容器 - Google Patents

蓋開閉装置付密封容器

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JPH0688604B2
JPH0688604B2 JP2835288A JP2835288A JPH0688604B2 JP H0688604 B2 JPH0688604 B2 JP H0688604B2 JP 2835288 A JP2835288 A JP 2835288A JP 2835288 A JP2835288 A JP 2835288A JP H0688604 B2 JPH0688604 B2 JP H0688604B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65FGATHERING OR REMOVAL OF DOMESTIC OR LIKE REFUSE
    • B65F1/00Refuse receptacles; Accessories therefor
    • B65F1/14Other constructional features; Accessories
    • B65F1/16Lids or covers
    • B65F1/1623Lids or covers with means for assisting the opening or closing thereof, e.g. springs
    • B65F1/163Pedal-operated lids

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Refuse Receptacles (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は蓋開閉装置付密封容器に関し、特にフートレバ
ーまたはフートペダルを操作することによって蓋を開閉
する蓋開閉装置付密封容器に関する。
〔従来の技術〕
従来の蓋開閉装置付の容器、特に駅、病院、ビル、地下
街などの環境衛生と清潔を維持するために用いられる蓋
付きごみ箱などでは、フートレバーまたはフートペダル
を踏み下ろすことによって押上げ棒を介して蓋を開け、
足をフートレバーまたはペダルから離すことによって蓋
が自重で閉まる所謂フートレバー式ごみ箱が広く使用さ
れている。
〔発明が解決しようとする課題〕
このようなごみ箱は単に足の操作で、言い換えれば手に
蓋を触れないで蓋を開閉できる利点があるが、ゴキブリ
や蟻の出入りおよび臭気の発散に対する防止効果が悪
く、かつごみ袋(ポリ袋)を取替える際はフートレバー
を踏み下ろしたままで行わなければならず、さもなけれ
ば蓋が突然落下して手を挟んだり、取替え作業の邪魔に
なったりする虞れがあって、不安全かつ不都合である欠
点があった。なお、化学品、食品、薬品などに用いられ
る密封機能を備えたドラム罐のような密封式容器が使用
されているが、このような容器の蓋の開閉操作が煩わし
く、頻繁に開閉され、かつ容易に開閉できるごみ箱には
不向きである。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、本発明は容器本体1、容器口嵌め枠2、開閉自
在に一端を容器本体1に枢着した蓋3、容器本体1の外
側壁に取付けられた蓋開閉装置4とから成る蓋開閉装置
付密封容器において、上記蓋開閉装置4は、中間部が容
器本体1の両側面に枢支され、一端にペダルを設けたコ
字形のフートレバー41と、下端がピンを介して摺動自在
にフートレバー41の自由端に連結する弧形の摺動溝42a
に形成され、かつフックレバー42dを有する上端が蓋3
の両側面の略中間部に枢着された蓋押し上げ棒42と、下
端がフートレバー41の自由端と枢支点との間に枢着さ
れ、かつ上端が上方へ延びるスプリングレバー作動杆43
と、中央部が容器本体1の側面に枢着され、かつ先端が
自由端があって、後端が上記作動杆43の上端に枢着され
た揺動自在のスプリングレバー44と、上端がローラ45a
を介して摺動自在にスプリングレバー44に形成した摺動
溝44b内に嵌合し、かつ抜き差し自在にスプリングレバ
ー44に取付けた止めピン44cによってローラ45aの移動距
離を制限し、下端が容器本体1の側面の掛止部19に掛止
する主スプリング45と、上端が蓋押上げ棒42の略中途に
掛止し、かつ下端がフートレバー41の先端部に掛止する
副スプリング46より構成されたことを特徴とする蓋開閉
装置付密封容器である。
〔作用〕
本発明によれば、蓋が主スプリング45の付勢力によって
常に容器の開口を密封した状態に保ち、足でフートレバ
ー41のペダルを地面に向けて一杯に踏み下ろすと、蓋3
は蓋開閉装置4の蓋押し上げ棒42によって半開きに開放
しその位置に固定する。そして足をペダルから離すと、
蓋3が自重とこれに引き続いて次第に回復して行くスプ
リング45がスプリングレバー44に作用するトルクが加わ
って蓋を閉めて密閉状態になる。またペダルを踏んだま
ま止めピン44cを抜くか、または先に止めピンを抜いて
からペダルを踏み下ろすと、蓋3が全開し、足をペダル
から引いても蓋開閉装置4がこの状態を保持し、蓋3が
外力を受けてもスプリングで元の位置にはね返るので無
闇に蓋が閉まることがなく、ごみ袋の出し入れを邪魔し
ない上に手を挟む虞れがない。更に、ゴミ袋の交換後、
蓋を殆ど閉まる位置まで手で押し下げると、蓋が自重で
下降し主スプリング45のトルクも加わって容器口を閉め
ると共に、主スプリング45が作用し、開閉装置4を介し
て蓋を密閉した状態に保持する。
〔実施例〕
第1図〜第3図は本発明の蓋開閉装置付密封容器をごみ
箱に応用した一実施例を示すもので、この容器は、容器
本体1、容器本体1の上方開口周縁部に着脱自在に嵌合
した嵌め枠2、一端が開閉自在に容器本体1の開口部後
端に枢着した蓋3、容器本体1の両外側壁に配置された
リンク状蓋開閉装置4から構成される。
容器本体1は上方に開口した有底角筒体または少なくと
も両側壁が平面に形成した箱状或いは桶状の容器であっ
て、その開口部は内壁に環状段部11を有する口縁部12に
形成され、段部11には環状溝13が設けられており、溝内
にはシールリング14が嵌め込んであり、本体1の後部に
は一対のストッパー15と一対の長孔状の枢支孔16を設け
てある枢支部17が上方に突出するように形成されてお
り、本体1の両側外壁には後述するフートレバーの枢支
部18と主スプリングの掛止部19が近接して突設されてい
る。また、同両側外壁の後方上部には後述するフック部
材(フックレバー)42dが垂直になるように蓋押し上げ
棒42をその位置に保持するストッパーピン10が設けられ
ている。
嵌め枠2は上端に鍔部21を有する環状筒体であって、容
器本体1の口縁部12内周に嵌合し下端がシールリング14
を介して段部11に当接するように構成されており、鍔部
21の上面には環状溝22が形成されており、溝内にはシー
ルリング23が嵌設している。
蓋3は容器本体1の開口部を被す板状または浅い箱状
(本実施例では板状)の蓋体であって、その後端には後
方へ突設した枢着片31が上記枢支部17の両側壁間に嵌合
し、枢着片31の両側端に設けた軸部32を上記枢支孔16内
に摺動自在に嵌合し、蓋開閉装置4に連動されて該蓋が
軸部32を支点として開口部に対し開閉自在に作動するよ
うに容器本体1に取付けられている。
蓋開閉装置4は、中間部を前記本体1の両側面の枢支部
18に回動自在に枢着し、容器本体1の前方に延びるヒン
ジ部41cを介し屈折可能にした前端杆部41aにペダル40が
設けられているほぼコ字形を呈するフートレバー41、下
端が弧形摺動溝42aを有する溝部材42bに形成され、この
摺動溝42aをフートレバー41の自由端に設けたピン41bに
摺動自在に嵌挿してフートレバー41と連動可能に連結さ
れ、かつ上端がピン42cで蓋3の側面ほぼ中央部に回動
自在に枢着されると共に、該上端に蓋3に対し垂直に下
方へ延びるフック部材42dが設けられている左右一対の
蓋押し上げ棒42と、下端がフートレバー41の自由端と枢
支部18間にピン43aを介して回動自在に枢着され、上端
が上記フック部材42dの下端に向かって上方へ延びるス
プリングレバー作動杆43と、中間部がピン44aを介して
両端が揺動自在に容器本体1の上方側面に水平状態にな
るように枢着され、一端がピン43bを介してスプリング
レバー作動杆43の上端に回動自在に枢着されており、か
つ、この端部が閉蓋時常にフック部材42dを押えている
ようにしたローラ案内溝(摺動溝)44b付スプリングレ
バー44と、上端がローラ45aを介してスプリンクレバー4
4のローラ案内溝44bに摺動自在に掛止し、かつ止めピン
44cによって溝内での移動距離が限定され、下端が容器
本体1の側面に設けたスプリング掛止部19に掛止された
主スプリング45と、上端が蓋押し上げ棒42のほぼ中途に
掛止され、下端がフートレバー41のピン41b側端に近い
端部に掛止された副スプリング46により構成される。
なお、本容器をごみ箱として使用する場合は、容器内に
ビニル袋等のごみ袋5を用いる。このごみ袋5は袋口を
容器本体1の口縁部に外側に折返した後、嵌め枠2を嵌
め込んで袋を固定する。また袋口は嵌め枠2を嵌め込ん
だ後に内側に折返してもよい。
上記のように構成された容器は第1図および第4図に示
す如く、蓋3は主スプリング45の引張力でフック部材42
dを押さえているスプリングレバー44を介して容器口を
密封するように被している。この時、スプリングレバー
44は水平状を保ち、ローラ45aはローラ案内溝44bの一端
に係止し、主スプリング45はほぼ垂直状を保持し、フー
トレバー41の先端ピン41bは溝部材42bの溝内下端部にあ
ると共に、ペダル40は可操作状態の上方位置にある。そ
して主スプリング45の弾性力は副スプリング46の弾性力
よりも強いものを使用している。
次に本発明の容器をごみ箱に利用した一実施例の使用お
よび作動状態について説明する。
第4図の蓋開閉装置の作動説明図に示す如く、使用者が
足でペダル40を踏み下ろすと、フートレバー41は枢支部
18を支点として矢印で示す方向、すなわち時計方向に向
かって回動する。この時、フートレバー41の先端のピン
41bが溝部材42bの摺動溝42aに沿って上方に摺動しロス
トモーションを行うので、蓋押し上げ棒42は静止のまま
の状態を保つが、スプリングレバー作動杆43はフートレ
バー41の回動に伴って上昇して、これに連結したスプリ
ングレバー44をピン44aを支点として時計方向に回動さ
せ傾斜させる。スプリングレバー44が傾斜すると、その
一端がフック部材42dから離脱すると共に、主スプリン
グ45の上端のローラ45aがローラ案内溝44bに沿って下端
に滑り落ち、ピン41bが摺動溝42aの上端壁に係止した時
点では、ローラ45aは枢支点に近接し、更にペダル40を
踏み下ろすとスプリングレバー44に取付けた止めピン44
cに係止する位置まで滑り落ち、第4図の鎖線で示す状
態となる。主スプリング45のローラ45aがスプリングレ
バー44の先端から中立位置に取付けた止めピン44cの位
置に移動するにつれて、スプリング45が支点ピン44aに
対するトルク半径が段々小さくなるので、スプリングレ
バー44に加わるトルクも段々減少し、ローラ45が止めピ
ン44cに係止した時点ではトルクは殆どゼロになる。ピ
ン41bが摺動溝42aの上端壁に係止した後、すなわち、フ
ートレバー41がロストモーションを行った後、ペダル40
はなお踏み続けられて下降するので、フートレバー41が
枢支部18を支点として先端ピン41bで蓋押し上げ棒42を
押し上げ、この押し上げ棒42はピン42cを介して蓋3を
押し上げる。
この蓋3は、容器本体1の開口部を閉めた状態におい
て、水平状に容器口を緊密に閉合する効果が達成できる
ように、容器本体1の後端枢支部17の枢支孔16を長孔状
に形成している故、蓋3は先ず水平状になって押し上げ
棒42によって持上げられ、軸部32もこれに伴って上昇
し、そしてこれが枢支孔16の上端に係止した後に、この
位置で軸部32を支点として反時計方向に向かって回動
し、蓋3が開けられるのである。この状態を第5図で示
す。
前述のように、フートレバー41の操作時には、スプリン
グレバー44が傾斜し、ローラ45aが止めピン44cに向かっ
て移動するにつれて主スプリング45のレバー44に加わる
トルクが段々小さくなり、遂にはゼロとなると共に、蓋
押し上げ棒42が蓋3を持ち上げる前にレバー44がフック
部材42dから離れて、主スプリング45の弾性力が蓋3に
掛からないので、ペダル40にはスプリング45の抵抗力が
なく、踏み加減が軽くなる。
蓋3が第5図の鎖線で示す如く所定の開閉度すなわち半
開状態に開けた後、ごみや紙屑を容器内に投入すること
ができる。投入後、足をペダル40から放すと、蓋3は自
重で下方に向かって回動して容器口を閉めると同時に、
蓋開閉装置4全体も元通りに復帰し、主スプリング45の
ローラ45aが水平状に戻るスプリングレバー44の回動に
伴ってレバー44の左端に移動し、再び該レバー44を下方
へ付勢し、フック部材42dを押えて蓋3を密閉させる。
それから、容器内のごみが溜まったビニル袋5を取り出
して清潔な袋と取替える場合は、まずローラ45aを係止
した止めピン44cを先端が完全に溝44bからレバー44のね
じ孔内に没入するまでねじ上げた後、ペダル40を一杯に
踏み下ろすと、第6図に示すように、蓋3は前述の如く
開くが、スプリングレバー44のローラ案内溝44bの途中
が止めピン44cに妨げられていないので、ローラ45aが溝
44bの左端より中立位置にある枢支点(支点ピン)44aの
下方を通過して溝44bの右端に回転しながら滑り落ちる
のである。この時、主スプリング45はスプリングレバー
44に対し時計方向に回動するトルクが発生するので、ス
プリングレバー44の左端が作動杆43を引き上げ、主スプ
リング45の時計方向の回転トルクだけで蓋3がその背面
下端部が枢支部17のストッパー15に係止されるまで最大
限度に全開する。この場合、主スプリング45の弾性力が
スプリングレバー44に加わる時計方向のトルクが副スプ
リング46と開閉装置4全体の死荷重よりも大きく設定さ
れているため、蓋3を全開した状態に保持し蓋が落ちる
ことがない。従って、足がペダル40を放しても、蓋3は
全開したままで、ビニル袋5の取替に好都合である。こ
の時、蓋3が軽くぶつけられたりまたは軽く叩いても、
第6図で示すA点(すなわち、フック部材42dの下端が
スプリングレバー44の左端が画く回動軌跡上に来た時の
蓋3の位置を示す点、この時主スプリング45は中立線上
に来てトルクがゼロになり、スプリングレバー44がこれ
と90°をなす)近くまでに蓋3が来ない限り、該レバー
44に右方向のトルクを与えた主スプリング45は蓋開閉装
置4を介して蓋3を全開した状態に戻させるため、蓋3
が不意に落ちて(閉まって)手を挟んだりする虞れがな
い。
袋取替え後、手で蓋3を手前下方に向かって強く押し下
げると、スプリングレバー44は押し上げ棒42、作動杆4
3、フートレバー41の連動により反時計方向に回動し、
ローラ45aが溝44bに沿って右端から左端に摺動し、中立
点である枢支点44a下方を通過した後、蓋密閉時と同じ
く逆方向のトルクが発生し、スプリングレバー44の先端
がフック部材42dを介して蓋3を下方へ押さえ、第1図
に示す閉蓋した状態に戻る。蓋3が閉まった後、止めピ
ン44cをねじ込んで蓋3が反開きする位置にローラ45aの
移動距離を限定すれば、前記のように使用に供すること
ができる。
蓋開閉装置4の各部材が操作において互いに干渉しない
ように設定されているから、円滑に上記蓋の開閉を行う
ことができる。
上記実施例において、フートレバー41のペダル側端部を
一方向屈折可能の2段式にした訳は、適当なフートレバ
ー41の操作角度とペダル40の操作高度を考慮して採用し
たもので、実際においては設計によってペダル40の位
置、押し上げ棒42と作動杆43の長さ、形状を変更して一
本式のフートレバー41を用いることもできる。また、蓋
開閉装置4が露出しないように外筒またはカバー(図示
してない)を設けてフートレバー41のペダル端部だけが
容器本体1の前面に操作可能に突出するように構成して
もよい。なお、例えば容器本体を二個並列し、各容器本
体の相対向する内側面に蓋開閉装置を設け、両容器口を
同時に被す蓋と両容器の前面に突設する共通のペダルを
設け、ペダルの操作によって両容器口を同時に開閉し、
燃えるごみと燃えないごみをそれぞれの容器に収納する
分類用ごみ箱に構成することもできる。
なお、ここにおいてロストモーションを取入れた必要性
について説明する。
ペダル40を踏み下ろして閉合状態の蓋を開けようとする
際、ロストモーションがなければ蓋押し上げ棒42が直ち
に蓋3を押し上げようとするが、同じフートレバー41に
駆動されるスプリングレバー作動杆43が押し上げ棒42よ
りも遅い上昇速度(駆動半径が前者よりも小さいため)
で上昇するため、スプリングレバー44の左端がなおフッ
ク部材42dを押えているので蓋3が開けられない。それ
で蓋押し上げ棒42の下端の溝部材42bにロストモーショ
ンを行わせる摺動溝42aを設けている。このロストモー
ションつまりピン41bの遊びは、スプリングレバー44の
フック押さえ端がフック部材42dよりも先行し蓋3の開
きを妨げないような余裕をスプリングレバー44に与える
故、蓋3は順調に開けられる。この遊びは、スプリング
レバー44の左端が第4図に示す如く該端の回動軌跡とフ
ック部材42dの下端の回動軌跡との交点Pに後者が来る
までの間中常に先行することができる余裕である。
また操作中スプリングレバー44のフック押さえ端が万一
フック部材42dよりも早く戻って、つまり空落ちしてフ
ック部材42dを押えなくなるのを防止するために、スプ
リングレバー44と主スプリング45との関係を下記の通り
に作用する如く設計している。すなわち、第6図に示す
ように蓋3を全開状態により手で閉める時、蓋3が時計
方向に回動してA点まで来た場合、なお傾斜状にあるス
プリングレバー44と主スプリング45とが中立線上で90°
に直交する如く(鎖線で示す)設計されている。従っ
て、蓋3がこのA点の位置に下りて来る前、もし何かの
原因または何か物が容器口に挟まって蓋3が完全に下り
て来ない場合は、ローラ45aは90°を成す中立線の右側
にあって、スプリングレバー44の左端は主スプリング45
によって時計方向のトルクが発生しているから、勿論の
ことスプリングレバー44が先行して空落ちすることが起
らない。また、ピン44cが挿入されローラ45aの位置を限
定している一般の使用状態においては、ローラ45aは中
立線のやや右側でピン44cに係止しているので、小さい
トルクであるが、スプリングレバー44に対しやはり時計
方向のトルクであり、このトルクは蓋3、押し上げ棒4
2、作動杆43等の総自重よりも小さいのであるが、蓋3
に物が挟まった場合は、上記総自重が容器に吸収され、
単にスプリングレバー作動杆43の自重のみが残ることに
なり、更にスプリングレバー44とフートレバー4は夫々
支点両側の自重が相殺されゼロと見做すため、このトル
クは充分にスプリングレバー44を空落ちしないように保
持することができるのであるが、念のため、副スプリン
グ46を設け、常にピン41bとロストモーション発生用摺
動溝42aの上端との接触を保ち、かつ時計方向のトルク
を増強して空落ちを完全に防止する。また、蓋3がA点
より下方へ下りた場合は、フック部材42dの下端がスプ
リングレバー44より先立ってフック部材42dの下端とス
プリングレバー44の左端両者の回動軌跡交差点であるP
点へ来ているので、スプリングレバー44はやはり空落ち
することがない。蓋3が全開した時、副スプリング46の
ばね作用に最大となるが、主スプリング45のこの時のバ
ネ力よりも小さいので、閉蓋時に多少残留弾力があって
も蓋の閉蓋と密封操作に殆ど影響がない。そして蓋3が
丁度閉まった際、スプリングレバー44はまだ傾斜状態に
なり、主スプリング45が反時計方向のトルクを生じてス
プリングレバー44の左端を引き下げると共に、ピン41b
が溝42aを遊動し、スプリングレバー44がフック部材42d
を押さえて蓋3をしっかり密封させることができる。以
上のようにロストモーションの作用は蓋の開閉を順調に
させると共に、スプリングレバーの空落ちを防止するこ
とになる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、フートレバーのペダルを
踏み下ろすと、スプリングレバーが先行してフック部材
から離れた後に、蓋押し上げ棒が蓋を開け、足がペダル
を放すと、蓋が閉まり、主スプリングの弾性力によって
蓋をしっかり密封した状態に保持し、虫の侵入と臭気の
発散を防止することができ、スプリングレバーの止めピ
ンを抜き取り、ペダルを一杯踏み下ろすと、蓋が全開
し、この時、足をペダルから外しても、蓋が外力を受け
ても主スプリングのスプリングレバーに対するトルク作
用で蓋が全開した位置に保持されまたはその位置に戻る
ので、ビニル袋の取替えに好都合であり、不意に蓋が落
ちる虞れがない。さらに、袋の取替え後は、蓋を手で閉
め、止めピンを元の位置に挿入すれば閉蓋した状態に戻
り、再使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図は蓋開
閉装置を示した本発明の側面図、第3図は本発明の平面
図、第4図〜第6図は蓋の開閉動作を示す説明図であ
り、第4図はロストモーションの作動状態を示し、第5
図はロストモーション後から蓋が反開きになるまでの作
動状態を示し、第6図は蓋が反開きから全開になるまで
の動作状態を示すものである。 1……容器本体、2……嵌め枠、3……蓋、4……蓋開
閉装置、18……枢支部、19……掛止部、40……ペダル、
41……フートレバー、41b……ピン、42……蓋押し上げ
棒、42a……摺動溝、42b……溝部材、42d……フックレ
バー、43……スプリングレバー操作杆、44……スプリン
グレバー、44b……摺動溝、44c……止めピン、45……主
スプリング、46……副スプリング、45a……ローラ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器本体1と、容器口嵌め枠2と、容器口
    を被す蓋3と、ペダル40付蓋開閉装置4から成り、ペダ
    ルを踏み下ろすことによって蓋3を開閉する蓋開閉装置
    付容器において、上記蓋開閉装置4は、容器本体1の両
    側面の枢支部18に中間部を枢着し、容器本体1の前方に
    延びる一端にペダル40を取付け、後方に延びる一端にピ
    ン41bを取付けたコ字形のフートレバー41と、下端が摺
    動自在にピン41bに嵌合する摺動溝42aを有する溝部材42
    bを介して連動可能にフートレバー41の後端に連結さ
    れ、かつ、上端が蓋3の側面略中央部に回動自在に枢着
    されると共に、この枢着端から下端が下方に延びるフッ
    クレバー42dを設けた蓋押し上げ棒42と、下端がフート
    レバー41の枢支部18とピン41b側端間に回動自在に枢着
    され、かつ、上端が上方へ延び下記スプリングレバー44
    と枢着連結するスプリングレバー作動杆43と、中央部が
    容器本体1の側面に回動自在に枢着され、前端が自由端
    であって、後端がスプリングレバー作動杆43の上端に枢
    着される摺動溝44b付スプリングレバー44と、上端がこ
    れに取付けたローラ45aを介して摺動自在に上記摺動溝4
    4b内に嵌合され、かつ下端が容器本体1の側面に設けた
    掛止部19に掛止される主スプリング45と、上端が蓋押し
    上げ棒42の中間部に掛止され、かつ下端がフートレバー
    41の先端部に掛止する副スプリング46とを備えたことを
    特徴とする蓋開閉装置付密封容器。
  2. 【請求項2】上記蓋押し上げ棒42の下端がフートレバー
    41の操作時にピン41bが行う円弧軌跡のロストモーショ
    ンに対応するような摺動溝42aが設けられている弧形溝
    部材42bに形成したことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の蓋開閉装置付密封容器。
  3. 【請求項3】上記スプリングレバー44の上部の枢支部に
    近接する箇所にはこれを貫通し一端が摺動溝44bに突入
    した時は、主スプリング45のローラ45aの移動を限定し
    て蓋3を半開きの状態に固定し、溝から退没した時は、
    蓋3が半開き状態から自動的に全開して、全開位置に蓋
    3を保持するように構成した抜き差し自在の止めピン44
    cを設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の蓋開閉装置付密封容器。
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