JPH0689182B2 - 耐カツト性及び耐チツピング性を改善したゴム組成物 - Google Patents

耐カツト性及び耐チツピング性を改善したゴム組成物

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JPH0689182B2
JPH0689182B2 JP60029408A JP2940885A JPH0689182B2 JP H0689182 B2 JPH0689182 B2 JP H0689182B2 JP 60029408 A JP60029408 A JP 60029408A JP 2940885 A JP2940885 A JP 2940885A JP H0689182 B2 JPH0689182 B2 JP H0689182B2
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rubber
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chipping
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富士男 山本
均 近藤
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、耐カツト性及び耐チツピング性を改善した
ゴム組成物、特にシクロペンタジエン及び/又はジシク
ロペンタジエンを25重量%以上の割合に共重合させた、
特定構造の石油樹脂を配合することにより耐カツト性及
び耐チツピング性を改善したゴム組成物に関する。
(従来の技術) 舗装されていない路面、特に岩石が露出しているような
悪路を走行することが多い高荷重のトラツク・バス用大
型タイヤや、砕石現場等で使用されるオフザロード用タ
イヤ等は、それらのトレツド部やサイドウオール部にカ
ツトを受ける機会が多く、カツトの成長によるタイヤ破
壊や、雨水等がカツト部より侵入し、補強材であるスチ
ールコードを腐食させることによるタイヤ破壊に至るこ
とがある。したがつて、上記の高荷重トラツク・バス用
大型タイヤやオフザロード用タイヤの特にトレツド部
は、耐カツト性及び耐チツピング性にすぐれたゴム組成
物が必要とされている。
一般に、ゴム組成物の耐カツト性を向上させる手段とし
て、カーボンブラツクを高充填すれば、耐カツト性は向
上するが、この場合、耐カツト性を必要とするような悪
路における耐チツピング性や発熱性あるいは混練や押出
作業性が著しく劣ることが知られている。
このようなことから、本出願人は、特公昭48-38615号公
報に記載したように、シクロペンタジエン及び/又はジ
シクロペンタジエンを30重量%以上の割合に共重合させ
た、軟化点50〜200℃、臭素価40〜150の樹脂をスチレン
ブタジエンゴムに配合したゴム組成物を提案し、この組
成物の耐カツト性及び耐チツピング性を改善することが
できた。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、前記特公昭48-38615号公報記載のゴム組成物
は、耐カツト性及び耐チツピング性の点で改善されては
いるが、その改善の程度が時としてかなり変動すること
があり、その原因が明らかでなかつた。したがつて、こ
の組成物による前記特性の改善も実用上なお満足できる
ものでなく、これらの特性を安定して改善するゴム組成
物が必要である。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、上記問題点を解決すべく鋭意検討した結
果、シクロペンタジエン及び/又はジシクロペンタジエ
ンを25重量%以上の割合に共重合させた樹脂中にある不
飽和結合の種類、特にノルボルネン環の二重結合(ND)
対シクロペンテン環の二重結合(CD)の比、すなわちND
/CDにより、耐カツト性及び耐チツピング性が影響され
ることを始めて確かめ、この発明を達成するに至つた。
すなわち、この発明は、天然ゴム及びジエン系合成ゴム
よりなる群の中から選ばれた少なくとも1種のゴム100
重量部に対し、シクロペンタジエン及び/又はジシクロ
ペンタジエンを25重量%以上、ナフサの熱分解により副
生するシクロペンタジエン及びジシクロペンタジエン以
外のC5留分及び/又はC9留分を75重量%以下の割合で共
重合させて得た石油樹脂であり、かつ、該樹脂の構造に
含まれるノルボルネン環の二重結合(ND)対シクロペン
テン環の二重結合(CD)の比ND/CDが0.2〜0.9である石
油樹脂を1〜30重量部配合したことを特徴とする耐カツ
ト性及び耐チツピング性を改善したゴム組成物である。
この石油樹脂に共重合させたシクロペンタジエン及び/
又はジシクロペンタジエンの割合が25重量%未満の場合
は、これを配合したゴム組成物の耐チツピング性が悪く
なる。また、前記ND/CD比が0.2未満でもゴム組成物の耐
チツピング性が悪くなり、一方この比が0.9を超えると
耐カツト性が低下するので、この比が0.2〜0.9の範囲内
であることが必要であり、0.3〜0.7である場合、前記両
特性の改善上好ましい。なお、ND/CD比は1H-NMRスペク
トルにより、それぞれのピーク面積比から求められる。
この発明のゴム組成物に用いられるゴムは、天然ゴム及
びジエン系合成ゴムよりなる群の中から選ばれたゴムの
単独又はブレンドであり、中でも天然ゴム、スチレンブ
タジエンゴム及びブタジエンゴムが好ましく、特に天然
ゴム及びスチレンブタジエンゴムが好ましい。
この発明のゴム組成物において、前記石油樹脂のゴム10
0重量部に対する配合量が1重量部未満の場合は、ゴム
組成物の耐カツト性及び耐チツピング性の改善が得られ
ず、30重量部を超える場合は、耐発熱性や耐磨耗性が悪
化するので、1〜30重量部配合することが必要であり、
3〜15重量部の配合が好ましい。
この発明においては、前記石油樹脂の他に、カーボンブ
ラツク、シリカ、炭酸カルシウム等の補強材や充填剤、
老化防止剤、加硫促進剤、オイル等の軟化剤等の通常ゴ
ム工業において用いられる配合剤を必要に応じて適宜配
合することができる。
(実施例) 次に実施例及び比較例によつてこの発明をさらに詳細に
説明する。
実施例 1〜8 比較例 1〜5 表1に示す成分組成及びND/CD比を有する10種類の石油
樹脂サンプルをゴム100重量部に対し各10重量部用い、
その他は表2に示す割合を用い、バンバリーミキサーで
混練り後、加硫し、耐カツト性及びトレツド外観につい
て検討した。結果を表2に示す。
尚、各種の試験法は下記の通りである。
(A)耐カツト性 振子式衝撃カツト試験機にて、一定の高さから鋼鉄性の
刃を打ちつけて傷をつけ、そのカツトの深さを測定し、
比較例1の値を100として指数で表示した。値が大なる
程耐カツト性が良好なことを示す。
(B)トレツド外観試験 トレツドを4分割して表2のゴム組成物により1000-20
のトラツク・バス用タイヤを作成し、砕石場等の突出岩
石の多い悪路でひんぱんに急ブレーキをかけながら3000
km走行後、トレツド表面100cm2当りの大カツト(深さ5m
m以上の傷)数、小カツト(深さ1〜5mm未満の傷)数及
びチツピング(25mm2以上のゴムの小片がそぎとられた
現象)数を評価し比較例1を100として指数で表示し
た。値が大なる程良好なことを示す。
(発明の効果) 表2から明らかなように、シクロペンタジエン及び/又
はジシクロペンタジエンを25重量%以上の割合に共重合
させ、かつND/CDが0.2〜0.9である石油樹脂を天然ゴム
及びジエン系合成ゴムよりなる群の中から選ばれた少な
くとも1種のゴム100重量部に対し1〜30重量部配合し
たゴム組成物は、耐カツト性及び耐チツピング性が著し
く改善されていることがわかる。
この発明のゴム組成物は、耐カツト性及び耐チツピング
性が顕著に改善されるため、特にタイヤトレツド用とし
て好適であるが、タイヤのサイドウオールや他のゴム製
品に適用することもできる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天然ゴム及びジエン系合成ゴムよりなる群
    の中から選ばれた少なくとも1種のゴム100重量部に対
    し、シクロペンタジエン及び/又はジシクロペンタジエ
    ンを25重量%以上、ナフサの熱分解により副生するシク
    ロペンタジエン及びジシクロペンタジエン以外のC5留分
    及び/又はC9留分を75重量%以下の割合で共重合させて
    得た石油樹脂であり、かつ、該樹脂の構造に含まれるノ
    ルボルネン環の二重結合(ND)対シクロペンテン環の二
    重結合(CD)の比ND/CDが0.2〜0.9である石油樹脂を1
    〜30重量部配合したことを特徴とする耐カット性及び耐
    チッピング性を改善したゴム組成物。
  2. 【請求項2】ND/CDが0.3〜0.7である特許請求の範囲第
    1項記載のゴム組成物。
JP60029408A 1985-02-19 1985-02-19 耐カツト性及び耐チツピング性を改善したゴム組成物 Expired - Lifetime JPH0689182B2 (ja)

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