JPH0689239B2 - 低収縮性不飽和ポリエステル樹脂組成物 - Google Patents

低収縮性不飽和ポリエステル樹脂組成物

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JPH0689239B2
JPH0689239B2 JP61279836A JP27983686A JPH0689239B2 JP H0689239 B2 JPH0689239 B2 JP H0689239B2 JP 61279836 A JP61279836 A JP 61279836A JP 27983686 A JP27983686 A JP 27983686A JP H0689239 B2 JPH0689239 B2 JP H0689239B2
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義和 牧
良紀 宇野
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、低収縮性不飽和ポリエステル樹脂組成物に関
するものである。詳しく述べると、シートモールデイン
グコンパウンド(SMC)やバルクモールデイングコンパ
ウンド(BMC)に用いることのできる低収縮性不飽和ポ
リエステル樹脂組成物に関するものである。
(従来の技術) 不飽和多塩基酸を含む多塩基酸と多価アルコール又はア
ルキレンオキサイドとの反応により得られる不飽和ポリ
エステルと共重合性単量体から成る不飽和ポリエステル
樹脂は、有用な熱硬化性樹脂として広い分野で使用され
ている。特に近年、ガラス繊維や充填剤を組み合せたSM
CやBMCがプレス成形や射出成形用に開発され、多量に使
用されている。
しかしながら、不飽和ポリエステル樹脂は、硬化時に大
きな収縮を伴なうため、成形品の寸法精度が悪かつた
り、クラツクが発生したり、表面の平滑性が悪いなどの
欠点を有している。
これらの欠点を改良すべく、数多くの方法、例えば高反
応性の不飽和ポリエステル樹脂にポリスチレン、ポリア
ルキルメタクリレート、ポリ酢酸ビニル、飽和ポリエス
テル等の熱可塑性樹脂を混合する方法(例えば、特公昭
42-8,787号、特公昭46-15,431号、特開昭48-20,888号、
特開昭48-79,889号および特開昭52-996号に記載の方
法)が提案され、不飽和ポリエステル樹脂の使用分野を
広げてきた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、これら従来方法では、成形品表面の平滑
性を特にきびしく要求される自動車外板部品のような用
途には、未だ不充分なものであつた。すなわち、不飽和
ポリエステル、共重合性単量体、飽和ポリエステルより
なる従来の低収縮性不飽和ポリエステル樹脂組成物は、
成形時の収縮率を下げ、あるいは膨張するまでにできる
が、成形品特に裏面にリブやボスのある成形品の表面平
滑性において不充分であつた。
また、従来の低収縮性不飽和ポリエステル樹脂組成物を
充填剤と混練し、さらにガラス繊維に含浸させてSMCと
する際、充填剤との混練物(ペースト)の粘度が高くな
り、充填剤の量を多くすることができなかつたり、ガラ
ス繊維への含浸が不良となつたりして、得られる成形品
の機械強度が低下するという問題もある。さらに、混練
機によるガラス繊維の混練を行うBMCの場合にも、ペー
ストの粘度が高いとガラス繊維の破損が大きくなるた
め、得られる成形品の機械強度が低下する。
さらに、不飽和ポリエステルおよび共重合体単量体から
なる不飽和ポリエステル樹脂に、末端に重合性不飽和結
合を導入した液状ポリブタジエン樹脂および飽和ポリエ
ステル樹脂を配合してなる速硬化性樹脂組成物が埋込み
用ワニスとして提案されている(特開昭55-43,151
号)。しかしながら、このような樹脂組成物は成形品と
した場合、表面のうねりが大きいため表面平滑性が低く
かつポリブタジエンの分離による表面の汚れが生じると
いう欠点があつた。このため、該樹脂組成物はSMCやBMC
用の樹脂組成物としては不充分であつた。
したがつて、本発明の目的は、新規な低収縮性不飽和ポ
リエステル樹脂組成物を提供することにある。本発明の
他の目的は、平面平滑性および機械的強度に優れた成形
品を与え得る低収縮性不飽和ポリエステル樹脂組成物を
提供することにある。
(問題点を解決するための手段および作用) 本発明者は、前記事情に鑑み研究を重ねた結果、特定不
飽和基濃度の不飽和ポリエステル樹脂に特定の熱可塑性
樹脂と液状ゴムを組み合せることにより、前記目的が達
成されることを見いだし、本発明を完成するに至つた。
すなわち、本発明は、二重結合当りの数平均分子量が30
0以下である不飽和ポリエステル(a)20〜50重量%、
共重合性単量体(b)25〜65重量%、数平均分子量3,00
0〜30,000の飽和ポリエステル(c)5〜25重量%およ
び酸基含有液状イソプレンゴム(d)2〜20重量%(た
だし、(a)、(b)、(c)および(d)成分の合計
は100重量%である。)を含有してなる低収縮性不飽和
ポリエステル樹脂組成物に関するものである。
本発明に用いる不飽和ポリエステル(a)は、α,β‐
不飽和二塩基酸またはその誘導体と、必要に応じて飽和
二塩基酸とからなる酸成分と多価アルコールまたはアル
キレンオキサイドとの反応物である。
α,β‐不飽和二塩基酸またはその誘導体としては、例
えば無水マレイン酸、マレイン酸、フマル酸、ハロゲン
化無水マレイン酸、イタコン酸、無水シトラコン酸など
を挙げることができ、これらの1種または2種以上が使
用される。
飽和二塩基酸としては、例えば無水フタル酸、イソフタ
ル酸、テレフタル酸、アジピン酸、テトラヒドロ無水フ
タル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、テトラクロロ無水
フタル酸、テトラブロム無水フタル酸、3,6-エンドメチ
レンテトラヒドロフタル酸、セバチン酸、コハク酸、無
水コハク酸等を挙げることができ、これらの1種または
2種以上が使用される。
多価アルコールとしては、例えばエチレングリコール、
ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ジプロピレングリコール、ブタンジ
オール‐1,3、ブタンジオール‐1,4、ブタンジオール‐
2,3、ネオペンチルグリコール、ペンタンジオール‐1,
5、ヘキサンジオール‐1,6、2,2,4-トリメチルペンタ
ン、ジオール‐1,3、グリセリン、トリメチロールエタ
ン、トリメチロールプロパン、水素化ビスフエノール
A、ビスフェノールAとエチレンオキサイドまたはプロ
ピレンオキサイドの付加物等を挙げることができ、これ
らの1種または2種以上が使用できる。
アルキレンオキサイドとしては、例えばエチレンオキサ
イド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、エ
ピクロルヒドリンなどを挙げることができ、これらの1
種または2種以上が使用できる。
反応は常法により不活性気流中で150〜250℃、好ましく
は180〜220℃の範囲で行うことができる。
不飽和ポリエステル(a)の分子量は特に制限はない
が、数平均分子量で800〜3,000の範囲が望ましい。800
未満では、耐水性、耐熱性等が不十分となつたり、SMC
やBMCにする際に増粘剤として使用する金属酸化物との
反応による増粘が不十分となることがある。また、3,00
0を越えると、充填剤との混練ペーストの粘度が高くな
りSMCやBMC化するときに困難を伴なうことがある。
そして、不飽和ポリエステル(a)の二重結合当りの数
平均分子量は、300以下、好ましくは150〜260の範囲で
あり、300より大きくなると、低収縮化の効果が小さく
なり、得られる成形品の表面平滑性も悪くなる。不飽和
ポリエステル(a)の使用量は、(a)、(b)、
(c)および(d)成分の合計中20〜50重量%、好まし
くは25〜40重量%の範囲で、20重量%未満でもまた50重
量%を越えても、低収縮化効果や得られる成形品の表面
平滑性が悪くなる。
本発明に用いる共重合性単量体(b)としては、不飽和
ポリエステル樹脂に通常使用されている公知のものが使
用でき、例えばスチレン、クロロスチレン、α‐メチル
スチレン、パラメチルスチレン、ビニルトルエン、ジビ
ニルベンゼン、ジアリルフタレート等の芳香族系単量体
類;メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、イ
ソプロピルメクリレート、ラウリルメタクリレート等の
アルキルメタクリレート類;メチルアクリレート、エチ
ルアクリレート、イソプロピルアクリレート、ブチルア
クリレート、ラウリルアクリレート等のアルキルアクリ
レート類等を挙げることができ、これらの1種または2
種以上が使用できる。その使用量は、(a)、(b)、
(c)および(d)成分の合計中25〜65重量%、好まし
くは35〜55重量%の範囲である。25重量%未満では、ペ
ーストの粘度が高くなり、SMCやBMC化するのが困難とな
り、また、65重量%を越えると、低収縮化効果が小さく
なり、得られる成形品の表面平滑性も悪くなる。
本発明に用いる飽和ポリエステル(c)は、酸成分の飽
和二塩基酸と多価アルコール成分のグリコール類との縮
合物である。飽和二塩基酸としては、例えばイソフタル
酸、テレフタル酸、アジピン酸、コハク酸、アゼライン
酸、セバチン酸等を挙げることができ、これらの1種ま
たは2種以上が使用でき、特にアジピン酸、イソフタル
酸またはテレフタル酸が酸成分中の50モル%以上、好ま
しくは70モル%以上含まれることが望ましい。
グリコール類としては、例えばエチレングリコール、ジ
エチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピ
レングリコール、ジプロピレングリコール、ブタンジオ
ール‐1,3、ブタンジオール‐1,4、ブタンジオール‐2,
3、ネオペンチルグリコール、ペンタンジオール‐1,5、
ペンタンジオール‐1,6等を挙げることができ、これら
の1種または2種以上が使用でき、特にエチレングリコ
ール、ジエチレングリコールまたはジプロピレングリコ
ールが多価アルコール成分中の50モル%、好ましくは70
モル%以上含まれることが望ましい。
飽和ポリエステル(c)の分子量は特に制限はないが、
数平均分子量で3,000〜30,000、好ましくは4,000〜15,0
00程度のものが好適である。3,000未満では、低収縮化
の効果が小さくなることがあり、また、30,000を越える
とペーストの粘度が高くなり、SMCやBMC化が困難となる
ことがある。飽和ポリエステル(c)の使用量は、
(a),(b),(c)および(d)成分の合計中5〜
25重量%、好ましくは7〜20重量%の範囲である。5重
量%未満では、低収縮化効果や得られる成形品の表面平
滑性が悪くなり、また、25重量%を越えるとペースト粘
度が高くなり、SMCやBMC化するのが困難となる。
本発明において使用される酸基含有液状イソプレンゴム
(d)は、常温で液状であり、数平均分子量が3,000〜5
0,000、好ましくは7,000〜30,000程度のものである。好
ましくは、分子中または末端に酸価にして10〜40、より
好ましくは15〜30の酸基を含んでいるものである。酸基
を導入することにより不飽和ポリエステル樹脂との相溶
性がよくなり、SMCやBMCの成形時に液状イソプレンゴム
の分離による型汚れ等の問題の発生を最小限にすること
ができる。また、酸基の導入方法としては、イソプレン
と無水マレイン酸とを共重合したものを水またはメタノ
ール、エタノール、イソプロパノール、ブタノール類等
のアルコールと反応させたり、イソプレンとマレイン酸
またはマレイン酸モノエステルとを共重合させる方法等
がある。ただ、これら酸基の導入法により本発明が制限
されないことはいうまでもない。酸基含有液状イソプレ
ンゴム(d)の使用量は、(a)、(b)、(c)およ
び(d)成分の合計に対して2〜20重量%、好ましくは
5〜15重量%の範囲である。2重量%未満でも20重量%
を越えても低収縮化効果や得られる成形品の表面平滑性
が悪くなる。また、ゴムは分子量が大きくなると固形と
なるが、固形のゴムを使用すると、ペーストの粘度が高
くなり、BMCやSMC化するのが非常に困難になる。
本発明の樹脂組成物を用いてSMCやBMC化するに際して、
充填剤としては、例えば炭酸カルシウム、水酸化アルミ
ニウム、アルミナ、シリカ、クレー、長石粉、川砂、塞
水石などの粉末状無機物を樹脂組成物100重量部に対し
て0〜400重量部、好ましくは100〜300重量部、最も好
ましくは150〜250重量部の範囲で使用することができ
る。また、補強材としては、例えばガラス繊維、炭素繊
維、芳香族ポリアミド繊維、ビニロン繊維などの繊維を
樹脂組成物100重量部に対して0〜400重量部、好ましく
は10〜300重量部、最も好ましくは30〜200重量部の範囲
で使用することができる。
また、本発明の樹脂組成物には、必要に応じて酸化マグ
ネシウムや水酸化マグネシウムなどの増粘剤、ポリスチ
レンなどその他公知の低収縮化剤、シランカツプリング
剤、ステアリン酸カルシウムやパラフインなどの離型
剤、揺変剤、可塑剤、顔料や着色剤、難燃剤や耐炎剤な
どを添加することができる。
このようにして得られる本発明の低収縮性不飽和ポリエ
ステル樹脂組成物には、ラジカル重合開始剤が配合さ
れ、加熱加圧して成形される。ラジカル重合開始剤とし
ては、t-ブチルパーオキシベンゾエート、ベンゾイルパ
ーオキサイド、メチルエチルケトンパーオキサイド、ク
メンハイドロパーオキサイド、t-ブチルパーアセテー
ト、2,5-ジメチルヘキシル‐2,5-ジパーオキシベンゾエ
ート等があり、該重合開始剤は、前記樹脂組成物当り0.
2〜10重量%、好ましくは0.5〜5重量%配合される。
該組成物を用いてSMCを製造するには、該樹脂組成物に
前記充填剤、補強材や必要により増粘剤、その他の低収
縮化剤、シランカツプリング剤、離型剤、その他の添加
剤を配合してシート状に成形し、20〜60℃、好ましくは
30〜50℃で5〜300時間、好ましくは10〜100時間熟成す
ることにより得られる。
また、BMCも該樹脂組成物に前記添加剤、補強材等を配
合して、公知方法によつて製造される。
(実施例) 以下、実施例をもつてさらに詳細に説明する。なお、実
施例中に用いる部に特別なことわりがないかぎり重量部
を意味するものである。また実施例中の数平均分子量は
高速液体クロマトグラフイー(日本ウオーターズ(株)
製201G型)を用いて測定した結果による。
実施例1 無水マレイン酸98部およびプロピレングリコール80部を
窒素気流下、200℃で8時間縮合反応せしめ、酸価25、
数平均分子量1,500で、二重結合当りの数平均分子量が1
60の不飽和ポリエステルを得た。この不飽和ポリエステ
ル60部とハイドロキノン0.01部をスチレン40部に溶解さ
せ、不飽和ポリエステル樹脂(以下、これをUP-1とい
う。)を得た。
一方、アジピン酸146部、エチレングリコール37部およ
びプロピレングリコール34部を窒素気流下に220℃を最
高温度として脱水縮合せしめ、飽和ポリエステル(以
下、これをSP-1という。)を得た。SP-1の数平均分子量
は6,500であつた。
次に、UP-1を50部、SP-1を10部、スチレン30部および液
状イソプレンゴム(数平均分子量23,000、酸価24)10部
を混合し、本発明の低収縮性不飽和ポリエステル樹脂組
成物(以下、これを樹脂組成物(1)という。)を得
た。
得られた樹脂組成物(1)にt-ブチルパーオキシベンゾ
エート1部、ステアリン酸亜鉛4部および炭酸カルシウ
ム200部を添加攪拌し、ペーストとした。このペースト
の粘度は、30℃で650ポイズであつた。さらに、このペ
ーストに酸化マグネシウム1.0部を混合して得た含浸液
を用いて、25mm長のガラス繊維100部を含浸させ、2枚
のポリエチレン間でシート状とし、40℃で40時間熟成
し、SMC化した。このSMCを大きさ300mm×300mmの金型に
て、温度140℃、圧力60kg/cm2の成形条件で3分間プレ
ス成形して、厚さ2mmの平板の成形品を得た。この平板
のうねりを測定したところ、10cm長さ当り4〜5ミクロ
ンであつた。また、このSMCの成形収縮率をJIS K 6911
に基づいて測定したところ、0.06%の膨張であつた。
実施例2 無水マレイン酸98部、水素化ビスフエノールA120部およ
びプロピレングリコール40部より得た酸価26、数平均分
子量2,000で、二重結合当りの数平均分子量が240の不飽
和ポリエステル60部に、スチレン40部およびハイドロキ
ノン0.01部を混合し、不飽和ポリエステル樹脂(以下、
これをUP-2という。)を得た。
次に、UP-2を50部、実施例1で得たSP-1を15部、スチレ
ン27部および液状イソプレンゴム(数平均分子量23.00
0、酸価24)8部を混合し、本発明の低収縮性不飽和ポ
リエステル樹脂組成物(以下、これを樹脂組成物(2)
という。)を得た。
得られた樹脂組成物(2)にt-ブチルパーオキシベンゾ
エート1部、ステアリン酸亜鉛4部および炭酸カルシウ
ム200部を添加攪拌し、ペーストとした。このペースト
の粘度は、30℃で750ポイズであつた。さらに、このペ
ーストに酸化マグネシウム0.7部を混合して得た含浸液
を用いて、実施例1と同様にしてSMC化した。
このSMCを実施例1と同様にして成形したところ、平板
のうねりは4〜5ミクロンであり、また、成形収縮率は
0.05%の膨張であつた。
実施例3 実施例1におけるSP-1の代りにテレフタル酸166部とジ
エチレングリコール108部とから得られた飽和ポリエス
テル(数平均分子量7,000)を用いた以外は、実施例1
と同様にして本発明の低収縮性不飽和ポリエステル樹脂
組成物(以下、これを樹脂組成物(3)という。)を得
た。この樹脂組成物(3)を用いて酸化マグネシウムの
量を0.8部とする以外はすべて実施例1と同様にしてSMC
化した。このSMCを実施例1と同様にして成形したとこ
ろ、平板のうねりは3〜4ミクロンであり、また、成形
収縮率は0.04%の膨張であつた。
実施例4 実施例1におけるSP-1の代りにアジピン酸146部とジエ
チレングリコール108部とから得られた飽和ポリエステ
ル(数平均分子量7,500)(以下、これをSP-2とい
う。)を用いた以外は、実施例1と同様にして本発明の
低収縮性不飽和ポリエステル樹脂組成物(以下、これを
樹脂組成物(4)という。)を得た。この樹脂組成物
(4)を用いて酸化マグネシウムの量を0.8部とする以
外はすべて実施例1と同様にしてSMC化した。このSMCを
実施例1と同様にして成形したところ、平板のうねりは
4〜5ミクロンであり、また、成形収縮率は0.05%の膨
張であつた。
実施例5 実施例2におけるSP-1の代りにSP-2を用いた以外は、実
施例2と同様にして本発明の低収縮性不飽和ポリエステ
ル樹脂組成物(以下、これを樹脂組成物(5)とい
う。)を得た。この樹脂組成物(5)を用いて酸化マグ
ネシウムの量を0.8部とする以外はすべて実施例1と同
様にしてSMC化した。このSMCを実施例1と同様にして成
形したところ、平板のうねりは4〜5ミクロンであり、
また、成形収縮率は0.05%の膨張であつた。
実施例6 実施例2におけるSP-1の代りにアジピン酸146部とジプ
ロピレングリコール140部とから得られた飽和ポリエス
テル(数平均分子量6,300)を用いた以外は、実施例2
と同様にして本発明の低収縮性不飽和ポリエステル樹脂
組成物および平板の成形品を得た。この平板のうねりは
5〜6ミクロンであり、また、成形収縮率は0.06%の膨
張であつた。
比較例1 実施例1において液状イソプレンゴムを使用しない以外
は全く実施例1と同様にして、比較用の成形品を得た。
この成形品のうねりは15ミクロンであり、また、成形収
縮率は0.03%の収縮であつた。
比較例2 実施例1における液状イソプレンゴムの代りに数平均分
子量約2,000の末端ビニルポリブタジエン(日本曹達株
式会社製TE-2000)を用いた以外は、実施例1と同様に
してSMCおよび平板のうねりは10ミクロンであり、成形
収縮率は0.02%の収縮であり、また成形品の表面はポリ
ブタジエンの分離による汚れが認められた。
比較例3 実施例1における液状イソプレンゴムの代りに数平均分
子量約15万の固形イソプレンゴムを用いた以外は、実施
例1と同様にしてSMCを得ようとしたが、ペーストの粘
度は約1万ポイズであり、ガラス繊維への含浸が不可能
であつた。
実施例7 実施例1で得たUP-1を50部、実施例4で得たSP-2を15
部、スチレン30部、実施例2で用いた液状イソプレンゴ
ム(酸価24)5部、t-ブチルパーオキシベンゾエート1
部、炭酸カルシウム300部、ステアリン酸亜鉛5部、酸
化マグネシウム0.6部およびガラス繊維(6mm長)90部を
バンバリー型ニーダーで2分間混練し、BMCを得た。こ
のBMCを実施例1と同様にして成形した。得られた成形
品のうねりは6〜7ミクロンであり、成形収縮率は0.06
%の膨張であつた。また、衝撃強度(アイゾツトフラツ
トワイズ)を測定すると、22kg・cm/cm2であつた。
比較例4 実施例7において、液状イソプレンゴムの代りに比較例
3で用いた固形イソプレンゴムを同量使用する他は実施
例7と同様にして、比較用のBMCを得た。このとき混練
時の粘度が高く、ガラス繊維投入後含浸するまでに15分
間の混練を必要とした。また、衝撃強度(アイゾツトフ
ラツトワイズ)は、12kg・cm/cm2であつた。
比較例5 実施例1における液状イソプレンゴム(数平均分子量23
000、数価24)を用いる代わりに液状イソプレンゴム
(分子量23000、酸化0)を用いる他は同様にしてSMC化
して、同様の条件で成形した。
成形品の表面の状態は、ゴムの分離に基ずくと思われる
ガラス繊維に沿ったかすれ模様が全面に発生した。うね
り9〜12ミクロン、また収縮率は0.01%の収縮であり、
実施例1で得られた成形品のようなものは得られなかっ
た。
(発明の効果) 本発明の低収縮性不飽和ポリエステル樹脂組成物は、特
定の不飽和ポリエステル樹脂に飽和ポリエステルおよび
液状イソプレンゴムまたはその水素化物を使用すること
により、従来公知の低収縮性樹脂組成物に比べ、成形品
の表面平滑性が良好で、しかもSMCやBMC化するのが容易
で、機械強度に優れた成形品を提供するものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二重結合当たりの数平均分子量が300以下
    である不飽和ポリエステル(a)20〜50重量%、 共重合性単量体(b)25〜65重量%、 数平均分子量3,000〜30,000の飽和ポリエステル(c)
    5〜25重量%および酸基含有液状イソプレンゴム(d)
    2〜20重量%(但し、(a)、(b)、(c)および
    (d)成分の合計は100重量%である。)を含有してな
    る低収縮性不飽和ポリエステル樹脂組成物。
JP61279836A 1986-11-26 1986-11-26 低収縮性不飽和ポリエステル樹脂組成物 Expired - Lifetime JPH0689239B2 (ja)

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