JPH0689310B2 - マイクロカプセル含有仮接着剤 - Google Patents
マイクロカプセル含有仮接着剤Info
- Publication number
- JPH0689310B2 JPH0689310B2 JP9937785A JP9937785A JPH0689310B2 JP H0689310 B2 JPH0689310 B2 JP H0689310B2 JP 9937785 A JP9937785 A JP 9937785A JP 9937785 A JP9937785 A JP 9937785A JP H0689310 B2 JPH0689310 B2 JP H0689310B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- microcapsules
- temporary adhesive
- microcapsule
- particle size
- release agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J13/00—Colloid chemistry, e.g. the production of colloidal materials or their solutions, not otherwise provided for; Making microcapsules or microballoons
- B01J13/02—Making microcapsules or microballoons
- B01J13/025—Applications of microcapsules not provided for in other subclasses
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Description
発明の目的
本発明は、香料などを封入したマイクロカプセルを含有
する仮接着剤に関する。この仮接着剤は、接着されてい
るページを開くことによって芳香を発する雑誌やパンフ
レットを製造するのに好適である。
する仮接着剤に関する。この仮接着剤は、接着されてい
るページを開くことによって芳香を発する雑誌やパンフ
レットを製造するのに好適である。
香料、染料、脱臭剤、あるいは液晶などを封入したマイ
クロカプセルを紙面に印刷ないし塗布し、その部分を強
くこするなどしてマイクロカプセルを破り、芳香を発し
たりするようにしたものが知られている。 マイクロカプセルを塗布した2枚の紙を接着剤で貼り合
わせておき、これを剥離するときに芳香が出るようにし
たものもある。しかし、従来の接着剤は接着強度が高す
ぎるため、剥離が困難である。接着剤を網点状に適用
し、その面積率をコントロールすることにより適度の剥
離強度を得ることが試みられているが、部分的であるに
しても、剥離により基材の破壊、いわゆる「紙ムケ」が
生じる。これは、基材が印刷物である場合はもちろん、
そうでなくても、美観を損うので好ましくない。そこ
で、接着剤を「生乾き」になるまで乾燥し、接着強度を
低下させてから対向紙と貼り合わせて使用することも行
なわれるが、乾燥の管理に高度の熟練を要し、品質の均
一な製品を得ることは困難である。 剥離が容易であって「紙ムケ」を生じない仮接着剤とし
て、ワックスを使用することが提案された。ワックスで
仮接着すれば、凝集破壊により剥離が進むので、基材が
破壊されることはない。しかし、ワックスの接着力は弱
く、剥離強度にして20g/インチ(T字剥離、剥離速度10
0mm/min、25℃、湿度50%)程度がふつうであるから、
仮接着体の輸送や製本作業の途中で接着が剥れるおそれ
がある。また、夏などの雰囲気温度が高いときに、ワッ
クスが溶け出して、製品の美観を損うこともある。
クロカプセルを紙面に印刷ないし塗布し、その部分を強
くこするなどしてマイクロカプセルを破り、芳香を発し
たりするようにしたものが知られている。 マイクロカプセルを塗布した2枚の紙を接着剤で貼り合
わせておき、これを剥離するときに芳香が出るようにし
たものもある。しかし、従来の接着剤は接着強度が高す
ぎるため、剥離が困難である。接着剤を網点状に適用
し、その面積率をコントロールすることにより適度の剥
離強度を得ることが試みられているが、部分的であるに
しても、剥離により基材の破壊、いわゆる「紙ムケ」が
生じる。これは、基材が印刷物である場合はもちろん、
そうでなくても、美観を損うので好ましくない。そこ
で、接着剤を「生乾き」になるまで乾燥し、接着強度を
低下させてから対向紙と貼り合わせて使用することも行
なわれるが、乾燥の管理に高度の熟練を要し、品質の均
一な製品を得ることは困難である。 剥離が容易であって「紙ムケ」を生じない仮接着剤とし
て、ワックスを使用することが提案された。ワックスで
仮接着すれば、凝集破壊により剥離が進むので、基材が
破壊されることはない。しかし、ワックスの接着力は弱
く、剥離強度にして20g/インチ(T字剥離、剥離速度10
0mm/min、25℃、湿度50%)程度がふつうであるから、
仮接着体の輸送や製本作業の途中で接着が剥れるおそれ
がある。また、夏などの雰囲気温度が高いときに、ワッ
クスが溶け出して、製品の美観を損うこともある。
本発明の目的は、上記した技術の現状を改善し、仮接着
体の取扱いに際して接着が剥れることはない程度に強い
接着力を有し、一方で基材の破壊を伴わず接着層内にお
ける凝集破壊により剥離することができる程度に弱い接
着力を有する、マイクロカプセル含有仮接着剤を提供す
ることにある。 発明の構成
体の取扱いに際して接着が剥れることはない程度に強い
接着力を有し、一方で基材の破壊を伴わず接着層内にお
ける凝集破壊により剥離することができる程度に弱い接
着力を有する、マイクロカプセル含有仮接着剤を提供す
ることにある。 発明の構成
本発明のマイクロカプセル含有仮接着剤は、接着機能を
有する包皮材料を用いたマイクロカプセルと、このマイ
クロカプセルの粒径より小さい粒径をもった離型剤の粒
子とを混合してなる。 マイクロカプセルに封入すべき内容物は、香料、染料、
脱臭剤、液晶など任意であって、2種またはそれ以上を
混合して使用することもできるし、内容物の異なるマイ
クロカプセルを2種以上併用してもよいことはもちろん
である。 所望であれば、マイクロカプセルの内容物を、種々の多
孔性物質の担体、代表的にはシリカゲルや活性炭に含浸
または吸着させて使用してもよい。ジルコニウムリン酸
錯塩は、この目的に好適な多孔性物質である。 接着機能を有するマイクロカプセル包皮材料の第一のグ
ループは、ゼラチン、グルー、サイクロデキストリンを
典型とする水溶性高分子物質である。この種の材料でマ
イクロカプセルを形成する技術は、コアセルベーション
法として知られている。 マイクロカプセル包皮材料の第二のグループは、種々の
合成樹脂およびゴムからなる代表例としては、ビスセノ
ールA、アクリル樹脂、エチレン−酢ビ共重合体、ポリ
塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、クロロプレンゴム、
ウレタンゴム、ポリエステル、アルキッド樹脂およびニ
トロセルロースが挙げられる。これらは、前記した多孔
性物質の担体を使用する場合に好適である。 本発明で使用する離型剤とは、要するに剥離に際して自
身の凝集破壊を起しやすい物質を指す。よく使われてい
るシリコーンエマルジョン、シリコーンゴム油、テフロ
ンエマルジョン、テフロンゴム油、ワックスエマルジョ
ン、ワックスなどが使用可能であるが、マイクロカプセ
ルの粒径との関係において、グレードを選択する必要が
ある。 マイクロカプセルと離型剤との混合物である本発明の仮
接着剤は、紙をはじめとする任意の基材の上に、任意の
パターンで適用することができる。一例を示せば、第1
図にみるように紙2の折り線3から左方の片2Aにマイク
ロカプセル含有仮接着剤1を長方形とハート型の組み合
わせからなるパターンで塗布し、折り線3で折って他方
の片2Bを重ね、圧着して自然乾燥する。 この作業は、たとえば第5図に示す構成の装置を用い
て、インラインで行なうことができる。すなわち、巻取
りから繰り出される紙2に、印刷ユニット5において所
望の印刷を施し、ドライヤー6を通して乾燥したのち、
仮接着剤パターン塗工ユニット7により上記の印刷を行
なう。続いて、折りロール8を用いて、所定の折り線3
に沿って紙を折り重ね、カッティングユニット9で裁断
する。 このようにして得た仮接着体は、のちに第2図に示すよ
うに剥離することができる。
有する包皮材料を用いたマイクロカプセルと、このマイ
クロカプセルの粒径より小さい粒径をもった離型剤の粒
子とを混合してなる。 マイクロカプセルに封入すべき内容物は、香料、染料、
脱臭剤、液晶など任意であって、2種またはそれ以上を
混合して使用することもできるし、内容物の異なるマイ
クロカプセルを2種以上併用してもよいことはもちろん
である。 所望であれば、マイクロカプセルの内容物を、種々の多
孔性物質の担体、代表的にはシリカゲルや活性炭に含浸
または吸着させて使用してもよい。ジルコニウムリン酸
錯塩は、この目的に好適な多孔性物質である。 接着機能を有するマイクロカプセル包皮材料の第一のグ
ループは、ゼラチン、グルー、サイクロデキストリンを
典型とする水溶性高分子物質である。この種の材料でマ
イクロカプセルを形成する技術は、コアセルベーション
法として知られている。 マイクロカプセル包皮材料の第二のグループは、種々の
合成樹脂およびゴムからなる代表例としては、ビスセノ
ールA、アクリル樹脂、エチレン−酢ビ共重合体、ポリ
塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、クロロプレンゴム、
ウレタンゴム、ポリエステル、アルキッド樹脂およびニ
トロセルロースが挙げられる。これらは、前記した多孔
性物質の担体を使用する場合に好適である。 本発明で使用する離型剤とは、要するに剥離に際して自
身の凝集破壊を起しやすい物質を指す。よく使われてい
るシリコーンエマルジョン、シリコーンゴム油、テフロ
ンエマルジョン、テフロンゴム油、ワックスエマルジョ
ン、ワックスなどが使用可能であるが、マイクロカプセ
ルの粒径との関係において、グレードを選択する必要が
ある。 マイクロカプセルと離型剤との混合物である本発明の仮
接着剤は、紙をはじめとする任意の基材の上に、任意の
パターンで適用することができる。一例を示せば、第1
図にみるように紙2の折り線3から左方の片2Aにマイク
ロカプセル含有仮接着剤1を長方形とハート型の組み合
わせからなるパターンで塗布し、折り線3で折って他方
の片2Bを重ね、圧着して自然乾燥する。 この作業は、たとえば第5図に示す構成の装置を用い
て、インラインで行なうことができる。すなわち、巻取
りから繰り出される紙2に、印刷ユニット5において所
望の印刷を施し、ドライヤー6を通して乾燥したのち、
仮接着剤パターン塗工ユニット7により上記の印刷を行
なう。続いて、折りロール8を用いて、所定の折り線3
に沿って紙を折り重ね、カッティングユニット9で裁断
する。 このようにして得た仮接着体は、のちに第2図に示すよ
うに剥離することができる。
マイクロカプセル含有仮接着剤で接着したものを模式的
断面図で示せば、第3図のようになる。また、剥離した
状態は、第4図のとおりである。図において、11はマイ
クロカプセルであり、12は離型剤の粒子である。 マイクロカプセルの粒径は、一般に0.5〜80μの広い範
囲にわたるが、本発明では比較的大径のもの、代表的に
は30〜50μの範囲のものが適当である。これに対して離
型剤の粒子は、それより小径、好ましくは数分の一ない
し数十分の一の径をもったものを使用する。従って、そ
の径は0.0001〜10μ、好ましくは0.0001〜0.1μの範囲
からえらぶことになる。 このような粒径の組み合わせにより、小さい離型剤の粒
子は大きいマイクロカプセルの間に入り込むことがで
き、そこで皮膜を形成するから凝集破壊性を示すことに
なる。一方、一部のマイクロカプセルは直接紙と接着
し、また相互に接着して、仮接着層の強度を、単なる離
型剤の凝集破壊強度よりは大きくする。これが、本発明
の仮接着剤に従来のワックス(20〜30g/インチ)より大
きい(50〜500g/インチ)剥離強度が生じる理由であ
る。離型剤の粒子がマイクロカプセルの粒径に匹敵する
ような大きさであると、このような作用は期待できず、
接着強度が高くなって「紙ムケ」が生じる。 マイクロカプセル含有仮接着剤の配合は、マイクロカプ
セル:離型剤=10〜95:90〜5(重量比)の範囲からえ
らぶ。離型剤が多すぎれば接着強度が不足となり、少な
すぎればその凝集破壊による剥離を期待することができ
ない。 すでにした説明から理解されるであろうが、接着強度は
マイクロカプセルと離型剤との配合割合だけでなく、両
者の粒径比によっても影響され、また粒径比が大きい方
が接着強度のコントロールが容易である。粒径の差が少
い場合は、離型剤が比較的多量に存在しないと、マイク
ロカプセル相互の接着による接着強度の急激な上昇が起
る。しかし、離型剤を多量に与えれば、接着強度は低い
値に止まって、適切な値を得ることが困難である。粒径
10〜30μのマイクロカプセルに対し、離型剤の粒径が0.
1〜1μの小さいものでは少なくとも17%あれば接着強
度が過大にならず、一方、粒径が5〜10μの大きいもの
では、40%以上の添加が必要であった。
断面図で示せば、第3図のようになる。また、剥離した
状態は、第4図のとおりである。図において、11はマイ
クロカプセルであり、12は離型剤の粒子である。 マイクロカプセルの粒径は、一般に0.5〜80μの広い範
囲にわたるが、本発明では比較的大径のもの、代表的に
は30〜50μの範囲のものが適当である。これに対して離
型剤の粒子は、それより小径、好ましくは数分の一ない
し数十分の一の径をもったものを使用する。従って、そ
の径は0.0001〜10μ、好ましくは0.0001〜0.1μの範囲
からえらぶことになる。 このような粒径の組み合わせにより、小さい離型剤の粒
子は大きいマイクロカプセルの間に入り込むことがで
き、そこで皮膜を形成するから凝集破壊性を示すことに
なる。一方、一部のマイクロカプセルは直接紙と接着
し、また相互に接着して、仮接着層の強度を、単なる離
型剤の凝集破壊強度よりは大きくする。これが、本発明
の仮接着剤に従来のワックス(20〜30g/インチ)より大
きい(50〜500g/インチ)剥離強度が生じる理由であ
る。離型剤の粒子がマイクロカプセルの粒径に匹敵する
ような大きさであると、このような作用は期待できず、
接着強度が高くなって「紙ムケ」が生じる。 マイクロカプセル含有仮接着剤の配合は、マイクロカプ
セル:離型剤=10〜95:90〜5(重量比)の範囲からえ
らぶ。離型剤が多すぎれば接着強度が不足となり、少な
すぎればその凝集破壊による剥離を期待することができ
ない。 すでにした説明から理解されるであろうが、接着強度は
マイクロカプセルと離型剤との配合割合だけでなく、両
者の粒径比によっても影響され、また粒径比が大きい方
が接着強度のコントロールが容易である。粒径の差が少
い場合は、離型剤が比較的多量に存在しないと、マイク
ロカプセル相互の接着による接着強度の急激な上昇が起
る。しかし、離型剤を多量に与えれば、接着強度は低い
値に止まって、適切な値を得ることが困難である。粒径
10〜30μのマイクロカプセルに対し、離型剤の粒径が0.
1〜1μの小さいものでは少なくとも17%あれば接着強
度が過大にならず、一方、粒径が5〜10μの大きいもの
では、40%以上の添加が必要であった。
【実施例1】 ベンズアルデヒド(香料成分)をゼラチン包皮のマイク
ロカプセル(粒径10〜30μ)とした。離型剤としてシリ
コーンエマルジョン「LE46」(日本ユニカー、粒径0.1
〜1μ)を用い、つぎのインキ組成物を用意した。 マイクロカプセル 78%(重量) シリコーンエマルジョン 17 アルギン酸ソーダ(増粘剤) 5 第5図に示した装置により、コート紙「ダイヤコート」
(十条製紙、斤量四六版/10Kg)上にパターン塗工し、
折って第1図に示した印刷物を得て自然乾燥した。 この仮接着体の接着強度は約200g/インチ(T字剥離、
即100mm/分、湿度50%)であって、この値は常温(25
℃)はもちろん、高温(80℃)の貯蔵でも変化しなかっ
た。T字剥離後の剥離面を観察したところ、剥離はマイ
クロカプセルのゼラチン包皮とシリコーン皮膜との間で
起っており、一部のマイクロカプセルが破壊されて芳香
が生じたことが確認できた。
ロカプセル(粒径10〜30μ)とした。離型剤としてシリ
コーンエマルジョン「LE46」(日本ユニカー、粒径0.1
〜1μ)を用い、つぎのインキ組成物を用意した。 マイクロカプセル 78%(重量) シリコーンエマルジョン 17 アルギン酸ソーダ(増粘剤) 5 第5図に示した装置により、コート紙「ダイヤコート」
(十条製紙、斤量四六版/10Kg)上にパターン塗工し、
折って第1図に示した印刷物を得て自然乾燥した。 この仮接着体の接着強度は約200g/インチ(T字剥離、
即100mm/分、湿度50%)であって、この値は常温(25
℃)はもちろん、高温(80℃)の貯蔵でも変化しなかっ
た。T字剥離後の剥離面を観察したところ、剥離はマイ
クロカプセルのゼラチン包皮とシリコーン皮膜との間で
起っており、一部のマイクロカプセルが破壊されて芳香
が生じたことが確認できた。
【実施例2】 ジルコニウムリン酸錯塩「ZSP」(第一稀元素化学工
業、平均粒径3μ)に植物ウコン粉末の水分散液を含浸
させ、これをアルキッド樹脂と混合した。 下記のインキ組成物をつくり、 マイクロカプセル 70%(重量) シリコーン油「KF96」(信越化学、平均粒径0.1μのシ
リコーンゴム) 20 アマニ油 5 フェノール変性ロジン 5 上質紙「春日井」(王子製紙、斤量四六版/76Kg)にオ
フセット枚葉印刷し、乾燥前に折り機で折って自然乾燥
させた。 仮接着強度は100g/インチ前後で、剥離するとカレー様
の香りがした。
業、平均粒径3μ)に植物ウコン粉末の水分散液を含浸
させ、これをアルキッド樹脂と混合した。 下記のインキ組成物をつくり、 マイクロカプセル 70%(重量) シリコーン油「KF96」(信越化学、平均粒径0.1μのシ
リコーンゴム) 20 アマニ油 5 フェノール変性ロジン 5 上質紙「春日井」(王子製紙、斤量四六版/76Kg)にオ
フセット枚葉印刷し、乾燥前に折り機で折って自然乾燥
させた。 仮接着強度は100g/インチ前後で、剥離するとカレー様
の香りがした。
【実施例3】 実施例2で用いたジルコニウムリン酸錯塩にアスコルビ
ン酸の飽和水溶液を含浸させ、エチレン−酢ビ共重合体
エマルジョンと混合して、脱臭剤マイクロカプセルとし
た。このマイクロカプセル60重量部と、エマルジョンワ
ックス「モービルサーC」(モービル石油、平均粒径0.
1μ)40重量部とを混合した。 コート紙「トップコート」(神崎製紙、斤量四六版/90K
g)の上に、上記の仮接着剤をハケ塗りし、同じ紙を重
ねて圧着した。 剥離強度は50〜70g/インチで、レモン様の芳香をもち、
脱臭作用のある仮接着が得られた。
ン酸の飽和水溶液を含浸させ、エチレン−酢ビ共重合体
エマルジョンと混合して、脱臭剤マイクロカプセルとし
た。このマイクロカプセル60重量部と、エマルジョンワ
ックス「モービルサーC」(モービル石油、平均粒径0.
1μ)40重量部とを混合した。 コート紙「トップコート」(神崎製紙、斤量四六版/90K
g)の上に、上記の仮接着剤をハケ塗りし、同じ紙を重
ねて圧着した。 剥離強度は50〜70g/インチで、レモン様の芳香をもち、
脱臭作用のある仮接着が得られた。
【実施例4】 実施例3において、エマルジョンワックスに代えてシリ
コーンエマルジョンを用い、靴の敷皮のパターンに塗工
した。切り抜いて引き剥がすことにより、一足の脱臭剤
入り敷皮が得られた。
コーンエマルジョンを用い、靴の敷皮のパターンに塗工
した。切り抜いて引き剥がすことにより、一足の脱臭剤
入り敷皮が得られた。
【実施例5】 実施例1のマイクロカプセルとともに、温度の変化によ
り色が変る液晶を封入したマイクロカプセルを使用し
て、支持体上に示温計を印刷(裏返しパターンで)し
た。裏面にポリエステルフィルムを当て平面性を高くし
て乾燥し、フィルムを剥離して粘着剤を塗布した。 この示温計は、上記の粘着剤により任意の物体上に貼り
つけることができ、支持体を剥離することにより、芳香
を生じるとともに示温計としてはたらくことができるも
のであった。 発明の効果 本発明のマイクロカプセル含有仮接着剤は、50〜500g/
インチの範囲で所望の剥離強度をもった仮接着を与え
る。従って、仮接着体の輸送や製本作業などに際して特
別の注意を払わなくても接着が剥れることなく、しかも
剥離は基材の破壊を招くことなく容易にできる。剥離に
よりマイクロカプセルの一部が破れて封入されていた物
質があらわれ、芳香を発するなどのはたらきをする。残
りのマイクロカプセルはそのまま保存されているから、
後に紙面を強くこするなどして、さらにこれらを破り、
作用を再現することができる。 このように、本発明の仮接着剤を用いれば、新聞、図
書、雑誌、パンフレットあるいはカタログなどで、開く
と芳香がするものをつくることが容易である。 この仮接着剤は、印刷インキの形でも、塗料の形でも使
用でき、在来の種々の装置で能率よく印刷ないし塗工で
きる。
り色が変る液晶を封入したマイクロカプセルを使用し
て、支持体上に示温計を印刷(裏返しパターンで)し
た。裏面にポリエステルフィルムを当て平面性を高くし
て乾燥し、フィルムを剥離して粘着剤を塗布した。 この示温計は、上記の粘着剤により任意の物体上に貼り
つけることができ、支持体を剥離することにより、芳香
を生じるとともに示温計としてはたらくことができるも
のであった。 発明の効果 本発明のマイクロカプセル含有仮接着剤は、50〜500g/
インチの範囲で所望の剥離強度をもった仮接着を与え
る。従って、仮接着体の輸送や製本作業などに際して特
別の注意を払わなくても接着が剥れることなく、しかも
剥離は基材の破壊を招くことなく容易にできる。剥離に
よりマイクロカプセルの一部が破れて封入されていた物
質があらわれ、芳香を発するなどのはたらきをする。残
りのマイクロカプセルはそのまま保存されているから、
後に紙面を強くこするなどして、さらにこれらを破り、
作用を再現することができる。 このように、本発明の仮接着剤を用いれば、新聞、図
書、雑誌、パンフレットあるいはカタログなどで、開く
と芳香がするものをつくることが容易である。 この仮接着剤は、印刷インキの形でも、塗料の形でも使
用でき、在来の種々の装置で能率よく印刷ないし塗工で
きる。
【図面の簡単な説明】 第1図および第2図は、本発明のマイクロカプセル含有
仮接着剤の使用例を説明するためのものであって、第1
図は仮接着剤を紙面にパターン塗工した段階を、また第
2図は紙を折って仮接着したのち引き剥しつつある段階
を、それぞれ示す斜視図である。 第3図および第4図は、本発明のマイクロカプセル含有
仮接着剤の機能を説明するためのものであって、第3図
は接着したところを、また第4図は引き剥したところ
を、それぞれ示す模式的な断面図である。 第5図は、本発明のマイクロカプセル含有仮接着剤を適
用する代表的な態様を示す概念図である。 1……マイクロカプセル含有仮接着剤 11……マイクロカプセル、12……離型剤 2,2A,2B……紙
仮接着剤の使用例を説明するためのものであって、第1
図は仮接着剤を紙面にパターン塗工した段階を、また第
2図は紙を折って仮接着したのち引き剥しつつある段階
を、それぞれ示す斜視図である。 第3図および第4図は、本発明のマイクロカプセル含有
仮接着剤の機能を説明するためのものであって、第3図
は接着したところを、また第4図は引き剥したところ
を、それぞれ示す模式的な断面図である。 第5図は、本発明のマイクロカプセル含有仮接着剤を適
用する代表的な態様を示す概念図である。 1……マイクロカプセル含有仮接着剤 11……マイクロカプセル、12……離型剤 2,2A,2B……紙
Claims (8)
- 【請求項1】接着機能を有する包皮材料を用いたマイク
ロカプセルと、このマイクロカプセルの粒径より小さい
粒径をもった離型剤の粒子とを混合してなるマイクロカ
プセル含有仮接着剤。 - 【請求項2】マイクロカプセルの内容物が、香料、染
料、脱臭剤および液晶の1種または2種以上である特許
請求の範囲第1項のマイクロカプセル含有仮接着剤。 - 【請求項3】マイクロカプセルの内容物を、シリカゲ
ル、ジルコニウムリン酸錯塩および活性炭からえらんだ
多孔質材料に含浸させて使用する特許請求の範囲第1項
または第2項のマイクロカプセル含有仮接着剤。 - 【請求項4】マイクロカプセルの包皮材料として、ゼラ
チン、グルーおよびサイクロデキストリンからえらんだ
ものを用いる特許請求の範囲第1項または第2項のマイ
クロカプセル含有仮接着剤。 - 【請求項5】マイクロカプセルの包皮材料として、ビス
フェノールA、アクリル樹脂、エチレン−酢ビ共重合
体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、クロロプレ
ンゴム、ウレタンゴム、ポリエステル、アルキッド樹脂
およびニトロセルロースからえらんだものを用いる特許
請求の範囲第3項のマイクロカプセル含有仮接着剤。 - 【請求項6】離型剤として、シリコーンエマルジョン、
シリコーンゴム油、テフロンエマルジョン、テフロンゴ
ム油、ワックスエマルジョンおよびワックスからえらん
だものを用いる特許請求の範囲第1項または第2項のマ
イクロカプセル含有仮接着剤。 - 【請求項7】マイクロカプセルの粒径が0.5〜80μ、好
ましくは30〜50μであり、離型剤粒子の粒径が0.0001〜
10μ、好ましくは0.0001〜0.1μである特許請求の範囲
第1項または第2項のマイクロカプセル含有仮接着剤。 - 【請求項8】マイクロカプセルを10〜95重量%、離型剤
を90〜5重量%の割合で混合してなる特許請求の範囲第
1項または第2項のマイクロカプセル含有仮接着剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9937785A JPH0689310B2 (ja) | 1985-05-10 | 1985-05-10 | マイクロカプセル含有仮接着剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9937785A JPH0689310B2 (ja) | 1985-05-10 | 1985-05-10 | マイクロカプセル含有仮接着剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61258879A JPS61258879A (ja) | 1986-11-17 |
| JPH0689310B2 true JPH0689310B2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=14245833
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9937785A Expired - Lifetime JPH0689310B2 (ja) | 1985-05-10 | 1985-05-10 | マイクロカプセル含有仮接着剤 |
Country Status (1)
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| JP (1) | JPH0689310B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1985
- 1985-05-10 JP JP9937785A patent/JPH0689310B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
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