JPH0689368B2 - 磁気記録用金属磁性粉末の製造方法 - Google Patents
磁気記録用金属磁性粉末の製造方法Info
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- JPH0689368B2 JPH0689368B2 JP60290885A JP29088585A JPH0689368B2 JP H0689368 B2 JPH0689368 B2 JP H0689368B2 JP 60290885 A JP60290885 A JP 60290885A JP 29088585 A JP29088585 A JP 29088585A JP H0689368 B2 JPH0689368 B2 JP H0689368B2
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- magnetic powder
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Description
【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は、耐酸化安定性の改善された磁気記録用として
好適な金属磁性粉末の製造方法に関する。
好適な金属磁性粉末の製造方法に関する。
(発明の技術的背景とその問題点) オーディオ用、ビデオ用、コンピューター用等の磁気テ
ープ、磁気ディスク、磁気シート、磁気カードなどの磁
気記録媒体は、近年記録容量の高密度化による、小型
化、高性能化の指向が一段と強まってきている。これと
あいまって近年磁気記録媒体用磁性粉末として、従来の
酸化鉄系磁性粉末に比し、高保磁力、高飽和磁化が一層
期待し得る鉄または鉄系合金類の鉄系金属磁性粉末(以
下金属磁性粉末という)が注目されつつあり、さらに高
S/N比化、高出力化の要請にともなって微細粒径の金属
磁性粉末がとりわけ望まれてきている。
ープ、磁気ディスク、磁気シート、磁気カードなどの磁
気記録媒体は、近年記録容量の高密度化による、小型
化、高性能化の指向が一段と強まってきている。これと
あいまって近年磁気記録媒体用磁性粉末として、従来の
酸化鉄系磁性粉末に比し、高保磁力、高飽和磁化が一層
期待し得る鉄または鉄系合金類の鉄系金属磁性粉末(以
下金属磁性粉末という)が注目されつつあり、さらに高
S/N比化、高出力化の要請にともなって微細粒径の金属
磁性粉末がとりわけ望まれてきている。
ところで、このような金属磁性粉末は、表面活性が強く
このために経時的に酸化が進とともにそれにともなって
磁気特性が大きく損なわれ易く、いわゆる耐酸化安定性
の悪化がさけられなかったり、さらに甚しい場合には前
記空気中での酸化反応が急激に進むと自然発火、燃焼に
至るなど取扱操作上、工程管理上、種々のトラブルがさ
けられなかったりする。
このために経時的に酸化が進とともにそれにともなって
磁気特性が大きく損なわれ易く、いわゆる耐酸化安定性
の悪化がさけられなかったり、さらに甚しい場合には前
記空気中での酸化反応が急激に進むと自然発火、燃焼に
至るなど取扱操作上、工程管理上、種々のトラブルがさ
けられなかったりする。
これらの問題点を改良するために種々の提案が既になさ
れている。例えば、還元により製造した直後の金属磁性
粉末を緩酸化して薄い酸化鉄被膜を形成させたり、ある
いはクロム、ケイ素、アルミニウムなどの無機物質を金
属磁性粉末に被着したり、さらには鉱物油シランカップ
リング剤、有機リン酸エステルなど種々の有機物質を金
属磁性粉末に被着したりすることが試みられている。し
かしながら、これらの従来方法によっても、耐酸化安定
化が十分でなかったり、耐酸化安定化がもたらされる反
面、金属磁性粉末のもつ優れた磁気特性がいちじるしく
損なわれ易かったりするなど未だ改善すべき多くの問題
が残されいる。
れている。例えば、還元により製造した直後の金属磁性
粉末を緩酸化して薄い酸化鉄被膜を形成させたり、ある
いはクロム、ケイ素、アルミニウムなどの無機物質を金
属磁性粉末に被着したり、さらには鉱物油シランカップ
リング剤、有機リン酸エステルなど種々の有機物質を金
属磁性粉末に被着したりすることが試みられている。し
かしながら、これらの従来方法によっても、耐酸化安定
化が十分でなかったり、耐酸化安定化がもたらされる反
面、金属磁性粉末のもつ優れた磁気特性がいちじるしく
損なわれ易かったりするなど未だ改善すべき多くの問題
が残されいる。
(発明の目的) 本発明は、前記問題点を解決し得る耐酸化安定性の優れ
た磁気記録用に好適な金属磁性粉末の工業的に有利な製
造方法を提供することにある。
た磁気記録用に好適な金属磁性粉末の工業的に有利な製
造方法を提供することにある。
(発明の構成) 本発明者等は、かねてより前記問題点を解決すべく種々
検討を進めた結果、特定のポリアミン化合物を金属磁性
粉末に非酸化性雰囲気中で被着処理することによって、
比較的少量の処理によって緻密で安定な被膜を形成し
得、金属磁性粉末本来の優れた磁気特性を実質的に損な
うことなく耐酸化安定性が良好で取扱い性、磁気記録媒
体における分散性の優れた金属磁性粉末が得られること
の知見を得、本発明を完成したものである。すなわち本
発明は、金属磁性粉末に対して不活性で、かつ下記一般
式で表わされるポリアルキレンアミン縮合物を溶解し得
る溶媒を用いて非酸化性雰囲気中において金属磁性粉末
を湿潤または浸漬し、次いで溶媒を蒸散させることを特
徴とする耐酸化安定性の改善された磁気記録用金属磁性
粉末の製造方法である 一般式 R1CONH(R2NR3)nR2NHR3 (但し式中、R1は炭素数7〜21のアルキル基またはアル
ケニル基、R2はC2H4またはC3H6、R3はHまたはOCR1、n
は1以上の整数、である) 本発明において被処理物として使用する金属磁性粉末
は、種々の方法によって製造される鉄または鉄を主体と
する種々の鉄系合金類の鉄系金属粉末であって、代表的
には針状結晶の形状のものであって平均粒径(長軸長)
が0.15〜0.5μ、軸比が2〜20で比表面積(Sg)20〜80m
2/g、保磁力(Hc)500〜2,000(Oe)で飽和磁化(σ
s)100〜220emu/gであるが、さらに前記針状晶形状の
もののほか例えば紡錘状、米粒状、球状、棒状、平板
状、サイコロ状など種々の形状のものでSg、Hc、σsな
どが前記範囲にあるようなものであってもよい。
検討を進めた結果、特定のポリアミン化合物を金属磁性
粉末に非酸化性雰囲気中で被着処理することによって、
比較的少量の処理によって緻密で安定な被膜を形成し
得、金属磁性粉末本来の優れた磁気特性を実質的に損な
うことなく耐酸化安定性が良好で取扱い性、磁気記録媒
体における分散性の優れた金属磁性粉末が得られること
の知見を得、本発明を完成したものである。すなわち本
発明は、金属磁性粉末に対して不活性で、かつ下記一般
式で表わされるポリアルキレンアミン縮合物を溶解し得
る溶媒を用いて非酸化性雰囲気中において金属磁性粉末
を湿潤または浸漬し、次いで溶媒を蒸散させることを特
徴とする耐酸化安定性の改善された磁気記録用金属磁性
粉末の製造方法である 一般式 R1CONH(R2NR3)nR2NHR3 (但し式中、R1は炭素数7〜21のアルキル基またはアル
ケニル基、R2はC2H4またはC3H6、R3はHまたはOCR1、n
は1以上の整数、である) 本発明において被処理物として使用する金属磁性粉末
は、種々の方法によって製造される鉄または鉄を主体と
する種々の鉄系合金類の鉄系金属粉末であって、代表的
には針状結晶の形状のものであって平均粒径(長軸長)
が0.15〜0.5μ、軸比が2〜20で比表面積(Sg)20〜80m
2/g、保磁力(Hc)500〜2,000(Oe)で飽和磁化(σ
s)100〜220emu/gであるが、さらに前記針状晶形状の
もののほか例えば紡錘状、米粒状、球状、棒状、平板
状、サイコロ状など種々の形状のものでSg、Hc、σsな
どが前記範囲にあるようなものであってもよい。
本発明において、ポリアルキレンポリアミン縮合物とし
ては、高級脂肪酸、例えばカプリン酸、カプリル酸、ラ
ウリル酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、オレイン酸、
ステアリン酸、ヤシ脂肪酸、牛脂肪酸、エルカ酸、12−
ヒドマキシステアリン酸、イソステアリン酸、イソパル
ミチン酸等とポリアルキレンポリアミン、例えばジエチ
レントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチ
レンペンタミン、ペンタエチレンヘキサミン、アミノエ
チルアミノプロピルアミン、トリエチレンテトラアミノ
プロピルアミン等とを脱水縮合することによって得られ
るが、効果および経済性よりオレイン酸、ステアリン酸
或いはパルミチン酸の1〜2モルとトリエチレンテトラ
ミン、テトラエチレンペンタミン或いはペンタエチレン
ヘキサミンの1モルとを反応させ脱水縮合したものが好
ましい。それらの具体例としては、例えば、(1)C9H
19CONH(C2H4NH)3C2H4NH2、(2)C9H19CONH(C2H4NH)3C2
H4NHOCH19C9、(3)C11H23CONH(C2H4NH)3C2H4NH2、
(4)C11H23CONH(C2H4NH)3C2H4NHOCH23C11、(5)C17
H33CONH(C2H4NH)2C2H4NH2、(6)C17H33CONH(C2H4NH)2
C2H4NH2、(7)C17H33CONH(C2H4NH)3、C2H4NHOCrl33C
17、(8)C17H33CONH(C2H4NH)4C2H4NH2、(9)C17H33
CONH(C3H6NH)3C3H6NH2、(10)C17H35CONHC2H4N(COC17H
35)C2H4NHC2H4NHOCC17H35、(11)C15H31CONH(C2H4NH)2
C2H4NH2、(12)C17H35CONH(C2H4NH)4C2H4NHOCC17H35な
どを挙げることができる。
ては、高級脂肪酸、例えばカプリン酸、カプリル酸、ラ
ウリル酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、オレイン酸、
ステアリン酸、ヤシ脂肪酸、牛脂肪酸、エルカ酸、12−
ヒドマキシステアリン酸、イソステアリン酸、イソパル
ミチン酸等とポリアルキレンポリアミン、例えばジエチ
レントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチ
レンペンタミン、ペンタエチレンヘキサミン、アミノエ
チルアミノプロピルアミン、トリエチレンテトラアミノ
プロピルアミン等とを脱水縮合することによって得られ
るが、効果および経済性よりオレイン酸、ステアリン酸
或いはパルミチン酸の1〜2モルとトリエチレンテトラ
ミン、テトラエチレンペンタミン或いはペンタエチレン
ヘキサミンの1モルとを反応させ脱水縮合したものが好
ましい。それらの具体例としては、例えば、(1)C9H
19CONH(C2H4NH)3C2H4NH2、(2)C9H19CONH(C2H4NH)3C2
H4NHOCH19C9、(3)C11H23CONH(C2H4NH)3C2H4NH2、
(4)C11H23CONH(C2H4NH)3C2H4NHOCH23C11、(5)C17
H33CONH(C2H4NH)2C2H4NH2、(6)C17H33CONH(C2H4NH)2
C2H4NH2、(7)C17H33CONH(C2H4NH)3、C2H4NHOCrl33C
17、(8)C17H33CONH(C2H4NH)4C2H4NH2、(9)C17H33
CONH(C3H6NH)3C3H6NH2、(10)C17H35CONHC2H4N(COC17H
35)C2H4NHC2H4NHOCC17H35、(11)C15H31CONH(C2H4NH)2
C2H4NH2、(12)C17H35CONH(C2H4NH)4C2H4NHOCC17H35な
どを挙げることができる。
なおこれらの化合物は、それらが単独のものであっても
あるいは2種以上の混合物として使用してもよい。
あるいは2種以上の混合物として使用してもよい。
本発明において、前記ポリアルキレンポリアミン縮合物
よりなる被着処理剤を金属磁性粉末に被着処理するに
は、処理剤を適当な溶媒に溶解し、その溶液を用いて金
属磁性粉末を湿潤または浸漬し、次いで溶媒を蒸散させ
ることによっておこなうことができる。前記の適当な溶
媒としては、金属磁性粉末に対して不活性であるととも
に処理剤の一部または全部を溶解し得るものであって、
例えば、ベンゼン、トルエン、キシレン、ケロシン、ピ
リジン、アセトニトリル、メチルエチルケトン、メチル
ブチルケトン、シクロヘキサノン、酢酸エチル、メタノ
ール、エタノール、ブタノール、水などを挙げることが
でき、これは単独で用いてもあるいはそれらを2種以上
混用することもできる。また前記の湿潤または浸漬する
に際しては、非酸化性雰囲気中、例えば窒素ガス、水素
ガス、ヘリウムあるいはアルゴンガス雰囲気中、真空中
などでおこない処理中での酸化を防ぐようにする。な
お、前記湿潤または浸漬処理は、通常常温下でおこなう
が、必要に応じ加熱下でおこなってもよい。また処理時
間は通常10〜300分程度である。次いで前記ポリアルキ
レンポリアミン縮合物を金属粉末表面に残して溶媒のみ
を蒸散させるには、単に風乾させるだけでもおこない得
るが、通常加熱または減圧下でおこなうのが好ましい。
また加熱蒸散させる場合は溶媒の種類により一概に云え
ないが通常50〜220℃が好ましい。
よりなる被着処理剤を金属磁性粉末に被着処理するに
は、処理剤を適当な溶媒に溶解し、その溶液を用いて金
属磁性粉末を湿潤または浸漬し、次いで溶媒を蒸散させ
ることによっておこなうことができる。前記の適当な溶
媒としては、金属磁性粉末に対して不活性であるととも
に処理剤の一部または全部を溶解し得るものであって、
例えば、ベンゼン、トルエン、キシレン、ケロシン、ピ
リジン、アセトニトリル、メチルエチルケトン、メチル
ブチルケトン、シクロヘキサノン、酢酸エチル、メタノ
ール、エタノール、ブタノール、水などを挙げることが
でき、これは単独で用いてもあるいはそれらを2種以上
混用することもできる。また前記の湿潤または浸漬する
に際しては、非酸化性雰囲気中、例えば窒素ガス、水素
ガス、ヘリウムあるいはアルゴンガス雰囲気中、真空中
などでおこない処理中での酸化を防ぐようにする。な
お、前記湿潤または浸漬処理は、通常常温下でおこなう
が、必要に応じ加熱下でおこなってもよい。また処理時
間は通常10〜300分程度である。次いで前記ポリアルキ
レンポリアミン縮合物を金属粉末表面に残して溶媒のみ
を蒸散させるには、単に風乾させるだけでもおこない得
るが、通常加熱または減圧下でおこなうのが好ましい。
また加熱蒸散させる場合は溶媒の種類により一概に云え
ないが通常50〜220℃が好ましい。
なお、前記溶媒の蒸散をおこなう場合にもなるべくは非
酸化性雰囲中でおこなうのが好ましい。前記ポリアルキ
レンポリアミン縮合物よりなる処理剤の被着処理量は、
金属磁性粉末の重量基準に対して0.1〜20%、望ましく
は0.5〜10%である。被着処理量が前記範囲より少なき
にすぎると所望の効果が得られず、また前記範囲より多
きにすぎると飽和磁化などの磁気特性が損なわれ易すか
ったり、さらにはブリーディング現象を発生したりして
磁性塗膜の性能を低下させるなど好ましくない。、な
お、前記ポリアルキレンポリアミン縮合物の被着処理に
先立って、金属磁性粉末に予め酸化被膜、窒化被膜、無
機物被膜等の生成処理をおこなっておくこともできる。
酸化性雰囲中でおこなうのが好ましい。前記ポリアルキ
レンポリアミン縮合物よりなる処理剤の被着処理量は、
金属磁性粉末の重量基準に対して0.1〜20%、望ましく
は0.5〜10%である。被着処理量が前記範囲より少なき
にすぎると所望の効果が得られず、また前記範囲より多
きにすぎると飽和磁化などの磁気特性が損なわれ易すか
ったり、さらにはブリーディング現象を発生したりして
磁性塗膜の性能を低下させるなど好ましくない。、な
お、前記ポリアルキレンポリアミン縮合物の被着処理に
先立って、金属磁性粉末に予め酸化被膜、窒化被膜、無
機物被膜等の生成処理をおこなっておくこともできる。
以下実施例を挙げて本発明をさらに説明する。
実施例1 α−FeOOH針状晶粉末(平均長軸長0.2μ、軸比12)25g
をマッフル炉中で750℃で2時間加熱してα−Fe2O3とし
た。しかる後、得られたα−Fe2O3を管状炉中で水素ガ
ス気流下、400℃で8時間加熱還元して金属鉄粉末(平
均長軸長0.15μ、軸比12、比表面積(BET法)55m2/g、H
c1610 Oe、σs145emu/g)とした。次いで被着処理剤と
して前記例示化合物(7)のポリアルキレンポリアミン
縮合物0.5gをトルエンに溶解した溶液100ml中に、窒素
ガスを吹込みながら前記金属鉄粉末10gを投入し、攪拌
下、2時間室温(25℃)で浸漬処理し、次いで濾過後窒
素ガス雰囲気中で120℃で乾燥して溶媒を蒸散し金属鉄
粉末表面にポリアルキレンポリアミン縮合物を被着させ
た。(試料A) 実施例2 実施例1において、被着処理剤として、前記例示化合物
(6)のポリアルキレンポリアミン縮合物0.5gを使用す
ることのほかは、同例の場合と同様にして処理した。
(試料B) 実施例3 実施例1において:被着処理剤として前記例示化合物
(6)と(7)との混合物(1:1)よりなるポリアルキ
レンポリアミン縮合物0.5gを使用することのほかは、同
例の場合と同様にして処理した。(試料C) 実施例4 実施例1において、被着処理剤として前記例示化合物
(8)のポリアルキレンポリアミン縮合物0.5gを使用す
ることのほかは、同例の場合と同様にして処理した。
(試料D) 実施例5 実施例1において、被着処理剤として前記例示化合物
(5)のポリアルキレンポリアミン縮合物0.5gを使用す
ることのほかは、同例の場合と同様に処理した。(試料
E) 実施例6 実施例1において、被着処理剤として前記例示化合物
(3)と(4)との混合物(1:0:5)よりなるポリアル
キレンポリアミン縮合物0.5gを使用することのほかは、
同例の場合と同様に処理した。(試料F) 実施例7 実施例1において、被着処理剤として前記例示化合物
(1)と(2)との混合物(1:0.5)よりなるポリアル
キレンポリアミド縮合物0.5gを使用することのほかは、
同例の場合と同様に処理した。(試料G) 比較例1 実施例1において、被着処理剤を使用しないことのほか
は、同例の場合と同様に処理した。(試料H) 比較例2 実施例1において、被着処理剤としてγ−グリシドキシ
プロピルトリメトキシラン0.5gを使用することのほか
は、同例の場合と同様に処理した。(試料I) 比較例3 実施例1において、被着処理剤としてポリオキシエチレ
ントリデシルエーテルホスフェート系リン酸エステル0.
5gを使用することのほかは、同例の場合と同様に処理し
た。(試料J) 前記実施例1〜7および比較例1〜3で得られた各試料
について、下記の諸特性を測定した結果を表1に示す。
をマッフル炉中で750℃で2時間加熱してα−Fe2O3とし
た。しかる後、得られたα−Fe2O3を管状炉中で水素ガ
ス気流下、400℃で8時間加熱還元して金属鉄粉末(平
均長軸長0.15μ、軸比12、比表面積(BET法)55m2/g、H
c1610 Oe、σs145emu/g)とした。次いで被着処理剤と
して前記例示化合物(7)のポリアルキレンポリアミン
縮合物0.5gをトルエンに溶解した溶液100ml中に、窒素
ガスを吹込みながら前記金属鉄粉末10gを投入し、攪拌
下、2時間室温(25℃)で浸漬処理し、次いで濾過後窒
素ガス雰囲気中で120℃で乾燥して溶媒を蒸散し金属鉄
粉末表面にポリアルキレンポリアミン縮合物を被着させ
た。(試料A) 実施例2 実施例1において、被着処理剤として、前記例示化合物
(6)のポリアルキレンポリアミン縮合物0.5gを使用す
ることのほかは、同例の場合と同様にして処理した。
(試料B) 実施例3 実施例1において:被着処理剤として前記例示化合物
(6)と(7)との混合物(1:1)よりなるポリアルキ
レンポリアミン縮合物0.5gを使用することのほかは、同
例の場合と同様にして処理した。(試料C) 実施例4 実施例1において、被着処理剤として前記例示化合物
(8)のポリアルキレンポリアミン縮合物0.5gを使用す
ることのほかは、同例の場合と同様にして処理した。
(試料D) 実施例5 実施例1において、被着処理剤として前記例示化合物
(5)のポリアルキレンポリアミン縮合物0.5gを使用す
ることのほかは、同例の場合と同様に処理した。(試料
E) 実施例6 実施例1において、被着処理剤として前記例示化合物
(3)と(4)との混合物(1:0:5)よりなるポリアル
キレンポリアミン縮合物0.5gを使用することのほかは、
同例の場合と同様に処理した。(試料F) 実施例7 実施例1において、被着処理剤として前記例示化合物
(1)と(2)との混合物(1:0.5)よりなるポリアル
キレンポリアミド縮合物0.5gを使用することのほかは、
同例の場合と同様に処理した。(試料G) 比較例1 実施例1において、被着処理剤を使用しないことのほか
は、同例の場合と同様に処理した。(試料H) 比較例2 実施例1において、被着処理剤としてγ−グリシドキシ
プロピルトリメトキシラン0.5gを使用することのほか
は、同例の場合と同様に処理した。(試料I) 比較例3 実施例1において、被着処理剤としてポリオキシエチレ
ントリデシルエーテルホスフェート系リン酸エステル0.
5gを使用することのほかは、同例の場合と同様に処理し
た。(試料J) 前記実施例1〜7および比較例1〜3で得られた各試料
について、下記の諸特性を測定した結果を表1に示す。
粉末特性:常法により保磁力(Hc)、飽和磁化(σ
s)、角形比(Rs)=σr/σs(σs(σr:残留磁化)
を測定した。
s)、角形比(Rs)=σr/σs(σs(σr:残留磁化)
を測定した。
また、試料粉末を60℃で相対湿度80%の条件下で14日間
放置した後の飽和磁化値を測定した経時変化率Δσs
(%) を求め耐酸化安定性の指標とした。
放置した後の飽和磁化値を測定した経時変化率Δσs
(%) を求め耐酸化安定性の指標とした。
シート特性:試料粉末を塩ビ−酢ビ共重合体樹脂を主体
とするバインダーに分散して磁性塗料(PVC35%)を調
製し、ポリエステルフイルム上に常法により塗布し配向
させて磁気記録媒体(塗膜厚8μ)を作成した。この記
録媒体について常法により保磁力(Hc)、残留磁束密度
(Br)、角形比(SQ)を測定した。
とするバインダーに分散して磁性塗料(PVC35%)を調
製し、ポリエステルフイルム上に常法により塗布し配向
させて磁気記録媒体(塗膜厚8μ)を作成した。この記
録媒体について常法により保磁力(Hc)、残留磁束密度
(Br)、角形比(SQ)を測定した。
表1の結果から明らかなように、本発明によって得られ
る金属磁性粉末は、耐酸化安定性が大巾に改善されたも
のであり、かつ樹脂バインダーへの分散性も良好なもの
であって高記録密度化に好適な磁気記録媒体用として甚
だ望ましいものである。
る金属磁性粉末は、耐酸化安定性が大巾に改善されたも
のであり、かつ樹脂バインダーへの分散性も良好なもの
であって高記録密度化に好適な磁気記録媒体用として甚
だ望ましいものである。
(発明の効果) 本発明方法によって得られるポリアルキレンポリアミン
縮合物被着した金属磁性粉末は、耐酸化安定性がいちじ
るしく改善されたものであり、したがって優れた磁気特
性を長期間保持し得るとともに、それ自体貯蔵安定性に
優れ取扱い操作上、工程管理上甚だ好ましいものである
こと、さらに媒体への分散性も良好なものであって高出
力の高記録密度磁気記録媒体を製造する上できわめて好
適なものである。また本発明方法によれば、比較的簡潔
な手段により磁性特性を損なうことなく前記耐酸化安定
性等の性能を工業的有利に付与し得るものである。
縮合物被着した金属磁性粉末は、耐酸化安定性がいちじ
るしく改善されたものであり、したがって優れた磁気特
性を長期間保持し得るとともに、それ自体貯蔵安定性に
優れ取扱い操作上、工程管理上甚だ好ましいものである
こと、さらに媒体への分散性も良好なものであって高出
力の高記録密度磁気記録媒体を製造する上できわめて好
適なものである。また本発明方法によれば、比較的簡潔
な手段により磁性特性を損なうことなく前記耐酸化安定
性等の性能を工業的有利に付与し得るものである。
Claims (1)
- 【請求項1】金属磁性粉末に対して不活性でかつ下記一
般式で表わされるポリアルキレンポリアミン縮合物を溶
解した溶媒を用いて非酸化性雰囲気中において金属磁性
粉末を湿潤または浸漬し、次いで溶媒を蒸散させること
を特徴とする耐酸化安定性の改善された磁気記録用金属
磁性粉末の製造方法 一般式 R1CONH(R2NR3)nR2NHR3 (但し式中、R1は炭素数7〜21のアルキル基またはアル
ケニル基、R2はC2H4又はC3H6、R3はHまたはOCR1、nは
1以上の整数、である)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60290885A JPH0689368B2 (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | 磁気記録用金属磁性粉末の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60290885A JPH0689368B2 (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | 磁気記録用金属磁性粉末の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62150529A JPS62150529A (ja) | 1987-07-04 |
| JPH0689368B2 true JPH0689368B2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=17761765
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60290885A Expired - Fee Related JPH0689368B2 (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | 磁気記録用金属磁性粉末の製造方法 |
Country Status (1)
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| JP (1) | JPH0689368B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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|---|---|---|---|---|
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Family Cites Families (2)
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|---|---|---|---|---|
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| JPH0612725B2 (ja) * | 1984-07-12 | 1994-02-16 | 東邦化学工業株式会社 | 磁性材料の製造方法 |
-
1985
- 1985-12-25 JP JP60290885A patent/JPH0689368B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62150529A (ja) | 1987-07-04 |
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