JPH0689505B2 - 抗菌性エレクトレツト繊維シ−ト - Google Patents
抗菌性エレクトレツト繊維シ−トInfo
- Publication number
- JPH0689505B2 JPH0689505B2 JP61124297A JP12429786A JPH0689505B2 JP H0689505 B2 JPH0689505 B2 JP H0689505B2 JP 61124297 A JP61124297 A JP 61124297A JP 12429786 A JP12429786 A JP 12429786A JP H0689505 B2 JPH0689505 B2 JP H0689505B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fiber sheet
- antibacterial
- present
- electret fiber
- electret
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は防菌、防カビ、防臭、防腐性を有し、かつ電荷
寿命の長い抗菌性エレクトレット繊維シートに関するも
のである。
寿命の長い抗菌性エレクトレット繊維シートに関するも
のである。
[従来の技術] 従来、エレクトレット繊維シートをフィルタに用いた場
合、捕集したダスト中に存在する菌、カビ類によって臭
いが発生したり、増殖により発生した菌、カビ類の再飛
散、再通過などによって人体に影響を与える危険があっ
た。
合、捕集したダスト中に存在する菌、カビ類によって臭
いが発生したり、増殖により発生した菌、カビ類の再飛
散、再通過などによって人体に影響を与える危険があっ
た。
又、菌、カビ類の増殖により、エレクトレットの寿命を
損う恐れがあった。
損う恐れがあった。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明の目的は、かかる問題点を解決するため、抗菌性
薬剤を繊維シートに付着してなる抗菌性エレクトレット
繊維シートを提供することにある。
薬剤を繊維シートに付着してなる抗菌性エレクトレット
繊維シートを提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明にかかる繊維シートは、次の構成を有する。
すなわち、体積抵抗率1014Ω・cm以上の繊維シートに、
芳香族ハロゲン化合物、シリコン第4級アンモニウム塩
および有機金属化合物から選ばれた少なくとも一種より
なる抗菌性薬剤が付着されてなる抗菌性エレクトレット
繊維シートである。
芳香族ハロゲン化合物、シリコン第4級アンモニウム塩
および有機金属化合物から選ばれた少なくとも一種より
なる抗菌性薬剤が付着されてなる抗菌性エレクトレット
繊維シートである。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に用いられる抗菌性薬剤としては、次のものが挙
げられる。芳香族ハロゲン化合物として、クロルヘキシ
ジン又はその塩体、5-クロロ‐2-(2,4-ジクロロフェノ
オキシ)フェノール、2,4,4-トリクロロ‐2′‐ハイド
ロオキシジフェニールエーテルなどである。
げられる。芳香族ハロゲン化合物として、クロルヘキシ
ジン又はその塩体、5-クロロ‐2-(2,4-ジクロロフェノ
オキシ)フェノール、2,4,4-トリクロロ‐2′‐ハイド
ロオキシジフェニールエーテルなどである。
シリコン第4級アンモニウム塩として、3-メトキシリズ
−プロピルオクタデシル−ジメチルアンモニウムクロラ
イド、ジメチル−ベンジルアルキル−アンモニウムクロ
ライドなどである。
−プロピルオクタデシル−ジメチルアンモニウムクロラ
イド、ジメチル−ベンジルアルキル−アンモニウムクロ
ライドなどである。
有機金属化合物として、ナフチル酸銅、トリメチル‐n-
オクチルスズ、フェニルマーキュリックアセテート、2n
-ジメチル‐ジチオカルバメートなどである。
オクチルスズ、フェニルマーキュリックアセテート、2n
-ジメチル‐ジチオカルバメートなどである。
これらの薬剤の少なくとも1種を繊維表面への固定剤、
架橋剤、湿潤剤などと共に使用する。体積抵抗率1014Ω
・cm以上の繊維素材としては、ポリオレフィン(ポリプ
ロピレン、ポリエチレンなど)、ポリエステル、ポリ弗
素系樹脂、ポリカーボネート、ポリアミド、塩ビ系樹
脂、無機材料などを用いることができる。体積抵抗率は
繊維もしくはフィルム形態にて測定する。測定は、JIS
C 2318に準じる。
架橋剤、湿潤剤などと共に使用する。体積抵抗率1014Ω
・cm以上の繊維素材としては、ポリオレフィン(ポリプ
ロピレン、ポリエチレンなど)、ポリエステル、ポリ弗
素系樹脂、ポリカーボネート、ポリアミド、塩ビ系樹
脂、無機材料などを用いることができる。体積抵抗率は
繊維もしくはフィルム形態にて測定する。測定は、JIS
C 2318に準じる。
繊維シートの形態として、不織布、織編物、紙などを用
いる。
いる。
特にフィルタ用途には不織布構造が好ましく、特にメル
トブロー不織布は平均径10μ以下の極細繊維でできてい
るので表面積が大きく、抗菌とフィルタ性能ともに効果
的である。
トブロー不織布は平均径10μ以下の極細繊維でできてい
るので表面積が大きく、抗菌とフィルタ性能ともに効果
的である。
本発明の抗菌性エレクトレット繊維シートは、7×10
-11クーロン/cm2以上の表面電荷密度を有する。このた
め浮遊菌、カビ類を表面に付着し、防腐剤によって増殖
を抑制する。
-11クーロン/cm2以上の表面電荷密度を有する。このた
め浮遊菌、カビ類を表面に付着し、防腐剤によって増殖
を抑制する。
本発明の抗菌性エレクトレット繊維シートの製造方法
は、前述の抗菌性薬剤を繊維シートの表面に付着せしめ
た後にシート状態で高圧印加によってエレクトレット加
工する。
は、前述の抗菌性薬剤を繊維シートの表面に付着せしめ
た後にシート状態で高圧印加によってエレクトレット加
工する。
抗菌性薬剤が体積抵抗率1014Ω・cm以上の繊維シート表
面に付着せしめられているので、容易にエレクトレット
加工は可能である。
面に付着せしめられているので、容易にエレクトレット
加工は可能である。
[実施例] 実施例1 平均繊度3μm、目付40g/m2、体積抵抗率2×1016Ω・
cmのポリプロピレンメルトブロー不織布にクロールヘキ
シジンを0.2%(対不織布重量)付着させた。
cmのポリプロピレンメルトブロー不織布にクロールヘキ
シジンを0.2%(対不織布重量)付着させた。
固定剤にアクリル樹脂、架橋剤にメラミン樹脂、湿潤剤
にイソプロパノールを用いて加工した。具体的には下記
処方にて含浸加工した。
にイソプロパノールを用いて加工した。具体的には下記
処方にて含浸加工した。
アクリル樹脂変性クロルヘキシジンエマルジョン 12g/l スミテックスレジンM−3 0.5g/l スミテックスアクセレレーター 0.2g/l イソプロピルアルコール 10g/l 乾燥は、120℃で5分間行なった。
該処理不織布を半導体材料を付設したアース電極板上に
設置して、−10KV/cm電界強度で非接触状態にて針状電
極で1分間印加処理して本発明の抗菌性エレクトレット
繊維シートを得た。本発明のシートを抗菌性テストとし
てハローテスト(AATCC-90test)を実施した結果、防菌
加工していないシートに比較して明確なハローが発現し
効果が認められた。
設置して、−10KV/cm電界強度で非接触状態にて針状電
極で1分間印加処理して本発明の抗菌性エレクトレット
繊維シートを得た。本発明のシートを抗菌性テストとし
てハローテスト(AATCC-90test)を実施した結果、防菌
加工していないシートに比較して明確なハローが発現し
効果が認められた。
即ち、エレクトレット加工によって防菌性は損われな
い。
い。
本発明の表面電荷密度は、静電誘導法で測定した結果、
5×10-10クーロン/cm2を示した、エレクトレット加工
しないシートは2×10-12クーロン/cm2であった。
5×10-10クーロン/cm2を示した、エレクトレット加工
しないシートは2×10-12クーロン/cm2であった。
本発明シートを掃除機フィルタとして使用したところ、
長期間にわたって菌及びカビの発生が認められなかっ
た。又、捕集効率も高い性能を維持し、表面電荷密度の
低下が殆ど認められなかった。
長期間にわたって菌及びカビの発生が認められなかっ
た。又、捕集効率も高い性能を維持し、表面電荷密度の
低下が殆ど認められなかった。
又、本発明シートをワイパーとして使用したが、長期間
にわたって菌及びカビの発生がなく、又、優れたダスト
吸着性を示し、表面電荷密度の低下が認められなかっ
た。
にわたって菌及びカビの発生がなく、又、優れたダスト
吸着性を示し、表面電荷密度の低下が認められなかっ
た。
[発明の効果] 本発明の抗菌性エレクトレット繊維シートは、抗菌性薬
剤の付着性がよく、又、抗菌性の有効期間が長いため、
エレクトレット効果によって、菌、カビ類が表面に吸着
された後も、菌、カビ類の増殖を抑制する。
剤の付着性がよく、又、抗菌性の有効期間が長いため、
エレクトレット効果によって、菌、カビ類が表面に吸着
された後も、菌、カビ類の増殖を抑制する。
又、本発明は表面に電荷を有するため、付近に浮遊する
菌、カビ類も積極的に吸着することができるので、フィ
ルタとしては勿論のこと、吸着剤、ワイパーなど各種用
途に用いることができる。
菌、カビ類も積極的に吸着することができるので、フィ
ルタとしては勿論のこと、吸着剤、ワイパーなど各種用
途に用いることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D06M 13/513 D06M 13/16 (56)参考文献 特開 昭61−102476(JP,A) 特開 昭59−86632(JP,A) 特開 昭59−163474(JP,A) 特開 昭60−185866(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】体積抵抗率1014Ω・cm以上の繊維シート
に、芳香族ハロゲン化合物、シリコン第4級アンモニウ
ム塩および有機金属化合物から選ばれた少なくとも一種
よりなる抗菌性薬剤が付着されてなる抗菌性エレクトレ
ット繊維シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61124297A JPH0689505B2 (ja) | 1986-05-29 | 1986-05-29 | 抗菌性エレクトレツト繊維シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61124297A JPH0689505B2 (ja) | 1986-05-29 | 1986-05-29 | 抗菌性エレクトレツト繊維シ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62282077A JPS62282077A (ja) | 1987-12-07 |
| JPH0689505B2 true JPH0689505B2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=14881845
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61124297A Expired - Fee Related JPH0689505B2 (ja) | 1986-05-29 | 1986-05-29 | 抗菌性エレクトレツト繊維シ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0689505B2 (ja) |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL160303C (nl) * | 1974-03-25 | 1979-10-15 | Verto Nv | Werkwijze voor het vervaardigen van een vezelfilter. |
| JPS53109939A (en) * | 1977-03-04 | 1978-09-26 | Nitto Electric Ind Co Ltd | Anti-microbial material |
| JPS5486584A (en) * | 1977-12-22 | 1979-07-10 | Nitto Electric Ind Co Ltd | Antifungal material |
| US4215682A (en) * | 1978-02-06 | 1980-08-05 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Melt-blown fibrous electrets |
| JPS5986632A (ja) * | 1982-11-09 | 1984-05-18 | Toyobo Co Ltd | 抗菌処理方法 |
| JPS59163474A (ja) * | 1983-03-04 | 1984-09-14 | 旭化成株式会社 | 抗菌性を有するポリアミド系繊維製品の製造法 |
| JPS60185866A (ja) * | 1984-02-29 | 1985-09-21 | 日本エクスラン工業株式会社 | 抗菌性繊維製品の製造法 |
| JPS61102476A (ja) * | 1984-10-24 | 1986-05-21 | 東レ株式会社 | エレクトレツト繊維シ−トおよびその製造方法 |
-
1986
- 1986-05-29 JP JP61124297A patent/JPH0689505B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62282077A (ja) | 1987-12-07 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |