JPH068957Y2 - ロードセンシングプロポーショニングバルブの配置構造 - Google Patents

ロードセンシングプロポーショニングバルブの配置構造

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JPH068957Y2
JPH068957Y2 JP1988092794U JP9279488U JPH068957Y2 JP H068957 Y2 JPH068957 Y2 JP H068957Y2 JP 1988092794 U JP1988092794 U JP 1988092794U JP 9279488 U JP9279488 U JP 9279488U JP H068957 Y2 JPH068957 Y2 JP H068957Y2
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昭人 酒井
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Nissan Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、後輪ブレーキの入力液圧を制御するロードセ
ンシングプロポーショニングバルブ(以下、LSPVと
略称する)の配置構造に関する。
従来の技術 従来、LSPVの配置構造としては、第5図に示したも
のが実用されている(トヨタ自動車(株)発行「’87
CAMRY FOR USA&CANADA」参照)。
すなわち、車両1の後部下面には、車体前後方向に延在
するリアサイドメンバ2,2が配設されており、該リア
サイドメンバ2,2間には、リアサスペンションメンバ
3が架橋されている。該リアサスペンションメンバ3の
両側部には、パラレルリンク4,5の一端が枢支されて
おり、該パラレルリンク4,5の他端は図示しない連係
部材を介して後輪6,6に枢支されている。前記リアサ
スペンションメンバ3の車体前方側には、フュエルタン
ク7が配設されているとともに、車体後方側にはスペア
タイヤ格納凹部8が設けられている。該スペアタイヤ格
納凹部8の一側部には、エキゾーストパイプ9が連通さ
れたマフラ10が配設されている一方、他端部近傍には
パラレルリンク5より車体後部側に、LSPV11が配
設されており、該LSPV11にはブレーキチューブ1
2が連通されている。
なお、本例にかかるLSPV11は、所謂デュアル型で
あって、左右両後輪6,6のブレーキの入力液圧を制御
する機能を有している。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、このような従来の構造にあっては、前述
のようにLSPV11はパラレルリンク5より車体後方
であって、スペアタイヤ格納凹部8の他端部近傍に配設
されている。したがって、LSPV11にブレーキチュ
ーブ12の端部を締結する際、その作業スペースを充分
に確保するためには、作業の障害となるスペアタイヤ格
納凹部8を、第5図に実線で示したように車体後方に変
位させるか、あるいは第6図に実線で示したようにマフ
ラ10側に変位させなければならない。
このため、スペアタイヤ格納凹部8を車体後方に変位さ
せた場合には、車体のオーバーハングOが長くなる車体
造形上の不利が生ずるとともに、スペアタイヤ格納凹部
8をマフラ10側に変位させた場合には、第6図に実線
で示したように該マフラ10を小型化しなければなら
ず、マフラ容量が減少する不利が生ずる。
無論、第7図に示したように、スペアタイヤ格納凹部8
とともにマフラ10も車体側方に変位させればマフラ容
量を充分に維持することが可能であるが、この場合には
同図のようにマフラ10とリアサイドメンバ2との干渉
を回避すべく、該リアサイドメンバ2を上方に変位させ
なければならず、これによって荷室23の容量が減少す
る不利が生ずるものであった。
本考案はこのような従来の課題に鑑みてなされたもので
あり、マフラ容量及び荷室容量の減少を伴うことなく、
かつ所謂ショートオーバーハングの車両にあっても、充
分なブレーキチューブ締結スペースを確保することを可
能にした、LSPVの配置構造を提供することを目的と
するものである。
課題を解決するための手段 前記課題を解決するために本考案にあっては、端部をリ
アサスペンションメンバに枢支された、一対のパラレル
リンクを有するストラット式のリアサスペンションを搭
載した車両において、前記一対のパラレルリンク間であ
って且つこれら一対のパラレルリンクとサスペンション
メンバとの間の空間に後輪ブレーキの入力液圧を制御す
るLSPVを配設してある。
作用 前記構成において、LSPVは一対のパラレルリンク間
であって且つこれら一対のパラレルリンクとサスペンシ
ョンメンバとの間に配設されており、しかも一対のパラ
レルリンクは端部をリアサスペンションメンバに枢支さ
れていることから、両パラレルリンク間の空間、及び該
パラレルリンクとリアサスペンションメンバ間の空間を
有効利用してLSPVにブレーキチューブを締結するこ
とが可能となる。したがって、ブレーキチューブの締結
作業に際し、充分な作業スペースが確保されることとな
る。
実施例 以下本考案の一実施例について図面に従って説明する。
すなわち第1図に示したように、車両1の後部下面に
は、車体前後方向に延在するリアサイドメンバ2,2が
配設されており、該リアサイドメンバ2,2間には、リ
アサスペンションメンバ3が架橋されている。該リアサ
スペンションメンバ3の両側部には、第2図に示したよ
うに上方(UPR)に延出する起立部13と、車体
(右)側部方向(RH)に延出するアーム部14とが屈
曲成形されている。前記起立部13の下端にはパラレル
リンク4,5の一端が枢支されており、該パラレルリン
ク4,5の他端は図示しない連係部材を介して後輪6,
6に枢支されている。
車体後方に位置する一方のパラレルリンク5と前記アー
ム部14間には、後述するLSPV17用のセンサース
プリング15がロッド31とともに立設されており、該
ロッド31には先端部が両パラレルリンク4,5間に延
びるブラケット16,16が各々取り付けられている。
該ブラケット16の前記先端部には、LSPV17が固
着されており、該LSPV17は左右各後輪ブレーキの
入力液圧の制御を個別に行う所謂シングル型であって、
ブレーキチューブ12が連通されている。
なお、前記LSPV17は、センサースプリング15の
荷重変化としてあらわれる車両重量の変動に応じて、左
右各後輪ブレーキの作動開始点の液圧の可変制御を個別
に行う機能を有する。
一方、前記リアサスペンションメンバ3の車体前方側に
は、フュエルタンク7が配設されているとともに、車体
後方側にはスペアタイヤ格納凹部8が設けられており、
該スペアタイヤ格納凹部8の一側部には、ユキゾースト
パイプ9が連通されたマフラ10が配設されている。
以上の構成にかかる本実施例において、LSPV17
は、一対のパラレルリンク4,5間に配設されるととも
に、これら一対のパラレルリンク4,5とアーム部14
との間に位置しており、しかも該パラレルリンク4,5
は端部をリアサスペンションメンバ3の起立部13下端
に枢支されている。よって第2図に示したように、両パ
ラレルリンク4,5間の空間A、及び該パラレルリンク
4,5とリアサスペンションメンバ3のアーム部14間
の空間Bを有効利用してLSPV17にブレーキチュー
ブ12を締結することが可能となる。
したがって、LSPV17にブレーキチューブ12の端
部を締結する際の作業スペースを充分に確保するため
に、作業の障害となるスペアタイヤ格納凹部8を第5図
に実線で示したように車体後方に変位させる必要性が解
消され、車体のオーバーハングOが短い、所謂ショート
オーバーハングの車であっても、作業性を考慮したLS
PVの搭載が可能となる。
又、第6図に実線で示したように、タイヤ格納用凹部8
をマフラ10側に変位させる必要性も解消されることか
ら、該マフラ10を小型化する必要性はなく、マフラ容
量が減少する不利が解消されるとともに、必然的に、マ
フラ容量を充分に確保するために、スペアタイヤ格納凹
部8とともにマフラ10も車体側方に変位させる必要性
は解消される。
その結果、マフラ10とリアサイドメンバ2との干渉を
回避すべく、該リアサイドメンバ2を上方に変位させる
必要もなく、これによって荷室23の容量が減少する不
利も解消されることとなるのである。
第3,4図は、本考案の第2実施例を示すものであり、
リアサスペンションメンバ3の起立部13には、開口部
18,19が設けられている。又、パラレルリンク4,
5間にはシャフト20が架設されており、該シャフト2
0の中央部には、一方の開口部18内に遊挿されたセン
サースプリング15を支持してなるロッド32が枢支さ
れている。該ロッド32の下端部には、先端部が前記開
口部18を介してリアサスペンションメンバ3内に及ぶ
ブラケット21が挿通固着されており、前記先端部には
LSPV17が固定されている。これによって、該LS
PV17は両パラレルリンク4,5間であって、リアサ
スペンションメンバ3内に配設されており、このLSP
V17には他方の開口部19を介してブレーキチューブ
12が連通されている。
かかる実施例においては、閉断面状のリアサスペンショ
ンメンバ3内部にLSPV17が配設されていることか
ら、該LSPV17の遮熱対策用の部材や、衝突対策用
の部材が不要となり、低コスト化を図ることができる。
又、第4図に示したように、LSPV17とフィラチュ
ーブ22間、及びLSPV17とエキゾーストパイプ9
間の空間C,Dを充分に設定することができ、前述した
締結作業性を一層向上し得る。
さらに、リアサスペンションメンバ3の起立部13の角
度を、第4図に鎖線で示した位置から、実線で示した位
置に傾倒させることが可能となることから、音振対策上
も有利となるのである。
考案の効果 以上説明したように本考案は、一対のパラレルリンクを
有するストラット式のリアサスペンションを搭載した車
両において、前記一対のパラレルリンク間であって且つ
これら一対のパラレルリンクとサスペンションメンバと
の間の空間にLSPVを配設するようにした。よって、
両パラレルリンク間の空間、及び該パラレルリンクとリ
アサスペンションメンバ間の空間を有効利用してLSP
Vにブレーキチューブを締結することが可能となる。
したがって、LSPVにブレーキチューブの端部を締結
する際の作業スペースを充分に確保するために、作業の
障害となるスペアタイヤ格納凹部を車体後方に変位させ
る必要性が解消され、車体のオーバーハングが短い、所
謂ショートオーバーハングの車であっても、作業性を考
慮したLSPVの搭載が可能となる。
又、タイヤ格納用凹部をマフラ側に変位させる必要性も
解消されることから、該マフラを小型化する必要性はな
く、マフラ容量が減少する不利が解消されるとともに、
マフラ容量を充分に確保するために、スペアタイヤ格納
凹部とともにマフラを車体側方に変位させる必要性は解
消される。
その結果、マフラとリアサイドメンバとの干渉を回避す
べく、該リアサイドメンバを上方に変位させる必要もな
く、これによって荷室容量を充分に確保することを可能
にするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す車体底面図、第2図は
同実施例の要部斜視図、第3図は本考案の他の実施例を
示す要部斜視図、第4図は同実施例の車体後方から見た
正面図、第5図は従来の構造を示す車体底面図、第6,
7図は同従来の構造の課題を示す説明図である。 1…車両、3…リアサスペンションメンバ、4、5…パ
ラレルリンク、17…LSPV(ロードセンシングプロ
ポーショニングバルブ)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】端部をリアサスペンションメンバに枢支さ
    れた、一対のパラレルリンクを有するストラット式のリ
    アサスペンションを搭載した車両において、前記一対の
    パラレルリンク間であって且つこれら一対のパラレルリ
    ンクとサスペンションメンバとの間の空間に後輪ブレー
    キの入力液圧を制御するロードセンシングプロポーショ
    ニングバルブを配設したことを特徴とするロードセンシ
    ングプロポーショニングバルブの配置構造。
JP1988092794U 1988-07-13 1988-07-13 ロードセンシングプロポーショニングバルブの配置構造 Expired - Lifetime JPH068957Y2 (ja)

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JPH0213867U JPH0213867U (ja) 1990-01-29
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JPS57158194U (ja) * 1981-03-30 1982-10-04

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