JPH0689612B2 - 立体駐車装置 - Google Patents

立体駐車装置

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JPH0689612B2
JPH0689612B2 JP63167914A JP16791488A JPH0689612B2 JP H0689612 B2 JPH0689612 B2 JP H0689612B2 JP 63167914 A JP63167914 A JP 63167914A JP 16791488 A JP16791488 A JP 16791488A JP H0689612 B2 JPH0689612 B2 JP H0689612B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、限られた敷地内で多数台の自動車を多段に収
容することのできる立体駐車装置に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、自動車の増加に伴い、市街地等に特に交通量が多
い地域では駐車場を確保する必要があり、そのために限
られた設置スペースで多数台の自動車を収容し得る立体
駐車装置が普及している。
上記立体駐車装置の一例を第18図に示し、以下説明す
る。
図面において、(1)は駆動スプロケット、(2)は駆
動スプロケット(1)の鉛直下方に配設された従動スプ
ロケット、(3)は上記駆動スプロケット(1)と従動
スプロケット(2)との間に纏い掛けられたチェーン、
(4)(4)…は上記チェーン(3)に所定ピッチ毎に
配設されて内部に自動車を収容するケージを示す。
上記駆動スプロケット(1)は、図示しない駆動装置に
よって正逆両方向に適宜に回転方向を切換えて駆動さ
れ、この駆動スプロケット(1)に纏い欠けたチェーン
(3)を従動スプロケット(2)との間で循環移動させ
る。
上記ケージ(4)(4)…は、チェーン(3)に対して
夫々揺動可能で、適宜の手段により、チェーン(3)の
位置に関係なく常に水平状態を維持するよう構成されて
いる。尚、自動車の出入口は、最下方位置のケージ
(4)と略同一位置〔第18図のPの位置〕に形成されて
いる。
上記立体駐車装置において自動車の出入れを行なうに
は、駆動スプロケット(1)を適宜の方向に回転させ
て、所望の自動車を収容したケージ(4)あるいは空の
ケージ(4)を最下方位置まで移動させ、この位置に設
けた出入口から自動車の出入れを行なう。
前述のように、上記在来の立体駐車装置は、垂直方向に
循環するエンドレスのチェーン(3)に、所定ピッチ毎
に自動車を収容するケージ(4)(4)…を取付けた構
造であるため次のような問題があった。
上記立体駐車装置において、自動車の出し入れに際して
所定のケージ(4)の最下方の出入口に移動させるため
には、チェーン(3)の循環駆動によりケージ(4)
(4)…を全て移動させなければならず、上位所定のケ
ージ(4)を出入口まで移動させるための制御で複雑で
あり、チェーン(3)の駆動源にも大出力のものが必要
である。更に、上記の全ケージ(4)(4)…及びケー
ジ(4)(4)…に収容される自動車の重量は、上記の
チェーン(3)並びにチェーン(3)の駆動スプロケッ
ト(1)によって支持される構造であるため、強固な支
持構造が必要で装置が大型化すると共に高価なものとな
る。
更に、上記チェーン(3)の循環方向にかかわらず、上
記ケージ(4)を常に水平に保つ必要があると共に、ケ
ージ(4)(4)…同士が干渉しないようにケージ
(4)(4)…の配設ピッチ並びに駆動スプロケット
(1)の径を設定する必要があるため、空間の利用率の
向上に制約を受ける。
更に、立地条件の変化に対応させて上記装置の自動車収
容能力を変更することは、その構造上の制約より非常に
困難である。
そこで、本出願人は特公平4−19353号で上記問題点を
解決するための立体駐車装置を提案している。
上記立体駐車装置の概要を第19図乃至第26図を参照して
以下説明する。同図に於て、(11)(11′)は対向配置
された多段の収容ラックで、自動車(A)が載置される
パレット(12)を各段に収容し得る。上記収容ラック
(11)(11′)のパレット(12)の収容部位には、正面
及び背面側に、幅方向〔第19図の左右方向〕に沿うレー
ル(13)(13)…が配設されている。そして、前記各レ
ール(13)(13)…の内側の所定位置には、ストッパ部
材(14)(14)…が配置固定されている。
上記パレット(12)のレール(13)(13)に沿う位置、
即ち短手方向の両端両側には、パレット(12)を幅方向
に移動させるためのキャスタ(12a)(12a)…が配設さ
れている。更に、パレット(12)の下面における幅方向
両側の各2個所には、フック部材(12b)(12b)が配設
されている。
(15)は上記収容ラック(11)(11′)のうち、一方の
収容ラック(11)に配設された昇降装置で、駆動気候
(16)を介して上昇降下する昇降台(17)を有してい
る。前記昇降台(17)は、大小2種のガイドローラ(1
8)(19)(18)(19)を介して常に水平状態を維持し
た状態で、収容ラック(11)の側面を上昇降下可能とな
っている。
(20)は上記昇降台(17)に配設された移送装置で、こ
の移送装置(20)により上記パレット(12)を収容ラッ
ク(11)と昇降台(17)との間で移し換える。上記移送
装置(20)は、多段式の伸縮式アーム(21)と、パレッ
ト(12)との係合装置(30)とで構成され、前記伸縮式
アーム(21)は昇降台(17)の前側並びに後側の計2個
所に、昇降台(17)の幅方向に取付けられている。上記
伸縮式アーム(21)は第1〜第3アーム(22)(23)
(24)で構成され、第1アーム(22)が昇降台(17)に
固定されている。この第1アーム(22)には長手方向に
チェーン(25)(25)が張設され、上面両端部にチェー
ンラック(26)(26)が固設されている。第2アーム
(23)は、上記第1アーム(22)上に長手方向を一致さ
せて移動可能に履設されている。この第2アーム(23)
の長手方向にはチェーン(27)が張設され、下面両端部
には4個のチェーンラック(28)(28)…が固設されて
おり、このチェーンラック(28)(28)…は、第1アー
ム(22)に配設したチェーン(25)(25)の上方側と噛
合する。従って、第2アーム(23)は、第24図(a)に
示すように、第1アーム(22)内を循環するチェーン
(25)と、チェーンラック(28)(28)との噛合により
所定方向に移動する。第3アーム(24)は、上記第2ア
ーム(23)上に長手方向を一致させて移動可能に履設さ
れている。この第3アーム(24)の長手方向の下面両端
部には前述同様のチェーンラック(29)(29)が固設さ
れており、このチェーンラック(29)(29)は第2アー
ム(23)に配設したチェーン(27)の上方側と噛合す
る。従って、第3アーム(24)は、第24図(b)に示す
ように、第2アーム(23)の移動に伴って第1アーム
(22)のチェーンラック(26)との噛合により循環する
第2アーム(23)側のチェーン(27)と、第3アーム
(24)のチェーンラック(29)との噛合により、第1ア
ーム(22)に対する第2アーム(23)の移動速度と同一
速度で、第2アーム(23)に対して移動する。
更に上記第3アーム(24)の外側一側面における長手方
向のやや中央寄りの2個所には、上記パレット(12)と
の係合装置(30)(30)が配設されている。
上記係合装置(30)は、第25図及び第26図に示すよう
に、第3アーム(24)の外側壁に固着されるベース板
(31)と、ベース板(31)に互いに平行に垂設された一
対のフレーム板(32)(32)と、フレーム板(32)(3
2)に保持された係止板(33)と、係止板(33)に配設
された直線運動−回転運動の変換機構(34)とで構成さ
れている。
上記係止板(33)は、第25図および第26図に示すように
直径方向に突出する係止爪(33a)および軸線方向に突
出する該ボス部(33b)(33c)を有するもので、フレー
ム板(32)(32)に軸受を介して回転自在に保持してあ
る。上記ボス部(33b)(33c)の夫々の端部には、第27
図に示すように、一定の傾きを有するガイド面(39a)
(40a)と、ガイド面(39a)(40a)に連設した谷部(3
9b)(40b)とからなる第1および第2の切欠き部(33
d)(33e)を形成してある。これら第1および第2の切
欠き部(33d)(33e)は連続して定ピッチ(ボス径をd
とすると、ピッチはπ/4×dで表わされる距離)で形成
され、第1の切欠き部(33d)が同図中垂線に対して+
θ゜の傾きを有しているのに対し、第2の切欠き部(33
e)は同図中垂線に対して−θ゜の傾きを有しており、
かつ、第1および第2の切欠き部(33d)(33e)同士は
一定の距離(π/12×dで表わされる距離)ずらした状
態にある。
また、上記変換機構(34)は、係止板(33)に同軸的
に、かつ、軸方向に摺動自在に嵌装された主軸(35)を
利用したもので、主軸(35)の先端には、収容ラック
(11)(11′)のストッパ部材(14)に当接する受圧部
材(36)を固着すると共に、該主軸(35)の両端部分に
は、係止板(33)の第1および第2の切欠き部(33d)
(33e)に嵌脱可能に嵌入係止する第1および第2の位
置決め用ピン(37)(38)を設けてある。そして、上記
伸縮式アーム(21)の第3アーム(24)が所定位置まで
移動した時点で上記ストッパ部材(14)に、主軸(35)
の先端の受圧部材(36)が当接し、第3アーム(24)の
最大位置までの移動に伴って所定ストローク押圧され
る。この押圧に伴って主軸(35)は、回転することなく
軸線方向に移動し、かつ、第27図中のa及びbで示すよ
うに、第1の位置決め用ピン(37)が、第1の切欠き部
(33d)のガイド面(39a)に沿って谷部(39b)に嵌入
すると共に、第2の位置決め用ピン(38)が第2の切欠
き部(33e)の谷部(40b)から抜け出す。上記第1の位
置決め用ピン(37)の第1の切欠き部(33d)への嵌入
に伴なって係止板(33)が所定方向に回転し、係止爪
(33a)がフレーム板(32)(32)から突出してパレッ
ト(12)のフック部材(12b)と係合する。その後、伸
縮式アーム(21)が短縮して受圧部材(36)とストッパ
部材(14)とが離隔すると、圧縮バネの弾性復元力によ
り主軸(35)が元の位置に戻る。上記受圧部材(36)が
復帰するにつれて、第27図中のc及びdで示すように、
第1の位置決め用ピン(37)は第1の切欠き部(33d)
の谷部(39b)から抜け出すと共に、第2の位置決め用
ピン(38)が第2の切欠き部(33e)のガイド面(40a)
に当接する。更に、この状態から第2の位置決め用ピン
(38)は、第27図中のeで示すように、ガイド面(40
a)に沿って谷部(40b)に嵌入し、係止板(33)がさら
に所定方向に回転し、その結果、係止板(33)は所定角
度回転する。このように係止板(33)は、主軸(35)の
所定ストロークの退入動作毎に所定角度回転し、上記パ
レット(12)のフック部材(12b)との係合離脱を繰返
す。
さて、以下に、上記立体駐車装置における自動車の収容
並びに取出し要領を説明する。尚、初期状態において
は、収容ラック(11)(11′)に全く自動車(A)が収
容されていないものとし、昇降装置(15)は、その昇降
台(17)を最降下位置まで降下させた状態で停止してい
るものとする。更にこの初期状態において、上記昇降台
(17)のレール(17a)(17a)には、予め昇降装置(1
5)並びに移送装置(20)を適宜に操作することによ
り、収容ラック(11)(11′)の適宜の段位置、例え
ば、収容ラック(11)の最上段(I)に配設されていた
パレット(12)が載置されているものとする。
さて、自動車(A)を収容するに当っては、先ず上記昇
降台(17)上のパレット(12)上に自動車(A)を移動
させ、停車させる。
次に昇降装置(15)を作動させ、自動車(A)を停車さ
せた上記のパレット(12)が元来収容されていた段
(I)の高さとなるまで上記昇降台(17)を上昇させ
る。この状態では、上記の段(I)のレール(13)(1
3)と昇降台(17)のレール(17a)(17a)とが同一水
平面上に直線状に位置している。
次に移送装置(20)(20)を作動させる。すると前述の
ように、第2アーム(23)は、循環するチェーン(25)
(25)と第2アーム(23)のチェーンラック(28)(2
8)との噛合により所定方向、即ち、図中右側の収容ラ
ック(11)に向けて第1アーム(22)から突出する。同
時にこの第2アーム(23)の移動に伴って、第2アーム
(23)に配設したチェーン(27)は、第1アーム(22)
のチェーンラック(26)との噛合により循環し、このチ
ェーン(27あの循環動作は、このチェーン(27)と噛合
する第3アーム(24)のチェーンラック(29)により第
3アーム(24)に伝達され、上記第3アーム(24)は、
第2アーム(23)と同一方向に同一速度で、第2アーム
(23)に対して突出する。
そして、第3アーム(24)の長手方向右側に配設した係
合装置(30)により、上記第3アーム(24)と同一速度
で、昇降台(17)のレール(17a)(17a)上から段(II
I)のレール(13)(13)に向けて移動し、上記第3ア
ーム(24)が所定位置まで突出すると、上記係合装置
(30)の受圧部材(36)が収容ラック(11)側のストッ
パ部材(14)と当接して相対的に押圧されるため主軸
(35)が混入する。すると、第1の位置決め用ピン(3
7)が係止板(33)の第1の切欠き部(33d)に嵌入し
て、該係止板(33)は所定角度回転し、パレット(12)
のフック部材(12b)と係止板(33)との係合状態が解
除され、上記パレット(12)は、自動車(A)を搭載し
た状態で収容ラック(11)の最上段(I)のレール(1
3)(13)上に載置された状態となる。この状態では上
記パレット(12)は上記レール(13)(13)上に確実に
載置された状態で、レール(13)(13)上で移動しない
ようにロックされている。
次に上記移送装置(20)を逆方向に作動させ、前述と逆
の要領で第2、第3アーム(23)(24)を第1アーム
(22)上に復帰させる。そして収容ラック(11)(1
1′)の他の段(II)(III)、(I′)(II′)(II
I′)のレール(13)(13)上の空のパレット(12)の
うち1つを昇降台(17)上に収納すべく、上記昇降装置
(15)並びに移送装置(20)を作動させる。例えば、図
中左側の収容ラック(11)の最上段(I′)のパレット
(12)を収容する場合、上記昇降台(17)を前述の上位
置で停止させた状態で、移送装置(20)を逆法王に作動
させ、前述要領で第2アーム(23)、第3アーム(24)
を図中左方向に向けて突出させる。そして第3アーム
(24)が所定位置まで移動すると、第3アーム(24)の
長手方向左側に配設した係合装置(30)の受圧部材(3
6)が収容ラック(11′)側のストッパ部材(14)と当
接して相対的に押圧されることにより、係止板(33)が
所定角度回転してパレット(12)のフック部材(12b)
と係合する。
この状態で、移送装置(20)を逆方向に作動させ、第
2、第3アーム(23)(24)を第1アーム(22)上に復
帰させると、この第3アーム(24)の混入動作によっ
て、係合状態にあるパレット(12)は、収容ラック(1
1′)の最上段(I′)のレール(13)(13)から昇降
台(17)のレール(17a)(17a)上に移動させられる。
そしてこの状態で、昇降装置(15)を作動させ、上記の
昇降台(17)を最下位置まで降下させた後、上記昇降装
置(15)を停止させる。
尚、本出願人は、立体駐車装置に関しては、特公平4−
19353号の外に、公平4−193521号および公平4−17091
号で提案している。
〔発明が解決しようとする課題〕
立体駐車装置の自動車の出入口には、自動車の出入れを
行う際に該自動車を方向転換するためのターンテーブル
を設置してあるが、従来、このターンテーブルの上方の
空間は全く利用されておらず、これが為、従来の立体駐
車装置によれば、単位面積当たりの自動車の収容台数が
少なく、面積効率がきわめて悪いという問題があった。
本発明は、単位面積当たりの自動車の収容台数を増加さ
せ、面積効率の向上を図り得る立体駐車装置を提供する
ことを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を達成するため提案されたもので、
第1の発明は、垂直移動可能に配設されたリフタと、上
記リフタの短手方向両側対称位置に、車庫を多段に形成
した主車庫列をリフタを介して平行に対設し、この主車
庫列の長手方向隣接位置で、かつ、出入口に設けられた
ターンテーブルの上部に、車庫を多段に形成した副車庫
列を所定の間隔において平行に対設した構築物と、上記
構築物の各段の各車庫に取出自在に収容され、かつ、上
面に自動車が載置されるパレットとからなり、 上記リフタは、構築物の主車庫列にそつて垂直移動し、
かつ、長方形の底面部を有する昇降体と、昇降体の底面
部の上面に長手方向に伸縮動作可能に配設された伸縮ア
ーム式の第1の移送手段と、昇降体の底面部上に長手方
向に移動可能に、かつ、第1の移送手段の伸縮動作によ
り対向する副車庫列間へ水平に突出移動可能に設置され
た台車と、台車の上面に、第1の移送手段の伸縮方向と
直交する短手方向に伸縮動作可能に、かつ、台車と構築
物の各車庫列の車庫との間で上記パレットを移し換え可
能に配設された複数の伸縮アーム式の第2の移送手段と
で構成したものである。
第2の発明のは、垂直移動可能に配設されたリフタと、
上記リフタの短手方向両側対称位置に、車庫を多段に形
成した主車庫列をリフタを介して平行に対設し、この主
車庫列間のリフタの長手方向隣接位置で、かつ、出入口
に設けられたターンテーブルの上部に、車庫を多段に形
成した副車庫列を設けた構築物の、上記構築物の各段の
各車庫に対して取出自在に収容され、上面に自動車が載
置されるパレットとからなり、 上記リフタは、直方体形状に枠組み形成された昇降体
と、昇降体の底面部の上面に配設され、かつ、昇降体と
上記構築物の主車庫列の各車庫との間でパレツトを移し
換え可能に短手方向に伸縮動作する伸縮アーム式の第1
の移送手段と、上記昇降体に底面部と上面部との間で昇
降自在に配設された長方形の基台と、上記基台の上面に
配設され、かつ、基台と構築物の副車庫列の各車庫との
間で上記パレットを移し換え可能に長手方向に伸縮動作
する伸縮アーム式の第2の移送手段とを有し、上記副車
庫側の各車庫と昇降体との間でのパレットの移し換え
時、上記基台を下降端に保持して昇降体の底面部にそわ
せるようにしたものである。
〔作用〕
第1の発明の立体駐車装置においては、パレット上に自
動車を載置し、この自動車をパレットごとリフタによっ
て構築物の所望の段の高さまで主車庫列にそって昇降さ
せる。そして、主車庫列の車庫に対して自動車を出入れ
する場合は、リフタの台車上の移送手段を作動させるこ
とにより主車庫列の車庫とリフタとの間でパレットを移
し換える。また、主車庫列に並設された副車庫列の車庫
に対して自動車を出入れする場合は、リフタの台車を対
向する副車庫列間に水平に突出移動させたのち、台車上
の移送手段を作動させることにより副車庫列の車庫とリ
フタとの間でパレットを移し換える。
第2の発明の立体駐車装置において、主車庫列の車庫に
対して自動車を出入れする場合は、リフタの第2の移送
手段を上昇端に保持した状態で、パレット上に自動車を
載置し、この自動車をパレットごとリフタによって構築
物の所望の段の高さまで主車庫列にそって昇降させる。
しかる後、リフタの第1の移送手段を作動させることに
より主車庫列の車庫とリフタとの間でパレットを移し換
える。また、副車庫列の車庫に対して自動車を出入れす
る場合は、リフタの第2の移送手段を下降端に保持した
のち、該第2の移送手段上のパレット上に自動車を載置
し、この自動車をパレットごとリフタによって構築物の
所望の段の高さまで主車庫列にそって昇降させる。そし
て、リフタの第2の移送手段を作動させることにより副
車庫列の車庫とリフタとの間でパレットを移し換える。
〔実施例〕
以下本発明の第1の実施例を第1図乃至第7図を参照し
ながら説明すると次の通りである。
図面において、(41)は複数台の自動車が収容される構
築物で、この構築物(41)は、車庫(42)を多段に形成
した主車庫列(43a)(43a)を対設し、この各主車庫列
(43a)(43a)に、車庫(42)を多段に形成した副車庫
列(43b)(43b)を対向させて並設したものである。上
記構築物(41)の各車庫(42)の長手方向両端には、端
手方向に延びる固定レール(44)(44)を配設してあ
る。(45)は上記構築物(41)の自動車出入口(46)の
前方に回転自在に設置されたターンテーブルで、このタ
ーンテーブル(45)の上方に、上記構築物(41)の副車
庫列(43b)(43b)が配設してある。自動車(A)の出
入れを行う場合は、上記ターンテーブル(45)により自
動車(A)を方向転換させる。(47)は長手方向両端に
複数の脚論(48)が装着され、かつ、上面に自動車
(A)が載置されるパレットで、このパレット(47)
は、従来のパレット(12)と同一構造であって、上記各
車庫(42)の固定レール(44)(44)上に脚輪(48)を
転動可能に載置することにより各車庫(42)に取出自在
に収容してある。(49)は上記構築物(41)の主車庫列
(43a)(43a)間に、該主車庫列(43a)(43a)にそっ
て昇降可能に配設されたリフタで、このリフタ(49)は
適宜の駆動機構により昇降動作される。上記リフタ(4
9)は、昇降体(50)の長方形状をした底面部の上面に
台車(51)を、構築物(41)の対向する副車庫列(43
b)(43b)間へ突出移動可能に設置してある。上記昇降
体(50)は、耐設したL字形のフレーム(52a)(52a)
に連結杆(52b)および梯子形の連結部材(52c)の連結
して構成したもので、連結部材(52c)の上面に短手方
向両側端縁に長手方向にそって第1のガイドレール(5
3)(53)を配設すると共に、第5図に示すように上面
中央部に、前記従来の伸縮アーム式の移送装置(20)と
同一構成の台車移動用の第1の移送手段(54)を長手方
向に伸縮動作可能に配設してある。また、上記昇降体
(50)のフレーム(52a)の先端部およびコーナ部には
大小のガイドローラ(55)(56)が回転自在に装着して
あり、このガイドローラ(55)(56)を上記構築物(4
1)のガイドフレーム(図示省略)に転動可能に当接さ
せ、昇降体(50)を常に構築物(41)の対向する主車庫
列(43a)(43a)にそって水平姿勢で昇降するようにし
てある。上記台車(51)は、第6図および第7図にも示
すように長短の枠板(57a)(57b)を格子状に組付けて
枠体(57)を形成し、この枠体(57)の長手方向両端に
断面略矩形状の取付杆(58a)(58b)を固設すると共
に、各取付杆(58a)(58b)の両側端面には夫々脚論
(59)を回転自在に装着し、また上記取付杆(58a)(5
8b)の内側にそって枠体(57)上に第2のガイドレール
(60)(60)を固設し、さらに一方の取付杆(58b)の
上面に複数枚の案内板(61)を固設したものである。上
記台車(51)は、第1の移送手段(54)の上面に取付
け、かつ、昇降体(50)の第1のガイドレール(53)
(53)に各脚論(59)を転動可能に載置してある。ま
た、上記構築物(41)における上記台車(51)の突出移
動部位、すなわち、副車庫列(43b)(43b)間には、上
記昇降体(50)の第1のガイドレール(53)(53)の延
長線上にそって対をなす支持レール(62)(62)が配設
してあり、上記第1の移送手段(54)の作動時、台車
(51)は、該支持レール(62)(62)上に載置されて、
構築物(41)の対向する副車庫列(43b)(43b)間に水
平状態で特出保持される。(63)(63)は上記台車(5
1)の枠体(57)の長手方向両端に配設された第2の移
送手段で、この第2の移送手段(63)(63)は、前記従
来の伸縮アーム式の移送装置(20)と同一構成であっ
て、第1の移送手段(54)の伸縮方向と直交する短手方
向に伸縮動作し、この第2の移送手段(63)(63)によ
り、上記パレット(47)を、構築物(41)の各車庫(4
2)と、リフタ(49)との間で移し換えるようにしてあ
る。
次に上記立体駐車装置における自動車の収容並びに取出
し要領を説明する。尚、初期状態においては、構築物
(41)の各車庫(42)には自動車(A)が収容されてい
ないものとし、リフタ(49)は最下降位置で停止してい
るものとする。また、上記リフタ(49)の台車(51)上
の第2のガイドレール(60)(60)には、上記構築物
(41)の主車庫列(43a)(43b)の所望の車庫(42)に
配設してあるパレット(47)が載置されているものとす
る。
さて、自動車(A)を収容するに当たっては、先ず上記
リフタ(49)上のパレット(47)上に自動車(A)を移
動させ、停車させる。しかる後、リフタ(49)を、自動
車(A)を停車させた上記パレット(47)が元来収容さ
れていた車庫(42)の高さとなるまで上昇させる。この
状態では、主車庫列(43a)(43a)の車庫(42)の固定
レール(44)(44)とリフタ(49)の第2のガイドレー
ル(60)(60)とが同一水平面上に直線上に位置してい
ると共に、副車庫列(43b)(43b)間の支持レール(6
2)(62)とリフタ(49)の第1のガイドレール(53)
(53)とが同一水平面上に直線上に位置している。
次にリフタ(49)の第2の移送手段(63)(63)を作動
させる。するとこの第2の移送手段(63)(63)のアー
ムが伸長し、パレット(47)は、自動車(A)の搭載し
た状態で第2のガイドレール(60)(60)から左右いず
れかの主車庫列(43a)の所望の車庫(42)の固定レー
ル(44)(44)上への移送載置され、かつ、該固定レー
ル(44)(44)上で移動しないようにロックされる。
次に上記第2の移送手段(63)(63)を逆方向に作動さ
せ、アームを収縮させて元の位置に復帰させる。そし
て、例えば、構築物(41)の副車庫列(43b)(43b)の
任意の車庫(42)に配設された空のパレット(47)をリ
フタ(49)上に収容すべく、該リフタ(49)の第1の移
送手段(54)を作動させる。すると第1の移送手段(5
4)のアームが伸長し、台車(51)は、リフタ(49)の
第1のガイドレール(53)(53)から水平に突出移動し
て副車庫列(43b)(43b)間の支持レール(62)(62)
上に保持される。しかる後、上記リフタ(49)の第2の
移送手段(63)(63)を作動させる。そして、第2の移
動手段(63)(63)のアームが伸長して所定位置まで移
動すると、上記の空のパレット(47)は第2の移送手段
(63)(63)に係止固定される。この状態で第2の移送
手段(63)(63)を逆方向に作動させ、アームを収縮さ
せて台車(51)上に空のパレット(47)を載置する。次
に第1の移送手段(54)を逆方向に作動させてアームを
収縮させ、上記台車(51)を、上記副車庫列(43b)(4
3b)間の支持レール(62)(62)から水平に退入移動さ
せて昇降体(50)の第1のガイドレール(53)(53)上
に保持する。しかる後、上記リフタ(49)を下降させて
最下降位置に停止保持する。
上記副車庫列(43b)(43b)の車庫(42)に自動車
(A)を収容するに当たっては、リフタ(49)上の空の
パレット(47)上に自動車(A)を移動させ、かつ、停
車させたのち、上記リフタ(49)を、パレット(47)が
収容されていた車庫(42)の高さとなるまで主車庫列
(43a)(43a)にそって上昇させる。この状態では、上
述の通り主車庫列(43a)(43a)の車庫(42)の固定レ
ール(44)(44)とリフタ(49)の第2のガイドレール
(60)(60)、および副車庫列(43b)(43b)間の支持
レール(62)(62)とリフタ(49)の第1のガイドレー
ル(53)(53)とが同一水平面上に直線上に保持され
る。
次にリフタ(49)の第1の移送手段(54)を作動させ
る。すると第1の移送手段(54)のアームが伸長し、台
車(51)は、リフタ(49)等の第1のガイドレール(5
3)(53)から水平に突出移動して副車庫列(43b)(43
b)間の支持レール(62)(62)上に保持される。この
とき副車庫列(43b)(43b)の車庫(42)の固定レール
(44)(44)とリフタ(49)の第2のガイドレール(6
0)(60)とは同一水平面上に直線上に保持される。し
かる後、上記リフタ(49)の第2の移送手段(63)(6
3)を作動させる。するとこの第2の移送手段(63)(6
3)のアームが伸長し、パレット(47)は、自動車
(A)を搭載した状態で第2のガイドレール(60)(6
0)から左右いずれかの副車庫列(43b)の任意の車庫
(42)の固定レール(44)(44)上へ移送載置され、か
つ、該固定レル(44)(44)上で移動しないようにロッ
クされる。
次に上記第2の移送手段(63)(63)を逆方向に作動さ
せ、アームを収縮させて元の位置に復帰させたのち、第
1の移送手段(54)を逆方向に作動させてアームを収縮
させ、上記台車(51)を、副車庫列(43b)(43b)間の
支持レール(62)(62)から水平に退入移動させて昇降
体(50)の第1のガイドレール(53)(53)上に係止保
持する。以下同じ要領で構築物(41)の各車庫(42)に
対する自動車の出入を行なう。
第8図および第9図は第1実施例の変形例を示したもの
である。本変形例は、上記構築物(41)の対設した各主
車庫列(43a)(43a)の両側に車庫(42)を多段に形成
した副車庫列(43b)(43b)および(43c)(43c)を設
けたものである。
第10図乃至第15図は本発明の第2の実施例を示したもの
である。
図面において、(65)は複数台の自動車(A)が収容さ
れる構築物で、この構築物(65)は、車庫(66)を多段
に形成した主車庫列(67a)(67a)を対設し、この主車
庫列(67a)(67a)間の側方位置に車庫(66)を多段に
形成し、主車庫列(67a)(67a)に対して、該主車庫列
(67a)(67a)間の長手方向端部が臨む副車庫列(67
b)を2段目以上に張出して設けたものである。上記構
築物(65)の主車庫列(67a)(67a)の車庫(66)の長
手方向両端には、短手方向に延びる固定レール(68)
(68)を配設してあり、又副車庫列(67b)の車庫(6
6)の短手方向両側端縁には、長手方向に延びる固定レ
ール(69)(69)を配設してある。(70)は上記構築物
(65)の自動車出入口(71)の前方に回転自在に設置さ
れたターンテーブルで、このターンテーブル(70)の上
方に、上記構築物(65)の副車庫列(67b)が配設して
ある。自動車(A)の出入れを行なう場合は、上記ター
ンテーブル(70)により自動車(A)の方向転換を行な
う。(71a)(71b)は長手方向両端に夫々複数の脚論
(72a)(72b)が夫々装着され、かつ、上面に自動車
(A)が載置されるパレットで、パレット(71a)は、
主車庫列(67a)(67a)の各車庫(66)の固定レール
(68)(68)上に脚輪(72a)を転動可能に載置するこ
とにより各車庫(66)に短手方向から取出自在に収容し
てあり、又パレット(71b)は、副車庫列(67b)の各車
庫(66)の固定レール(69)(69)上に脚輪(72b)を
運転可能に載置することにより各車庫(66)に長手方向
から取出自在に収容してある。(73)は上記構築物(6
5)の主車庫列(67a)(67a)間に主車庫列(67a)(67
a)および副車庫列(67b)にそって昇降可能に配設され
たリフタで、このリフタ(73)は適宜の駆動機構により
昇降動作される。上記リフタ(73)は、昇降体(74)
と、パレット(71a)(71b)を移送する第1および第2
の移送手段(75)(75)(76)とから構成されている。
上記昇降体(74)は、方形状の枠フレーム(74a)(74
a)に複数本の連結杆(74b)および梯子形の連結部材
(74c)を連結して直方体形状に枠組み形成したもの
で、底面部を構成する連結部材(74c)の上面に長手方
向両端に短手方向にそって第1のガイドレール(77)
(77)を配設すると共に、該ガイドレール(77)(77)
の内側にそって上記第1の移送手段(75)(75)が配設
してある。上記第1の移送手段(75)(75)は、主車庫
列(67a)(67a)の車庫(66)と昇降体(74)との間で
パレット(71a)を移送するもので、前記従来の伸縮ア
ーム式の移送装置(20)と同一構成であって、昇降体
(74)の短手方向に伸縮動作する。また、上記昇降体
(74)の枠フレーム(74a)(74a)のコーナ部近傍の外
側面には大小のガイドローラ(78)(79)が回転自在に
装着してあり、このガイドローラ(78)(79)を上記構
築物(65)の垂直方向に延びるガイドフレーム(図示省
略)に転動可能に当接させ、昇降体(74)が構築物(6
5)の対向する主車庫列(67a)(67a)および副車庫列
(67b)にそって水平姿勢で昇降するようにしてある。
(80)は上記昇降体(74)に昇降自在に装着された基台
で、この基台(80)の短手方向両側端縁には第2のガイ
ドレール(81)(81)が長手方向にそって配設してある
と共に、上面中央部に第2の移送手段(76)が長手方向
に配設してある。上記第2の移送手段(76)は、副車庫
列(67b)の車庫(66)と昇降体(74)との間でパレッ
ト(71b)を移送するもので、前記従来の伸縮アーム式
の移送装置(20)と同一構成であって、昇降体(74)の
長手方向に伸縮動作する。
(82)は上記基台(80)を昇降動作させるための駆動機
構である。上記駆動機構(82)において、(83a)(83
b)は昇降体(74)を構成する枠フレーム(74a)の上部
中央側面に対設された取付フレーム、(84)は一方の取
付フレーム(83a)上に設置された駆動モータ、(85a)
(85b)は取付フレーム(83a)(83b)上に固設された
支持ブラケット、(86)は支持ブラケット(85a)(85
b)に回転自在に支承された回転軸で、この回転軸(8
6)は、昇降体(74)の上方中央部に長手方向にそって
配設してあり、上記駆動モータ(84)によって正逆回転
される。(87a)(88a)(87a)(88b)は上記回転軸
(86)の両側軸端に夫々並設固定された駆動チェーンホ
イール、(87b)〜(87g)および(88b)〜(88gあは上
記昇降体(74)の各枠フレーム(74a)(74a)にそって
ブラケット等を介して夫々同軸上に回転自在に垂設支承
された複数のチェーンホイール、(89)(90)は上記各
チェーンホイール(87a)〜(87g)および(88a)〜(8
8g)に纏い掛けられた無端状チェーンである。(91)
(92)は前記基台(80)の両端部の短手方向両側端面に
長手方向に位置をずらせて夫々固設された取付ブラケッ
トで、この取付ブラケット(91)(92)に上記各無端状
チェーン(89)(90)の一部を貫通固定し、回転軸(8
6)が回転すると、各無端状チェーン(89)(90)が相
互に反対 方向に移動して、上記基台(80)が昇降動作するように
構成してある。
次に立体駐車装置の第2実施例における自動車の収容並
びに取出し要領を説明する。尚、初期状態においては、
構築物(65)の各車庫(66)には自動車(A)が収容さ
れていないものとし、リフタ(73)は最下降位置で停止
し、かつ、リフタ(73)の基台(80)上の第2の移送手
段(76)は上昇端に位置しているものとする。また、昇
降体(74)の第1のガイドレール(77)(77)には、上
記構築物(65)の左右いずれかの主車庫列(67a)(67
a)の任意の車庫(66)に配設してあるパレット(71a)
が載置されているものとする。
さて、自動車(A)を収容するに当たっては、上記リフ
タ(73)上のパレット(71a)上に自動車(A)を移動
させ、かつ、停車させる。しかる後に、リフタ(73)
を、自動車(A)を停車させた上記パレット(71a)が
元来収容されていた主車庫列(67a)(67a)の車庫(6
6)の高さとなるまで上昇させる。この状態では、主車
庫列(67a)(67a)の車庫(66)の固定レール(68)
(68)とリフタ(73)の第1のガイドレール(77)(7
7)とが同一水平面上に直線上に位置している。
次にリフタ(73)の第1の移送手段(75)(75)を作動
させる。するとこの第1の移送手段(75)(75)のアー
ムが伸長し、パレット(71a)は、自動車(A)を搭載
した状態で第1のガイドレール(77)(77)から左右い
ずれかの主車庫列(67a)(67a)の任意の車庫(66)の
固定レール(68)(68)上への短手方向から移送載置さ
れ、かつ、該固定レール(68)(68)上で移動しないよ
うにロックされる。
次に上記第1の移送手段(75)(75)を逆方向へ作動さ
せ、アームを収縮させて元の位置に復帰させる。その
後、副車庫列(67b)の車庫(66)に自動車(A)を収
容したい場合は、リフタ(73)に具備させた駆動機構
(82)を駆動することにより基台(80)を下降させ、下
降端に保持して昇降体(74)の底面部にそわせたのち、
リフタ(73)を僅かに下降させ、副車庫列(67b)の車
庫(66)の固定レール(69)(69)とリフタ(73)の基
台(80)上の第2のガイドレール(81)(81)とを同一
水平面上で、かつ、直線上で位置させ、しかる後、リフ
タ(73)の第2の移送手段(76)を作動させる。そし
て、第2の移送手段(76)のアームが伸長して所定位置
まで移動すると、上記副車庫列(67b)の車庫(66)の
空のペレット(71b)は第2の移送手段(76)に係止固
定される。この状態で第2の移送手段(76)を逆方向に
作動させ、アームを収縮させてリフタ(73)の基台(8
0)上に空のパレット(71b)を載置する。しかる後、上
記リフタ(73)を下降させて最下降位置に停止保持す
る。このときリフタ(73)上の空のパレット(71b)と
ターンテーブル(70)とは略同一平面に保持される。
上記副車庫列(67b)の車庫(66)に自動車(A)を収
容するに当たっては、リフタ(73)上の空のパレット
(71b)上に自動車(A)を移動させ、かつ、停車させ
たのち、上記リフタ(73)を、パレット(71b)が収容
されていた副車庫列(67b)の車庫(66)の高さとなる
まで主車庫列(67a)(67a)にそって上昇させる。この
状態では上述の通り副車庫列(67b)の車庫(66)の固
定レール(69)(69)とリフタ(73)の基台(80)上の
台2のガイドレール(81)(81)とが同一水平面上で、
かつ、直線上に位置する。しかる後、リフタ(73)の第
2の移送手段(76)を作動させる。そして、第2の移送
手段(76)のアームが伸長して所定位置まで移動する
と、パレット(71b)は、自動車(A)を搭載した状態
でリフタ(73)の基台(80)上の第2のガイドレール
(81)(81)から副車庫列(67b)の車庫(66)の固定
レール(69)(69)上へ長手方向から移送載置され、か
つ、該固定レール(69)(69)上で移動しないようにロ
ックされる。
次にリフタ(73)の第2の移送手段(76)を逆方向へ作
動させ、アームを収縮させて元の位置に復帰させる。以
下同じ要領で構築物(65)の主車庫列(67a)(67a)お
よび副車庫列(67b)の各車庫(66)に対する自動車
(A)の出入れを行なう。
第16図及び第17図は第2実施例の変形例を示したもので
ある。本変形例は、上記構築物(65)の主車庫列(67
a)(67a)間の両側位置に車庫(66)を多段に形成し
て、該主車庫列(67a)(67a)間に長手方向端部が臨む
副車庫例(67b)(67b)を設けたものである。
尚、上記各実施例は、パーキングタワー等の建築物に適
用した場合について説明したが、本発明はこれに限定さ
れるわけでなく、従来の如く収容ラックに自動車を収容
する場合にも適用することができる。
〔発明の効果〕
本発明の立体駐車装置によれば、自動車を方向転換する
ためのターンテーブルの上方に車庫を設け、この車庫に
自動車を収容することができる。したがって、ターンテ
ーブル上方の空間を有効に利用して、単位面積当たりの
自動車の収容台数の大幅な増加を図ることができる。し
かも、自動車の出入れに出入れに際して1台の自動車を
移動させるのみであるか、省エネルギー化が図れ、駆動
装置も小型のものが使用できる。また、本発明に係る立
体駐車装置は、上記リフタの最降下装置において該リフ
タ上に空のパレットを載置しておけば、このパレットを
通路として利用できるため、リフタを待機させておくた
めの特別なスペースが不要である。
また、請求項1の発明では、リフタに、台車、この台車
を長手方向に移動させる伸縮アーム式の第1の搬送手
段、および構築物と昇降体との間でパレットを移し換え
るための伸縮アーム式の第2の移送手段を設けたので、
構築物側には、パレットを各車庫に移動されるだけの駆
動手段を全く必要とせず、それだけ構築物の構造が簡単
なって、構築が容易となり、構築コストが安くなる。し
たがって、移送手段等の保守点検時等には、上記リフタ
を点検するだけでよく、移送手段等の保守点検作業を簡
易迅速に行うことができ、保守点検作業の大幅に向上す
る。
さらに本発明を構成するリフタは、自動車を車庫の長手
方向及び短手方向において移し換え可能なように相互に
直交方向に伸縮動作する伸縮アーム式の第1及び第2の
移送手段を有しており、長手方向に縦列した車庫とリフ
タとの間で自動車を直接出し入れすることができので、
車庫に対する自動車の出し入れ作業を簡単、かつ、迅速
に行うことができ、出し入れ作業の作業能率が向上す
る。請求項2の発明についても、リフタと構築物との間
でパレットを移送するための移送手段や基台をリフタに
設けるだけでよいので、請求項1の発明と同様の効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は本発明装置の第1実施例を示したも
ので、第1図は本発明装置は概略横断面図、第2図はそ
の概略縦断面図、第3図はリフタの正面図、第4図はリ
フタの拡大右側面図、第5図はリフタの昇降体の概略平
面図、第6図はリフタの台車の平面図、第7図は上記台
車の正面図、第8図および第9図は第1実施例の変形例
を示したもので、第8図は本発明装置の概略横断面図、
第9図はその概略縦断面図、第10図乃至第15図は本発明
装置の第2実施例を示したもので、第10図は本発明装置
の概略横断面図、第11図はその概略縦断面図、第12図は
リフタの正面図、第13図はリフタの右側面図、第14図は
基台が下降端に保持されたリフタの部分拡大断面図、第
15図はリフタの基台の駆動機構の概略を示す要部斜視説
明図、第16図および第17図は第2実施例の変形例を示し
たもので、第16図は本発明装置の概略横断面図、第17図
はその概略縦断面図である。 第18図は従来の立体駐車装置の概略図、第19図乃至第26
図は本出願人の提案に係る先の出願の立体駐車装置を示
し、第19図および第20図は立体駐車装置の正面図および
側面図、第21図はパレットの平面図、第22図および第23
図は昇降台の要部拡大正面図および平面図、第24図
(a)(b)は伸縮式アームの動作を説明するための概
略図、第25図は係合装置の拡大側面図、第26図は第25図
の横断面図、第27図は係合装置の動作を説明するための
要部拡大図である。 (41)(65)……構築物、(42)(66)……車庫、 (43a)(43)(67a)(67a)……主車庫列、 (43b)(43b)(67b)……副車庫列、 (49)(73)……リフタ、 (47)(71a)(71b)……パレット、 (50)……昇降体、(51)……台車、 (63)……移送手段、 (75)(75)……第1の移送手段、 (76)……第2の移送手段。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】垂直移動可能に配設されたリフタと、上記
    リフタの短手方向両側対称位置に、車庫を多段に形成し
    た主車庫列をリフタを介して平行に対設し、この主車庫
    列の長手方向隣接位置で、かつ、出入口に設けられたタ
    ーンテーブルの上部に、車庫を多段に形成した副車庫列
    を所定の間隔をおいて平行に対設した構築物と、上記構
    築物の各段の各車庫に取出自在に収容され、かつ、上面
    に自動車が載置されるパレットとからなり、 上記リフタは、構築物の主車庫列にそって垂直移動し、
    かつ、長方形の底面部を有する昇降体と、昇降体の底面
    部の上面に長手方向に伸縮動作可能に配設された伸縮ア
    ーム式の第1の移送手段と、昇降体の底面部上に長手方
    向に移動可能に、かつ、第1の移送手段の伸縮動作によ
    り対向する副車庫列間へ水平に突出移動可能に設置され
    た台車と、台車の上面に、第1の移送手段の伸縮方向と
    直交する短手方向に伸縮動作可能に、かつ、台車と構築
    物の各車庫列の車庫との間で上記パレットを移し換え可
    能に配設された複数の伸縮アーム式の第2の移送手段と
    で構成したことを特徴とする立体駐車装置。
  2. 【請求項2】垂直移動可能に配設されたリフタと、上記
    リフタの短手方向両側対称位置に、車庫を多段に形成し
    た主車庫列をリフタを介して平行に対設し、この主車庫
    列間のリフタの長手方向隣接位置で、かつ、出入口に設
    けられたターンテーブルの上部に、車庫を多段に形成し
    た副車庫列を設けた構築物と、上記構築物の各段の各車
    庫に対して取出自在に収容され、上面に自動車が載置さ
    れるパレットとからなり、 上記リフタは、直方体形状に枠組み形成された昇降体
    と、昇降体の底面部の上面に配設され、かつ、昇降体と
    上記構築物の主車庫列の各車庫との間でパレットを移し
    換え可能に短手方向に伸縮動作する伸縮アーム式の第1
    の移送手段と、上記昇降体に底面部と上面部との間で昇
    降自在に配設された長手形状の基台と、上記基台の上面
    に配設され、かつ、基台と構築物の副車庫列の各車庫と
    の間で上記パレットを移し換え可能に長手方向に伸縮動
    作する伸縮アーム式の第2の移送手段とを有し、上記副
    車庫列の各車庫と昇降体との間でのパレットの移し換え
    時、上記基台を下降端に保持して昇降体の底面部にそわ
    せるようにしたことを特徴とする立体駐車装置。
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