JPH0689712A - アルカリ蓄電池の製造方法 - Google Patents
アルカリ蓄電池の製造方法Info
- Publication number
- JPH0689712A JPH0689712A JP4268063A JP26806392A JPH0689712A JP H0689712 A JPH0689712 A JP H0689712A JP 4268063 A JP4268063 A JP 4268063A JP 26806392 A JP26806392 A JP 26806392A JP H0689712 A JPH0689712 A JP H0689712A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- separator
- battery
- woven fabric
- alkaline storage
- discharge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Cell Separators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 セパレータのアルカリに対する安定性の欠如
やセパレータに付着させた界面活性剤に基づく自己放電
を抑制し、貯蔵中の自己放電が少なく、貯蔵特性の優れ
たアルカリ蓄電池を提供する。 【構成】 ポリアミド不織布、ポリオレフィン不織布な
どの合成繊維不織布からなるセパレータ3を10mmH
g以下の減圧下、75〜250℃で2〜20時間熱処理
してから電池組立に供する。
やセパレータに付着させた界面活性剤に基づく自己放電
を抑制し、貯蔵中の自己放電が少なく、貯蔵特性の優れ
たアルカリ蓄電池を提供する。 【構成】 ポリアミド不織布、ポリオレフィン不織布な
どの合成繊維不織布からなるセパレータ3を10mmH
g以下の減圧下、75〜250℃で2〜20時間熱処理
してから電池組立に供する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アルカリ蓄電池の製造
方法に係わり、さらに詳しくそのセパレータの改良に関
する。
方法に係わり、さらに詳しくそのセパレータの改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】アルカリ蓄電池のセパレータとしては、
ポリアミド繊維やポリオレフィン繊維の不織布が用いら
れている〔たとえば、吉沢四郎監修「電池ハンドブッ
ク」、(株)電気書院、p3〜15(昭50)〕。
ポリアミド繊維やポリオレフィン繊維の不織布が用いら
れている〔たとえば、吉沢四郎監修「電池ハンドブッ
ク」、(株)電気書院、p3〜15(昭50)〕。
【0003】しかし、ポリアミド繊維は親水性が優れて
いるものの、アルカリに対する安定性に欠け、電解液中
で分解が生じるので、このポリアミド繊維の不織布をセ
パレータとして用いたアルカリ蓄電池では、セパレータ
の分解に基づいて自己放電が生じるという問題があった
〔たとえば、H.S.Lim等:“Proceedin
gs of the 27th Power Sour
ces Conference”、p83〜85(’7
6)〕。
いるものの、アルカリに対する安定性に欠け、電解液中
で分解が生じるので、このポリアミド繊維の不織布をセ
パレータとして用いたアルカリ蓄電池では、セパレータ
の分解に基づいて自己放電が生じるという問題があった
〔たとえば、H.S.Lim等:“Proceedin
gs of the 27th Power Sour
ces Conference”、p83〜85(’7
6)〕。
【0004】また、後者のポリオレフィン繊維はアルカ
リに対する安定性が優れているものの、親水性が劣るた
め、セパレータとして用いるポリオレフィン繊維の不織
布には界面活性剤で表面処理して親水性を付与すること
が行われているが、この界面活性剤で表面処理したポリ
オレフィン不織布をセパレータとして用いたアルカリ蓄
電池では、界面活性剤が充放電サイクル中に電解液中に
溶け出し、自己放電を引き起こすという問題があった
(たとえば、特開昭64−57568号公報)。
リに対する安定性が優れているものの、親水性が劣るた
め、セパレータとして用いるポリオレフィン繊維の不織
布には界面活性剤で表面処理して親水性を付与すること
が行われているが、この界面活性剤で表面処理したポリ
オレフィン不織布をセパレータとして用いたアルカリ蓄
電池では、界面活性剤が充放電サイクル中に電解液中に
溶け出し、自己放電を引き起こすという問題があった
(たとえば、特開昭64−57568号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにポリアミ
ド不織布をセパレータとして用いたアルカリ蓄電池で
は、ポリアミド不織布の分解に基づく自己放電が生じ、
またポリオレフィン不織布をセパレータとして用いたア
ルカリ蓄電池では、親水性付与のために使用した界面活
性剤に基づく自己放電が生じるという問題があった。
ド不織布をセパレータとして用いたアルカリ蓄電池で
は、ポリアミド不織布の分解に基づく自己放電が生じ、
またポリオレフィン不織布をセパレータとして用いたア
ルカリ蓄電池では、親水性付与のために使用した界面活
性剤に基づく自己放電が生じるという問題があった。
【0006】したがって、本発明は、従来のアルカリ蓄
電池が持っていたセパレータに基づく問題点を解決し、
自己放電が少なく、貯蔵特性が優れたアルカリ蓄電池を
提供することを目的とする。
電池が持っていたセパレータに基づく問題点を解決し、
自己放電が少なく、貯蔵特性が優れたアルカリ蓄電池を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、合成繊維不織
布からなるセパレータを熱処理してから電池組立に供す
ることによって、上記目的を達成したものである。
布からなるセパレータを熱処理してから電池組立に供す
ることによって、上記目的を達成したものである。
【0008】すなわち、セパレータを熱処理することに
よって、下記の現象が生じる。
よって、下記の現象が生じる。
【0009】 結晶化度の上昇 不安定末端基の架橋 オリゴマーの除去、架橋
【0010】そして、その結果、セパレータの電解液に
対する安定性が向上し、貯蔵中の自己放電が抑制され、
貯蔵特性が向上する。
対する安定性が向上し、貯蔵中の自己放電が抑制され、
貯蔵特性が向上する。
【0011】セパレータを構成する合成繊維不織布とし
ては、たとえばポリアミド不織布や、ポリプロピレン不
織布、ポリエチレン不織布などのポリオレフィン不織布
が挙げられる。
ては、たとえばポリアミド不織布や、ポリプロピレン不
織布、ポリエチレン不織布などのポリオレフィン不織布
が挙げられる。
【0012】前記の「結晶化度の上昇」とは、セパレ
ータとして用いるポリアミド不織布やポリオレフィン不
織布を構成するポリアミドやポリオレフィンの結晶化度
が上昇することを意味し、この結晶化度の上昇により、
アルカリなどに対する安定性がより一層向上して、自己
放電が少なくなる。
ータとして用いるポリアミド不織布やポリオレフィン不
織布を構成するポリアミドやポリオレフィンの結晶化度
が上昇することを意味し、この結晶化度の上昇により、
アルカリなどに対する安定性がより一層向上して、自己
放電が少なくなる。
【0013】また、前記の「不安定末端基の架橋」と
は、ポリアミド不織布やポリオレフィン不織布を構成す
るポリアミドやポリオレフィン中に残存するカルボキシ
ル基、アミノ基、アルキル基などの不安定な末端基を架
橋させて、それらと活物質との反応を低減させ、自己放
電を少なくするものである。
は、ポリアミド不織布やポリオレフィン不織布を構成す
るポリアミドやポリオレフィン中に残存するカルボキシ
ル基、アミノ基、アルキル基などの不安定な末端基を架
橋させて、それらと活物質との反応を低減させ、自己放
電を少なくするものである。
【0014】前記の「オリゴマーの除去、架橋」とは
ポリアミド不織布やポリオレフィン不織布を構成するポ
リアミドやポリオレフィン中に残存する重合度20程度
以下などのオリゴマーを除去したり、それらを架橋させ
て、それらのオリゴマーと活物質との反応を低減させ、
自己放電を少なくするものである。
ポリアミド不織布やポリオレフィン不織布を構成するポ
リアミドやポリオレフィン中に残存する重合度20程度
以下などのオリゴマーを除去したり、それらを架橋させ
て、それらのオリゴマーと活物質との反応を低減させ、
自己放電を少なくするものである。
【0015】上記セパレータの熱処理は減圧下75〜2
50℃で2〜20時間行うのが好ましい。熱処理を減圧
下で行うのは、残存する未反応物質の低減(未反応物質
を気化させて除去する)をできるだけ低い温度で実施で
きるようにするためであり、減圧度は特に限定されるも
のでないが、通常、10mmHg以下にすることが好ま
しい。
50℃で2〜20時間行うのが好ましい。熱処理を減圧
下で行うのは、残存する未反応物質の低減(未反応物質
を気化させて除去する)をできるだけ低い温度で実施で
きるようにするためであり、減圧度は特に限定されるも
のでないが、通常、10mmHg以下にすることが好ま
しい。
【0016】熱処理時の温度は上記のように75〜25
0℃が適しているが、これは熱処理時の温度が75℃よ
り低い場合には前記した結晶化度の上昇や不安定末端基
の架橋などが充分に行われず、また温度が250℃より
高くなるとセパレータを構成する合成繊維不織布の劣化
が生じるからである。
0℃が適しているが、これは熱処理時の温度が75℃よ
り低い場合には前記した結晶化度の上昇や不安定末端基
の架橋などが充分に行われず、また温度が250℃より
高くなるとセパレータを構成する合成繊維不織布の劣化
が生じるからである。
【0017】熱処理の時間は上記のように2〜20時間
が適しているが、これは熱処理時の温度や合成繊維不織
布の種類によっても若干異なるものの、熱処理時間が少
なすぎると前記した結晶化度の上昇などの効果が生じに
くく、また熱処理時の時間が高くなるとセパレータを構
成する合成繊維不織布の熱劣化が生じるようになるから
である。
が適しているが、これは熱処理時の温度や合成繊維不織
布の種類によっても若干異なるものの、熱処理時間が少
なすぎると前記した結晶化度の上昇などの効果が生じに
くく、また熱処理時の時間が高くなるとセパレータを構
成する合成繊維不織布の熱劣化が生じるようになるから
である。
【0018】本発明において、正極に用いる金属酸化物
や金属水酸化物としては、たとえば、一酸化ニッケル
(NiO)、二酸化ニッケル(NiO2 )、水酸化ニッ
ケル〔Ni(OH)2 〕などが代表的なものとして挙げ
られる。ただし、これらは、正極が放電状態にあるとき
であり、正極が充電状態では上記金属酸化物や金属水酸
化物は上記とは別の化合物として存在する。
や金属水酸化物としては、たとえば、一酸化ニッケル
(NiO)、二酸化ニッケル(NiO2 )、水酸化ニッ
ケル〔Ni(OH)2 〕などが代表的なものとして挙げ
られる。ただし、これらは、正極が放電状態にあるとき
であり、正極が充電状態では上記金属酸化物や金属水酸
化物は上記とは別の化合物として存在する。
【0019】負極にはカドミウム、亜鉛、鉄、それらの
酸化物または水酸化物、あるいは水素吸蔵合金が活物質
として用いられる。
酸化物または水酸化物、あるいは水素吸蔵合金が活物質
として用いられる。
【0020】そして、電解液としては、水酸化カリウ
ム、水酸化ナトリウム、水酸化リチウムなどのアルカリ
水溶液が用いられる。
ム、水酸化ナトリウム、水酸化リチウムなどのアルカリ
水溶液が用いられる。
【0021】
【実施例】つぎに、実施例をあげて本発明をより具体的
に説明する。ただし、本発明はそれらの実施例のみに限
定されるものではない。
に説明する。ただし、本発明はそれらの実施例のみに限
定されるものではない。
【0022】実施例1 厚さ0.15mmで重量65g/m2 のポリアミド不織
布〔日本バイリーン(株)製のFT−765(商品
名)〕を10mmHg以下に保った減圧雰囲気中、20
0℃で4時間加熱し、冷却した後、この熱処理したポリ
アミド不織布をセパレータとして電池組立に供した。
布〔日本バイリーン(株)製のFT−765(商品
名)〕を10mmHg以下に保った減圧雰囲気中、20
0℃で4時間加熱し、冷却した後、この熱処理したポリ
アミド不織布をセパレータとして電池組立に供した。
【0023】正極には焼結式ニッケル電極を用い、負極
には水素吸蔵合金電極を用い、電解液には濃度30重量
%の水酸化カリウム水溶液を用いて、図1に示す構造で
単3形のアルカリ蓄電池を作製した。
には水素吸蔵合金電極を用い、電解液には濃度30重量
%の水酸化カリウム水溶液を用いて、図1に示す構造で
単3形のアルカリ蓄電池を作製した。
【0024】図1に示す電池について説明すると、1は
正極、2は負極、3はセパレータ、4は渦巻状電極体、
5は電池ケース、6は環状ガスケット、7は封口蓋、8
は端子板、9は封口板、10は金属バネ、11は弁体、
12は正極リード体、13は絶縁体、14は絶縁体であ
る。
正極、2は負極、3はセパレータ、4は渦巻状電極体、
5は電池ケース、6は環状ガスケット、7は封口蓋、8
は端子板、9は封口板、10は金属バネ、11は弁体、
12は正極リード体、13は絶縁体、14は絶縁体であ
る。
【0025】正極1は上記のように焼結式ニッケル電極
が用いられていて、活物質として水酸化ニッケル(ただ
し、放電時で、充電時にはオキシ水酸化ニッケルにな
る)を含むシート状のものであり、負極2は圧着式で作
製されたシート状の水素吸蔵合金電極からなるものであ
る。
が用いられていて、活物質として水酸化ニッケル(ただ
し、放電時で、充電時にはオキシ水酸化ニッケルにな
る)を含むシート状のものであり、負極2は圧着式で作
製されたシート状の水素吸蔵合金電極からなるものであ
る。
【0026】セパレータ3は上記のようにポリアミド不
織布を熱処理してから電池組立に供したものであり、上
記正極1と負極2はこのセパレータ3を介して重ね合わ
せられ渦巻状に巻回されて渦巻状電極体4として電池ケ
ース5内に挿入され、その上部には絶縁体14が配置さ
れている。また、上記渦巻状電極体4の電池ケース5内
への挿入に先立って、電池ケース5の底部に絶縁体13
が配置され、電池ケース5と正極1との接触を防止して
いる。
織布を熱処理してから電池組立に供したものであり、上
記正極1と負極2はこのセパレータ3を介して重ね合わ
せられ渦巻状に巻回されて渦巻状電極体4として電池ケ
ース5内に挿入され、その上部には絶縁体14が配置さ
れている。また、上記渦巻状電極体4の電池ケース5内
への挿入に先立って、電池ケース5の底部に絶縁体13
が配置され、電池ケース5と正極1との接触を防止して
いる。
【0027】環状ガスケット6はナイロン66で作製さ
れ、封口蓋7は端子板8と封口板9とで構成され、電池
ケース5の開口部はこの封口蓋7と上記環状ガスケット
6とで封口されている。
れ、封口蓋7は端子板8と封口板9とで構成され、電池
ケース5の開口部はこの封口蓋7と上記環状ガスケット
6とで封口されている。
【0028】つまり、電池ケース5内に渦巻状電極体4
や絶縁体14などを挿入した後、電池ケース5の開口端
近傍部分に底部が内方に突出した環状の溝5aを形成
し、その溝5aの内方突出部で環状ガスケット6の下部
を支えさせて環状ガスケット6と封口蓋7とを電池ケー
ス5の開口部に配置し、電池ケース5の溝5aから先の
部分を内方に締め付けて電池ケース5の開口部を封口蓋
7と環状ガスケット6とで封口している。
や絶縁体14などを挿入した後、電池ケース5の開口端
近傍部分に底部が内方に突出した環状の溝5aを形成
し、その溝5aの内方突出部で環状ガスケット6の下部
を支えさせて環状ガスケット6と封口蓋7とを電池ケー
ス5の開口部に配置し、電池ケース5の溝5aから先の
部分を内方に締め付けて電池ケース5の開口部を封口蓋
7と環状ガスケット6とで封口している。
【0029】上記端子板8にはガス排出孔8aが設けら
れ、封口板9にはガス検知孔9aが設けられ、端子板8
と封口板9との間には金属バネ10と弁体11とが配置
されている。そして、封口板9の外周部を折り曲げて端
子板8の外周部を挟み込んで端子板8と封口板9とを固
定している。
れ、封口板9にはガス検知孔9aが設けられ、端子板8
と封口板9との間には金属バネ10と弁体11とが配置
されている。そして、封口板9の外周部を折り曲げて端
子板8の外周部を挟み込んで端子板8と封口板9とを固
定している。
【0030】この電池は、通常の状況下では金属バネ1
0の押圧力により弁体11がガス検知孔9aを閉鎖して
いるので、電池内部は密閉状態に保たれているが、電池
内部にガスが発生して電池内圧が異常に上昇した場合に
は、金属バネ10が収縮して弁体11とガス検知孔9a
との間に隙間が生じ、電池内部のガスはガス検知孔9a
およびガス排出孔8aを通過して電池外部に放出され、
電池破裂が防止できるように構成されている。
0の押圧力により弁体11がガス検知孔9aを閉鎖して
いるので、電池内部は密閉状態に保たれているが、電池
内部にガスが発生して電池内圧が異常に上昇した場合に
は、金属バネ10が収縮して弁体11とガス検知孔9a
との間に隙間が生じ、電池内部のガスはガス検知孔9a
およびガス排出孔8aを通過して電池外部に放出され、
電池破裂が防止できるように構成されている。
【0031】上記電池を100mAで15時間充電し、
200mAで0.9Vまで放電するという充放電サイク
ルを10回繰り返し、10回目の放電容量を測定し、こ
れを貯蔵前容量とした。
200mAで0.9Vまで放電するという充放電サイク
ルを10回繰り返し、10回目の放電容量を測定し、こ
れを貯蔵前容量とした。
【0032】その後、同じ条件で充電し、45℃で10
日間貯蔵し、同じ条件で放電し、その時の放電容量を測
定し、これを貯蔵後容量とし、下式によって容量保持率
を算出したところ、容量保持率は45%であった。
日間貯蔵し、同じ条件で放電し、その時の放電容量を測
定し、これを貯蔵後容量とし、下式によって容量保持率
を算出したところ、容量保持率は45%であった。
【0033】
【0034】実施例2 厚さ0.16mmで重量55g/m2 のポリオレフィン
不織布〔日本バイリーン(株)製のFT−300(商品
名)〕を10mmHg以下に保った減圧雰囲気中、15
0℃で2時間加熱し、冷却した後、この熱処理したポリ
プロピレン不織布をセパレータとして電池組立に供し、
それ以外は実施例1と同様にして電池を作製し、容量保
持率を測定したところ、容量保持率は50%であった。
不織布〔日本バイリーン(株)製のFT−300(商品
名)〕を10mmHg以下に保った減圧雰囲気中、15
0℃で2時間加熱し、冷却した後、この熱処理したポリ
プロピレン不織布をセパレータとして電池組立に供し、
それ以外は実施例1と同様にして電池を作製し、容量保
持率を測定したところ、容量保持率は50%であった。
【0035】比較例1 厚さ0.15mmで重量65g/m2 のポリアミド不織
布〔日本バイリーン(株)製のFT−765(商品
名)〕を熱処理することなくセパレータとして電池組立
に供し、それ以外は実施例1と同様にして電池を作製
し、容量保持率を測定したところ、容量保持率は10%
であった。
布〔日本バイリーン(株)製のFT−765(商品
名)〕を熱処理することなくセパレータとして電池組立
に供し、それ以外は実施例1と同様にして電池を作製
し、容量保持率を測定したところ、容量保持率は10%
であった。
【0036】比較例2 厚さ0.16mmで重量55g/m2 のポリオレフィン
不織布〔日本バイリーン(株)製のFT−300(商品
名)〕を熱処理することなくセパレータとして電池組立
に供し、それ以外は実施例1と同様にして電池を作製
し、容量保持率を測定したところ、容量保持率は15%
であった。
不織布〔日本バイリーン(株)製のFT−300(商品
名)〕を熱処理することなくセパレータとして電池組立
に供し、それ以外は実施例1と同様にして電池を作製
し、容量保持率を測定したところ、容量保持率は15%
であった。
【0037】以上の結果をセパレータの材質、熱処理の
有無などと併せて表1に示す。なお、表1では、セパレ
ータの材質は簡略化してポリマー名のみで示す。
有無などと併せて表1に示す。なお、表1では、セパレ
ータの材質は簡略化してポリマー名のみで示す。
【0038】
【表1】
【0039】表1に示すように、本発明の実施例1〜2
は比較例1〜2に比べて、容量保持率が高く、セパレー
タを熱処理してから電池組立に供することにより、貯蔵
中の自己放電が抑制され、貯蔵特性が向上することが明
らかにされていた。
は比較例1〜2に比べて、容量保持率が高く、セパレー
タを熱処理してから電池組立に供することにより、貯蔵
中の自己放電が抑制され、貯蔵特性が向上することが明
らかにされていた。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、セパ
レータを熱処理してから電池組立に供することにより、
貯蔵中の自己放電が少なく、貯蔵特性の優れたアルカリ
蓄電池を提供することができた。
レータを熱処理してから電池組立に供することにより、
貯蔵中の自己放電が少なく、貯蔵特性の優れたアルカリ
蓄電池を提供することができた。
【図1】本発明のアルカリ蓄電池の一実施例を拡大して
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
1 正極 2 負極 3 セパレータ
Claims (1)
- 【請求項1】 金属酸化物または水属酸化物を含むシー
ト状の正極1と、カドミウム、亜鉛、鉄、それらの酸化
物または水酸化物、あるいは水素吸蔵合金を含むシート
状の負極2と、合成繊維不織布からなるセパレータ3
と、アルカリ水溶液からなる電解液を有するアルカリ蓄
電池の製造にあたり、上記セパレータ3を熱処理してか
ら電池組立に供することを特徴とするアルカリ蓄電池の
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4268063A JPH0689712A (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | アルカリ蓄電池の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4268063A JPH0689712A (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | アルカリ蓄電池の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0689712A true JPH0689712A (ja) | 1994-03-29 |
Family
ID=17453377
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4268063A Withdrawn JPH0689712A (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | アルカリ蓄電池の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0689712A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100773795B1 (ko) * | 2006-09-25 | 2007-11-06 | 주식회사 디지털텍 | 권취형 알루미늄 전해 고분자 콘덴서 및 이의 제조 방법 |
| WO2014010753A1 (ja) * | 2012-07-11 | 2014-01-16 | 帝人株式会社 | 微細繊維構造体 |
| WO2021175277A1 (zh) * | 2020-03-04 | 2021-09-10 | 华为技术有限公司 | 电池隔膜及其制备方法、电池和终端 |
-
1992
- 1992-09-09 JP JP4268063A patent/JPH0689712A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100773795B1 (ko) * | 2006-09-25 | 2007-11-06 | 주식회사 디지털텍 | 권취형 알루미늄 전해 고분자 콘덴서 및 이의 제조 방법 |
| WO2014010753A1 (ja) * | 2012-07-11 | 2014-01-16 | 帝人株式会社 | 微細繊維構造体 |
| WO2021175277A1 (zh) * | 2020-03-04 | 2021-09-10 | 华为技术有限公司 | 电池隔膜及其制备方法、电池和终端 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2014013764A (ja) | 積層電池 | |
| WO2006035980A1 (ja) | 密閉形電池、密閉形電池用リ-ド、及び密閉形電池の複数個で構成した組電池 | |
| JP3040041B2 (ja) | アルカリ二次電池及びその製造方 | |
| JPH0689712A (ja) | アルカリ蓄電池の製造方法 | |
| JP3056521B2 (ja) | アルカリ蓄電池 | |
| JP3219323B2 (ja) | 電池用セパレータ | |
| JP4639641B2 (ja) | 密閉型アルカリ蓄電池 | |
| US20030003366A1 (en) | Alkaline rechargeable battery | |
| JP2003045395A (ja) | 密閉型蓄電池 | |
| JP3596918B2 (ja) | 防爆機能付き電池 | |
| JPH05283099A (ja) | アルカリ蓄電池 | |
| JP3209440B2 (ja) | アルカリ蓄電池 | |
| JP3588249B2 (ja) | アルカリ蓄電池およびその製造方法 | |
| JPH05325929A (ja) | アルカリ蓄電池 | |
| JP2003346894A (ja) | アルカリ蓄電池 | |
| JPH05283054A (ja) | アルカリ蓄電池 | |
| JP2734523B2 (ja) | 電池用セパレータ | |
| JP3670357B2 (ja) | 円筒形電池 | |
| JPH06140014A (ja) | 巻回型の電池用セパレータ | |
| JP3699172B2 (ja) | 円筒形電池 | |
| KR100199679B1 (ko) | 원통형 전지 및 원통형 알칼리 2차전지의 제조방법 | |
| JPH0773860A (ja) | 角形アルカリ電池の製造方法 | |
| JPH10247514A (ja) | ニッケル水素二次電池 | |
| US11196112B2 (en) | Cylindrical secondary battery insulation member | |
| US20020177046A1 (en) | Separator for alkaline secondary battery, method for preparing the same and alkaline secondary battery |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991130 |