JPH0690253B2 - 事故点探査用受信装置 - Google Patents
事故点探査用受信装置Info
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- JPH0690253B2 JPH0690253B2 JP62077969A JP7796987A JPH0690253B2 JP H0690253 B2 JPH0690253 B2 JP H0690253B2 JP 62077969 A JP62077969 A JP 62077969A JP 7796987 A JP7796987 A JP 7796987A JP H0690253 B2 JPH0690253 B2 JP H0690253B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は事故点探査用受信装置に関するものである。
従来の事故点探査用受信装置としては,例えば特開昭59
-68678号公報に示された「信号到来方向探知装置」を利
用したものがあつた。以下この従来のものについて,図
により説明する。
-68678号公報に示された「信号到来方向探知装置」を利
用したものがあつた。以下この従来のものについて,図
により説明する。
第6図はこの事故点探査用受信装置のブロツク図であ
り,(1)は放電性地絡事故があると見られる架空配電
線,(4A)および(4B)はこの配電線(1)上を事故点
から伝播して来る電流進行波が発する電磁波を検知する
電磁検知アンテナ,(5)はこの1対のアンテナ(4
A),(4B)で受信した信号の到達時間差tdより,事故
方向を判別する受信装置であり,上記アンテナ(4A),
(4B)とそれぞれ同軸ケーブル(6A),(6B)を介して
接続されている。なお図中波形(I)は配電線(1)を
流れる事故電流の第1波を示す。
り,(1)は放電性地絡事故があると見られる架空配電
線,(4A)および(4B)はこの配電線(1)上を事故点
から伝播して来る電流進行波が発する電磁波を検知する
電磁検知アンテナ,(5)はこの1対のアンテナ(4
A),(4B)で受信した信号の到達時間差tdより,事故
方向を判別する受信装置であり,上記アンテナ(4A),
(4B)とそれぞれ同軸ケーブル(6A),(6B)を介して
接続されている。なお図中波形(I)は配電線(1)を
流れる事故電流の第1波を示す。
(9A),(9B)はアンテナ(4A),(4B)から出力され
た入力信号を増巾すると共にこの入力信号の極性に関係
なく常に正極性の電圧信号を出力する絶対値回路,(10
A),(10B)は上記絶対値回路(9A),(9B)の出力信
号の立上りに同期して,所要のパルス巾Tdの単発パルス
を出力する単安定マルチバイブレータ,(11A),(11
B)はお互いの入出力端子を接続してフリツプフロツプ
回路を構成したNAND回路素子である。(12A),(12B)
は入力信号が高レベル電圧のとき低レベル電圧の信号出
力を,又入力信号を低レベル電圧のとき,高レベル電圧
の信号を出力するインバータ,(13A),(13B)はLED
素子とその保護抵抗器等からなる信号表示器で,インバ
ータ(12A)又は(12B)から高レベルの電圧が入力され
たときだけ点灯表示する。
た入力信号を増巾すると共にこの入力信号の極性に関係
なく常に正極性の電圧信号を出力する絶対値回路,(10
A),(10B)は上記絶対値回路(9A),(9B)の出力信
号の立上りに同期して,所要のパルス巾Tdの単発パルス
を出力する単安定マルチバイブレータ,(11A),(11
B)はお互いの入出力端子を接続してフリツプフロツプ
回路を構成したNAND回路素子である。(12A),(12B)
は入力信号が高レベル電圧のとき低レベル電圧の信号出
力を,又入力信号を低レベル電圧のとき,高レベル電圧
の信号を出力するインバータ,(13A),(13B)はLED
素子とその保護抵抗器等からなる信号表示器で,インバ
ータ(12A)又は(12B)から高レベルの電圧が入力され
たときだけ点灯表示する。
次に受信装置(5)の動作について説明する。
いま,アンテナ(4A)がアンテナ(4B)より時間差tdだ
け先に上記電磁波を受信したものと仮定すると,まずア
ンテナ(4A)より出力された電圧信号が同軸ケーブル
(6A)を介して受信装置(5)の絶対値回路(9A)に入
力され,この絶対値回路(9A)にて増巾かつ入力信号の
極性に関係なく正極性信号に変換されて出力されこの出
力信号が後段の単安定マルチバイブレータ(10A)に入
力される。単安定マルチバイブレータ(10A)はこの入
力信号の第一波の立上りに同期した所要の時間巾Tdの単
発パルスを出力し,この単発パルスが後段のNAND回路素
子(11A)に入力される。NAND回路素子(11A)はもう一
方のNAND回路素子(11B)とでフリツプフロツプ回路を
構成しているので,上記単発パルスの入力により,この
NAND回路素子(11A)の出力電圧は常時高レベルの状態
から,低レベルへ変化すると共に,NAND回路素子(11B)
をインターロツクするが,この状態は上記単安定マルチ
バイブレータ(10A)より出力される単発パルスの時間
巾Tdだけ持続される。上記NAND回路素子(11A)の出力
電圧はインバータ(12A)により低レベルから高レベル
に反転されて信号表示器(13A)に入力され,信号表示
器(13A)を点灯し,事故点方向を表示する。続いて,
アンテナ(4B)が上記電磁波を受信して電圧信号を出力
した場合も同様に,絶対値回路(9B),単安定マルチバ
イブレータ(10B)が駆動されNAND回路素子(11B)に時
間巾Tdの単発パルスが入力されるが,上記のごとく,NAN
D回路素子(11B)はtdの時間差で先に単発パルスが入力
されたNAND回路素子(11A)により,インターロツクさ
れているため,NAND回路素子(11A)に上記単発パルスが
入力されている時間Tdの間は駆動されず,その出力電圧
信号は高レベル状態に保持され,信号表示器(13B)は
点灯表示しない。
け先に上記電磁波を受信したものと仮定すると,まずア
ンテナ(4A)より出力された電圧信号が同軸ケーブル
(6A)を介して受信装置(5)の絶対値回路(9A)に入
力され,この絶対値回路(9A)にて増巾かつ入力信号の
極性に関係なく正極性信号に変換されて出力されこの出
力信号が後段の単安定マルチバイブレータ(10A)に入
力される。単安定マルチバイブレータ(10A)はこの入
力信号の第一波の立上りに同期した所要の時間巾Tdの単
発パルスを出力し,この単発パルスが後段のNAND回路素
子(11A)に入力される。NAND回路素子(11A)はもう一
方のNAND回路素子(11B)とでフリツプフロツプ回路を
構成しているので,上記単発パルスの入力により,この
NAND回路素子(11A)の出力電圧は常時高レベルの状態
から,低レベルへ変化すると共に,NAND回路素子(11B)
をインターロツクするが,この状態は上記単安定マルチ
バイブレータ(10A)より出力される単発パルスの時間
巾Tdだけ持続される。上記NAND回路素子(11A)の出力
電圧はインバータ(12A)により低レベルから高レベル
に反転されて信号表示器(13A)に入力され,信号表示
器(13A)を点灯し,事故点方向を表示する。続いて,
アンテナ(4B)が上記電磁波を受信して電圧信号を出力
した場合も同様に,絶対値回路(9B),単安定マルチバ
イブレータ(10B)が駆動されNAND回路素子(11B)に時
間巾Tdの単発パルスが入力されるが,上記のごとく,NAN
D回路素子(11B)はtdの時間差で先に単発パルスが入力
されたNAND回路素子(11A)により,インターロツクさ
れているため,NAND回路素子(11A)に上記単発パルスが
入力されている時間Tdの間は駆動されず,その出力電圧
信号は高レベル状態に保持され,信号表示器(13B)は
点灯表示しない。
以上のごとく,電磁波を先に受信したアンテナ(4A)対
応の信号表示器(13A)だけが点灯することにより,事
故点の方向を表示する。また事故点がアンテナ(4B)側
に位置したときはアンテナ(4B)がアンテナ(4A)より
先に上記電磁波を受信するので上記とは逆に信号表示器
(13B)だけが点灯して事故点Bの方向を表示する。
応の信号表示器(13A)だけが点灯することにより,事
故点の方向を表示する。また事故点がアンテナ(4B)側
に位置したときはアンテナ(4B)がアンテナ(4A)より
先に上記電磁波を受信するので上記とは逆に信号表示器
(13B)だけが点灯して事故点Bの方向を表示する。
しかしながら,上記のごとく構成された従来の事故点探
査用受信装置においては,一対のアンテナ(4A),(4
B)間の距離lを実質的な値としてl=3(m)とする
と,上記アンテナ(4A),(4B)の受信信号の微小時間
差tdが10ns以下と極めて微小であるため,この時間差を
所要の時間差Tdに拡大するまでの間に,すなわち一対の
アンテナ(4A),(4B)の特性のバラツキ,一対の絶対
値回路(9A),(9B)の増巾率や応答特性のバラツキ,
一対の単安定マルチバイブレータ(10A),(10B)の入
力電圧やスイツチング特性のバラツキ等により,上記一
対のアンテナ(4A),(4B)の受信信号の時間差tdがNA
ND回路素子(11A),(11B)への単発パルスの入力の段
階で逆転し,誤検知することがあるという問題点があつ
た。
査用受信装置においては,一対のアンテナ(4A),(4
B)間の距離lを実質的な値としてl=3(m)とする
と,上記アンテナ(4A),(4B)の受信信号の微小時間
差tdが10ns以下と極めて微小であるため,この時間差を
所要の時間差Tdに拡大するまでの間に,すなわち一対の
アンテナ(4A),(4B)の特性のバラツキ,一対の絶対
値回路(9A),(9B)の増巾率や応答特性のバラツキ,
一対の単安定マルチバイブレータ(10A),(10B)の入
力電圧やスイツチング特性のバラツキ等により,上記一
対のアンテナ(4A),(4B)の受信信号の時間差tdがNA
ND回路素子(11A),(11B)への単発パルスの入力の段
階で逆転し,誤検知することがあるという問題点があつ
た。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので,架空配電線の事故点方向の検知がより確実に
行える事故点探査用受信装置を得ることを目的とする。
たもので,架空配電線の事故点方向の検知がより確実に
行える事故点探査用受信装置を得ることを目的とする。
この発明に係る事故点探査用受信装置は,架空配電線に
おける事故点での地絡放電により,上記配電線から発生
する電磁波を受信するアンテナと,このアンテナの出力
信号を極性の異なる2つの信号として出力する増巾手段
と,この増巾手段の2つの出力信号をそれぞれ半波整流
する半波整流手段と,この半波は整流手段からの出力信
号のうち先着信号を出力すると共に後着信号の出力を阻
止する先着信号優先手段を備えて構成したものである。
おける事故点での地絡放電により,上記配電線から発生
する電磁波を受信するアンテナと,このアンテナの出力
信号を極性の異なる2つの信号として出力する増巾手段
と,この増巾手段の2つの出力信号をそれぞれ半波整流
する半波整流手段と,この半波は整流手段からの出力信
号のうち先着信号を出力すると共に後着信号の出力を阻
止する先着信号優先手段を備えて構成したものである。
すなわち,この発明においては,配電線に印加した高電
圧パルスにより事故点にて地絡放電させ,このとき事故
点から上記配電線を伝播してくる電流進行波が発する電
磁波を,例えば課電点と事故点の間に位置するアンテナ
で受信し,このアンテナの出力電圧の第一波の極性が例
えば負になるように上記配電線に対する上記アンテナの
向きを定めておき,そしてこのアンテナを事故点側へ向
けて移動させると,事故点より反課電点側では上記アン
テナの出力電圧の第一波の極性が負から正へ反転し、増
幅手段はアンテナの出力信号を極性の異なる2つの信号
として出力し、半波整流手段は増幅手段の2つの出力信
号をそれぞれ半波整流し、先着信号優先手段は半波整流
手段からの出力のうち先着信号を出力すると共に後着信
号の出力を阻止することにより、事故点を探査するもの
である。
圧パルスにより事故点にて地絡放電させ,このとき事故
点から上記配電線を伝播してくる電流進行波が発する電
磁波を,例えば課電点と事故点の間に位置するアンテナ
で受信し,このアンテナの出力電圧の第一波の極性が例
えば負になるように上記配電線に対する上記アンテナの
向きを定めておき,そしてこのアンテナを事故点側へ向
けて移動させると,事故点より反課電点側では上記アン
テナの出力電圧の第一波の極性が負から正へ反転し、増
幅手段はアンテナの出力信号を極性の異なる2つの信号
として出力し、半波整流手段は増幅手段の2つの出力信
号をそれぞれ半波整流し、先着信号優先手段は半波整流
手段からの出力のうち先着信号を出力すると共に後着信
号の出力を阻止することにより、事故点を探査するもの
である。
以下,この発明の一実施例を第1図〜第4図により説明
する。なお,従来例と同一の符号は同一又は相当する部
分を示す。第1図において,(1)は放電性地絡事故が
あると見られる架空配電線で,この区間は停電状態にあ
る。(3)はこの配電線(1)の未知のB点に接続され
た例えば放電性地絡事故を生じた碍子,アレスタ等の事
故設備であり,この事故設備(3)の設置点Bを探査し
ようとするものである。(2)は高電圧パルスを間欠的
に発生する課電装置であり,上記配電線(1)にA点に
て接続され,1発の高電圧パルスの印加により事故設備の
放電開始電圧に見合う所要の電圧に達するまで上記配電
線(1)を充電することが出来る。(4)は架空配電線
(1)上を事故点Bから伝播して来る電流進行波が発す
る電磁波を受信し,電磁波の磁界変化に相当する電圧信
号を出力するループアンテナ,(8)はこのループアン
テナ(4)の出力電圧を入力とし、このループアンテナ
(4)の出力電圧の第一波の極性に対応した信号表示を
行なう受信装置,(6)は上記ループアンテナ(4)と
受信装置(8)を接続する同軸ケーブルである。なお,
上記ループアンテナ(4),同軸ケーブル(6),受信
装置(8)は自動車(7)に搭載されており,ループア
ンテナ(4)はそのアンテナ面の法線方向が自動車
(7)の進行方向と直角かつ地面と平行に設置される。
第2図は上記受信装置(8)のブロツク図であり,図に
おいて,(14)は上記アンテナ(4)の出力信号を極性
の異なる2つの信号として出力する増巾手段で,この実
施例では,所要の増巾率で入力電圧を増巾し,かつ極性
を反転して出力する第1の反転増巾器(15A)と,この
第1の反転増巾器(15A)の出力電圧を入力とし,電圧
増巾は行なわず極性のみ反転して出力する第2の反転増
巾器(15B)とで構成されている。(16A),(16B)は
それぞれ上記第1及び第2の反転増巾器(15A),(15
B)の出力電圧を半波整流後波形成形してパルス電圧を
出力する第1及び第2の半波整流手段である。(17)は
この半波整流手段(16)からの出力信号のうち,先着信
号を出力するとともに,後着信号の出力を阻止する先着
信号優先手段である。この実施例では(17A),(17B)
で示すように,お互いの端子Qと他方の端子Dとが接続
されたリセツト端子付Dタイプポジテイブエツジトリガ
ー方式フリツプフロツプ回路素子(以下D-フリツプフロ
ツプ回路素子と記す)を用いており,これ等の端子Tへ
上記半波整流手段(16A),(16B)の出力パルス電圧を
入力すると,これ等パルス電圧の立上りに同期して端子
Qより,電圧信号を出力すると共に,他方の出力を阻止
するインターロツク機能を有する。すなわちD-フリツプ
フロツプ回路素子(17A),(17B)のうち,先に入力さ
れた方がその端子Qより電圧信号を出力すると共に,遅
れて入力されたもう一方の端子Qからの出力を阻止す
る。(18)は上記D-フリツプフロツプ回路素子(17
A),(17B)をリセツトするためのリセツト信号発生回
路である。
する。なお,従来例と同一の符号は同一又は相当する部
分を示す。第1図において,(1)は放電性地絡事故が
あると見られる架空配電線で,この区間は停電状態にあ
る。(3)はこの配電線(1)の未知のB点に接続され
た例えば放電性地絡事故を生じた碍子,アレスタ等の事
故設備であり,この事故設備(3)の設置点Bを探査し
ようとするものである。(2)は高電圧パルスを間欠的
に発生する課電装置であり,上記配電線(1)にA点に
て接続され,1発の高電圧パルスの印加により事故設備の
放電開始電圧に見合う所要の電圧に達するまで上記配電
線(1)を充電することが出来る。(4)は架空配電線
(1)上を事故点Bから伝播して来る電流進行波が発す
る電磁波を受信し,電磁波の磁界変化に相当する電圧信
号を出力するループアンテナ,(8)はこのループアン
テナ(4)の出力電圧を入力とし、このループアンテナ
(4)の出力電圧の第一波の極性に対応した信号表示を
行なう受信装置,(6)は上記ループアンテナ(4)と
受信装置(8)を接続する同軸ケーブルである。なお,
上記ループアンテナ(4),同軸ケーブル(6),受信
装置(8)は自動車(7)に搭載されており,ループア
ンテナ(4)はそのアンテナ面の法線方向が自動車
(7)の進行方向と直角かつ地面と平行に設置される。
第2図は上記受信装置(8)のブロツク図であり,図に
おいて,(14)は上記アンテナ(4)の出力信号を極性
の異なる2つの信号として出力する増巾手段で,この実
施例では,所要の増巾率で入力電圧を増巾し,かつ極性
を反転して出力する第1の反転増巾器(15A)と,この
第1の反転増巾器(15A)の出力電圧を入力とし,電圧
増巾は行なわず極性のみ反転して出力する第2の反転増
巾器(15B)とで構成されている。(16A),(16B)は
それぞれ上記第1及び第2の反転増巾器(15A),(15
B)の出力電圧を半波整流後波形成形してパルス電圧を
出力する第1及び第2の半波整流手段である。(17)は
この半波整流手段(16)からの出力信号のうち,先着信
号を出力するとともに,後着信号の出力を阻止する先着
信号優先手段である。この実施例では(17A),(17B)
で示すように,お互いの端子Qと他方の端子Dとが接続
されたリセツト端子付Dタイプポジテイブエツジトリガ
ー方式フリツプフロツプ回路素子(以下D-フリツプフロ
ツプ回路素子と記す)を用いており,これ等の端子Tへ
上記半波整流手段(16A),(16B)の出力パルス電圧を
入力すると,これ等パルス電圧の立上りに同期して端子
Qより,電圧信号を出力すると共に,他方の出力を阻止
するインターロツク機能を有する。すなわちD-フリツプ
フロツプ回路素子(17A),(17B)のうち,先に入力さ
れた方がその端子Qより電圧信号を出力すると共に,遅
れて入力されたもう一方の端子Qからの出力を阻止す
る。(18)は上記D-フリツプフロツプ回路素子(17
A),(17B)をリセツトするためのリセツト信号発生回
路である。
次に動作について説明する。第1図において停電状態の
架空配電線(1)を課電装置(2)にて正電位の高電圧
パルスを印加することにより充電し,事故設備(3)に
て地絡放電させると,事故点Bより課電点Aおよび反課
電点側Cへ向つて配電線(1)上を電流進行波が伝播す
る。この電流進行波がループアンテナ(4)の頭上近傍
である探査点Dを通過するときこの探査点Dより電磁波
を発生し,上記ループアンテナ(4)はこの電磁波を受
信してこの電磁波の磁界変化分に相当する誘起電圧を出
力する。すなわち,上記電流進行波が探査点Dを通過す
るとき,探査点Dの近傍では上記配電線(1)を中心に
磁界変化を生ずるが,上記ループアンテナ(4)は上記
配電線(1)を含む平面上に配置されているため,上記
磁界変化による鎖交磁束の変化により誘起された電圧を
出力する。このループアンテナ(4)の出力電圧の第一
波の正負の極性は地絡電流の方向により一義的に定まる
が,この例では上記配電線(1)が正電位に充電される
ため,地絡電流は課電点Aおよび反課電点側Cより事故
点Bへ向つて流れており,第3図において, a),探査点Dが事故点Bより課電点A側にあるとき
は,ループアンテナ(4)の出力電圧の第一波が図中
(a)で示すごとく負極性に, (b),探査点Eが事故点Bより反課電点側Cの側にあ
るときはループアンテナ(4)の出力電圧の第一波が図
中(b)で示すごとく正極性になるように本実施例では
ループアンテナ(4)を配置している。
架空配電線(1)を課電装置(2)にて正電位の高電圧
パルスを印加することにより充電し,事故設備(3)に
て地絡放電させると,事故点Bより課電点Aおよび反課
電点側Cへ向つて配電線(1)上を電流進行波が伝播す
る。この電流進行波がループアンテナ(4)の頭上近傍
である探査点Dを通過するときこの探査点Dより電磁波
を発生し,上記ループアンテナ(4)はこの電磁波を受
信してこの電磁波の磁界変化分に相当する誘起電圧を出
力する。すなわち,上記電流進行波が探査点Dを通過す
るとき,探査点Dの近傍では上記配電線(1)を中心に
磁界変化を生ずるが,上記ループアンテナ(4)は上記
配電線(1)を含む平面上に配置されているため,上記
磁界変化による鎖交磁束の変化により誘起された電圧を
出力する。このループアンテナ(4)の出力電圧の第一
波の正負の極性は地絡電流の方向により一義的に定まる
が,この例では上記配電線(1)が正電位に充電される
ため,地絡電流は課電点Aおよび反課電点側Cより事故
点Bへ向つて流れており,第3図において, a),探査点Dが事故点Bより課電点A側にあるとき
は,ループアンテナ(4)の出力電圧の第一波が図中
(a)で示すごとく負極性に, (b),探査点Eが事故点Bより反課電点側Cの側にあ
るときはループアンテナ(4)の出力電圧の第一波が図
中(b)で示すごとく正極性になるように本実施例では
ループアンテナ(4)を配置している。
それゆえに,課電点A側より,架空配電線(1)に沿つ
て移動しながら,事故点方向を検知すれば,事故点Bを
通過したとき,上記ループアンテナ(4)の出力電圧の
第1波の極性の反転により事故点を探査できる。なお上
記配電線(1)の課電装置(2)により印加される高電
圧パルスによる充電電流の変化率は事故点Bにおける地
絡放電電流の第一波の電流変化率に比べて極めて小さく
なるように考慮されており,高電圧パルスの印加時に誤
検知することはない。
て移動しながら,事故点方向を検知すれば,事故点Bを
通過したとき,上記ループアンテナ(4)の出力電圧の
第1波の極性の反転により事故点を探査できる。なお上
記配電線(1)の課電装置(2)により印加される高電
圧パルスによる充電電流の変化率は事故点Bにおける地
絡放電電流の第一波の電流変化率に比べて極めて小さく
なるように考慮されており,高電圧パルスの印加時に誤
検知することはない。
次に第2図により,受信装置(8)の動作について説明
する。第4図に受信装置(8)の各ブロツクの入出力端
のタイムチヤートを示す。ループアンテナ(4)の出力
電圧は同軸ケーブル(6)を介して受信装置(8)の増
巾手段(14)を構成する第1の反転増巾器(15A)に入
力され,この反転増巾器(15A)にて,適切な倍率で電
圧増巾かつ極性反転して出力される。この出力電圧は第
2の反転増巾器(15B)にて再度極性反転されて出力さ
れる。この結果,上記反転増巾器(15A),(15B)の出
力電圧は同一電圧波形で極性が異なつた波形となるが,
この出力電圧がそれぞれ後段の半波整流手段(16A),
(16B)により半波整流かつ波形整形されて,正のパル
ス電圧として出力される。第3図の探査点Dにおける探
査の場合を例に説明すると,上記ループアンテナ(4)
の出力電圧の第一波が第4図A0に示すごとく負極性とな
り,反転形増巾器(15A),(15B)の出力電圧の第一波
の極性は第4図A1,B1に示すごとく前者が正,後者が負
となるため,上記半波整流手段(16A)より第4図A2に
示すごとく上記ループアンテナ(4)の出力電圧第一波
対応のパルス電圧を出力する。このパルス電圧は後段の
D-フリツプフロツプ回路素子(17A)の端子Tへ入力さ
れ,この回路素子(17A)は上記パルス電圧の立上りに
よつて駆動され,この回路素子(17A)の端子Qより第
4図A3に示すごとき電圧信号を出力し,この電圧信号で
後段の信号表示器(13A)を駆動し,事故点方向を表示
する。上記D-フリツプフロツプ回路素子(17A)の駆動
により,もう一方のD-フリツプフロツプ回路素子(17
B)はインターロツクされるので,すなわち回路素子(1
7A)の端子の出力電圧レベルが高から低へ変り,これ
が回路素子(17B)の端子Dに加わるため,その後半波
整流手段(16B)より上記ループアンテナ(4)の出力
信号の第一波とは逆極性の第二波対応の第4図B2に示す
ごときパルス電圧が回路素子(17B)に入力されても,
上記回路素子(17B)からの電圧信号の出力は第4図B3
に示すごとく阻止され,後段の信号表示器(13B)は駆
動されない。上記D-フリツプフロツプ回路素子(17
A),(17B)の出力状態はその後それぞれの端子Tに再
度パルス電圧信号が入力されても変化せず,それぞれの
リセツト端子に,押ボタンスイツチ(18)の操作によ
り,リセツト信号が入力されるまで保持される。
する。第4図に受信装置(8)の各ブロツクの入出力端
のタイムチヤートを示す。ループアンテナ(4)の出力
電圧は同軸ケーブル(6)を介して受信装置(8)の増
巾手段(14)を構成する第1の反転増巾器(15A)に入
力され,この反転増巾器(15A)にて,適切な倍率で電
圧増巾かつ極性反転して出力される。この出力電圧は第
2の反転増巾器(15B)にて再度極性反転されて出力さ
れる。この結果,上記反転増巾器(15A),(15B)の出
力電圧は同一電圧波形で極性が異なつた波形となるが,
この出力電圧がそれぞれ後段の半波整流手段(16A),
(16B)により半波整流かつ波形整形されて,正のパル
ス電圧として出力される。第3図の探査点Dにおける探
査の場合を例に説明すると,上記ループアンテナ(4)
の出力電圧の第一波が第4図A0に示すごとく負極性とな
り,反転形増巾器(15A),(15B)の出力電圧の第一波
の極性は第4図A1,B1に示すごとく前者が正,後者が負
となるため,上記半波整流手段(16A)より第4図A2に
示すごとく上記ループアンテナ(4)の出力電圧第一波
対応のパルス電圧を出力する。このパルス電圧は後段の
D-フリツプフロツプ回路素子(17A)の端子Tへ入力さ
れ,この回路素子(17A)は上記パルス電圧の立上りに
よつて駆動され,この回路素子(17A)の端子Qより第
4図A3に示すごとき電圧信号を出力し,この電圧信号で
後段の信号表示器(13A)を駆動し,事故点方向を表示
する。上記D-フリツプフロツプ回路素子(17A)の駆動
により,もう一方のD-フリツプフロツプ回路素子(17
B)はインターロツクされるので,すなわち回路素子(1
7A)の端子の出力電圧レベルが高から低へ変り,これ
が回路素子(17B)の端子Dに加わるため,その後半波
整流手段(16B)より上記ループアンテナ(4)の出力
信号の第一波とは逆極性の第二波対応の第4図B2に示す
ごときパルス電圧が回路素子(17B)に入力されても,
上記回路素子(17B)からの電圧信号の出力は第4図B3
に示すごとく阻止され,後段の信号表示器(13B)は駆
動されない。上記D-フリツプフロツプ回路素子(17
A),(17B)の出力状態はその後それぞれの端子Tに再
度パルス電圧信号が入力されても変化せず,それぞれの
リセツト端子に,押ボタンスイツチ(18)の操作によ
り,リセツト信号が入力されるまで保持される。
以上は第3図における探査点Dでの探査例であつたが,
反課電点側Cの探査点Eでは,配電線(1)を流れる地
絡電流の方向が,上記探査点Dとは逆向のため,上記ル
ープアンテナ(4)の出力電圧の第一波が正極性とな
り,上記説明とは全く逆の作用により,信号表示器(13
B)が駆動される。
反課電点側Cの探査点Eでは,配電線(1)を流れる地
絡電流の方向が,上記探査点Dとは逆向のため,上記ル
ープアンテナ(4)の出力電圧の第一波が正極性とな
り,上記説明とは全く逆の作用により,信号表示器(13
B)が駆動される。
上記説明で明らかなように,ループアンテナ(4)の出
力信号の第一波の正負の極性判別は,上記第一波の信号
にて,対応するD-フリツプフロツプ回路素子〔(17
A),(17B)のいずれか〕を駆動すると共に,上記第一
波の信号とは極性が異なる第二波以降の出力信号による
これと反応したD-フリツプフロツプ回路素子〔(17
B),(17A)のいずれか〕の動作を阻止することにて確
定する。それゆえに上記ループアンテナ(4)の第一波
の出力信号との立上りの時間差td2が,これ等の信号に
対応した上記半波整流手段(16A),(16B)から出力さ
れるパルス電圧の立上りの時間差を決定するので重要で
あるが,この時間差td2の数値を以下に示す。
力信号の第一波の正負の極性判別は,上記第一波の信号
にて,対応するD-フリツプフロツプ回路素子〔(17
A),(17B)のいずれか〕を駆動すると共に,上記第一
波の信号とは極性が異なる第二波以降の出力信号による
これと反応したD-フリツプフロツプ回路素子〔(17
B),(17A)のいずれか〕の動作を阻止することにて確
定する。それゆえに上記ループアンテナ(4)の第一波
の出力信号との立上りの時間差td2が,これ等の信号に
対応した上記半波整流手段(16A),(16B)から出力さ
れるパルス電圧の立上りの時間差を決定するので重要で
あるが,この時間差td2の数値を以下に示す。
(a)上記ループアンテナ(4)のインダクタンスおよ
び同軸ケーブル(6)の静電容量により定まる上記ルー
プアンテナ(4)の出力信号の共振周波数を通常0.5MHz
〜5MHzの範囲に選定する。
び同軸ケーブル(6)の静電容量により定まる上記ルー
プアンテナ(4)の出力信号の共振周波数を通常0.5MHz
〜5MHzの範囲に選定する。
上記ループアンテナ(4)の出力信号の第1波と第二波
の時間差td2は より,例えば共振周波数が1MHzではtd2=500(ns),2MH
zではtd2=250(ns)となる。
の時間差td2は より,例えば共振周波数が1MHzではtd2=500(ns),2MH
zではtd2=250(ns)となる。
(b)上記同軸ケーブル(6)の終端に適切な値の安定
化抵抗器が並列に挿入され,上記ループアンテナ(4)
と同軸ケーブル(6)との共振が起らない場合は,上記
ループアンテナ(4)の出力信号における第一波とは極
性が異なる第二波の発生は地絡放電により生じた電流進
行波が高圧架空配電線(1)の探査点を通過後,上記配
電線の終端にて反射して,再び探査点を通過するとき上
記探査点周辺での磁界変化を上記ループアンテナ(4)
が受信することによる。この場合における時間差td2は
上記配電線(1)における探査点から終端までの距離L
が僅かに15mの場合でも :ただし,C=0.3(m/ns:光速)より100nsとなり,通常
は充分大きな時間差が得られる。
化抵抗器が並列に挿入され,上記ループアンテナ(4)
と同軸ケーブル(6)との共振が起らない場合は,上記
ループアンテナ(4)の出力信号における第一波とは極
性が異なる第二波の発生は地絡放電により生じた電流進
行波が高圧架空配電線(1)の探査点を通過後,上記配
電線の終端にて反射して,再び探査点を通過するとき上
記探査点周辺での磁界変化を上記ループアンテナ(4)
が受信することによる。この場合における時間差td2は
上記配電線(1)における探査点から終端までの距離L
が僅かに15mの場合でも :ただし,C=0.3(m/ns:光速)より100nsとなり,通常
は充分大きな時間差が得られる。
ループアンテナ(4)の第一波の出力信号とこれとは極
性が異なる第二波以降の出力信号の時間差td2は上記
(a),(b)に示したいずれの場合も100ns以上であ
り,最も実用的な上記(a)の場合でループアンテナ
(4)と同軸ケーブル(6)との共振周波数1〜2MHzの
場合は,td2=250〜500nsであるが,一方受信装置
(8)の反転増巾器(14)の出力端より,一対の半波整
流手段(16a)(16b)の出力端に至る構成部品の特性の
バラツキによる信号伝達時間のバラツキはごく微少,す
なわち特別な考慮を払うことなく容易に50ns以下に調整
可能であるため,上記ループアンテナ(4)の出力信号
における上記時間差td2が,上記D−フリップフロップ
回路素子(17a),(17b)への信号入力段階で逆転する
恐れはなく,上記ループアンテナ(4)の第一波の出力
電圧の極性を確実に判別出来る。
性が異なる第二波以降の出力信号の時間差td2は上記
(a),(b)に示したいずれの場合も100ns以上であ
り,最も実用的な上記(a)の場合でループアンテナ
(4)と同軸ケーブル(6)との共振周波数1〜2MHzの
場合は,td2=250〜500nsであるが,一方受信装置
(8)の反転増巾器(14)の出力端より,一対の半波整
流手段(16a)(16b)の出力端に至る構成部品の特性の
バラツキによる信号伝達時間のバラツキはごく微少,す
なわち特別な考慮を払うことなく容易に50ns以下に調整
可能であるため,上記ループアンテナ(4)の出力信号
における上記時間差td2が,上記D−フリップフロップ
回路素子(17a),(17b)への信号入力段階で逆転する
恐れはなく,上記ループアンテナ(4)の第一波の出力
電圧の極性を確実に判別出来る。
さらに,従来例では2個のアンテナが必要であつたがこ
の実施例では1個のループアンテナで済むという利点も
ある。
の実施例では1個のループアンテナで済むという利点も
ある。
第5図は別の実施例を示すものであり,上記第2図の実
施例での増巾手段(14)における第2の反転形増巾器
(15B)の代りに,入力電圧を極性反転なしに増巾する
非反転増巾器(20)を用い,この非反転増巾器(20)の
入力短資を反転増巾器(15A)と並列に受信装置(8)
の入力端子(A0)に接続し,かつ,上記反転増巾器(15
A)と非反転増巾器(20)との増巾率を同一に選定し
て,増巾手段(14)を構成したものである。
施例での増巾手段(14)における第2の反転形増巾器
(15B)の代りに,入力電圧を極性反転なしに増巾する
非反転増巾器(20)を用い,この非反転増巾器(20)の
入力短資を反転増巾器(15A)と並列に受信装置(8)
の入力端子(A0)に接続し,かつ,上記反転増巾器(15
A)と非反転増巾器(20)との増巾率を同一に選定し
て,増巾手段(14)を構成したものである。
それ故に,ループアンテナ(4)の出力電圧が受信装置
(8)に入力されたとき,これ等の反転増巾器(15A)
と非反転増巾器(20)からは同一波形で極性のみが異な
る電圧が出力されるため,第2図に示した実施例の場合
と全く同一の作用により同様な効果が得られる。
(8)に入力されたとき,これ等の反転増巾器(15A)
と非反転増巾器(20)からは同一波形で極性のみが異な
る電圧が出力されるため,第2図に示した実施例の場合
と全く同一の作用により同様な効果が得られる。
なお,図示していないが,一つの入力信号を増巾し,極
性の異なる2つの信号を出力する映像増巾器を用いても
同様な効果が得られる。
性の異なる2つの信号を出力する映像増巾器を用いても
同様な効果が得られる。
また,以上説明したそれぞれの実施例では電磁波受信用
アンテナとして,ループアンテナを用いた例を示した
が,磁界変化分に応答するタイプのアンテナであればル
ープアンテナに限定する必要はなく,フエライトやアモ
ルフアス等,高透磁率の磁性材料製のコアに導体を巻回
したアンテナを用いることが出来る。
アンテナとして,ループアンテナを用いた例を示した
が,磁界変化分に応答するタイプのアンテナであればル
ープアンテナに限定する必要はなく,フエライトやアモ
ルフアス等,高透磁率の磁性材料製のコアに導体を巻回
したアンテナを用いることが出来る。
さらに,上記第5図の実施例では,先着信号優先手段
(17)を一対のリセツト端子付J-Kタイプポジテイブエ
ツジトリガー方式フリツプフロツプ回路素子(以下J-K
フリツプフロツプ回路素子と記す)(17C),(17D)で
構成している点が第2図の実施例と異なるが,この場合
でも同様な効果が得られることは明らかである。
(17)を一対のリセツト端子付J-Kタイプポジテイブエ
ツジトリガー方式フリツプフロツプ回路素子(以下J-K
フリツプフロツプ回路素子と記す)(17C),(17D)で
構成している点が第2図の実施例と異なるが,この場合
でも同様な効果が得られることは明らかである。
なお,上記にはD-フリツプフロツプ回路素子(17A),
(17B)やJ-Kフリツプフロツプ回路素子(17C),(17
D)は,いずれもポジテイブエツジトリガー方式のもの
としたが,それぞれの前段に,入力信号を反転するイン
バータ素子を挿入して用いれば,ネガテイブエツジトリ
ガー方式のフリツプフロツプ回路素子を用いても同様な
効果が得られるものである。
(17B)やJ-Kフリツプフロツプ回路素子(17C),(17
D)は,いずれもポジテイブエツジトリガー方式のもの
としたが,それぞれの前段に,入力信号を反転するイン
バータ素子を挿入して用いれば,ネガテイブエツジトリ
ガー方式のフリツプフロツプ回路素子を用いても同様な
効果が得られるものである。
また,図示してはいないが,先着信号優先手段を構成す
る回路素子としては,この他に次のようなものがある。
すなわち,一対のR-Sフリツプフロツプ回路素子と,こ
のR-Sフリツプフロツプ回路素子の出力信号をそれぞれ
入力とするフリツプフロツプ回路を構成した一対のNAND
回路素子とを用いたものであり,この場合は上記一対の
R-Sフリツプフロツプ回路素子で微小の時間差を有す二
つの入力信号をそれぞれ自己保持して出力し,後段のNA
ND回路素子で先着信号を出力して後着信号の出力を阻止
する作用をなすことになる。なおこの回路を第2図に示
した実施例のD-フリツプフロツプ回路素子(17A),(1
7B)の代りに用いる場合には,入出力端の信号レベルを
合せるために,上記各R-Sフリツプフロツプ回路素子の
前段と各NAND回路素子の後段にそれぞれインバータを挿
入する必要がある。またR-Sフリツプフロツプ回路はフ
リツプフロツプ回路を構成した一対のNAND回路と等価で
あるから,上記R-Sフリツプフロツプ回路素子の代り
に,一対のNAND回路素子を用いることができるし,同様
に上記フリツプフロツプ回路を構成した一対のNAND回路
素子の代りに,1個のR-Sフリツプフロツプ回路素子を用
いてもよいことは明らかである。
る回路素子としては,この他に次のようなものがある。
すなわち,一対のR-Sフリツプフロツプ回路素子と,こ
のR-Sフリツプフロツプ回路素子の出力信号をそれぞれ
入力とするフリツプフロツプ回路を構成した一対のNAND
回路素子とを用いたものであり,この場合は上記一対の
R-Sフリツプフロツプ回路素子で微小の時間差を有す二
つの入力信号をそれぞれ自己保持して出力し,後段のNA
ND回路素子で先着信号を出力して後着信号の出力を阻止
する作用をなすことになる。なおこの回路を第2図に示
した実施例のD-フリツプフロツプ回路素子(17A),(1
7B)の代りに用いる場合には,入出力端の信号レベルを
合せるために,上記各R-Sフリツプフロツプ回路素子の
前段と各NAND回路素子の後段にそれぞれインバータを挿
入する必要がある。またR-Sフリツプフロツプ回路はフ
リツプフロツプ回路を構成した一対のNAND回路と等価で
あるから,上記R-Sフリツプフロツプ回路素子の代り
に,一対のNAND回路素子を用いることができるし,同様
に上記フリツプフロツプ回路を構成した一対のNAND回路
素子の代りに,1個のR-Sフリツプフロツプ回路素子を用
いてもよいことは明らかである。
さらに別の例としては,一対の単安定マルチバイブレー
タと,この単安定マルチバイブレータの出力パルス信号
をそれぞれ入力とするフリツプフロツプ回路を構成した
一対NAND回路素子を用いたものが考えられ,この場合も
微小時間差の入力信号を上記単安定マルチバイブレータ
の出力パルス信号の時間巾で定まる所定時間だけ先着信
号を自己保持して出力し,後着信号の出力を阻止する作
用をなす。なおこの回路は第6図に示した従来例では,
入力信号の時間差が極めて微小(10ns以下)であつたた
め,誤検知する等の問題点があつたが,この発明の場合
には比較的大きな入力信号の時間差(例えば100ns以
上)を有しており,十分実用に供することができる。
タと,この単安定マルチバイブレータの出力パルス信号
をそれぞれ入力とするフリツプフロツプ回路を構成した
一対NAND回路素子を用いたものが考えられ,この場合も
微小時間差の入力信号を上記単安定マルチバイブレータ
の出力パルス信号の時間巾で定まる所定時間だけ先着信
号を自己保持して出力し,後着信号の出力を阻止する作
用をなす。なおこの回路は第6図に示した従来例では,
入力信号の時間差が極めて微小(10ns以下)であつたた
め,誤検知する等の問題点があつたが,この発明の場合
には比較的大きな入力信号の時間差(例えば100ns以
上)を有しており,十分実用に供することができる。
以上のようにこの発明によれば,アンテナの出力電圧の
第一波の極性により,高圧架空配電線の事故点方向を検
知し,この出力電圧の第一波の極性の反転させ、増幅手
段によってアンテナの出力信号を極性の異なる2つの信
号として出力し、半波整流手段によって増幅手段の2つ
の出力信号をそれぞれ半波整流し、先着信号優先手段に
よって半波整流手段からの出力のうち先着信号を出力す
ると共に後着信号の出力を阻止することにより、事故点
を探査するものであるから、地上より簡便かつ迅速かつ
確実に事故点探査ができるという効果がある。
第一波の極性により,高圧架空配電線の事故点方向を検
知し,この出力電圧の第一波の極性の反転させ、増幅手
段によってアンテナの出力信号を極性の異なる2つの信
号として出力し、半波整流手段によって増幅手段の2つ
の出力信号をそれぞれ半波整流し、先着信号優先手段に
よって半波整流手段からの出力のうち先着信号を出力す
ると共に後着信号の出力を阻止することにより、事故点
を探査するものであるから、地上より簡便かつ迅速かつ
確実に事故点探査ができるという効果がある。
第1図はこの発明による事故点探査方法を説明する概念
図,第2図はこの発明の事故点探査用受信装置を示すブ
ロツク図,第3図はループアンテナ出力電圧の状況を示
す説明図,第4図は第2図に示した受信装置の各ブロツ
ク入出力端の動作を示すタイムチヤート,第5図は別の
実施例である事故点探査用受信装置のブロツク図,第6
図は従来の受信装置のブロツク図を示す。図において
(1)は架空配電線,(2)は課電装置,(3)は地絡
事故設備,(4)はループアンテナ,(6)は同軸ケー
ブル,(8)は受信装置,(14)は増巾手段,(16)は
半波整流手段,(17)は先着信号優先手段を示す。 なお,図中,同一符号は同一,又は相当部分を示す。
図,第2図はこの発明の事故点探査用受信装置を示すブ
ロツク図,第3図はループアンテナ出力電圧の状況を示
す説明図,第4図は第2図に示した受信装置の各ブロツ
ク入出力端の動作を示すタイムチヤート,第5図は別の
実施例である事故点探査用受信装置のブロツク図,第6
図は従来の受信装置のブロツク図を示す。図において
(1)は架空配電線,(2)は課電装置,(3)は地絡
事故設備,(4)はループアンテナ,(6)は同軸ケー
ブル,(8)は受信装置,(14)は増巾手段,(16)は
半波整流手段,(17)は先着信号優先手段を示す。 なお,図中,同一符号は同一,又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小井川 茂 愛知県名古屋市東区矢田南5丁目1番14号 三菱電機株式会社名古屋製作所内 (72)発明者 安田 真司 愛知県名古屋市東区矢田南5丁目1番14号 三菱電機株式会社名古屋製作所内 (56)参考文献 特開 昭57−3056(JP,A) 特公 昭50−20256(JP,B2) 特公 昭49−39286(JP,B2)
Claims (11)
- 【請求項1】架空配電線における事故点での地絡放電に
より、上記配電線から発生する電磁波を受信するアンテ
ナ、このアンテナの出力信号を極性の異なる2つの信号
として出力する増巾手段、この増巾手段の2つの出力信
号をそれぞれ半波整流する半波整流手段、この半波整流
手段からの出力信号のうち先着信号を出力すると共に後
着信号の出力を阻止する先着信号優先手段を備えたこと
を特徴とする事故点探査用受信装置。 - 【請求項2】増巾手段は、入力信号を増巾し極性を反転
して出力する第1の反転増巾器と、この第1の反転増巾
器の出力信号を極性反転して出力する第2の反転増巾器
からなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
事故点探査用受信装置。 - 【請求項3】増巾手段は、入力信号を増巾し極性を反転
して出力する反転増巾器と、上記入力信号を増巾して出
力する非反転増巾器からなることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の事故点探査用受信装置。 - 【請求項4】先着信号優先手段は、先着信号を自己保持
して出力することを特徴とする特許請求の範囲第1項な
いし第3項のいずれかに記載の事故点探査用受信装置。 - 【請求項5】先着信号優先手段は、先着信号を所定時間
自己保持して出力することを特徴とする特許請求の範囲
第1項ないし第3項のいずれかに記載の事故点探査用受
信装置。 - 【請求項6】先着信号優先手段は、一対のDタイプフリ
ップフロップ回路と、このフリップフロップ回路をリセ
ットするリセット信号発生回路を有し、かつ上記フリッ
プフロップ回路のそれぞれの反転出力端子と他方の入力
端子とを接続してなることを特徴とする特許請求の範囲
第1項ないし第3項のいずれかに記載の事故点探査用受
信装置。 - 【請求項7】先着信号優先手段は、一対のリセット端子
付J-Kタイプフリップフロップ回路と、このフリップフ
ロップ回路をリセットするリセット信号発生回路を有
し、かつ上記フリップフロップ回路のそれぞれの反転出
力端子と他方の入力端子とを接続してなることを特徴と
する特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記
載の事故点探査用受信装置。 - 【請求項8】先着信号優先手段は、一対のR-Sフリップ
フロップ回路と、このフリップフロップ回路の出力をそ
れぞれ入力とする一対のNAND回路と、上記フリップフロ
ップ回路をリセットするリセット信号発生回路を有し、
かつ上記一対のNAND回路のそれぞれの出力端子を他方の
もう一方の入力端子に接続してなることを特徴とする特
許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の事
故点探査用受信装置。 - 【請求項9】先着信号優先手段は、一対の単安定マルチ
バイブレータと、この単安定マルチバイブレータの出力
をそれぞれ入力とする一対のNAND回路を有し、かつ上記
一対のNAND回路のそれぞれの出力端子を他方のもう一方
の入力端子と接続してなることを特徴とする特許請求の
範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の事故点探査
用受信装置。 - 【請求項10】アンテナはループアンテナからなること
を特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第9項のいず
れかに記載の事故点探査用受信装置。 - 【請求項11】アンテナは磁性材料製のコアに導体を巻
回してなるものであることを特徴とする特許請求の範囲
第1項ないし第9項のいずれかに記載の事故点探査用受
信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62077969A JPH0690253B2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 事故点探査用受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62077969A JPH0690253B2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 事故点探査用受信装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63243769A JPS63243769A (ja) | 1988-10-11 |
| JPH0690253B2 true JPH0690253B2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=13648754
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62077969A Expired - Fee Related JPH0690253B2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 事故点探査用受信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0690253B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS517958B2 (ja) * | 1972-08-21 | 1976-03-12 | ||
| US3890846A (en) * | 1973-05-24 | 1975-06-24 | Sarkes Tarzian | UHF tuner composite dial mounting arrangement |
| JPS573056A (en) * | 1980-06-06 | 1982-01-08 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | Searching device for fault point of distribution line |
-
1987
- 1987-03-31 JP JP62077969A patent/JPH0690253B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63243769A (ja) | 1988-10-11 |
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