JPH0690372A - フライバックトランス - Google Patents
フライバックトランスInfo
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- JPH0690372A JPH0690372A JP4266646A JP26664692A JPH0690372A JP H0690372 A JPH0690372 A JP H0690372A JP 4266646 A JP4266646 A JP 4266646A JP 26664692 A JP26664692 A JP 26664692A JP H0690372 A JPH0690372 A JP H0690372A
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Links
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Landscapes
- Details Of Television Scanning (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐圧の小さなコンデンサを使用してリンギン
グを除去でき、しかも、1次巻線の絶縁が容易となるフ
ライバックトランスを提供すること。 【構成】 第2のコイルユニット11bの高圧コイル5の
最内周側(巻線区分5b1の内側)にリンギング除去コイ
ル31を巻回形成する。リンギング除去コイル31の一
端は開放端とし、他端にコンデンサC3aの一端を接続す
る。そして、コンデンサC3aの他端を、並列回路(抵抗
R2 とインダクタンス素子L2 とより成る)と第1のコ
イルユニット11aの高圧コイル5の最入力側の巻線区分
5a1 の入力側との間に接続する。この構成により、コン
デンサC3aの印加電圧が小さくなり、低圧コイルの1次
巻線3bとリンギング除去コイル31との電位差が小さく
なる。
グを除去でき、しかも、1次巻線の絶縁が容易となるフ
ライバックトランスを提供すること。 【構成】 第2のコイルユニット11bの高圧コイル5の
最内周側(巻線区分5b1の内側)にリンギング除去コイ
ル31を巻回形成する。リンギング除去コイル31の一
端は開放端とし、他端にコンデンサC3aの一端を接続す
る。そして、コンデンサC3aの他端を、並列回路(抵抗
R2 とインダクタンス素子L2 とより成る)と第1のコ
イルユニット11aの高圧コイル5の最入力側の巻線区分
5a1 の入力側との間に接続する。この構成により、コン
デンサC3aの印加電圧が小さくなり、低圧コイルの1次
巻線3bとリンギング除去コイル31との電位差が小さく
なる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、TV(テレビジョン)
受像機やCRTディスプレイ装置等の、CRTのアノー
ドに高電圧を供給するためのフライバックトランスに関
する。そして、この発明は特に、耐圧の小さなコンデン
サを使用してリンギングを除去でき、しかも、1次コイ
ルの絶縁が容易となるフライバックトランスを提供する
ことを目的としている。
受像機やCRTディスプレイ装置等の、CRTのアノー
ドに高電圧を供給するためのフライバックトランスに関
する。そして、この発明は特に、耐圧の小さなコンデン
サを使用してリンギングを除去でき、しかも、1次コイ
ルの絶縁が容易となるフライバックトランスを提供する
ことを目的としている。
【0002】
【従来の技術】本発明者らは、高圧コイルの層数やダイ
オードの使用本数を増加したりコイルやフェライトコア
の長さを長くしたりすることなく高次共振させることが
でき、高圧レギュレーションが良く、リンギングも殆ど
ないフライバックトランスを特願平1-83753 号として提
案した。このフライバックトランスを従来例として、図
2〜図4と共に簡単に説明する。
オードの使用本数を増加したりコイルやフェライトコア
の長さを長くしたりすることなく高次共振させることが
でき、高圧レギュレーションが良く、リンギングも殆ど
ないフライバックトランスを特願平1-83753 号として提
案した。このフライバックトランスを従来例として、図
2〜図4と共に簡単に説明する。
【0003】図2は従来のフライバックトランス10の
構造断面図,図3は周辺の回路をも含んだフライバック
トランス10の回路図である。
構造断面図,図3は周辺の回路をも含んだフライバック
トランス10の回路図である。
【0004】図2において、1aはコア1の一方の脚、1b
はコア1の他方の脚、2a,2bは夫々脚1a,1bに嵌挿(嵌
装)する低圧コイルボビンである。3a,3bは夫々低圧コ
イルボビン2a,2bに巻回される1次巻線(「コイル」と
も記す)、4a,4bは夫々低圧コイルボビン2a,2bに嵌装
される高圧コイルボビンである。5a,5bは高圧コイルボ
ビン4a,4bに夫々巻回される高圧コイル5のうちの各巻
線区分、6a,6bは高圧コイル5の各巻線区分5a,5bを夫
々絶縁する層間絶縁材である。7a,7bは夫々高圧コイル
ボビン4a,4bに植設された端子で、各端子7a,7bには高
圧コイル5の各巻線区分5a,5bの巻始め及び巻終りが夫
々巻回される。これらの端子7a,7bには、ダイオード8
a,8bが夫々接続されている。
はコア1の他方の脚、2a,2bは夫々脚1a,1bに嵌挿(嵌
装)する低圧コイルボビンである。3a,3bは夫々低圧コ
イルボビン2a,2bに巻回される1次巻線(「コイル」と
も記す)、4a,4bは夫々低圧コイルボビン2a,2bに嵌装
される高圧コイルボビンである。5a,5bは高圧コイルボ
ビン4a,4bに夫々巻回される高圧コイル5のうちの各巻
線区分、6a,6bは高圧コイル5の各巻線区分5a,5bを夫
々絶縁する層間絶縁材である。7a,7bは夫々高圧コイル
ボビン4a,4bに植設された端子で、各端子7a,7bには高
圧コイル5の各巻線区分5a,5bの巻始め及び巻終りが夫
々巻回される。これらの端子7a,7bには、ダイオード8
a,8bが夫々接続されている。
【0005】11a,11bは上記各部品で夫々構成される
第1,第2のコイルユニットである。第1のコイルユニ
ット11aは、コア1の一方の脚1aに嵌合される。第2の
コイルユニット11bは、コア1の他方の脚1bに嵌合され
る。第1のコイルユニット11aの1次巻線3aは、第2の
コイルユニット11bの1次巻線3bと並列に接続される。
第1,第2のコイルユニットである。第1のコイルユニ
ット11aは、コア1の一方の脚1aに嵌合される。第2の
コイルユニット11bは、コア1の他方の脚1bに嵌合され
る。第1のコイルユニット11aの1次巻線3aは、第2の
コイルユニット11bの1次巻線3bと並列に接続される。
【0006】9は各コイルユニット11a,11bを覆うケ
ースであり、各ケース9の内側にはエポキシ樹脂等の絶
縁樹脂13が充填され、各部品を電気的に絶縁してい
る。
ースであり、各ケース9の内側にはエポキシ樹脂等の絶
縁樹脂13が充填され、各部品を電気的に絶縁してい
る。
【0007】なお、第1及び第2のコイルユニット11
a,11bは、低圧コイルの巻数,取出す電圧の種類,高
圧コイルの巻数や層数等が必ずしも同一である必要はな
い。
a,11bは、低圧コイルの巻数,取出す電圧の種類,高
圧コイルの巻数や層数等が必ずしも同一である必要はな
い。
【0008】図3に示すように、低圧コイルの1次巻線
3a,3bの高圧側(巻終り側)は端子p1 を介して水平出
力回路20に接続されている。この水平出力回路20は
NPN型の水平出力トランジスタQ1 ,ダンパダイオード
D1 ,共振コンデンサC1 ,偏向ヨーク(図示せず)の
水平コイルL1 ,S字補正コンデンサC2 等から成って
いる。トランジスタQ1 のコレクタは1次巻線3a,3bの
高圧側の端子p1 に接続され、エミッタは接地されてお
り、ベースは発振回路21に接続されてそこから基本パ
ルスが印加されている。端子p1 には、この基本パルス
からトランジスタQ1 で生成されるコレクタパルスが印
加される。
3a,3bの高圧側(巻終り側)は端子p1 を介して水平出
力回路20に接続されている。この水平出力回路20は
NPN型の水平出力トランジスタQ1 ,ダンパダイオード
D1 ,共振コンデンサC1 ,偏向ヨーク(図示せず)の
水平コイルL1 ,S字補正コンデンサC2 等から成って
いる。トランジスタQ1 のコレクタは1次巻線3a,3bの
高圧側の端子p1 に接続され、エミッタは接地されてお
り、ベースは発振回路21に接続されてそこから基本パ
ルスが印加されている。端子p1 には、この基本パルス
からトランジスタQ1 で生成されるコレクタパルスが印
加される。
【0009】また、1次巻線3a,3bの低圧側(巻始め
側)は、DC(直流)電圧印加用のDC電源Eに接続さ
れてDC電圧を印加されており、各コイルユニット11
a,11bの1次巻線3aと3bとは、発生磁束が夫々同方向
になるように端子p1 ,p2 間に並列に接続されてい
る。
側)は、DC(直流)電圧印加用のDC電源Eに接続さ
れてDC電圧を印加されており、各コイルユニット11
a,11bの1次巻線3aと3bとは、発生磁束が夫々同方向
になるように端子p1 ,p2 間に並列に接続されてい
る。
【0010】高圧コイル5の各巻線区分5a及び5bは、図
2に示す如く夫々層間絶縁材6a及び6bを介して複数個
(任意数)隣接配置されている。巻線区分5aは、最入力
側から巻線区分5a1 ,5a2 ,5a3 の3つの巻線区分から
成り、巻線区分5bは、最入力側から巻線区分5b1 ,5b2
,5b3 の3つの巻線区分から成る。巻線区分5a1 ,5a
2,5a3 は、層間絶縁材を介して互いに隣接する各巻線
区分に発生する電圧が共に同位相となるように、ダイオ
ード8aを介して直列に接続されている。巻線区分5b1 ,
5b2 ,5b3 も同様に、層間絶縁材を介して互いに隣接す
る各巻線区分に発生する電圧が共に同位相となるよう
に、ダイオード8bを介して直列に接続されている。こう
して、各コイルユニット11a,11bの高圧コイル5が形
成される。
2に示す如く夫々層間絶縁材6a及び6bを介して複数個
(任意数)隣接配置されている。巻線区分5aは、最入力
側から巻線区分5a1 ,5a2 ,5a3 の3つの巻線区分から
成り、巻線区分5bは、最入力側から巻線区分5b1 ,5b2
,5b3 の3つの巻線区分から成る。巻線区分5a1 ,5a
2,5a3 は、層間絶縁材を介して互いに隣接する各巻線
区分に発生する電圧が共に同位相となるように、ダイオ
ード8aを介して直列に接続されている。巻線区分5b1 ,
5b2 ,5b3 も同様に、層間絶縁材を介して互いに隣接す
る各巻線区分に発生する電圧が共に同位相となるよう
に、ダイオード8bを介して直列に接続されている。こう
して、各コイルユニット11a,11bの高圧コイル5が形
成される。
【0011】これら第1,第2のコイルユニット11a,
11bの高圧コイル5は、その各高圧出力が加算整流され
るようにダイオード8cを介して直列に接続されており、
第2のコイルユニット11bの高圧コイル5の出力側はダ
イオード8dを介してCRT17に接続されている。
11bの高圧コイル5は、その各高圧出力が加算整流され
るようにダイオード8cを介して直列に接続されており、
第2のコイルユニット11bの高圧コイル5の出力側はダ
イオード8dを介してCRT17に接続されている。
【0012】次に、前記特願平1-83753 号において第4
実施例として示したフライバックトランスを図4に示
す。このフライバックトランスは、図3に示すフライバ
ックトランスに、抵抗R2 とインダクタンス素子L2 と
より成る並列回路とコンデンサC3 を付加し、さらにリ
ンギングを減少させたものである。
実施例として示したフライバックトランスを図4に示
す。このフライバックトランスは、図3に示すフライバ
ックトランスに、抵抗R2 とインダクタンス素子L2 と
より成る並列回路とコンデンサC3 を付加し、さらにリ
ンギングを減少させたものである。
【0013】図4において、第1のコイルユニット11a
の高圧コイル5の最入力側の巻線区分5a1 の入力側に、
抵抗R2 (例えば8.2kΩ)とインダクタンス素子L2
(例えば2.7mH)とより成る並列回路を直列に接続す
る。また、コンデンサC3 (例えば470pF)を、図示の如
く、第1及び第2のコイルユニット11a及び11bの最入
力側の巻線区分5a1 及び5b1 の入力側同士を結んで付加
する。これにより、第1,第2のコイルユニット11a,
11bに生じるリンギングを充分減衰させることができ
る。
の高圧コイル5の最入力側の巻線区分5a1 の入力側に、
抵抗R2 (例えば8.2kΩ)とインダクタンス素子L2
(例えば2.7mH)とより成る並列回路を直列に接続す
る。また、コンデンサC3 (例えば470pF)を、図示の如
く、第1及び第2のコイルユニット11a及び11bの最入
力側の巻線区分5a1 及び5b1 の入力側同士を結んで付加
する。これにより、第1,第2のコイルユニット11a,
11bに生じるリンギングを充分減衰させることができ
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図4に示す構
成では、コンデンサC3 に高電圧がかかるため、コンデ
ンサC3 には耐圧の大きなコンデンサが必要であり、コ
ンデンサの大型化、コストの増加を招き、信頼性にも影
響していた。さらに、第1のコイルユニット11a以外の
コイルユニットにおいては、高圧コイル5の最内層の巻
線区分5b1 の直流電位が高くなり(例えばCRT17へ
の高圧出力が30kVでは15kVとなる)、巻線区分5b1
とその内側に位置する1次コイル3bとの電位差が大き
くなる。従って、巻線区分5b1 と1次コイル3bとの絶
縁距離を大きくしなければならず、絶縁性が容易ではな
かった。
成では、コンデンサC3 に高電圧がかかるため、コンデ
ンサC3 には耐圧の大きなコンデンサが必要であり、コ
ンデンサの大型化、コストの増加を招き、信頼性にも影
響していた。さらに、第1のコイルユニット11a以外の
コイルユニットにおいては、高圧コイル5の最内層の巻
線区分5b1 の直流電位が高くなり(例えばCRT17へ
の高圧出力が30kVでは15kVとなる)、巻線区分5b1
とその内側に位置する1次コイル3bとの電位差が大き
くなる。従って、巻線区分5b1 と1次コイル3bとの絶
縁距離を大きくしなければならず、絶縁性が容易ではな
かった。
【0015】この発明が解決しようとする課題は、耐圧
の小さなコンデンサが使用でき、低コスト化、小型化が
図れ、さらに、一次コイルとの絶縁性が容易であり、信
頼性が向上するフライバックトランスとするには、どの
ような手段を講じればよいかという点にある。
の小さなコンデンサが使用でき、低コスト化、小型化が
図れ、さらに、一次コイルとの絶縁性が容易であり、信
頼性が向上するフライバックトランスとするには、どの
ような手段を講じればよいかという点にある。
【0016】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するために本発明は、コイルユニットを、次のように、
低圧コイルボビンに低圧コイルを巻回すると共に、前記
低圧コイルボビンの外周に高圧コイルボビンを嵌装し、
前記高圧コイルボビンに高圧コイルを1層又は複数層分
割巻回する一方、前記分割巻回された高圧コイルの各巻
線区分を夫々層間絶縁材と交互に配置してなる積層巻線
構造とし、前記層間絶縁材を介して互いに隣接する各巻
線区分に発生する電圧が共に同位相となるように、前記
各巻線区分をダイオードを介して直列接続して構成し、
前記構成のコイルユニットを複数個設け、前記各コイル
ユニットの高圧コイルを、その各高圧出力が加算整流さ
れるようにダイオードを介して直列に接続し、前記各コ
イルユニットの低圧コイルのうちの1次コイルを、発生
磁束が夫々同方向になるように並列に接続し、前記各コ
イルユニットを複数の脚を備えたコアの各脚に夫々嵌装
して構成されるフライバックトランスにおいて、前記複
数のコイルユニットを、前記高圧コイルの電位の低い方
から第1,第2,…のコイルユニットとした場合、第1
のコイルユニットの高圧コイルの最入力(巻始め)側の
巻線区分の入力側に,第1の抵抗とインダクタンス素子
とより成る第1の並列回路または第2の抵抗を接続し、
前記第1以外のうち少なくとも1つのコイルユニットの
高圧コイルの最内周側にリンギング除去コイルをその高
圧コイルと同方向に巻回形成し、前記リンギング除去コ
イルの一端に前記1次コイルに印加されるコレクタパル
スと同位相の電圧が発生するようにその一端を開放端と
し、前記リンギング除去コイルの他端にコンデンサの一
端を接続し、前記コンデンサの他端を前記第1の並列回
路または第2の抵抗と、前記第1のコイルユニットの高
圧コイルの最入力側の巻線区分の入力側との間に接続し
たことを特徴とするフライバックトランスを提供するも
のである。
するために本発明は、コイルユニットを、次のように、
低圧コイルボビンに低圧コイルを巻回すると共に、前記
低圧コイルボビンの外周に高圧コイルボビンを嵌装し、
前記高圧コイルボビンに高圧コイルを1層又は複数層分
割巻回する一方、前記分割巻回された高圧コイルの各巻
線区分を夫々層間絶縁材と交互に配置してなる積層巻線
構造とし、前記層間絶縁材を介して互いに隣接する各巻
線区分に発生する電圧が共に同位相となるように、前記
各巻線区分をダイオードを介して直列接続して構成し、
前記構成のコイルユニットを複数個設け、前記各コイル
ユニットの高圧コイルを、その各高圧出力が加算整流さ
れるようにダイオードを介して直列に接続し、前記各コ
イルユニットの低圧コイルのうちの1次コイルを、発生
磁束が夫々同方向になるように並列に接続し、前記各コ
イルユニットを複数の脚を備えたコアの各脚に夫々嵌装
して構成されるフライバックトランスにおいて、前記複
数のコイルユニットを、前記高圧コイルの電位の低い方
から第1,第2,…のコイルユニットとした場合、第1
のコイルユニットの高圧コイルの最入力(巻始め)側の
巻線区分の入力側に,第1の抵抗とインダクタンス素子
とより成る第1の並列回路または第2の抵抗を接続し、
前記第1以外のうち少なくとも1つのコイルユニットの
高圧コイルの最内周側にリンギング除去コイルをその高
圧コイルと同方向に巻回形成し、前記リンギング除去コ
イルの一端に前記1次コイルに印加されるコレクタパル
スと同位相の電圧が発生するようにその一端を開放端と
し、前記リンギング除去コイルの他端にコンデンサの一
端を接続し、前記コンデンサの他端を前記第1の並列回
路または第2の抵抗と、前記第1のコイルユニットの高
圧コイルの最入力側の巻線区分の入力側との間に接続し
たことを特徴とするフライバックトランスを提供するも
のである。
【0017】
【実施例】図1に一実施例の回路図を示す。図中、従来
例と同一の部分には同一の符号を付しその部分の具体的
な説明は省略する。また、本実施例の構造は図2に示す
従来例の構造と同様であるので、その説明もここでは省
略する。
例と同一の部分には同一の符号を付しその部分の具体的
な説明は省略する。また、本実施例の構造は図2に示す
従来例の構造と同様であるので、その説明もここでは省
略する。
【0018】本実施例の特徴は、リンギング除去コイル
31及びコンデンサC3aを設けたことであり、この点を
中心に説明する。
31及びコンデンサC3aを設けたことであり、この点を
中心に説明する。
【0019】図1において、第1のコイルユニット11a
の高圧コイル5の最入力(巻始め)側の巻線区分5a1 の
入力側に、抵抗R2 (例えば8.2kΩ)とインダクタンス
素子L2 (例えば2.7mH)とより成る並列回路を直列に
接続する。
の高圧コイル5の最入力(巻始め)側の巻線区分5a1 の
入力側に、抵抗R2 (例えば8.2kΩ)とインダクタンス
素子L2 (例えば2.7mH)とより成る並列回路を直列に
接続する。
【0020】第2のコイルユニット11bの高圧コイル5
の最内周側(巻線区分5b1 の内側)にリンギング除去コ
イル31を、その高圧コイル5と同方向に巻回形成す
る。リンギング除去コイル31の一端は、その一端に1
次コイル3a,3bに印加されるコレクタパルスと同位相の
電圧が発生するように開放端とする。リンギング除去コ
イル31の他端にはコンデンサC3aの一端を接続する。
そして、コンデンサC3aの他端を、前記並列回路と巻線
区分5a1 (前記第1のコイルユニット11aの高圧コイル
5の最入力側の巻線区分)の入力側との間に接続する。
の最内周側(巻線区分5b1 の内側)にリンギング除去コ
イル31を、その高圧コイル5と同方向に巻回形成す
る。リンギング除去コイル31の一端は、その一端に1
次コイル3a,3bに印加されるコレクタパルスと同位相の
電圧が発生するように開放端とする。リンギング除去コ
イル31の他端にはコンデンサC3aの一端を接続する。
そして、コンデンサC3aの他端を、前記並列回路と巻線
区分5a1 (前記第1のコイルユニット11aの高圧コイル
5の最入力側の巻線区分)の入力側との間に接続する。
【0021】上記構成により、コンデンサC3aに印加さ
れる電圧を下げることができ、コンデンサC3aに耐圧の
小さなものを使用できるようになる。このことについて
説明する。リンギング除去コイル31とそのすぐ外周側
に位置する高圧コイル5の巻線区分5b1 とは容量結合し
ており(その容量C10とする)、等価回路を考えると、
容量C10と容量C3aとの直列回路となる。例えばCRT
への高圧出力が30kVとすると、コイルユニットが2つ
あるので、この直列回路には15kV印加される。よっ
て、コンデンサC3aには15kVから分圧された電圧が印
加される。一方、図4に示す従来例では、コンデンサC
3 にほぼ15kV全部が印加されている。この例からも分
かるように、本実施例では、従来に比べてコンデンサC
3aに耐圧の小さなものを使用できる。従って、コンデン
サC3aの小型化、低コスト化が図れ、コンデンサC3aの
信頼性も向上する。さらに、15kVから分圧されるコン
デンサC3aの印加電圧は、コンデンサC3aの容量にほぼ
反比例するので、コンデンサC3aの耐圧を、容量を調整
することでかなり自由に設定できる。
れる電圧を下げることができ、コンデンサC3aに耐圧の
小さなものを使用できるようになる。このことについて
説明する。リンギング除去コイル31とそのすぐ外周側
に位置する高圧コイル5の巻線区分5b1 とは容量結合し
ており(その容量C10とする)、等価回路を考えると、
容量C10と容量C3aとの直列回路となる。例えばCRT
への高圧出力が30kVとすると、コイルユニットが2つ
あるので、この直列回路には15kV印加される。よっ
て、コンデンサC3aには15kVから分圧された電圧が印
加される。一方、図4に示す従来例では、コンデンサC
3 にほぼ15kV全部が印加されている。この例からも分
かるように、本実施例では、従来に比べてコンデンサC
3aに耐圧の小さなものを使用できる。従って、コンデン
サC3aの小型化、低コスト化が図れ、コンデンサC3aの
信頼性も向上する。さらに、15kVから分圧されるコン
デンサC3aの印加電圧は、コンデンサC3aの容量にほぼ
反比例するので、コンデンサC3aの耐圧を、容量を調整
することでかなり自由に設定できる。
【0022】また、リンギング除去コイル31の直流電
位(容量C3aの印加電圧)も、上記と同様に15kVから
分圧されるので、低い電位となる。よって、リンギング
除去コイル31の内側に位置する低圧コイルの一次巻線
3bとの電位差が小さくなり(従来は15kVの直流電位差
があった)、一次巻線3bの絶縁が容易になる。さらに、
リンギング除去コイル31とその外側に位置する高圧コ
イル5との電位差は直流分のみであるので、リンギング
除去コイル31と高圧コイル5との絶縁も容易に行え
る。
位(容量C3aの印加電圧)も、上記と同様に15kVから
分圧されるので、低い電位となる。よって、リンギング
除去コイル31の内側に位置する低圧コイルの一次巻線
3bとの電位差が小さくなり(従来は15kVの直流電位差
があった)、一次巻線3bの絶縁が容易になる。さらに、
リンギング除去コイル31とその外側に位置する高圧コ
イル5との電位差は直流分のみであるので、リンギング
除去コイル31と高圧コイル5との絶縁も容易に行え
る。
【0023】なお、コイルユニットを3個以上有するフ
ライバックトランスの場合には、それらコイルユニット
を、高圧コイルの電位の低い方から第1,第2,…のコ
イルユニットとした場合、第1以外のうち少なくとも1
つのコイルユニットに抵抗R2 とインダクタンス素子L
2 とより成る並列回路、リンギング除去コイル31、コ
ンデンサC3aを設ければよい。また、抵抗R2 とインダ
クタンス素子L2 とより成る並列回路を単に抵抗として
もよい。
ライバックトランスの場合には、それらコイルユニット
を、高圧コイルの電位の低い方から第1,第2,…のコ
イルユニットとした場合、第1以外のうち少なくとも1
つのコイルユニットに抵抗R2 とインダクタンス素子L
2 とより成る並列回路、リンギング除去コイル31、コ
ンデンサC3aを設ければよい。また、抵抗R2 とインダ
クタンス素子L2 とより成る並列回路を単に抵抗として
もよい。
【0024】勿論、本実施例は、従来例と同様、高圧コ
イルの層数やダイオードの使用本数を増加したりコイル
やフェライトコアの長さを長くしたりすることなく高次
共振させることができ、高圧レギュレーションが良く、
リンギングも殆どないフライバックトランスである。
イルの層数やダイオードの使用本数を増加したりコイル
やフェライトコアの長さを長くしたりすることなく高次
共振させることができ、高圧レギュレーションが良く、
リンギングも殆どないフライバックトランスである。
【0025】
【発明の効果】以上の通り本発明になるフライバックト
ランスは、耐圧の小さなコンデンサが使用でき、低コス
ト化、小型化が図れ、さらに、第1以外のコイルユニッ
トにおいても、リンギンキグ除去コイルを設けたコイル
ユニットでは、低圧コイルの一次巻線との絶縁性が容易
となり、信頼性が向上する。
ランスは、耐圧の小さなコンデンサが使用でき、低コス
ト化、小型化が図れ、さらに、第1以外のコイルユニッ
トにおいても、リンギンキグ除去コイルを設けたコイル
ユニットでは、低圧コイルの一次巻線との絶縁性が容易
となり、信頼性が向上する。
【図1】一実施例の回路図である。
【図2】従来例の構造を示す図である。
【図3】従来例の周辺回路をも含んだ回路図である。
【図4】他の従来例を示す回路図である。
1 コア 1a,1b コアの脚 2a,2b 低圧コイルボビン 3a,3b 1次巻線(1次コイル) 4a,4b 高圧コイルボビン 5 高圧コイル 5a,5a1,5a2,5a3 巻線区分 5b,5b1,5b2,5b3 巻線区分 6a,6b 層間絶縁材 7a,7b 端子 8a〜8d ダイオード 9 ケース 10 フライバックトランス 11a 第1のコイルユニット 11b 第2のコイルユニット 13 絶縁樹脂 31 リンギング除去コイル C3a コンデンサ L2 インダクタンス素子 R2 抵抗(第1の抵抗)
Claims (1)
- 【請求項1】コイルユニットを、次のように、 低圧コイルボビンに低圧コイルを巻回すると共に、前記
低圧コイルボビンの外周に高圧コイルボビンを嵌装し、
前記高圧コイルボビンに高圧コイルを1層又は複数層分
割巻回する一方、前記分割巻回された高圧コイルの各巻
線区分を夫々層間絶縁材と交互に配置してなる積層巻線
構造とし、前記層間絶縁材を介して互いに隣接する各巻
線区分に発生する電圧が共に同位相となるように、前記
各巻線区分をダイオードを介して直列接続して構成し、 前記構成のコイルユニットを複数個設け、 前記各コイルユニットの高圧コイルを、その各高圧出力
が加算整流されるようにダイオードを介して直列に接続
し、 前記各コイルユニットの低圧コイルのうちの1次コイル
を、発生磁束が夫々同方向になるように並列に接続し、 前記各コイルユニットを複数の脚を備えたコアの各脚に
夫々嵌装して構成されるフライバックトランスにおい
て、 前記複数のコイルユニットを、前記高圧コイルの電位の
低い方から第1,第2,…のコイルユニットとした場
合、 第1のコイルユニットの高圧コイルの最入力(巻始め)
側の巻線区分の入力側に,第1の抵抗とインダクタンス
素子とより成る第1の並列回路または第2の抵抗を接続
し、前記第1以外のうち少なくとも1つのコイルユニッ
トの高圧コイルの最内周側にリンギング除去コイルをそ
の高圧コイルと同方向に巻回形成し、前記リンギング除
去コイルの一端に前記1次コイルに印加されるコレクタ
パルスと同位相の電圧が発生するように前記一端を開放
端とし、前記リンギング除去コイルの他端にコンデンサ
の一端を接続し、前記コンデンサの他端を前記第1の並
列回路または第2の抵抗と、前記第1のコイルユニット
の高圧コイルの最入力側の巻線区分の入力側との間に接
続したことを特徴とするフライバックトランス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4266646A JP2760235B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | フライバックトランス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4266646A JP2760235B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | フライバックトランス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0690372A true JPH0690372A (ja) | 1994-03-29 |
| JP2760235B2 JP2760235B2 (ja) | 1998-05-28 |
Family
ID=17433726
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4266646A Expired - Lifetime JP2760235B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | フライバックトランス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2760235B2 (ja) |
-
1992
- 1992-09-09 JP JP4266646A patent/JP2760235B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2760235B2 (ja) | 1998-05-28 |
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