JPH0690388A - モアレキャンセル回路 - Google Patents
モアレキャンセル回路Info
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- JPH0690388A JPH0690388A JP4265376A JP26537692A JPH0690388A JP H0690388 A JPH0690388 A JP H0690388A JP 4265376 A JP4265376 A JP 4265376A JP 26537692 A JP26537692 A JP 26537692A JP H0690388 A JPH0690388 A JP H0690388A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 画像の信号パターンと、CRTのシャドウマ
スクピッチとの干渉によるモアレ現象を軽減すること。 【構成】 同期分離回路2,ビデオ回路3,CRT4,
偏向回路5を含む表示装置において、モアレキャンセル
回路8を設ける。フレーム内の水平走査開始位置が異な
る第1及び第2の画面を設定し、第2の画面に対し第1
の画面の走査開始位置を特定の関数を用いてずらせる。
演算制御部10は、同期分離回路2から垂直同期信号が
入力されると、メモリ9に格納された関数の係数を用い
て、各水平同期信号に対応し夫々の位置データを生成す
る。このデータをD/A変換器11を介して偏向回路5
に与えると、CRT4からモアレ干渉の少ない高品質の
画像が出力される。
スクピッチとの干渉によるモアレ現象を軽減すること。 【構成】 同期分離回路2,ビデオ回路3,CRT4,
偏向回路5を含む表示装置において、モアレキャンセル
回路8を設ける。フレーム内の水平走査開始位置が異な
る第1及び第2の画面を設定し、第2の画面に対し第1
の画面の走査開始位置を特定の関数を用いてずらせる。
演算制御部10は、同期分離回路2から垂直同期信号が
入力されると、メモリ9に格納された関数の係数を用い
て、各水平同期信号に対応し夫々の位置データを生成す
る。このデータをD/A変換器11を介して偏向回路5
に与えると、CRT4からモアレ干渉の少ない高品質の
画像が出力される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は陰極線管(以下CRTと
呼ぶ)を用いた表示装置において、画像のモアレ現象を
軽減するモアレキャンセル回路に関するものである。
呼ぶ)を用いた表示装置において、画像のモアレ現象を
軽減するモアレキャンセル回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機又はコンピュータに
用いられるラスタースキャン方式の表示装置は、水平方
向への電子ビームの走査を繰り返し、この走査線(走査
ライン)を垂直方向へ動かすことにより画像を表示して
いる。CRTを用いた表示装置では、シャドウマスクの
ピッチにより映像信号で発光する蛍光体のドットピッチ
が決定されている。このため例えば水平方向に、1ドッ
ト毎にオン・オフの輝度信号を与えると、映像表示のパ
ターンのピッチとCRTのシャドウマスクのピッチが相
互干渉を起こし、画像にモアレ現象が生じる。
用いられるラスタースキャン方式の表示装置は、水平方
向への電子ビームの走査を繰り返し、この走査線(走査
ライン)を垂直方向へ動かすことにより画像を表示して
いる。CRTを用いた表示装置では、シャドウマスクの
ピッチにより映像信号で発光する蛍光体のドットピッチ
が決定されている。このため例えば水平方向に、1ドッ
ト毎にオン・オフの輝度信号を与えると、映像表示のパ
ターンのピッチとCRTのシャドウマスクのピッチが相
互干渉を起こし、画像にモアレ現象が生じる。
【0003】このようなモアレ現象を軽減するために、
従来の表示装置では以下のような方法が組合せて用いら
れていた。 (1)画像の表示領域を大きさを変更することにより、
CRTに表示される映像のパターンピッチを変更し、シ
ャドウマスクとの相互干渉を少なくする。 (2)シャドウマスクのピッチを変更することにより、
シャドウマスクと映像表示のパターンとの相互干渉を少
なくする。 (3)電子ビームのフォーカスを悪化させ、映像表示パ
ターンの1ドットの大きさを大きくする。そうすると、
相互干渉のコントラストが小さくなり、モアレ現象が目
立ちにくくなる。
従来の表示装置では以下のような方法が組合せて用いら
れていた。 (1)画像の表示領域を大きさを変更することにより、
CRTに表示される映像のパターンピッチを変更し、シ
ャドウマスクとの相互干渉を少なくする。 (2)シャドウマスクのピッチを変更することにより、
シャドウマスクと映像表示のパターンとの相互干渉を少
なくする。 (3)電子ビームのフォーカスを悪化させ、映像表示パ
ターンの1ドットの大きさを大きくする。そうすると、
相互干渉のコントラストが小さくなり、モアレ現象が目
立ちにくくなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の方法
では次に示すような問題点があった。 (1)画像の表示領域の大きさを変更する方法では、夫
々の画像に応じて表示領域の大きさをその都度決定する
ことは困難である。 (2)シャドウマスクのピッチを変更することは、シャ
ドウマスクを含めてCRTの設計を変更することとな
り、そのこと自体に相当の開発期間と開発費用を要す
る。 (3)フォーカスを悪化させ、スポットサイズを大きく
する方法では、モアレ現象を軽減し、且つ所定の解像度
を保持することは困難である。
では次に示すような問題点があった。 (1)画像の表示領域の大きさを変更する方法では、夫
々の画像に応じて表示領域の大きさをその都度決定する
ことは困難である。 (2)シャドウマスクのピッチを変更することは、シャ
ドウマスクを含めてCRTの設計を変更することとな
り、そのこと自体に相当の開発期間と開発費用を要す
る。 (3)フォーカスを悪化させ、スポットサイズを大きく
する方法では、モアレ現象を軽減し、且つ所定の解像度
を保持することは困難である。
【0005】近年ディスプレイモニタは、高解像度化及
び多様化により、種々の水平周波数や垂直周波数のもの
が要求されている。このようなマルチスキャンの表示装
置では、前述した方法で全ての画像に対しモアレ現象を
少なくし、且つ実用上問題を無くすことは不可能であ
る。又CRTのシャドウマスクピッチは画面中央と画面
周辺とで異なっており、画面全体の補正を画一的に行っ
たとしても、画面全体で均一的なモアレ現象を軽減する
ことは困難であった。
び多様化により、種々の水平周波数や垂直周波数のもの
が要求されている。このようなマルチスキャンの表示装
置では、前述した方法で全ての画像に対しモアレ現象を
少なくし、且つ実用上問題を無くすことは不可能であ
る。又CRTのシャドウマスクピッチは画面中央と画面
周辺とで異なっており、画面全体の補正を画一的に行っ
たとしても、画面全体で均一的なモアレ現象を軽減する
ことは困難であった。
【0006】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたものであって、全ての動作モードでモアレ現象
を軽減し、且つ画像の解像度の悪化を最小限に抑えるこ
とのできるモアレキャンセル回路を提供することを目的
とする。
なされたものであって、全ての動作モードでモアレ現象
を軽減し、且つ画像の解像度の悪化を最小限に抑えるこ
とのできるモアレキャンセル回路を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は映像信号から垂
直及び水平同期信号を夫々分離する同期分離回路、陰極
線管の偏向コイルに垂直及び水平偏向電流を出力する偏
向回路、を含み、表示装置の映像信号のパターンと陰極
線管のシャドウマスクのピッチとの干渉によって生じる
映像のモアレ現象を軽減するモアレキャンセル回路であ
って、陰極線管の水平走査ラインを一定のピッチで第1
及び第2の画面として分割し、水平走査ライン毎に異な
る第1の画面の走査開始位置、及び水平走査ラインに係
わらず一定の第2の画面の走査開始位置のデータを各水
平走査ラインに応じて夫々出力する演算制御部と、演算
制御部の出力するデータをアナログ信号に変換し、水平
偏向電流の走査開始位置を制御する信号を偏向回路に出
力するD/A変換器と、を具備し、偏向回路は、同期分
離回路から出力される水平同期信号に対して、D/A変
換器の出力信号に比例した遅延時間を遅延させて水平偏
向電流を発生することを特徴とするものである。
直及び水平同期信号を夫々分離する同期分離回路、陰極
線管の偏向コイルに垂直及び水平偏向電流を出力する偏
向回路、を含み、表示装置の映像信号のパターンと陰極
線管のシャドウマスクのピッチとの干渉によって生じる
映像のモアレ現象を軽減するモアレキャンセル回路であ
って、陰極線管の水平走査ラインを一定のピッチで第1
及び第2の画面として分割し、水平走査ライン毎に異な
る第1の画面の走査開始位置、及び水平走査ラインに係
わらず一定の第2の画面の走査開始位置のデータを各水
平走査ラインに応じて夫々出力する演算制御部と、演算
制御部の出力するデータをアナログ信号に変換し、水平
偏向電流の走査開始位置を制御する信号を偏向回路に出
力するD/A変換器と、を具備し、偏向回路は、同期分
離回路から出力される水平同期信号に対して、D/A変
換器の出力信号に比例した遅延時間を遅延させて水平偏
向電流を発生することを特徴とするものである。
【0008】
【作用】このような特徴を有する本発明によれば、同期
分離回路は、表示装置に入力される映像信号から垂直及
び水平同期信号を分離し、これらの信号を演算制御部に
与える。そうすると演算制御部は、各水平走査期間毎に
同期信号と同期して、第1及び第2の画面位置に対する
水平走査開始位置を示すデータを生成する。D/A変換
器はこのデータをアナログ信号に変換し、偏向回路に出
力する。そして偏向回路はD/A変換器の出力信号で制
御された時刻に鋸歯状波電流を発生し、その偏向電流を
偏向コイルに与える。このようにすると、映像信号のパ
ターンと、陰極線管のシャドウマスクのピッチとの干渉
によって生じた映像のモアレ現象は軽減される。
分離回路は、表示装置に入力される映像信号から垂直及
び水平同期信号を分離し、これらの信号を演算制御部に
与える。そうすると演算制御部は、各水平走査期間毎に
同期信号と同期して、第1及び第2の画面位置に対する
水平走査開始位置を示すデータを生成する。D/A変換
器はこのデータをアナログ信号に変換し、偏向回路に出
力する。そして偏向回路はD/A変換器の出力信号で制
御された時刻に鋸歯状波電流を発生し、その偏向電流を
偏向コイルに与える。このようにすると、映像信号のパ
ターンと、陰極線管のシャドウマスクのピッチとの干渉
によって生じた映像のモアレ現象は軽減される。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例における表示装置のモアレ
キャンセル回路について図1及び図2を用いて説明す
る。図1はモアレキャンセル回路を含む表示装置の構成
を示すブロック図である。又、図2は本実施例のモアレ
キャンセル回路の動作を示す表示画面の説明図である。
キャンセル回路について図1及び図2を用いて説明す
る。図1はモアレキャンセル回路を含む表示装置の構成
を示すブロック図である。又、図2は本実施例のモアレ
キャンセル回路の動作を示す表示画面の説明図である。
【0010】図1に示す表示装置において、入力端1は
R,G,Bの輝度信号を含む映像信号が入力される端子
であり、同期分離回路2及びビデオ回路3に接続され
る。同期分離回路2は映像信号から水平及び垂直同期信
号を分離する回路である。又ビデオ回路3は、映像増幅
回路を含み、各R,G,Bの輝度信号をCRT4に出力
するものである。偏向回路5は同期分離回路2から出力
される垂直及び水平同期信号に基づき、垂直及び水平偏
向電流を生成し、その電流を偏向コイル6に出力する回
路であ。偏向回路5は、図示しない水平偏向回路と水平
同期信号のフェーズシフタ7を含み、偏向に必要な鋸歯
状波電流を発生するものである。偏向回路5において、
ドット信号を含む映像信号の走査開始位置の信号は、後
述するモアレキャンセル回路により与えられる。フェー
ズシフタ7は、例えば水平同期信号に対し入力信号に比
例した遅延パルスを発生する回路であり、偏向回路5は
フェーズシフタ7の出力パルスの発生時から鋸歯状の水
平偏向電流を偏向コイル6に流す回路である。
R,G,Bの輝度信号を含む映像信号が入力される端子
であり、同期分離回路2及びビデオ回路3に接続され
る。同期分離回路2は映像信号から水平及び垂直同期信
号を分離する回路である。又ビデオ回路3は、映像増幅
回路を含み、各R,G,Bの輝度信号をCRT4に出力
するものである。偏向回路5は同期分離回路2から出力
される垂直及び水平同期信号に基づき、垂直及び水平偏
向電流を生成し、その電流を偏向コイル6に出力する回
路であ。偏向回路5は、図示しない水平偏向回路と水平
同期信号のフェーズシフタ7を含み、偏向に必要な鋸歯
状波電流を発生するものである。偏向回路5において、
ドット信号を含む映像信号の走査開始位置の信号は、後
述するモアレキャンセル回路により与えられる。フェー
ズシフタ7は、例えば水平同期信号に対し入力信号に比
例した遅延パルスを発生する回路であり、偏向回路5は
フェーズシフタ7の出力パルスの発生時から鋸歯状の水
平偏向電流を偏向コイル6に流す回路である。
【0011】さて表示装置にはモアレキャンセル回路8
が設けられている。モアレキャンセル回路8は、メモリ
9,演算制御部10,D/A変換器11を含み、映像信
号の1フレーム内の各水平走査ラインの走査開始位置信
号を偏向回路5に出力するものである。メモリ9は例え
ばEEPROM等の不揮発性メモリより構成され、後述
する第1の位置データ及び第2の位置データを夫々演算
するに必要なパラメータ(補正係数)を記憶するもので
ある。
が設けられている。モアレキャンセル回路8は、メモリ
9,演算制御部10,D/A変換器11を含み、映像信
号の1フレーム内の各水平走査ラインの走査開始位置信
号を偏向回路5に出力するものである。メモリ9は例え
ばEEPROM等の不揮発性メモリより構成され、後述
する第1の位置データ及び第2の位置データを夫々演算
するに必要なパラメータ(補正係数)を記憶するもので
ある。
【0012】図2に示すようにCRT4の1フレーム
は、複数の1,2,3・・・X・・N・・M番目の走査
ラインで構成される。ここで点線で示す第1の画面と
は、奇数番目の走査ラインから成り、各ラインの走査開
始位置H1は後述するように特定された関数により決定
される。又実線は第2の画面、即ち偶数番目の走査ライ
ンから成り、各ラインの走査開始位置H2は水平同期信
号に対し位相が固定されている。
は、複数の1,2,3・・・X・・N・・M番目の走査
ラインで構成される。ここで点線で示す第1の画面と
は、奇数番目の走査ラインから成り、各ラインの走査開
始位置H1は後述するように特定された関数により決定
される。又実線は第2の画面、即ち偶数番目の走査ライ
ンから成り、各ラインの走査開始位置H2は水平同期信
号に対し位相が固定されている。
【0013】さて図2に示す第1の画面の走査開始位置
H1は、第2の画面の走査開始位置H2に対し次の
(1)式を満たすものとなる。 H1=H2+A(X−N)2 +B・・・(1) H1,H2:第1,第2画面の走査開始位置を示す位置
データ X:走査ライン番号 A:2次関数の湾曲度を示す変化量計数 B:第2の画面に対する第1の画面の平行移動量 N:1フレームの中央位置となる走査ライン番号
H1は、第2の画面の走査開始位置H2に対し次の
(1)式を満たすものとなる。 H1=H2+A(X−N)2 +B・・・(1) H1,H2:第1,第2画面の走査開始位置を示す位置
データ X:走査ライン番号 A:2次関数の湾曲度を示す変化量計数 B:第2の画面に対する第1の画面の平行移動量 N:1フレームの中央位置となる走査ライン番号
【0014】尚、(1)式のH1−H2の最大値は、1
水平走査ラインに含まれる映像信号のドットピッチ以下
となる量であり、図2は1フレームの映像において拡大
表示している。補正係数A,B,Nの値はCRT4を含
む表示装置の特性によって夫々決定され、第2の位置デ
ータ(H2)と共にメモリ9に格納されている。
水平走査ラインに含まれる映像信号のドットピッチ以下
となる量であり、図2は1フレームの映像において拡大
表示している。補正係数A,B,Nの値はCRT4を含
む表示装置の特性によって夫々決定され、第2の位置デ
ータ(H2)と共にメモリ9に格納されている。
【0015】さて演算制御部10はマイクロコンピュー
タを含んで構成され、各垂直同期期間に水平同期信号の
数を計数し、各水平走査期間でメモリ9から補正係数を
読出し、各水平走査ライン毎に(1)式の演算を行う回
路である。即ち演算制御部10は、第2の画面の走査開
始位置H2のデータと、補正係数A,B,Nをメモリ9
から読出し、式(1)の値を演算してH2に加算する。
次にD/A変換器11は、演算制御部10の演算結果を
アナログ信号に変換する回路である。D/A変換器11
の出力は偏向回路5内のフェーズシフタ7に出力され
る。
タを含んで構成され、各垂直同期期間に水平同期信号の
数を計数し、各水平走査期間でメモリ9から補正係数を
読出し、各水平走査ライン毎に(1)式の演算を行う回
路である。即ち演算制御部10は、第2の画面の走査開
始位置H2のデータと、補正係数A,B,Nをメモリ9
から読出し、式(1)の値を演算してH2に加算する。
次にD/A変換器11は、演算制御部10の演算結果を
アナログ信号に変換する回路である。D/A変換器11
の出力は偏向回路5内のフェーズシフタ7に出力され
る。
【0016】このように構成されたモアレキャンセル回
路8において、表示装置が動作を開始すると、入力端1
に映像信号が入力される。この映像信号から同期分離回
路2により垂直及び水平同期信号が分離され、演算制御
部10に与えられる。演算制御部10は垂直同期信号で
メモリ9のアドレスをリセットし、メモリ9内の補正係
数A,B,Nを読出す。第1番目の水平走査ラインの信
号がビデオ回路3に入力されると、演算制御部10は図
2に示すように時刻t1に相当する走査開始位置H1のデ
ータをD/A変換器11に与える。D/A変換器11は
このデータをアナログ電圧に変換し、偏向回路5に与え
る。そうすると偏向回路5内のフェーズシフタ7が、入
力された位置信号により水平同期信号の位相を遅らせ、
時刻t1から水平偏向電流を発生させる。
路8において、表示装置が動作を開始すると、入力端1
に映像信号が入力される。この映像信号から同期分離回
路2により垂直及び水平同期信号が分離され、演算制御
部10に与えられる。演算制御部10は垂直同期信号で
メモリ9のアドレスをリセットし、メモリ9内の補正係
数A,B,Nを読出す。第1番目の水平走査ラインの信
号がビデオ回路3に入力されると、演算制御部10は図
2に示すように時刻t1に相当する走査開始位置H1のデ
ータをD/A変換器11に与える。D/A変換器11は
このデータをアナログ電圧に変換し、偏向回路5に与え
る。そうすると偏向回路5内のフェーズシフタ7が、入
力された位置信号により水平同期信号の位相を遅らせ、
時刻t1から水平偏向電流を発生させる。
【0017】次に、第2番目の水平走査ラインの信号が
入力されると、演算制御部10はメモリ9の第2の画面
の走査開始位置H2のデータを読出し、そのデータをD
/A変換器11に与える。このときD/A変換器11は
図2の時刻t0に相当するアナログ信号を偏向回路5に出
力する。そうすると偏向回路5は時刻t0から水平偏向電
流を発生する。
入力されると、演算制御部10はメモリ9の第2の画面
の走査開始位置H2のデータを読出し、そのデータをD
/A変換器11に与える。このときD/A変換器11は
図2の時刻t0に相当するアナログ信号を偏向回路5に出
力する。そうすると偏向回路5は時刻t0から水平偏向電
流を発生する。
【0018】以下同様に第3番目の水平走査ラインの信
号が入力されると、演算制御部10は第1の走査開始位
置H1のデータを生成する。更に、第4番目の水平走査
ラインの信号が入力されると、演算制御部10は第2の
走査開始位置H2のデータを生成する。このように第1
の走査開始位置のデータ及び第2の走査開始位置のデー
タを交互に生成し、第M番目の水平走査ラインまで信号
処理が続けられる。そしてビデオ回路3の出力する映像
信号がCRT4に表示される。
号が入力されると、演算制御部10は第1の走査開始位
置H1のデータを生成する。更に、第4番目の水平走査
ラインの信号が入力されると、演算制御部10は第2の
走査開始位置H2のデータを生成する。このように第1
の走査開始位置のデータ及び第2の走査開始位置のデー
タを交互に生成し、第M番目の水平走査ラインまで信号
処理が続けられる。そしてビデオ回路3の出力する映像
信号がCRT4に表示される。
【0019】このような動作により各水平走査の表示位
置が水平同期信号毎に相対的に左右にシフトした状態と
なる。従って奇数番目の走査ラインと偶数番目の走査ラ
インがずれ、映像表示のパターンとCRT4のシャドウ
マスクの干渉波の位相が固定されなくなる。そのためモ
アレ現象によるコントラストが弱くなり、表示画面上で
繊細な画像が忠実に出力される。又、第1の走査開始位
置のデータは各水平走査の都度、演算制御部10で演算
するため、第1の走査開始位置H1のデータが走査位置
毎に異なっていてもこれらの値を全て記憶する必要がな
く、メモリ9の容量を低減することができる。
置が水平同期信号毎に相対的に左右にシフトした状態と
なる。従って奇数番目の走査ラインと偶数番目の走査ラ
インがずれ、映像表示のパターンとCRT4のシャドウ
マスクの干渉波の位相が固定されなくなる。そのためモ
アレ現象によるコントラストが弱くなり、表示画面上で
繊細な画像が忠実に出力される。又、第1の走査開始位
置のデータは各水平走査の都度、演算制御部10で演算
するため、第1の走査開始位置H1のデータが走査位置
毎に異なっていてもこれらの値を全て記憶する必要がな
く、メモリ9の容量を低減することができる。
【0020】尚マルチスキャンタイプの表示装置では、
様々な表示モード(フレーム周波数,走査ライン数が夫
々異なる場合)に対し、モアレ現象が最小となるよう係
数A,B,N、第2の位置データH2を夫々モード毎に
メモリ9に格納する。そうするとCRT4に常に最適の
画像が表示されることになる。
様々な表示モード(フレーム周波数,走査ライン数が夫
々異なる場合)に対し、モアレ現象が最小となるよう係
数A,B,N、第2の位置データH2を夫々モード毎に
メモリ9に格納する。そうするとCRT4に常に最適の
画像が表示されることになる。
【0021】尚本実施例では式(1)の関係によって第
1の画面位置H1を演算しているが、他の演算式を用い
てもよいことはいうまでもない。
1の画面位置H1を演算しているが、他の演算式を用い
てもよいことはいうまでもない。
【0022】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、各水平走査開始位置を示すデータを演算制御部を生
成して、偏向回路に与えることにより、各水平走査の映
像信号を水平同期信号より所定のピッチだけずらせて出
力できる。このため映像信号のドットピッチと、陰極線
管のシャドウマスクのピッチが、表示画像の種類に係わ
らずれることになり、画像の解像度を下げることなく、
画像のモアレ現象を軽減することができる。このため高
品質の画像が表示できるという効果が生まれる。
ば、各水平走査開始位置を示すデータを演算制御部を生
成して、偏向回路に与えることにより、各水平走査の映
像信号を水平同期信号より所定のピッチだけずらせて出
力できる。このため映像信号のドットピッチと、陰極線
管のシャドウマスクのピッチが、表示画像の種類に係わ
らずれることになり、画像の解像度を下げることなく、
画像のモアレ現象を軽減することができる。このため高
品質の画像が表示できるという効果が生まれる。
【図1】本発明の一実施例におけるモアレキャンセル回
路を含む表示装置の構成を示すブロック図である。
路を含む表示装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例におけるモアレキャンセル回路の動作
を示す表示画面の説明図である。
を示す表示画面の説明図である。
1 入力端子 2 同期分離回路 3 ビデオ回路 4 CRT 5 偏向回路 6 偏向コイル 7 フェーズシフタ 8 モアレキャンセル回路 9 メモリ 10 演算制御部 11 D/A変換器
Claims (4)
- 【請求項1】 映像信号から垂直及び水平同期信号を夫
々分離する同期分離回路、陰極線管の偏向コイルに垂直
及び水平偏向電流を出力する偏向回路、を含み、表示装
置の映像信号のパターンと前記陰極線管のシャドウマス
クのピッチとの干渉によって生じる映像のモアレ現象を
軽減するモアレキャンセル回路であって、 前記陰極線管の水平走査ラインを一定のピッチで第1及
び第2の画面として分割し、水平走査ライン毎に異なる
前記第1の画面の走査開始位置、及び水平走査ラインに
係わらず一定の前記第2の画面の走査開始位置のデータ
を各水平走査ラインに応じて夫々出力する演算制御部
と、 前記演算制御部の出力するデータをアナログ信号に変換
し、水平偏向電流の走査開始位置を制御する信号を前記
偏向回路に出力するD/A変換器と、を具備し、 前記偏向回路は、前記同期分離回路から出力される水平
同期信号に対して、前記D/A変換器の出力信号に比例
した遅延時間を遅延させて水平偏向電流を発生するもの
であることを特徴とするモアレキャンセル回路。 - 【請求項2】 前記演算制御部は、 水平同期信号に対する前記第2の画面の走査開始位置H
2、前記第1の画面の前記第2の画面に対する平行移動
を示す画面移動量B、前記第1の画面の各水平走査ライ
ンの夫々の遅延時間の変化量を示す変化量係数A、を夫
々用いて前記第1及び第2の画面の走査開始位置H1,
H2を示すデータを各水平走査ライン毎に出力するもの
であることを特徴とする請求項1記載のモアレキャンセ
ル回路。 - 【請求項3】 前記第2の画面の走査開始位置H2、前
記第1の画面の補正係数である画面移動量B,及び変化
量係数Aを夫々格納する不揮発性のメモリを具備するこ
とを特徴とする請求項2記載のモアレキャンセル回路。 - 【請求項4】 前記演算制御部の出力する第1の画面の
走査開始位置H1は、 1フレームの中央の水平走査ラインの番号をNとし、任
意の水平走査ラインの番号をXとすると、第1の画面に
含まれるX番目の走査開始位置H1が、H1=H2+A
(X−N)2 +Bの関係を満たすものであることを特徴
とする請求項2記載のモアレキャンセル回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4265376A JPH0690388A (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | モアレキャンセル回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4265376A JPH0690388A (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | モアレキャンセル回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0690388A true JPH0690388A (ja) | 1994-03-29 |
Family
ID=17416327
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4265376A Pending JPH0690388A (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | モアレキャンセル回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0690388A (ja) |
-
1992
- 1992-09-07 JP JP4265376A patent/JPH0690388A/ja active Pending
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