JPH069038U - 円筒形カツトアウト - Google Patents

円筒形カツトアウト

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JPH069038U
JPH069038U JP4772992U JP4772992U JPH069038U JP H069038 U JPH069038 U JP H069038U JP 4772992 U JP4772992 U JP 4772992U JP 4772992 U JP4772992 U JP 4772992U JP H069038 U JPH069038 U JP H069038U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】円筒形カツトアウトにおいて、内部放電ギヤツ
プのギヤツプ長を、下部カバーの設置により自動的に所
定長に設定すると共にこれを保持する。 【構成】 限流素子23を備えた下部カバー18をカッ
トアウト本体1の下部より嵌合設置する。カットアウト
本体1の下部固定電極9に片持支持構造の充電側放電電
極10を設ける。限流素子ユニット19に、絶縁材料か
らなる所定長のスペーサ29を立設固着する。このスペ
ーサ29上端部が充電側放電電極10の下面に当接する
ことにより内部放電ギヤツプg長を設定保持する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、高圧配電線路の柱上用変圧器の一次側保護装置として使用される限 流素子ユニット内蔵円筒形カツトアウトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
雷害地区の高圧配電線路においては、柱上用変圧器の一次側保護装置として限 流素子ユニット内蔵円筒形カツトアウトが使用されている。
【0003】 ところで、上記カツトアウトにおいては、限流素子ユニットの主要部の限流素 子が万が一、劣化した場合にも安全が確保されるように、限流素子は内部放電ギ ヤツプにより下部固定電極から電気的に絶縁されている。つまり、図9に示すよ うに、限流素子ユニツト101を一体に保持した下部カバ−102を本体103 の下端開口部に固着する場合に、同下部カバ−の限流素子ユニツト101の上面 に設けた接地側内部放電電極104が本体側の下部固定電極105に接続された 充電部側内部放電電極106に対向して内部放電ギヤツプgを形成するようにな っている。
【0004】 そして、本体側に設けた上記の充電側内部放電電極106は、その基端のみが 支持され、他端が側方に大きく延長され、その他端の放電部107側が無支持の 片持支持構造になっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
前記のように充電側内部放電電極106が片持支持構造のものにおいては、本 体等に強い振動が加わったりするとその放電部107側が下方に垂れ下がり、同 放電部107と接地側内部放電電極104間で形成するギヤツプg長が変わって しまい、それにより放電特性が不安定になると言う問題があった。
【0006】 そこで本考案は、このような充電側内部放電電極106の垂れ下がりを、比較 的簡単な手段で防止して、前記の問題を解決する円筒形カットアウトを提案する ことを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記問題の問題を解決するために、限流素子ユニット(19)を備え た下部カバー(18)をカットアウト本体(1)の下部より嵌合設置し、カット アウト本体(1)の下部固定電極(9)に片持支持構造の充電側放電電極(10 )を設け、限流素子ユニット(19)内に内蔵した限流素子(23)の上部端子 (25)と充電側放電電極(10)間に所定の内部放電ギヤツプ(g)を形成す るものにおいて、限流素子ユニット(19)に、絶縁材料からなるスペーサ(2 9)を限流素子(23)と絶縁して立設し、かつ該スペーサ(29)の長さを、 下部カバー(18)を嵌合設置した場合に、該スペーサ(29)の上端側(29 b)が充電側電極(10)に当接して前記内部放電ギャップ(g)長を保持する ように設定したことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】
限流素子ユニット(19)を収納保持した組立状態の下部カバー(18)を 、本体(1)の下端開口部(1a)に対し下部カバー側の鍔部(18b)を本体 側の下端面(1d)に係止された状態で接着すれば、上記所定長さ(高さ)から なるスペーサ(29)のその上端部(29b)が充電側内部放電電極(10)の 中間部(10d)に対し若干押し上げる状態で下方から当接するため、接地側内 部放電電極(27)と充電側内部放電電極(10)の放電部(10c)間で形成 される内部放電ギヤツプ(g)は下部カバー(18)の接着時、それと同時に自 動的にギヤツプ長(g)に設定されることになる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の技術思想を限流素子内蔵円筒形カツトアウトにおいて、具体化 した場合の実施例を図1乃至図7に基づいて説明する。
【0010】 1は円筒形の磁器よりなるカットアウトの本体、2は上部電線接続端子、3は 上部電線接続端子2に接続した上部リ−ド線、4は碍管、6は下部電線接続端子 である。7は本体1の中央に装着した本体取付金具であり、カツトアウトAを腕 金等の支持金具に取付けるためものである。8は取付金具7に上端8a側を止着 した接地側外部放電電極、8bはその下端に調整自在にネジ着したボルト状の放 電部、8cはナツトを示す。
【0011】 また9は本体1内に固定した下部固定電極、10は充電側内部放電電極で、そ の一端10aを本体1内に固着した上記下部固定電極9に鋲着すると共にさらに その他端10bの膨出形状の放電部10cを側方へ大きく延長形成した片持支持 構造になっている。
【0012】 11はその下部接触子12が下部固定電極9の接触片9aに接触して本体1内 に保持されるようにしたヒユーズ筒、13はヒユーズ筒11に装着されたヒユー ズである。
【0013】 14は下部電線接続端子6と下部固定電極9間を連結する接続導体、15は接 続用ビス、16は本体1内に収納された消弧筒、17は緩衝リングを示す。 また18は本体1の下部開口部1aに接着材20で固着したポリエチレン等の 合成樹脂からなる下部カバーであり、同カバ−18には同カバー18を本体1の 下端開口部1aに固着した時に本体1の内周壁1bに対し同心的に配置されるよ うにその上部には半円弧状の収納部18aが設けられ、さらに同部18aには半 円弧状の限流素子ユニツト19がその下半分を嵌入させた状態で収納されている 。
【0014】 33はシリコーン樹脂等の充填材で、限流素子ユニツト19をより確実に固定 するために収納部18aと同部に嵌入したユニツト19間で形成する間隙に注入 されている。
【0015】 18bは鍔部であり、下部カバ−18を本体の下端開口部1aに接着する場合 において、同鍔部18bを開口部1aの下端面1dに係止させて同カバ−18の 接着位置を決めている。なお、同鍔部18bは薄肉に形成した上部に位置する鍔 辺18cと共に本体1の内周壁1bと下部カバー18との間に充填された接着材 20の流出を防止する役目を持つ。
【0016】 18dは表面を凹凸状に形成した抜止部であり、下部カバ−18の下端開口部 1aへの固着時にかかる部位に対し上記接着材20が塗布される。18eはヒュ −ズ筒挿入用のガイド部、18gは仮置脚を示す。18hは一方が上記収納部1 8aの下部に連通しまた他方が側方に開口する外部放電電極取付用孔であり、同 孔18hの奥には充電側外部放電電極21が位置しており、さらにその前面側に はテフロン及びシリコ−ン樹脂あるいはゴムよりなる撥水性に優れた放電案内部 材22が嵌着されている。なお、上記の外部放電電極21はその放電部21aが 上記接地側外部放電電極8の放電部8bと対向して両放電部21a、8bにより 外部放電ギヤツプGが形成される。
【0017】 なお、下部カバ−18の収納部18aに収納される上記の限流素子ユニツト1 9は、上記したように全体が半円弧状に形成されており、同ユニツト19の主要 部である限流素子23は、酸化亜鉛(ZnO)を主成分とし、これに微量の金属 酸化物例えば、酸化ビスマス(Bi23)、酸化アンチモン(Sb23)などを 添加して混合し、さらにプレスにて加圧したのち1200〜1300℃の高温で 焼成したもので、電圧非直線性を有しかつ半円弧状に形成された同素子23は上 下2段積みして直列接続されている。
【0018】 また素子23の端面間には素子相互間の接触を確実にするアルミ等よりなる接 触板24が介在され、さらに素子23の上下各端面には金属溶射が施され、さら に上記金属溶射を介して上部端面には上部端子25が接続され、さらに上部端子 25はその中央の接続部25aのみを絶縁部材26の上面側に突出させ、さらに 同接続部25bのネジ孔には袋ナット状の接地側内部放電27がネジ着されてい る。
【0019】 28は素子23の下部端面に接続した下部端子であり、下方へ突出した接続部 28aにはネジ孔28bが形成され、さらにネジ孔28bには上記外部放電電極 21がネジ着されている。
【0020】 26は上下部両端子25,28の接続部25a,28aを除いた両端子25, 28および限流素子23の外周面を一体に被覆形成するエポキシ樹脂、AAS, ABS等の合成樹脂或いはEPT等のゴムからなる絶縁部材である。
【0021】 27は上記したように上部端子25にネジ着した袋ナット状の接地側内部放電 電極であり、同放電電極27は下部カバ−の固着時、上記本体1側に設けた充電 側接地放電電極10と対向して内部放電ギヤツプgを形成する。
【0022】 29は上記絶縁部材26の上面26aにその下端部29aを固着して立設固着 した棒状あるいはパイプ状のスペ−サであり、アルミナ磁器、ステアタイト等の 無機質絶縁材料のほかFRP等の合成樹脂性の絶縁材料で作られている。
【0023】 このスペ−サ29は、上記の立設固着状態においてその上端部29bと下部カ バ−18の鍔部18b間の距離a並びにスペ−サの上端部29bと接地側内部放 電電極27間の距離bが所定長さになるようにその長さ(高さ)が設定されてい る。
【0024】 つまり、図2及び図3のように限流素子ユニツト19を収納保持した組立状態 の下部カバ−18を、本体1の下端開口部1aに対し下部カバ−側の鍔部18b を本体側の下端面1dに係止させた状態で接着すれば、上記所定長さ(高さ)か らなるスペ−サ29のその上端部29bが充電側内部放電電極10の中間部10 dに対し若干押し上げる状態で下方から当接するため、接地側内部放電電極27 と充電側内部放電電極10の放電部10c間で形成される内部放電ギヤツプgは 下部カバ−18の接着時、それと同時に自動的に所定のギヤツプg長に設定され ることになる。
【0025】 尚、充電側内部放電電極10は、予め前記内部放電ギヤツプ長gとなる位置よ りも若干下方に位置して設置しておく。 上記の構成からなるカツトアウトに対し、今、雷サ−ジが侵入した場合、外部 放電ギヤツプG並びに内部放電ギヤツプg間にこの電圧が印加され、その雷サ− ジの電圧が放電ギヤツプG,gの設定値より大きければ同放電ギヤツプG並らび gで放電が起こりサ−ジはカツトアウトの上部リ−ド線3−上部固定電極30− ヒユ−ズ筒の上部接触子31−ヒユ−ズ13−ヒユ−ズ筒の下部接触子12−カ ツトアウトの下部固定電極9−内部放電ギヤツプg−限流素子23−外部放電ギ ヤツプG−接地側外部放電電極8−取付金具7を経て大地に放電される。
【0026】 また、この場合には、上記放電経路に介在するユニツト19の限流素子23に より電圧は低く制限されると共に商用周波の続流が遮断されて変圧器を絶縁破壊 から護ると同時にカツトアウトのヒユ−ズ切れが防止される。
【0027】
【考案の効果】
本考案は以上の構成からなり、 限流素子ユニツトの上面に立設固着する所定長さのスペサ−の上端部が充電側 内部放電電極に当接して充電側放電電極の放電部の位置を規制(修正)するため 、充電側内部放電電極の放電部と接地側内部放電電極とで形成する内部放電ギヤ ツプのギヤツプ長は常に一定に設定されることになり安定した放電特性が得られ る。
【0028】 また、上記のスペ−サは下部カバ−を本体の下端開口部に固着する時にその上 端部が充電側内部放電電極に当接して下部カバ−の接着と同時に自動的にギヤツ プ長の設定が行われるため、組立後にわざわざギヤツプ長の調整作業をしなくて もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す円筒形カツトアウトの縦
断面図。
【図2】限流素子ユニットと充電側内部放電ギヤツプ部
を示す要部拡大断面図。
【図3】限流素子ユニツトを収納保持した状態の下部カ
バ−の正面図。
【図4】同じく図3の側面図。
【図5】同じく図2の半平面図。
【図6】下部カバ−を本体の下端開口部に接着した状態
を示すもので、一部を破断した面図。
【図7】同じく図6の正面図。
【図8】下部カバ−を取り除いた状態の本体の底面図
【図9】従来構造を示す要部の縦断面図。
【符号の説明】
1 カットアウト本体 9 下部固定電極 10 充電側内部放電電極 18 下部カバ− 19 限流素子ユニツト 29 スペ−サ 29b 上端部 g:内部放電ギヤツプ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 限流素子ユニット(19)を備えた下部
    カバー(18)をカットアウト本体(1)の下部より嵌
    合設置し、カットアウト本体(1)の下部固定電極
    (9)に片持支持構造の充電側放電電極(10)を設
    け、限流素子ユニット(19)内に内蔵した限流素子
    (23)の上部端子(25)と充電側放電電極(10)
    間に所定の内部放電ギヤツプ(g)を形成するものにお
    いて、限流素子ユニット(19)に、絶縁材料からなる
    スペーサ(29)を限流素子(23)と絶縁して立設
    し、かつ該スペーサ(29)の長さを、下部カバー(1
    8)を嵌合設置した場合に、該スペーサ(29)の上端
    側(29b)が充電側電極(10)に当接して前記内部
    放電ギャップ(g)長を保持するように設定したことを
    特徴とする円筒形カットアウト。
JP1992047729U 1992-07-08 1992-07-08 円筒形カツトアウト Expired - Lifetime JP2592008Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0158244U (ja) * 1987-10-05 1989-04-12

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