JPH0690590A - モータ駆動回路 - Google Patents
モータ駆動回路Info
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- JPH0690590A JPH0690590A JP4266681A JP26668192A JPH0690590A JP H0690590 A JPH0690590 A JP H0690590A JP 4266681 A JP4266681 A JP 4266681A JP 26668192 A JP26668192 A JP 26668192A JP H0690590 A JPH0690590 A JP H0690590A
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- low
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 低電位側プリドライバー回路220へバイア
ス電流を供給するバイアス回路240の出力飽和電圧を
低下させることができ、これにより高電位側及び低電位
側出力トランジスタQ12,Q13を貫通する貫通電流
を低減するとともに、貫通電流の発生する出力電圧の範
囲を小さくすることができる出力回路101を有するモ
ータ駆動回路を得る。 【構成】 低電位側プリドライバー回路220及びバイ
アス回路240を、それぞれ電圧降下手段100aを構
成するダイオードD1を介して電源Vccに接続し、上記
バイアス回路240に供給される電源Vccからの電位を
低下させた。
ス電流を供給するバイアス回路240の出力飽和電圧を
低下させることができ、これにより高電位側及び低電位
側出力トランジスタQ12,Q13を貫通する貫通電流
を低減するとともに、貫通電流の発生する出力電圧の範
囲を小さくすることができる出力回路101を有するモ
ータ駆動回路を得る。 【構成】 低電位側プリドライバー回路220及びバイ
アス回路240を、それぞれ電圧降下手段100aを構
成するダイオードD1を介して電源Vccに接続し、上記
バイアス回路240に供給される電源Vccからの電位を
低下させた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はモータ駆動回路に関
し、特にその出力回路の構成に関するものである。
し、特にその出力回路の構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のモータ用ICの出力回路を
説明するための回路図であり、図において200は入力
Aにホールアンプより入力された信号レベルに応じてモ
ータに所定の駆動電流を供給するモータ用ICの出力回
路で、電源VCCと PowerGNDとの間に直列に接続さ
れ、その接続点を出力Cとする高電位側及び低電位側の
出力トランジスタQ12,Q13と、各出力トランジス
タにベース電流を供給する高電位側及び低電位側プリド
ライバー回路210,220と、出力Cの電圧をモニタ
して上記低電位側プリドライバー回路220を制御する
電圧帰還回路230と、上記電圧帰還回路230及び低
電位側プリドライバー回路220に動作用バイアス電流
を供給するバイアス回路240とから構成されている。
説明するための回路図であり、図において200は入力
Aにホールアンプより入力された信号レベルに応じてモ
ータに所定の駆動電流を供給するモータ用ICの出力回
路で、電源VCCと PowerGNDとの間に直列に接続さ
れ、その接続点を出力Cとする高電位側及び低電位側の
出力トランジスタQ12,Q13と、各出力トランジス
タにベース電流を供給する高電位側及び低電位側プリド
ライバー回路210,220と、出力Cの電圧をモニタ
して上記低電位側プリドライバー回路220を制御する
電圧帰還回路230と、上記電圧帰還回路230及び低
電位側プリドライバー回路220に動作用バイアス電流
を供給するバイアス回路240とから構成されている。
【0003】ここで上記高電位側プリドライバー回路2
10は、差動増幅器を構成するトランジスタQ8〜Q1
0とその周辺の抵抗R1,R9〜R10とから構成され
ており、上記差動増幅器と、その出力を受ける出力トラ
ンジスタQ12と、該トランジスタQ12のベース,エ
ミッタ間に接続された抵抗R11とから高電位側出力駆
動回路201が構成されている。
10は、差動増幅器を構成するトランジスタQ8〜Q1
0とその周辺の抵抗R1,R9〜R10とから構成され
ており、上記差動増幅器と、その出力を受ける出力トラ
ンジスタQ12と、該トランジスタQ12のベース,エ
ミッタ間に接続された抵抗R11とから高電位側出力駆
動回路201が構成されている。
【0004】また上記低電位側プリドライバー回路22
0は、抵抗R2を介して入力を受ける前段トランジスタ
Q1と、その出力を抵抗R7を介して受ける後段トラン
ジスタQ11とから構成されており、上記電圧帰還回路
230は、出力Cの電圧を上記低電位側プリドライバー
回路220に帰還する帰還経路を形成するトランジスタ
Q6,Q5,Q7及び抵抗R6と、その周辺のコンデン
サC1及び抵抗R8とから構成されている。
0は、抵抗R2を介して入力を受ける前段トランジスタ
Q1と、その出力を抵抗R7を介して受ける後段トラン
ジスタQ11とから構成されており、上記電圧帰還回路
230は、出力Cの電圧を上記低電位側プリドライバー
回路220に帰還する帰還経路を形成するトランジスタ
Q6,Q5,Q7及び抵抗R6と、その周辺のコンデン
サC1及び抵抗R8とから構成されている。
【0005】さらに上記バイアス回路240は、上記電
圧帰還回路230にバイアス電流を供給するマルチコレ
クタのトランジスタQ4と、該トランジスタQ4前段
の、バイアス入力を受けるトランジスタQ2と、バイア
ス入力を抵抗R4を介して受け、上記低電位側プリドラ
イバー回路220にバイアス電流を供給するトランジス
タQ3とから構成されている。そして上記低電位側出力
トランジスタQ13、そのベース,エミッタ間に接続さ
れた抵抗R12、上記トランジスタQ13を駆動する低
電位側プリドライバー回路220、電圧帰還回路230
及びバイアス回路240から低電位側出力駆動回路20
2が構成されている。
圧帰還回路230にバイアス電流を供給するマルチコレ
クタのトランジスタQ4と、該トランジスタQ4前段
の、バイアス入力を受けるトランジスタQ2と、バイア
ス入力を抵抗R4を介して受け、上記低電位側プリドラ
イバー回路220にバイアス電流を供給するトランジス
タQ3とから構成されている。そして上記低電位側出力
トランジスタQ13、そのベース,エミッタ間に接続さ
れた抵抗R12、上記トランジスタQ13を駆動する低
電位側プリドライバー回路220、電圧帰還回路230
及びバイアス回路240から低電位側出力駆動回路20
2が構成されている。
【0006】ここで、上記出力回路200は、入力A
点,内部ノードB,出力C点の電圧がほぼ次式で表され
る関係を満たすよう設定されている。つまり、高電位側
出力駆動回路201の回路構成に基づいて VC =VA −V(R1)−VBE(Q8)+VBE(Q9)−VBE(Q12) が得られ、低電位側出力駆動回路202の回路構成に基
づいて VC =VA −V(R2)−VBE(Q1)+V(R7)+VBE(Q11) +VBE(Q7)+V(R6) −VBE(Q5)−VBE(R6) が得られる。
点,内部ノードB,出力C点の電圧がほぼ次式で表され
る関係を満たすよう設定されている。つまり、高電位側
出力駆動回路201の回路構成に基づいて VC =VA −V(R1)−VBE(Q8)+VBE(Q9)−VBE(Q12) が得られ、低電位側出力駆動回路202の回路構成に基
づいて VC =VA −V(R2)−VBE(Q1)+V(R7)+VBE(Q11) +VBE(Q7)+V(R6) −VBE(Q5)−VBE(R6) が得られる。
【0007】ここでVBEはすべて等しく抵抗での電圧降
下は無視できるとすると、上記各式とも VC =VA −VBE …(1) となる。
下は無視できるとすると、上記各式とも VC =VA −VBE …(1) となる。
【0008】また同様に電圧帰還回路220の内部ノー
ドB点の電圧は、 VB =VA −V(R2)−VBE(Q1)+V(R7)+VBE(Q11) +VBE(Q7)+V(R6) となり、上記と同様VBEはすべて等しく抵抗での電圧降
下は無視できるとすると、 =VA +VBE …(2) となる。
ドB点の電圧は、 VB =VA −V(R2)−VBE(Q1)+V(R7)+VBE(Q11) +VBE(Q7)+V(R6) となり、上記と同様VBEはすべて等しく抵抗での電圧降
下は無視できるとすると、 =VA +VBE …(2) となる。
【0009】次に動作について説明する。このように設
計された出力回路200では、ホールアンプから制御信
号が供給される入力A点の電圧が上がってくると、高電
位側プリドライバー回路210のトランジスタQ8,Q
9のエミッタ電圧が上がってくるため抵抗R10へ流れ
る電流が増加し、上記トランジスタQ8〜Q10で構成
される差動増幅器の出力電流であるトランジスタQ12
のベース電流が増加し、これにより高電位側出力トラン
ジスタQ12の流す出力電流が増加する。
計された出力回路200では、ホールアンプから制御信
号が供給される入力A点の電圧が上がってくると、高電
位側プリドライバー回路210のトランジスタQ8,Q
9のエミッタ電圧が上がってくるため抵抗R10へ流れ
る電流が増加し、上記トランジスタQ8〜Q10で構成
される差動増幅器の出力電流であるトランジスタQ12
のベース電流が増加し、これにより高電位側出力トラン
ジスタQ12の流す出力電流が増加する。
【0010】この時、低電位側出力駆動回路202で
も、各トランジスタのベース,エミッタ間のVBE電圧を
出すため微小電流を流しているので、低電位側出力トラ
ンジスタQ13は上記高電位側トランジスタQ12の出
力する電流を引込み、この引き込んだ電流が貫通電流と
なる。この貫通電流は、電圧帰還回路220の内部ノー
ドB点の電圧が上がってトランジスタQ4が飽和し、こ
れがトランジスタQ7へ電流を供給しなくなるまで流れ
る。
も、各トランジスタのベース,エミッタ間のVBE電圧を
出すため微小電流を流しているので、低電位側出力トラ
ンジスタQ13は上記高電位側トランジスタQ12の出
力する電流を引込み、この引き込んだ電流が貫通電流と
なる。この貫通電流は、電圧帰還回路220の内部ノー
ドB点の電圧が上がってトランジスタQ4が飽和し、こ
れがトランジスタQ7へ電流を供給しなくなるまで流れ
る。
【0011】例えば上記内部ノードB点の電圧が電源電
圧の12Vになった時トランジスタQ4が飽和すると仮
定すると、トランジスタのVBEをVBE=0.7Vとした
場合、入力Aの電圧VA がVA =11. 3Vまで、つま
り出力Cの電圧VC がVC =10.6Vにまで上がらな
いと出力トランジスタQ12,Q13を貫通する貫通電
流が無くならない。
圧の12Vになった時トランジスタQ4が飽和すると仮
定すると、トランジスタのVBEをVBE=0.7Vとした
場合、入力Aの電圧VA がVA =11. 3Vまで、つま
り出力Cの電圧VC がVC =10.6Vにまで上がらな
いと出力トランジスタQ12,Q13を貫通する貫通電
流が無くならない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のモー
タ用ICの出力回路では、入力A点の電圧の上昇により
高電位側出力トランジスタQ12の流す電流が大きくな
ってくると、低電位側出力トランジスタQ13がその電
流を引込んで貫通電流が流ることとなり、この貫通電流
は電圧帰還回路の内部ノードB点の電圧が所定電圧以上
になってバイアス回路240のトランジスタQ4が飽和
するまで流れ続けるという問題点があった。
タ用ICの出力回路では、入力A点の電圧の上昇により
高電位側出力トランジスタQ12の流す電流が大きくな
ってくると、低電位側出力トランジスタQ13がその電
流を引込んで貫通電流が流ることとなり、この貫通電流
は電圧帰還回路の内部ノードB点の電圧が所定電圧以上
になってバイアス回路240のトランジスタQ4が飽和
するまで流れ続けるという問題点があった。
【0013】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、低電位側プリドライバー回路へ
バイアス電流を供給するバイアス回路の出力飽和電圧を
低下させることができ、これにより高電位側及び低電位
側出力トランジスタを貫通する貫通電流を低減するとと
もに、貫通電流の発生する出力電圧の範囲を小さくする
ことができる出力回路を有するモータ駆動回路を得るこ
とを目的とする。
ためになされたもので、低電位側プリドライバー回路へ
バイアス電流を供給するバイアス回路の出力飽和電圧を
低下させることができ、これにより高電位側及び低電位
側出力トランジスタを貫通する貫通電流を低減するとと
もに、貫通電流の発生する出力電圧の範囲を小さくする
ことができる出力回路を有するモータ駆動回路を得るこ
とを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に係るモータ駆
動回路は、制御入力に応じて駆動電流をモータに出力す
る出力回路を、高電位電源と低電位電源との間に直列に
接続され、その接続点を出力端子とする高電位側及び低
電位側の出力トランジスタと、該各出力トランジスタに
ベース電流を供給する高電位側及び低電位側プリドライ
バー回路と、上記低電位側プリドライバー回路に動作用
バイアス電流を供給するバイアス回路と、上記高電位電
源からバイアス回路へ供給される電源電位を降下させる
電圧降下手段とを備えた回路構成としたものである。
動回路は、制御入力に応じて駆動電流をモータに出力す
る出力回路を、高電位電源と低電位電源との間に直列に
接続され、その接続点を出力端子とする高電位側及び低
電位側の出力トランジスタと、該各出力トランジスタに
ベース電流を供給する高電位側及び低電位側プリドライ
バー回路と、上記低電位側プリドライバー回路に動作用
バイアス電流を供給するバイアス回路と、上記高電位電
源からバイアス回路へ供給される電源電位を降下させる
電圧降下手段とを備えた回路構成としたものである。
【0015】この発明は上記モータ駆動回路において、
上記低電位側プリドライバー回路及びバイアス回路を、
それぞれ上記電圧降下手段を構成するダイオードを介し
て高電位電源に接続したものである。
上記低電位側プリドライバー回路及びバイアス回路を、
それぞれ上記電圧降下手段を構成するダイオードを介し
て高電位電源に接続したものである。
【0016】この発明は上記モータ駆動回路において、
上記バイアス回路を、上記電圧降下手段を構成するダイ
オードあるいは抵抗を介して高電位電源に接続し、上記
低電位側プリドライバー回路を高電位電源に直接接続し
たものである。
上記バイアス回路を、上記電圧降下手段を構成するダイ
オードあるいは抵抗を介して高電位電源に接続し、上記
低電位側プリドライバー回路を高電位電源に直接接続し
たものである。
【0017】この発明は上記モータ駆動回路において、
ベースを共通接続した第1及び第2のトランジスタの各
エミッタを高電位電源に接続し、第2のトランジスタの
コレクタをベースに接続してなる第1のミラー回路と、
ベースを共通接続した第3及び第4のトランジスタのエ
ミッタをそれぞれ第1及び第2のトランジスタのコレク
タに接続し、第3のトランジスタのコレクタをベースに
接続してなる第2のミラー回路とを備え、上記電圧降下
手段を上記第1のミラー回路から構成し、上記バイアス
回路を第2のミラー回路を含む回路構成としたものであ
る。
ベースを共通接続した第1及び第2のトランジスタの各
エミッタを高電位電源に接続し、第2のトランジスタの
コレクタをベースに接続してなる第1のミラー回路と、
ベースを共通接続した第3及び第4のトランジスタのエ
ミッタをそれぞれ第1及び第2のトランジスタのコレク
タに接続し、第3のトランジスタのコレクタをベースに
接続してなる第2のミラー回路とを備え、上記電圧降下
手段を上記第1のミラー回路から構成し、上記バイアス
回路を第2のミラー回路を含む回路構成としたものであ
る。
【0018】この発明は上記モータ駆動回路において、
上記出力回路を、上記高電位側出力トランジスタ及び高
電位側プリドライバー回路からなる高電位側出力駆動回
路と、低電位側出力トランジスタ、低電位側プリドライ
バー回路及びバイアス回路からなる低電位出力駆動回路
とをそれぞれ第1相ないし第3相用として3組有すると
ともに、上記各相用の低電位出力駆動回路のバイアス回
路へ高電位電源から供給される電源電位を降下させる電
圧降下手段を備えた回路構成としたものである。
上記出力回路を、上記高電位側出力トランジスタ及び高
電位側プリドライバー回路からなる高電位側出力駆動回
路と、低電位側出力トランジスタ、低電位側プリドライ
バー回路及びバイアス回路からなる低電位出力駆動回路
とをそれぞれ第1相ないし第3相用として3組有すると
ともに、上記各相用の低電位出力駆動回路のバイアス回
路へ高電位電源から供給される電源電位を降下させる電
圧降下手段を備えた回路構成としたものである。
【0019】
【作用】この発明においては、高電位電源からバイアス
回路に供給される電源電位を降下させる電圧降下手段を
備えたから、低電位側プリドライバー回路へのバイアス
出力の飽和電圧が低下し、低電位側出力トランジスタへ
のベース電流が出力電圧が小さいうちにカットされるこ
ととなり、これにより貫通電流の値を小さくするととも
に貫通電流の流れる出力電圧範囲も狭くすることができ
る。
回路に供給される電源電位を降下させる電圧降下手段を
備えたから、低電位側プリドライバー回路へのバイアス
出力の飽和電圧が低下し、低電位側出力トランジスタへ
のベース電流が出力電圧が小さいうちにカットされるこ
ととなり、これにより貫通電流の値を小さくするととも
に貫通電流の流れる出力電圧範囲も狭くすることができ
る。
【0020】またこの発明においては、上記電圧降下手
段をダイオードあるいは抵抗により構成しているため、
回路構成の簡単な変更により上記貫通電流の低減を図る
ことができる。
段をダイオードあるいは抵抗により構成しているため、
回路構成の簡単な変更により上記貫通電流の低減を図る
ことができる。
【0021】またこの発明においては、上記バイアス回
路を上記電圧降下手段を構成するダイオードを介して高
電位電源に接続し、上記低電位側プリドライバー回路を
高電位電源に直接接続したので、ダイオードの基板上で
占める面積を小さく抑えることができる。
路を上記電圧降下手段を構成するダイオードを介して高
電位電源に接続し、上記低電位側プリドライバー回路を
高電位電源に直接接続したので、ダイオードの基板上で
占める面積を小さく抑えることができる。
【0022】またこの発明においては、直列接続の第1
及び第2のミラー回路を設け、上記第1のミラー回路を
電圧降下手段として、また第2のミラー回路をバイアス
回路における電圧帰還回路へバイアス電流を供給する回
路として用いたので、上記と同様、低電位側プリドライ
バー回路へのバイアス出力の飽和電圧が低下し、これに
より貫通電流の値を小さくかつ貫通電流の流れる出力電
圧範囲を狭くすることができる。
及び第2のミラー回路を設け、上記第1のミラー回路を
電圧降下手段として、また第2のミラー回路をバイアス
回路における電圧帰還回路へバイアス電流を供給する回
路として用いたので、上記と同様、低電位側プリドライ
バー回路へのバイアス出力の飽和電圧が低下し、これに
より貫通電流の値を小さくかつ貫通電流の流れる出力電
圧範囲を狭くすることができる。
【0023】またこの発明においては、上記出力回路
を、上記高電位側出力トランジスタ及び高電位側プリド
ライバー回路からなる高電位出力駆動回路と、低電位側
出力トランジスタ、低電位側プリドライバー回路、及び
バイアス回路からなる低電位出力駆動回路とをそれぞれ
第1相ないし第3相用として3組有するとともに、上記
各相用の低電位出力駆動回路のバイアス回路へ高電位電
源から供給される電源電圧を降下させる電圧降下手段を
備えた回路構成としたので、各相の低電位側出力駆動回
路の電圧降下手段を3相分まとめて1個のダイオードに
より実現することが可能となり、貫通電流の抑制効果に
加えて3相駆動の出力回路における素子の増加を最小限
に抑えることができる。
を、上記高電位側出力トランジスタ及び高電位側プリド
ライバー回路からなる高電位出力駆動回路と、低電位側
出力トランジスタ、低電位側プリドライバー回路、及び
バイアス回路からなる低電位出力駆動回路とをそれぞれ
第1相ないし第3相用として3組有するとともに、上記
各相用の低電位出力駆動回路のバイアス回路へ高電位電
源から供給される電源電圧を降下させる電圧降下手段を
備えた回路構成としたので、各相の低電位側出力駆動回
路の電圧降下手段を3相分まとめて1個のダイオードに
より実現することが可能となり、貫通電流の抑制効果に
加えて3相駆動の出力回路における素子の増加を最小限
に抑えることができる。
【0024】
【実施例】以下この発明の実施例を図について説明す
る。 実施例1.図1はこの発明の第1の実施例によるモータ
用ICの出力回路を説明するための回路図である。図に
おいて101は本実施例のモータ用ICの出力回路で、
従来の出力回路200の回路構成において、低電位側プ
リドライバー回路220及びバイアス回路240を、そ
れぞれ電圧降下手段100aを構成するダイオードD1
を介して電源Vccに接続し、バイアス回路240及び電
圧帰還回路230に供給される電源電位を低下させたも
のであり、その他の構成は従来の出力回路200と全く
同一である。
る。 実施例1.図1はこの発明の第1の実施例によるモータ
用ICの出力回路を説明するための回路図である。図に
おいて101は本実施例のモータ用ICの出力回路で、
従来の出力回路200の回路構成において、低電位側プ
リドライバー回路220及びバイアス回路240を、そ
れぞれ電圧降下手段100aを構成するダイオードD1
を介して電源Vccに接続し、バイアス回路240及び電
圧帰還回路230に供給される電源電位を低下させたも
のであり、その他の構成は従来の出力回路200と全く
同一である。
【0025】すなわち、この出力回路101は、高電位
側出力駆動回路201における入力A点から出力C点ま
での経路を構成するトランジスタのベース,エミッタ間
電圧VBEと、低電位側出力駆動回路202における入力
A点から出力C点までの経路を構成するトランジスタの
ベース,エミッタ間電圧VBEとが釣り合った状態で駆動
電流が出力されるようになっており、上記出力回路10
1において出力C点の電圧はほぼ次式で表される。
側出力駆動回路201における入力A点から出力C点ま
での経路を構成するトランジスタのベース,エミッタ間
電圧VBEと、低電位側出力駆動回路202における入力
A点から出力C点までの経路を構成するトランジスタの
ベース,エミッタ間電圧VBEとが釣り合った状態で駆動
電流が出力されるようになっており、上記出力回路10
1において出力C点の電圧はほぼ次式で表される。
【0026】つまり、上記高電位側出力駆動回路201
の回路構成に基づいて VC =VA −V(R1)−VBE(Q8)+VBE(Q9)−VBE(Q12) が得られ、上記低電位側出力駆動回路202の回路構成
に基づいて VC =VA −V(R2)−VBE(Q1)+V(R7)+VBE(Q11) +VBE(Q11) +VBE(Q7)+V(R6)−VBE(Q5)−VBE(Q6) が得られる。
の回路構成に基づいて VC =VA −V(R1)−VBE(Q8)+VBE(Q9)−VBE(Q12) が得られ、上記低電位側出力駆動回路202の回路構成
に基づいて VC =VA −V(R2)−VBE(Q1)+V(R7)+VBE(Q11) +VBE(Q11) +VBE(Q7)+V(R6)−VBE(Q5)−VBE(Q6) が得られる。
【0027】ここでVBEはすべて等しく抵抗の電圧降下
を無視できるとすると、上記各式とも VC =VA −VBE …(3) となる。
を無視できるとすると、上記各式とも VC =VA −VBE …(3) となる。
【0028】また同様に電圧帰還回路220の内部ノー
ドB点の電圧は VB =VA −V(R2)−VBE(Q1)+V(R7)+VBE(Q11) +VBE(Q7)+V(R6) となり、上記と同様VBEはすべて等しく抵抗は電圧降下
は無視できるとすると、 =VA −VBE …(4) となる。
ドB点の電圧は VB =VA −V(R2)−VBE(Q1)+V(R7)+VBE(Q11) +VBE(Q7)+V(R6) となり、上記と同様VBEはすべて等しく抵抗は電圧降下
は無視できるとすると、 =VA −VBE …(4) となる。
【0029】次に動作について説明する。上記出力回路
101の入力A点の電圧があがってくると、高電位側プ
リドライバー回路210のトランジスタQ8,Q9のエ
ミッタ電圧が上がってくるため、抵抗R10への流れる
電流が増加し、トランジスタQ8〜Q10で構成される
差動増幅器の出力電流であるトランジスタQ12のベー
ス電流が増加し、これによりトランジスタQ12の流す
出力電流が増加する。
101の入力A点の電圧があがってくると、高電位側プ
リドライバー回路210のトランジスタQ8,Q9のエ
ミッタ電圧が上がってくるため、抵抗R10への流れる
電流が増加し、トランジスタQ8〜Q10で構成される
差動増幅器の出力電流であるトランジスタQ12のベー
ス電流が増加し、これによりトランジスタQ12の流す
出力電流が増加する。
【0030】この時低電位側出力駆動回路202でも、
各トランジスタのベース,エミッタ間の電圧VBEを出す
ため、微小電流を流しているので、低電位側出力トラン
ジスタQ13は高電位側出力トランジスタQ12の出力
する電流を引込み、この引き込んだ電流が貫通電流とな
る。この貫通電流は電圧帰還回路220の内部ノードB
点の電圧が上がってトランジスタQ4が飽和し、トラン
ジスタQ7へ電流を供給しなくなるまで流れる。ここま
での動作は従来と全く同一である。
各トランジスタのベース,エミッタ間の電圧VBEを出す
ため、微小電流を流しているので、低電位側出力トラン
ジスタQ13は高電位側出力トランジスタQ12の出力
する電流を引込み、この引き込んだ電流が貫通電流とな
る。この貫通電流は電圧帰還回路220の内部ノードB
点の電圧が上がってトランジスタQ4が飽和し、トラン
ジスタQ7へ電流を供給しなくなるまで流れる。ここま
での動作は従来と全く同一である。
【0031】そして本実施例の出力回路101では、バ
イアス回路240と電源Vccとの間にダイオードD1が
挿入されているため、バイアス回路240のトランジス
タQ4は、電圧帰還回路220の内部ノードB点の電圧
がダイオードD1の順方向電圧分だけ電源電圧(12
V)より低い電圧,ここでは11.3Vになった時、飽
和する。この時上記(3) ,(4) 式から入力A点の電圧V
A はVA =10.6Vであるから、出力C点の電圧VC
がVC =9.9Vまで上がれば出力トランジスタQ1
2,Q13を貫通して流れる貫通電流が止まることとな
る。
イアス回路240と電源Vccとの間にダイオードD1が
挿入されているため、バイアス回路240のトランジス
タQ4は、電圧帰還回路220の内部ノードB点の電圧
がダイオードD1の順方向電圧分だけ電源電圧(12
V)より低い電圧,ここでは11.3Vになった時、飽
和する。この時上記(3) ,(4) 式から入力A点の電圧V
A はVA =10.6Vであるから、出力C点の電圧VC
がVC =9.9Vまで上がれば出力トランジスタQ1
2,Q13を貫通して流れる貫通電流が止まることとな
る。
【0032】図7は貫通電流が発生する様子を、本実施
例の出力回路101と従来の出力回路200とで比較し
て示す図であり、本出力回路101では図に示すように
貫通電流のピークが小さく、しかも貫通電流が発生する
出力電圧の範囲が狭くなっていることがわかる。
例の出力回路101と従来の出力回路200とで比較し
て示す図であり、本出力回路101では図に示すように
貫通電流のピークが小さく、しかも貫通電流が発生する
出力電圧の範囲が狭くなっていることがわかる。
【0033】このように本実施例では、低電位側プリド
ライバー回路220及びバイアス回路240を、それぞ
れ電圧降下手段100aを構成するダイオードをD1介
して電源Vccに接続し、バイアス回路240へ供給され
る電源電位を低下させたので、低電位側プリドライバー
回路220への動作用バイアス出力の飽和電圧が低下す
ることとなる。これにより低電位側出力トランジスタQ
13へのベース電流がカットされる時の出力C点の電位
が低下することとなり、貫通電流のピーク値及び貫通電
流が発生する出力電圧の範囲をともに小さくすることが
できる。
ライバー回路220及びバイアス回路240を、それぞ
れ電圧降下手段100aを構成するダイオードをD1介
して電源Vccに接続し、バイアス回路240へ供給され
る電源電位を低下させたので、低電位側プリドライバー
回路220への動作用バイアス出力の飽和電圧が低下す
ることとなる。これにより低電位側出力トランジスタQ
13へのベース電流がカットされる時の出力C点の電位
が低下することとなり、貫通電流のピーク値及び貫通電
流が発生する出力電圧の範囲をともに小さくすることが
できる。
【0034】実施例2.図2は本発明の第2の実施例に
よるモータ用ICの出力回路を説明するための回路図で
あり、図において102は本実施例のモータ用ICの出
力回路で、バイアス回路240と電源Vccとの間に順方
向ダイオードD2を電圧降下手段101bとして挿入
し、バイアス回路240に供給される電源Vccからの電
位を低下させたものである。
よるモータ用ICの出力回路を説明するための回路図で
あり、図において102は本実施例のモータ用ICの出
力回路で、バイアス回路240と電源Vccとの間に順方
向ダイオードD2を電圧降下手段101bとして挿入
し、バイアス回路240に供給される電源Vccからの電
位を低下させたものである。
【0035】この実施例の出力回路102においても、
電圧帰還回路220の内部ノードB点の電位はやはり電
源Vccより1VBE分に相当する電圧(0.7V)分下が
っているので上記第1の実施例と同様の効果がある。
電圧帰還回路220の内部ノードB点の電位はやはり電
源Vccより1VBE分に相当する電圧(0.7V)分下が
っているので上記第1の実施例と同様の効果がある。
【0036】またこの実施例では、電源Vccからバイア
ス回路240への電流だけがダイオードD2を通過する
ので、第1実施例のダイオードD1のようにバイアス回
路240及び電圧帰還回路230への電流が通過するも
のに比べて、電圧降下手段を構成するダイオードが基板
上で占める面積を半減することができる。
ス回路240への電流だけがダイオードD2を通過する
ので、第1実施例のダイオードD1のようにバイアス回
路240及び電圧帰還回路230への電流が通過するも
のに比べて、電圧降下手段を構成するダイオードが基板
上で占める面積を半減することができる。
【0037】図3は本発明の第2の実施例の変形例によ
るモータ用ICの出力回路を説明するための回路図であ
り、図において102aは本変形例のモータ用ICの出
力回路で、上記第2の実施例の出力回路102におい
て、ダイオードD2に代えて、バイアス回路240と電
源Vccとの間に抵抗R13を挿入したものである。
るモータ用ICの出力回路を説明するための回路図であ
り、図において102aは本変形例のモータ用ICの出
力回路で、上記第2の実施例の出力回路102におい
て、ダイオードD2に代えて、バイアス回路240と電
源Vccとの間に抵抗R13を挿入したものである。
【0038】この場合も電圧帰還回路220の内部ノー
ドB点の電位は電源VccからV(R13) 分下がることとな
り、上記実施例と同様な効果がある。
ドB点の電位は電源VccからV(R13) 分下がることとな
り、上記実施例と同様な効果がある。
【0039】実施例3.図4は本発明の第3の実施例に
よるモータ用ICの出力回路を説明するための回路図で
あり、図において103は本実施例のモータ用ICの出
力回路で、第1実施例の出力回路101において、上記
ダイオードD1及びトランジスタQ4に代えて、トラン
ジスタQ4A〜Q4Dからなるウィルソン形ミラー回路
100dを用いたものである。
よるモータ用ICの出力回路を説明するための回路図で
あり、図において103は本実施例のモータ用ICの出
力回路で、第1実施例の出力回路101において、上記
ダイオードD1及びトランジスタQ4に代えて、トラン
ジスタQ4A〜Q4Dからなるウィルソン形ミラー回路
100dを用いたものである。
【0040】すなわち、ベースを共通接続した第1及び
第2のトランジスタQ4A及びQ4Bの各エミッタを電
源Vccに接続し、第2のトランジスタQ4Bのコレクタ
をベースに接続してなる第1のミラー回路100d1
と、ベースを共通接続した第3及び第4のトランジスタ
Q4C及びQ4Dのエミッタをそれぞれ第1及び第2の
トランジスタQ4A及びQ4Bのコレクタに接続し、第
3のトランジスタQ4Cのコレクタをベースに接続して
なる第2のミラー回路100d2 とを備え、上記電圧降
下手段を上記第1のミラー回路100d1 から構成し、
上記バイアス回路140を第2のミラー回路100d2
を含む回路構成としたものである。
第2のトランジスタQ4A及びQ4Bの各エミッタを電
源Vccに接続し、第2のトランジスタQ4Bのコレクタ
をベースに接続してなる第1のミラー回路100d1
と、ベースを共通接続した第3及び第4のトランジスタ
Q4C及びQ4Dのエミッタをそれぞれ第1及び第2の
トランジスタQ4A及びQ4Bのコレクタに接続し、第
3のトランジスタQ4Cのコレクタをベースに接続して
なる第2のミラー回路100d2 とを備え、上記電圧降
下手段を上記第1のミラー回路100d1 から構成し、
上記バイアス回路140を第2のミラー回路100d2
を含む回路構成としたものである。
【0041】この実施例では、直列接続の第1及び第2
のミラー回路100d1 ,100d2 を設け、上記第1
のミラー回路100d1 を電圧降下手段として、また第
2のミラー回路100d2 をバイアス回路140におけ
る電圧帰還回路230へバイアス電流を供給する回路と
して用いたので、上記第1実施例と同様低電位側プリド
ライバー回路220への動作用バイアス出力の飽和電圧
が低下することとなる。これにより低電位側出力トラン
ジスタQ13へのベース電流がカットされる時の出力C
点の電位が低下することとなり、貫通電流のピーク値及
び貫通電流が発生する出力電圧の範囲をともに小さくす
ることができる。
のミラー回路100d1 ,100d2 を設け、上記第1
のミラー回路100d1 を電圧降下手段として、また第
2のミラー回路100d2 をバイアス回路140におけ
る電圧帰還回路230へバイアス電流を供給する回路と
して用いたので、上記第1実施例と同様低電位側プリド
ライバー回路220への動作用バイアス出力の飽和電圧
が低下することとなる。これにより低電位側出力トラン
ジスタQ13へのベース電流がカットされる時の出力C
点の電位が低下することとなり、貫通電流のピーク値及
び貫通電流が発生する出力電圧の範囲をともに小さくす
ることができる。
【0042】実施例4.図5は本発明の第4の実施例に
よるモータ用ICの出力回路を説明するための回路図で
あり、図において104は本実施例のモータ用ICの出
力回路で、この出力回路104は、上記高電位側出力ト
ランジスタQ12及び高電位側プリドライバー回路21
0からなるU相,V相,W相用の高電位出力駆動回路2
01a〜201cと、低電位側出力トランジスタ13、
低電位側プリドライバー回路220、電圧帰還回路23
0、及びバイアス回路240からなるU相,V相,W相
用の低電位出力駆動回路202a〜202cとを備え、
上記各相用の低電位出力駆動回路202a〜202cに
は、電圧降下手段100eとしてのダイオードD3を介
して電源Vccを供給するようにしたものである。
よるモータ用ICの出力回路を説明するための回路図で
あり、図において104は本実施例のモータ用ICの出
力回路で、この出力回路104は、上記高電位側出力ト
ランジスタQ12及び高電位側プリドライバー回路21
0からなるU相,V相,W相用の高電位出力駆動回路2
01a〜201cと、低電位側出力トランジスタ13、
低電位側プリドライバー回路220、電圧帰還回路23
0、及びバイアス回路240からなるU相,V相,W相
用の低電位出力駆動回路202a〜202cとを備え、
上記各相用の低電位出力駆動回路202a〜202cに
は、電圧降下手段100eとしてのダイオードD3を介
して電源Vccを供給するようにしたものである。
【0043】この実施例では、各相の低電位側出力駆動
回路の電圧降下手段を3相分まとめて1個のダイオード
D3により実現することができ、第1実施例の効果に加
えて3相駆動の出力回路における素子の増加を最小限に
抑えることができる効果がある。
回路の電圧降下手段を3相分まとめて1個のダイオード
D3により実現することができ、第1実施例の効果に加
えて3相駆動の出力回路における素子の増加を最小限に
抑えることができる効果がある。
【0044】なお、この実施例では3相駆動の出力回路
を示したが、2相駆動あるいは4相以上の駆動の出力回
路でもよい。
を示したが、2相駆動あるいは4相以上の駆動の出力回
路でもよい。
【0045】
【発明の効果】以上のようにこの発明に係るモータ駆動
回路によれば、その出力回路において、バイアス回路に
供給される電源電位を降下させる電圧降下手段を備えた
ので、低電位側プリドライバー回路へのバイアス出力の
飽和電圧が低下して低電位側出力トランジスタへのベー
ス電流がカットされる時の出力電圧が低下することとな
り、これにより貫通電流のピーク値及び貫通電流の流れ
る出力電圧範囲を小さくすることができる効果がある。
回路によれば、その出力回路において、バイアス回路に
供給される電源電位を降下させる電圧降下手段を備えた
ので、低電位側プリドライバー回路へのバイアス出力の
飽和電圧が低下して低電位側出力トランジスタへのベー
ス電流がカットされる時の出力電圧が低下することとな
り、これにより貫通電流のピーク値及び貫通電流の流れ
る出力電圧範囲を小さくすることができる効果がある。
【0046】またこの発明によれば上記モータ駆動回路
において、上記電圧降下手段をダイオードあるいは抵抗
により構成しているので、回路構成の簡単な変更により
上記貫通電流の低減を図ることができる効果がある。
において、上記電圧降下手段をダイオードあるいは抵抗
により構成しているので、回路構成の簡単な変更により
上記貫通電流の低減を図ることができる効果がある。
【0047】またこの発明によれば上記モータ駆動回路
において、上記バイアス回路を上記電圧降下手段を構成
するダイオードを介して高電位電源に接続し、上記低電
位側プリドライバー回路を高電位電源に直接接続したの
で、ダイオードの基板上で占める面積を小さく抑えるこ
とができる。
において、上記バイアス回路を上記電圧降下手段を構成
するダイオードを介して高電位電源に接続し、上記低電
位側プリドライバー回路を高電位電源に直接接続したの
で、ダイオードの基板上で占める面積を小さく抑えるこ
とができる。
【0048】またこの発明によれば上記モータ駆動回路
において、直列接続の第1及び第2のミラー回路を設
け、上記第1のミラー回路を電圧降下手段として、また
第2のミラー回路をバイアス回路における電圧帰還回路
へバイアス電流を供給する回路として用いたので、上記
と同様、低電位側プリドライバー回路へのバイアス出力
の飽和電圧が低下し、これにより貫通電流の値を小さく
かつ貫通電流の流れる出力電圧範囲を狭くすることがで
きる効果がある。
において、直列接続の第1及び第2のミラー回路を設
け、上記第1のミラー回路を電圧降下手段として、また
第2のミラー回路をバイアス回路における電圧帰還回路
へバイアス電流を供給する回路として用いたので、上記
と同様、低電位側プリドライバー回路へのバイアス出力
の飽和電圧が低下し、これにより貫通電流の値を小さく
かつ貫通電流の流れる出力電圧範囲を狭くすることがで
きる効果がある。
【0049】またこの発明によれば上記モータ駆動回路
において、上記出力回路を、上記高電位側出力トランジ
スタ及び高電位側プリドライバー回路からなる高電位出
力回路と、低電位側の出力トランジスタ、低電位側プリ
ドライバー回路、電圧帰還回路、及びバイアス回路から
なる低電位出力回路とをそれぞれ第1相ないし第3相用
として3組有するとともに、上記各相用の低電位出力回
路のバイアス回路へ高電位電源から供給される電源電圧
を降下させる電圧降下手段を備えた回路構成としたの
で、各相の低電位側出力駆動回路の電圧降下手段を3相
分まとめて1個のダイオードにより実現することがで
き、上記貫通電流の抑制効果に加えて3相駆動の出力回
路における素子の増加を最小限に抑えることができる効
果がある。
において、上記出力回路を、上記高電位側出力トランジ
スタ及び高電位側プリドライバー回路からなる高電位出
力回路と、低電位側の出力トランジスタ、低電位側プリ
ドライバー回路、電圧帰還回路、及びバイアス回路から
なる低電位出力回路とをそれぞれ第1相ないし第3相用
として3組有するとともに、上記各相用の低電位出力回
路のバイアス回路へ高電位電源から供給される電源電圧
を降下させる電圧降下手段を備えた回路構成としたの
で、各相の低電位側出力駆動回路の電圧降下手段を3相
分まとめて1個のダイオードにより実現することがで
き、上記貫通電流の抑制効果に加えて3相駆動の出力回
路における素子の増加を最小限に抑えることができる効
果がある。
【図1】この発明の第1の実施例によるモータ用ICの
出力回路を説明するための回路図である。
出力回路を説明するための回路図である。
【図2】この発明の第2の実施例によるモータ用ICの
出力回路を説明するための回路図である。
出力回路を説明するための回路図である。
【図3】上記第2の実施例の変形例によるモータ用IC
の出力回路を説明するための回路図である。
の出力回路を説明するための回路図である。
【図4】この発明の第3の実施例によるモータ用ICの
出力回路を説明するための回路図である。
出力回路を説明するための回路図である。
【図5】この発明の第4の実施例によるモータ用ICの
出力回路を説明するための回路図である。
出力回路を説明するための回路図である。
【図6】従来のモータ用ICの出力回路を説明するため
の回路図である。
の回路図である。
【図7】この発明及び従来の出力回路における貫通電流
の発生する様子をグラフで示す図である。
の発生する様子をグラフで示す図である。
100a〜100e 電圧降下手段 100d1 ,100d2 第1,第2のミラー回路 101,102,102a,103,104 モータ用
ICの出力回路 140,240 バイアス回路 201 高電位側出力駆動回路 202 低電位側出力駆動回路 210 高電位側プリドライバー回路 220 低電位側プリドライバー回路 230 電圧帰還回路 Q1〜Q13 トランジスタ D1〜D3 ダイオード R1〜R12 抵抗 C1 コンデンサ
ICの出力回路 140,240 バイアス回路 201 高電位側出力駆動回路 202 低電位側出力駆動回路 210 高電位側プリドライバー回路 220 低電位側プリドライバー回路 230 電圧帰還回路 Q1〜Q13 トランジスタ D1〜D3 ダイオード R1〜R12 抵抗 C1 コンデンサ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のモー
タ用ICの出力回路では、入力A点の電圧の上昇により
高電位側出力トランジスタQ12の流す電流が大きくな
ってくると、低電位側出力トランジスタQ13がその電
流を引込んで貫通電流が流れることとなり、この貫通電
流は電圧帰還回路の内部ノードB点の電圧が所定電圧以
上になってバイアス回路240のトランジスタQ4が飽
和するまで流れ続けるという問題点があった。
タ用ICの出力回路では、入力A点の電圧の上昇により
高電位側出力トランジスタQ12の流す電流が大きくな
ってくると、低電位側出力トランジスタQ13がその電
流を引込んで貫通電流が流れることとなり、この貫通電
流は電圧帰還回路の内部ノードB点の電圧が所定電圧以
上になってバイアス回路240のトランジスタQ4が飽
和するまで流れ続けるという問題点があった。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、低電位側プリドライバー回路へ
バイアス電流を供給するバイアス回路の出力を入力A点
の電圧がより低い時点で飽和させることができ、これに
より高電位側及び低電位側出力トランジスタを貫通する
貫通電流を低減するとともに、貫通電流の発生する出力
電圧の範囲を小さくすることができる出力回路を有する
モータ駆動回路を得ることを目的とする。
ためになされたもので、低電位側プリドライバー回路へ
バイアス電流を供給するバイアス回路の出力を入力A点
の電圧がより低い時点で飽和させることができ、これに
より高電位側及び低電位側出力トランジスタを貫通する
貫通電流を低減するとともに、貫通電流の発生する出力
電圧の範囲を小さくすることができる出力回路を有する
モータ駆動回路を得ることを目的とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】また同様に電圧帰還回路220の内部ノー
ドB点の電圧は VB =VA −V(R2)−VBE(Q1)+V(R7)+VBE(Q11) +VBE(Q7)+V(R6) となり、上記と同様VBEはすべて等しく抵抗は電圧降下
は無視できるとすると、 =VA +VBE …(4) となる。
ドB点の電圧は VB =VA −V(R2)−VBE(Q1)+V(R7)+VBE(Q11) +VBE(Q7)+V(R6) となり、上記と同様VBEはすべて等しく抵抗は電圧降下
は無視できるとすると、 =VA +VBE …(4) となる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】このように本実施例では、低電位側プリド
ライバー回路220及びバイアス回路240を、それぞ
れ電圧降下手段100aを構成するダイオードをD1介
して電源Vccに接続し、バイアス回路240へ供給され
る電源電位を低下させたので、低電位側プリドライバー
回路220への動作用バイアス出力を入力A点の電圧が
より低い時点で飽和させることとなる。これにより低電
位側出力トランジスタQ13へのベース電流がカットさ
れる時の出力C点の電位が低下することとなり、貫通電
流のピーク値及び貫通電流が発生する出力電圧の範囲を
ともに小さくすることができる。
ライバー回路220及びバイアス回路240を、それぞ
れ電圧降下手段100aを構成するダイオードをD1介
して電源Vccに接続し、バイアス回路240へ供給され
る電源電位を低下させたので、低電位側プリドライバー
回路220への動作用バイアス出力を入力A点の電圧が
より低い時点で飽和させることとなる。これにより低電
位側出力トランジスタQ13へのベース電流がカットさ
れる時の出力C点の電位が低下することとなり、貫通電
流のピーク値及び貫通電流が発生する出力電圧の範囲を
ともに小さくすることができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】この実施例では、直列接続の第1及び第2
のミラー回路100d1 ,100d2 を設け、上記第1
のミラー回路100d1 を電圧降下手段として、また第
2のミラー回路100d2 をバイアス回路140におけ
る電圧帰還回路230へバイアス電流を供給する回路と
して用いたので、上記第1実施例と同様低電位側プリド
ライバー回路220への動作用バイアス出力を入力A点
の電圧がより低い時点で飽和させることとなる。これに
より低電位側出力トランジスタQ13へのベース電流が
カットされる時の出力C点の電位が低下することとな
り、貫通電流のピーク値及び貫通電流が発生する出力電
圧の範囲をともに小さくすることができる。
のミラー回路100d1 ,100d2 を設け、上記第1
のミラー回路100d1 を電圧降下手段として、また第
2のミラー回路100d2 をバイアス回路140におけ
る電圧帰還回路230へバイアス電流を供給する回路と
して用いたので、上記第1実施例と同様低電位側プリド
ライバー回路220への動作用バイアス出力を入力A点
の電圧がより低い時点で飽和させることとなる。これに
より低電位側出力トランジスタQ13へのベース電流が
カットされる時の出力C点の電位が低下することとな
り、貫通電流のピーク値及び貫通電流が発生する出力電
圧の範囲をともに小さくすることができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】
【発明の効果】以上のようにこの発明に係るモータ駆動
回路によれば、その出力回路において、バイアス回路に
供給される電源電位を降下させる電圧降下手段を備えた
ので、低電位側プリドライバー回路へのバイアス出力を
入力A点の電圧がより低い時点で飽和させることができ
低電位側出力トランジスタへのベース電流がカットされ
る時の出力電圧が低下することとなり、これにより貫通
電流のピーク値及び貫通電流の流れる出力電圧範囲を小
さくすることができる効果がある。
回路によれば、その出力回路において、バイアス回路に
供給される電源電位を降下させる電圧降下手段を備えた
ので、低電位側プリドライバー回路へのバイアス出力を
入力A点の電圧がより低い時点で飽和させることができ
低電位側出力トランジスタへのベース電流がカットされ
る時の出力電圧が低下することとなり、これにより貫通
電流のピーク値及び貫通電流の流れる出力電圧範囲を小
さくすることができる効果がある。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】またこの発明によれば上記モータ駆動回路
において、直列接続の第1及び第2のミラー回路を設
け、上記第1のミラー回路を電圧降下手段として、また
第2のミラー回路をバイアス回路における電圧帰還回路
へバイアス電流を供給する回路として用いたので、上記
と同様、低電位側プリドライバー回路へのバイアス出力
を入力A点の電圧がより低い時点で飽和させることがで
き、これにより貫通電流の値を小さくかつ貫通電流の流
れる出力電圧範囲を狭くすることができる効果がある。
において、直列接続の第1及び第2のミラー回路を設
け、上記第1のミラー回路を電圧降下手段として、また
第2のミラー回路をバイアス回路における電圧帰還回路
へバイアス電流を供給する回路として用いたので、上記
と同様、低電位側プリドライバー回路へのバイアス出力
を入力A点の電圧がより低い時点で飽和させることがで
き、これにより貫通電流の値を小さくかつ貫通電流の流
れる出力電圧範囲を狭くすることができる効果がある。
Claims (5)
- 【請求項1】 高電位電源と低電位電源との間に接続さ
れ、制御入力に応じた駆動電流をモータに供給する出力
回路を有するモータ駆動回路において、 上記出力回路は、 高電位電源と低電位電源との間に直列に接続され、その
接続点を出力端子とする高電位側及び低電位側の出力ト
ランジスタと、 該高電位側及び低電位側出力トランジスタにベース電流
を供給する高電位側及び低電位側プリドライバー回路
と、 上記低電位側プリドライバー回路に動作用バイアス電流
を供給するバイアス回路と、 上記高電位側電源からバイアス回路に供給される電源電
圧を降下させる電圧降下手段とを備えたことを特徴とす
るモータ駆動回路。 - 【請求項2】 請求項1記載のモータ駆動回路におい
て、 上記低電位側プリドライバー回路及びバイアス回路は、
それぞれ上記電圧降下手段を構成するダイオードを介し
て高電位電源に接続されていることを特徴とするモータ
駆動回路。 - 【請求項3】 請求項1記載のモータ駆動回路におい
て、 上記バイアス回路は、上記電圧降下手段を構成するダイ
オードあるいは抵抗を介して高電位電源に接続されてお
り、 上記低電位側プリドライバー回路は、高電位電源に直接
接続されていることを特徴とするモータ駆動回路。 - 【請求項4】 請求項1記載のモータ駆動回路におい
て、 ベースを共通接続した第1及び第2のトランジスタの各
エミッタを高電位電源に接続し、第2のトランジスタの
コレクタをベースに接続してなる第1のミラー回路と、 ベースを共通接続した第3及び第4のトランジスタのエ
ミッタをそれぞれ第1及び第2のトランジスタのコレク
タに接続し、第3のトランジスタのコレクタをベースに
接続してなる第2のミラー回路とを備えており、 上記電圧降下手段は上記第1のミラー回路からなり、上
記バイアス回路は第2のミラー回路を含んでいることを
特徴とするモータ駆動回路。 - 【請求項5】 請求項1記載のモータ駆動回路におい
て、 上記出力回路は、 上記高電位側出力トランジスタ及び高電位側プリドライ
バー回路からなる高電位出力駆動回路と、低電位側出力
トランジスタ、低電位側プリドライバー回路、電圧帰還
回路、及びバイアス回路からなる低電位出力駆動回路と
をそれぞれ第1相ないし第3相用として3組有し、 上記各相用低電位出力駆動回路のバイアス回路へ高電位
電源から供給される電源電位を降下させる電圧降下手段
を備えたことを特徴とするモータ駆動回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4266681A JPH0690590A (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | モータ駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4266681A JPH0690590A (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | モータ駆動回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0690590A true JPH0690590A (ja) | 1994-03-29 |
Family
ID=17434220
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4266681A Pending JPH0690590A (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | モータ駆動回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0690590A (ja) |
-
1992
- 1992-09-08 JP JP4266681A patent/JPH0690590A/ja active Pending
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