JPH069102Y2 - 側溝用蓋板 - Google Patents

側溝用蓋板

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JPH069102Y2
JPH069102Y2 JP1988067704U JP6770488U JPH069102Y2 JP H069102 Y2 JPH069102 Y2 JP H069102Y2 JP 1988067704 U JP1988067704 U JP 1988067704U JP 6770488 U JP6770488 U JP 6770488U JP H069102 Y2 JPH069102 Y2 JP H069102Y2
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JP1988067704U
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JPH01174482U (ja
Inventor
慎二 池口
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池口工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、道路の側縁等に施工される側溝の上面を閉
じるための側溝用蓋板に関する。
従来技術 従来の側溝用蓋板Fは、施用されるU字溝Uの幅に等し
い長方形のコンクリート製の板体であって(第7図)、
その両短辺の中央部には、手掛け用の台形の凹部F1,
F1が形成されている。そこで、施工後は、隣接する蓋
板F,Fの境界部に、凹部F1,F1が合成されてでき
る偏平な六角形の孔を開口させることができる。また、
この孔は、単に蓋板Fをまくり上げるための手掛けとな
るばかりでなく、蓋板Fの上面の雨水を、U字溝U内に
効率よく流下させることができる。
しかしながら、かかる蓋板は、隣接する2枚の境界部に
形成される孔が大きいために、歩行する女性や子供の履
き物が孔に落ち込み、ときとして、思わぬ怪我をするこ
とがあり得る上、ごみや落葉等の異物がU字溝内に侵入
し易く、U字溝が詰まる原因にもなりかねない。
そこで、透水性材料からなる上板と、適当な強度の下板
とを組み合わせてなる蓋板が提案されている(実開昭6
2−103887号公報)。このものは、上板が透水性
であるために、上板上の雨水は、上板を通して下板側に
浸透することができ、下板に設ける排水孔を介し、U字
構内に流下させることができる。すなわち、上板の上面
には、危険な排水孔を開口させる必要がない。
考案が解決しようとする課題 かかる従来技術によるときは、透水材料からなる上板
は、その強度が小さく、脆いために、施工時や保守時に
おいて、上板を欠損させてしまうことが少なくないとい
う問題があった。
そこで、この考案の目的は、かかる従来技術の問題に鑑
み、上板の上面側に必要最小限に開口する係止孔を設け
ることによって、歩行者に対する安全性が万全であり、
しかも、取扱いが容易であり、施工時等において上板を
欠損させたりするおそれが極めて少ない側溝用蓋板を提
供することにある。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するためのこの考案の構成は、透水性
材料からなる上板と、所定の強度を有し、上面側から下
面側に水抜き可能な下板とを組み合わせてなり、上板に
は、吊上げ用の係止孔を形成し、この係止孔は、逆T字
状のフック棒の下端部を挿入して回転させ得るように、
長孔と下面側の座ぐりとを組み合わせて形成することを
その要旨とする。
また、下板には、水抜き孔を形成し、下板の上面には、
水抜き孔に水を導く凹部を形成することができる。
さらに、上板と下板とは、別体または一体に形成するこ
とができる。
作用 かかる考案の構成によるときは、上板は透水性材料から
なるので、上板の上面の雨水は、上板に浸透してこれを
透過し、下板の上面に到達することにより、下板を介し
てU字溝に流下する。そこで、上板の上面には、雨水を
U字溝に流下させるための孔は、全く開口させる必要が
なく、したがって、吊上げ用の係止孔は、必要最小限の
大きさに留めることができる。
また、下板の上面に凹部を形成すれば、下板に達した雨
水は、一層効率よく水抜き孔に導かれ、U字溝に流下さ
せることができる。
上板と下板とを別体に形成すれば、それぞれを個別に取
り扱うことができるので、取扱い単位の重量を軽くする
ことができ、また、両者を一体に形成すれば、下板によ
って全体の強度を高めることができるので、施工時にお
いて上板を破損させてしまうおそれをさらに少なくする
ことができる。
実施例 以下、図面を以って実施例を説明する。
側溝用蓋板は、上板11と下板12とを組み合わせてな
る(第1図)。
上板11は、トヨコン(東洋電化工業(株))またはポ
ラコン(小沢コンクリート工業(株))等の商品名で知
られる透水性コンクリート、あるいは多孔質セラミック
スなどの透水性材料からなる長方形の板体であって、そ
の中央部には、吊上げ用係止孔11aが形成されてい
る。
係止孔11aは、丸孔11b付きの長孔11cと、上板
11の下面側の円形の座ぐり11dとを組み合わせて形
成し(第2図、第3図)、丸孔11bと長孔11cと
は、上板11の上面から、座ぐり11dの天面11eに
まで貫通して形成されている。上板11の幅Wは、使用
するU字溝Uの開口幅dに適合させるものとする(第4
図)。また、その長さLは、適宜に定めれば足りる(第
1図)。
下板12は、上板11と同一サイズの板体であり、その
上面の適当個所には、上面から下面に貫通する水抜き孔
12a,12a…を形成する一方、その中央部には、上
板11の係止孔11aとほぼ同形の係止孔12bが形成
されている。ただし、係止孔12bの下面側には、円形
の座ぐりは、必ずしも設ける必要はない。
いま、U字溝Uに対して、まず、下板12を被せた後、
下板12の上面に上板11を重ねて施工すると、U字溝
Uの上面を完全に閉じることができる(第4図)。この
とき、上板11の上面には、小さい係止孔11aが開口
するのみであるので、上板11上を歩行する歩行者に対
し、危険な事態が発生するおそれは全くない。また、上
板11は透水性材料からなるので、上板11上の雨水
は、速やかに上板11を透過して、下板12の上面にま
で浸透する。そこで、この雨水は、下板12の水抜き孔
12a,12a…を介し、U字溝Uに流下することがで
きる。なお、透水性材料からなる上板11は、フィルタ
の役目をし、ごみや落葉等がU字溝U内に侵入すること
を防ぐ。
上板11を上方にまくり上げときは、専用の逆T字状の
フック棒Hを用いる(第3図)。フック棒Hの下端に
は、フックH1を形成し、上端部には、吊上げ用のリン
グH2を形成してある。
いま、フックH1は、係止孔11aの丸孔11bの直径
より十分に長く、長孔11cの長さよりやや短いものと
すれば、フック棒Hの下端部は、フックH1を長孔11
cに挿入するようにして、係止孔11aに挿入すること
ができる。そこで、フックH1が座ぐり11dの天面1
1eを越えるまで深く挿入されたときに、フック棒11
を水平方向に回転させると、フックH1は、天面11e
に対して下方から係合させることができるから、その状
態でフック棒Hを上方に引き上げることにより、上板1
1を上方に吊り上げるようにしてまくり上げることがで
きる。
このようにして上板11を吊り上げて取り除いた後は、
係止孔12bにフック棒Hを挿入し、全く同様にして、
下板12をも吊り上げることができる。
他の実施例 下板12の上面には、上板11を透過する雨水を効果的
に水抜き孔12a,12a…に導くために、凹部12c
を形成することができる(第5図)。凹部12cの形状
は、その目的に適合する限り、任意に定めてよく、単な
る平皿状の他に、たとえば、水抜き孔12aに向って低
く傾斜する浅い鉢状、または溝状等にしてもよいものと
する。また、その平面形状も、円形のみならず、任意に
定めてよい。
上板11と下板12とは、前実施例のように、互いに独
立して別体に形成し、使用時に重ね合わせることもでき
るが、これに代えて、両者は、最初から一体に形成する
こともできる。このときは、1枚の蓋板の上部のみが透
水性となるように、一体に打込み成型することもできる
が、独立に成型した上板11と下板12とを、セメント
モルタルまたは他の適当な接着剤を介し、貼合せ構造と
することもできる。前者の場合は、係止孔11a,12
bは、その上面から下面に貫通する1個の係止孔11a
として形成すればよく、また、後者の場合は、上板11
と下板12との各係止孔11a,12bを同一個所に形
成して、貼合せにより、連続する1個の係止孔11aが
形成されるようにすればよい。
なお、この実施例においては、フック棒Hは、必ず蓋板
の下面にまで挿入することができるから、係止孔11a
の座ぐり11dは、必ずしも必要ではない。
上板11、下板12は、その長辺側の側端面は、組み合
わせるU字溝Uの形状に合わせ、下方に先細に傾斜させ
てもよい(第6図)。
また、下板12の係止孔12bは、水抜き孔12a,1
2a…を利用して上方に吊り上げることができる場合に
は、これを省略することができる。さらに、水抜き孔1
2a,12a…の形状は、係止孔12bの有無に拘ら
ず、円形以外の任意の形状にしてよいものとし、この極
端な例としては、グレーチングのような格子構造の部材
であって、その上面側から下面側に自由に水抜き可能で
あり、しかも所定の強度を有するものを下板12として
用いてもよい。
考案の効果 以上説明したように、この考案によれば、透水性材料か
らなる上板と、その上板を保持する下板とを組み合わ
せ、上板には、逆T字状のフック棒に適合する係止孔を
形成することによって、上板の上面には、必要最小限の
小さい係止孔が開口するのみであるから、歩行者に危険
を及ぼすおそれがなく、しかも、係止孔を利用すること
により、取扱いが容易であり、施工時等においても、上
板を欠損させたりするおそれが極めて少ないという優れ
た効果がある。
また、係止孔は、下面側の座ぐりを伴うから、上板は、
それを下板や他の上板に密着して積み重ねた場合であっ
ても、フック棒を介し、その上側のものから順に支障な
く吊り上げることができ、取扱い上極めて便利であると
いう効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は実施例を示し、第1図は分解斜視
説明図、第2図は第1図のX−X線矢視拡大断面図、第
3図は係止孔の使用状態説明図、第4図は使用状態を示
す断面説明図である。 第5図と第6図は、それぞれ別の実施例を示し、第5図
は下板の断面図、第6図は第4図相当の要部断面説明図
である。 第7図は従来例を示す斜視図である。 H……フック棒 11……上板 11a……係止孔 11c……長孔、11d……座ぐり 12……下板 12a……水抜き孔、12c……凹部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】透水性材料からなる上板と、所定の強度を
    有し、上面側から下面側に水抜き可能な下板とを組み合
    わせてなり、前記上板には、吊上げ用の係止孔を形成
    し、該係止孔は、逆T字状のフック棒の下端部を挿入し
    て回転させ得るように、長孔と下面側の座ぐりとを組み
    合わせて形成することを特徴とする側溝用蓋板。
  2. 【請求項2】前記下板には、水抜き孔を形成することを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の側溝用
    蓋板。
  3. 【請求項3】前記下板の上面には、前記水抜き孔に水を
    導く凹部を形成することを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第2項記載の側溝用蓋板。
  4. 【請求項4】前記上板と下板とは、別体に形成すること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項ないし第3
    項のいずれか記載の側溝用蓋板。
  5. 【請求項5】前記上板と下板とは、一体に形成すること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項ないし第3
    項のいずれか記載の側溝用蓋板。
JP1988067704U 1988-05-23 1988-05-23 側溝用蓋板 Expired - Lifetime JPH069102Y2 (ja)

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JPH01174482U JPH01174482U (ja) 1989-12-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5551911U (ja) * 1978-09-30 1980-04-05
JPS62103887U (ja) * 1985-12-21 1987-07-02

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JPH01174482U (ja) 1989-12-12

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