JPH069182U - ロック釦の取付構造 - Google Patents

ロック釦の取付構造

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JPH069182U
JPH069182U JP4653992U JP4653992U JPH069182U JP H069182 U JPH069182 U JP H069182U JP 4653992 U JP4653992 U JP 4653992U JP 4653992 U JP4653992 U JP 4653992U JP H069182 U JPH069182 U JP H069182U
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裕一 玉川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロック釦本体とロック爪とを有し、電子機器
の筐体本体の外面に位置付けられたロック釦本体を押圧
することにより筐体本体に取付けられた取付体とロック
爪の係合を解除するようにされたロック釦の取付構造に
おいて、ロック釦を取付けるために筐体本体に形成され
る穴部から筐体本体内に水しぶきが侵入することを防止
すること。 【構成】 ロック釦本体31には、筐体本体21の穴部
21aに挿入され先端に形成された爪部32aが筐体内
壁面21eと係合させられる脚部32が設けられ、ロッ
ク釦本体31と筐体外壁面21dとの間には、脚部32
を囲繞し外壁面21dとロック釦本体31とで圧縮され
た弾性体36が設けられ、ロック釦本体31は弾性体3
6の弾性力で筐体本体21から離間する方向へ押圧され
ている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電子機器の筐体本体に取付けられた取付体と係合させられるロック爪 を有するロック釦の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5乃至図8に従来の携帯形電話機を示す。
【0003】 この電話機(電子機器)の筐体は、筐体本体1とこの筐体本体1に基端が軸3 を介して回動自在に取付けられた送話部ケース(取付体)5とで構成されている 。筐体本体1には機器の機能を構成する回路部6やその他の電子部品が収納され ており、送話部ケース5の先端側には送話器(図示せず)が収納されている。ま た、この送話部ケース5は筐体本体1から開く状態(図5に一点鎖線で示された 送話部ケース5の状態)にスプリング8で付勢されている。そして、電話機不使 用時は、ロック釦9に送話部ケース5が係合させられて閉じた状態とされ、使用 時はロック釦9を押圧して係合状態を解除し、送話部ケース5を開く構成となっ ている。このロック釦9の取付構造は次のようになっている。
【0004】 ロック釦9は、図6に示す如く、操作者が押圧するためのロック釦本体11、 このロック釦本体11に立設されたガイドピン12、このガイドピン12と直交 させてロック釦11に立設され送話部ケ−ス5側の爪部5aと係合させられるロ ック爪13とが一体に形成されている。
【0005】 このロック釦9の筐体本体1への取付けは、ガイドピン12を圧縮コイルバネ 15に挿入し、ロック釦本体11を筐体本体1に形成されたガイド穴1aに筐体 本体1の内側から挿入し、また、ロック爪13を筐体本体1に形成された穴部 1bに筐体本体1の内側から挿入することによりなされる。これで、図7に示す 如く、ロック釦本体11は圧縮コイルバネ15で押圧され、筐体本体1の側面 1cから突出した状態となる。また、ロック爪13は筐体本体1から送話部ケ− ス5に向けて突出する状態となる。
【0006】 従って、送話部ケ−ス5を閉じるとロック爪13が送話部ケ−ス5の爪部5a と係合し、送話部ケ−ス5は筐体本体1にロックされる。また、図8に示す如く 、ロック釦本体11を押圧すると爪部5aに対するロック爪13の係合状態が解 除され、送話部ケ−ス5はスプリング8の作用により開かれる。
【0007】 しかしながら、上記ロック釦9の取付構造によると、筐体本体1には、ガイド 穴1aとロック釦本体11との間及び穴部1bとロック爪13との間に隙間が生 じ、この隙間から水しぶきが筐体本体1内に侵入するという不具合があった。ま た、ロックを解除するべくロック釦本体11を押圧する場合に、圧縮コイルバネ 15に対応するロック釦本体11の部分A点を正確に押圧していれば問題はない が、A点からずれた部分、特にロック爪13から離れている部分を押圧すると、 ロック釦9が傾きロック爪13による爪部5aの係合状態が解除されないという 問題があった。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
上述の如く、従来の取付構造では、ロック釦を取付けるために筐体本体に形成 される穴部から筐体本体内に水しぶきが侵入するという不具合があった。また、 ロック釦の押し方によっては、筐体本体に取付けられた取付体とロック爪との係 合状態が解除されない場合があった。
【0009】 本考案はこのような従来の欠点を解決するべくなされたものであり、ロック釦 を取付けることにより水しぶきが侵入する隙間が筐体本体に生じることのないロ ック釦の取付構造の提供を第1の目的とし、ロック釦を押圧することにより円滑 にロックを解除できるロック釦の取付構造の提供を第2の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】 本考案では、電子機器の筐体本体の外壁面に位置付けられるロック釦本体とこ のロック釦本体に設けられ前記筐体本体に取付けられた取付体と係合させられる ロック爪とを有し、前記ロック釦本体が前記筐体本体に接近する方向に移動させ られることにより前記取付体に対する前記ロック爪の係合状態が解除されるロッ ク釦の取付構造において、前記ロック釦本体には、前記筐体本体に形成された穴 部に挿入され先端に形成された爪部が前記筐体本体の内壁面と係合して前記穴部 からの抜けを阻止される脚部が設けられ、前記ロック釦本体と前記筐体本体の外 壁面との間には、前記脚部を囲繞し前記外壁面と前記ロック釦本体とで圧縮され た弾性体が設けられ、前記ロック釦本体は前記弾性体の弾性力で前記筐体本体か ら離間する方向へ押圧された構成となっている。
【0011】 また、弾性体は、ロック爪が設けられたロック釦本体の部分から遠ざかるに従 って弾性力が大きくなる形状とすると良い。
【0012】
【作用】
本考案では、ロック釦本体に立設された脚部は弾性体で囲繞され、この弾性体 は筐体本体の外壁面とロック釦本体とで圧縮されているので、脚部を挿入するた めの筐体本体の穴部と脚部との間に隙間が生じていても、筐体本体はこの弾性体 により外部から密閉される。また、弾性体の形状を、ロック爪が設けられたロッ ク釦本体の部分から遠ざかるに従って弾性力を強くする形状とするならば、ロッ ク釦本体を押圧したときに、ロック爪が設けられたロック釦本体の部分の動きは 他の部分の動きよりも円滑になる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1乃至図4を参照して詳述する。
【0014】 図1は本考案に係る取付構造を説明する分解斜視図、図2は図1のA−A線断 面図、図3は取付体とロック爪とを係合した状態での図1のB−B線断面図、図 4は取付体とロック爪との係合状態を解除した状態でのB−B線断面図である。
【0015】 本例に係るロック釦の取付構造は、図5に示す携帯電話機に用いたものであり 、電話機(電子機器)の筐体は、筐体本体21とこの筐体本体21に基端が軸3 を介して回動自在に取付けられた送話部ケ−ス(取付体)25とで構成さている 。また、筐体本体21には機器の機能を構成する回路部26やその他の電子部品 が収納されており、送話部ケ−ス25の先端側には送話器(図示せず)が収納さ れている。また、この送話部ケ−ス25は筐体本体21から開く状態にスプリン グ8で付勢されている。そして、電話機不使用時は、ロック釦29に送話部ケ− ス25が係合させられて閉じた状態とされ、使用時はロック釦29を押圧して係 合状態を解除し、送話部ケ−ス25を開く構成となっている。このロック釦29 の取付構造は次のようになっている。
【0016】 図1に示す如く、ロック釦29は、操作者が押圧するためのロック釦本体31 とこのロック釦本体31に立設された一対の脚部32と送話部ケ−ス25の爪部 25aと係合させられるロック爪33とがプラスチックにより一体形成されてな る。一対の脚部32は、その先端部分に、互いに反対方向へ向けて爪部32aが 設けられている。ロック爪33は脚部32と同方向へ中途まで延出された後脚部 32と直交する方向へ屈曲されている。
【0017】 筐体本体21の側部には前記した一対の脚部32が挿入される角形のガイド穴 21aが形成されている。また、筐体本体21の送話部ケ−ス25と対向する部 分には、ロック爪33を逃げるための凹部21cが形成されている。
【0018】 また、ロック釦本体31と筐体本体21の外壁面21dとの間には弾性体36 が介在させられる。この弾性体36はスポンジ等の伸縮の容易な発泡体で形成さ れており、ロック釦本体31の外形よりも若干小さめに形成されている。この弾 性体36には、一対の脚部32を挿入するための角穴36aが、ガイド穴21a よりも若干小さめに形成されている。また、弾性体36の板厚は、図2に示す如 く、ロック爪33が設けられたロック釦本体31の部分に近い方が薄くされ遠い 方が厚くされている。
【0019】 ロック釦29の筐体本体21への取付は、弾性体36の角穴36aへ脚部32 を挿入しさらにこの脚部32を筐体本体21のガイド穴21aに挿入することに よりなされる。これで、脚部32の爪部32aが筐体本体21の内壁面21eと 係合し、従ってガイド穴21aからの脚部32の抜けは阻止され、ロック釦29 は筐体本体21に取付けられる。また、ロック爪33は筐体本体21の凹部21 c内に位置付けられる。また、弾性体36は筐体外壁面21dとロック釦本体3 1とで圧縮され、従って、ロック釦本体31は弾性体36の弾性力により筐体本 体21から離間する方向へ押圧された状態となる。尚、本例では、弾性体36及 びロック釦本体31は筐体外面に形成された凹部21f内に位置付けられる構成 となっている。
【0020】 上記の如き構造となつているので、送話部ケ−ス25を閉じると、図3に示す 如く、ロック爪33が送話部ケ−ス25の爪部25aと係合し、送話部ケ−ス25 は筐体本体21にロックされる。また、図4に示す如く、ロック釦本体31を押 圧するとロック爪33も矢印方向へスライドし、爪部25aに対するロック爪33 の係合状態が解除され、送話部ケ−ス25はスプリング8の作用により開かれる 。この場合に、弾性体36の弾性力はロック爪寄の方が小さくなっているので、 ロック釦本体31への押圧により、ロック釦本体31のうちの爪33が設けられ ている部分が他の部分よりも容易に動くので、ロック爪33と爪部25aとの係 合状態は確実に解除される。
【0021】 尚、本例では、弾性体36の板厚をかえることにより、ロック爪33寄の弾性 体36の弾性力を弱めているがこれに限定されず、ロック爪33寄の弾性体36 の面積を小さくしても良い。
【0022】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のロック釦の取付構造では、ロック釦本体に立設 された脚部は弾性体で囲繞され、この弾性体は筐体本体の外壁面とロック釦本体 とで圧縮されているので、脚部を挿入するための穴部が筐体本体に形成されこの 穴部と脚部との間に隙間が生じていても、筐体本体はこの弾性体で外部から密閉 され、筐体本体内に水しぶきが侵入することはない。また、弾性体の形状をロッ ク爪が設けられたロック釦本体の部分から遠くなるに従って弾性力を強くする形 状とするならば、ロック釦本体を押圧したときに、ロック爪が設けられたロック 釦本体の部分の動きは他の部分の動きより円滑となり、従って、ロック爪による 取付体のロックを確実に解除できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るロック釦の取付構造を
説明する分解斜視図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】取付体とロック爪とが係合した状態での図1の
B−B線断面図。
【図4】取付体とロック爪との係合状態が解除された状
態での図1のB−B線断面図。
【図5】携帯形電話機の側面図。
【図6】従来のロック釦の取付構造の分解斜視図。
【図7】取付体とロック爪とが係合した状態での図6の
断面図。
【図8】取付体とロック爪との係合状態が解除された状
態での図6の断面図。
【符号の説明】
21……筐体本体 21a…穴部 21d…外壁面 21e…内壁面 25……取付体 29……ロック釦 31……ロック釦本体 32……脚部 32a…爪部 33……ロック爪 36……弾性体

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器の筐体本体の外壁面に位置付け
    られるロック釦本体とこのロック釦本体に設けられ前記
    筐体本体に取付けられた取付体と係合させられるロック
    爪とを有し、前記ロック釦本体が前記筐体本体に接近す
    る方向に移動させられることにより前記取付体に対する
    前記ロック爪の係合状態が解除されるロック釦の取付構
    造において、前記ロック釦本体には、前記筐体本体に形
    成された穴部に挿入され先端に形成された爪部が前記筐
    体本体の内壁面と係合して前記穴部からの抜けを阻止さ
    れる脚部が設けられ、前記ロック釦本体と前記筐体本体
    の外壁面との間には、前記脚部を囲繞し前記外壁面と前
    記ロック釦本体とで圧縮された弾性体が設けられ、前記
    ロック釦本体は前記弾性体の弾性力で前記筐体本体から
    離間する方向へ押圧されていることを特徴とするロック
    釦の取付構造。
  2. 【請求項2】 弾性体は、ロック爪が設けられたロック
    釦本体の部分から遠ざかるに従って弾性力が大きくなる
    形状とされていることを特徴とする請求項1記載のロッ
    ク釦の取付構造。
JP4653992U 1992-07-03 1992-07-03 ロック釦の取付構造 Expired - Lifetime JP2556538Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008065810A (ja) * 2006-09-05 2008-03-21 Twinhead Internatl Corp 係止フック構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008065810A (ja) * 2006-09-05 2008-03-21 Twinhead Internatl Corp 係止フック構造

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