JPH0692552B2 - マーキングペン用インキ組成物 - Google Patents
マーキングペン用インキ組成物Info
- Publication number
- JPH0692552B2 JPH0692552B2 JP2335032A JP33503290A JPH0692552B2 JP H0692552 B2 JPH0692552 B2 JP H0692552B2 JP 2335032 A JP2335032 A JP 2335032A JP 33503290 A JP33503290 A JP 33503290A JP H0692552 B2 JPH0692552 B2 JP H0692552B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink composition
- water
- resin
- marking pen
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、マーキングペン用インキ組成物に関し、詳し
くは、経時安定性にすぐれ、更に、消去性インキ組成物
の場合は、経時的な消去性にもすぐれる水性マーキング
ペン用インキ組成物に関する。
くは、経時安定性にすぐれ、更に、消去性インキ組成物
の場合は、経時的な消去性にもすぐれる水性マーキング
ペン用インキ組成物に関する。
(従来の技術) 従来、多孔質樹脂や樹脂含浸した繊維束からなるペン先
を備えたマーキングペン用インキ組成物は、例えば、特
開昭49−29号公報や特公昭62−9148号公報等に記載され
ているように、一般に、着色剤、樹脂、その他の添加剤
を有機溶媒に分散又は溶解させて調製されており、上記
有機溶剤としては、通常、アルコール類、ケトン類、芳
香族炭化水素類が多用されている。しかし、これら有機
溶剤は、一般に、臭気を有するのみならず、多くは毒性
を有しているので、近年、水性のマーキングペン用イン
キ組成物が種々提案されている。
を備えたマーキングペン用インキ組成物は、例えば、特
開昭49−29号公報や特公昭62−9148号公報等に記載され
ているように、一般に、着色剤、樹脂、その他の添加剤
を有機溶媒に分散又は溶解させて調製されており、上記
有機溶剤としては、通常、アルコール類、ケトン類、芳
香族炭化水素類が多用されている。しかし、これら有機
溶剤は、一般に、臭気を有するのみならず、多くは毒性
を有しているので、近年、水性のマーキングペン用イン
キ組成物が種々提案されている。
例えば、特開平1−174577号公報には、インキ組成物に
おける着色剤の分散性を高めると共に、筆記面上に形成
した筆跡の造膜性を高めるために、ポリビニルアルコー
ル等の水溶性の樹脂を配合してなる水性インキ組成物が
提案されている。しかし、ポリビニルアルコールは、分
子中の水酸基が分子内及び分子間で会合して、インキ組
成物の粘度を経時的に高めるので、インキ組成物は、そ
の結果として、経時的に筆記性が悪くなる。即ち、経時
の筆記安定性に劣る。例えば、インキ組成物をマーキン
グペンに充填後、長期にわたつて保存したようなとき
は、インキ組成物がペン先を浸透透過し難くなつて、筆
跡が掠れたり、或いは遂には筆記不能となつたりする。
おける着色剤の分散性を高めると共に、筆記面上に形成
した筆跡の造膜性を高めるために、ポリビニルアルコー
ル等の水溶性の樹脂を配合してなる水性インキ組成物が
提案されている。しかし、ポリビニルアルコールは、分
子中の水酸基が分子内及び分子間で会合して、インキ組
成物の粘度を経時的に高めるので、インキ組成物は、そ
の結果として、経時的に筆記性が悪くなる。即ち、経時
の筆記安定性に劣る。例えば、インキ組成物をマーキン
グペンに充填後、長期にわたつて保存したようなとき
は、インキ組成物がペン先を浸透透過し難くなつて、筆
跡が掠れたり、或いは遂には筆記不能となつたりする。
また、ポリビニルアルコールを配合した水性インキ組成
物は高湿度下で吸湿するので、所謂剥離剤を含有する消
去性インキ組成物の場合、筆跡の筆記面への密着性が高
まり、消去性の経時的に低下する。
物は高湿度下で吸湿するので、所謂剥離剤を含有する消
去性インキ組成物の場合、筆跡の筆記面への密着性が高
まり、消去性の経時的に低下する。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、従来の水性マーキングペン用インキ組成物に
おける上記した問題を解決するためになされたものであ
つて、経時の筆記性又は安定性にすぐれ、更に、消去性
インキ組成物の場合には、経時の消去性にもすぐれる水
性マーキングペン用インキ組成物を提供することを目的
とする。
おける上記した問題を解決するためになされたものであ
つて、経時の筆記性又は安定性にすぐれ、更に、消去性
インキ組成物の場合には、経時の消去性にもすぐれる水
性マーキングペン用インキ組成物を提供することを目的
とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、水、脂肪族低級アルコール、着色剤及び樹脂
を含有するマーキングペン用インキ組成物において、上
記樹脂がポリビニルベンザールであることを特徴とす
る。また、本発明による消去性インキ組成物は、上記に
加えて、筆跡に消去性を与える剥離剤を含有する。
を含有するマーキングペン用インキ組成物において、上
記樹脂がポリビニルベンザールであることを特徴とす
る。また、本発明による消去性インキ組成物は、上記に
加えて、筆跡に消去性を与える剥離剤を含有する。
本発明によるインキ組成物は、インキ組成物における着
色剤の分散性を高め、また、筆跡に筆記面上での付着性
や造膜性、レベリング性を与えるために、樹脂として、
ポリビニルベンザールを溶解含有している。このポリビ
ニルベンザールは、ポリビニルアルコールをベンズアル
デヒドでアセタール化してなるものであつて、本発明に
おいては、特に、重合度200〜800、ケン化度75〜99.5モ
ル%であるポリビニルアルコールを約6〜13モル%の範
囲でベンズアルデヒドでアセタール化してなるものが好
ましく用いられる。
色剤の分散性を高め、また、筆跡に筆記面上での付着性
や造膜性、レベリング性を与えるために、樹脂として、
ポリビニルベンザールを溶解含有している。このポリビ
ニルベンザールは、ポリビニルアルコールをベンズアル
デヒドでアセタール化してなるものであつて、本発明に
おいては、特に、重合度200〜800、ケン化度75〜99.5モ
ル%であるポリビニルアルコールを約6〜13モル%の範
囲でベンズアルデヒドでアセタール化してなるものが好
ましく用いられる。
このようなポリビニルベンザールは、水又は脂肪族低級
アルコールのそれぞれ単独には溶解しないが、水と脂肪
族低級アルコールとの混合溶剤にはよく溶解する。本発
明によるインキ組成物において、ポリビニルベンザール
は、通常、0.5〜15重量%、好ましくは、1〜6重量%
の範囲で配合される。配合量が余りに少ないときは、イ
ンキ組成物における着色剤の分散が不十分であり、ま
た、筆跡の造膜性を不十分であるので、筆記性に劣る。
他方、配合量が余りに多いときは、インキ組成物の粘度
が過度に高くなるので、同様に、筆記性に劣る。
アルコールのそれぞれ単独には溶解しないが、水と脂肪
族低級アルコールとの混合溶剤にはよく溶解する。本発
明によるインキ組成物において、ポリビニルベンザール
は、通常、0.5〜15重量%、好ましくは、1〜6重量%
の範囲で配合される。配合量が余りに少ないときは、イ
ンキ組成物における着色剤の分散が不十分であり、ま
た、筆跡の造膜性を不十分であるので、筆記性に劣る。
他方、配合量が余りに多いときは、インキ組成物の粘度
が過度に高くなるので、同様に、筆記性に劣る。
上述したように、本発明において用いるポリビニルベン
ザールは、水又は脂肪族低級アルコールのそれぞれ単独
には溶解しないが、水と脂肪族低級アルコールとの混合
溶剤にはよく溶解するので、本発明によるインキ組成物
においては、水と脂肪族低級アルコールとの混合物が溶
剤として用いられる。脂肪族低級アルコールは、水と任
意の割合で相溶するものが好ましくは、特に、エタノー
ルが好ましく用いられる。インキ組成物における溶剤量
は、通常、50〜90重量%の範囲である。
ザールは、水又は脂肪族低級アルコールのそれぞれ単独
には溶解しないが、水と脂肪族低級アルコールとの混合
溶剤にはよく溶解するので、本発明によるインキ組成物
においては、水と脂肪族低級アルコールとの混合物が溶
剤として用いられる。脂肪族低級アルコールは、水と任
意の割合で相溶するものが好ましくは、特に、エタノー
ルが好ましく用いられる。インキ組成物における溶剤量
は、通常、50〜90重量%の範囲である。
このような混合溶媒において、水と脂肪族低級アルコー
ルとの割合は、30:70〜70:30の範囲が好適である。ベン
ズアルデヒドのアセタール化度が高いほど、アルコール
の割合を高くすることが好ましい。
ルとの割合は、30:70〜70:30の範囲が好適である。ベン
ズアルデヒドのアセタール化度が高いほど、アルコール
の割合を高くすることが好ましい。
本発明によるマーキングペンインキ用組成物において、
着色剤としては、無彩色又は有彩色の顔料が好ましく用
いられる。例えば、カーボンブラツク、フタロシアニン
ブルー、フタロシアニングリーン等、任意のものが用い
られるが、これらに限定されるものではない。
着色剤としては、無彩色又は有彩色の顔料が好ましく用
いられる。例えば、カーボンブラツク、フタロシアニン
ブルー、フタロシアニングリーン等、任意のものが用い
られるが、これらに限定されるものではない。
着色剤は、インキ組成物において、通常、1〜30重量%
の範囲で配合される。着色剤を過多に含有させるとき
は、インキ組成物の粘度が高すぎるために、筆記性に劣
り、他方、着色剤の含量が少なすぎるときは、筆跡の濃
度が薄く、実用的ではない。
の範囲で配合される。着色剤を過多に含有させるとき
は、インキ組成物の粘度が高すぎるために、筆記性に劣
り、他方、着色剤の含量が少なすぎるときは、筆跡の濃
度が薄く、実用的ではない。
本発明によれば、水性インキ組成物において既に知られ
ている種々の剥離剤やその作用を助ける所謂剥離助剤を
含有させることによつて、消去性のマーキングペンイン
キ組成物とすることができる。消去性インキ組成物と
は、非吸収性乃至非透過性筆記面上に形成した筆跡を柔
らかい乾布や紙で拭き消すことができるインキ組成物を
いう。例えば、剥離剤としては、種々の微小な樹脂粒子
が用いられ、また、剥離助剤としては、例えば、常温で
液状の難揮発性水溶性物質や、或いは常温で液状の難揮
発性水不溶性物質の水性エマルジヨン等が用いられる。
ている種々の剥離剤やその作用を助ける所謂剥離助剤を
含有させることによつて、消去性のマーキングペンイン
キ組成物とすることができる。消去性インキ組成物と
は、非吸収性乃至非透過性筆記面上に形成した筆跡を柔
らかい乾布や紙で拭き消すことができるインキ組成物を
いう。例えば、剥離剤としては、種々の微小な樹脂粒子
が用いられ、また、剥離助剤としては、例えば、常温で
液状の難揮発性水溶性物質や、或いは常温で液状の難揮
発性水不溶性物質の水性エマルジヨン等が用いられる。
上記剥離剤としての樹脂粒子としては、例えば、ポリメ
タクリル酸メチル、アクリル−スチレン共重合体、ポリ
スチレン、ポリ塩化ビニル、エポキシ樹脂、メラミン樹
脂、ベンゾグアナミン樹脂等からなる微小な粒子、ま
た、ポリ酢酸ビニル、ポリスチレン、アクリル−スチレ
ン共重合体、ポリメタクリル酸メチル等からなる樹脂エ
マルジヨンが用いられる。
タクリル酸メチル、アクリル−スチレン共重合体、ポリ
スチレン、ポリ塩化ビニル、エポキシ樹脂、メラミン樹
脂、ベンゾグアナミン樹脂等からなる微小な粒子、ま
た、ポリ酢酸ビニル、ポリスチレン、アクリル−スチレ
ン共重合体、ポリメタクリル酸メチル等からなる樹脂エ
マルジヨンが用いられる。
このような剥離剤は、通常1〜50重量%好ましくは1〜
40重量%の範囲で含有される。インキ組成物において、
剥離剤の配合量が1重量%よりも少ないときは十分な筆
跡の消去性を得ることができず、他方、50重量%を越え
て過多に配合したときは、筆跡の色調を変化させること
があるので好ましくない。
40重量%の範囲で含有される。インキ組成物において、
剥離剤の配合量が1重量%よりも少ないときは十分な筆
跡の消去性を得ることができず、他方、50重量%を越え
て過多に配合したときは、筆跡の色調を変化させること
があるので好ましくない。
また、上記剥離助剤としての水溶性物質としては、例え
ば、グリセリン、エチレングリコール、プロピレングリ
コール等のグリコール類、ジエチレングリコール、トリ
エチレングリコール、ポリエチレングリコール、ジプロ
ピレングリコール、トリプロピレングリコール、ポリプ
ロピレングリコール等のポリアルキレングリコールを挙
げることができる。
ば、グリセリン、エチレングリコール、プロピレングリ
コール等のグリコール類、ジエチレングリコール、トリ
エチレングリコール、ポリエチレングリコール、ジプロ
ピレングリコール、トリプロピレングリコール、ポリプ
ロピレングリコール等のポリアルキレングリコールを挙
げることができる。
常温で液状の難揮発性水不溶性物質の水性エマルジヨン
としては、例えば、脂肪族カルボン酸エステル、グリセ
リド、高級炭化水素等の水性エマルジヨンを挙げること
ができる。
としては、例えば、脂肪族カルボン酸エステル、グリセ
リド、高級炭化水素等の水性エマルジヨンを挙げること
ができる。
このような剥離助剤は、通常、インキ組成物において20
重量%以下、好ましくは10重量%以下の範囲で用いられ
る。インキ組成物において、剥離助剤の配合量が20重量
%を越えるときは、剥離助剤の分散性が悪く、得られる
インキ組成物は、却つて消去性が阻害される。
重量%以下、好ましくは10重量%以下の範囲で用いられ
る。インキ組成物において、剥離助剤の配合量が20重量
%を越えるときは、剥離助剤の分散性が悪く、得られる
インキ組成物は、却つて消去性が阻害される。
剥離剤や剥離助剤は、既に消去性インキ組成物の分野に
おいてよく知られており、本発明においても、前記例示
に限定されるものではない。
おいてよく知られており、本発明においても、前記例示
に限定されるものではない。
更に、本発明によるインキ組成物は、上記以外に、必要
に応じて、通常、水性インキ組成物に配合される任意の
pH調整剤や防腐剤を含有していてもよい。
に応じて、通常、水性インキ組成物に配合される任意の
pH調整剤や防腐剤を含有していてもよい。
(実施例) 以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこ
れら実施例により何ら限定されるものではない。
れら実施例により何ら限定されるものではない。
実施例1 重合度500、ケン化度88モル%のポリビニルアルコール1
80gを水1750gに加え、90℃で約2時間攪拌して溶解させ
た。この後、45℃に冷却し、これに35重量%濃度の塩酸
55gを加え、更に20℃まで冷却した。
80gを水1750gに加え、90℃で約2時間攪拌して溶解させ
た。この後、45℃に冷却し、これに35重量%濃度の塩酸
55gを加え、更に20℃まで冷却した。
次いで、これに純度99%のベンズアルデヒド25gを加
え、20℃で4時間反応させて、白濁した反応混合物を得
た。
え、20℃で4時間反応させて、白濁した反応混合物を得
た。
この反応混合物を攪拌下に20重量%濃度の水酸化ナトリ
ウム水溶液に105gを加えて中和し、脱水することによつ
て、スラリー状の含水樹脂を得た。この含水樹脂に水と
エタノールとを加えて樹脂を溶解させ、水/エタノール
(1/1)を溶媒とする10重量%のポリビニルベンザール
溶液を得た。
ウム水溶液に105gを加えて中和し、脱水することによつ
て、スラリー状の含水樹脂を得た。この含水樹脂に水と
エタノールとを加えて樹脂を溶解させ、水/エタノール
(1/1)を溶媒とする10重量%のポリビニルベンザール
溶液を得た。
この溶液をポリエチレンフイルム上に流延し、乾燥させ
て透明なフイルムを得た。このフイルムをDMSO−d6溶液
に溶解し、1H−NMRによつて測定したベンザール化度は
8モル%であつた。
て透明なフイルムを得た。このフイルムをDMSO−d6溶液
に溶解し、1H−NMRによつて測定したベンザール化度は
8モル%であつた。
このようにして得られた10重量%のポリビニルベンザー
ル溶液30g、カーボンブラツク5g、アクリル−スチレン
共重合体樹脂(昭和高分子(株)製ポリゾールAT−201
1)6g及びポリエチレングリコール(平均分子量200)2g
を水/エタノール混合溶液(1/1)65g中に溶解分散させ
て、黒色インキ組成物を得た。
ル溶液30g、カーボンブラツク5g、アクリル−スチレン
共重合体樹脂(昭和高分子(株)製ポリゾールAT−201
1)6g及びポリエチレングリコール(平均分子量200)2g
を水/エタノール混合溶液(1/1)65g中に溶解分散させ
て、黒色インキ組成物を得た。
実施例2 重合度500、ケン化度98モル%のポリビニルアルコール1
80gとベンズアルデヒド28gを用いた以外は、実施例1と
同様にして、水/エタノール(6/4)を溶媒とするベン
ザール化度9モル%のポリビニルベンザールの10重量%
溶液を得た。
80gとベンズアルデヒド28gを用いた以外は、実施例1と
同様にして、水/エタノール(6/4)を溶媒とするベン
ザール化度9モル%のポリビニルベンザールの10重量%
溶液を得た。
このようにして得られた10重量%のポリビニルベンザー
ル溶液50g、カーボンブラツク4g、アクリル−スチレン
共重合体樹脂(昭和高分子(株)製ポリゾールAT−201
1)4g及びポリエチレングリコール(平均分子量200)2g
を水/エタノール混合溶液(6/4)45g中に溶解分散させ
て、黒色インキ組成物を得た。
ル溶液50g、カーボンブラツク4g、アクリル−スチレン
共重合体樹脂(昭和高分子(株)製ポリゾールAT−201
1)4g及びポリエチレングリコール(平均分子量200)2g
を水/エタノール混合溶液(6/4)45g中に溶解分散させ
て、黒色インキ組成物を得た。
実施例3 重合度300、ケン化度80モル%のポリビニルアルコール1
80gとベンズアルデヒド20gを用いた以外は、実施例1と
同様にして、水/エタノール(7/3)を溶媒とするベン
ザール化度6モル%のポリビニルベンザールの15重量%
溶液を得た。
80gとベンズアルデヒド20gを用いた以外は、実施例1と
同様にして、水/エタノール(7/3)を溶媒とするベン
ザール化度6モル%のポリビニルベンザールの15重量%
溶液を得た。
このようにして得られた15重量%のポリビニルベンザー
ル溶液30g、カーボンブラツク6g、ポリスチレン樹脂
(旭化成工業(株)製ラテツクスSBL8801)15g及びジエ
チレングリコール3gを水/エタノール混合溶液(7/3)4
5g中に溶解分散させて、黒色インキ組成物を得た。
ル溶液30g、カーボンブラツク6g、ポリスチレン樹脂
(旭化成工業(株)製ラテツクスSBL8801)15g及びジエ
チレングリコール3gを水/エタノール混合溶液(7/3)4
5g中に溶解分散させて、黒色インキ組成物を得た。
実施例4 重合度700、ケン化度99.5モル%のポリビニルアルコー
ル180gとベンズアルデヒド33gを用いた以外は、実施例
1と同様にして、水/エタノール(1/1)を溶媒とする
ベンザール化度12モル%のポリビニルベンザールの10重
量%溶液を得た。
ル180gとベンズアルデヒド33gを用いた以外は、実施例
1と同様にして、水/エタノール(1/1)を溶媒とする
ベンザール化度12モル%のポリビニルベンザールの10重
量%溶液を得た。
このようにして得られた10重量%のポリビニルベンザー
ル溶液15g、カーボンブラツク3g、アクリル−スチレン
共重合体樹脂(昭和高分子(株)製ポリゾールAT−201
1)10g及びグリセリン2gを水/エタノール混合溶液(1/
1)80g中に溶解分散させて、黒色インキ組成物を得た。
ル溶液15g、カーボンブラツク3g、アクリル−スチレン
共重合体樹脂(昭和高分子(株)製ポリゾールAT−201
1)10g及びグリセリン2gを水/エタノール混合溶液(1/
1)80g中に溶解分散させて、黒色インキ組成物を得た。
比較例1 重合度500、ケン化度88モル%のポリビニルアルコール5
g、カーボンブラツク4g、アクリル−スチレン共重合体
樹脂(昭和高分子(株)製ポリゾールAT−2011)6g及び
ポリエチレングリコール(平均分子量200)2gを水/エ
タノール混合溶液(9/1)90g中に溶解分散させて、黒色
インキ組成物を得た。
g、カーボンブラツク4g、アクリル−スチレン共重合体
樹脂(昭和高分子(株)製ポリゾールAT−2011)6g及び
ポリエチレングリコール(平均分子量200)2gを水/エ
タノール混合溶液(9/1)90g中に溶解分散させて、黒色
インキ組成物を得た。
比較例2 重合度300、ケン化度98モル%のポリビニルアルコール8
g、カーボンブラツク6g、ポリスチレン樹脂(旭化成工
業(株)製ラテツクスSBL8801)15g及びジエチレングリ
コール3gを水/エタノール混合溶液(9/1)90g中に溶解
分散させて、黒色インキ組成物を得た。
g、カーボンブラツク6g、ポリスチレン樹脂(旭化成工
業(株)製ラテツクスSBL8801)15g及びジエチレングリ
コール3gを水/エタノール混合溶液(9/1)90g中に溶解
分散させて、黒色インキ組成物を得た。
以上のようにして得たそれぞれのインキ組成物をほうろ
うからなる非吸収性筆記面に筆記し、5分間放置して乾
燥させ、この筆跡を乾布で軽く擦過したときの筆跡の消
去性(筆記後初期消去性)と、温度25度、湿度60%RHで
1か月間放置した後の同様の消去性(筆記後経時消去
性)を調べた。
うからなる非吸収性筆記面に筆記し、5分間放置して乾
燥させ、この筆跡を乾布で軽く擦過したときの筆跡の消
去性(筆記後初期消去性)と、温度25度、湿度60%RHで
1か月間放置した後の同様の消去性(筆記後経時消去
性)を調べた。
結果を第1表に示す。評価は、◎が極めて良好、○が良
好、×が悪いの3段階(目視)とした。
好、×が悪いの3段階(目視)とした。
更に、インキ組成物の調製直後に筆記した筆跡の消去性
(調製後初期消去性)と、インキ組成物の調製後、温度
40℃、湿度60%RHで1か月間放置した後に筆記した筆跡
の同様の消去性(調製後経時消去性)を前記同様にして
調べた。結果を第1表に示す。
(調製後初期消去性)と、インキ組成物の調製後、温度
40℃、湿度60%RHで1か月間放置した後に筆記した筆跡
の同様の消去性(調製後経時消去性)を前記同様にして
調べた。結果を第1表に示す。
また、インキ組成物の調整直後に筆記した筆記性(調整
後初期筆記性)とインキ組成物の調整後、温度40℃、湿
度60%RHで1か月放置した後に筆記した筆記性(調整後
経時筆記性)を調べた。結果を第1表に示す。評価は上
記同様の3段階(目視)とした。
後初期筆記性)とインキ組成物の調整後、温度40℃、湿
度60%RHで1か月放置した後に筆記した筆記性(調整後
経時筆記性)を調べた。結果を第1表に示す。評価は上
記同様の3段階(目視)とした。
筆記面がメラミン樹脂又はフツ素樹脂からなるときも、
上記とほぼ同様の結果を得た。
上記とほぼ同様の結果を得た。
(発明の効果) 本発明によるマーキングペン用インキ組成物は、水と脂
肪族低級アルコールとの混合溶剤からなる水性溶剤を用
い、着色剤と共にポリビニルベンザールを溶解させてな
るものである。
肪族低級アルコールとの混合溶剤からなる水性溶剤を用
い、着色剤と共にポリビニルベンザールを溶解させてな
るものである。
このポリビニルベンザールは、水性溶剤中での着色剤の
分散性を高めると共に、筆跡の造膜性を高める一方、ポ
リビニルアルコールを異なつて、分子中の水酸基が分子
内及び分子間で会合することがない。従つて、本発明に
よるインキ組成物は、経時的に粘度が増加することがな
く、マーキングペンを長期間にわたつて保存しても、常
にすぐれた筆記性を有する。
分散性を高めると共に、筆跡の造膜性を高める一方、ポ
リビニルアルコールを異なつて、分子中の水酸基が分子
内及び分子間で会合することがない。従つて、本発明に
よるインキ組成物は、経時的に粘度が増加することがな
く、マーキングペンを長期間にわたつて保存しても、常
にすぐれた筆記性を有する。
更に、剥離剤及び剥離助剤を含有させてなる消去性イン
キ組成物の場合も、ポリビニルアルコールと異なり、ポ
リビニルベンザールは、高湿度条件下でも吸湿しないの
で、筆跡は、長期間にわたつて放置しても、すぐれた消
去性を保持している。
キ組成物の場合も、ポリビニルアルコールと異なり、ポ
リビニルベンザールは、高湿度条件下でも吸湿しないの
で、筆跡は、長期間にわたつて放置しても、すぐれた消
去性を保持している。
勿論、本発明によるマーキングペンインキ用組成物が、
溶剤が上記したように、脂肪族低級アルコールを含む水
性溶剤であるので、臭気も殆どないうえに、安全性にも
すぐれている。
溶剤が上記したように、脂肪族低級アルコールを含む水
性溶剤であるので、臭気も殆どないうえに、安全性にも
すぐれている。
Claims (2)
- 【請求項1】水、脂肪族低級アルコール、着色剤及び樹
脂を含有するマーキングペン用インキ組成物において、
上記樹脂がポリビニルベンザールであることを特徴とす
るマーキングペン用インキ組成物。 - 【請求項2】水、脂肪族低級アルコール、着色剤、剥離
剤及び樹脂を含有するマーキングペン用消去性インキ組
成物において、上記樹脂がポリビニルベンザールである
ことを特徴とするマーキングペン用インキ組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2335032A JPH0692552B2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | マーキングペン用インキ組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2335032A JPH0692552B2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | マーキングペン用インキ組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04202387A JPH04202387A (ja) | 1992-07-23 |
| JPH0692552B2 true JPH0692552B2 (ja) | 1994-11-16 |
Family
ID=18283979
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2335032A Expired - Lifetime JPH0692552B2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | マーキングペン用インキ組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0692552B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3275021B2 (ja) * | 1993-08-09 | 2002-04-15 | 株式会社サクラクレパス | 水性消去性マーキングペンインキ組成物 |
| JP4204277B2 (ja) * | 2002-08-26 | 2009-01-07 | 株式会社パイロットコーポレーション | 塗布具用の金属光沢を有する水性カラーインキ |
| JP7759190B2 (ja) * | 2020-03-27 | 2025-10-23 | 積水化学工業株式会社 | 顔料分散体 |
-
1990
- 1990-11-29 JP JP2335032A patent/JPH0692552B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04202387A (ja) | 1992-07-23 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0030389B1 (en) | Aqueous ink composition | |
| JPH0195091A (ja) | インクジェット用記録媒体の製造方法 | |
| EP0122348B1 (en) | Ink composition for writing instrument | |
| JP2636990B2 (ja) | 水溶性ポリビニルアセタール樹脂及びマーキングペン用インキ組成物 | |
| JPH0692552B2 (ja) | マーキングペン用インキ組成物 | |
| EP4143267A1 (en) | Water-based ink composition with color-changing by evaporation | |
| US5763525A (en) | Erasable marking composition | |
| JPH05171092A (ja) | マーキングペン用インキ組成物 | |
| JP2699179B2 (ja) | 筆記用水性インキ組成物 | |
| JP6736353B2 (ja) | 筆記板用水性インク組成物及びこれを用いた筆記具 | |
| JP3390228B2 (ja) | 耐水性を有する水性インキ組成物 | |
| JPH01174577A (ja) | 水性消去性マーキングペンインキ組成物 | |
| JP3098900B2 (ja) | 耐水性を有する水性インキ組成物 | |
| JPH0332590B2 (ja) | ||
| JPH04332776A (ja) | 消去性インキ組成物 | |
| JPH09272835A (ja) | 筆記具用水性インキ | |
| JP3876045B2 (ja) | チャコマーカー用水性インキ | |
| JPS62253678A (ja) | マ−キングインキ組成物 | |
| JPS629149B2 (ja) | ||
| JPH06220390A (ja) | 水性ボールペン用インキ | |
| JPH0141666B2 (ja) | ||
| JPS60158278A (ja) | 透明画フイルム用インキ組成物 | |
| JP2745455B2 (ja) | 水性スタンプインキ用ベヒクル、水性スタンプインキおよびスタンプ台 | |
| JP2001040266A (ja) | 水性ボールペン用顔料インキ組成物 | |
| JP2000160088A (ja) | マーキングインキ組成物 |