JPH0692676A - 希土類イオンを含有する非晶質フッ化物およびその製造方法 - Google Patents

希土類イオンを含有する非晶質フッ化物およびその製造方法

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JPH0692676A
JPH0692676A JP26921292A JP26921292A JPH0692676A JP H0692676 A JPH0692676 A JP H0692676A JP 26921292 A JP26921292 A JP 26921292A JP 26921292 A JP26921292 A JP 26921292A JP H0692676 A JPH0692676 A JP H0692676A
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rare earth
fluoride
ions
fluorine
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Kazuo Fujiura
和夫 藤浦
Yasutake Oishi
泰丈 大石
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B19/00Other methods of shaping glass
    • C03B19/14Other methods of shaping glass by gas- or vapour- phase reaction processes
    • C03B19/1415Reactant delivery systems
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2201/00Type of glass produced
    • C03B2201/80Non-oxide glasses or glass-type compositions
    • C03B2201/82Fluoride glasses, e.g. ZBLAN glass

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  • Materials Engineering (AREA)
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  • Glass Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フォノンエネルギーの小さいフッ化物を主体
としかつ希土類イオンを含む非晶質フッ化物およびその
ような非晶質フッ化物を気相反応を用いて製造する方法
を提供する。 【構成】 Pb、Bi、La、Na、K、Rb、Cs、
Baのうち少なくとも2種類のフッ化物を含有する非晶
質フッ化物であって、La以外の希土類フッ化物の含有
量が0.1〜35モル%である非晶質フッ化物を金属β
−ジケトンより気相または基板11上で形成する。 【効果】 フォノンエネルギーの小さい、すなわち赤外
吸収端が長波長にある材料のみで非晶質が構成でき、そ
の結果、例えばPrを用いるレーザあるいはアンプの効
率を改善することができる。また、イオンの分散性がよ
く、その結果、希土類イオンを高濃度に添加できるた
め、希土類を活性イオンとする固体レーザあるいはアン
プの小型化、高効率化が実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は非晶質フッ化物およびそ
の製造方法、さらに詳細には固体レーザ、光アンプの媒
体として使用される希土類を含有する非晶質フッ化物お
よびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】希土類イオンを含むガラスは、通信に使
用されている波長帯で増幅機能を有する光ファイバアン
プの増幅媒体として注目されている。現在、フッ化物と
してはZrF4を主成分とするフッ化物ガラスがマトリ
ックスの一つとして使用され、多くの希土類イオンを添
加したファイバで種々の波長でのレーザ発振、光増幅が
実現されている。その中にあって、活性イオンのエネル
ギー準位とガラスマトリックスの性質との関係から、十
分な特性が得られない場合がある。例えば、ZrF4
のガラスに添加されたPrの場合、1.017μmの励
起で通信波長である1.31μm近傍の光増幅が可能と
なる。しかし、遷移の始準位と最近接準位とのエネルギ
ー差が約2900cm−1であり、ガラスのフォノンエ
ネルギーが約500cm-1であるため、エレクトロン−
フォノンカップリングにより、フォノンを放出失活する
ため、十分な効率が得られないという欠点があった。こ
のため、よりフォノンエネルギーの小さいガラスマトリ
ックスが探索されているが、基本的に、安定なガラスを
形成するためにはネットワークを構成するに足りる結合
強度が構成成分に要求される。しかし、この要求はガラ
スのフォノンエネルギーを高くすることになり、ガラス
でこの要求を実現するのは困難である。このため、その
一つの解決法として、フォノンエネルギーの小さいフッ
化物を混合することで非晶質化することが考えられる。
しかし、従来の溶融法では十分な冷却速度が得られず、
均質な非晶質が得らず、また溶融温度が高温になるため
容器の腐食等の問題があり、十分な光学特性を有するも
のは合成できなかった。急冷降下は、気相を経由する方
法で実現されるが、一般に使用されている蒸着やスパッ
タなどの物理蒸着では成長速度が最大でも1μm/h程
度と遅く、実用的な導波路あるいはレーザ媒体を作製す
るには不十分であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点を
解決するため、フォノンエネルギーの小さいフッ化物を
主体としかつ希土類イオンを含む非晶質フッ化物および
そのような非晶質フッ化物を気相反応を用いて製造する
方法を提供する。
【0004】
【課題を解決する手段】上記課題を解決するため、本発
明による希土類イオンを含有する非晶質フッ化物は、P
b、Bi、La、Na、K、Rb、Cs、Baのうち少
なくとも2種類のフッ化物を含有する非晶質フッ化物で
あって、La以外の希土類フッ化物の含有量が0.1〜
35モル%であることを特徴とする。
【0005】また、上記非晶質フッ化物の製造方法は、
以下の一般式(1)で表されるPb、Bi、La、N
a、K、Rb、Cs、Baのベータ−ジケトン錯体のう
ち少なくとも2種類以上を加熱気化し、La以外の希土
類元素のβ−ジケトン錯体の1種類もしくは2種類以上
を加熱気化し、含フッ素ガスと混合し、気相あるいは基
板上で反応させることによる非晶質フッ化物の製造方
法。
【式2】 (ただし、一般式(1)中、RおよびR’のいずれか一
方あるいは両方は炭素数1から7のアルキル基かまたは
炭素数1から7のアルキル基の水素の一部あるいは全部
をフッ素に置換したフルオロアルキル基、Mは金属、n
は配位数を示す)
【0006】本発明は、従来技術で説明したようにP
b、Bi、La、Na、K、Rb、Cs、Baのような
フォノンエネルギーの小さいフッ化物によって構成され
た非晶質を希土類イオンのマトリックスとして使用す
る。その際非晶質を安定化するために(多種のイオンの
添加により液相のエントロピーを増大させる)フッ素以
外のイオンを一部添加する。さらに、上記方法で、エン
トロピーを増大させる組成において気相のランダムな状
態から急冷によりその構造を凍結するために、気相反応
を利用する。この際、先に示した元素は基本的にイオン
性の結合を取るものであり、一般的には分子性の化合物
を作りにくいため、CVD法に必要な低温から高い蒸気
圧は得られない。本発明では、上記元素のβ−ジケトン
錯体を用いることによってこの問題点を解決している。
すなわち、上記金属錯体の蒸気圧はすべての元素につい
て200℃以下で1Torr以上が得られる。この原料
を加熱により気化し、フッ素化剤と混合し熱、プラズ
マ、光によって反応させることによりフッ化物を得る。
この際、基板温度を比較的低温に保持しておけば(イオ
ンの種類、組成によって上限温度は決定される)成長表
面における移動度を小さくすることができ、結果とし
て、急冷されたのと同じ効果が得られ、非平衡状態の凍
結による非晶質の作製が可能となる。この方法によれ
ば、原料の供給量と反応の励起源によって成長速度が決
定され、従来法の10倍以上の速度が実現できる。
【0007】本発明をさらに詳しく説明すれば、本発明
による非晶質フッ化物はPb、Bi、La、Na、K、
Rb、Cs、Baのうち少なくとも2種類のフッ化物を
含有する非晶質フッ化物であって、La以外の希土類フ
ッ化物の含有量が0.1〜35モル%である。
【0008】希土類元素としては、たとえばPr、N
d、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、T
m、Yb、Luなどの一種以上を使用することができ
る。
【0009】このような非晶質フッ化物のLa以外の希
土類フッ化物の含有量は、前述のように0.1〜35モ
ル%であるが、0.1モル%未満であると、活性イオン
としての濃度が不十分で10dB以上の利得を得るため
には1m以上の長い光路長を必要とし、35モル%を越
えると、イオン間の距離が短くなるため双極子相互作用
による濃度消光が生じ充分な利得が得られなくなる。
【0010】上述の非晶質フッ化物の一部を塩素、臭
素、ヨウ素のいずれか1つあるいは2つ以上のイオンで
置換することができ、この場合、その置換量は塩素、臭
素、ヨウ素の総和が陰イオン分率として50%以下であ
るのが好ましい。50%を越えてフッ素以外のハロゲン
で置換した場合、そのハロゲン化物の特性が顕著に現わ
れ、その結果吸湿性が増加し、結果として大気中で安定
な非晶質が得られないからである。
【0011】さらに、本発明は上述のような非晶質フッ
化物を製造する方法を提供するものであるが、本発明に
おいてPb、Bi、La、Na、K、Rb、Cs、Ba
のβ−ジケトン錯体のうち少なくとも2種類以上を加熱
気化し、La以外の希土類元素のβ−ジケトン錯体の1
種類もしくは2種類以上を加熱気化し、含フッ素ガスと
混合し、気相あるいは基板上で反応させる。本発明で使
用されるβ−ジケトン錯体は、一般式(1)に示す構造
をしている。
【0012】
【式3】 (ただし、一般式(1)中、RおよびR’のいずれか一
方あるいは両方は炭素数1から7のアルキル基かまたは
炭素数1から7のアルキル基の水素の一部あるいは全部
をフッ素に置換したフルオロアルキル基、Mは金属、n
は配位数を示す)
【0013】上記一般式中、RおよびR’の炭素数が0
であると、β−ジケトン錯体の分子の大きさが不十分で
金属を取り囲めなくなるため隣接する金属との相互作用
による気化性の定価が生じ、また、RおよびR’の炭素
数が7を越えると、分子量が大きくなり過ぎ、さらにβ
−ジケトン内部での分解および変質を生じる。
【0014】さらに配位数nは金属のイオンの価数と等
しいことが望ましく、金属イオンの価数よりも配位数が
小さい場合、不純物が金属に配位し気化性を低下させ、
金属のか数よりも配位数が大きい場合、錯体の熱安定性
が低下し分解が生じる。すなわち、Na、K、Rb、C
sは1、Pb、Baについては2、Biおよび希土類元
素については3であることが望ましい。
【0015】本発明に使用される含フッ素ガスは、基本
的に限定されるものではない。たとえばフッ素あるいは
水素、ハロゲン、炭素、窒素、ホウ素、硫黄もしくは硅
素とフッ素の化合物ガスの一種以上であることができ
る。すなわち単独ガスであっても混合ガスであってもよ
い。
【0016】さらに上述の混合ガスを気相あるいは基板
上で反応させるに際して、反応系に塩素、臭素、ヨウ素
を含むガスの一種以上を添加することができ、この場
合、反応開始から終了まで、あるいは反応中の一定時間
のみ添加するなどの方法で上記ハロゲンを添加できる。
【0017】反応のエネルギーは本発明において基本的
に限定されるものではなく、たとえば熱、プラズマ、光
などを有効に使用することができる。
【0018】
【実施例】以下、実施例によって本発明を詳細に説明す
るが、本発明はこれにより何等限定されるものではな
い。また、以下、β−ジケトン錯体のRおよびR’を以
下のように略記する。
【0019】 ppm:−C(CH33 −C25 hfa:−CF3 −CF3 dfhd:−CF3 −C37
【0020】
【実施例1】図1は本発明の非晶質フッ化物を製造する
装置の概略図であるが、この図より明らかなように、原
料は、それぞれ恒温槽1、3、5に加熱されるバブラー
2、4、6に収納されている。そしてそれぞれマスフロ
ーコントローラを介して導入されるキャリアーガス(た
とえばAr)によってミキシングチャンバ7に搬送さ
れ、マスフローコントロラーによって流量をコントロー
ルされた含フッ素ガスと混合されるようになっている。
この混合ガスは反応チャンバ9に導入されるようになっ
ている。反応チャンバ9内には基板11が載置される基
板ヒータ12が備えられていると共にマイクロ波ジェネ
レータからのマイクロ波を反応系に導くマイクロ波導入
管13が備えられている。なお、8はラインヒータであ
る。
【0021】出発原料として、Pb(hfa)2(恒温
槽1、バブラー2)およびLa(ppm)3(恒温槽
3、バブラー4)を用い、活性イオンとしてのPrの原
料としてPr(ppm)3(恒温槽5、バブラー6)を
用い、それぞれ140℃、160℃、180℃に加熱し
気化し、Arをキャリアガスとしてミキシングチャンバ
7に供給し、別に導入したNF3ガスと混合した後、反
応チャンバ9に導入した。チャンバ9内には、基板11
として3インチのシリコン基板が基板ヒータ12上に設
定されており、チャンバ内部には、マイクロ波ジェネレ
ータよりマイクロ波導入管13を介してマイクロ波が導
入され、2.45GHzのマイクロ波によるArプラズ
マ10が生成している。反応圧力は1Torr、基板温
度は200℃とした。
【0022】チャンバ内に導入されたガスはArプラズ
マによって分解され、フッ素化剤として導入されたNF
3の分解により生じたFのイオンあるいはラジカルと気
相あるいは基板上で反応することによりPbF2、La
3およびPrF3を生じる。この際基板温度が200℃
と比較的低温に保たれているため、成長表面上での移動
度が小さく、イオンはランダムな吸着状態を反映した形
で基オンが失活してしまう。このため、ZrF4系ガラ
スではPrを高濃度に添加できなかったが、本実施例の
方法では、マトリックスは完全にランダムな構造を凍結
したものであり、構造的にZrF4系のガラスに比べ、
高濃度にPrを添加しても十分な分散状態が確保でき
る。
【0023】また、Pr以外の希土類イオンも同様に添
加することが可能で、Prと同様の濃度で非晶質化でき
た。
【0024】以上、本実施例の非晶質はPrを添加する
マトリックスとして優れた特性を有しており、かつ本実
施例の方法を用いることによって、この非晶質を容易に
合成できる。
【0025】本実施例においてBi(ppm)3を用
い、LaF3を置換しても同様の特性を有する非晶質が
作製でき、LaF3のすべてを置換しても非晶質を得る
ことが可能であった。
【0026】
【実施例2】出発原料としてPb(dpm)2、Ba
(dfhd)2、Pr(dpm)3、Yb(ppm)3
用いた以外は実施例1と同様の方法で非晶質フッ化物を
作製した。生成した非晶質はPbF2(50モル%)−
BaF2(50モル%)であり、BaF2として20〜8
0モル%の範囲で非晶質が得られた。ICP分析の結
果、Prは6000ppm、Ybは4000ppmであ
った。T iサファイアレーザを励起光源として用いた蛍
光測定では、実施例1と同様の結果が得られた。ただ
し、Ybの共添加により、YbからPrのエネルギー移
動を利用したPr励起が可能になるため、励起波長は、
0.98μmまで短波長にシフトしても1.31μmで
の蛍光が観察された。蛍光強度が1/eに減衰する時間
は370μsであった。
【0027】
【実施例3】フッ素化剤としてSF6を用い、Cl2をS
6に対して1/10系内に導入した以外は実施例1と
同様の方法で非晶質フッ化物を合成した。得られたフッ
化物は1時間の合成で約110μmであり、組成は実施
例1と同様、PbF2(63モル%)−LaF3(37モ
ル%)であった。しかし、EMPA分析の結果、生成物
中のフッ素の一部が塩素に置換されており、分析の結
果、陰イオン分率で5%が塩素であった。塩素の添加に
より非晶質のフォノンエネルギーはさらに低下し、その
結果、蛍光寿命は390μsまで増加した。また、塩素
の添加により液相のエントロピが増加するため、非晶質
化範囲がさらに増加し3〜85モル%で非晶質が得られ
た。この非晶質中の塩素イオン濃度は気相の塩素分圧に
より制御可能でフッ素の70%まで置換することが 可能
であった。非晶質の熱安定性は塩素50%付近で最大と
なるが、耐水性は 塩素の添加により低下するため、塩素
の添加は30%以下であることが望ましい。塩素源とし
ては、HCl、CCl4でも同様の効果が得られた。ま
た、臭素、ヨウ素についても本実施例と同様の方法で添
加することが可能で蛍光寿命の改善が見られたが、塩
素、臭素、ヨウ素の順で耐水性が低下した。また、塩
素、臭素、 ヨウ素の2種類以上を混合したガスを添 加す
ることにより非 晶質中へ2種類以上のハロゲンイオンを
同時に添加することもできた。さらに、本実施例におい
て塩素の導入を合成開始から20分後に開始し、40分
に停止することにより、膜は3重構造となり、中央の
層にのみ塩素が添加されその結果屈折率の高い層を生成
することも可能であった。
【0028】本実施例においてフッ素すべてを塩素、臭
素、ヨウ素に置換することも可能であったが、フッ素の
50%以上をフッ素以外のハロゲンに置換した場合、そ
のハロゲン化物の特性が顕著に現われ、その結果吸湿性
が増し、結果として大気中で安定な非晶質が得られなか
った。室温、大気中(湿度80%)で1週間以上安定で
あるためには、フッ素の陰イオン分率が50%以上であ
ることが望ましい。
【0029】
【実施例4】出発原料として、Pb(hfa)3、Na
(ppm)、Pr(dfhd)3を用い、フッ素化剤と
してHFを用い、反応のエネルギー源として熱を用い
以外は、実施例1と同様 の方法で非晶質フッ化物膜を合
成した。生成した膜の組成はPbF2(75モル%)−
NaF(25モル%)であった。非晶質化範囲はNaF
10〜50モル%であった。Prは5モル%まで均一に
添加できた。(実施例1〜3)と同様、1.31μmの
蛍光が観測された。成膜速度は40μm/hであった。
また、この発明に用いられた金属β−ジケトン錯体は3
00nm付近にπ−π*遷移による吸収が存在するた
め、エキシマレーザを用いても10μm/h以上の成膜
速度で合成できた。
【0030】また、NaをK、Cs、Rbに変えても同
様に非晶質が得られ、かつ2種 類以上の混合物でも同様
に非晶質が得られた。
【0031】
【実施例5】出発原料としてLa(ppm)3、Ba
(ppm)2、Pr(ppm)3を用い、フッ素化剤とし
てHFを用い、反応のエネルギー源として熱を用いた以
外は、実施例1と同様の方法で非晶質フッ化物膜を合成
した。生成した膜の組成はBaF2(75モル%)−L
aF3(25モル%)であった。非晶質化範囲はLaF3
10〜50モル%であった。Prは5モル%まで均一に
添加できた。
【0032】
【発明の効果】以上、実施例で説明したように、本発明
の方法によれば、フォノンエネルギーの小さい、すなわ
ち赤外吸収端が長波長にある材料のみで非晶質が構成で
き、その結果、例えばPrを用いるレーザあるいはアン
プの効率を改善することができる。また、イオンの分散
性がよく、その結果、希土類イオンを高濃度に添加でき
るため、希土類を活性イオンとする固体レーザあるいは
アンプの小型化、高効率化が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1において使用したCVD装置の概略
図。
【図2】実施例1で作製した非晶質フッ化物のDSC測
定結果。
【図3】 実施例1で作製した1.3μm付近の蛍光スペ
クトル。
【符号の説明】
1 恒温槽 2 Pb(hfa)3の充填されたステンレスバブ
ラー 3 恒温槽 4 La(ppm)3の充填されたステンレスバブ
ラー 5 恒温槽 6 Pr(ppm)3が充填されたステンレスバブ
ラー 7 ミキシングチャンバ 8 ラインヒータ 9 反応チャンバ 10 Arプラズマ 11 シリコン基板 12 基板ヒータ 13 マイクロ波導波管

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】Pb、Bi、La、Na、K、Rb、C
    s、Baのうち少なくとも2種類のフッ化物を含有する
    非晶質フッ化物であって、La以外の希土類フッ化物の
    含有量が0.1〜35モル%であることを特徴とする希
    土類イオンを含有する非晶質フッ化物。
  2. 【請求項2】該非晶質フッ化物のフッ素の一部を塩素、
    臭素、ヨウ素のいずれか1つあるいは2種類以上のイオ
    ンで置換した非晶質であって、該塩素、臭素、ヨウ素の
    総和が陰イオン分率として0〜50%であることを特徴
    とする請求項1記載の非晶質フッ化物。
  3. 【請求項3】以下の一般式(1)で表されるPb、B
    i、La、Na、K、Rb、Cs、Baのベータ−ジケ
    トン錯体のうち少なくとも2種類以上を加熱気化し、L
    a以外の希土類元素のβ−ジケトン錯体の1種類もしく
    は2種類以上を加熱気化し、含フッ素ガスと混合し、気
    相あるいは基板上で反応させることによる非晶質フッ化
    物の製造方法。 【式1】 (ただし、一般式(1)中、RおよびR’のいずれか一
    方あるいは両方は炭素数1から7のアルキル基かまたは
    炭素数1から7のアルキル基の水素の一部あるいは全部
    をフッ素に置換したフルオロアルキル基、Mは金属、n
    は配位数を示す)
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0814062A1 (en) * 1996-06-21 1997-12-29 Yamamura Glass Co. Ltd. Process for producing a thin film of a metal fluoride on a substrate

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0814062A1 (en) * 1996-06-21 1997-12-29 Yamamura Glass Co. Ltd. Process for producing a thin film of a metal fluoride on a substrate
US5891531A (en) * 1996-06-21 1999-04-06 Yamamura Glass Co., Ltd. Process for producing a thin film of a flouride

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