JPH0693131B2 - 透光性感光記録材料およびそれを用いた画像形成方法 - Google Patents

透光性感光記録材料およびそれを用いた画像形成方法

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JPH0693131B2
JPH0693131B2 JP60153547A JP15354785A JPH0693131B2 JP H0693131 B2 JPH0693131 B2 JP H0693131B2 JP 60153547 A JP60153547 A JP 60153547A JP 15354785 A JP15354785 A JP 15354785A JP H0693131 B2 JPH0693131 B2 JP H0693131B2
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泰明 湯山
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脩 渡会
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、長尺かつロール状の透光性感光記録材料、及
びそれを用いた画像形成方法に関する。
本発明は、同一の記録材料内において、随時任意の位置
に画像を形成する様なシステムにおいて、常に良質な画
像を形成することを可能にした感光記録材料及び画像形
成方法に関する。
「従来の技術」 近年、オフイス等で発生する書類は極めて膨大であり、
これを随時、記録・再生できるシステムの開発が強く望
まれている。
従来、長尺(ここで長尺とは、記録材料の縦と横の比が
20:1以上のものを言う)かつロール状の形態で使用され
る透光性感光材料としては、ハロゲン化銀を用いた映画
用フイルム、マイクロフイルムあるいはジアゾ化合物を
用いた複製用フイルム等が知られている。これらの記録
材料を用いて、同一の記録材料の任意の位置に画像露
光、現像により、画像を形成した後、更に該記録材料の
他の位置に、同様の操作を繰り返すことにより、画像を
形成させるためには、極めて繁雑な工程および装置が必
要となり、これらの記録材料を用いて、任意の位置に随
時画像形成し必要に応じて検索、投影、読み出しを繰り
返し行うことは実用上極めて困難であつた。
同一記録材料の任意の位置に随時、画像を形成すること
を可能にするシステムとしては、原理的に電子写真記録
材料、熱現像型感光材料あるいは後活性型乾式画像形成
材料を用いる方法が考えられる。しかし、この様に同一
感光材料の任意の位置に随時画像形成し、必要に応じ検
索、投影、読み出しができるシステムは、今だ実現され
ていない。この様に、同一記録材料の任意の位置に随時
画像を形成し、必要に応じて、任意の位置の画像を検
索、投影、読み出し、複写等の操作を繰り返し行うシス
テムにおいて各種の問題が発生する。例えば、長尺の記
録材料を用いたシステムでは、必然的に記録材料を走行
させることが必要になり、長尺のロール状記録材料を走
行させた場合、記録材料の表面と裏面の接触、記録材料
と走行に必要なローラーあるいはガイドピン等との接触
により、感光層表面のキズ等の発生、感光層表面に接す
る裏面からの転写あるいは感光層表面が裏面に転写した
ものの感光層表面への転写、ガイドローラーに転写した
ものが感光層への再転写等の各所からの物質の転写、感
光層表面のブロツキング等の物理的な欠陥あるいは表面
状態の微妙な変化等が発生し、走行後に新たに画像を形
成すると、走行前に形成した画像に比較して、著しく画
像の品質が低下するという欠点を見い出した。
又、長尺の記録材料を長期間ロール形態で保存すると、
記録材料の表面と裏面の直接的な接触により(例えばブ
ロツキング等の発生により)画像品質の低下等の欠点が
生じた。
特に画像を縮小して記録する記録材料の場合、拡大、投
影による読み出しを必要とし、上記の各種欠陥が拡大さ
れ、大きな問題となる。
電子写真記録材料の場合、周知の様に、画像形成プロセ
スにおいては、その感光層表面の状態が極めて重要であ
る。すなわち、電子写真プロセスにおいては、先づ感光
層表面に均一な帯電を行つた後、画像露光し、トナー現
像を行う。そのため感光層表面の物性あるいは状態に極
めて微妙な変化が生じた場合、形成する画像の品質に大
きな影響を与える。電子写真材料において、感光層ある
いは表面保護層中に硬化性化合物あるいは、微粒子を添
加することは今までに知られている。硬化性化合物を添
加する例としては、特開昭50−30526、特開昭54−353
8、特開昭54−1632、特開昭56−40839等、又微粒子を添
加する例としては、特公昭50−35823、特開昭52−2622
6、特開昭56−38054、特開昭59−229571等が知られてい
る。しかしながらこれらはいづれも非透光性の感光材料
に関するものであり、被転写体である紙との接触による
摩耗、トナー粒子との接触あるいはクリーニング工程に
おけるスリキズ等を防止し、同一感光体の繰り返し使用
性能の向上が目的であつた。
通常用いられているPPC複写の場合は、感光記録材料に
形成したトナー画像を再び紙等に転写して画像を形成す
る。従つて、最終的画像には、感光層表面に発生した微
小なキズ、ゴミおよび感光層表面の微視的物性あるいは
状態による欠陥は、拡大して転写されず実用上大きな欠
点とならないことが多い。
又、PPCあるいは、トナー画像の転写を供わないCPC複写
の場合でも、通常読み出しにあたり、感光体自体の拡大
投影をする必要がなく、上記の微小な各種欠陥は実用上
大きな欠点とならないことが多い。
しかしながら透光性の感光記録材料を用いて、転写過程
を含まず、記録材料上に形成された画像をそのまま用い
る場合には、前記の微小な欠陥は大きな問題となる。特
に透光性の感光記録材料を用いて、画像を縮小して記録
するシステムにおいては、再度、画像を投影、拡大して
読み出すため、感光層表面に微小な各種の欠陥がある
と、実用上大きな問題となる。
前述の様な電子写真プロセスを用いて、透光性感光記録
材料に画像形成を行う場合、その感光層表面の状態が重
要である。すなわち、記録材料の任意の位置に画像を形
成し、これを数十回から数千回以上走行させ、あるいは
ロール状で長期間保存した後、再び画像を形成すると、
感光層表面上のキズ等の欠陥の他に、微小な斑点状ある
いは画像状の濃度ムラ、画像部のトナーの欠落が認めら
れた。また走行後の電子写真記録材料の裏面には、線状
あるいは点状のスリキズが発生し、背景を損傷した。画
像がこれらの欠陥を有する記録材料上に形成されている
場合、これは文字の判読性、解像力の低下あるいは連続
調画像の品質の低下をもたらし、特に透光性の電子写真
記録材料を用いたマイクロシステムにおいては画像の品
質が著しく低下したものとなり、実用に供し得なかつ
た。この原因の一部は、走行時あるいはロール状の保存
時に発生したキズ、ゴミの付着、ブロツキング等に基づ
く欠陥と考えられるが、この表面欠陥以外にも、顕微鏡
による観察によつても認められない感光層表面の微妙な
物性あるいは状態変化によると思われる欠陥が発生し、
これを防止することは実用上極めて重要である。本発明
者等は、長尺かつロール状の透光性感光記録材料を用い
て、少なくとも露光および現像を含む工程により、該感
光記録材料に2回以上の画像形成を行う画像形成方法に
おいて、該感光層表面に微粒子又は硬化性化合物を含有
する表面保護層を設けることにより、前述の各種の欠陥
が著しく改善されることを提案した(特願昭60−98721
号、特願昭60−99095号)。たしかにこれらの表面保護
層は、該感光材料を走行した後に形成した画像に対して
は著しい効果が認められた。しかしながら、走行前に作
成した画像には、一部トナーの欠落が見られ、走行前の
画像と比較すると、品質の低下が認められた。又、前述
の保護層を設けることで、感光層側の表面のスリキズは
著しく減少したが、感光層と反対側の支持体表面には多
数のスリキズが発生し、画像を透過光で拡大して読み取
る場合、スリキズが画面上に見え、画像品質の低下が認
められた。又、前述の表面保護層を設けた感光材料をロ
ール状で長期間保存した後画像を形成すると、連続調画
像において、極めてわずかにブロツキング状の濃度ムラ
が発生することが認められた。従つて、長尺の透光性感
光記録材料を走行させるシステムにおいては、前記の問
題点を克服しなければならなかつた。
「発明が解決しようとする問題点」 本発明の目的は長尺かつロール状の透光性感光記録材料
を用いて、少なくとも露光、現像を含む工程による画像
形成を2回以上行うとき、2回目以降の画像形成前に走
行等により発生するキズ、ゴミの付着を防止し、2回目
以降の画像品質の低下を防止することである。
本発明の他の目的は、走行前に形成した画像の品質の低
下を防止することである。
更に、本発明の目的は、走行等により、感光層と反対面
の支持体上に発生するキズ、ゴミの付着等を防止するこ
とである。
「問題点を解決するための手段」 本発明者等は、同一記録材料内において、随時、任意の
位置に少なくとも露光、現像を含む2回以上の画像形成
を行うことを目的とした長尺のロール状透光性感光記録
材料を多数回走行した後あるいは、ロール状で長期間保
存した後に発生する前記の画像上の欠点を解決するため
鋭意研究の結果、感光層側の最外層中に少なくとも微粒
子又は硬化性化合物を含有させること、すなわち感光層
中に少なくとも微粒子又は硬化性化合物を含有し、背面
層に少なくとも微粒子を含有する電子写真記録材料およ
び後活性型乾式画像記録材料から選ばれた1種である透
光性感光記録材料、あるいは、表面保護層中に少なくと
も微粒子又は硬化性化合物を含有し、背面層に少なくと
も微粒子を含有する電子写真記録材料および後活性型乾
式画像記録材料から選ばれた1種である透光性感光記録
材料により、前記の各種の欠陥が著しく改善されること
を見い出し、本発明に到つたものである。
具体的には本発明は、下記(1)〜(4)である。
(1) 少なくとも感光層、支持体、背面層よりなる電
子写真記録材料および後活性型乾式画像記録材料から選
ばれた1種である透光性感光記録材料において、該感光
層中に少なくとも微粒子又は硬化剤を含有し、該背面層
中に少なくとも微粒子を含有することを特徴とする透光
性感光記録材料。
(2) 少なくとも表面保護層、感光層、支持体、背面
層よりなる電子写真記録材料および後活性型乾式画像記
録材料から選ばれた1種である透光性感光記録材料にお
いて、該表面保護層中に少なくとも微粒子又は硬化剤を
含有し、該背面層中に少なくとも微粒子を含有すること
を特徴とする透光性感光記録材料。
(3) 少なくとも感光層、支持体、背面層よりなる長
尺かつロール状の電子写真記録材料および後活性型乾式
画像記録材料から選ばれた1種である透光性感光記録材
料において、該感光層中に少なくとも微粒子又は硬化剤
を含有し、該背面層中に少なくとも微粒子を含有する透
光性感光記録材料を用いて、少なくとも露光および現像
を含む工程により同一記録材料の任意の位置に、2回以
上の画像形成を繰り返し行うことを特徴とした画像形成
方法。
(4) 少なくとも表面保護層、感光層、支持体、背面
層よりなる長尺かつロール状の電子写真記録材料および
後活性型乾式画像記録材料から選ばれた1種である透光
性感光記録材料において、該表面保護層中に少なくとも
微粒子又は硬化剤を含有し、該背面層中に少なくとも微
粒子を含有する透光性感光記録材料を用いて、少なくと
も露光および現像を含む工程により、同一記録材料の任
意の位置に2回以上の画像形成を繰り返し行うことを特
徴とした画像形成方法。
本発明は、同一記録材料内の任意の位置に、少なくとも
露光、現像を含む工程により2回以上の画像形成を行う
長尺かつロール状の透光性感光記録材料、すなわち電子
写真記録材料、熱現像型感光記録材料あるいは後活性型
乾式画像形成材料等に有利に用いることができ、特に電
子写真記録材料に用いることができる。
本発明は、特開昭58−149572、特開昭59−23365、特開
昭59−210429、特開昭60−28640等に記載された如く、
同一の感光記録材料内において、電子写真記録方式、熱
現像型感光記録方式あるいは後活性型乾式画像形成方式
により随時任意の位置に画像形成を2回以上繰り返すシ
ステムの画像形成の間に記録材料を保管したり、あるい
はすでに形成された画像を観察する方法において、用い
ることができる。特に電子写真方式において有利に使用
することできる。
なお、本発明でいう「随時」とは露光、現像による画像
形成操作を2回以上行うときの、操作に時間的制約のな
いことを意味し、「任意の位置」とは長尺かつロール状
の透光性感光記録材料の長さ方向の任意の位置を意味
し、不規則な順序で画像形成できることを意味する。
また好ましい態様としては、記録材料の長さ方向に位置
を示す磁気または光学的な印を付与することにより画像
形成する位置の指定及び形成された画像の検索に利用で
きる。
次に本発明について詳細に述べる。
本発明の感光層側の表面に設けられる層を「表面保護
層」、裏面の支持体側の最外層に設けられる層を「背面
層」と略称する。本発明の改良された透光性感光記録材
料は、少なくとも感光層、支持体、背面層および必要に
応じて、表面保護層よりなる。
本発明において使用する支持体は、透光性かつ可撓性が
あれば特に限定されるものではないが、電子写真記録材
料の場合は、更に導電化処理を必要とする。具体的な導
電化処理としては、アルミニウム、金、パラジユーム、
クロム等の金属を蒸着する方法、又はIn2O3、SnO2等の
金属酸化物を蒸着する方法、又は金属粉及び金属酸化物
等をバインダーポリマーに分散して塗布する方法、又は
有機四級塩化合物等をバインダーポリマーとともに溶
解、塗布する方法等により、導電化した透明なプラスチ
ツクフイルムを用いることができる。
本発明における実質的に透光性の感光体としては各種の
ものが使用できる。例えば、電子写真記録材料を用いる
場合には、下記の様な有機光導電体が好ましく使用でき
る。具体的には、ポリビニルカルバゾール、ポリビニル
ピレン、ポリビニルアントラセン、ポリ−2−ビニル−
4−(4′−ジメチルアミノフエニル)−5−フエニル
オキサゾール、ポリ−3−ビニル−N−エチルカルバゾ
ール、ポリアセナフチレン、ポリインデン、ピレン−ホ
ルムアムデヒド樹脂、エチルカルバゾール−ホルムアル
デヒド樹脂、特開昭56−161550号記載のトリフエニルメ
タンポリマー等およびこれらの誘導体である各種の高分
子化合物、トリアゾール誘導体、オキサジアゾール誘導
体、イミダゾール誘導体、ポリアリールアルカン誘導
体、ピラゾリン誘導体、ピラゾロン誘導体、フエニレン
ジアミン誘導体、アリールアミン誘導体、アミノ置換カ
ルコン誘導体、N,N−ビカルバジル誘導体、オキサゾー
ル誘導体、スチリルアントラセン誘導体、フルオレノン
誘導体、ベンジジン誘導体、ヒドラゾン誘導体、フタロ
シアニン誘導体等の各種の低分子化合物を挙げることが
できるが、特にこれに限定されるものではない。又、セ
レン等の蒸着薄膜と有機光導電体の組合せも使用するこ
とができる。
有機光導電体が低分子化合物の場合には、適当な被膜性
を有する高分子化合物を結着剤として用いることができ
る。具体的には、ポリアミド、ポリウレタン、ポリエス
テル、エポキシ樹脂、ポリケトン、スチレン系重合体お
よび共重合体、ポリ−N−ビニルカルバゾール、ポリカ
ーボネート、ポリエステルカーボネート、ポリスルホ
ン、塩化ビニール樹脂、塩化ビニリデン樹脂、酢酸ビニ
ル樹脂、アクリル樹脂等の各種の高分子化合物を挙げる
ことができる。有機光導電体が高分子化合物の場合に
は、それ自体被膜性を有するが、必要に応じて上記の高
分子化合物を添加しても良い。
上記有機光導電体には、必要に応じて増感色素、化学増
感剤等を用いることができる。
増感色素としては、「ソサイアテイ オブ フオトグラ
フイツク サイアンテイスト アンド エンジニアズ」
(Society of Photographic Scientists and Engineer
s)、19、60〜64(1975)、「アプライド オプテイク
ス」(Applied Optics)3、50(1969、米国特許(US
P)3,037,861、USP3,250,615、USP3,712,811、英国特許
1,353,264、「リサーチ デイスクロージヤー」(Resea
rch Disclosure)#10938(109、1973年5月号62頁以
降)、USP3,141,700、USP3,938,994、特開昭56−1456
0、特開昭56−14561、特開昭56−29586、特開昭56−295
87、特開昭56−65885、特開昭55−114259、特開昭56−3
5141などに開示されている各種の増感色素を挙げること
ができる。これらの公知の増感色素、およびその他の色
素で有機光導電体の感度を増大させうる色素のうちから
適宜選択して用いることができるが、これに限定される
ものではない。
本発明の記録材料には、化学増感料を用いることができ
るが、化学増感剤としては、例えばトリニトロフルオレ
ノン、クロラニル、テトラシアノエチレン等の電子吸引
性化合物、特開昭58−65439、特開昭58−102239等に記
載の化合物等をあげることができる。しかし特にこれら
に限定されるものではない。
本発明に使用される透光性電子写真記録材料の感光層を
調製するには必要に応じて前述の成分を所望の割合で分
散または溶解して、分散液または均一な溶液を作製し、
ついで適当な導電性表面を有する支持体上に塗布乾燥す
ることによつて形成される。
感光層の膜厚は、1〜50μm、好ましくは、3〜20μm
の範囲である。
本発明において、表面保護層、感光層あるいは、背面層
に含有させる微粒子としては、各種の無機、有機の微粒
子を挙げることができる。例えば、シリカ、炭酸カルシ
ウム、マイカ、クレー、窒化ホウ素、二硫化モリブデン
等の無機絶縁性微粒子、酸化チタン、酸化アルミニウ
ム、酸化亜鉛等の金属酸化物等の微粒子、長鎖有機酸の
金属石鹸等の微粒子、各種ポリマーの微粒子等を挙げる
ことができる。これらの微粒子は、単独ではなく、2種
以上併用して用いることもできる。
微粒子の平均粒径は特に限定されるものではないが、10
μm以下、好ましくは5μm以下である。平均粒径が大
きすぎると、記録材料の必要とされる透光性、形成され
る画像の解像力等の品質を損い好ましくない。微粒子の
添加量は、記録材料の必要とされる透光性、形成される
画像の解像力等の品質を損なわない範囲で使用すること
ができる。
これらの微粒子を感光層中に用いる場合には感光層固型
成分の0.5〜60重量%の範囲、特に1〜30重量%の範囲
が好適である。
本発明の記録材料に微粒子含有表面保護層を設ける場合
は前記の一種又は二種以上の微粒子を結着用樹脂中に分
散し、感光層上に塗布することによつて設けられる。用
いられる結着樹脂としては、ポリエステルカーボネー
ト、ポリスルホン、ポリエーテル、ポリエステル、ポリ
カーボネート、ポリアミド、ポリイミド、ポリウレタ
ン、アクリル酸エステル重合体及び共重合体、メタクリ
ル酸エステル重合体及び共重合体、スチレン系樹脂、ポ
リビニルアセタール、ポリビニルカルバゾール、塩化ビ
ニル系樹脂、塩化ビニリデン系樹脂、塩素化ポリオレフ
イン、酢酸ビニル系樹脂、アルキツド樹脂、キシレン樹
脂、ケトン樹脂、セルロース類があるが、これに限定さ
れるものではない。これら樹脂は、単独又は2種以上併
用して使用することができる。
微粒子は一般に表面保護層固型成分の1〜85重量%の範
囲、特に5〜50重量%の範囲が好ましく用いることがで
きる。
本発明において、表面保護層の厚さは0.01〜5μm、好
ましくは0.1〜3μm、特に好ましくは0.1〜1μm程度
が良い。上記範囲より薄いと保護効果が小さくなり、厚
いと感度の低下、残留電位の上昇、解像力の低下などの
要因となり好ましくない。
本発明の微粒子を含有する背面層は、前記の一種又は二
種以上の微粒子を結着用樹脂中に分散し、支持体上に塗
布乾燥することにより、設けられる。用いられる結着用
樹脂としては、汎用の被膜形成性樹脂であれば、特に限
定されるものではないが、前記の表面保護層に例示され
た樹脂を用いることができる。微粒子の添加量は記録材
料の必要とされる透光性を損わない限り、限定されるも
のではないが、背面層固型成分の1〜50重量%の範囲、
特に5〜30重量%の範囲が好ましく用いられる。
これら各層に添加される微粒子は、前述の微粒子の中
で、特にシリカ、酸化アルミニウム、酸化チタン、金属
石鹸、微粒子ポリマーが好ましく用いることができる。
例えば、シリカとしては、日本アエロジル社製のアエロ
ジル130、アエロジル200、アエロジル300、アエロジル3
80、アエロジルOX50、アエロジルTT−60、アエロジルR9
72、富士デビソン社製のサイロイド266、サイロイド24
4、サイロイド255、サイロイド308、徳山ソーダ社製の
トクシールGV、シオノギ製薬社製のカープレツクス、デ
・ソト・ケミカルカンパニー社製のEC−41等、酸化アル
ミニウムとしては、日本アエロジル社製のアルミニウム
オキシドC等、酸化チタンとしては、日本アエロジル社
製のチタニウムオキシドP25等、又酸化アルミニウムと
シリカの混合物である日本アエロジル社のMOX80、MOX17
0、COK84等をあげることができるが、これに限定される
ものではない。
金属石鹸としては、ラウリン酸ナトリウム、ラウリン酸
カルシユーム、ラウリン酸バリウム、ラウリン酸マグネ
シユーム、ラウリン酸鉛、ラウリン酸亜鉛、ラウリン酸
アルミニウム、ラウリン酸リチウム、ステアリン酸ナト
リウム、ステアリン酸カルシユーム、ステアリン酸バリ
ウム、ステアリン酸マグネシユーム、ステアリン酸鉛、
ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、ステア
リン酸リチウム、ミリスチン酸ナトリウム、ミリスチン
酸カルシユーム、ミリスチン酸バリウム、ミリスチン酸
マグネシユーム、ミリスチン酸鉛、ミリスチン酸亜鉛、
ミリスチン酸アルミニウム、ミリスチン酸リチウム、ベ
ヘン酸ナトリウム、ベヘン酸カルシユーム、ベヘン酸バ
リウム、ベヘン酸マグネシユーム、ベヘン酸鉛、ベヘン
酸亜鉛、ベヘン酸アルミニウム、ベヘン酸リチウム、12
ヒドロキシステアリン酸リチウム、オレイン酸ナトリウ
ム、ステアリルアシツドホスフエート、マグネシウムス
テアリルアシツドホスフエート、アルミニウムステアリ
ルアシツドホスフエート、カルシユームステアリルアシ
ツドホスフエート、亜鉛ステアリルアシツドホスフエー
ト、バリウムステアリルアシツドホスフエート、アルミ
ニウムラウリルアシツドホスフエート、亜鉛ラウリルア
シツドホルフエート、ラウリルスルホン酸ナトリウム、
ステアリルスルホン酸ナトリウム、ラウリルスルホン酸
亜鉛、ステアリルスルホン酸亜鉛、ラウリルスルホン酸
カルシウム、ステアリルスルホン酸カルシウム、ラウリ
ルスルホン酸バリウム、ステアリルスルホン酸バリウム
等あげることができるが、特に限定されるものではな
い。
微粒子状ポリマーとしては、ポリプロピレン、ポリエチ
レン、ポリアミド、ポリフツ化ビニリデン、ポリテトラ
フルオロエチレン、ポリスチレン等が挙げられる。
例えば、ポリエチレンの微粒子としてはフローセンUF−
80(製鉄化学工業(株)製)、マイクロスクエアー(日
新化成(株)製)、マイクロバルーンFTD−202(東洋曹
達(株)製)、マイクロバルーンIG−101(東洋曹達
(株)製)、ポリエチレン(アプライドケミストリー
製)、ポリエチレン(ボクスイ.ブラウム製)をポリテ
トラフルオロエチレンの微粒子としては、ルブロンL−
5、ルブロンL−2、ルブロンLD−1、ルブロンLD−10
0、ルブロンLA(ダイキン工業(株)製)等、ポリフツ
化ビニリデンの微粒子はポリフツ化ビニリデン(呉羽
(株)製)等をあげることができるが、これに限定され
るものではない。
本発明の表面保護層あるいは感光層に含有させる硬化性
の化合物としては、各種の化合物を用いることができ
る。例えば、架橋剤ハンドブツク(大成社刊、1981年発
行)に記載の化合物を用いることができる。
例えば、天然あるいは合成ゴム、不飽和ポリエステル、
アルキツド樹脂の如き不飽和結合を有する各種の樹脂を
酸化、あるいは不飽和モノマーの存在下、重合開始剤、
光、熱などにより硬化する方法、エポキシ樹脂あるいは
エポキシ基含有アクリル樹脂の如きエポキシ基含有樹脂
をポリアミン、ポリアミド、ポリカルボン酸無水物等に
より硬化する方法、水酸基、カルボキシル基あるいはア
ミノ基等を含有する樹脂と各種のポリイソシアネートと
の反応により硬化する方法、自己架橋性のポリイソシア
ネートにより硬化する方法、有機酸あるいは酸無水物と
ポリアミンとの反応によつて架橋する方法等各種の方法
を挙げることができるが、特にこれに限定されるもので
はない。
本発明においては上記の様な各種の架橋法を用いること
ができるが、イソシアネート基を架橋性成分とする架橋
剤が有利に使用される。イソシアネート基を含む硬化剤
としては、トリフエニルメタントリイソシアネート、ジ
フエニルメタンジイソシアネート、トルイレンジイソシ
アネート、2,4−トルイレンジイソシアネートの二量
体、ナフチレン−1,5−ジイソシアネート、o−トルイ
レンジイソシアネート、ポリメチレンポリフエニルイソ
シアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート等のポリ
イソシアネート型、トリレンジイソシアネートのトリメ
チロールプロパン付加体、ヘキサメチレンジイソシアネ
ートと水との付加体、トリメチロールプロパンとキシリ
レンジイソシアネートとの付加体等のポリイソシアネー
トアダクト型等が挙げられる。これらは単独もしくは、
2種以上混合して用いることができる。これらは、湿気
硬化型として用いることができるが、更に、他の反応性
基例えば水酸基、カルボキシル基、アミノ基を含有する
化合物との混合によつても用いることができる。例え
ば、1,4−ブタンジオール、エチレングリコール、ポリ
エーテルポリオール、ポリエステル型のポリオール、ア
クリル型ポリオール、エポキシ樹脂型のポリオール、4,
4′−メチレン−ビス−(2−クロロアニリン)、ヒド
ロキシプロピル化エチレンジアミン等を挙げることがで
きる。
上記湿気硬化型、二液混合型のイソシアネート化物の他
に、フエノール、クレゾール等のフエノール類、アルコ
ール類でブロツクしたブロツク型イソシアネートも用い
ることができる。
本発明による改良された表面保護層、感光層、背面層を
設けるに当り、これらの膜物性改良のために、必要に応
じて、常用の添加剤(可塑剤等)を加えることもでき
る。
本発明の背面層には、必要により更に、前述の各種の硬
化剤を添加することができる。
本発明の透光性感光記録材料においては、支持体と感光
層、感光層と表面保護層、支持体と背面層の間に必要に
応じて、他の層を設けることができる。
本発明の画像欠陥を改善する技術は、上記電子写真記録
材料の他に、特公昭38−2096号、特公昭43−4921号、特
公昭43−4924号、特公昭54−35484号、特公昭53−2687
号等に記載される熱現像型感光記録材料あるいは、特開
昭55−25085号、特開昭55−153937号、特開昭56−67841
号等に記載された後活性型乾式画像形成材料等の各種の
感光記録材料に実質的に応用することができる。本発明
の画像形成方法は記録材料に応じて通常知られている方
法によつて行うことができるが、例えば電子写真の場合
は「エレクトログラフイー」(R.M.Schaffert著「Elect
rophoto-graphy Fifth Impression」(1980 Focal Pres
s London)27頁〜93頁に記載の方法で行うことができ
る。すなわち、電子写真感光材料の表面にコロナ帯電器
等により正又は負に帯電させた後、画像状の露光により
静電潜像を形成する。
次にこれを、現像によつて、可視化するが、現像法とし
ては、乾式トナーを用いた各種の現像法、パウダークラ
ウド法、湿式トナーを用いた方法など各種の方法を用い
ることができる。微細な画像あるいは階調のある画像を
再現するためには、湿式トナーによる液体現像法が好ま
しく使用することができる。
定着方法としては、熱空気、熱ローラー等との接触、赤
外線、光、フラツシユ光、高周波の照射などによる加熱
定着、現像剤又は、感光体の親溶媒の蒸気との接触によ
る溶剤定着、圧力ローラーによる圧力定着等の方法を用
いることができる。
「実施例」 以下に本発明の実施例を示すが、本発明はこれに限定さ
れるものではない。
実施例 1 ステアリン酸亜鉛3g、トリアセチルセルロース15g、メ
チレンクロライド500mlをボールミルで10時間分散し、
均一な分散液を作成した。市販の導電性フイルムTJ−10
0(帝人(株)製)の裏面を放電処理し、その上に上記
分散液を塗布し、0.5μmの背面層を設けた。次に有機
光導電体(I)10g、増感色素(II)0.1g、ポリカーボ
ネート(商品名「レキサン121−111」G.E.社製)18g、
ポリエステル樹脂(商品名「バイロン200」東洋紡績
(株)製)2gをメチレンクロライド150mlに溶解し、こ
の溶液を上記支持体の導電層上に15μmになるように塗
布した。次にシリカ(商品名「サイロイド244」富士デ
ビツドソン(株)製)10g、ポリメタクリル酸メチル
(商品名「ダイヤナールBR−80」三菱化成(株)製)20
g、メチルエチルケトン1500ccをボールミルで10時間均
一分散した。この分散液を、乾燥後の膜厚が1μmにな
る様に上記感光層上に塗布、乾燥して表面保護層とし
た。
以上の様に作成した透光性電子写真フイルムを裁断し、
16mm巾の長尺フイルムを作成した。この長尺フイルムを
+700Vに帯電し、反射原稿を用いて、縮小画像露光を行
つた後、液体現像剤(商品名「リコーMRP」リコー
(株)製)を用いて現像し、熱定着を行つた。これを第
1図に示す走行テスト装置において、1m/秒の速度で200
0回往復走行させた後、走行以前に作成した画像の近傍
に再び上記と同様の操作を繰り返すことにより、新たに
線画及び連続調の原稿を用いて、画像を形成した。これ
らの画像を22倍に拡大投影して観察した所、走行後に形
成した画像は、文字等の線画を主体とした原稿及び連続
調を有する原稿を用いた画像においても画像欠陥あるい
は、微小な斑点状の濃度ムラ等もなく、極めて良好な品
質のものであつた。又、走行テスト以前に形成した画像
は、走行によるトナーの欠落、背面層のキズ等がなく、
良好な品質を維持していることが認められた。
実施例 2〜4 実施例1の表面保護層に用いたサイロイド244とポリメ
タクリル酸メチルに代えて、表1の微粒子、硬化剤およ
び樹脂を用いる他は、実施例1と同様な操作により電子
写真フイルムを作製し、走行前後に形成した画像の評価
を行つた。いづれの電子写真フイルムにおいても、走行
テスト以前に形成した画像は、走行によるトナーの欠
落、背面層のキズ等がなく、良好な品質を維持してお
り、同時に走行後に形成した画像は、前述の各種の画像
欠陥のない極めて良好な品質の画像であつた。
実施例 5〜7 実施例1の背面層に用いたステアリン酸亜鉛、トリアセ
チルセルロースに代えて、表2の微粒子および樹脂を用
いる他は、実施例1と同様な操作により、電子写真フイ
ルムを作製し、走行前後の画像を評価した。いづれの電
子写真フイルムにおいても、走行テスト以前に形成した
画像は、走行によるトナーの欠落、背面層のキズ等がな
く、良好な品質を維持しており、同時に、走行後に形成
した画像は、前述の各種の画像欠陥のない極めて良好な
品質の画像であつた。
実施例 8 ラウリン酸亜鉛3g、トリアセチルセルロース15g、メチ
レンクロライド500ccをボールミルで10時間分散して均
一な塗布液を作成した。市販の導電性フイルムTJ−100
(帝人(株)製)の裏面を放電処理し、その上に塗布液
を塗布し、0.5μのバツク層を設けた。次に実施例1に
用いた有機光導電体(I)10g、増感色素(II)0.1g及
び、ポリカーボネート(商品名「レキサン121−111」GE
社製)18g、ポリエステル樹脂(商品名「バイロン200」
東洋紡績(株)製)2g、シリカ(「アエロジルR972」日
本アエロジル(株)製)1gをボールミルで5時間分散し
て均一な塗布液を得た。この塗布液を上記支持体の導電
層上に塗布乾燥して膜厚15μmの透光性電子写真フイル
ムを作成した。このフイルムを裁断し、16mm巾の長尺フ
イルムを作成した。その後実施例1と、同様の方法で走
行前後の画像を評価した。走行テスト以前に形成した画
像は、走行によるトナーの欠落、背面層のキズ等がな
く、良好な品質を維持しており、同時に走行後に形成し
た画像は、前述の各種の画像欠陥のない極めて良好な品
質の画像であつた。
実施例 9 シリカ(商品名「アエロジルR−972」日本アエロジル
(株)製)1g、ジアセチルセルロース9g、メチレンクロ
ライド300mlをボールミルで10時間分散して均一な塗布
液を作成した。PETフイルムの片面を放電処理し、その
上に上記塗布液を塗布乾燥して0.5μmの層を設けた。
次にこの層と反対側の面に、ニトロセルロース10gをア
セトン300mlに溶解した塗布液を塗布、乾燥して中間層
0.3μmを設けた。ベヘン酸銀3gをトルエン/メチルエ
チルケトン(容量比1/2)混合液20gに加え、約20時間ボ
ールミルで分散し、均一なベヘン酸銀懸濁液を作成し
た。ベヘン酸銀懸濁液1.5gに対して下記組成物〔I〕を
添加し、ベヘン酸銀乳剤を作成した。このベヘン酸乳剤
を上記支持体の中間層上に100μmのオリフイスを通し
て塗布し乾燥した。次にこの上に下記組成物〔II〕から
なる還元剤含有溶液約2gを75μmのオリフイスを通し塗
布し、乾燥して、後活性型乾式画像形成感光フイルムを
作成した。
組成物〔I〕 ボリビニルブチラールのメチルエチルケトン溶液(10重
量%) 2.0g 酢酸水銀メタノール溶液(100mg/3cc) 0.15ml α,α,α′,α′−テトラブロム−o−キシレン25mg トリフエニルホスフアイト 3mg ヨウ素 8mg ジフエニルブロモメタン 4mg キノリン 30mg 組成物〔II〕 酢酸セルロース 6.3g 2,2′メチレンビス(4−エチル−6−t−ブチルフエ
ノール) 3.5g フタラジノン 1.2g アセトン 83g 次にポリビニルブチラール(商品名「デンカブチラール
2000−L」電気化学工業(株)製)6g、トルイレンジイ
ソシアナート1g、シリカ(商品名「アエロジルR972」)
1.5g、メチルエチルケトン500mlを分散後、上記感光体
上に塗布し、約1μmの表面保護層を設けた。このフイ
ルムを巾16mmに裁断し、長尺フイルムを作成した。この
フイルムを100゜Cで5秒間加熱した後、反射原稿を用
いて、縮小画像露光を行い、更に120゜Cで5秒間加熱
した。このフイルムを第1図の装置を用いて2000回往復
走行した後、再び上記と同様の方法で画像を形成した。
記録材料の表、裏面ともに走行によるキズ等の発生もな
く、走行後に形成した画像は、前述の各種の画像欠陥の
ない極めて良好な品質の画像であつた。
比較例 1 実施例1において用いた保護層を設けない電子写真フイ
ルムを、実施例1と全く同様の方法で走行前後の画像を
評価した。走行後に形成した画像には、各種の濃度ムラ
が発生した。この画像を拡大投影すると、画像中の文字
の一部には欠落し、判読不可能となるものがあり、実用
的な使用に耐えるものではなかつた。
比較例 2 実施例1において用いた表面保護層に代えて、ポリメタ
クリル酸メチル(商品名「ダイヤナールB−80」三菱化
成(株)製)20g、メチルエチルケトン1500ccを塗布乾
燥して得られた層にする他は、実施例1と同様の操作に
より走行前後の画像を評価した。走行後の画像の品質は
比較例1と同等で実用に耐えるものではなかつた。
比較例 3 実施例1において用いた背面層を設けない電子写真フイ
ルムを実施例1と全く同じ方法で走行前後の画像を評価
した。走行後のフイルムには線状あるいは点状のスリキ
ズが発生した。
走行前に形成したトナー画像の低濃度部は走行により、
トナーの欠落および支持体の裏面には、線状あるいは点
状のキズの発生が認められた。これを投影拡大して読む
と、上記の微小なキズが拡大され、著しく品質の低いも
のであつた。
実施例10 実施例1、比較例1、比較例3で作成した長尺フイルム
を巻き芯径20mmのリールにテンシヨン400gで巻きつけ、
50゜C80%RH2で2カ月保存した。その後それぞれのフイ
ルムを+700Vに帯電し、反射原稿を用いて縮小画像露光
を行つた後、液体現像剤(商品名「リコーMRP」リコー
(株)製)を用いて現像し、熱定着を行つた。22倍に拡
大投影して観察した所、実施例1で作成した長尺フイル
ムの画像は良好な品質であつたが、比較例1、比較例3
で作成した長尺フイルムの画像にはいづれもブロツキン
グによる濃度ムラが認められた。
【図面の簡単な説明】
第1図は記録材料の走行テスト装置を示す。図中の記号
は下記を意味する。 A1、A2:記録材料の巻き取りロール (直径20mm) B1、B2:記録材料の走行用ロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 英夫 神奈川県南足柄市中沼210番地 富士写真 フイルム株式会社内 (72)発明者 渡会 脩 神奈川県南足柄市中沼210番地 富士写真 フイルム株式会社内 審査官 深津 弘 (56)参考文献 特開 昭60−115944(JP,A) 特開 昭53−82351(JP,A) 特公 昭46−6150(JP,B2) 特公 昭49−16065(JP,B2)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも感光層、支持体、背面層よりな
    り、電子写真記録材料および後 活性型乾式画像記録材料から選ばれた1種である透光性
    感光記録材料において、該感光層側の最外層中に少なく
    とも微粒子又は硬化剤を含有し、該背面層中に少なくと
    も微粒子を含有することを特徴とする透光性感光記録材
    料。
  2. 【請求項2】少なくとも感光層、支持体、背面層よりな
    り、電子写真記録材料および後 活性型乾式画像記録材料から選ばれた1種である長尺か
    つロール状の透光性感光記録材料において、該感光層側
    の最外層中に少なくとも微粒子又は硬化剤を含有し、該
    背面層中に少なくとも微粒子を含有する透光性感光記録
    材料を用いて、少なくとも露光及び現像を含む工程によ
    り同一記録材料の任意の位置に、2回以上の画像形成を
    繰り返し行うことを特徴とする画像形成方法。
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