JPH069355U - モータ - Google Patents
モータInfo
- Publication number
- JPH069355U JPH069355U JP5315892U JP5315892U JPH069355U JP H069355 U JPH069355 U JP H069355U JP 5315892 U JP5315892 U JP 5315892U JP 5315892 U JP5315892 U JP 5315892U JP H069355 U JPH069355 U JP H069355U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- yoke plate
- shaft
- motor
- bearings
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 軸受の固定位置のずれを防止し、またシャフ
トの垂直度を向上させ、さらにノイズの影響を防止する
ようにしたモータを提供する。 【構成】 シャフト1を回転自在に軸支する一対の金属
性軸受2,3を絶縁性ホルダ4で保持し、絶縁性ホルダ
4の貫通孔4Aの内周面にヨーク板5を突出させ、この
ヨーク板5の端面5Dに軸受2の底面2Bを当接させ
る。なお、ヨーク板5をアースさせてもよい。
トの垂直度を向上させ、さらにノイズの影響を防止する
ようにしたモータを提供する。 【構成】 シャフト1を回転自在に軸支する一対の金属
性軸受2,3を絶縁性ホルダ4で保持し、絶縁性ホルダ
4の貫通孔4Aの内周面にヨーク板5を突出させ、この
ヨーク板5の端面5Dに軸受2の底面2Bを当接させ
る。なお、ヨーク板5をアースさせてもよい。
Description
【0001】
本考案は、各種電子機器の回転駆動源として用いられるモータに関する。
【0002】
例えば、VTRやテープレコーダ等に適用されるブラシ付モータとして図7の 構造が知られている。1はシャフトで一対の金属性軸受2,3によって回転自在 に軸支され、これら各軸受2,3は絶縁性ホルダ4で保持されている。また、こ の絶縁性ホルダ4はヨーク板5に一体成形された合成樹脂からなっている。6は シャフトに固定されたコア8及びコイル7からなるロータ部である。
【0003】 図8及び図9は、図7のモータに用いられる軸受ホルダ組立10を示す平面図 及び断面図で、この軸受ホルダ組立10はヨーク板5に絶縁性ホルダ4が一体成 形されることによって構成されている。モータはこのような軸受ホルダ組立10 を用いて、絶縁性ホルダ4内の貫通孔4Aに対して一対の軸受2,3を圧入固定 した後、シャフト1を軸受2,3内に挿入することによって組み立てられる。次 に、一対の軸受2,3を圧入固定する方法を、図10乃至図12を参照して説明 する。
【0004】 まず、図10に示すように、予めガイドバー16、ダイ17、パンチ18の各 工具を用意し、軸受ホルダ組立10、一対の軸受2,3を軸受ホルダ組立10の 上面及び下面に配置した状態で、ガイドバー16を軸受3、軸受ホルダ組立10 、軸受2の順序で挿通する。次に、図11に示すように、パンチ18を下降させ て軸受2を押圧することにより、軸受2,3はほぼ同時に絶縁性ホルダ4内の貫 通孔4Aに圧入される。続いて、図12に示すように、ガイドバー16を下方に 引き抜くと共に、パンチ18を上方に戻すことにより、一対の軸受2,3が軸受 ホルダ組立10に圧入固定された軸受組立14が得られる。
【0005】 ここで、各軸受2,3の外径と絶縁性ホルダ4の内径は圧入固定されるため、 しまり嵌めの嵌め合いとなっている。また、ガイドバー16の外径は各軸受2, 3の内径に対して、極く僅か小さく設定されている。
【0006】 このような圧入固定方法によれば、1本のガイドバー16を用いて一対の軸受 2,3をほぼ同時に絶縁性ホルダ4内の貫通孔4Aに圧入できるので、短時間で 単純安価な組立装置を用いて組み立てることができる、一対の軸受2,3の内径 の同軸度精度が非常に良好である等の利点を得ることができる。
【0007】
ところで従来のモータでは、簡単な方法によって組み立てることができるとい う利点が得られる反面、次のような問題が存在している。 (1)軸受2,3として金属焼結体や樹脂材を用いた場合、各軸受2,3と絶縁 性ホルダ4との間に圧入代が大きいと、各軸受2,3の内径に若干の収縮を生じ るので各軸受2,3がガイドバー16を締め付けた状態となる。このため、ガイ ドバー16を引き抜くとき図13に示すように、特に上側の軸受2の固定位置を ずらしてしまうようになる。この結果、モータとしての外観不良となるだけでな く、回転時のノイズが増大したり、寿命が短くなる。
【0008】 (2)軸受2の内径に対するガイドバー16の外径のクリアランスが極く僅かで はあるが設定されているので、図12のモータ取付面5Aに対して軸受2の内周 面2Aが傾くようになる。このため、モータ取付面5Aに対するシャフト1の垂 直度が悪くなる。あるいは、その垂直度が良いモータであっても、回転時にシャ フト1に負荷される側圧や環境条件によって、絶縁性ホルダ4を構成している合 成樹脂がクリープ現象を起こすので、軸受2の内周面2Aが傾くようになってこ れに起因して垂直度が悪くなる。
【0009】 (3)シャフト1とヨーク板5とは絶縁性ホルダ4を介して電気的に接続されて いるので、例えばシャフト1にプーリを取り付けてこれにゴムベルト等を装着し た場合、回転時にゴムベルトの摩擦により発生した静電気がプーリに帯電する。 このためこの帯電した静電気によってノイズが発生する。あるいは、モータ内部 で発生した電磁波ノイズが、シャフト1をアンテナとしてモータ外部へ散出され るようになる。
【0010】 本考案は以上のような問題に対処してなされたもので、軸受の固定位置のずれ を防止し、またシャフトの垂直度を向上させ、さらにノイズの影響を防止するよ うにしたモータを提供することを目的とするものである。
【0011】
上記目的を達成するために本考案は、シャフトを回転自在に軸支する金属性軸 受を絶縁性ホルダで保持し、上記シャフトにロータ部を固定してなるモータにお いて、上記絶縁性ホルダの内周面にヨーク板を突出させて上記金属性軸受の底面 に当接させたことを特徴とするものである。
【0012】
絶縁性ホルダの内周面に突出されたヨーク板が軸受の底面に当接されているの で、軸受の固定位置はずれない。また、軸受の底面にヨーク板が当接されている ことで、モータ取付面に対して軸受の内周面の傾きを改善できるようになるため 、シャフトの垂直度を向上させることができる。さらに、軸受とヨーク板が電気 的に接続されているので、静電気が発生しても帯電することなくアースされるた め、ノイズの影響を防止することができる。
【0013】
以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。 図1は本考案のモータの実施例を示す断面図で、1はシャフト、2,3は一対 の金属性軸受、4は絶縁性ホルダ、5はヨーク板、6はコア7及びコイル8から なるロータ部で、以上は図7の従来例と同一である。
【0014】 ここで、ヨーク板5は図2及び図3に示すような平面構造及び断面構造を有し ている。すなわち、図2及び図3は組立前のヨーク板5の構造を示すもので、円 形状の中央部分は凹陥状になっており、ここには貫通孔5Bが形成されている。 また、貫通孔5Bの周囲には複数の例えば3個の、合成樹脂を流入させて絶縁性 ホルダ4を成形するためのガイド孔5Cが形成されている。図4及び図5は絶縁 性ホルダ4を形成した後の平面図及び断面図を示している。
【0015】 ここで、絶縁性ホルダ4内のシャフト1の直径をD1とし、各軸受2,3の外 径をD2とすると、貫通孔5Bの直径Dは通常、D2>D>D1の関係となるよ うに設定されている。但し、各軸受2,3としてラジアルボールベアリングを使 用する場合は、ラジアルボールベアリングの内輪の直径をD3としたとき、貫通 孔5Bの直径DはD>D3の関係となる。このようなヨーク板5に対し、ガイド 孔5Cから合成樹脂を流入させることにより、図4及び図5に示すようにヨーク 板5と一体に絶縁性ホルダ4を成形する。これによりヨーク板5は絶縁性ホルダ 4の貫通孔4Aの内周面に突出した構造となる。5Dはヨーク板5の突出部分の 端面を示し、後の工程で軸受2が圧入される場合の固定面となる。
【0016】 次に、このようにして構成した軸受ホルダ組立10に対して、図10乃至図1 2に示したような方法を適用することにより、絶縁性ホルダ4内の貫通孔4Aに 一対の軸受2,3を圧入固定して図6に示したような軸受組立14を形成する。 図6から明らかなように、軸受2はこの底面2Bがヨーク板5の端面5Dに当接 されることにより固定されている。すなわち、ヨーク板5の端面5Dは軸受2に 対してストッパの役目をしている。
【0017】 このような本実施例のモータによれば、次のような効果を得ることができる。 (1)軸受2,3として金属焼結体や樹脂材を用いた場合に、各軸受2,3が ガイドバー16を締め付けた状態になったとしても、ヨーク板5の端面5Dがス トッパとして働くので、図6に示したように軸受2の固定位置のずれを防止する ことができる。この結果、モータとしての外観不良がなくなり、回転時のノイズ が抑えられるだけでなく、寿命が長くなる。
【0018】 (2)軸受2がヨーク板5の端面5Dに当接されて固定されているので、ヨー ク板5のモータ取付面5Aと端面5Dとの平行度は、プレス加工によって比較的 容易に高精度に加工することができる。また、軸受2の内周面2Aと底面2Bは 非常に高精度に加工することができる。このため、モータ取付面5Aに対して軸 受2の内周面2Aを傾くことなく固定することができ、また、回転時のシャフト 1に対する側圧や環境条件等による合成樹脂のクリープ現象を抑えることができ るため、シャフト1の垂直度を向上することができる。
【0019】 (3)シャフト1とヨーク板5が軸受2を介して電気的に接続されているので 、ヨーク板5をシャーシにアースすることによって、回転時にゴムベルトの摩擦 により静電気が発生してもこの静電気は、シャフト1→軸受2→ヨーク板5→シ ャーシに至る経路により除去される。このため、静電気は帯電することがないの で、ノイズは発生しない。また、モータ内部で発生した電磁波ノイズも、同じ経 路によって除去されるので、モータ外部へ散出されることはなくなる。
【0020】 なお、実施例ではヨーク板5の凹陥部に3個のガイド孔5Cを形成した例で示 したが、このガイド孔5Cは1個以上であれば任意の数を選ぶことができる。あ るいは、貫通孔5Bに切欠部として設けるようにしても良い。また、軸受2をヨ ーク板5の端面5Dに当接する例で示したが、他の軸受3に対しても同様な構造 をとることができる。さらに、本考案はブラシ付モータに限ることなく、ブラシ レスモータやコアレスモータ等に適用しても同様な効果を得ることができる。
【0021】
以上述べたように本考案によれば、絶縁性ホルダの内周面にヨーク板を突出さ せ、このヨーク板に金属性軸受を当接させてヨーク板をアースするようにしたの で、軸受の固定位置のずれを防止し、シャフトの垂直度を向上させ、さらにノイ ズの影響を防止することができる。
【図1】本考案のモータの実施例を示す断面図である。
【図2】本実施例に用いられるヨーク板を示す平面図で
ある。
ある。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】本実施例に用いられる軸受ホルダ組立を示す平
面図である。
面図である。
【図5】図4のA−A線断面図である。
【図6】本実施例において軸受ホルダ組立に軸受を圧入
固定した構造を示す断面図である。
固定した構造を示す断面図である。
【図7】従来のモータを示す断面図である。
【図8】従来例に用いられる軸受ホルダ組立を示す平面
図である。
図である。
【図9】図8のA−A線断面図である。
【図10】従来例における軸受ホルダ組立に軸受を圧入
固定する方法を示す断面図である。
固定する方法を示す断面図である。
【図11】従来例における軸受ホルダ組立に軸受を圧入
固定する他の方法を示す断面図である。
固定する他の方法を示す断面図である。
【図12】従来例における軸受ホルダ組立に軸受を圧入
固定するその他の方法を示す断面図である。
固定するその他の方法を示す断面図である。
【図13】従来の欠点を説明するための断面図である。
1 シャフト 2,3 軸受 4 絶縁性ホルダ 4A 貫通孔 5 ヨーク 5A モータ取付面 5B 貫通孔 5C ガイド孔 5D 端面 10 軸受ホルダ組立 14 軸受組立 16 ガイドバー 17 ダイ 18 パンチ
Claims (1)
- 【請求項1】 シャフトを回転自在に軸支する金属性軸
受を絶縁性ホルダで保持し、上記シャフトにロータ部を
固定してなるモータにおいて、上記絶縁性ホルダの内周
面にヨーク板を突出させて上記金属性軸受の底面に当接
させたことを特徴とするモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992053158U JP2571833Y2 (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | モータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992053158U JP2571833Y2 (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | モータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH069355U true JPH069355U (ja) | 1994-02-04 |
| JP2571833Y2 JP2571833Y2 (ja) | 1998-05-20 |
Family
ID=12935043
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992053158U Expired - Lifetime JP2571833Y2 (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | モータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2571833Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6608410B2 (en) * | 2000-02-29 | 2003-08-19 | Asmo Co., Ltd. | Motor having shaft-grounding arrangement |
| JP2014226028A (ja) * | 2013-04-19 | 2014-12-04 | アスモ株式会社 | 軸受ホルダ及びこれを備えた直流モータ |
-
1992
- 1992-07-07 JP JP1992053158U patent/JP2571833Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6608410B2 (en) * | 2000-02-29 | 2003-08-19 | Asmo Co., Ltd. | Motor having shaft-grounding arrangement |
| JP2014226028A (ja) * | 2013-04-19 | 2014-12-04 | アスモ株式会社 | 軸受ホルダ及びこれを備えた直流モータ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2571833Y2 (ja) | 1998-05-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0232731A (ja) | モータの構造 | |
| JP2828171B2 (ja) | カプセル封入形ステップモータ | |
| JPS58118314U (ja) | 軸受用ハウジング | |
| JPH069355U (ja) | モータ | |
| JP3130966B2 (ja) | 回転機 | |
| JP2006005972A (ja) | ブラシレスモータ | |
| JPS6011745Y2 (ja) | モ−タ−用ケ−ス | |
| JP3300279B2 (ja) | モータ | |
| JPH09219953A (ja) | スピンドルモータ | |
| JPH0744940A (ja) | キャプスタンモータ及びその軸受けハウジング | |
| JPH04115120A (ja) | 磁気式ロータリエンコーダの組立方法 | |
| JP2566388Y2 (ja) | 磁気ディスク駆動装置 | |
| JPH0329750Y2 (ja) | ||
| JP2846401B2 (ja) | 回転子の製造方法 | |
| JPH0759295A (ja) | モータの取付け構造 | |
| JPH067468Y2 (ja) | インピ−ダンスロ−ラ | |
| JPH083182Y2 (ja) | キャプスタンモータ | |
| JPH0998548A (ja) | モータ | |
| JPH0914457A (ja) | モーターアセンブリー及び軸受装置 | |
| JPH11332202A (ja) | スピンドルモータ | |
| JP3029380U (ja) | モータのステータ固定構造 | |
| JPS585427Y2 (ja) | モ−タ | |
| JPH0210784Y2 (ja) | ||
| JPH10146011A (ja) | モータ | |
| JPH0636351U (ja) | 軸受装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980113 |