JPH0693934A - 直流モータ駆動系の異常検出装置 - Google Patents
直流モータ駆動系の異常検出装置Info
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- JPH0693934A JPH0693934A JP4242260A JP24226092A JPH0693934A JP H0693934 A JPH0693934 A JP H0693934A JP 4242260 A JP4242260 A JP 4242260A JP 24226092 A JP24226092 A JP 24226092A JP H0693934 A JPH0693934 A JP H0693934A
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- Control Of Direct Current Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 直流モータの電源供給経路に駆動電流検出用
の抵抗器を設けることなく、且つ直流モータの両端の電
圧を夫々検出することなく、直流モータ及びその駆動系
の異常を検出できる直流モータ駆動系の異常検出装置を
提供する。 【構成】 直流モータを駆動源とする燃料ポンプ2に、
ヒューズ4,エンジンのイグニッションスイッチ6,燃
料ポンプ駆動用のリレースイッチ8を介してバッテリ電
圧+Bを印加することにより、燃料ポンプ2を駆動する
装置において、リレースイッチ8から燃料ポンプ2まで
の電源供給経路(端子Ta−Tb間)での電圧降下量△
Vを検出し、この電圧降下量△Vが予め設定された正常
時の電圧範囲から外れたときに、燃料ポンプ2のロッ
ク,断線,短絡、及びバッテリから燃料ポンプ2までの
ハーネス系の断線,短絡を判定する。
の抵抗器を設けることなく、且つ直流モータの両端の電
圧を夫々検出することなく、直流モータ及びその駆動系
の異常を検出できる直流モータ駆動系の異常検出装置を
提供する。 【構成】 直流モータを駆動源とする燃料ポンプ2に、
ヒューズ4,エンジンのイグニッションスイッチ6,燃
料ポンプ駆動用のリレースイッチ8を介してバッテリ電
圧+Bを印加することにより、燃料ポンプ2を駆動する
装置において、リレースイッチ8から燃料ポンプ2まで
の電源供給経路(端子Ta−Tb間)での電圧降下量△
Vを検出し、この電圧降下量△Vが予め設定された正常
時の電圧範囲から外れたときに、燃料ポンプ2のロッ
ク,断線,短絡、及びバッテリから燃料ポンプ2までの
ハーネス系の断線,短絡を判定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直流モータ及びその駆
動系の異常を検出する直流モータ駆動系の異常検出装置
に関する。
動系の異常を検出する直流モータ駆動系の異常検出装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、直流モータを駆動源とする燃
料ポンプの異常を検出する装置として、燃料ポンプの駆
動電流を抵抗器を介して電圧値として検出し、その検出
電圧が正常値から外れている場合に、燃料ポンプ(即ち
直流モータ)及びその駆動系の異常を判定する装置が知
られている(実開平3−1260号公報)。
料ポンプの異常を検出する装置として、燃料ポンプの駆
動電流を抵抗器を介して電圧値として検出し、その検出
電圧が正常値から外れている場合に、燃料ポンプ(即ち
直流モータ)及びその駆動系の異常を判定する装置が知
られている(実開平3−1260号公報)。
【0003】しかし、こうした従来装置では、直流モー
タの電源供給経路に駆動電流検出用の抵抗器を直列接続
するようにしているので、直流モータの駆動中には、抵
抗器に常時電流が流れることとなり、抵抗器による消費
電力が大きくなるといった問題があった。
タの電源供給経路に駆動電流検出用の抵抗器を直列接続
するようにしているので、直流モータの駆動中には、抵
抗器に常時電流が流れることとなり、抵抗器による消費
電力が大きくなるといった問題があった。
【0004】また、このように直流モータの電源供給経
路に駆動電流検出用の抵抗器を直列接続した場合には、
その抵抗器から多量の熱が発生するため、この熱を放出
するための放熱板等が必要となり、装置が大型化すると
いう問題があった。一方、従来より、こうした問題を解
決するために、直流モータを駆動源とする燃料ポンプの
電源側端子電圧及び接地側端子電圧を夫々検出し、接地
側電圧が第1設定値以上で、且つ両端子電圧の差が第2
設定値以上であるときに正常と判断し、それ以外のとき
に燃料ポンプの異常を判断することにより、駆動電流検
出用の抵抗器を使用することなく、燃料ポンプ,延いて
は直流モータの異常を検出できるようにした装置もある
(特開昭63−88286号公報)。
路に駆動電流検出用の抵抗器を直列接続した場合には、
その抵抗器から多量の熱が発生するため、この熱を放出
するための放熱板等が必要となり、装置が大型化すると
いう問題があった。一方、従来より、こうした問題を解
決するために、直流モータを駆動源とする燃料ポンプの
電源側端子電圧及び接地側端子電圧を夫々検出し、接地
側電圧が第1設定値以上で、且つ両端子電圧の差が第2
設定値以上であるときに正常と判断し、それ以外のとき
に燃料ポンプの異常を判断することにより、駆動電流検
出用の抵抗器を使用することなく、燃料ポンプ,延いて
は直流モータの異常を検出できるようにした装置もある
(特開昭63−88286号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この装置で
は、直流モータの両端の電圧を夫々検出する必要がある
ため、電圧検出回路を2つ設けなければならず、回路面
積が大きくなると共に、コストアップになるといった問
題があった。
は、直流モータの両端の電圧を夫々検出する必要がある
ため、電圧検出回路を2つ設けなければならず、回路面
積が大きくなると共に、コストアップになるといった問
題があった。
【0006】本発明はこうした問題に鑑みなされたもの
で、上記前者の装置のように直流モータの電源供給経路
に駆動電流検出用の抵抗器を設けることなく、しかも上
記後者の装置のように直流モータの両端の電圧を夫々検
出することなく、直流モータ及びその駆動系の異常を検
出することができる、直流モータ駆動系の異常検出装置
を提供することを目的としている。
で、上記前者の装置のように直流モータの電源供給経路
に駆動電流検出用の抵抗器を設けることなく、しかも上
記後者の装置のように直流モータの両端の電圧を夫々検
出することなく、直流モータ及びその駆動系の異常を検
出することができる、直流モータ駆動系の異常検出装置
を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めになされた本発明は、直流モータ及び該直流モータに
電源供給を行なう電源供給経路の異常を検出する直流モ
ータ駆動系の異常検出装置であって、駆動電源から上記
直流モータまでの電源供給経路上での電圧降下量を検出
する検出手段と、該検出された電圧降下量が予め設定さ
れた所定範囲から外れているとき、上記直流モータ及び
電源供給経路の異常を判定する異常判定手段と、を備え
たことを特徴としている。
めになされた本発明は、直流モータ及び該直流モータに
電源供給を行なう電源供給経路の異常を検出する直流モ
ータ駆動系の異常検出装置であって、駆動電源から上記
直流モータまでの電源供給経路上での電圧降下量を検出
する検出手段と、該検出された電圧降下量が予め設定さ
れた所定範囲から外れているとき、上記直流モータ及び
電源供給経路の異常を判定する異常判定手段と、を備え
たことを特徴としている。
【0008】
【作用及び発明の効果】このように本発明の直流モータ
駆動系の異常検出装置においては、検出手段が、駆動電
源から直流モータまでの電源供給経路上での電圧降下量
を検出し、異常判定手段が、その検出された電圧降下量
が予め設定された所定範囲から外れているときに、直流
モータ及び電源供給経路の異常を判定する。
駆動系の異常検出装置においては、検出手段が、駆動電
源から直流モータまでの電源供給経路上での電圧降下量
を検出し、異常判定手段が、その検出された電圧降下量
が予め設定された所定範囲から外れているときに、直流
モータ及び電源供給経路の異常を判定する。
【0009】このため、本発明によれば、従来のよう
に、直流モータの電源供給経路に駆動電流検出用の抵抗
器を設けることなく、しかも直流モータの両端の電圧を
夫々検出することなく、直流モータ及び電源供給経路の
異常を検出することができるようになる。
に、直流モータの電源供給経路に駆動電流検出用の抵抗
器を設けることなく、しかも直流モータの両端の電圧を
夫々検出することなく、直流モータ及び電源供給経路の
異常を検出することができるようになる。
【0010】なお、駆動電源から直流モータまでの電源
供給経路上での電圧降下量から直流モータ及び電源供給
経路の異常を検出できる理由は、次の通りである。即
ち、まず直流モータが短絡した場合、直流モータの内部
抵抗が低下して電源供給経路に流れる電流が増加するた
め、電源供給経路上での電圧降下量は通常より大きくな
る。また、直流モータがロックして回転しなくなった場
合には、直流モータの回転時にモータ内部に発生する逆
起電力が発生しなくなるため、直流モータの短絡時と同
様、電源供給経路に流れる電流が増加し、電源供給経路
上での電圧降下量は通常より大きくなる。一方、直流モ
ータが断線した場合には、直流モータ,延いては電源供
給経路に電流が流れなくなるため、電源供給経路上で電
圧降下は生じなくなり、その値(即ち電圧降下量)は0
になる。
供給経路上での電圧降下量から直流モータ及び電源供給
経路の異常を検出できる理由は、次の通りである。即
ち、まず直流モータが短絡した場合、直流モータの内部
抵抗が低下して電源供給経路に流れる電流が増加するた
め、電源供給経路上での電圧降下量は通常より大きくな
る。また、直流モータがロックして回転しなくなった場
合には、直流モータの回転時にモータ内部に発生する逆
起電力が発生しなくなるため、直流モータの短絡時と同
様、電源供給経路に流れる電流が増加し、電源供給経路
上での電圧降下量は通常より大きくなる。一方、直流モ
ータが断線した場合には、直流モータ,延いては電源供
給経路に電流が流れなくなるため、電源供給経路上で電
圧降下は生じなくなり、その値(即ち電圧降下量)は0
になる。
【0011】また次に、駆動電源から直流モータまでの
電源供給経路の内、検出手段が電圧降下量を検出する端
子間で、電源供給経路が短絡(アースに接続)又は断線
した場合には、検出手段にて検出される電圧降下量は略
電源電圧となって通常より大きくなる。一方、駆動電源
から直流モータまでの電源供給経路の内、検出手段が電
圧降下量を検出する端子より駆動電源側で、電源供給経
路が短絡(アースに接続)又は断線した場合には、検出
手段が電圧降下量を検出する端子間に電流が流れないた
め、その電圧降下量は0となる。
電源供給経路の内、検出手段が電圧降下量を検出する端
子間で、電源供給経路が短絡(アースに接続)又は断線
した場合には、検出手段にて検出される電圧降下量は略
電源電圧となって通常より大きくなる。一方、駆動電源
から直流モータまでの電源供給経路の内、検出手段が電
圧降下量を検出する端子より駆動電源側で、電源供給経
路が短絡(アースに接続)又は断線した場合には、検出
手段が電圧降下量を検出する端子間に電流が流れないた
め、その電圧降下量は0となる。
【0012】従って、異常判定手段が異常判定を行なう
電圧範囲を、正常時の電圧範囲に基づき設定しておけ
ば、検出手段が検出する電圧降下量から、直流モータの
ロック,短絡,断線、及び電源供給経路の短絡,断線と
いった、直流モータ駆動系で生じる全ての異常を検出す
ることができるようになるのである。
電圧範囲を、正常時の電圧範囲に基づき設定しておけ
ば、検出手段が検出する電圧降下量から、直流モータの
ロック,短絡,断線、及び電源供給経路の短絡,断線と
いった、直流モータ駆動系で生じる全ての異常を検出す
ることができるようになるのである。
【0013】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面と共に説明す
る。まず図1は本発明が適用された燃料ポンプ駆動装置
の全体構成を表す概略構成図である。
る。まず図1は本発明が適用された燃料ポンプ駆動装置
の全体構成を表す概略構成図である。
【0014】燃料ポンプ(F/P)2は、図示しない車
両用エンジンに燃料を噴射供給する燃料噴射弁に燃料を
圧送するためのものであり、直流モータとその直流モー
タの回転により燃料タンクから燃料を汲み上げ圧送する
圧送機構とからなっている。そしてこの燃料ポンプ2
(詳しくは燃料ポンプの駆動源となる直流モータ)の一
端は接地されており、その他端に、ヒューズ4,エンジ
ンのイグニッションスイッチ6,燃料ポンプ駆動用のリ
レースイッチ8を介してバッテリ電圧+Bを印加するこ
とにより、燃料ポンプ2を駆動できるようにされてい
る。
両用エンジンに燃料を噴射供給する燃料噴射弁に燃料を
圧送するためのものであり、直流モータとその直流モー
タの回転により燃料タンクから燃料を汲み上げ圧送する
圧送機構とからなっている。そしてこの燃料ポンプ2
(詳しくは燃料ポンプの駆動源となる直流モータ)の一
端は接地されており、その他端に、ヒューズ4,エンジ
ンのイグニッションスイッチ6,燃料ポンプ駆動用のリ
レースイッチ8を介してバッテリ電圧+Bを印加するこ
とにより、燃料ポンプ2を駆動できるようにされてい
る。
【0015】なお、燃料ポンプ駆動用のリレースイッチ
8は、燃料ポンプ2を駆動するか否かを切り換えるため
のものであり、エンジン制御用の電子制御装置20によ
りON・OFF状態が切り換えられると共に、エンジン
の始動時にはスタータにより強制的にONされる。
8は、燃料ポンプ2を駆動するか否かを切り換えるため
のものであり、エンジン制御用の電子制御装置20によ
りON・OFF状態が切り換えられると共に、エンジン
の始動時にはスタータにより強制的にONされる。
【0016】次に、エンジン制御用の電子制御装置20
は、CPU20a、ROM20b、RAM20c、バッ
クアップRAM20d、これら各部を結ぶバスライン2
0e、及び、上述のヒューズ4及びイグニッションスイ
ッチ6を介してバッテリ電圧+Bを受けて内部回路に定
電圧を供給する電源回路20f等を備えた周知のマイク
ロコンピュータとして構成されている。
は、CPU20a、ROM20b、RAM20c、バッ
クアップRAM20d、これら各部を結ぶバスライン2
0e、及び、上述のヒューズ4及びイグニッションスイ
ッチ6を介してバッテリ電圧+Bを受けて内部回路に定
電圧を供給する電源回路20f等を備えた周知のマイク
ロコンピュータとして構成されている。
【0017】そしてこの電子制御装置20は、エンジン
回転数NE,吸気管圧力PA,冷却水温THW等のエン
ジンの運転状態を検出する各種センサからの検出信号に
基づき、エンジンへの燃料噴射量や点火時期を制御する
周知のエンジン制御を実行すると共に、必要に応じて上
記リレースイッチ8をONして燃料ポンプ2を駆動する
燃料ポンプ2の駆動制御、及び本発明にかかわる主要な
処理である燃料ポンプ2の駆動系の異常検出処理を実行
する。
回転数NE,吸気管圧力PA,冷却水温THW等のエン
ジンの運転状態を検出する各種センサからの検出信号に
基づき、エンジンへの燃料噴射量や点火時期を制御する
周知のエンジン制御を実行すると共に、必要に応じて上
記リレースイッチ8をONして燃料ポンプ2を駆動する
燃料ポンプ2の駆動制御、及び本発明にかかわる主要な
処理である燃料ポンプ2の駆動系の異常検出処理を実行
する。
【0018】また電子制御装置20には、こうした燃料
ポンプ2の駆動制御や異常検出処理を実行するために、
上記リレースイッチ8を駆動するための駆動信号を出力
する出力回路22、リレースイッチ8の燃料ポンプ2側
の端子Ta及び燃料ポンプ2のリレースイッチ8側の端
子Tbに夫々接続されて、端子Ta−Tb間の電位差
(即ちリレースイッチ8から燃料ポンプ2までの電源供
給経路上での電圧降下量)△Vを検出する検出手段とし
ての入力回路24、入力回路24にて検出された電圧降
下量△Vをデジタル信号に変換するA/D変換回路2
6、及び、燃料ポンプ2の駆動系の異常を検出した際に
警告灯30,31を点灯して異常を報知するための駆動
回路28,29が備えられている。なお、駆動回路2
8,29により夫々点灯される2個の警告灯30,31
の内、警告灯31は、燃料ポンプ2の断線を警告するた
めの断線警告灯であり、警告灯31は燃料ポンプ2の短
絡(ショート)及びロックを警告するためのショート・
ロック警告灯である。
ポンプ2の駆動制御や異常検出処理を実行するために、
上記リレースイッチ8を駆動するための駆動信号を出力
する出力回路22、リレースイッチ8の燃料ポンプ2側
の端子Ta及び燃料ポンプ2のリレースイッチ8側の端
子Tbに夫々接続されて、端子Ta−Tb間の電位差
(即ちリレースイッチ8から燃料ポンプ2までの電源供
給経路上での電圧降下量)△Vを検出する検出手段とし
ての入力回路24、入力回路24にて検出された電圧降
下量△Vをデジタル信号に変換するA/D変換回路2
6、及び、燃料ポンプ2の駆動系の異常を検出した際に
警告灯30,31を点灯して異常を報知するための駆動
回路28,29が備えられている。なお、駆動回路2
8,29により夫々点灯される2個の警告灯30,31
の内、警告灯31は、燃料ポンプ2の断線を警告するた
めの断線警告灯であり、警告灯31は燃料ポンプ2の短
絡(ショート)及びロックを警告するためのショート・
ロック警告灯である。
【0019】次に、上記のように構成された電子制御装
置20にて実行される異常検出処理について説明する。
まず、この異常検出処理は、電子制御装置20におい
て、リレースイッチ8がON状態で燃料ポンプ2が通電
されているときに、エンジン制御のために実行される燃
料噴射量や点火時期等の制御量を算出する制御量算出処
理と共にメインルーチンの一つとして実行される処理で
ある。
置20にて実行される異常検出処理について説明する。
まず、この異常検出処理は、電子制御装置20におい
て、リレースイッチ8がON状態で燃料ポンプ2が通電
されているときに、エンジン制御のために実行される燃
料噴射量や点火時期等の制御量を算出する制御量算出処
理と共にメインルーチンの一つとして実行される処理で
ある。
【0020】そして、この異常検出処理が開始される
と、図2に示す如く、まずステップ110にて、入力回
路24により検出された上記端子Ta−Tb間の電位差
(即ち電圧降下量)△Vを読み込む。次に、続くステッ
プ120では、ステップ110にて読み込んだ電位差△
Vが予め設定された上限値VTHS を越えているか否かを
判断し、電位差△Vが上限値VTHS を越えていなけれ
ば、続くステップ130に移行して、電位差△Vが予め
設定された下限値VTHO を越えているか否かを判断す
る。
と、図2に示す如く、まずステップ110にて、入力回
路24により検出された上記端子Ta−Tb間の電位差
(即ち電圧降下量)△Vを読み込む。次に、続くステッ
プ120では、ステップ110にて読み込んだ電位差△
Vが予め設定された上限値VTHS を越えているか否かを
判断し、電位差△Vが上限値VTHS を越えていなけれ
ば、続くステップ130に移行して、電位差△Vが予め
設定された下限値VTHO を越えているか否かを判断す
る。
【0021】なお、下限値VTHO 及び上限値VTHS は、
図1に示すバッテリから燃料ポンプ2までのハーネス系
及び燃料ポンプ系(F/P系)が共に正常である場合に
端子Ta−Tb間に生じる電位差△Vの正常範囲を実験
或は計算により設定し、図3に示す如く、その正常範囲
の最小値VILより若干低い値を下限値VTHO とし、正常
範囲の最大値VIHより若干高い値を上限値VTHS とする
ことにより、予め設定されている。
図1に示すバッテリから燃料ポンプ2までのハーネス系
及び燃料ポンプ系(F/P系)が共に正常である場合に
端子Ta−Tb間に生じる電位差△Vの正常範囲を実験
或は計算により設定し、図3に示す如く、その正常範囲
の最小値VILより若干低い値を下限値VTHO とし、正常
範囲の最大値VIHより若干高い値を上限値VTHS とする
ことにより、予め設定されている。
【0022】そして、上記ステップ130にて、端子T
a−Tb間の電位差△Vが、下限値VTHO を越えている
と判断された場合には、燃料ポンプ系及びハーネス系が
共に正常であると判断して、そのまま当該異常検出処理
を終了する。一方、上記ステップ130にて、端子Ta
−Tb間の電位差△Vが、下限値VTHO を越えていない
と判断された場合には、燃料ポンプ系が断線したか、或
はバッテリから端子Taまでのハーネス系が短絡又は断
線したと判断する。
a−Tb間の電位差△Vが、下限値VTHO を越えている
と判断された場合には、燃料ポンプ系及びハーネス系が
共に正常であると判断して、そのまま当該異常検出処理
を終了する。一方、上記ステップ130にて、端子Ta
−Tb間の電位差△Vが、下限値VTHO を越えていない
と判断された場合には、燃料ポンプ系が断線したか、或
はバッテリから端子Taまでのハーネス系が短絡又は断
線したと判断する。
【0023】つまり、図3に示す如く、燃料ポンプ系に
断線が生じた場合には、端子Ta−Tb間に電流が流れ
ず、その電位差△Vは0(図に示すV0)となり、ま
た、バッテリから端子Taまでのハーネス系(+BTa
間)に短絡(アースに接続)又は断線が生じた場合に
も、端子Ta−Tb間に電流が流れず、その電圧差△V
は0(図に示すV0)となるため、本実施例では、電位
差△Vが下限値VTHO 以下である場合には、燃料ポンプ
系が断線したか、或は端子Taよりバッテリ側のハーネ
ス系が短絡又は断線したと判断するのである。
断線が生じた場合には、端子Ta−Tb間に電流が流れ
ず、その電位差△Vは0(図に示すV0)となり、ま
た、バッテリから端子Taまでのハーネス系(+BTa
間)に短絡(アースに接続)又は断線が生じた場合に
も、端子Ta−Tb間に電流が流れず、その電圧差△V
は0(図に示すV0)となるため、本実施例では、電位
差△Vが下限値VTHO 以下である場合には、燃料ポンプ
系が断線したか、或は端子Taよりバッテリ側のハーネ
ス系が短絡又は断線したと判断するのである。
【0024】そして、このようにステップ130にて、
燃料ポンプ2の断線等の異常が判定されると、ステップ
140にて、燃料ポンプ2の断線を表す断線警告灯30
を点灯し、ステップ150にて、その旨をバックアップ
RAM20dに記憶した後、当該異常検出処理を終了す
る。
燃料ポンプ2の断線等の異常が判定されると、ステップ
140にて、燃料ポンプ2の断線を表す断線警告灯30
を点灯し、ステップ150にて、その旨をバックアップ
RAM20dに記憶した後、当該異常検出処理を終了す
る。
【0025】また次に、ステップ120にて、端子Ta
−Tb間の電位差△Vが、上限値VTHS を越えたと判断
された場合には、燃料ポンプ系が短絡又はロックした
か、或は端子Ta−Tb間が短絡又は断線したと判断す
る。つまり、図3に示す如く、燃料ポンプ系が短絡(ア
ースに接続)した場合には、燃料ポンプ2,延いては端
子Ta−Tb間に流れる電流が増加するため、端子Ta
−Tb間の電位差△Vは通常より大きいVHとなり、ま
た、燃料ポンプ系がロックして内部の直流モータが回転
しなくなった場合には、直流モータの回転時にモータ内
部に発生する逆起電力が発生しなくなるため、端子Ta
−Tb間に流れる電流が増加して、端子Ta−Tb間の
電位差△Vは通常より大きいVLLからVHLの範囲内とな
り、また更に、端子Ta−Tb間が断線又は短絡(アー
スに接続)した場合にも、端子Ta−Tb間の電位差△
Vは通常より大きいVHとなるため、本実施例では、電
位差△Vが上限値VTHS を越えている場合には、燃料ポ
ンプ系が短絡又はロックしたか、或は端子Ta−Tb間
が短絡又は断線したと判断するのである。
−Tb間の電位差△Vが、上限値VTHS を越えたと判断
された場合には、燃料ポンプ系が短絡又はロックした
か、或は端子Ta−Tb間が短絡又は断線したと判断す
る。つまり、図3に示す如く、燃料ポンプ系が短絡(ア
ースに接続)した場合には、燃料ポンプ2,延いては端
子Ta−Tb間に流れる電流が増加するため、端子Ta
−Tb間の電位差△Vは通常より大きいVHとなり、ま
た、燃料ポンプ系がロックして内部の直流モータが回転
しなくなった場合には、直流モータの回転時にモータ内
部に発生する逆起電力が発生しなくなるため、端子Ta
−Tb間に流れる電流が増加して、端子Ta−Tb間の
電位差△Vは通常より大きいVLLからVHLの範囲内とな
り、また更に、端子Ta−Tb間が断線又は短絡(アー
スに接続)した場合にも、端子Ta−Tb間の電位差△
Vは通常より大きいVHとなるため、本実施例では、電
位差△Vが上限値VTHS を越えている場合には、燃料ポ
ンプ系が短絡又はロックしたか、或は端子Ta−Tb間
が短絡又は断線したと判断するのである。
【0026】なお、こうした異常判定を行なう場合、図
3に示す如く、VLHとVHとの間にロック判定基準電圧
VTHR を設定し、電圧差△Vが上限値VTHS を越えてい
る場合には、更に、電圧差△Vがこのロック判定基準電
圧VTHR 以下であるか否かを判断するようにすれば、燃
料ポンプ2のロック時にのみ電圧差△Vがロック判定基
準電圧VTHR 以下となるので、燃料ポンプ2のロックの
みを特定検出することができるようになる。
3に示す如く、VLHとVHとの間にロック判定基準電圧
VTHR を設定し、電圧差△Vが上限値VTHS を越えてい
る場合には、更に、電圧差△Vがこのロック判定基準電
圧VTHR 以下であるか否かを判断するようにすれば、燃
料ポンプ2のロック時にのみ電圧差△Vがロック判定基
準電圧VTHR 以下となるので、燃料ポンプ2のロックの
みを特定検出することができるようになる。
【0027】そして、このようにステップ120にて、
燃料ポンプ2の短絡・ロック等の異常が判定されると、
ステップ160にて、燃料ポンプ2の短絡・ロックを表
す短絡・ロック警告灯31を点灯し、ステップ170に
て、その旨をバックアップRAM20dに記憶した後、
当該異常検出処理を終了する。
燃料ポンプ2の短絡・ロック等の異常が判定されると、
ステップ160にて、燃料ポンプ2の短絡・ロックを表
す短絡・ロック警告灯31を点灯し、ステップ170に
て、その旨をバックアップRAM20dに記憶した後、
当該異常検出処理を終了する。
【0028】このように本実施例においては、直流モー
タを駆動源とする燃料ポンプ2の駆動系の異常を、バッ
テリから燃料ポンプ2までの電源供給経路上の端子Ta
−Tb間の電位差(即ち電圧降下量)△Vに基づき検出
するようにしている。このため、本実施例によれば、従
来のように、燃料ポンプの電源供給経路に駆動電流検出
用の抵抗器を設けることなく、しかも燃料ポンプの両端
の電圧を夫々検出することなく、燃料ポンプ2及びその
電源供給経路の異常を検出することができるようにな
る。
タを駆動源とする燃料ポンプ2の駆動系の異常を、バッ
テリから燃料ポンプ2までの電源供給経路上の端子Ta
−Tb間の電位差(即ち電圧降下量)△Vに基づき検出
するようにしている。このため、本実施例によれば、従
来のように、燃料ポンプの電源供給経路に駆動電流検出
用の抵抗器を設けることなく、しかも燃料ポンプの両端
の電圧を夫々検出することなく、燃料ポンプ2及びその
電源供給経路の異常を検出することができるようにな
る。
【0029】なお、上記実施例では、直流モータを駆動
源とする燃料ポンプ2の異常を検出する場合について説
明したが、本発明は、直流モータを使用している装置で
あれば適用でき、上記実施例と同様の効果を得ることが
できる。
源とする燃料ポンプ2の異常を検出する場合について説
明したが、本発明は、直流モータを使用している装置で
あれば適用でき、上記実施例と同様の効果を得ることが
できる。
【図1】本発明が適用された燃料ポンプ駆動装置の全体
構成を表す概略構成図である。
構成を表す概略構成図である。
【図2】電子制御装置20で実行される異常検出処理を
表すフローチャートである。
表すフローチャートである。
【図3】異常検出処理による異常判定動作を説明する説
明図である。
明図である。
2…燃料ポンプ 4…ヒューズ 6…イグニッショ
ンスイッチ 8…リレースイッチ 20…電子制御装置 24…
入力回路 30,31…警告灯 Ta,Tb…端子
ンスイッチ 8…リレースイッチ 20…電子制御装置 24…
入力回路 30,31…警告灯 Ta,Tb…端子
Claims (1)
- 【請求項1】 直流モータ及び該直流モータに電源供給
を行なう電源供給経路の異常を検出する直流モータ駆動
系の異常検出装置であって、 駆動電源から上記直流モータまでの電源供給経路上での
電圧降下量を検出する検出手段と、 該検出された電圧降下量が予め設定された所定範囲から
外れているとき、上記直流モータ及び電源供給経路の異
常を判定する異常判定手段と、 を備えたことを特徴とする直流モータ駆動系の異常検出
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4242260A JPH0693934A (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | 直流モータ駆動系の異常検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4242260A JPH0693934A (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | 直流モータ駆動系の異常検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0693934A true JPH0693934A (ja) | 1994-04-05 |
Family
ID=17086627
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4242260A Pending JPH0693934A (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | 直流モータ駆動系の異常検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0693934A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009180085A (ja) * | 2008-01-29 | 2009-08-13 | Nissan Motor Co Ltd | 内燃機関の燃料供給制御装置 |
| JP2012255747A (ja) * | 2011-06-10 | 2012-12-27 | Olympus Corp | 断線検出装置 |
-
1992
- 1992-09-10 JP JP4242260A patent/JPH0693934A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009180085A (ja) * | 2008-01-29 | 2009-08-13 | Nissan Motor Co Ltd | 内燃機関の燃料供給制御装置 |
| JP2012255747A (ja) * | 2011-06-10 | 2012-12-27 | Olympus Corp | 断線検出装置 |
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