JPH0694051B2 - 長尺な被加工材の軸線曲げ装置 - Google Patents

長尺な被加工材の軸線曲げ装置

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JPH0694051B2
JPH0694051B2 JP2090402A JP9040290A JPH0694051B2 JP H0694051 B2 JPH0694051 B2 JP H0694051B2 JP 2090402 A JP2090402 A JP 2090402A JP 9040290 A JP9040290 A JP 9040290A JP H0694051 B2 JPH0694051 B2 JP H0694051B2
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元彦 橘川
淳男 鈴木
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えばドアサッシやモールディング等を製造
するに際して、予め所定横断面形状に成形された長尺な
金属材料を複次元方向に曲げ加工するための長尺な被加
工材の軸線曲げ装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の軸線曲げ装置としては、例えば特公昭58
−43165号公報(以下先行例と称す)に示されるごとき
構成である。
(発明が解決しようとする問題点) 先行例に示される従来技術においては、材料を挾持自在
のローラを支持したガイドローラーエレメントを、直交
する2軸の回りに単に回動自在に設けた構成で、ガイド
ローラーエレメントを支承したスライドを上下左右に移
動せしめて、材料をしごき曲げ的に折曲げ加工するもの
であり、材料を正確に曲げることが困難であるという問
題があった。
また、先行例においては、前記ガイドローラエレメント
等を支承したスライド等は上部側を閉じた環状の形状で
あるので、ガイドローラエレメント等の組付けや、メン
テナンスが厄介であり、また全体的構成が大型化すると
いう問題がある。
(問題点を解決するための手段) 前述のごとき従来の問題を解決するために、この発明
は、長尺な被加工材の長手方向への移動を許容して被加
工材を支持する支持装置と、支持装置から突出した部分
の被加工材の曲げ加工を行なう曲げ加工装置とを備えて
なる長尺な被加工材の軸線曲げ装置にして、上記曲げ加
工装置は、前記支持装置に支持された曲げ加工前の直線
状の被加工材の軸線とほぼ平行な第1の軸心を中心とし
て機体に回動自在に支承された第1の回動部材と、上記
第1の軸心と直交する方向の第2の軸心を中心として第
1の回動部材に回動自在に支承された第2の回動部材
と、前記第1,第2の軸心に対し直交する方向の第3の軸
心を中心として第2の回動部材に回動自在に支承された
第3の回動部材と、この第3の回動部材に設けられた支
持装置から突出した部分の被加工材の曲げを行なうべく
被加工材と適宜に係合する係合部を備えた曲げ作用部材
と、第1,第2,第3の回動部材をそれぞれ回動するための
複数の回動作動装置と、各回動作動装置の作動を制御す
るための制御装置とを備えてなり、前記第1の回動部材
は、少なくとも第1の軸心付近に空間部を形成して下部
側に円弧状部を備え、かつ上記空間部の上部側を開放し
た態様の形状であり、前記第2、第3の回動部材は上記
空間部内に配置してあるものである。
(作 用) 前記構成において、回動作動装置によって第1の回動部
材を回動せしめることにより、曲げ作用部材の係合部に
係合した被加工材を被加工材の軸線回りにねじることが
できる。また、第2,第3の回動部材を回動せしめること
により、被加工材を長手方向に対し交差する方向に曲げ
加工することができる。
上記第2,第3の回動部材による被加工材の曲げ加工は、
被加工材の軸線に対して直交する方向の軸心回りに曲げ
作用部材を回動せしめることによる曲げ加工であるか
ら、第1の回動部材を左右、上下に移動することなしに
被加工材の曲げ加工を行ない得るものである。したがっ
て、例えば第1の回動部材を回動して被加工材にねじり
を付与しつつ曲げ加工を行なうことが容易であり、かつ
正確なねじりと曲げを行なうことができるものである。
また、第1の回動部材の上部側が開放してあるので、第
1、第2の回動部材の組付けが容易であると共に、組付
け後におけるメンテナンスを容易に行うことができ、ま
た、コンパクト化を図ることができる。
実施例 以下、図面を用いて本発明の一実施例について詳細に説
明する。
この実施例に係る曲げ装置は、例えば車輌用のドアサッ
シやモールディング類等を製造するにあたり、例えばス
テンレス等の金属帯板材を予め所定の横断面形状に形成
した後、その連続した長手方向,即ち軸線方向を二次元
乃至三次元方向に曲げ加工するに適用するものである。
その軸線曲げ装置は、第1図に示すように、長尺の被加
工材Xを長手方向へ連続的或いは間歇的に送材するピン
チロール群で構成した被加工材Xの送り装置1と、被加
工材Xに摺接して送株寸法を測定するロータリーエンコ
ーダ等の検出装置2と、被加工材Xを挿通可能に保持す
る支持装置3に引続き、その支持装置3の被加工材送り
方向前方(第1図において右側)に配置された曲げ加工
装置より構成されている。
支持装置3は、被加工材Xの長手方向への移動のみを許
容する挿通口を持つもので、その口内で出口寄りには被
加工材の内部に嵌まり合うコアを設けるとよい。
曲げ加工装置は第2及び3図にも示すように、被加工材
Xの軸線に捩り曲げを加えるための第1の揺動回転機構
部4と、被加工材Xの軸線に左または右の曲げを加える
第2の揺動回転機構部5と、被加工材Xの軸線に上また
は下の曲げを加える第3の揺動回転機構部6とを備えて
いる。
第1の揺動回転機構部は、第1回動部材40を備えてい
る。上記第1回動部材40には、第2,第3の揺動回転機構
部5,6における第2,第3回動部材50,60を配置するための
空間部Sが形成してある。
より詳細には、上記第1回動部材40は円板の中心部を含
めて円板の上側の外周面に達するように上部側を開放し
た形状の切落し部を形成する態様でもって前記空間部S
を形成した形状をなしている。本実施例においては、板
の中心部を含めて上側3/4程度を切落した残余のほぼ三
日月状の部分が第1回動部材40であって、上記3/4程度
の切落し部に相当する部分が空間部Sに該当するもので
ある。その第1回動部材40は下部側に被加工材Xの加工
軸線(第1の軸心)を中心とした半円弧状のガイド縁41
を有し、そのガイド縁41に、機体7に軸承装着したガイ
ドローラー71,72を摺接配置することにより回動自在に
設けられている。また、第1回動部材40は凸状に突出成
形したレール部42を備え、このレール部42を機体7の凹
状溝73に嵌め合せることにより機体7に支持されてい
る。その第1回動部材40の側部にはガイド縁41と同心円
上で内面にギヤ歯を形成した半円弧形の凹部43が設けら
れており、この凹部43には機体7に固定した回動作動装
置の1例としての駆動モータ44とタイミングベルト等で
連動連結され、かつ減速されて回動するギヤ45が噛合配
置されている。
第2の揺動回転機構部5は第2回動部材50を備えるもの
で、その第2回動部材50は下水平板部51,直立板部52,上
水平板部53で略Z字状を呈するよう形成されている。こ
の第2回動部材50は、第1回動部材40の回転軸心(第1
の軸心)に対して直交する第2の軸心を中心として回動
自在に設けられているものであって、本実施例において
は、縦軸54を介して第1回動部材40の板面上に回転可能
に軸承支持されている。また、下水平板部51の半円弧形
を呈する側辺にはギヤ歯55が設けられており、そのギヤ
歯55には第1回動部材40に取付けた回動作動装置の1例
としての駆動モータ56とタイミングベルト等を介して連
結されて回動するウォームギヤ57が噛合配置されてお
り、第2回動部材50は減速機構を介してモータ56により
回動される。
第3の揺動回転機構部6は、第5図にも示す如く被加工
材Xを挿通可能な係合部60aを持つシュー,シューホル
ダー等よりなる曲げ作用部材60bを備えた第3回動部材6
0を備えている。この第3回動部材60は前記第1,第2の
軸心と直交する第3の軸心としての横軸61を介して第2
回動部材50の直立板部52に軸承支持されている。横軸61
は縦軸54と同一平面内に設けられており、この横軸61の
突端側にはウォームホィール62が装着されており、この
ウォームホィール62には第2回転部材50の上水平板部53
に配置した回転作動装置の1例としての駆動モータ63と
タイミングベルト等で連結されて回動するウォーム64が
噛合配置されており、第3回動部材63は減速機構を介し
てモータ63により回動されるものである。また、この第
3回動部材60には被加工材Xの送り方向前方に突出させ
て補助シュー65を備え、その補助シュー65は第5図に示
す如く前端側が略L字状に形成されていて、補助シュー
の先端65a,65bは被加工材Xが直線状態であるときに被
加工材Xと摺接する位置まで張り出すように設定してお
くとよい。
これら各揺動回転機構部4,5,6を回動するための回動作
動装置の1例としての駆動モータ44,56,63としては、可
逆サーボモータを用い、その各モータは検出装置2と例
えばコンピュータあるいはNC制御装置のごとき適宜の制
御装置8を介して夫々接続することにより検出装置2の
位置検出に対応する指令に応答して第1,第2,第3の回動
部材40,50,60を各々独立させて或いは互いに同調させて
駆動するよう構成されている。
上記構成のごとき長尺な被加工材の軸線曲げ装置では、
検出装置力2被加工材Xの送り量(送材寸法)を測定し
て所定長さに達すると、制御装置8を介して被加工材X
の所望曲げ形状に応じた駆動指令を各揺動回転機構部4,
5,6の駆動モータ44,56,63に発する。その指令を受け
て、第1の揺動回転機構部4では駆動モータ44が作動す
ることによりギヤ45で第1回動部材40を被加工材Xの軸
線回りに所望角度だけ回動する。この回動に伴って、第
2回動部材50並びに第3回動部材60が全体的に回動され
るので、支持装置3から直線的に送り込まれた被加工材
Xには曲げ作用部材60bにより軸線の捩り曲げが行なわ
れる。
また、第2の揺動回転機構部5では駆動モータ56が作動
すると、縦軸54を中心にして第2回動部材50を時計方向
または反時計方向に所望角度で回動する。その回動に伴
っては第3回動部材60も第4図に示す如く回動するた
め、第3回動部材60の曲げ作用部材60bにより被加工材
Xの軸線方向を右または左に強制的に曲げることができ
る。
更に、第3の揺動回転機構では駆動モータ63が作動する
と、横軸61を中心にして第3回動部材60のみが上または
下に所望角度で傾き回動する。その回動に伴って曲げ作
用部材60bの係合部60aに係合した被加工材Xを上または
下に強制的に曲げることができる。
これらの軸線曲げを複合的に行うときには、一定長さの
被加工材に対して第5図で示すように複次元方向の曲げ
加工を施すことができる。
ところで、この発明は、前述の実施例のみに限るもので
はなく、適宜の変更を行なうことにより、その他の態様
でも実施し得るものである。すなわち、例えば、機体
を、前述した先行例におけるスライド同様に上下左右に
移動自在な構成とすることもできる。この場合、機体の
上下、左右の移動と第3,第2回動部材の回動とを関連作
動せしめることが望ましいものである。
(発明の効果) 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、要す
るにこの発明においては、第2,第3の回動部材を作動装
置により回動せしめることによって、曲げ作用部材を適
宜方向に回動し、この曲げ作用部材の係合部に係合した
被加工材の曲げ加工を強制的に行なうものであるから、
しごき曲げ的な従来技術とはその曲げ加工原理が異な
り、従来に比して正確な曲げ角に曲げ加工を行なうこと
ができるものである。
また、第1の回動部材は少なくとも回動中心付近に空間
部を形成して下部側に円弧状部を備え、かつ上部側を開
放した態様の形状であるから、第2、第3の回動部材の
組付けが容易であると共に、組付け後におけるメンテナ
ンスが容易であり、さらに、第1回動部材が環状である
場合に比較してコンパクト化を図ることができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る軸線曲げ装置の側面図、第2図は
同装置の正面図、第3図は同装置の平面図、第4図及び
第5図は同装置の動作説明図である。 X:長尺な被加工材、 3:支持装置、 40:第1回動部材、 50:第2回動部材、 60:第3回動部材、 44,56,63:駆動モータ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺な被加工材の長手方向への移動を許容
    して被加工材を支持する支持装置と、支持装置から突出
    した部分の被加工材の曲げ加工を行なう曲げ加工装置と
    を備えてなる長尺な被加工材の軸線曲げ装置にして、上
    記曲げ加工装置は、前記支持装置3に支持された曲げ加
    工前の直線状の被加工材Xの軸線とほぼ平行な第1の軸
    心を中心として機体7に回動自在に支承された第1の回
    動部材40と、上記第1の軸心と直交する方向の第2の軸
    心を中心として第1の回動部材40に回動自在に支承され
    た第2の回動部材50と、前記第1,第2の軸心に対し直交
    する方向の第3の軸心を中心として第2の回動部材50に
    回動自在に支承された第3の回動部材60と、この第3の
    回動部材60に設けられ支持装置3から突出した部分の被
    加工材の曲げを行なうべく被加工材と適宜に係合する係
    合部を備えた曲げ作用部材と、第1,第2,第3の回動部材
    をそれぞれ回動するための複数の回動作動装置と、各回
    動作動装置の作動を制御するための制御装置8と、を備
    えてなり、前記第1の回動部材40は、少なくとも第1の
    軸心付近に空間部を形成して下部側に円弧状部を備え、
    かつ上記空間部の上部側を開放した態様の形状であり、
    前記第2、第3の回動部材50,60は上記空間部内に配置
    してあることを特徴とする長尺な被加工材の軸線曲げ装
    置。
  2. 【請求項2】長尺な被加工材の長手方向の移動を許容し
    て被加工材を支持する支持装置と、支持装置から突出し
    た部分の被加工材の曲げ加工を行なう曲げ加工装置とを
    備えてなる長尺な被加工材の軸線曲げ装置にして、上記
    曲げ加工装置は、前記支持装置3に支持された曲げ加工
    前の直線状の被加工材Xの軸線とほぼ平行な第1の軸心
    を中心として機体7に回動自在に支承された第1の回動
    部材40と、上記第1の軸心と直交する方向の第2の軸心
    を中心として第1の回動部材40に回動自在に支承された
    第2の回動部材50と、前記第1,第2の軸心に対し直交す
    る方向の第3の軸心を中心として第2の回動部材50に回
    動自在に支承された第3の回動部材60と、この第3の回
    動部材60に設けられ支持装置3から突出した部分の被加
    工材の曲げを行なうべく被加工材と適宜に係合する係合
    部を備えた曲げ作用部材と、第1,第2,第3の回動部材を
    それぞれ回動するための複数の回動作動装置と、各回動
    作動装置の作動を制御するための制御装置8と、を備え
    てなり、前記第1回動部材40は、少なくとも第1の軸心
    付近に空間部を形成して下部側に円弧状部を備え、かつ
    上記空間部の上部側を開放した態様の形状であり、前記
    第2、第3の回動部材50,60は上記空間部内に配置して
    あり、かつ第1の回動部材40を回動するための第1の回
    動作動装置が前記機体7に装着され、第2の回動部材50
    を回動するための第2の回動作動装置が第1の回動部材
    40に装着され、かつ第3の回動部材60を回動するための
    第3の回動作動装置が第2の回動部材50に装着されてい
    ることを特徴とする長尺な被加工材の軸線曲げ装置。
  3. 【請求項3】長尺な被加工材の長手方向への移動を許容
    して被加工材を支持する支持装置と、支持装置から突出
    した部分の被加工材の曲げ加工を行なう曲げ加工装置と
    を備えてなる長尺な被加工材の軸線曲げ装置にして、上
    記曲げ加工装置は、前記支持装置3に支持された曲げ加
    工前の直線状の被加工材Xの軸線とほぼ平行な第1の軸
    心を中心として機体7に回動自在に支承された第1の回
    動部材40と、上記第1の軸心と直交する方向の第2の軸
    心を中心として第1の回動部材40に回動自在に支承され
    た第2の回動部材50と、前記第1,第2の軸心に対し直交
    する方向の第3の軸心を中心として第2の回動部材50に
    回動自在に支承された第3の回動部材60と、この第3の
    回動部材60に設けられ支持装置3から突出した部分の被
    加工材の曲げを行なうべく被加工材と適宜に係合する係
    合部を備えた曲げ作用部材と、第1,第2,第3の回動部材
    をそれぞれ回動するための複数の回動作動装置と、各回
    動作動装置の作動を制御するための制御装置8と、を備
    えてなり、前記第1の回動部材40は、少なくとも第1の
    軸心付近に空間部を形成して下部側に円弧状部を備え、
    かつ上記空間部の上部側を開放した態様の形状であり、
    前記第2、第3の回動部材50,60は上記空間部内に配置
    してあり、かつ第1の回動部材40を回動するためのモー
    タと第1の回動部材との間、第2の回動部材50を回動す
    るためのモータと第2の回動部材との間及び第3の回動
    部材60を回動するためのモータと第3の回動部材との間
    にそれぞれ減速機構を設けてなることを特徴とする長尺
    な被加工材の軸線曲げ装置。
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