JPH0694200B2 - アルミニウム面の被覆方法 - Google Patents
アルミニウム面の被覆方法Info
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- JPH0694200B2 JPH0694200B2 JP63249035A JP24903588A JPH0694200B2 JP H0694200 B2 JPH0694200 B2 JP H0694200B2 JP 63249035 A JP63249035 A JP 63249035A JP 24903588 A JP24903588 A JP 24903588A JP H0694200 B2 JPH0694200 B2 JP H0694200B2
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- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05D—PROCESSES FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05D7/00—Processes, other than flocking, specially adapted for applying liquids or other fluent materials to particular surfaces or for applying particular liquids or other fluent materials
- B05D7/50—Multilayers
- B05D7/52—Two layers
- B05D7/54—No clear coat specified
- B05D7/544—No clear coat specified the first layer is let to dry at least partially before applying the second layer
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05D—PROCESSES FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05D5/00—Processes for applying liquids or other fluent materials to surfaces to obtain special surface effects, finishes or structures
- B05D5/08—Processes for applying liquids or other fluent materials to surfaces to obtain special surface effects, finishes or structures to obtain an anti-friction or anti-adhesive surface
- B05D5/083—Processes for applying liquids or other fluent materials to surfaces to obtain special surface effects, finishes or structures to obtain an anti-friction or anti-adhesive surface involving the use of fluoropolymers
- B05D5/086—Processes for applying liquids or other fluent materials to surfaces to obtain special surface effects, finishes or structures to obtain an anti-friction or anti-adhesive surface involving the use of fluoropolymers having an anchoring layer
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B05D—PROCESSES FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
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- B05D2202/20—Metallic substrate based on light metals
- B05D2202/25—Metallic substrate based on light metals based on Al
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアルミニウム製調理器具などに非粘着性のフッ
素樹脂被覆を設ける方法に関する。
素樹脂被覆を設ける方法に関する。
調理用鍋等の表面にフッ素樹脂被覆を設け、食品等のこ
びりつきを防止することが知られている。一般にフッ素
樹脂は金属等の基材面に対する接着力が大きくないか
ら、金属基材面上にフッ素樹脂被覆層を実用に耐える強
さで接着させるために、たとえば基材面を機械的あるい
は化学的に粗化して接着力を高める方法や、金属基材に
対して大きな接着力を発揮する物質とフッ素樹脂とを共
存させた下塗塗料を用いる方法などが知られ、あるいは
塗布すべきフッ素樹脂に対して種々の充填材を配合して
金属基材との密着性を高める方法などが提案されてい
る。
びりつきを防止することが知られている。一般にフッ素
樹脂は金属等の基材面に対する接着力が大きくないか
ら、金属基材面上にフッ素樹脂被覆層を実用に耐える強
さで接着させるために、たとえば基材面を機械的あるい
は化学的に粗化して接着力を高める方法や、金属基材に
対して大きな接着力を発揮する物質とフッ素樹脂とを共
存させた下塗塗料を用いる方法などが知られ、あるいは
塗布すべきフッ素樹脂に対して種々の充填材を配合して
金属基材との密着性を高める方法などが提案されてい
る。
さらに、特公昭47−17636号公報には、アルミニウム成
形物の表面を脱脂して、その表面の一部または全部に硼
珪酸系フリットを中心に、不透明剤、色素剤、添加剤そ
れに水を加えたエナメルをスプレーによって塗装したあ
と乾燥し、焼付け、その表面に四弗化エチレン樹脂をコ
ーティングする方法が提案されている。
形物の表面を脱脂して、その表面の一部または全部に硼
珪酸系フリットを中心に、不透明剤、色素剤、添加剤そ
れに水を加えたエナメルをスプレーによって塗装したあ
と乾燥し、焼付け、その表面に四弗化エチレン樹脂をコ
ーティングする方法が提案されている。
ところが、このような方法を利用して製造したフッ素樹
脂被覆の調理用鍋を実際に使用してみると、樹脂被覆の
剥離には至らなくても部分的なふくれによる浮き上がり
が生じたり、金属製のへらなどで強くこすると被覆が削
られて基材面が露出しやすいなどの欠点があり、また被
覆に傷がついてこびりつき易くなるなどの問題もあっ
た。
脂被覆の調理用鍋を実際に使用してみると、樹脂被覆の
剥離には至らなくても部分的なふくれによる浮き上がり
が生じたり、金属製のへらなどで強くこすると被覆が削
られて基材面が露出しやすいなどの欠点があり、また被
覆に傷がついてこびりつき易くなるなどの問題もあっ
た。
そこで本発明は、アルミニウム面上に設けたフッ素樹脂
被覆の接着強度を改良し、長期にわたって使用すること
ができるフッ素樹脂被覆アルミニウム物品を提供するこ
とを目的としたものである。
被覆の接着強度を改良し、長期にわたって使用すること
ができるフッ素樹脂被覆アルミニウム物品を提供するこ
とを目的としたものである。
上述のような目的を達成するため、本発明に於ては、前
述の従来技術であるアルミニウム面に硼珪酸系フリット
を含むエナメルを焼付けた後にフッ素樹脂をコーティン
グする方法を改良して、更に密着性のよい被覆を得るこ
とができた。
述の従来技術であるアルミニウム面に硼珪酸系フリット
を含むエナメルを焼付けた後にフッ素樹脂をコーティン
グする方法を改良して、更に密着性のよい被覆を得るこ
とができた。
すなわち本発明は、粗化したアルミニウム面に硼珪酸系
フリットを主成分とするエナメルを塗装し焼付けたのち
その面にフッ素樹脂被覆を形成するに当り、該エナメル
を該アルミニウム面の20〜60%を被覆するように不連続
的にスプレー塗装したのち焼付けて、溶融したエナメル
塊の径が20〜70μmで厚さが2〜10μmであるように不
連続的に融着し、次いでフッ素樹脂に対して25〜50重量
%のシリカ系充填材を含有するフッ素樹脂分散塗料を平
均厚さ3〜7μmとなるよう塗布乾燥し、更に充填材を
含有するフッ素樹脂分散塗料を少なくとも厚さが25μm
となるよう塗布、焼付けることを特徴とするアルミニウ
ム面の被覆方法である。
フリットを主成分とするエナメルを塗装し焼付けたのち
その面にフッ素樹脂被覆を形成するに当り、該エナメル
を該アルミニウム面の20〜60%を被覆するように不連続
的にスプレー塗装したのち焼付けて、溶融したエナメル
塊の径が20〜70μmで厚さが2〜10μmであるように不
連続的に融着し、次いでフッ素樹脂に対して25〜50重量
%のシリカ系充填材を含有するフッ素樹脂分散塗料を平
均厚さ3〜7μmとなるよう塗布乾燥し、更に充填材を
含有するフッ素樹脂分散塗料を少なくとも厚さが25μm
となるよう塗布、焼付けることを特徴とするアルミニウ
ム面の被覆方法である。
本発明の方法が適用されるアルミニウム面としては、た
とえば調理用の鍋やフライパンのようなアルミニウム製
物品などに限定されず、鉄−アルミニウムクラッド製品
やステンレス鋼−アルミニウムクラッド製品などであっ
てもよく、アルミニウム系合金などの露出面を有してい
る成形品であればその形状や用途はどのようなものであ
ってもよい。かかる成形品のアルミニウム面は、常法に
従って清浄化後にエッチングまたはブラスティング或い
はその他の機械的な粗化方法を単独に、あるいは組み合
わせて適用して、粗度が1〜20μm程度となるよう粗化
するのがよい。
とえば調理用の鍋やフライパンのようなアルミニウム製
物品などに限定されず、鉄−アルミニウムクラッド製品
やステンレス鋼−アルミニウムクラッド製品などであっ
てもよく、アルミニウム系合金などの露出面を有してい
る成形品であればその形状や用途はどのようなものであ
ってもよい。かかる成形品のアルミニウム面は、常法に
従って清浄化後にエッチングまたはブラスティング或い
はその他の機械的な粗化方法を単独に、あるいは組み合
わせて適用して、粗度が1〜20μm程度となるよう粗化
するのがよい。
本発明で用いられるエナメルの主成分である硼珪酸系フ
リットは、SiO2に対してB2O3およびアルカリ金属酸化物
を含むもので、たとえば500〜550℃程度の焼付け条件で
アルミニウム面に対して優れた融着性を示すものが用い
れる。かかるエナメルには、前記のフリットの他にシリ
カ、アルミナ、チタニアなどの微粉末充填材や不透明化
材などが適宜配合され、また少量の懸濁剤や結合剤など
を含み、水等の溶剤により塗装に適した粘度となるよう
に調整される。
リットは、SiO2に対してB2O3およびアルカリ金属酸化物
を含むもので、たとえば500〜550℃程度の焼付け条件で
アルミニウム面に対して優れた融着性を示すものが用い
れる。かかるエナメルには、前記のフリットの他にシリ
カ、アルミナ、チタニアなどの微粉末充填材や不透明化
材などが適宜配合され、また少量の懸濁剤や結合剤など
を含み、水等の溶剤により塗装に適した粘度となるよう
に調整される。
前記の粗化アルミニウム面に対してエナメルを塗装する
には、スプレーコート法によるのがよい。かかる塗装に
当っては、静電塗装用の装置を用いてもよいが、高圧空
気を利用するエアスプレー装置などを用いてもよい。こ
の際のエナメルの塗装量は、アルミニウム面を全体的に
被覆するに至るほど多くてはならず、また少な過ぎては
効果がない。かかるエナメルの塗装に当っては、アルミ
ニウム面上に塗装されたエナメルの滴粒が不連続斑点状
に付着するのがよく、エナメルを焼付けたのちにアルミ
ニウム面の20〜60%がエナメル塊により被覆されるよう
に調整されることが必要である。若し、エナメルによる
被覆面積が20%を下まわると塗布されたフッ素樹脂被覆
の密着強度が低下し、剥落などの欠陥が増加する。一方
60%を超えるとフッ素樹脂被覆が外力によって損傷を受
け易くなり、摩擦や剥離が起り易い。
には、スプレーコート法によるのがよい。かかる塗装に
当っては、静電塗装用の装置を用いてもよいが、高圧空
気を利用するエアスプレー装置などを用いてもよい。こ
の際のエナメルの塗装量は、アルミニウム面を全体的に
被覆するに至るほど多くてはならず、また少な過ぎては
効果がない。かかるエナメルの塗装に当っては、アルミ
ニウム面上に塗装されたエナメルの滴粒が不連続斑点状
に付着するのがよく、エナメルを焼付けたのちにアルミ
ニウム面の20〜60%がエナメル塊により被覆されるよう
に調整されることが必要である。若し、エナメルによる
被覆面積が20%を下まわると塗布されたフッ素樹脂被覆
の密着強度が低下し、剥落などの欠陥が増加する。一方
60%を超えるとフッ素樹脂被覆が外力によって損傷を受
け易くなり、摩擦や剥離が起り易い。
このようにしてエナメルを塗装したアルミニウム成形品
は、乾燥したのち500〜550℃で焼付けてアルミニウム面
上にエナメル粒塊を不連続斑点状に融着させる。この際
に融着したエナメル塊の大きさは、その径が20〜70μm
の範囲にあり、その厚さが2〜10μm程度であるのがよ
い。
は、乾燥したのち500〜550℃で焼付けてアルミニウム面
上にエナメル粒塊を不連続斑点状に融着させる。この際
に融着したエナメル塊の大きさは、その径が20〜70μm
の範囲にあり、その厚さが2〜10μm程度であるのがよ
い。
本発明においてエナメル焼付けをしたアルミニウム面上
にプライマとして塗布されるフッ素樹脂分散塗料は、こ
れに含まれるフッ素樹脂に対して25〜50重量%のシリカ
系の微粉末充填材を含んでいるものがよい。充填材の含
量が少いときはアルミニウム下地へのプライマの接着力
が低下し、充填材の含量が多すぎるときはこの上に塗布
したフッ素樹脂被覆との接着力が不充分となる。
にプライマとして塗布されるフッ素樹脂分散塗料は、こ
れに含まれるフッ素樹脂に対して25〜50重量%のシリカ
系の微粉末充填材を含んでいるものがよい。充填材の含
量が少いときはアルミニウム下地へのプライマの接着力
が低下し、充填材の含量が多すぎるときはこの上に塗布
したフッ素樹脂被覆との接着力が不充分となる。
また、かかるプライマは乾燥後の平均厚さが3〜7μm
となるよう塗布する必要がある。若しプライマの塗布厚
さが薄すぎるときはフッ素樹脂被覆の部分的剥離などの
欠陥が増加し、また厚すぎるとプライマ層での破壊が起
り易い。
となるよう塗布する必要がある。若しプライマの塗布厚
さが薄すぎるときはフッ素樹脂被覆の部分的剥離などの
欠陥が増加し、また厚すぎるとプライマ層での破壊が起
り易い。
こうしたプライマを塗布した面には、乾燥後にトップコ
ートとしてフッ素樹脂分散塗料を塗布するが、かかる塗
料は充填材を含有したものである。ここで用いられる充
填材は特に限定されないが、できれば硬度の高い材料か
ら選択されることが望ましく、その塗料中の含有量は前
記プライマ用塗料中の充填材含有量より大きくないこと
が望ましい。かかるトップコートは、その乾燥後の平均
厚さが少なくとも25μm以上となるように塗布して形成
される必要があり、そのためには1回で塗布をしてもよ
いが複数回で塗布を行ってもよい。複数回の重複塗布を
行なうときは同一組成のフッ素樹脂分散塗料を使用する
代りに異った組成の塗料を順次塗布するようにしてもよ
い。とくに、塗料中の充填材の含有量が異るものを用い
るときには、下層には充填材含有量の大きな塗料を、上
層には充填材含有量の小さな塗料を重ねるように塗布す
ると強靱で耐摩擦性の良好なフッ素樹脂被覆を得ること
ができる。このようにしてプライマとトップコートを塗
布したアルミニウム成形品は、使用した塗料中に含まれ
るフッ素樹脂の種類に応じた温度で焼付けるが、得られ
たフッ素樹脂被覆は強靱であり、トップコートの厚さを
25μm以上とした場合に非粘着性において特に優れたも
のとなる。
ートとしてフッ素樹脂分散塗料を塗布するが、かかる塗
料は充填材を含有したものである。ここで用いられる充
填材は特に限定されないが、できれば硬度の高い材料か
ら選択されることが望ましく、その塗料中の含有量は前
記プライマ用塗料中の充填材含有量より大きくないこと
が望ましい。かかるトップコートは、その乾燥後の平均
厚さが少なくとも25μm以上となるように塗布して形成
される必要があり、そのためには1回で塗布をしてもよ
いが複数回で塗布を行ってもよい。複数回の重複塗布を
行なうときは同一組成のフッ素樹脂分散塗料を使用する
代りに異った組成の塗料を順次塗布するようにしてもよ
い。とくに、塗料中の充填材の含有量が異るものを用い
るときには、下層には充填材含有量の大きな塗料を、上
層には充填材含有量の小さな塗料を重ねるように塗布す
ると強靱で耐摩擦性の良好なフッ素樹脂被覆を得ること
ができる。このようにしてプライマとトップコートを塗
布したアルミニウム成形品は、使用した塗料中に含まれ
るフッ素樹脂の種類に応じた温度で焼付けるが、得られ
たフッ素樹脂被覆は強靱であり、トップコートの厚さを
25μm以上とした場合に非粘着性において特に優れたも
のとなる。
〔実施例1〕 アルミニウム合金板(JIS#1100)を用いてプレス成形
によって得たフライパンの内面を、アルミナ研削材のエ
アブラストによって平均粗さ(Ra)4.5〜5.2μmとなる
よう粗化した。
によって得たフライパンの内面を、アルミナ研削材のエ
アブラストによって平均粗さ(Ra)4.5〜5.2μmとなる
よう粗化した。
次いで、アルミニウム用硼珪酸系フリットを主成分と
し、これにシリカ、チタニアの微粉末の硼酸ナトリウム
などの添加剤を加えて、水で濃度を約57%となるように
調整したエナメルを、エアスプレーによって前記の粗化
面に軽く均一に吹き付けた。次いでフライパンを130℃
で乾燥したのち550℃で焼付け処理したところ、アルミ
ニウム面に径が20〜50μmの範囲の溶融フリット塊が斑
点状に付着しており、その一部は隣接するフリット魂と
溶融合体していて長さが100μm程度に達するものも見
られた。
し、これにシリカ、チタニアの微粉末の硼酸ナトリウム
などの添加剤を加えて、水で濃度を約57%となるように
調整したエナメルを、エアスプレーによって前記の粗化
面に軽く均一に吹き付けた。次いでフライパンを130℃
で乾燥したのち550℃で焼付け処理したところ、アルミ
ニウム面に径が20〜50μmの範囲の溶融フリット塊が斑
点状に付着しており、その一部は隣接するフリット魂と
溶融合体していて長さが100μm程度に達するものも見
られた。
このように不連続的にエナメルの塗装焼付けを行なった
面について顕微鏡写真を用いて被覆割合を調べたとこ
ろ、約30%であった。
面について顕微鏡写真を用いて被覆割合を調べたとこ
ろ、約30%であった。
次に、四フッ化エチレン樹脂に対してシリカ微粉末を重
量で約40%となるように配合した乳液状プライマを、前
記のエナメル焼付面に対して平均厚さが3.5μmとなる
ようにエアスプレーによって均一に塗布し、180℃の炉
中で乾燥した。
量で約40%となるように配合した乳液状プライマを、前
記のエナメル焼付面に対して平均厚さが3.5μmとなる
ようにエアスプレーによって均一に塗布し、180℃の炉
中で乾燥した。
更に、トップコート用塗料としてチタニア微粉末および
着色顔料を添加した四フッ化エチレン樹脂乳化液を、塗
膜の厚さが焼く30μmとなるようにスプレー塗布し、60
℃で乾燥した。このようにしてフッ素樹脂塗料の塗布を
したフライパンを焼付炉中で最高温度430℃の条件で熱
処理し、フッ素樹脂の焼付被覆を形成した。
着色顔料を添加した四フッ化エチレン樹脂乳化液を、塗
膜の厚さが焼く30μmとなるようにスプレー塗布し、60
℃で乾燥した。このようにしてフッ素樹脂塗料の塗布を
したフライパンを焼付炉中で最高温度430℃の条件で熱
処理し、フッ素樹脂の焼付被覆を形成した。
こうして得られた試験番号1のアルミニウムフライパン
のフッ素樹脂被覆は地下との密着性が極めて良好であっ
て、スクレーパ等を用いて剥離しようとしても表面に傷
がつくのみで被覆を剥離することができなかった。
のフッ素樹脂被覆は地下との密着性が極めて良好であっ
て、スクレーパ等を用いて剥離しようとしても表面に傷
がつくのみで被覆を剥離することができなかった。
〔実施例2〕 更に実施例1と同様に表面を粗化したアルミニウムフラ
イパンを用い、エナメルの濃度やスプレー時の空気圧、
エナメルの供給速度などを種々変更した他は実施例1と
同様な方法により、アルミニウム面のエナメル被覆割合
と溶融エナメル塊の径及び厚さが種々異なったエナメル
融着アルミニウム面を形成した。これに実施例1と全く
同様にしてフッ素樹脂のプライマとトップコートとを施
して焼付け、試験番号2〜8のフッ素樹脂被覆アルミニ
ウムフライパンを得た。
イパンを用い、エナメルの濃度やスプレー時の空気圧、
エナメルの供給速度などを種々変更した他は実施例1と
同様な方法により、アルミニウム面のエナメル被覆割合
と溶融エナメル塊の径及び厚さが種々異なったエナメル
融着アルミニウム面を形成した。これに実施例1と全く
同様にしてフッ素樹脂のプライマとトップコートとを施
して焼付け、試験番号2〜8のフッ素樹脂被覆アルミニ
ウムフライパンを得た。
〔実施例3〕 また実施例1と全く同様にして形成したエナメル融着ア
ルミニウム面に、シリカ微粉末の配合量を変更したプラ
イマを用い、またプライマの塗付厚さとトップコートの
塗付厚さとを変化させて、実施例1と同様な方法により
試験番号9〜15のフッ素樹脂被覆アルミニウムフライパ
ンを得た。
ルミニウム面に、シリカ微粉末の配合量を変更したプラ
イマを用い、またプライマの塗付厚さとトップコートの
塗付厚さとを変化させて、実施例1と同様な方法により
試験番号9〜15のフッ素樹脂被覆アルミニウムフライパ
ンを得た。
これらのフライパンについて、表面粗さ、密着性、耐摩
擦性、及び耐スクラッチ性を評価し、これらの結果をま
とめて第1表に示した。
擦性、及び耐スクラッチ性を評価し、これらの結果をま
とめて第1表に示した。
第1表の結果から、溶融エナメル塊の径が20〜70μmの
範囲を外れて径が小さくなると耐摩擦性や耐スクラッチ
性が低下し、径が大きくなると耐摩擦性が低下するばか
りでなく密着性も低下することがわかる。そして溶融エ
ナメル塊の厚さが2〜10μmの範囲を外れて厚さが小さ
くなると耐摩擦性及び耐スクラッチ性が低下し、厚さが
大きくなると表面粗さが大きくなるから、いずれも望ま
しくない。また溶融エナメル塊によるアルミニウム面の
被覆割合が20〜60%の範囲を下回ると耐摩擦性、耐スク
ラッチ性、密着性が何れも低下し、上回ると密着性、耐
スクラッチ性が低下することがわかる。
範囲を外れて径が小さくなると耐摩擦性や耐スクラッチ
性が低下し、径が大きくなると耐摩擦性が低下するばか
りでなく密着性も低下することがわかる。そして溶融エ
ナメル塊の厚さが2〜10μmの範囲を外れて厚さが小さ
くなると耐摩擦性及び耐スクラッチ性が低下し、厚さが
大きくなると表面粗さが大きくなるから、いずれも望ま
しくない。また溶融エナメル塊によるアルミニウム面の
被覆割合が20〜60%の範囲を下回ると耐摩擦性、耐スク
ラッチ性、密着性が何れも低下し、上回ると密着性、耐
スクラッチ性が低下することがわかる。
更にフッ素樹脂プライマーに含まれる充填材の量が25〜
50重量%の範囲を外れると、上下いずれであっても密着
性、耐摩擦性、耐スクラッチ性が低下し、ブライマーの
膜厚が3〜7μmの範囲を下回ると密着性、耐摩擦性、
耐スクラッチ性が何れも低下し、上回ると耐摩擦性や耐
スクラッチ性が大幅に低下することもわかる。
50重量%の範囲を外れると、上下いずれであっても密着
性、耐摩擦性、耐スクラッチ性が低下し、ブライマーの
膜厚が3〜7μmの範囲を下回ると密着性、耐摩擦性、
耐スクラッチ性が何れも低下し、上回ると耐摩擦性や耐
スクラッチ性が大幅に低下することもわかる。
そしてまた、トップコート樹脂塗膜の厚さが25μm未満
では耐摩擦性が小さくなり、望ましくないことがわか
る。
では耐摩擦性が小さくなり、望ましくないことがわか
る。
表面粗さ:平均表面粗さ(μm)で示した。
密着性:水中で15分間煮沸したのち、碁盤目試験によっ
とフッ素樹脂被覆と下地との密着性を評価した。
とフッ素樹脂被覆と下地との密着性を評価した。
耐摩擦性:厚さ4mmのステンレス板の縁をサンドペーパ
ーで丸めたものでフッ素樹脂被覆面を1000回擦り、4段
階評価した。
ーで丸めたものでフッ素樹脂被覆面を1000回擦り、4段
階評価した。
◎:塗膜表面に僅かに傷が付いた。
○:塗膜が僅かに削れた。
△:塗膜が削れたが基材は露出しない。
×:基材が露出した。
耐スクラッチ性:塗膜表面にナイフで傷をつけ、その傷
から尖ったHBの鉛筆で引っ掻いて剥離した塗膜の長さ
(mm)を測定した。
から尖ったHBの鉛筆で引っ掻いて剥離した塗膜の長さ
(mm)を測定した。
〔発明の効果〕 本発明のアルミニウム面の被覆方法によれば、アルミニ
ウム面に強固に接着した強靱で耐食性のフッ素樹脂被覆
を形成することができ、従来の方法によって得たフッ素
樹脂被覆製品にくらべて大幅に耐久性の改良された製品
が得られる特長がある。
ウム面に強固に接着した強靱で耐食性のフッ素樹脂被覆
を形成することができ、従来の方法によって得たフッ素
樹脂被覆製品にくらべて大幅に耐久性の改良された製品
が得られる特長がある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田久保 進 東京都世田谷区経堂5丁目32番8号 フジ マル工業株式会社内 (56)参考文献 特公 昭58−8301(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】粗化したアルミニウム面に硼珪酸系フリッ
トを主成分とするエナメルを塗装し焼付けたのちその面
にフッ素樹脂被覆を形成するに当り、該エナメルを該ア
ルミニウム面の20〜60%を被覆するように不連続的にス
プレー塗装したのち焼付けて、溶融したエナメル塊の径
が20〜70μmで厚さが2〜10μmであるよう不連続的に
融着し、次いでフッ素樹脂に対して25〜50重量%のシリ
カ系充填材を含有するフッ素樹脂分散塗料を平均厚さ3
〜7μmとなるよう塗布乾燥し、更に充填材を含有する
フッ素樹脂分散塗料を少なくとも厚さが25μmとなるよ
う塗布、焼付けることを特徴とするアルミニウム面の被
覆方法。
Priority Applications (2)
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|---|---|---|---|
| JP63249035A JPH0694200B2 (ja) | 1988-10-04 | 1988-10-04 | アルミニウム面の被覆方法 |
| US07/416,562 US5037675A (en) | 1988-10-04 | 1989-10-03 | Method of coating aluminum surface |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63249035A JPH0694200B2 (ja) | 1988-10-04 | 1988-10-04 | アルミニウム面の被覆方法 |
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| JPH0298439A JPH0298439A (ja) | 1990-04-10 |
| JPH0694200B2 true JPH0694200B2 (ja) | 1994-11-24 |
Family
ID=17187034
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63249035A Expired - Lifetime JPH0694200B2 (ja) | 1988-10-04 | 1988-10-04 | アルミニウム面の被覆方法 |
Country Status (2)
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-
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-
1989
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