JPH0694460B2 - 3−アリール−3−アミノアルキル−2,6−ジオキソヘキサヒドロピリジン類の製造法 - Google Patents
3−アリール−3−アミノアルキル−2,6−ジオキソヘキサヒドロピリジン類の製造法Info
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- JPH0694460B2 JPH0694460B2 JP3030929A JP3092991A JPH0694460B2 JP H0694460 B2 JPH0694460 B2 JP H0694460B2 JP 3030929 A JP3030929 A JP 3030929A JP 3092991 A JP3092991 A JP 3092991A JP H0694460 B2 JPH0694460 B2 JP H0694460B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は3−アリール−3−アミ
ノアルキル−2,6−ジオキソヘキサヒドロピリジン類
の製造法に関する。
ノアルキル−2,6−ジオキソヘキサヒドロピリジン類
の製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】1976年6月15日発行の米国特許第
3,963,729号明細書に薬理活性を有するピリジ
ン誘導体、特に化合物・3−〔3−(ジメチルアミノ)
プロピル〕−3−(3−メトキシフェニル)−4,4−
ジメチル−2,6−ピペリジンジオン・1塩酸塩の合成
と利用について記載されている。この化合物は抗抑うつ
剤として有用である。このような化合物の製造法が上記
特許明細書に開示される。化合物・3−〔3−(ジメチ
ルアミノ)プロピル〕−3−(3−メトキシフェニル)
−4,4−ジメチル−2,6−ピペリジンジオン・1塩
酸塩に関し、次の反応式I
3,963,729号明細書に薬理活性を有するピリジ
ン誘導体、特に化合物・3−〔3−(ジメチルアミノ)
プロピル〕−3−(3−メトキシフェニル)−4,4−
ジメチル−2,6−ピペリジンジオン・1塩酸塩の合成
と利用について記載されている。この化合物は抗抑うつ
剤として有用である。このような化合物の製造法が上記
特許明細書に開示される。化合物・3−〔3−(ジメチ
ルアミノ)プロピル〕−3−(3−メトキシフェニル)
−4,4−ジメチル−2,6−ピペリジンジオン・1塩
酸塩に関し、次の反応式I
【化12】
【0003】に記載される方法が開示される。米国特許
第4,738,973号明細書には不安症の治療に上記
化合物を使用することが開示され、また米国特許第4,
461,771号明細書には片頭痛の治療におけるその
使用が開示される。
第4,738,973号明細書には不安症の治療に上記
化合物を使用することが開示され、また米国特許第4,
461,771号明細書には片頭痛の治療におけるその
使用が開示される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の方
法に対して更に効率的でかつ低コストで3−アリール−
3−アミノアルキル−2,6−ジオキソヘキサヒドロピ
リジン類を製造する方法が求められている。
法に対して更に効率的でかつ低コストで3−アリール−
3−アミノアルキル−2,6−ジオキソヘキサヒドロピ
リジン類を製造する方法が求められている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の方法は式Iの立
体障害(sterically hindered)ニ
トリルと式IIの立体障害α,β−不飽和ジエステルと
の、式III のニトリルジエステルを生成させる縮合反応
を含む。式III の化合物は酸触媒環化反応を受けて式IV
の化合物を形成することができ、この式IVの化合物は1
工程プロセスで脱カルボアルコキシル化反応を受けて所
望とされる式V及びVIの3−アリール−3−アミノアル
キル−2,6−ジオキソヘキサヒドロピリジン類を与え
ることができる。
体障害(sterically hindered)ニ
トリルと式IIの立体障害α,β−不飽和ジエステルと
の、式III のニトリルジエステルを生成させる縮合反応
を含む。式III の化合物は酸触媒環化反応を受けて式IV
の化合物を形成することができ、この式IVの化合物は1
工程プロセスで脱カルボアルコキシル化反応を受けて所
望とされる式V及びVIの3−アリール−3−アミノアル
キル−2,6−ジオキソヘキサヒドロピリジン類を与え
ることができる。
【化13】
【0006】本発明によれば、式Vの3−アリール−3
−アミノアルキル−2,6−ジオキソヘキサヒドロピリ
ジン類及びそれらの対応する酸塩VIの製造法が開示され
る。
−アミノアルキル−2,6−ジオキソヘキサヒドロピリ
ジン類及びそれらの対応する酸塩VIの製造法が開示され
る。
【化14】
【0007】ただし、式中Aは2〜約6個の炭素原子を
有する直鎖状又は分枝鎖状のアルキレン鎖であり、R及
びR′は各々独立に1〜10個のアルキル基であり、そ
してArは複素環式基、非置換の芳香族基、又は低級ア
ルキル、低級アルコキシ、ハロ、適当に保護されたアミ
ノ、ニトロ、適当に保護されたヒドロキシ若しくはシア
ノで置換された芳香族基である。5〜約10個の炭素原
子を有する芳香族環系又は複素環式環系、例えばフェニ
ル、ナフチル、チオフェニル、イミダゾリル、オキサゾ
リル、ピロリジノ、ピペリジノ、ピリジノ、モルホリノ
又はチオモルホリノが好ましい。芳香族基に対する好ま
しい置換基を示すと、炭素原子数1〜10個のアルキ
ル、炭素原子数1〜6個の低級アルコキシ、クロロ、フ
ルオロ、適当に保護されたアミノ又は適当に保護された
ヒドロキシがある。好ましい酸塩(HX)は塩酸塩、硫
酸塩、燐酸塩、メタンスルホン酸塩、p−トルエンスル
ホン酸塩及びトリフルオロメタンスルホン酸塩である。
有する直鎖状又は分枝鎖状のアルキレン鎖であり、R及
びR′は各々独立に1〜10個のアルキル基であり、そ
してArは複素環式基、非置換の芳香族基、又は低級ア
ルキル、低級アルコキシ、ハロ、適当に保護されたアミ
ノ、ニトロ、適当に保護されたヒドロキシ若しくはシア
ノで置換された芳香族基である。5〜約10個の炭素原
子を有する芳香族環系又は複素環式環系、例えばフェニ
ル、ナフチル、チオフェニル、イミダゾリル、オキサゾ
リル、ピロリジノ、ピペリジノ、ピリジノ、モルホリノ
又はチオモルホリノが好ましい。芳香族基に対する好ま
しい置換基を示すと、炭素原子数1〜10個のアルキ
ル、炭素原子数1〜6個の低級アルコキシ、クロロ、フ
ルオロ、適当に保護されたアミノ又は適当に保護された
ヒドロキシがある。好ましい酸塩(HX)は塩酸塩、硫
酸塩、燐酸塩、メタンスルホン酸塩、p−トルエンスル
ホン酸塩及びトリフルオロメタンスルホン酸塩である。
【0008】記載された方法で製造されるべき好ましい
化合物はAが炭素原子数2〜3個のアルキレン鎖であ
り、R及びR′が独立に炭素原子数1〜4個のアルキル
基であり、そしてArが炭素原子数1〜4個のアルキ
ル、炭素原子数1〜4個のアルコキシ又はクロロで置換
されたフェニル、チオフェニル又はナフチルである化合
物である。好ましい酸塩は塩酸塩である。
化合物はAが炭素原子数2〜3個のアルキレン鎖であ
り、R及びR′が独立に炭素原子数1〜4個のアルキル
基であり、そしてArが炭素原子数1〜4個のアルキ
ル、炭素原子数1〜4個のアルコキシ又はクロロで置換
されたフェニル、チオフェニル又はナフチルである化合
物である。好ましい酸塩は塩酸塩である。
【0009】本発明の方法によれば、従来法(反応式
I)を越える多数の利点が得られる。即ち、
I)を越える多数の利点が得られる。即ち、
【0010】a.工程数が6工程から2又は3工程に減
少され、付随して総合収率に3倍の増加があった; b.反応式Iの合成中間体としてのイミニウム塩(4)
が省かれ、それによって高価で危険な試薬であるトリエ
チルオキソニウムテトラフルオロボレートが必要でなく
なり、製造コストがかなり低減された;
少され、付随して総合収率に3倍の増加があった; b.反応式Iの合成中間体としてのイミニウム塩(4)
が省かれ、それによって高価で危険な試薬であるトリエ
チルオキソニウムテトラフルオロボレートが必要でなく
なり、製造コストがかなり低減された;
【0011】(c) 危険な水素化ナトリウム/DMSO工
程が不要になった;及び
程が不要になった;及び
【0012】(d) 大量の式V及びVIの化合物(例えば、
3−〔3−(ジメチルアミノ)プロピル〕−3−(3−
メトキシフェニル)−4,4−ジメチル−2,6−ピペ
リジンジオン・1塩酸塩)を製造するための原料のコス
トと製造方法の所要時間がかなり短縮された。
3−〔3−(ジメチルアミノ)プロピル〕−3−(3−
メトキシフェニル)−4,4−ジメチル−2,6−ピペ
リジンジオン・1塩酸塩)を製造するための原料のコス
トと製造方法の所要時間がかなり短縮された。
【0013】好ましい態様として、3−〔3−(ジメチ
ルアミノ)プロピル〕−3−(3−メトキシフェニル)
−4,4−ジメチル−2,6−ピペリジンジオン・1塩
酸塩の製造に関して本発明を具体的に説明する。
ルアミノ)プロピル〕−3−(3−メトキシフェニル)
−4,4−ジメチル−2,6−ピペリジンジオン・1塩
酸塩の製造に関して本発明を具体的に説明する。
【0014】本発明の好ましい方法を反応式IIに例示、
要約する。
要約する。
【化15】
【0015】式Iの化合物、例えば(6)は適当に置換
されたアセトニトリル、例えば(5)から当業者に公知
のアルキル化条件を用いて製造される。好ましい条件を
示すと、相転移アルキル化条件を濃厚な塩基、例えば水
酸化ナトリウムの50%水溶液及び触媒、例えばメチル
トリブチルアンモニウムクロライド又はベンジルトリエ
チルアンモニウムクロライドを使用することを含む。式
Iの化合物は水及び水不混和性溶剤、例えばトルエンを
使用する抽出処理によって単離する。その生成物は酸、
例えば塩酸の稀薄水溶液の中に抽出することによって部
分的に精製する。この水溶液を水不混和性溶剤、例えば
トルエンで洗浄した後、塩基、例えば水酸化ナトリウム
で処理し、生成物を水不混和性溶剤、例えばトルエンの
中に抽出する。抽出物を共沸蒸留で乾燥し、その溶剤を
蒸留で除去する。粗生成物、例えば(6)は蒸留で精製
してもよいし、更に精製することなく使用してもよい。
されたアセトニトリル、例えば(5)から当業者に公知
のアルキル化条件を用いて製造される。好ましい条件を
示すと、相転移アルキル化条件を濃厚な塩基、例えば水
酸化ナトリウムの50%水溶液及び触媒、例えばメチル
トリブチルアンモニウムクロライド又はベンジルトリエ
チルアンモニウムクロライドを使用することを含む。式
Iの化合物は水及び水不混和性溶剤、例えばトルエンを
使用する抽出処理によって単離する。その生成物は酸、
例えば塩酸の稀薄水溶液の中に抽出することによって部
分的に精製する。この水溶液を水不混和性溶剤、例えば
トルエンで洗浄した後、塩基、例えば水酸化ナトリウム
で処理し、生成物を水不混和性溶剤、例えばトルエンの
中に抽出する。抽出物を共沸蒸留で乾燥し、その溶剤を
蒸留で除去する。粗生成物、例えば(6)は蒸留で精製
してもよいし、更に精製することなく使用してもよい。
【0016】式III の化合物、例えば(9)は次の一般
的方法によって式Iの化合物、例えば(6)から製造さ
れる。式Iの化合物、例えば(6)を1当量より多い、
好ましくは1.1当量の強塩基、例えばリチウムジイソ
プロピルアミド(LDA)及び1当量より多い、好まし
くは1.1当量の式IIの化合物、例えばジエチル2−
(1−メチルエチリジン)プロパンジオエートと有機溶
剤中で、例えばテトラヒドロフラン中で−100〜0
℃、好ましくは−50℃において反応させる。共溶剤、
例えばヘキサメチル燐酸トリアミド(HMPT)、1,
3−ジメチル−2−イミダゾリジノン(DMEU)又は
1,3−ジメチル−3,4,5,6−テトラヒドロ−2
(1H)−ピリミジノン(DMPU)を反応に加えても
よい。別法として、他の溶剤、例えばエーテル、1,2
−ジメトキシエタン又はt−ブチルメチルエーテルを共
溶剤と共に又は共溶剤を併用せずに用いることができ
る。本発明の目的には、用語“強塩基”は式Iの化合物
からα−プロトンを引き抜くべく十分に塩基性の物質を
意味する。適した強塩基にリチウムジイソプロピルアミ
ド、リチウム2,2,6,6−テトラメチルピペリジ
ド、リチウムビス(トリメチルシリル)アミド、カリウ
ムビス(トリメチルシリル)アミド、ナトリウムビス
(トリメチルシリル)アミド、リチウムシクロヘキシル
イソプロピルアミド、ナトリウムアミド、アルキルリチ
ウム、例えばメチルリチウム、n−ブチルリチウム、s
ec−ブチルリチウム及びt−ブチルリチウム、並びに
この技術分野で公知の他の強塩基がある。
的方法によって式Iの化合物、例えば(6)から製造さ
れる。式Iの化合物、例えば(6)を1当量より多い、
好ましくは1.1当量の強塩基、例えばリチウムジイソ
プロピルアミド(LDA)及び1当量より多い、好まし
くは1.1当量の式IIの化合物、例えばジエチル2−
(1−メチルエチリジン)プロパンジオエートと有機溶
剤中で、例えばテトラヒドロフラン中で−100〜0
℃、好ましくは−50℃において反応させる。共溶剤、
例えばヘキサメチル燐酸トリアミド(HMPT)、1,
3−ジメチル−2−イミダゾリジノン(DMEU)又は
1,3−ジメチル−3,4,5,6−テトラヒドロ−2
(1H)−ピリミジノン(DMPU)を反応に加えても
よい。別法として、他の溶剤、例えばエーテル、1,2
−ジメトキシエタン又はt−ブチルメチルエーテルを共
溶剤と共に又は共溶剤を併用せずに用いることができ
る。本発明の目的には、用語“強塩基”は式Iの化合物
からα−プロトンを引き抜くべく十分に塩基性の物質を
意味する。適した強塩基にリチウムジイソプロピルアミ
ド、リチウム2,2,6,6−テトラメチルピペリジ
ド、リチウムビス(トリメチルシリル)アミド、カリウ
ムビス(トリメチルシリル)アミド、ナトリウムビス
(トリメチルシリル)アミド、リチウムシクロヘキシル
イソプロピルアミド、ナトリウムアミド、アルキルリチ
ウム、例えばメチルリチウム、n−ブチルリチウム、s
ec−ブチルリチウム及びt−ブチルリチウム、並びに
この技術分野で公知の他の強塩基がある。
【0017】(9)のような得られる式III の化合物の
単離は冷反応溶液を塩酸水溶液により反応停止させ(q
uenching)、その混合物を水不混和性溶剤、例
えばトルエンで洗浄して未反応のジエチル2−(1−メ
チルエチリジン)プロパンジオエートのような中性の不
純物を除去することを含む。生成物を次にその塩酸塩と
して水不混和性溶剤、例えば塩化メチレン又はクロロホ
ルムの中に抽出する。そのとき、他の塩基性の反応不純
物は酸性の水性層に残る。溶剤を蒸留で一部除去し、そ
して生成物を適当な有機溶剤、例えば酢酸エチル又はエ
タノールの添加により結晶化させる。生成物はまた溶剤
を蒸留で完全に除去することによっても単離することが
でき、そしてそれはいかなる精製も行わずに使用するこ
とができる。別法として、塩化メチレンによる抽出を省
略し、生成物を酸性の水性層から結晶化により単離して
もよい。他の水性の酸、例えば硫酸又は燐酸を使用して
もよく、そのとき生成物は対応する酸塩として単離する
ことができる。生成物はまた冷反応混合物を水性塩化ア
ンモニウムにより反応停止し、生成物を有機溶剤、例え
ばトルエン、酢酸エチル又は塩化メチレンの中に抽出す
るか、又は別法として単離した塩酸塩を重炭酸ナトリウ
ム水溶液で中和し、その遊離塩基を有機溶剤、例えばト
ルエン、酢酸エチル又は塩化メチレンの中に抽出するこ
とによっても遊離アミンとして単離することができる。
この遊離塩基は溶剤を蒸留で除去することによって単離
することができる。
単離は冷反応溶液を塩酸水溶液により反応停止させ(q
uenching)、その混合物を水不混和性溶剤、例
えばトルエンで洗浄して未反応のジエチル2−(1−メ
チルエチリジン)プロパンジオエートのような中性の不
純物を除去することを含む。生成物を次にその塩酸塩と
して水不混和性溶剤、例えば塩化メチレン又はクロロホ
ルムの中に抽出する。そのとき、他の塩基性の反応不純
物は酸性の水性層に残る。溶剤を蒸留で一部除去し、そ
して生成物を適当な有機溶剤、例えば酢酸エチル又はエ
タノールの添加により結晶化させる。生成物はまた溶剤
を蒸留で完全に除去することによっても単離することが
でき、そしてそれはいかなる精製も行わずに使用するこ
とができる。別法として、塩化メチレンによる抽出を省
略し、生成物を酸性の水性層から結晶化により単離して
もよい。他の水性の酸、例えば硫酸又は燐酸を使用して
もよく、そのとき生成物は対応する酸塩として単離する
ことができる。生成物はまた冷反応混合物を水性塩化ア
ンモニウムにより反応停止し、生成物を有機溶剤、例え
ばトルエン、酢酸エチル又は塩化メチレンの中に抽出す
るか、又は別法として単離した塩酸塩を重炭酸ナトリウ
ム水溶液で中和し、その遊離塩基を有機溶剤、例えばト
ルエン、酢酸エチル又は塩化メチレンの中に抽出するこ
とによっても遊離アミンとして単離することができる。
この遊離塩基は溶剤を蒸留で除去することによって単離
することができる。
【0018】式V又はVIの化合物、例えば(8)は式II
I の化合物、例えば(9)からその化合物を水性の酸中
で反応が完了するまで還流下で加熱することによって製
造される。式III の化合物は遊離アミンであってもよい
し、あるいは製剤上許容できる酸塩、例えば塩酸塩、硫
酸塩、燐酸塩又は有機酸塩であってもよい。好ましい酸
塩は硫酸塩又は塩酸塩である。化合物(8)を製造する
ための好ましい酸濃度は1〜3Nの硫酸又は1〜3Nの
塩酸であるが、0.5〜12Nのような他の濃度を採用
することも可能である。反応は式IVの環化中間体又はそ
の対応する酸塩、例えば化合物(10)、即ちエチル5
−〔3−(ジメチルアミノ)プロピル〕−5−(3−メ
トキシフェニル)−4,4−ジメチル−2,6−ジオキ
ソ−3−ピペリジンカルボキシレートサルフェートを経
由して進む。この環化中間体又はその対応する酸塩は所
望によっては単離してもよい。ただし、好ましい方法は
式III の化合物、例えば(9)を式IVの中間体化合物の
単離を行わずに式V又はVIの化合物、例えば(8)に転
化するものである。
I の化合物、例えば(9)からその化合物を水性の酸中
で反応が完了するまで還流下で加熱することによって製
造される。式III の化合物は遊離アミンであってもよい
し、あるいは製剤上許容できる酸塩、例えば塩酸塩、硫
酸塩、燐酸塩又は有機酸塩であってもよい。好ましい酸
塩は硫酸塩又は塩酸塩である。化合物(8)を製造する
ための好ましい酸濃度は1〜3Nの硫酸又は1〜3Nの
塩酸であるが、0.5〜12Nのような他の濃度を採用
することも可能である。反応は式IVの環化中間体又はそ
の対応する酸塩、例えば化合物(10)、即ちエチル5
−〔3−(ジメチルアミノ)プロピル〕−5−(3−メ
トキシフェニル)−4,4−ジメチル−2,6−ジオキ
ソ−3−ピペリジンカルボキシレートサルフェートを経
由して進む。この環化中間体又はその対応する酸塩は所
望によっては単離してもよい。ただし、好ましい方法は
式III の化合物、例えば(9)を式IVの中間体化合物の
単離を行わずに式V又はVIの化合物、例えば(8)に転
化するものである。
【0019】得られた式VIの化合物、例えば(8)を単
離するために、その反応混合物を水酸化アンモニウムの
ような適当な塩基で、好ましくはpH7.5〜9.5まで
塩基性化し、そして生成物を遊離塩基として塩化メチレ
ン又はクロロホルムの中に抽出する。その溶剤を蒸留で
除去し、そして遊離塩基をメタノール、エタノール又は
イソプロパノールのような熱アルコール溶剤に溶解す
る。式VIの化合物、例えば(8)をその熱溶液に1.1
当量の濃塩酸を添加し、続いて冷却することによって沈
殿させる。反応を水性の塩酸中で行う場合に、別法とし
て、式VIの化合物、例えば(8)はその水性反応混合物
からの結晶化によって単離することができる。式VIの化
合物はメタノール、メタノール/エタノール又は水性エ
タノールのような適当な溶剤からの再結晶化によって更
に精製することができる。遊離塩基を対応する式VIの化
合物に転化するのに他の酸、例えば硫酸、燐酸、メタン
スルホン酸、p−トルエンスルホン酸又はトリフルオロ
メタンスルホン酸を使用してもよい。
離するために、その反応混合物を水酸化アンモニウムの
ような適当な塩基で、好ましくはpH7.5〜9.5まで
塩基性化し、そして生成物を遊離塩基として塩化メチレ
ン又はクロロホルムの中に抽出する。その溶剤を蒸留で
除去し、そして遊離塩基をメタノール、エタノール又は
イソプロパノールのような熱アルコール溶剤に溶解す
る。式VIの化合物、例えば(8)をその熱溶液に1.1
当量の濃塩酸を添加し、続いて冷却することによって沈
殿させる。反応を水性の塩酸中で行う場合に、別法とし
て、式VIの化合物、例えば(8)はその水性反応混合物
からの結晶化によって単離することができる。式VIの化
合物はメタノール、メタノール/エタノール又は水性エ
タノールのような適当な溶剤からの再結晶化によって更
に精製することができる。遊離塩基を対応する式VIの化
合物に転化するのに他の酸、例えば硫酸、燐酸、メタン
スルホン酸、p−トルエンスルホン酸又はトリフルオロ
メタンスルホン酸を使用してもよい。
【0020】式Vの化合物を単離するために、その反応
混合物を水酸化アンモニウムのような適当な塩基で好ま
しくはpH7.5〜9.5まで塩基性化し、そして生成物
を遊離塩基として塩化メチレン又はクロロホルムの中に
抽出する。その溶剤を蒸留で除去し、その残分をアルコ
ール溶剤、例えばメタノール、エタノール又はイソプロ
パノールから再結晶化することによって式Vの化合物を
単離する。別法として、塩化メチレンによる抽出を省
き、塩基性化された水性層からの結晶化によって式Vの
化合物を単離することもできる。式Vの化合物は有機溶
剤、例えばメタノール、エタノール又はイソプロパノー
ルからの再結晶化によって更に精製してもよい。
混合物を水酸化アンモニウムのような適当な塩基で好ま
しくはpH7.5〜9.5まで塩基性化し、そして生成物
を遊離塩基として塩化メチレン又はクロロホルムの中に
抽出する。その溶剤を蒸留で除去し、その残分をアルコ
ール溶剤、例えばメタノール、エタノール又はイソプロ
パノールから再結晶化することによって式Vの化合物を
単離する。別法として、塩化メチレンによる抽出を省
き、塩基性化された水性層からの結晶化によって式Vの
化合物を単離することもできる。式Vの化合物は有機溶
剤、例えばメタノール、エタノール又はイソプロパノー
ルからの再結晶化によって更に精製してもよい。
【0021】式Vの化合物は前記のように熱アルコール
溶剤に溶解し、続いて所望とする酸を添加することによ
って式VIの化合物に転化することができる。
溶剤に溶解し、続いて所望とする酸を添加することによ
って式VIの化合物に転化することができる。
【0022】式V及びVIの化合物、例えば(8)はまた
式IVの化合物又はその対応する酸塩、例えば(10)か
ら、その化合物を水性の酸中で加熱、還流し、その混合
物を前記と同様に処理することによっても製造すること
が可能である。
式IVの化合物又はその対応する酸塩、例えば(10)か
ら、その化合物を水性の酸中で加熱、還流し、その混合
物を前記と同様に処理することによっても製造すること
が可能である。
【0023】式V又はVIの化合物、例えば(8)は式II
I の化合物、例えば(9)を単離することなく式Iの化
合物、例えば(6)から直接製造することができる。式
Iの化合物、例えば(6)とLDAのような適当な塩基
及び式IIの化合物、例えばジエチル2−(1−メチルエ
チリジン)プロパンジオエートとの反応は式III の化合
物の製造について前記した方法で行われる。反応混合物
を水性の酸とトルエンのような有機溶剤とで処理した
後、式III の化合物、例えば(9)を含有する酸性の水
性層を加熱、還流させて目的の式VIの化合物、例えば
(8)を得る。好ましい酸は硫酸と塩酸であるが、他の
酸、例えば燐酸又は有機酸も使用することができ、また
0.5〜12Nの濃度が使用することができる。生成物
は前記した方法によって式V又は式VIの化合物として単
離することができる。別法として、反応混合物を塩基性
化し、その遊離塩基を塩化メチレン又はクロロホルムの
中に抽出し、その溶剤を蒸留で除去することもできる。
式VIの化合物、例えば(8)は水性塩酸からの結晶化に
よって塩基性の反応不純物から分離することができる。
単離された式VIの生成物は前記のようにして更に精製す
ることが可能である。
I の化合物、例えば(9)を単離することなく式Iの化
合物、例えば(6)から直接製造することができる。式
Iの化合物、例えば(6)とLDAのような適当な塩基
及び式IIの化合物、例えばジエチル2−(1−メチルエ
チリジン)プロパンジオエートとの反応は式III の化合
物の製造について前記した方法で行われる。反応混合物
を水性の酸とトルエンのような有機溶剤とで処理した
後、式III の化合物、例えば(9)を含有する酸性の水
性層を加熱、還流させて目的の式VIの化合物、例えば
(8)を得る。好ましい酸は硫酸と塩酸であるが、他の
酸、例えば燐酸又は有機酸も使用することができ、また
0.5〜12Nの濃度が使用することができる。生成物
は前記した方法によって式V又は式VIの化合物として単
離することができる。別法として、反応混合物を塩基性
化し、その遊離塩基を塩化メチレン又はクロロホルムの
中に抽出し、その溶剤を蒸留で除去することもできる。
式VIの化合物、例えば(8)は水性塩酸からの結晶化に
よって塩基性の反応不純物から分離することができる。
単離された式VIの生成物は前記のようにして更に精製す
ることが可能である。
【0024】次の例示実施例によって本発明の実施法を
更に説明する。ただし、これらの実施例は本発明を限定
しているものではない。
更に説明する。ただし、これらの実施例は本発明を限定
しているものではない。
【0025】
【実施例1】α−〔3−(ジメチルアミノ)プロピル〕
−3−メトキシベンゼン−アセトニトリル(6)の製造
−3−メトキシベンゼン−アセトニトリル(6)の製造
【化16】
【0026】反応容器に4.84kgの3−クロロ−N,
N−ジメチルプロパンアミン・1塩酸塩、4.94kgの
3−メトキシベンゼンアセトニトリル(5)、110g
のメチルトリブチルアンモニウムクロライド(水中75
%w/w)及び13L(リットル)の水酸化ナトリウム
水溶液(50%w/w)を仕込んだ。このスラリーを4
0℃で約22時間攪拌した。反応が完結したことがガス
クロマトフィーによって示されたとき、加熱を中止し
た。反応混合物を20Lの水及び20Lのトルエンで稀
釈し、15分間攪拌した。その各層を分離した後、水性
相を10Lのトルエンで抽出した。有機相を合わせ、水
20L中水性塩酸(36%w/w)4.13Lの溶液で
抽出した。その水性相を10Lのトルエンで洗浄し、
2.8Lの水酸化ナトリウム水溶液(50%w/w)で
塩基性化し、そして合計30Lのトルエンで2回抽出し
た。その有機相を合わせ、10Lの水で洗浄し、濾過し
た。濾液を共沸蒸留で乾燥し、溶剤を減圧蒸留で除去し
て6.58kg(3−クロロ−N,N−ジメチルプロパン
アミン・1塩酸塩基準で理論値の92%;生成物はトル
エンを含有)の油状残分を得た。この油状残分はα−
〔3−(ジメチルアミノ)プロピル〕−3−メトキシベ
ンゼンアセトニトリル(6)であった。
N−ジメチルプロパンアミン・1塩酸塩、4.94kgの
3−メトキシベンゼンアセトニトリル(5)、110g
のメチルトリブチルアンモニウムクロライド(水中75
%w/w)及び13L(リットル)の水酸化ナトリウム
水溶液(50%w/w)を仕込んだ。このスラリーを4
0℃で約22時間攪拌した。反応が完結したことがガス
クロマトフィーによって示されたとき、加熱を中止し
た。反応混合物を20Lの水及び20Lのトルエンで稀
釈し、15分間攪拌した。その各層を分離した後、水性
相を10Lのトルエンで抽出した。有機相を合わせ、水
20L中水性塩酸(36%w/w)4.13Lの溶液で
抽出した。その水性相を10Lのトルエンで洗浄し、
2.8Lの水酸化ナトリウム水溶液(50%w/w)で
塩基性化し、そして合計30Lのトルエンで2回抽出し
た。その有機相を合わせ、10Lの水で洗浄し、濾過し
た。濾液を共沸蒸留で乾燥し、溶剤を減圧蒸留で除去し
て6.58kg(3−クロロ−N,N−ジメチルプロパン
アミン・1塩酸塩基準で理論値の92%;生成物はトル
エンを含有)の油状残分を得た。この油状残分はα−
〔3−(ジメチルアミノ)プロピル〕−3−メトキシベ
ンゼンアセトニトリル(6)であった。
【0027】
【実施例2】ジエチル2−〔2−シアノ−5−(ジメチ
ルアミノ)−2−(3−メトキシフェニル)−1,1−
ジメチルペンチル〕プロパンジオエート・1塩酸塩
(9)の製造
ルアミノ)−2−(3−メトキシフェニル)−1,1−
ジメチルペンチル〕プロパンジオエート・1塩酸塩
(9)の製造
【化17】
【0028】反応容器に窒素ふん囲気を適用し、そして
36Lのテトラヒドロフランを加えた。この溶剤を−4
0℃未満に冷却し、そしてテトラヒドロフラン/n−ヘ
プタン中リチウムジイソプロピルアミド(2.1M溶
液)11.89kgを加えた。10Lのテトラヒドロフラ
ン中6.58kgのα−〔3−(ジメチルアミノ)プロピ
ル〕−3−メトキシベンゼンアセトニトリル(6)の溶
液を−20℃未満の温度において加えた。5−L部のテ
トラヒドロフランをすすぎ液として用い、その混合物を
−20℃未満の温度において30分間攪拌した。この混
合物を−50℃未満に冷却し、そしてこの反応混合物に
10Lのテトラヒドロフラン中6.25kgのジエチル2
−(1−メチルエチリジン)−プロパンジオエートの溶
液を温度が−50℃を越えないような速度で加えた。5
−L部のテトラヒドロフランをすすぎ液として使用し、
その混合物を−50℃未満の温度において30分間攪拌
した。この冷反応混合物を90Lの水中24Lの水性塩
酸(36%w/w)の10℃未満の温度に冷却した、攪
拌されている溶液に加え、そしてその反応器をすすぐた
めに15−L部のテトラヒドロフランを用いた。この混
合物を20−L部ずつのトルエンで2回抽出し、そのト
ルエン相を8Lの水中2Lの水性塩酸(36%w/w)
の溶液で逆抽出(back−extract)した。こ
の酸性の水性抽出物を前記の酸性水性相と合わせ、そし
て40−L部ずつの塩化メチレンで2回抽出した。塩化
メチレン抽出物を合わせ、8Lの水中2Lの水性塩酸
(36%w/w)の溶液で洗浄し、そして各層を分離し
た。塩化メチレン相を濾過し、大気圧での蒸留によって
濃縮して容量を少なくした。70−L部の酢酸エチルを
加え、得られたスラリーを10℃未満に冷却した。得ら
れた固体を濾過で採集し、30Lの酢酸エチルで洗浄し
た。その固体を50℃で乾燥すると11.24kg(理論
値の84.6%)のジエチル2−〔2−シアノ−5−
(ジメチルアミノ)−2−(3−メトキシフェニル)−
1,1−ジメチルペンチル〕プロパンジオエート・1塩
酸塩(9)が得られた。
36Lのテトラヒドロフランを加えた。この溶剤を−4
0℃未満に冷却し、そしてテトラヒドロフラン/n−ヘ
プタン中リチウムジイソプロピルアミド(2.1M溶
液)11.89kgを加えた。10Lのテトラヒドロフラ
ン中6.58kgのα−〔3−(ジメチルアミノ)プロピ
ル〕−3−メトキシベンゼンアセトニトリル(6)の溶
液を−20℃未満の温度において加えた。5−L部のテ
トラヒドロフランをすすぎ液として用い、その混合物を
−20℃未満の温度において30分間攪拌した。この混
合物を−50℃未満に冷却し、そしてこの反応混合物に
10Lのテトラヒドロフラン中6.25kgのジエチル2
−(1−メチルエチリジン)−プロパンジオエートの溶
液を温度が−50℃を越えないような速度で加えた。5
−L部のテトラヒドロフランをすすぎ液として使用し、
その混合物を−50℃未満の温度において30分間攪拌
した。この冷反応混合物を90Lの水中24Lの水性塩
酸(36%w/w)の10℃未満の温度に冷却した、攪
拌されている溶液に加え、そしてその反応器をすすぐた
めに15−L部のテトラヒドロフランを用いた。この混
合物を20−L部ずつのトルエンで2回抽出し、そのト
ルエン相を8Lの水中2Lの水性塩酸(36%w/w)
の溶液で逆抽出(back−extract)した。こ
の酸性の水性抽出物を前記の酸性水性相と合わせ、そし
て40−L部ずつの塩化メチレンで2回抽出した。塩化
メチレン抽出物を合わせ、8Lの水中2Lの水性塩酸
(36%w/w)の溶液で洗浄し、そして各層を分離し
た。塩化メチレン相を濾過し、大気圧での蒸留によって
濃縮して容量を少なくした。70−L部の酢酸エチルを
加え、得られたスラリーを10℃未満に冷却した。得ら
れた固体を濾過で採集し、30Lの酢酸エチルで洗浄し
た。その固体を50℃で乾燥すると11.24kg(理論
値の84.6%)のジエチル2−〔2−シアノ−5−
(ジメチルアミノ)−2−(3−メトキシフェニル)−
1,1−ジメチルペンチル〕プロパンジオエート・1塩
酸塩(9)が得られた。
【0029】
【実施例3】3−〔3−(ジメチルアミノ)プロピル〕
−3−(3−メトキシフェニル)−4,4−ジメチル−
2,6−ピペリジンジオン・1塩酸塩(8)の製造
−3−(3−メトキシフェニル)−4,4−ジメチル−
2,6−ピペリジンジオン・1塩酸塩(8)の製造
【化18】
【0030】反応容器に11.24kgのジエチル2−
〔2−シアノ−5−(ジメチルアミノ)−2−(3−メ
トキシフェニル)−1,1−ジメチルペンチル〕プロパ
ンジオエート・1塩酸塩(9)及び90Lの水中11.
46kgの硫酸(96%w/w)の溶液を仕込んだ。この
反応混合物を約54時間還流させた。反応が終ったこと
が薄層クロマトグラフィーによって示されたとき、その
溶液を25℃まで冷却した。この水溶液を20Lの塩化
メチレンで洗浄した。その水性相を40Lの塩化メチレ
ンと混合し、そしてその温度を30℃未満に維持しなが
ら19Lの水性水酸化アンモニウム(29%w/w)で
塩基性化した。各層を分離した後、水性相を20−L部
ずつの塩化メチレンで2回抽出した。その有機相を合わ
せ、20−L部ずつの水で2回洗浄し、そして珪藻土の
層を通して濾過した。
〔2−シアノ−5−(ジメチルアミノ)−2−(3−メ
トキシフェニル)−1,1−ジメチルペンチル〕プロパ
ンジオエート・1塩酸塩(9)及び90Lの水中11.
46kgの硫酸(96%w/w)の溶液を仕込んだ。この
反応混合物を約54時間還流させた。反応が終ったこと
が薄層クロマトグラフィーによって示されたとき、その
溶液を25℃まで冷却した。この水溶液を20Lの塩化
メチレンで洗浄した。その水性相を40Lの塩化メチレ
ンと混合し、そしてその温度を30℃未満に維持しなが
ら19Lの水性水酸化アンモニウム(29%w/w)で
塩基性化した。各層を分離した後、水性相を20−L部
ずつの塩化メチレンで2回抽出した。その有機相を合わ
せ、20−L部ずつの水で2回洗浄し、そして珪藻土の
層を通して濾過した。
【0031】濾液を大気圧で蒸留することによって濃縮
して少容量となし、そして40Lのエタノールで稀釈し
た。この混合物を大気圧下で温度が75℃に達するまで
蒸留することによって濃縮した。追加の10−L部のエ
タノールを加え、その混合物を固体が溶解するまで還流
させた。この熱溶液に2.6−kg部の水性塩酸(36%
w/w)をおだやかな還流が維持される速度で加えた。
この混合物を25℃まで冷却し、得られたスラリーを1
0℃未満の温度に冷却した。その固体を濾過によって採
集し、20Lのエタノールで洗浄した。その固体を20
Lのエタノール中で再度スラリー化し、濾過し、そして
20Lのエタノールで洗浄した。この生成物を50℃で
乾燥すると7.38kg(理論値の83.5%)の3−
〔3−(ジメチルアミノ)プロピル〕−3−(3−メト
キシフェニル)−4,4−ジメチル−2,6−ピペリジ
ンジオン・1塩酸塩(8)が得られた。
して少容量となし、そして40Lのエタノールで稀釈し
た。この混合物を大気圧下で温度が75℃に達するまで
蒸留することによって濃縮した。追加の10−L部のエ
タノールを加え、その混合物を固体が溶解するまで還流
させた。この熱溶液に2.6−kg部の水性塩酸(36%
w/w)をおだやかな還流が維持される速度で加えた。
この混合物を25℃まで冷却し、得られたスラリーを1
0℃未満の温度に冷却した。その固体を濾過によって採
集し、20Lのエタノールで洗浄した。その固体を20
Lのエタノール中で再度スラリー化し、濾過し、そして
20Lのエタノールで洗浄した。この生成物を50℃で
乾燥すると7.38kg(理論値の83.5%)の3−
〔3−(ジメチルアミノ)プロピル〕−3−(3−メト
キシフェニル)−4,4−ジメチル−2,6−ピペリジ
ンジオン・1塩酸塩(8)が得られた。
【0032】
【実施例4】A.α−〔3−(ジメチルアミノ)プロピ
ル〕−3−メトキシベンゼンアセトニトリル(6)から
の3−〔3−(ジメチルアミノ)プロピル〕−3−(3
−メトキシフェニル)−4,4−ジメチル−2,6−ピ
ペリジンジオン・1塩酸塩(8)の製造
ル〕−3−メトキシベンゼンアセトニトリル(6)から
の3−〔3−(ジメチルアミノ)プロピル〕−3−(3
−メトキシフェニル)−4,4−ジメチル−2,6−ピ
ペリジンジオン・1塩酸塩(8)の製造
【0033】α−〔3−(ジメチルアミノ)プロピル〕
−3−メトキシベンゼン−アセトニトリル(6)の試料
1gを実施例2に記載の方法で0.95gのジエチル2
−(1−メチルエチリジン)プロパンジオエートと反応
させた。その冷反応混合物を水性塩酸の代りに水13ml
中硫酸1.35mlの溶液に加え、その水性混合物をトル
エンで2回抽出した。塩化メチレンによる抽出とそれに
続く生成物の単離は省いた。水性硫酸混合物を反応が完
結するまで還流させ、そして実施例3に記載のようにし
て生成物の抽出を行った。この結果、エタノール/塩酸
からの代りに2Nの水性塩酸から標題化合物が単離され
た。
−3−メトキシベンゼン−アセトニトリル(6)の試料
1gを実施例2に記載の方法で0.95gのジエチル2
−(1−メチルエチリジン)プロパンジオエートと反応
させた。その冷反応混合物を水性塩酸の代りに水13ml
中硫酸1.35mlの溶液に加え、その水性混合物をトル
エンで2回抽出した。塩化メチレンによる抽出とそれに
続く生成物の単離は省いた。水性硫酸混合物を反応が完
結するまで還流させ、そして実施例3に記載のようにし
て生成物の抽出を行った。この結果、エタノール/塩酸
からの代りに2Nの水性塩酸から標題化合物が単離され
た。
【0034】
【実施例5】B.エチル5−〔3−(ジメチルアミノ)
プロピル〕−5−(3−メトキシフェニル)−4,4−
ジメチル−2,6−ジオキソ−3−ピペリジンカルボキ
シレート・1塩酸塩からの3−〔3−(ジメチルアミ
ノ)プロピル〕−3−(3−メトキシフェニル)−4,
4−ジメチル−2,6−ピペリジンジオン・1塩酸塩
(8)の製造
プロピル〕−5−(3−メトキシフェニル)−4,4−
ジメチル−2,6−ジオキソ−3−ピペリジンカルボキ
シレート・1塩酸塩からの3−〔3−(ジメチルアミ
ノ)プロピル〕−3−(3−メトキシフェニル)−4,
4−ジメチル−2,6−ピペリジンジオン・1塩酸塩
(8)の製造
【0035】出発物質として実施例2の標題化合物を使
用する代りに2gのエチル5−〔3−(ジメチルアミ
ノ)プロピル〕−5−(3−メトキシフェニル)−4,
4−ジメチル−2,6−ジオキソ−3−ピペリジンカル
ボキシレート・1塩酸塩を用いて実施例3の方法により
標題化合物を製造した。
用する代りに2gのエチル5−〔3−(ジメチルアミ
ノ)プロピル〕−5−(3−メトキシフェニル)−4,
4−ジメチル−2,6−ジオキソ−3−ピペリジンカル
ボキシレート・1塩酸塩を用いて実施例3の方法により
標題化合物を製造した。
【0036】
【実施例6】3−〔3−(ジメチルアミノ)プロピル〕
−3−(3−メトキシフェニル)−4,4−ジメチル−
2,6−ピペリジンジオンの製造
−3−(3−メトキシフェニル)−4,4−ジメチル−
2,6−ピペリジンジオンの製造
【0037】10.7gのジエチル2−〔2−シアノ−
5−(ジメチルアミノ)−2−(3−メトキシフェニ
ル)−1,1−ジメチルペンチル〕プロパンジオエート
・1塩酸塩(9)から実施例3に記載の方法で標題化合
物を製造した。水酸化アンモニウム(29%)による塩
基性化の際に反応混合物から塩化メチレンを除き、そし
て得られたスラリーを冷却し、濾過して標題化合物を得
た。エタノールへの溶解及び塩酸による処理もその処理
工程から省いた。
5−(ジメチルアミノ)−2−(3−メトキシフェニ
ル)−1,1−ジメチルペンチル〕プロパンジオエート
・1塩酸塩(9)から実施例3に記載の方法で標題化合
物を製造した。水酸化アンモニウム(29%)による塩
基性化の際に反応混合物から塩化メチレンを除き、そし
て得られたスラリーを冷却し、濾過して標題化合物を得
た。エタノールへの溶解及び塩酸による処理もその処理
工程から省いた。
【0038】
【実施例7】ジエチル2−〔2−シアノ−5−(ジメチ
ルアミノ)−2−(3−メトキシフェニル)−1,1−
ジメチルペンチル〕プロパンジオエート〔(9)の遊離
塩基〕の製造
ルアミノ)−2−(3−メトキシフェニル)−1,1−
ジメチルペンチル〕プロパンジオエート〔(9)の遊離
塩基〕の製造
【0039】共溶剤として20mlのDMPUを使用して
5gのα−〔3−(ジメチルアミノ)プロピル〕−3−
メトキシベンゼンアセトニトリル(6)から実施例2の
方法により標題化合物を製造した。塩化メチレン相の濃
縮後、残分を水10mlとトルエン10mlとの中重炭酸ナ
トリウム0.5gの溶液間に分配した。水性相をトルエ
ンで更に抽出し、それらの有機層を合わせ、そして水洗
した。その有機相を真空下で濃縮、乾固すると標題化合
物が得られた。この化合物を更に精製することなく続く
反応に使用した。
5gのα−〔3−(ジメチルアミノ)プロピル〕−3−
メトキシベンゼンアセトニトリル(6)から実施例2の
方法により標題化合物を製造した。塩化メチレン相の濃
縮後、残分を水10mlとトルエン10mlとの中重炭酸ナ
トリウム0.5gの溶液間に分配した。水性相をトルエ
ンで更に抽出し、それらの有機層を合わせ、そして水洗
した。その有機相を真空下で濃縮、乾固すると標題化合
物が得られた。この化合物を更に精製することなく続く
反応に使用した。
【0040】
【実施例8】ジエチル2−〔2−シアノ−5−(ジメチ
ルアミノ)−2−(3−メトキシフェニル)−1,1−
ジメチルペンチル〕プロパンジオエートからの3−〔3
−(ジメチルアミノ)プロピル〕−3−(3−メトキシ
フェニル)−4,4−ジメチル−2,6−ピペリジンジ
オン・1塩酸塩(8)の製造 5gのジエチル2−〔2−シアノ−5−(ジメチルアミ
ノ)−2−(3−メトキシフェニル)−1,1−ジメチ
ルペンチル〕プロパンジオエートから実施例7の方法で
標題化合物を製造した。この反応には2−2.5N硫酸
の代りに2.5N塩酸溶液を使用し、標題化合物の遊離
塩基を単離した。この遊離塩基を水性メタノールから再
結晶化した。この遊離塩基をエタノールに溶解し、塩酸
(36%w/w)を加え、その混合物を冷却し、濾過し
て標題化合物を得た。
ルアミノ)−2−(3−メトキシフェニル)−1,1−
ジメチルペンチル〕プロパンジオエートからの3−〔3
−(ジメチルアミノ)プロピル〕−3−(3−メトキシ
フェニル)−4,4−ジメチル−2,6−ピペリジンジ
オン・1塩酸塩(8)の製造 5gのジエチル2−〔2−シアノ−5−(ジメチルアミ
ノ)−2−(3−メトキシフェニル)−1,1−ジメチ
ルペンチル〕プロパンジオエートから実施例7の方法で
標題化合物を製造した。この反応には2−2.5N硫酸
の代りに2.5N塩酸溶液を使用し、標題化合物の遊離
塩基を単離した。この遊離塩基を水性メタノールから再
結晶化した。この遊離塩基をエタノールに溶解し、塩酸
(36%w/w)を加え、その混合物を冷却し、濾過し
て標題化合物を得た。
【0041】
【実施例9】96%硫酸を使用しての3−〔3−(ジメ
チルアミノ)プロピル〕−3−(3−メトキシフェニ
ル)−4,4−ジメチル−2,6−ピペリジンジオン・
1塩酸塩(8)の製造
チルアミノ)プロピル〕−3−(3−メトキシフェニ
ル)−4,4−ジメチル−2,6−ピペリジンジオン・
1塩酸塩(8)の製造
【0042】実施例3の方法によって水3.35ml中硫
酸(96%w/w)1.65mlを実施例3のそれより稀
薄な溶液に代えて使用して1gのジエチル2−〔2−シ
アノ−5−(ジメチルアミノ)−2−(3−メトキシフ
ェニル)−1,1−ジメチルペンチル〕プロパンジオエ
ート・1塩酸塩(9)から標題化合物を製造した。還流
時間は12時間と短かくした。
酸(96%w/w)1.65mlを実施例3のそれより稀
薄な溶液に代えて使用して1gのジエチル2−〔2−シ
アノ−5−(ジメチルアミノ)−2−(3−メトキシフ
ェニル)−1,1−ジメチルペンチル〕プロパンジオエ
ート・1塩酸塩(9)から標題化合物を製造した。還流
時間は12時間と短かくした。
【0043】
【実施例10】1N塩酸を使用しての3−〔3−(ジメ
チルアミノ)プロピル〕−3−(3−メトキシフェニ
ル)−4,4−ジメチル−2,6−ピペリジンジオン・
1塩酸塩(8)の製造
チルアミノ)プロピル〕−3−(3−メトキシフェニ
ル)−4,4−ジメチル−2,6−ピペリジンジオン・
1塩酸塩(8)の製造
【0044】2−2.5N硫酸の代りに10mlの1N塩
酸中1gのジエチル2−〔2−シアノ−5−(ジメチル
アミノ)−2−(3−メトキシフェニル)−1,1−ジ
メチルペンチル〕プロパンジオエート・1塩酸塩(9)
を用いて実施例3の方法により標題化合物を製造した。
酸中1gのジエチル2−〔2−シアノ−5−(ジメチル
アミノ)−2−(3−メトキシフェニル)−1,1−ジ
メチルペンチル〕プロパンジオエート・1塩酸塩(9)
を用いて実施例3の方法により標題化合物を製造した。
【0045】
【実施例11】ジエチル2−〔2−シアノ−5−(ジメ
チルアミノ)−2−(3−メトキシフェニル)−1,1
−ジメチルペンチル〕プロパンジオエート・1塩酸塩
(9)の製造
チルアミノ)−2−(3−メトキシフェニル)−1,1
−ジメチルペンチル〕プロパンジオエート・1塩酸塩
(9)の製造
【0046】1gのα−〔3−(ジメチルアミノ)プロ
ピル〕−3−メトキシベンゼンアセトニトリル(6)か
ら実施例2の方法により標題化合物を製造した。反応温
度は−50℃未満の温度に冷却した後ジエチル2−(1
−メチルエチリジン)プロパンジオエートを添加する代
りに全体的に約−20℃に維持した。標題化合物の試料
1.4g(理論値の70%)が単離された。
ピル〕−3−メトキシベンゼンアセトニトリル(6)か
ら実施例2の方法により標題化合物を製造した。反応温
度は−50℃未満の温度に冷却した後ジエチル2−(1
−メチルエチリジン)プロパンジオエートを添加する代
りに全体的に約−20℃に維持した。標題化合物の試料
1.4g(理論値の70%)が単離された。
【0047】以上、前記の本発明を明確に理解する目的
から例証と実施例とによってある程度詳細に説明した
が、当業者であれば本発明の範囲に入る各種の改変、変
更を容易に想到できる。従って、本発明の方法は前記特
許請求の範囲によってのみ限定されるものである。
から例証と実施例とによってある程度詳細に説明した
が、当業者であれば本発明の範囲に入る各種の改変、変
更を容易に想到できる。従って、本発明の方法は前記特
許請求の範囲によってのみ限定されるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン ソウ−ホイ ヌグ アメリカ合衆国 イリノイ州,シカゴ,ダ ブリュ.サーティス プレース 341 (72)発明者 カリダス ポール アメリカ合衆国 イリノイ州,スコーキ ー,ロウェル アベニュー 7809
Claims (40)
- 【請求項1】 (a)式I 【化1】 (式中、Aは2〜約6個の炭素原子を有する直鎖状又は
分枝鎖状のアルキレン鎖を表わし、Rは1〜10個の炭
素原子を有するアルキル基であり、そしてArは複素環
式基、非置換芳香族基、又は低級アルキル、低級アルコ
キシ、ハロ、アミノ、ニトロ、ヒドロキシ、シアノで置
換された芳香族基である。)で表わされる立体障害ニト
リルを式II 【化2】 (式中、R′及びR”は各々独立に所望によってα−水
素原子を含有していてもよい、1〜約10個の炭素原子
を有するアルキル基である。)で表わされる立体障害
α,β−不飽和ジエステルと適当な有機溶剤中で強塩基
の存在下に縮合させて式III 【化3】 (式中、A、R、R′、R″及びArは前記定義の通り
である。)で表わされるニトリルジエステルを製造し、
(b)該ニトリルジエステルを酸触媒環化反応に付し、
続いて1工程プロセスで脱カルボアルコキシル化して3
−アリール−3−アミノアルキル−2,6−ジオキソヘ
キサヒドロピリジンの酸塩を得、そして該酸塩を適当な
塩基で中和して目的化合物を遊離塩基として得る工程を
含んで成る、式V 【化4】 (式中、A、R、R′及びArは前記定義の通りであ
る。)で表わされる3−アリール−3−アミノアルキル
−2,6−ジオキソヘキサヒドロピリジン類の製造法。 - 【請求項2】 該ヒドロピリジン化合物を酸と接触さ
せ、かくして形成された酸塩(VI)を単離する工程を
含む、請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 工程(a)における該強塩基がリチウム
ジイソプロピルアミド、リチウム2,2,6,6−テト
ラメチルピペリジド、リチウムビス(トリメチルシリ
ル)アミド、カリウムビス(トリメチルシリル)アミ
ド、ナトリウムビス(トリメチルシリル)アミド、リチ
ウムシクロヘキシルイソプロピルアミド、ナトリウムア
ミド、並びにメチルリチウム、n−ブチルリチウム、s
ec−ブチルリチウム及びtert−ブチルリチウムを
含めてアルキルリチウム類より成る群から選ばれたもの
である、請求項1に記載の方法。 - 【請求項4】 該ニトリルジエステルを製造する工程
(a)の反応をテトラヒドロフラン、ヘキサメチル燐酸
トリアミド(HMPT)、1,3−ジメチル−2−イミ
ダゾリジノン(DMEU)、1,3−ジメチル−3,
4,5,6−テトラヒドロ−2(1H)−ピリミジノン
(DMPU)、エーテル、1,2−ジメトキシエタン及
びtert−ブチルメチルエーテルより成る群から選ば
れる溶剤又はそれら溶剤の混合物中で行う、請求項1に
記載の方法。 - 【請求項5】 該立体障害ニトリル(I)を工程(a)
で1当量より多い強塩基と反応させる、請求項1に記載
の方法。 - 【請求項6】 工程(a)の該反応を−100〜0℃の
温度で行う、請求項1に記載の方法。 - 【請求項7】 該酸が塩酸、硫酸、燐酸、メタンスルホ
ン酸、P−トルエンスルホン酸及びトリフルオロメタン
スルホン酸より成る群から選ばれたものである、請求項
2に記載の方法。 - 【請求項8】 該ヒドロピリジン化合物をアルコール溶
液としての塩酸と接触させる、請求項7に記載の方法。 - 【請求項9】 該塩酸の濃度が1〜12Nである、請求
項8に記載の方法。 - 【請求項10】 (a)式 【化5】 (式中、Aは2〜約6個の炭素原子を有する直鎖状又は
分技鎖状のアルキレン鎖を表わし、Rは1〜約6個の炭
素原子を有するアルキル基であり、そしてYは低級アル
キル、低級アルコキシ、ハロ、適当に保護されたアミ
ノ、ニトロ、適当に保護されたヒドロキシ又はシアノで
ある。)で表わされる立体障害ニトリルを式II 【化6】 (式中、R′及びR″は各々独立に1〜約6個の炭素原
子を有する、所望によってα−水素原子を含有していて
もよいアルキル基である。)で表わされる立体障害α,
β−不飽和ジエステルと適当な有機溶剤中で強塩基の存
在下に縮合させて式 【化7】 (式中、A、R、R′、R”及びYは前記定義の通りで
ある。)で表わされるニトリルジエステルを製造し、
(b)該ニトリルジエステルを酸触媒環化反応に付し、
続いて1工程プロセスで脱カルボアルコキシル化して置
換又は非置換フェニル−3−アミノアルキル−2,6−
ジオキソヘキサヒドロピリジンの酸塩を得、そして該酸
塩を適当な塩基で中和して目的化合物を遊離塩基として
得る工程を含んで成る、式 【化8】 (式中、A、R、R′及びYは前記定義の通りであ
る。)で表わされる置換又は非置換フェニル−3−アミ
ノアルキル−2,6−ジオキソヘキサヒドロピリジン類
の製造法。 - 【請求項11】 該ヒドロピリジン化合物を酸と接触さ
せ、かくして形成された酸塩を単離する工程を含む、請
求項10に記載の方法。 - 【請求項12】 該酸が塩酸、硫酸、燐酸、メタンスル
ホン酸、p−トルエンスルホン酸及びトリフルオロメタ
ンスルホン酸より成る群から選ばれたものである、請求
項11に記載の方法。 - 【請求項13】 該ヒドロピリジン化合物をアルコール
溶液としての塩酸と接触させる、請求項12記載の方
法。 - 【請求項14】 該塩酸の濃度が1〜12Nである、請
求項13に記載の方法。 - 【請求項15】 (a)3−メトキシベンゼンアセトニ
トリルを3−クロロ−N,N−ジメチルプロパンアミン
・1塩酸塩と塩基の存在下で反応させてα−〔3−(ジ
メチルアミノ)プロピル〕−3−メトキシベンゼンアセ
トニトリルを得、 (b)該アセトニトリルを有機溶剤中で低温においてリ
チウムジイソプロピルアミド及びジエチル2−(1−メ
チルエチリジン)プロパンジオエートと反応させてジエ
チル2−〔2−シアノ−5−(ジメチルアミノ)−2−
(3−メトキシフェニル)−1,1−ジメチルペンチ
ル〕−プロパンジオエートを得、 (c)該プロパンジオエートをその塩酸塩として単離
し、 (d)該塩酸塩を3−〔3−(ジメチルアミノ)プロピ
ル〕−3−(3−メトキシフェニル)−4,4−ジメチ
ル−2,6−ピペリジンジオンの酸塩を生成させるのに
十分な温度において該酸塩を生成させるのに十分な時間
稀薄酸中で還流させ、そして (e)該酸塩を適当な塩基により塩基性化して得る目的
化合物を遊離塩基として得る 工程を含んで成る、3−〔3−(ジメチルアミノ)プロ
ピル〕−3−(3−メトキシフェニル)−4,4−ジメ
チル−2,6−ピペリジンジオンの製造法。 - 【請求項16】 工程(e)の該遊離塩基が適当な溶剤
に溶解されており、そして所望とされる酸塩を得るため
にある選択された酸を添加する、請求項15に記載の方
法。 - 【請求項17】 工程(e)の該生成物をアルコール溶
液としての塩酸と接触させて3−〔3−(ジメチルアミ
ノ)プロピル〕−3−(3−メトキシフェニル)−4,
4−ジメチル−2,6−ピペリジンジオン・1塩酸塩
(8)を生成させる、請求項15に記載の方法。 - 【請求項18】 工程(b)の該反応を約−50℃の温
度で行う、請求項15に記載の方法。 - 【請求項19】 工程(b)の該有機溶剤がテトラヒド
ロフランである、請求項15に記載の方法。 - 【請求項20】 工程(e)の該酸塩を水酸化アンモニ
ウムで塩基性化する、請求項15に記載の方法。 - 【請求項21】 該塩酸の濃度が0.5〜12Nであ
る、請求項17に記載の方法。 - 【請求項22】 工程(e)の該塩基性化を塩化メチレ
ン及びクロロホルムより成る群から選ばれる有機溶剤中
で行う、請求項15に記載の方法。 - 【請求項23】 式I 【化9】 (式中、Aは2〜約6個の炭素原子を有する直鎖状又は
分技鎖状のアルキレン鎖を表わし、Rは1〜約6個の炭
素原子を有するアルキル基であり、そしてArは複素環
式基、非置換芳香族基、又は低級アルキル、低級アルコ
キシ、ハロ、適当に保護されたアミノ、ニトロ、適当に
保護されたヒドロキシ又はシアノで置換された芳香族基
である。)で表わされる立体障害ニトリルを1当量より
多い式II 【化10】 (式中、R′及びR″は各々独立に1〜約6個の炭素原
子を有する、所望によってα−水素原子を含有していて
もよいアルキル基である。)で表わされる立体障害α,
β−不飽和ジエステルと適当な有機溶剤中で強塩基の存
在下において縮合させ;該反応混合物を稀薄な水性酸に
より停止させ;そして得られたニトリルジエステルの酸
溶液を反応が完了して3−アリール−3−アミノアルキ
ル−2,6−ジオキソヘキサヒドロピリジンの酸塩を与
えるまで還流下で加熱する工程を含んで成る、式V 【化11】 (式中、A、R、R′及びArは前記定義の通りであ
る。)で表わされる3−アリール−3−アミノアルキル
−2,6−ジオキソヘキサヒドロピリジンの製造法。 - 【請求項24】 該反応混合物を適当な塩基で塩基性化
し、そして該生成物を遊離塩基として有機溶剤の中に抽
出する、請求項23に記載の方法。 - 【請求項25】 該遊離塩基が適当な溶剤に溶解されて
おり、そして所望とされる酸塩を得るためにある選択さ
れた酸を添加する、請求項24に記載の方法。 - 【請求項26】 該強塩基がリチウムジイソプロピルア
ミド、リチウム2,2,6,6−テトラメチルピペリジ
ド、リチウムビス(トリメチルシリル)アミド、カリウ
ムビス(トリメチルシリル)アミド、ナトリウムビス
(トリメチルシリル)アミド、リチウムシクロヘキシル
イソプロピルアミド、ナトリウムアミド、並びにメチル
リチウム、n−ブチルリチウム、sec−ブチルリチウ
ム及びtert−ブチルリチウムを含めてアルキルリチ
ウムより成る群から選ばれたものである、請求項23に
記載の方法。 - 【請求項27】 該ニトリルジエステルの製造用有機溶
剤がテトラヒドロフラン、ヘキサメチル燐酸トリアミド
(HMPT)、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノ
ン(DMEU)、1,3−ジメチル−3,4,5,6−
テトラヒドロ−2(1H)−ピリミジノン(DMP
U)、エーテル、1,2−ジメトキシエタン、tert
−ブチルメチルエーテル及びそれらの混合物より成る群
から選ばれたものである、請求項23に記載の方法。 - 【請求項28】 該酸が塩酸、硫酸、燐酸、メタンスル
ホン酸、p−トルエンスルホン酸及びトリフルオロメタ
ンスルホン酸より成る群から選ばれたものである、請求
項25に記載の方法。 - 【請求項29】 (a)3−メトキシベンゼンアセトニ
トリルを3−クロロ−N,N−ジメチルプロパンアミン
・1塩酸塩と塩基の存在下で反応させてα−〔3−(ジ
メチルアミノ)プロピル〕−3−メトキシベンゼンアセ
トニトリルを得、 (b)該ニトリルをリチルムジイソプロピルアミド及び
ジエチル2−(1−メチルエチリジン)プロパンジオエ
ートと反応させてジエチル2−〔2−シアノ−5−(ジ
メチルアミノ)−2−(3−メトキシフェニル)−1,
1−ジメチルペンチル〕−プロパンジオエートを得、そ
して (c)該ジエチルエステルニトリルを稀薄酸中で3−
〔3−(ジメチルアミノ)プロピル〕−3−(3−メト
キシフェニル)−4,4−ジメチル−2,6−ピペリジ
ンジオンの対応する酸塩を生成させるのに十分な温度に
おいて該酸塩を生成させるのに十分な時間還流させる 工程を含んで成る、3−〔3−(ジメチルアミノ)プロ
ピル〕−3−(3−メトキシフェニル)−4,4−ジメ
チル−2,6−ピペリジンジオンの製造法。 - 【請求項30】 工程(c)の該酸が塩酸、硫酸、燐
酸、メタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸及びト
リフルオロメタンスルホン酸より成る群から選ばれたも
のである、請求項29に記載の方法。 - 【請求項31】 α−〔3−(ジメチルアミノ)プロピ
ル〕−3−メトキシベンゼンアセトニトリルをリチウム
ジイソプロピルアミド(LDA)及びジエチル2−(1
−メチルエチリジン)プロパンジオエートと適当な有機
溶剤中で低温度において反応させる工程を含んで成る、
ジエチル2−〔2−シアノ−5−(ジメチルアミノ)−
2−(3−メトキシフェニル)−1,1−ジメチルペン
チル〕プロパンジオエートの製造法。 - 【請求項32】 該メトキシベンゼンアセトニトリルを
1当量より多いLDAと反応させる、請求項31に記載
の方法。 - 【請求項33】 該反応を有機溶剤の存在下で−100
〜0℃の温度において行う、請求項31に記載の方法。 - 【請求項34】 該有機溶剤がテトラヒドロフラン、ヘ
キサメチル燐酸トリアミド(HMPT)、1,3−ジメ
チル−2−イミダゾリジノン(DMEU)、1,3−ジ
メチル−3,4,5,6−テトラヒドロ−2(1H)−
ピリミジノン(DMPU)、エーテル、1,2−ジメト
キシエタン、tert−ブチルメチルエーテル及びそれ
らの混合物より成る群から選ばれたものである、請求項
31に記載の方法。 - 【請求項35】 該ジエチル2−〔2−シアノ−5−
(ジメチルアミノ)−2−(3−メトキシフェニル)−
1,1−ジメチルペンチル〕プロパンジオエートを酸と
接触させ、かくして形成された酸塩を単離する工程を含
む、請求項31に記載の方法。 - 【請求項36】 該酸が塩酸、硫酸、燐酸、メタンスル
ホン酸、p−トルエンスルホン酸及びトリフルオロメタ
ンスルホン酸より成る群から選ばれたものである、請求
項35に記載の方法。 - 【請求項37】 該酸が塩酸又は硫酸である、請求項3
6に記載の方法。 - 【請求項38】 該酸の濃度が0.5〜12Nである、
請求項37に記載の方法。 - 【請求項39】 ジエチル2−〔2−シアノ−5−(ジ
メチルアミノ)−2−(3−メトキシフェニル)−1,
1−ジメチルペンチル〕プロパンジオエートを稀薄酸中
で、3−〔3−(ジメチルアミノ)プロピル〕−3−
(3−メトキシフェニル)−4,4−ジメチル−2,6
−ピペリジンジオンの対応する酸塩を生成させるのに十
分な温度において該酸塩を生成させるのに十分な時間還
流させる工程を含んで成る、3−〔3−(ジメチルアミ
ノ)プロピル〕−3−(3−メトキシフェニル)−4,
4−ジメチル−2,6−ピペリジンジオンの製造法。 - 【請求項40】 エチル5−〔3−(ジメチルアミノ)
プロピル〕−5−(3−メトキシフェニル)−4,4−
ジメチル−2,6−ジオキソ−3−ピペリジンカルボキ
シレートを稀薄酸中で、3−〔3−(ジメチルアミノ)
プロピル〕−3−(3−メトキシフェニル)−4,4−
ジメチル−2,6−ピペリジンジオンの対応する酸塩を
生成させるのに十分な温度において該酸塩を生成させる
のに十分な時間還流させる工程を含んで成る、3−〔3
−(ジメチルアミノ)プロピル〕−3−(3−メトキシ
フェニル)−4,4−ジメチル−2,6−ピペリジンジ
オンの製造法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US486027 | 1990-02-27 | ||
| US07/486,027 US5104990A (en) | 1990-02-27 | 1990-02-27 | Process for the preparation of 3-aryl-3-aminoalkyl-2,6-dioxohexahydropyridines |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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| DE3686622T2 (de) * | 1985-09-11 | 1993-04-01 | British Tech Group | Verwendung von dioxopiperidin-derivaten zur behandlung von anxietas, zur herabsetzung von chronischen abnormal hohen gehirn-spiegeln serotonins oder 5-hydroxy-indolessigsaeure und zur behandlung von bakteriellen oder viralen infektionen. |
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