JPH0694522B2 - 難燃性組成物 - Google Patents
難燃性組成物Info
- Publication number
- JPH0694522B2 JPH0694522B2 JP60168120A JP16812085A JPH0694522B2 JP H0694522 B2 JPH0694522 B2 JP H0694522B2 JP 60168120 A JP60168120 A JP 60168120A JP 16812085 A JP16812085 A JP 16812085A JP H0694522 B2 JPH0694522 B2 JP H0694522B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ethylene
- weight
- parts
- flame
- retardant composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、電線・ケーブル等に用いられるハロゲン等の
有害ガスを発生することのない難燃性組成物に関するも
のである。
有害ガスを発生することのない難燃性組成物に関するも
のである。
<従来の技術> 近時、電線・ケーブルの火災時における延焼の問題や有
害ガスの発生、その発煙量が問題となっており、種々の
改良が提案されている。
害ガスの発生、その発煙量が問題となっており、種々の
改良が提案されている。
例えば、延焼防止のための提案として、特開昭55−6967
9号公報に見られるような、ポリクロロプレンに水和ア
ルミナと燐酸塩フリットを添加した難燃性組成物を用い
るもの、又有害ガスを発生しない難燃性組成物としては
特開昭56−18636号公報に見られるように、ポリオレフ
ィンに無機の含水化合物を多量に添加するものもある。
9号公報に見られるような、ポリクロロプレンに水和ア
ルミナと燐酸塩フリットを添加した難燃性組成物を用い
るもの、又有害ガスを発生しない難燃性組成物としては
特開昭56−18636号公報に見られるように、ポリオレフ
ィンに無機の含水化合物を多量に添加するものもある。
<発明が解決しようとする問題点> しかしながら、これ等の提案においても、延焼防止、有
害ガスの発生を無くし、又その発煙量を抑え、更にはテ
ープやシート等と完成品としても満足するものが得られ
ていない。
害ガスの発生を無くし、又その発煙量を抑え、更にはテ
ープやシート等と完成品としても満足するものが得られ
ていない。
<問題点を解決するための手段及び作用> 本発明は、前述の問題点を解決しようとするもので、そ
の要旨は、ノンハロゲンのゴム・プラスチック、好まし
くはエチレン・プロピレン共重合体とノンハロゲンのゴ
ム・プラスチックのブレンド物をベースポリマーとし、
これに無機を含水化合物、ハロゲンを含まない炭化促進
剤及び金属酸化物や珪素酸化物を配合した難燃性組成物
にあり、この組成物をシートやテープ状として、電線・
ケーブルの最外層に設けることによって、難燃性電線・
ケーブルを得ることができる。
の要旨は、ノンハロゲンのゴム・プラスチック、好まし
くはエチレン・プロピレン共重合体とノンハロゲンのゴ
ム・プラスチックのブレンド物をベースポリマーとし、
これに無機を含水化合物、ハロゲンを含まない炭化促進
剤及び金属酸化物や珪素酸化物を配合した難燃性組成物
にあり、この組成物をシートやテープ状として、電線・
ケーブルの最外層に設けることによって、難燃性電線・
ケーブルを得ることができる。
以下、本発明の詳細を作用と併せて説明する。
先ず、本発明で使用されるベースポリマーは、エチレン
・プロピレン共重合体、ブチルゴム、ブタジエンゴム、
SBR(スチレンブタジエンラバー)、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、エチレン−α−オレフィン多元共重合
体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、EEA(エチレン−
エチルアクリレート)、EAA(エチレン−アクリックア
シッド)、EMAA(エチレン−メタクリル酸コポリー)、
エチレンアクリリックエラストマー等のハロゲン元素を
含まないゴム・プラスチックである。そして、特に加工
性等を考慮して、エチレン・プロピレン共重合体を必須
成分として、これに前記の他のゴム・プラスチックをブ
レンドすることにある。このようにブレンドすることに
よって、ハロゲンガス等の有害なガスの発生、発煙量を
抑えることができ、しかも、押し出しやテープ、シート
等への成型加工上の問題も解決できる。
・プロピレン共重合体、ブチルゴム、ブタジエンゴム、
SBR(スチレンブタジエンラバー)、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、エチレン−α−オレフィン多元共重合
体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、EEA(エチレン−
エチルアクリレート)、EAA(エチレン−アクリックア
シッド)、EMAA(エチレン−メタクリル酸コポリー)、
エチレンアクリリックエラストマー等のハロゲン元素を
含まないゴム・プラスチックである。そして、特に加工
性等を考慮して、エチレン・プロピレン共重合体を必須
成分として、これに前記の他のゴム・プラスチックをブ
レンドすることにある。このようにブレンドすることに
よって、ハロゲンガス等の有害なガスの発生、発煙量を
抑えることができ、しかも、押し出しやテープ、シート
等への成型加工上の問題も解決できる。
そして、更に難燃性を向上させるために、前記ベースポ
リマー100重量部に対して、無機の含水化合物である、
水酸化マグネシウム、硼酸亜鉛、水酸化アルミニウム、
塩基性炭酸マグネシウム等を50〜200重量部と、加熱炭
化層をより強固に生成された脱落を防止するために、ハ
ロゲンをふくまない燐酸エステル化合物及び/又は燐酸
塩フリットからなる炭化促進剤を5〜50重量部と、ガラ
ス層を形成する、好ましくは500℃以上の軟化温度を有
する金属酸化物及び/又は珪素酸化物を5〜50重量部添
加するものである。
リマー100重量部に対して、無機の含水化合物である、
水酸化マグネシウム、硼酸亜鉛、水酸化アルミニウム、
塩基性炭酸マグネシウム等を50〜200重量部と、加熱炭
化層をより強固に生成された脱落を防止するために、ハ
ロゲンをふくまない燐酸エステル化合物及び/又は燐酸
塩フリットからなる炭化促進剤を5〜50重量部と、ガラ
ス層を形成する、好ましくは500℃以上の軟化温度を有
する金属酸化物及び/又は珪素酸化物を5〜50重量部添
加するものである。
前記燐酸エステル化合物としては、TCP(トリクレジル
ホスフェート)、TOP(トリオクチルホスフェート)、O
DP(オクチルジフェニルホスフェート)等があり、金属
酸化物としては、チタン、ジルコニウム、アンチモン等
の酸化物がある。さらに、この金属酸化物と同様半金属
性の特性も有する珪素酸化物も使用できる。
ホスフェート)、TOP(トリオクチルホスフェート)、O
DP(オクチルジフェニルホスフェート)等があり、金属
酸化物としては、チタン、ジルコニウム、アンチモン等
の酸化物がある。さらに、この金属酸化物と同様半金属
性の特性も有する珪素酸化物も使用できる。
尚、好ましい構成として、前記無機の含水化合物を水酸
化マグネシウムと硼酸亜鉛を10:1〜50:1の範囲でブレン
ドすることによって、より強固な炭化層、ガラス層を形
成することができ、又前記無機の含水化合物をチタンカ
ップリング剤で表面処理することによって、シート、テ
ープ等の加硫後の伸びを向上させることができる。
化マグネシウムと硼酸亜鉛を10:1〜50:1の範囲でブレン
ドすることによって、より強固な炭化層、ガラス層を形
成することができ、又前記無機の含水化合物をチタンカ
ップリング剤で表面処理することによって、シート、テ
ープ等の加硫後の伸びを向上させることができる。
また、前記組成とする理由は、無機の含水化合物が200
重量部未満であると、難燃効果が十分でなく、又400重
量部を越えると、組成物が硬くなり過ぎたり、加工性が
悪くなるためであり、又ハロゲンを含まない炭化促進剤
は5重量部未満だと、炭化層が脆弱であり、50重量部を
越えるとと、かえって難燃性が低下するためである。更
に金属化合物や珪素酸化物が5重量部未満だと、燃焼時
間が長かったり、高温での燃焼時に炭化被膜が脱落した
りして、難燃性が不足し、50重量部を越えると、組成物
が硬くなり過ぎたり、加工性が悪くなるためである。
重量部未満であると、難燃効果が十分でなく、又400重
量部を越えると、組成物が硬くなり過ぎたり、加工性が
悪くなるためであり、又ハロゲンを含まない炭化促進剤
は5重量部未満だと、炭化層が脆弱であり、50重量部を
越えるとと、かえって難燃性が低下するためである。更
に金属化合物や珪素酸化物が5重量部未満だと、燃焼時
間が長かったり、高温での燃焼時に炭化被膜が脱落した
りして、難燃性が不足し、50重量部を越えると、組成物
が硬くなり過ぎたり、加工性が悪くなるためである。
このような本発明の難燃性組成物には、老化防止剤、着
色剤、軟化剤、滑剤、紫外線吸収剤等の添加剤を加える
ことができる。
色剤、軟化剤、滑剤、紫外線吸収剤等の添加剤を加える
ことができる。
そして、このような本発明の組成物は、押出し被覆さ
れ、又シート状、テープ状等に成形加工されて用いられ
る。
れ、又シート状、テープ状等に成形加工されて用いられ
る。
前記シート状、テープ状に成形加工されるものは、通
常、架橋剤(加硫剤)によって架橋(加硫)され、電線
・ケーブルの最外層に設けられる。そして、この波形は
オーバーラツプさせて巻回されるが、この構成の場合に
は、簡単に施すことができ、交換等も容易である等の利
点がある。
常、架橋剤(加硫剤)によって架橋(加硫)され、電線
・ケーブルの最外層に設けられる。そして、この波形は
オーバーラツプさせて巻回されるが、この構成の場合に
は、簡単に施すことができ、交換等も容易である等の利
点がある。
このシート、テープの厚さは、0.5〜1mm程度のもので、
1/2ラップ2回巻き程度でも十分に電線・ケーブルの難
燃化が図れる。
1/2ラップ2回巻き程度でも十分に電線・ケーブルの難
燃化が図れる。
<実施例> 実施例1 第1表に示す組成物(実施例No.、、比較例No.〜
)について、伸び特性及び難燃性(短絡、耐火層の脱
落)等を調べた。
)について、伸び特性及び難燃性(短絡、耐火層の脱
落)等を調べた。
第1表から明らかなように、本発明の難燃性組成物は、
全ての特性に優れたものであることが分かる。
全ての特性に優れたものであることが分かる。
実施例II 実施例IのNo.の組成物を、厚さ1mmのテープ状に加工
し、6KV、1×150mm2のCVケーブルの最外層に1/2ラップ
で2回巻回した試料を用意し、第1図に示す燃焼試験を
行った。この場合、試料の電線・ケーブル1に2本のバ
ーナー2,2を120度の角度から向け、バーナー炎の心温度
1020±30℃で10間行った。
し、6KV、1×150mm2のCVケーブルの最外層に1/2ラップ
で2回巻回した試料を用意し、第1図に示す燃焼試験を
行った。この場合、試料の電線・ケーブル1に2本のバ
ーナー2,2を120度の角度から向け、バーナー炎の心温度
1020±30℃で10間行った。
尚、比較例は上記実施例1で挙げた比較例のNo.の組
成物を同様にテープ状に加工してCVケーブルの最外層に
巻回した場合である。その結果を第2表に示す。
成物を同様にテープ状に加工してCVケーブルの最外層に
巻回した場合である。その結果を第2表に示す。
<発明の効果> 以上述べた通り、本発明の難燃性組成物は、ハロゲンガ
ス等の有害ガスの発生がなく、且つ十分な難燃性(耐火
層の脱落がない)と電気特性(一定時間短絡しない)を
有するものである。又、成型加工上必要な伸び特性も十
分にあり、実用上優れたものである。
ス等の有害ガスの発生がなく、且つ十分な難燃性(耐火
層の脱落がない)と電気特性(一定時間短絡しない)を
有するものである。又、成型加工上必要な伸び特性も十
分にあり、実用上優れたものである。
第1図は電線・ケーブルの燃焼試験方法を示す概略図で
ある。 図中、1……試料(電線・ケーブル)、2……バーナ
ー、
ある。 図中、1……試料(電線・ケーブル)、2……バーナ
ー、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H01B 3/44 P 9059−5G (C08K 13/02 3:22 3:32 5:521)
Claims (2)
- 【請求項1】エチレン・プロピレン共重合体と、ブチル
ゴム、ブタジエンゴム、SBR(スチレンブタジエンラバ
ー)、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−α−
オレフィン多元共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、EEA(エチレン−エチルアクリレート)、EAA(エチ
レン−アクリックアシッド)、EMAA(エチレン−メタク
リル酸コポリー)、エチレンアクリリックエラストマー
から選ばれるハロゲン元素を含まないゴム・プラスチッ
クの混合物100重量部に対して、水酸化マグネシウム、
硼酸亜鉛、水酸化アルミニウム、塩基性炭酸マグネシウ
ムから選ばれる無機含水化合物200〜400重量部、ハロゲ
ンを含まない燐酸エステル化合物及び/又は燐酸塩フリ
ットからなる炭化促進剤5〜50重量部、チタン、ジルコ
ニウム、アンチモンの金属酸化物及び/又は珪素酸化物
5〜50重量部を配合したことを特徴とする難燃性組成
物。 - 【請求項2】前記無機含水化合物のうち少なくとも1種
類がチタネートカップリング剤によって表面処理されて
いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の難燃
性組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60168120A JPH0694522B2 (ja) | 1985-07-29 | 1985-07-29 | 難燃性組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60168120A JPH0694522B2 (ja) | 1985-07-29 | 1985-07-29 | 難燃性組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6227447A JPS6227447A (ja) | 1987-02-05 |
| JPH0694522B2 true JPH0694522B2 (ja) | 1994-11-24 |
Family
ID=15862218
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60168120A Expired - Lifetime JPH0694522B2 (ja) | 1985-07-29 | 1985-07-29 | 難燃性組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0694522B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0745602B2 (ja) * | 1986-07-14 | 1995-05-17 | 株式会社フジクラ | 難燃性組成物 |
| JPH01223141A (ja) * | 1988-03-01 | 1989-09-06 | Fujikura Rubber Ltd | 難燃性ゴム組成物 |
| FR2652194A1 (fr) * | 1989-09-19 | 1991-03-22 | Alcatel Cable | Cable electrique resistant au feu exempt de ruban micace. |
-
1985
- 1985-07-29 JP JP60168120A patent/JPH0694522B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6227447A (ja) | 1987-02-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |