JPH0694525A - 測光装置 - Google Patents
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- JPH0694525A JPH0694525A JP26820092A JP26820092A JPH0694525A JP H0694525 A JPH0694525 A JP H0694525A JP 26820092 A JP26820092 A JP 26820092A JP 26820092 A JP26820092 A JP 26820092A JP H0694525 A JPH0694525 A JP H0694525A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 光量−周波数変換回路に容量素子を使用せ
ず、光検出素子の接合容量及び回路の入力容量を利用し
て感度を高めた測光装置を提供する。 【構成】 入射光によりフォトダイオードPDから出力
される電流IP を、このフォトダイオードPDの接合容
量Cpに蓄積し、さらに第1のシュミットインバータ2
4に入力してその入力容量Ciに蓄積し、電圧VC に変
換する。この充電電圧VC によりインバータ24の出力
電圧レベルを変化させる。一方、インバータ24の出力
電圧のレベル変化によってスイッチ41を作動させ、両
容量Cp及びCiに対する充電路を断ち、かつ容量Ci
の充電電圧のみを放電させる。この放電によってインバ
ータ24の出力電圧レベルを再び変化させ、スイッチ4
1を再び充電路側に接続し、両容量Cp及びCiを充電
する。以下同様の動作の繰返しにより、インバータ24
から周波数F0 のパルス電圧を出力させる。
ず、光検出素子の接合容量及び回路の入力容量を利用し
て感度を高めた測光装置を提供する。 【構成】 入射光によりフォトダイオードPDから出力
される電流IP を、このフォトダイオードPDの接合容
量Cpに蓄積し、さらに第1のシュミットインバータ2
4に入力してその入力容量Ciに蓄積し、電圧VC に変
換する。この充電電圧VC によりインバータ24の出力
電圧レベルを変化させる。一方、インバータ24の出力
電圧のレベル変化によってスイッチ41を作動させ、両
容量Cp及びCiに対する充電路を断ち、かつ容量Ci
の充電電圧のみを放電させる。この放電によってインバ
ータ24の出力電圧レベルを再び変化させ、スイッチ4
1を再び充電路側に接続し、両容量Cp及びCiを充電
する。以下同様の動作の繰返しにより、インバータ24
から周波数F0 のパルス電圧を出力させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的には照度(光量)
−周波数変換方式の電子的測光装置に関し、特に、微弱
光のような非常に低レベルの光量でも精度よく測定でき
る高信頼性の電子的測光装置に関するものである。
−周波数変換方式の電子的測光装置に関し、特に、微弱
光のような非常に低レベルの光量でも精度よく測定でき
る高信頼性の電子的測光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、電子的測光装置にはフォ
トダイオード、フォトトランジスタ等の光検出素子が使
用されているが、例えば、フォトダイオードを使用した
照度(光量)−周波数変換方式の従来の測光装置の一例
を図6に示す。この測光装置は光検出素子であるフォト
ダイオードPDと静電容量型の負荷であるコンデンサC
とアナログスイッチ23とC−MOS型の第1のシュミ
ットインバータ24とで照度(光量)−周波数変換回路
(発振回路)30を構成しており、フォトダイオードP
DとコンデンサCとはアナログスイッチ23を介して直
列に接続され、入射する光の照度又は光量に比例してフ
ォトダイオードPDを流れる電流IP をアナログスイッ
チ23を介してコンデンサCに蓄積し、電圧VC に変換
する。このコンデンサCに蓄積される電圧VC はC−M
OS型の第1のシュミットインバータ24でパルス信号
に変換される。
トダイオード、フォトトランジスタ等の光検出素子が使
用されているが、例えば、フォトダイオードを使用した
照度(光量)−周波数変換方式の従来の測光装置の一例
を図6に示す。この測光装置は光検出素子であるフォト
ダイオードPDと静電容量型の負荷であるコンデンサC
とアナログスイッチ23とC−MOS型の第1のシュミ
ットインバータ24とで照度(光量)−周波数変換回路
(発振回路)30を構成しており、フォトダイオードP
DとコンデンサCとはアナログスイッチ23を介して直
列に接続され、入射する光の照度又は光量に比例してフ
ォトダイオードPDを流れる電流IP をアナログスイッ
チ23を介してコンデンサCに蓄積し、電圧VC に変換
する。このコンデンサCに蓄積される電圧VC はC−M
OS型の第1のシュミットインバータ24でパルス信号
に変換される。
【0003】上記第1のシュミットインバータ24は高
レベルのスレッショルド電圧VTHと低レベルのスレッシ
ョルド電圧VTLの2つのスレッショルド電圧を有し、入
力電圧が高レベルのスレッショルド電圧VTHより低いと
きには高レベルの出力電圧VH を発生し、また、入力電
圧が高レベルのスレッショルド電圧VTHに達すると出力
電圧が高レベルVH から低レベルVL に切換わり、そし
て入力電圧が低レベルのスレッショルド電圧VTLに降下
するまで低レベルの出力電圧VL を保持し、入力電圧が
低レベルのスレッショルド電圧VTLに降下したときに出
力電圧が低レベルVL から高レベルVH に切換わるよう
に動作する。従って、フォトダイオードPDに光が入射
せず、電流IP が流れないときには、即ち、コンデンサ
Cに電荷が蓄積されないときには、その出力電圧は高レ
ベルVH であり、また、コンデンサCの充電電圧VC が
高レベルのスレッショルド電圧VTHに等しくなると、シ
ュミットインバータ24の出力電圧は高レベルから低レ
ベルVL に切換わる。さらに、コンデンサCの蓄積電荷
が放電によりシュミットインバータ24の低レベルのス
レッショルド電圧VTLにまで低下すると、シュミットイ
ンバータ24の出力電圧は低レベルVL から高レベルV
H に切換わる。従って、第1のシュミットインバータ2
4からはコンデンサCの充放電に対応した周期のパルス
電圧が出力され、かくしてフォトダイオードPDに入射
する光の照度又は光量が周波数信号に変換されることに
なる。
レベルのスレッショルド電圧VTHと低レベルのスレッシ
ョルド電圧VTLの2つのスレッショルド電圧を有し、入
力電圧が高レベルのスレッショルド電圧VTHより低いと
きには高レベルの出力電圧VH を発生し、また、入力電
圧が高レベルのスレッショルド電圧VTHに達すると出力
電圧が高レベルVH から低レベルVL に切換わり、そし
て入力電圧が低レベルのスレッショルド電圧VTLに降下
するまで低レベルの出力電圧VL を保持し、入力電圧が
低レベルのスレッショルド電圧VTLに降下したときに出
力電圧が低レベルVL から高レベルVH に切換わるよう
に動作する。従って、フォトダイオードPDに光が入射
せず、電流IP が流れないときには、即ち、コンデンサ
Cに電荷が蓄積されないときには、その出力電圧は高レ
ベルVH であり、また、コンデンサCの充電電圧VC が
高レベルのスレッショルド電圧VTHに等しくなると、シ
ュミットインバータ24の出力電圧は高レベルから低レ
ベルVL に切換わる。さらに、コンデンサCの蓄積電荷
が放電によりシュミットインバータ24の低レベルのス
レッショルド電圧VTLにまで低下すると、シュミットイ
ンバータ24の出力電圧は低レベルVL から高レベルV
H に切換わる。従って、第1のシュミットインバータ2
4からはコンデンサCの充放電に対応した周期のパルス
電圧が出力され、かくしてフォトダイオードPDに入射
する光の照度又は光量が周波数信号に変換されることに
なる。
【0004】一方、アナログスイッチ23は2つの固定
接点x0 及びx1 と1つの可動接点xを有し、可動接点
xはコンデンサCに接続され、第1の固定接点x0 はフ
ォトダイオードPDに接続され、そして第2の固定接点
x1 は放電用抵抗Rに接続されている。また、このアナ
ログスイッチ23の可動接点xは、その制御線24aを
通じて第1のシュミットインバータ24から高レベル出
力電圧VH が印加されたときには、第1の固定接点x0
と接続され、逆に低レベル出力電圧VL が印加されたと
きには、可動接点xは第2の固定接点x1 と接続される
ように構成されている。
接点x0 及びx1 と1つの可動接点xを有し、可動接点
xはコンデンサCに接続され、第1の固定接点x0 はフ
ォトダイオードPDに接続され、そして第2の固定接点
x1 は放電用抵抗Rに接続されている。また、このアナ
ログスイッチ23の可動接点xは、その制御線24aを
通じて第1のシュミットインバータ24から高レベル出
力電圧VH が印加されたときには、第1の固定接点x0
と接続され、逆に低レベル出力電圧VL が印加されたと
きには、可動接点xは第2の固定接点x1 と接続される
ように構成されている。
【0005】上記構成において、フォトダイオードPD
に電流が流れず、従ってコンデンサCに電荷が蓄積され
ない初期状態においては、第1のシュミットインバータ
24の出力は高レベルVH にあるから、アナログスイッ
チ23の可動接点xは第1の固定接点x0 と接続されて
いる。光量の測定が開始されると、フォトダイオードP
Dに電流IP が流れ、コンデンサCは充電される。コン
デンサCの充電電圧VC が第1のシュミットインバータ
24の高レベルのスレッショルド電圧VTHに達すると、
このシュミットインバータ24の出力電圧は高レベルV
H から低レベルVL に切換わる。これによってアナログ
スイッチ23の可動接点xは第2の固定接点x1 側に切
換わり、コンデンサCの充電電圧VC は抵抗Rを介して
放電される。放電によってコンデンサCの充電電圧VC
が第1のシュミットインバータ24の低レベルスレッシ
ョルド電圧VTLにまで降下すると、このシュミットイン
バータ24の出力電圧は低レベルVL から高レベルVH
に切換わる。これによってアナログスイッチ23の可動
接点xが再び第1の固定接点x0 と接続され、コンデン
サCに充電電流が流れる。以下、同様の動作が繰り返さ
れる結果、第1のシュミットインバータ24の出力電
圧、即ち、光量−周波数変換回路30からの出力電圧V
1 は、図7に示すように、コンデンサCの充放電周期に
対応する周波数F0 のパルス波形となる。
に電流が流れず、従ってコンデンサCに電荷が蓄積され
ない初期状態においては、第1のシュミットインバータ
24の出力は高レベルVH にあるから、アナログスイッ
チ23の可動接点xは第1の固定接点x0 と接続されて
いる。光量の測定が開始されると、フォトダイオードP
Dに電流IP が流れ、コンデンサCは充電される。コン
デンサCの充電電圧VC が第1のシュミットインバータ
24の高レベルのスレッショルド電圧VTHに達すると、
このシュミットインバータ24の出力電圧は高レベルV
H から低レベルVL に切換わる。これによってアナログ
スイッチ23の可動接点xは第2の固定接点x1 側に切
換わり、コンデンサCの充電電圧VC は抵抗Rを介して
放電される。放電によってコンデンサCの充電電圧VC
が第1のシュミットインバータ24の低レベルスレッシ
ョルド電圧VTLにまで降下すると、このシュミットイン
バータ24の出力電圧は低レベルVL から高レベルVH
に切換わる。これによってアナログスイッチ23の可動
接点xが再び第1の固定接点x0 と接続され、コンデン
サCに充電電流が流れる。以下、同様の動作が繰り返さ
れる結果、第1のシュミットインバータ24の出力電
圧、即ち、光量−周波数変換回路30からの出力電圧V
1 は、図7に示すように、コンデンサCの充放電周期に
対応する周波数F0 のパルス波形となる。
【0006】この第1のシュミットインバータ24の出
力電圧V1 は、本例では、第1のシュミットインバータ
24と同じC−MOS型の第2のシュミットインバータ
25に供給される。この第2のシュミットインバータ2
5も高レベルのスレッショルド電圧VTHと低レベルのス
レッショルド電圧VTLの2つのスレッショルド電圧を有
し、同様に動作する。即ち、第1のシュミットインバー
タ24から高レベルの電圧信号VH が入力されていると
きには低レベルの電圧出力VL を発生し、低レベルの電
圧信号VL が入力されているときには高レベルの電圧出
力VH を発生する。従って、第2のシュミットインバー
タ25からは第1のシュミットインバータ24のパルス
波形を反転した同じ周波数F0 の出力電圧が発生され、
演算計測部であるマイクロコンピュータ22に供給され
る。
力電圧V1 は、本例では、第1のシュミットインバータ
24と同じC−MOS型の第2のシュミットインバータ
25に供給される。この第2のシュミットインバータ2
5も高レベルのスレッショルド電圧VTHと低レベルのス
レッショルド電圧VTLの2つのスレッショルド電圧を有
し、同様に動作する。即ち、第1のシュミットインバー
タ24から高レベルの電圧信号VH が入力されていると
きには低レベルの電圧出力VL を発生し、低レベルの電
圧信号VL が入力されているときには高レベルの電圧出
力VH を発生する。従って、第2のシュミットインバー
タ25からは第1のシュミットインバータ24のパルス
波形を反転した同じ周波数F0 の出力電圧が発生され、
演算計測部であるマイクロコンピュータ22に供給され
る。
【0007】マイクロコンピュータ22は光量−周波数
変換回路30から第2のシュミットインバータ25を通
じて入力される周波数信号F0 のパルス数を計数するカ
ウンタ部22aと、フォトダイオードPD及び変換回路
の入出力特性の演算処理プログラムを記憶しているRO
M(リード・オンリー・メモリ)を含む記憶部22b
と、カウンタ部22aで計数された一定時間内のパルス
数から、記憶部22bのプログラムに従ってフォトダイ
オードPDの出力電流の大きさを検出し、照度又は光量
を算出する演算処理部22cとから構成されており、か
くして、フォトダイオードPDに入射する光の照度又は
光量を求めることができる。
変換回路30から第2のシュミットインバータ25を通
じて入力される周波数信号F0 のパルス数を計数するカ
ウンタ部22aと、フォトダイオードPD及び変換回路
の入出力特性の演算処理プログラムを記憶しているRO
M(リード・オンリー・メモリ)を含む記憶部22b
と、カウンタ部22aで計数された一定時間内のパルス
数から、記憶部22bのプログラムに従ってフォトダイ
オードPDの出力電流の大きさを検出し、照度又は光量
を算出する演算処理部22cとから構成されており、か
くして、フォトダイオードPDに入射する光の照度又は
光量を求めることができる。
【0008】次に、上記図6に示す測光装置においては
どの程度の微弱光まで検出できるかについて考察する。
この測光装置の照度(光量)−周波数変換回路30の入
出力特性、即ちフォトダイオードPDに流れる電流IP
と第1のシュミットインバータ24から出力される周波
数信号F0 との関係は次の理論式で表わせる。
どの程度の微弱光まで検出できるかについて考察する。
この測光装置の照度(光量)−周波数変換回路30の入
出力特性、即ちフォトダイオードPDに流れる電流IP
と第1のシュミットインバータ24から出力される周波
数信号F0 との関係は次の理論式で表わせる。
【0009】
【数1】 また、入射照度LとフォトダイオードPDを流れる電流
IP の関係は IP =A・L ・・・ (2) である。ここで、AはフォトダイオードPDにより決ま
る定数である。
IP の関係は IP =A・L ・・・ (2) である。ここで、AはフォトダイオードPDにより決ま
る定数である。
【0010】どの程度の微弱光まで検出できるかは、回
路とフォトダイオードの感度、それぞれのノイズレベル
により決定される。
路とフォトダイオードの感度、それぞれのノイズレベル
により決定される。
【0011】まず、回路の感度を上げるには、上記式
(1)により、Cを小さくし、また、(VTH−VTL)を
小さくする必要がある。次に、フォトダイオードPDの
感度を上げるには、定数Aの大きいものを選択する必要
がある。
(1)により、Cを小さくし、また、(VTH−VTL)を
小さくする必要がある。次に、フォトダイオードPDの
感度を上げるには、定数Aの大きいものを選択する必要
がある。
【0012】一方、フォトダイオードPDのノイズとし
て重要なものはその暗電流である。回路の可能な最高感
度とは暗電流まで検出可能か否かにより決定される。
て重要なものはその暗電流である。回路の可能な最高感
度とは暗電流まで検出可能か否かにより決定される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の測光装置においては、光量−周波数変換回路(発振
回路)30の感度は、Cを小さくし、かつ電源電圧VDD
を下げて(VTH−VTL)を小さくしようとしても、それ
らの定数は発振回路を構成する素子によって決まるた
め、感度を上げるには制限がある。従って、あるレベル
より小さな光量は測定できず、測定できる光量範囲が狭
いので、例えば微弱光のような非常に低レベルの照度
(光量)の測定は困難であった。さらに、下限の限界点
近傍での測定精度が悪くなるという欠点もあった。
成の測光装置においては、光量−周波数変換回路(発振
回路)30の感度は、Cを小さくし、かつ電源電圧VDD
を下げて(VTH−VTL)を小さくしようとしても、それ
らの定数は発振回路を構成する素子によって決まるた
め、感度を上げるには制限がある。従って、あるレベル
より小さな光量は測定できず、測定できる光量範囲が狭
いので、例えば微弱光のような非常に低レベルの照度
(光量)の測定は困難であった。さらに、下限の限界点
近傍での測定精度が悪くなるという欠点もあった。
【0014】しかして、本発明者の実験によれば、光量
−周波数変換回路30の容量素子であるコンデンサCを
除去しても光量−周波数変換回路30は発振することが
確認された。これはフォトダイオードPDの接合容量と
周波数変換回路の入力容量、即ち第1のシュミットイン
バータ24の入力容量が周波数決定用の容量として作用
するためであることも確認された。フォトダイオードP
Dの接合容量は本来無用の長物であると考えられていた
が、これが容量素子の代わりに利用できれば発振回路に
容量素子が不要となり、感度を高めることができる。
−周波数変換回路30の容量素子であるコンデンサCを
除去しても光量−周波数変換回路30は発振することが
確認された。これはフォトダイオードPDの接合容量と
周波数変換回路の入力容量、即ち第1のシュミットイン
バータ24の入力容量が周波数決定用の容量として作用
するためであることも確認された。フォトダイオードP
Dの接合容量は本来無用の長物であると考えられていた
が、これが容量素子の代わりに利用できれば発振回路に
容量素子が不要となり、感度を高めることができる。
【0015】従って、本発明の目的は、光検出素子の接
合容量及び周波数変換回路の入力容量を発振周波数決定
用の容量として利用し、容量素子を不要にすると共に、
感度を高めて微弱光のような非常に低レベルの照度(光
量)でも精度よく測定できるようにした高信頼性の測光
装置を提供することである。
合容量及び周波数変換回路の入力容量を発振周波数決定
用の容量として利用し、容量素子を不要にすると共に、
感度を高めて微弱光のような非常に低レベルの照度(光
量)でも精度よく測定できるようにした高信頼性の測光
装置を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
測光装置によって達成される。要約すれば、本発明は、
その第1の態様においては、受光量に応じて出力電流が
変化する光検出素子と、該光検出素子からの出力電流を
電圧に変換する電流−電圧変換手段と、該電流−電圧変
換手段により変換された電圧と予め設定された基準電圧
とを比較し、前記変換された電圧が基準電圧に達したと
き毎に出力信号レベルを変化させる電圧検出手段とを具
備する測光装置において、前記電流−電圧変換手段とし
て前記光検出素子の接合容量と前記電圧検出手段の入力
容量を使用し、前記光検出素子からの出力電流をこれら
接合容量及び入力容量に充電して電圧に変換するととも
に、前記電圧検出手段からの出力信号レベルの変化によ
って前記光検出素子からの出力電流の前記接合容量及び
入力容量への充電路を断って前記接合容量及び入力容量
に対する放電路を形成するスイッチ手段を設けたことを
特徴とする測光装置である。
測光装置によって達成される。要約すれば、本発明は、
その第1の態様においては、受光量に応じて出力電流が
変化する光検出素子と、該光検出素子からの出力電流を
電圧に変換する電流−電圧変換手段と、該電流−電圧変
換手段により変換された電圧と予め設定された基準電圧
とを比較し、前記変換された電圧が基準電圧に達したと
き毎に出力信号レベルを変化させる電圧検出手段とを具
備する測光装置において、前記電流−電圧変換手段とし
て前記光検出素子の接合容量と前記電圧検出手段の入力
容量を使用し、前記光検出素子からの出力電流をこれら
接合容量及び入力容量に充電して電圧に変換するととも
に、前記電圧検出手段からの出力信号レベルの変化によ
って前記光検出素子からの出力電流の前記接合容量及び
入力容量への充電路を断って前記接合容量及び入力容量
に対する放電路を形成するスイッチ手段を設けたことを
特徴とする測光装置である。
【0017】また、第2の態様においては、本発明は、
受光量に応じて出力電流が変化する光検出素子と、該光
検出素子からの出力電流を電圧に変換する電流−電圧変
換手段と、該電流−電圧変換手段により変換された電圧
と予め設定された基準電圧とを比較し、前記変換された
電圧が基準電圧に達したとき毎に出力信号レベルを変化
させる電圧検出手段とを具備する測光装置において、前
記電流−電圧変換手段として前記光検出素子の接合容量
と前記電圧検出手段の入力容量を使用し、前記光検出素
子からの出力電流をこれら接合容量及び入力容量に充電
して電圧に変換するとともに、前記電圧検出手段からの
出力信号レベルの変化によって前記光検出素子からの出
力電流の前記接合容量及び入力容量への充電路を断って
前記入力容量に対する放電路を形成するスイッチ手段を
設けたことを特徴とする測光装置である。
受光量に応じて出力電流が変化する光検出素子と、該光
検出素子からの出力電流を電圧に変換する電流−電圧変
換手段と、該電流−電圧変換手段により変換された電圧
と予め設定された基準電圧とを比較し、前記変換された
電圧が基準電圧に達したとき毎に出力信号レベルを変化
させる電圧検出手段とを具備する測光装置において、前
記電流−電圧変換手段として前記光検出素子の接合容量
と前記電圧検出手段の入力容量を使用し、前記光検出素
子からの出力電流をこれら接合容量及び入力容量に充電
して電圧に変換するとともに、前記電圧検出手段からの
出力信号レベルの変化によって前記光検出素子からの出
力電流の前記接合容量及び入力容量への充電路を断って
前記入力容量に対する放電路を形成するスイッチ手段を
設けたことを特徴とする測光装置である。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について添付図面を参
照して詳細に説明する。
照して詳細に説明する。
【0019】図1は本発明による測光装置の第1の実施
例の照度(光量)−周波数変換回路を示す回路図であ
る。本実施例では光検出素子としてフォトダイオードP
Dを使用し、このフォトダイオードPDと放電用抵抗R
とアナログスイッチ41とC−MOS型の第1のシュミ
ットインバータ24とで照度(光量)−周波数変換回路
(発振回路)30を構成する。即ち、本実施例ではフォ
トダイオードPDはオン/オフのアナログスイッチ41
を介して抵抗Rと直列に接続され、また、フォトダイオ
ードPDとアナログスイッチ41との接続点が第1のシ
ュミットインバータ24の入力に接続されている。従っ
て、入射する光の照度又は光量に比例してフォトダイオ
ードPDを流れる電流IP はこのフォトダイオードPD
の接合容量Cp及びC−MOS型の第1のシュミットイ
ンバータ24の入力容量Ciに蓄積され、電圧VC に変
換される。これら容量Cp、Ciに蓄積される電圧VC
は第1のシュミットインバータ24でパルス信号に変換
される。
例の照度(光量)−周波数変換回路を示す回路図であ
る。本実施例では光検出素子としてフォトダイオードP
Dを使用し、このフォトダイオードPDと放電用抵抗R
とアナログスイッチ41とC−MOS型の第1のシュミ
ットインバータ24とで照度(光量)−周波数変換回路
(発振回路)30を構成する。即ち、本実施例ではフォ
トダイオードPDはオン/オフのアナログスイッチ41
を介して抵抗Rと直列に接続され、また、フォトダイオ
ードPDとアナログスイッチ41との接続点が第1のシ
ュミットインバータ24の入力に接続されている。従っ
て、入射する光の照度又は光量に比例してフォトダイオ
ードPDを流れる電流IP はこのフォトダイオードPD
の接合容量Cp及びC−MOS型の第1のシュミットイ
ンバータ24の入力容量Ciに蓄積され、電圧VC に変
換される。これら容量Cp、Ciに蓄積される電圧VC
は第1のシュミットインバータ24でパルス信号に変換
される。
【0020】具体的に説明すると、図1に示す本実施例
の構成において、フォトダイオードPDに電流が流れ
ず、従って、フォトダイオードPDの接合容量Cp及び
第1のシュミットインバータ24の入力容量Ciに電荷
が蓄積されない初期状態においては、第1のシュミット
インバータ24の出力電圧は高レベルVH にあるから、
その制御線24aによりアナログスイッチ41は図示す
るオフ状態にあり、抵抗Rには電流が流れず、フォトダ
イオードPDの接合容量Cp及びインバータ24の入力
容量Ciは充電可能状態にある。光量の測定が開始され
ると、フォトダイオードPDに電流IP が流れ、その接
合容量Cp及びインバータ24の入力容量Ciは充電さ
れる。これら容量Cp、Ciの充電電圧が第1のシュミ
ットインバータ24の高レベルのスレッショルド電圧V
THに達すると、このシュミットインバータ24の出力電
圧は高レベルVH から低レベルVL に切換わる。これに
よってその制御線24aによりアナログスイッチ41は
オンとなり、両容量Cp及びCiの充電電圧並びにフォ
トダイオードPDの出力電流IP は抵抗Rを介して接地
に流れ、両容量Cp、Ciの充電電圧は放電される。放
電によって両容量Cp及びCiの充電電圧がシュミット
インバータ24の低レベルスレッショルド電圧VTLにま
で降下すると、シュミットインバータ24の出力電圧は
低レベルVL から高レベルVH に切換わる。これによっ
てアナログスイッチ41は再びオフ状態となるから、両
容量Cp及びCiに充電電流が流れる。以下、同様の動
作が繰り返される結果、第1のシュミットインバータ2
4の出力電圧V1 は、前述した図7に示すように、周波
数F0 のパルス波形となる。
の構成において、フォトダイオードPDに電流が流れ
ず、従って、フォトダイオードPDの接合容量Cp及び
第1のシュミットインバータ24の入力容量Ciに電荷
が蓄積されない初期状態においては、第1のシュミット
インバータ24の出力電圧は高レベルVH にあるから、
その制御線24aによりアナログスイッチ41は図示す
るオフ状態にあり、抵抗Rには電流が流れず、フォトダ
イオードPDの接合容量Cp及びインバータ24の入力
容量Ciは充電可能状態にある。光量の測定が開始され
ると、フォトダイオードPDに電流IP が流れ、その接
合容量Cp及びインバータ24の入力容量Ciは充電さ
れる。これら容量Cp、Ciの充電電圧が第1のシュミ
ットインバータ24の高レベルのスレッショルド電圧V
THに達すると、このシュミットインバータ24の出力電
圧は高レベルVH から低レベルVL に切換わる。これに
よってその制御線24aによりアナログスイッチ41は
オンとなり、両容量Cp及びCiの充電電圧並びにフォ
トダイオードPDの出力電流IP は抵抗Rを介して接地
に流れ、両容量Cp、Ciの充電電圧は放電される。放
電によって両容量Cp及びCiの充電電圧がシュミット
インバータ24の低レベルスレッショルド電圧VTLにま
で降下すると、シュミットインバータ24の出力電圧は
低レベルVL から高レベルVH に切換わる。これによっ
てアナログスイッチ41は再びオフ状態となるから、両
容量Cp及びCiに充電電流が流れる。以下、同様の動
作が繰り返される結果、第1のシュミットインバータ2
4の出力電圧V1 は、前述した図7に示すように、周波
数F0 のパルス波形となる。
【0021】この第1のシュミットインバータ24の出
力電圧V1 は、第1のシュミットインバータ24と同じ
C−MOS型の第2のシュミットインバータ25に供給
される。この第2のシュミットインバータ25の動作に
ついては前述したのでここでは省略するが、第2のシュ
ミットインバータ25からは第1のシュミットインバー
タ24のパルス波形を反転した同じ周波数F0 の出力電
圧が発生され、演算計測部に供給される。また、演算計
測部のマイクロコンピュータにより、一定時間内のパル
ス数からフォトダイオードPDの出力電流の大きさを検
出し、照度又は光量を算出してフォトダイオードPDに
入射する光の照度又は光量を求める動作も前述した通り
であるので、ここでは省略する。
力電圧V1 は、第1のシュミットインバータ24と同じ
C−MOS型の第2のシュミットインバータ25に供給
される。この第2のシュミットインバータ25の動作に
ついては前述したのでここでは省略するが、第2のシュ
ミットインバータ25からは第1のシュミットインバー
タ24のパルス波形を反転した同じ周波数F0 の出力電
圧が発生され、演算計測部に供給される。また、演算計
測部のマイクロコンピュータにより、一定時間内のパル
ス数からフォトダイオードPDの出力電流の大きさを検
出し、照度又は光量を算出してフォトダイオードPDに
入射する光の照度又は光量を求める動作も前述した通り
であるので、ここでは省略する。
【0022】上記本実施例の構成によれば、照度(光
量)−周波数変換回路30に容量素子を使用する必要が
ないので、回路の感度をかなり高めることができる。
量)−周波数変換回路30に容量素子を使用する必要が
ないので、回路の感度をかなり高めることができる。
【0023】ところで、C−MOS型の第1のシュミッ
トインバータ24の入力容量Ciは一般に10pF以下
と小さいが、フォトダイオードPDの接合容量Cpは種
類により著るしく変わり、数10pF〜数100pFで
ある。
トインバータ24の入力容量Ciは一般に10pF以下
と小さいが、フォトダイオードPDの接合容量Cpは種
類により著るしく変わり、数10pF〜数100pFで
ある。
【0024】このように、Cp≫Ciの場合には、照度
(光量)−周波数変換回路30の感度はフォトダイオー
ドPDの接合容量Cpによって制限されてしまう。従っ
て、回路に容量素子を備えている上記従来の測光装置と
比較すれば、上述したように格段に感度が上がり、かな
り低レベルの照度(光量)まで測定することができる
が、フォトダイオードPDの暗電流による限界までは感
度を上げることができない。
(光量)−周波数変換回路30の感度はフォトダイオー
ドPDの接合容量Cpによって制限されてしまう。従っ
て、回路に容量素子を備えている上記従来の測光装置と
比較すれば、上述したように格段に感度が上がり、かな
り低レベルの照度(光量)まで測定することができる
が、フォトダイオードPDの暗電流による限界までは感
度を上げることができない。
【0025】図2は光検出素子、例えばフォトダイオー
ドに存在する暗電流による限界まで感度を上げることが
できるようにした本発明による測光装置の第2の実施例
の照度(光量)−周波数変換回路を示す回路図であり、
本実施例では光検出素子としてフォトダイオードPDを
使用し、このフォトダイオードPDと放電用抵抗Rとア
ナログスイッチ42とC−MOS型の第1のシュミット
インバータ24とで照度(光量)−周波数変換回路(発
振回路)30を構成する。即ち、本実施例ではフォトダ
イオードPDはアナログスイッチ42を通じて抵抗R又
は第1のシュミットインバータ24の入力に選択的に接
続されるように構成されている。
ドに存在する暗電流による限界まで感度を上げることが
できるようにした本発明による測光装置の第2の実施例
の照度(光量)−周波数変換回路を示す回路図であり、
本実施例では光検出素子としてフォトダイオードPDを
使用し、このフォトダイオードPDと放電用抵抗Rとア
ナログスイッチ42とC−MOS型の第1のシュミット
インバータ24とで照度(光量)−周波数変換回路(発
振回路)30を構成する。即ち、本実施例ではフォトダ
イオードPDはアナログスイッチ42を通じて抵抗R又
は第1のシュミットインバータ24の入力に選択的に接
続されるように構成されている。
【0026】このアナログスイッチ42は2つの固定接
点x0 及びx1 と1つの可動接点xを有し、可動接点x
はC−MOS型の第1のシュミットインバータ24の入
力に接続され、第1の固定接点x0 はフォトダイオード
PDに接続され、そして第2の固定接点x1 は放電用抵
抗Rに接続されている。また、このアナログスイッチ4
2の可動接点xは、その制御線24aを通じて第1のシ
ュミットインバータ24から高レベル出力電圧VH が印
加されたときには、第1の固定接点x0 と接続され、逆
に低レベル出力電圧VL が印加されたときには、可動接
点xは第2の固定接点x1 と接続されるように構成され
ている。
点x0 及びx1 と1つの可動接点xを有し、可動接点x
はC−MOS型の第1のシュミットインバータ24の入
力に接続され、第1の固定接点x0 はフォトダイオード
PDに接続され、そして第2の固定接点x1 は放電用抵
抗Rに接続されている。また、このアナログスイッチ4
2の可動接点xは、その制御線24aを通じて第1のシ
ュミットインバータ24から高レベル出力電圧VH が印
加されたときには、第1の固定接点x0 と接続され、逆
に低レベル出力電圧VL が印加されたときには、可動接
点xは第2の固定接点x1 と接続されるように構成され
ている。
【0027】上記構成において、フォトダイオードPD
に電流が流れず、従って、フォトダイオードPDの接合
容量Cp及び第1のシュミットインバータ24の入力容
量Ciに電荷が蓄積されない初期状態においては、第1
のシュミットインバータ24の出力電圧は高レベルVH
にあるから、その制御線24aによりアナログスイッチ
42はその可動接点xが第1の固定接点x0 と接続され
た図示する状態にあり、抵抗Rには電流が流れず、フォ
トダイオードPDの接合容量Cp及びインバータ24の
入力容量Ciは充電可能状態にある。
に電流が流れず、従って、フォトダイオードPDの接合
容量Cp及び第1のシュミットインバータ24の入力容
量Ciに電荷が蓄積されない初期状態においては、第1
のシュミットインバータ24の出力電圧は高レベルVH
にあるから、その制御線24aによりアナログスイッチ
42はその可動接点xが第1の固定接点x0 と接続され
た図示する状態にあり、抵抗Rには電流が流れず、フォ
トダイオードPDの接合容量Cp及びインバータ24の
入力容量Ciは充電可能状態にある。
【0028】光量の測定が開始されると、フォトダイオ
ードPDに電流IP が流れ、その接合容量Cp及びイン
バータ24の入力容量Ciは充電される。これら容量C
p、Ciの充電電圧が第1のシュミットインバータ24
の高レベルのスレッショルド電圧VTHに達すると、この
シュミットインバータ24の出力電圧は高レベルVHか
ら低レベルVL に切換わる。これによってその制御線2
4aによりアナログスイッチ42はその可動接点xが第
2の固定接点x1 に切り換え接続され、インバータ24
の入力容量Ciの充電電圧VTHのみが抵抗Rを介して放
電される。
ードPDに電流IP が流れ、その接合容量Cp及びイン
バータ24の入力容量Ciは充電される。これら容量C
p、Ciの充電電圧が第1のシュミットインバータ24
の高レベルのスレッショルド電圧VTHに達すると、この
シュミットインバータ24の出力電圧は高レベルVHか
ら低レベルVL に切換わる。これによってその制御線2
4aによりアナログスイッチ42はその可動接点xが第
2の固定接点x1 に切り換え接続され、インバータ24
の入力容量Ciの充電電圧VTHのみが抵抗Rを介して放
電される。
【0029】この放電によって入力容量Ciの充電電圧
VTHがシュミットインバータ24の低レベルスレッショ
ルド電圧VTLにまで降下すると、シュミットインバータ
24の出力電圧は低レベルVL から高レベルVH に切換
わる。これによってアナログスイッチ42は再びその可
動接点xが第1の固定接点x0 側に切り換わるから、放
電されないままの充電電圧VTHのフォトダイオードPD
の接合容量Cpと放電された電圧VTLの入力容量Ciと
が接続され、この入力容量Ciの電圧VTLは瞬時に
VTL′(ただしVTL′>VTL)まで上昇する。そして、
この上昇したVTL′の電圧から次の充電が開始されるか
ら、図3に示すように、入力容量Ciの充電時間が短く
なり、その結果、照度(光量)−周波数変換回路30か
ら出力されるパルス波形の周波数が高くなる。かくし
て、上記第1の実施例の場合よりも回路の感度が一段と
上昇し、微弱光のような非常に低レベルの照度(光量)
も測定可能となる。
VTHがシュミットインバータ24の低レベルスレッショ
ルド電圧VTLにまで降下すると、シュミットインバータ
24の出力電圧は低レベルVL から高レベルVH に切換
わる。これによってアナログスイッチ42は再びその可
動接点xが第1の固定接点x0 側に切り換わるから、放
電されないままの充電電圧VTHのフォトダイオードPD
の接合容量Cpと放電された電圧VTLの入力容量Ciと
が接続され、この入力容量Ciの電圧VTLは瞬時に
VTL′(ただしVTL′>VTL)まで上昇する。そして、
この上昇したVTL′の電圧から次の充電が開始されるか
ら、図3に示すように、入力容量Ciの充電時間が短く
なり、その結果、照度(光量)−周波数変換回路30か
ら出力されるパルス波形の周波数が高くなる。かくし
て、上記第1の実施例の場合よりも回路の感度が一段と
上昇し、微弱光のような非常に低レベルの照度(光量)
も測定可能となる。
【0030】今、両容量Cp、Ciが電圧VTHに充電さ
れたときの容量をQp、Qiとすると、入力容量Ciが
放電され、再びスイッチ42により接合容量Cpと接続
されたときには、 Qp=VTH・Cp、 Qi=VTL・Ci (Qp+Qi)=VTL′・(Cp+Ci) よって VTL′=(VTH−VTL)・Cp/(Cp+Ci)+VTL >VTL となり、見掛け上、(VTH−VTL)が小さくなったこと
になる。これは図3の電圧波形からも明白である。よっ
て、回路の感度を上げることができ、フォトダイオード
PDの暗電流による限界まで感度を上げることが可能と
なる。
れたときの容量をQp、Qiとすると、入力容量Ciが
放電され、再びスイッチ42により接合容量Cpと接続
されたときには、 Qp=VTH・Cp、 Qi=VTL・Ci (Qp+Qi)=VTL′・(Cp+Ci) よって VTL′=(VTH−VTL)・Cp/(Cp+Ci)+VTL >VTL となり、見掛け上、(VTH−VTL)が小さくなったこと
になる。これは図3の電圧波形からも明白である。よっ
て、回路の感度を上げることができ、フォトダイオード
PDの暗電流による限界まで感度を上げることが可能と
なる。
【0031】なお、第1のシュミットインバータ24の
出力電圧V1 を第1のシュミットインバータ24と同じ
C−MOS型の第2のシュミットインバータ25に供給
し、第2のシュミットインバータ25から発生された第
1のシュミットインバータ24のパルス波形を反転した
同じ周波数F0 の出力電圧を演算計測部に供給し、この
演算計測部のマイクロコンピュータにより、一定時間内
のパルス数からフォトダイオードPDの出力電流の大き
さを検出し、照度又は光量を算出してフォトダイオード
PDに入射する光の照度又は光量を求める動作は前述し
た通りであるので、ここでは省略する。
出力電圧V1 を第1のシュミットインバータ24と同じ
C−MOS型の第2のシュミットインバータ25に供給
し、第2のシュミットインバータ25から発生された第
1のシュミットインバータ24のパルス波形を反転した
同じ周波数F0 の出力電圧を演算計測部に供給し、この
演算計測部のマイクロコンピュータにより、一定時間内
のパルス数からフォトダイオードPDの出力電流の大き
さを検出し、照度又は光量を算出してフォトダイオード
PDに入射する光の照度又は光量を求める動作は前述し
た通りであるので、ここでは省略する。
【0032】図2に示す本実施例の測光装置の入出力特
性(フォトダイオードPDの受光量及びその出力電流I
P と出力周波数F0 との関係)を実測したところ、図4
に示すような特性が得られ、電源電圧VDDを5Vから2
Vに下げたときにはフォトダイオードPDの出力電流I
P =0.1nAまで検出可能であることが分かった。こ
れより電源電圧の低下により(VTH−VTL)が小さくな
り、感度が上昇することも分かる。
性(フォトダイオードPDの受光量及びその出力電流I
P と出力周波数F0 との関係)を実測したところ、図4
に示すような特性が得られ、電源電圧VDDを5Vから2
Vに下げたときにはフォトダイオードPDの出力電流I
P =0.1nAまで検出可能であることが分かった。こ
れより電源電圧の低下により(VTH−VTL)が小さくな
り、感度が上昇することも分かる。
【0033】さらに、微弱な光の場合の入出力特性を知
るために、図2において、放電用抵抗Rを1MΩとし、
電源電圧VDDを2Vとして実験を行なった。なお、この
場合には微弱光であるため、出力周波数は非常に小さく
なるので、出力されるパルスの周期を観測した。その結
果を図5に示す。この図5から、フォトダイオードPD
の暗電流の存在のために、フォトダイオードPDの出力
電流の平均値は0.1nA(−65dBm)が測定限界
であることが分かる。換言すれば、フォトダイオードP
Dの暗電流による限界まで回路の感度を上げることが可
能であると言うことができる。従って、暗電流が無視さ
れるくらい小さい光検出素子を用いることができれば、
本実施例の測光装置の限界感度はIP =0.01nA
(受光量=−75dBm)と大幅に高くなる。
るために、図2において、放電用抵抗Rを1MΩとし、
電源電圧VDDを2Vとして実験を行なった。なお、この
場合には微弱光であるため、出力周波数は非常に小さく
なるので、出力されるパルスの周期を観測した。その結
果を図5に示す。この図5から、フォトダイオードPD
の暗電流の存在のために、フォトダイオードPDの出力
電流の平均値は0.1nA(−65dBm)が測定限界
であることが分かる。換言すれば、フォトダイオードP
Dの暗電流による限界まで回路の感度を上げることが可
能であると言うことができる。従って、暗電流が無視さ
れるくらい小さい光検出素子を用いることができれば、
本実施例の測光装置の限界感度はIP =0.01nA
(受光量=−75dBm)と大幅に高くなる。
【0034】なお、本発明による電子的測光装置は単に
照度(光量)を測定するだけでなく、種々のオイルの汚
れ或は劣化やオイル以外の光が透過し得る液体、気体等
の汚れ或は劣化を計測できる。例えば自動車のエンジン
オイル等の潤滑油の汚れ或は劣化を検出する装置等に適
用して有用なものである。
照度(光量)を測定するだけでなく、種々のオイルの汚
れ或は劣化やオイル以外の光が透過し得る液体、気体等
の汚れ或は劣化を計測できる。例えば自動車のエンジン
オイル等の潤滑油の汚れ或は劣化を検出する装置等に適
用して有用なものである。
【0035】また、上記実施例は本発明の単なる例示に
過ぎず、回路構成、使用する素子等は必要に応じて任意
に変更できるものである。例えば、C−MOSシュミッ
トインバータ以外のインバータや他の回路素子を使用す
ることもでき、また、フォトダイオード以外の光検出素
子やアナログスイッチ以外のスイッチを使用してもよい
ことは勿論である。さらに、照度(光量)−周波数変換
回路から発生される周波数出力は方形波パルス以外のパ
ルスでもよい。
過ぎず、回路構成、使用する素子等は必要に応じて任意
に変更できるものである。例えば、C−MOSシュミッ
トインバータ以外のインバータや他の回路素子を使用す
ることもでき、また、フォトダイオード以外の光検出素
子やアナログスイッチ以外のスイッチを使用してもよい
ことは勿論である。さらに、照度(光量)−周波数変換
回路から発生される周波数出力は方形波パルス以外のパ
ルスでもよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による測光
装置は、照度(光量)−周波数変換回路に使用される光
検出素子の接合容量及び周波数変換回路の入力容量を発
振周波数決定用の容量として利用し、容量素子を不要に
したので、回路の感度を一段と高めることができる。こ
のため、微弱光のような非常に低レベルの照度(光量)
でも精度よく測定することができ、また、高精度に測定
できる光量範囲が下限においてかなり広くなるという効
果がある。
装置は、照度(光量)−周波数変換回路に使用される光
検出素子の接合容量及び周波数変換回路の入力容量を発
振周波数決定用の容量として利用し、容量素子を不要に
したので、回路の感度を一段と高めることができる。こ
のため、微弱光のような非常に低レベルの照度(光量)
でも精度よく測定することができ、また、高精度に測定
できる光量範囲が下限においてかなり広くなるという効
果がある。
【0037】また、周波数変換回路の入力容量の充放電
時間を短くすることができるので、出力される周波数が
高くなり、光検出素子に制約される限界まで、例えば暗
電流による限界まで、感度を上げることができ、従っ
て、高精度に測定できる光量範囲の下限が大幅に広くな
り、信頼性が一層向上するという効果がある。
時間を短くすることができるので、出力される周波数が
高くなり、光検出素子に制約される限界まで、例えば暗
電流による限界まで、感度を上げることができ、従っ
て、高精度に測定できる光量範囲の下限が大幅に広くな
り、信頼性が一層向上するという効果がある。
【0038】さらに、照度(光量)−周波数変換回路に
容量素子を使用する必要がないから、使用する部品点数
が少なくなり、小型化、コストダウンが可能になると共
に、回路構成も簡単化される等の効果もある。
容量素子を使用する必要がないから、使用する部品点数
が少なくなり、小型化、コストダウンが可能になると共
に、回路構成も簡単化される等の効果もある。
【図1】本発明による測光装置の第1の実施例の照度
(光量)−周波数変換回路を示す回路図である。
(光量)−周波数変換回路を示す回路図である。
【図2】本発明による測光装置の第2の実施例の照度
(光量)−周波数変換回路を示す回路図である。
(光量)−周波数変換回路を示す回路図である。
【図3】図2の本発明の第2の実施例の照度(光量)−
周波数変換回路における入力容量の充放電特性を示す波
形図である。
周波数変換回路における入力容量の充放電特性を示す波
形図である。
【図4】図2の本発明の第2の実施例の照度(光量)−
周波数変換回路の入出力特性を示す図である。
周波数変換回路の入出力特性を示す図である。
【図5】図2の本発明の第2の実施例の照度(光量)−
周波数変換回路に微弱光を入射したときの入出力特性を
示す図である。
周波数変換回路に微弱光を入射したときの入出力特性を
示す図である。
【図6】従来の測光装置の一例を示す回路構成図であ
る。
る。
【図7】測光装置に使用されているシュミットインバー
タの電圧出力を示す波形図である。
タの電圧出力を示す波形図である。
24、25 シュミットインバータ 30 照度(光量)−周波数変換回路 41、42 アナログスイッチ PD フォトダイオード R 抵抗
Claims (4)
- 【請求項1】 受光量に応じて出力電流が変化する光検
出素子と、該光検出素子からの出力電流を電圧に変換す
る電流−電圧変換手段と、該電流−電圧変換手段により
変換された電圧と予め設定された基準電圧とを比較し、
前記変換された電圧が基準電圧に達したとき毎に出力信
号レベルを変化させる電圧検出手段とを具備する測光装
置において、前記電流−電圧変換手段として前記光検出
素子の接合容量と前記電圧検出手段の入力容量を使用
し、前記光検出素子からの出力電流をこれら接合容量及
び入力容量に充電して電圧に変換するとともに、前記電
圧検出手段からの出力信号レベルの変化によって前記光
検出素子からの出力電流の前記接合容量及び入力容量へ
の充電路を断って前記接合容量及び入力容量に対する放
電路を形成するスイッチ手段を設けたことを特徴とする
測光装置。 - 【請求項2】 受光量に応じて出力電流が変化する光検
出素子と、該光検出素子からの出力電流を電圧に変換す
る電流−電圧変換手段と、該電流−電圧変換手段により
変換された電圧と予め設定された基準電圧とを比較し、
前記変換された電圧が基準電圧に達したとき毎に出力信
号レベルを変化させる電圧検出手段とを具備する測光装
置において、前記電流−電圧変換手段として前記光検出
素子の接合容量と前記電圧検出手段の入力容量を使用
し、前記光検出素子からの出力電流をこれら接合容量及
び入力容量に充電して電圧に変換するとともに、前記電
圧検出手段からの出力信号レベルの変化によって前記光
検出素子からの出力電流の前記接合容量及び入力容量へ
の充電路を断って前記入力容量に対する放電路を形成す
るスイッチ手段を設けたことを特徴とする測光装置。 - 【請求項3】 前記電圧検出手段は、前記接合容量及び
入力容量に充電された充電電圧が前記予め設定された基
準電圧に達したとき毎にパルス信号を発生するパルス発
振回路であることを特徴とする請求項1又は2の測光装
置。 - 【請求項4】 前記電圧検出手段はC−MOS型のシュ
ミットインバータであることを特徴とする請求項1又は
2の測光装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26820092A JPH0694525A (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | 測光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26820092A JPH0694525A (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | 測光装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0694525A true JPH0694525A (ja) | 1994-04-05 |
Family
ID=17455318
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26820092A Pending JPH0694525A (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | 測光装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0694525A (ja) |
-
1992
- 1992-09-10 JP JP26820092A patent/JPH0694525A/ja active Pending
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