JPH0694662A - 電子的測定装置 - Google Patents

電子的測定装置

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JPH0694662A
JPH0694662A JP4268199A JP26819992A JPH0694662A JP H0694662 A JPH0694662 A JP H0694662A JP 4268199 A JP4268199 A JP 4268199A JP 26819992 A JP26819992 A JP 26819992A JP H0694662 A JPH0694662 A JP H0694662A
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KYOSEKI SEIHIN GIJUTSU KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インタフェースの回路構成が簡略化でき、消
費電流が非常に少ない簡易型ディジタル−アナログ変換
器が使用できる電子的測定装置を提供する。 【構成】 測定装置のマイクロコンピュータ32から被
測定物の濃度等に対応したパルス信号P0 を一定周期で
出力する。このパルス信号P0 をダイオードD11、抵
抗R11を介してコンデンサC11に蓄積する。同時に
同じ周期のストローブ信号STRをワンショットマルチ
MM1に出力し、一周期分のパルス電圧の蓄積が終了し
た時点でスイッチSW1をオンさせ、蓄積電圧をアナロ
グ電圧信号として増幅回路AMPから出力させる。アナ
ログ電圧信号の出力後、スイッチSW1をオフ、第2の
ワンショットマルチMM2により第2のスイッチSW2
をオンにしてコンデンサC11に充電されている電荷を
放電させる。上記動作を繰り返すことにより、ディジタ
ルデータをアナログ出力に変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的には気体や液体中
のある成分の濃度(量)等を測定する電子的測定装置に
関し、特に、測定結果のディジタル出力をアナログ出力
に変換する消費電流が非常に少ない簡易型のディジタル
−アナログ変換器を備えた電子的測定装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、湿度のような気相中の水分濃度、
或は原油や潤滑油中の水分量のような液相中の濃度を測
定する電子的測定装置には、測定結果をパルス出力のよ
うなディジタルデータで出力するものがある。例えば、
静電容量変化型の電気的特性を有する水分(ガス)セン
サを使用する電子的測定装置では図5に示すように構成
され、また、抵抗変化型の電気的特性を有する水分(ガ
ス)センサを使用する電子的測定装置では図6に示すよ
うに構成されている。
【0003】即ち、両測定装置ともC−MOS型のシュ
ミットインバータ等の2つの直列に接続されたインバー
タ11、12と、前段のインバータ11の帰還回路に挿
入された抵抗R1と、同じく前段のインバータ11の入
力側に接続された静電容量素子(コンデンサ)C1とか
ら構成されたCR発振回路10を利用するもので、図5
の測定装置においては、センサとして水分などの被測定
物の濃度の変化に応じて静電容量が変化する静電容量変
化型のセンサChが使用されるから、このセンサChを
前段のインバータ11の入力側と静電容量素子C1との
間に直列に挿入してCR発振回路10を構成している。
【0004】図5の測定装置は、発振周波数決定用素子
であるセンサChの静電容量が被測定物の濃度の変化に
応じて変化することによってCR発振回路10の発振周
波数を対応的に変化させ、この発振出力、即ち周波数信
号を例えば図示しないマイクロコンピュータに送り、マ
イクロコンピュータ内で演算処理して発振周波数を検出
し、この検出周波数を被測定物の濃度に対応するパルス
信号に変換して出力するものである。
【0005】また、図6の測定装置においては、センサ
として水分などの被測定物の濃度の変化に応じて電気抵
抗値が変化する抵抗変化型のセンサRhが使用されるか
ら、上述のCR発振回路10において、前段のインバー
タ11の帰還回路に挿入された抵抗R1の代わりにこの
抵抗変化型のセンサRhを発振周波数決定用抵抗素子と
して挿入し、CR発振回路10を構成したものである。
この測定装置も、発振周波数決定用素子であるセンサR
hの電気抵抗値が被測定物の濃度の変化に応じて変化す
ることによってCR発振回路10の発振周波数を対応的
に変化させ、この発振出力、即ち周波数信号から、前述
したようにしてCR発振回路10の発振周波数を検出
し、その周波数に対応するパルス出力を提供するもので
ある。
【0006】さらに、図7に示すように、水分などの被
測定物の濃度変化に応じて静電容量成分Cと電気抵抗成
分Rとが変化する電気的特性を有するセンサGSを使用
し、同じ構成の第1、第2、第3の3つのスイッチX、
Y、Zにより、静電容量変化型のセンサとして使用する
ときには、図5のように、このセンサGSを前段のイン
バータ11の入力側と静電容量素子C1との間に直列に
接続するように、また、抵抗可変型のセンサとして使用
するときには、図6のように、このセンサGSを前段の
インバータ11の帰還回路中に抵抗器R1の代わりに挿
入するように、切り換え接続し、前述の図5及び図6に
示したCR発振回路10を構成するようにしたものも提
案されている。
【0007】上記第1、第2、第3のスイッチX、Y、
Zはそれぞれ1つの可動接点XC、YC、ZCと2つの
固定接点X0及びX1、Y0及びY1、Z0及びZ1を
有し、第1のスイッチXはその可動接点XCが直流電圧
除去用の抵抗R2と静電容量素子C1との接続点に接続
され、第1の固定接点X0は接続されず、第2の固定接
点X1が前段のインバータ11の入力側に接続されてい
る。また、第2のスイッチYはその可動接点YCがセン
サGSの他方の端子に接続され、第1の固定接点Y0が
直流電圧除去用の抵抗R2と静電容量素子C1との接続
点に接続され、第2の固定接点Y1が第3のスイッチZ
の第2の固定接点Z1と接続されている。さらに、第3
のスイッチZはその可動接点ZCが前段のインバータ1
1の出力側に接続され、第1の固定接点Z0が抵抗R1
に接続されている。
【0008】上記構成において、3つのスイッチX、
Y、Zの各可動接点XC、YC、ZCが図示するように
第1の固定接点X0、Y0、Z0側に接続されている
と、抵抗R1が前段のインバータ11の帰還回路中に挿
入され、センサGSが前段のインバータ11の入力側に
静電容量素子C1と直列に接続され、かつこのセンサG
Sの両端間に直流電圧除去用の抵抗R2が並列に接続さ
れた静電容量計測型の回路構成となり、上記図5と同じ
センサGSの静電容量値に対応して発振周波数が変化す
るCR発振器10が構成される。
【0009】これに対し、3つのスイッチX、Y、Zの
各可動接点XC、YC、ZCが第2の固定接点X1、Y
1、Z1側に接続されていると、抵抗R1の代わりにセ
ンサGSが前段のインバータ11の帰還回路中に挿入さ
れ、また、前段のインバータ11の入力側の直流電圧除
去用の抵抗R2が第1のスイッチXによって短絡され、
前段のインバータ11の入力側に静電容量素子C1が第
1のスイッチXを通じて接続されるので、上記図6と同
じセンサGSの電気抵抗値に対応して発振周波数が変化
するCR発振器10が構成される。
【0010】CR発振回路10からの発振出力、即ち周
波数信号はマイクロコンピュータ20に送られ、ここで
演算処理されて発振周波数が検出され、この検出周波数
を被測定物の濃度に対応するパルス信号に変換して出力
する。
【0011】通常、インバータ11及び12としてC−
MOS型のシュミットインバータが使用され、CR発振
回路10からはセンサGSの静電容量値の変化又は電気
抵抗値の変化に対応して周波数が変化するパルス信号が
出力され、マイクロコンピュータ20に送られる。マイ
クロコンピュータ20は、本例では、入力された周波数
信号FC 又はFR のパルス数を計数するカウンタ部21
と、演算処理プログラムを記憶しているROM(リード
・オンリー・メモリ)を含む記憶部22と、カウンタ部
21で計数された一定時間内のパルス数から、記憶部2
2のプログラムに従って周波数を検出し、この検出周波
数を被測定物の濃度に対応するパルス出力に変換する演
算処理部23と、演算処理部23からの制御命令をそれ
ぞれの制御ラインLX、LY、LZを通じて各アナログ
スイッチX、Y、Zに供給してこれらのスイッチの接続
態様を制御する制御ポート24とから構成されている。
【0012】なお、C−MOS型のシュミットインバー
タ11及び12の動作態様について簡単に説明すると、
両シュミットインバータとも高レベルのスレッショルド
電圧VTHと低レベルのスレッショルド電圧VTLの2つの
スレッショルド電圧を有し、入力電圧が高レベルのスレ
ッショルド電圧VTHより低いときには高レベルの出力電
圧VH を発生し、また、入力電圧が高レベルのスレッシ
ョルド電圧VTHに達すると出力電圧が高レベルVH から
低レベルVL に切換わり、そして入力電圧が低レベルの
スレッショルド電圧VTLに降下するまで低レベルの出力
電圧VL を保持し、入力電圧が低レベルのスレッショル
ド電圧VTLに降下したときに出力電圧が低レベルVL
ら高レベルVH に切換わるように動作する。従って、C
R発振回路10からは静電容量素子C1又は静電容量素
子C1とセンサGSの直列回路の静電容量の充放電に対
応した周期のパルス電圧が出力される。
【0013】一方、例えば、各種の原動機、自動車のエ
ンジンオイル等に使用されている潤滑油は汚れ又は劣化
が進むと光の透過率が減少する。このため、潤滑油の一
部を光透過性の特定のセル中に収容し或はセル中を流
し、これにLED(発光ダイオード)などの光源から光
を照射し、その透過光をフォトダイオードなどの光検出
素子で受光して透過光量を検出し、この検出結果(換言
すれば、潤滑油中の劣化生成物や不純物濃度)から潤滑
油の汚れ或は劣化の度合を判別するようにした電子的光
量測定装置が提案されている。このような電子的光量測
定装置にも測定結果をパルス出力のようなディジタルデ
ータとして出力するものがある。例えば、光源としてL
EDを使用し、光検出素子としてフォトダイオードを使
用した電子的光量測定装置の一例を図8に示す。
【0014】この光量測定装置は、光検出素子であるフ
ォトダイオードPDと、静電容量型の負荷であるコンデ
ンサCと、C−MOS型の第1のシュミットインバータ
11と、このシュミットインバータ11の帰還回路中に
抵抗Rと直列に挿入されたスイッチとして機能するダイ
オードDとで照度(光量)に応じて周波数の変化するC
R発振回路10を構成しており、ダイオードDはフォト
ダイオードPDとは逆極性で接続され、また、フォトダ
イオードPDとコンデンサCは所定の電圧源と接地間に
直列に接続され、それらの接続点が第1のシュミットイ
ンバータ11の入力に接続されている。
【0015】また、LED13が所定の電圧源と接地間
にスイッチングトランジスタ14を直列に介して接続さ
れており、このトランジスタ14がオンのときに発光し
て光透過性のセル15内に存在する潤滑油のような被測
定物16に光を照射する。この被測定物16を透過した
光はフォトダイオードPDに入射し、従って、入射光の
照度又は光量に比例した電流IP がフォトダイオードP
Dに流れる。
【0016】上記構成において、フォトダイオードPD
に電流が流れず、従って、コンデンサCに電荷が蓄積さ
れない初期状態においては、第1のシュミットインバー
タ11の出力電圧は高レベルVH にあるから、ダイオー
ドDは逆方向にバイアスされてスイッチオフと同じ機能
をなす。それ故、抵抗Rには電流が流れず、コンデンサ
Cは充電可能状態にある。光量の測定が開始され、フォ
トダイオードPDに被測定光が入射すると、この入射光
の照度又は光量に比例した電流IP がフォトダイオード
PDに流れる。この電流IP はコンデンサCに蓄積さ
れ、電圧VC に変換される。このコンデンサCの充電電
圧VC が第1のシュミットインバータ11の高レベルの
スレッショルド電圧VTHに達すると、このシュミットイ
ンバータ11の出力電圧は高レベルVH から低レベルV
L に切換わる。これによってダイオードDは順方向にバ
イアスされてスイッチオンと同じ機能をなすから、コン
デンサCの充電電圧VC 及びフォトダイオードPDの出
力電流IP は抵抗R及びダイオードDを介して流れ、コ
ンデンサCの充電電圧は放電される。放電によってコン
デンサCの充電電圧VC がシュミットインバータ11の
低レベルスレッショルド電圧VTLにまで降下すると、シ
ュミットインバータ11の出力電圧は低レベルVL から
高レベルVH に切換わる。これによってダイオードDは
再び逆バイアスされてオフ状態となるから、コンデンサ
Cに充電電流が流れる。以下、同様の動作が繰り返され
る結果、第1のシュミットインバータ11の出力電圧、
即ち、CR発振回路10からの出力電圧V1 はコンデン
サCの充放電周期に対応する周波数のパルス波形とな
る。
【0017】この第1のシュミットインバータ11の出
力電圧V1 は、本例では、第1のシュミットインバータ
11と同じC−MOS型の第2のシュミットインバータ
12に供給される。この第2のシュミットインバータ1
2も高レベルのスレッショルド電圧VTHと低レベルのス
レッショルド電圧VTLの2つのスレッショルド電圧を有
し、同様に動作する。即ち、第1のシュミットインバー
タ11から高レベルの電圧信号VH が入力されていると
きには低レベルの電圧出力VL を発生し、低レベルの電
圧信号VL が入力されているときには高レベルの電圧出
力VH を発生する。従って、第2のシュミットインバー
タ12からは第1のシュミットインバータ11のパルス
波形を反転した同じ周波数F0 の出力電圧が発生され、
演算計測部であるマイクロコンピュータ20に供給され
る。
【0018】マイクロコンピュータ20は、本例では、
CR発振回路10から第2のシュミットインバータ12
を通じて入力される周波数信号F0 のパルス数を計数す
るカウンタ部21と、演算処理プログラムを記憶してい
るROM(リード・オンリー・メモリ)を含む記憶部2
2と、カウンタ部21で計数された一定時間内のパルス
数から、記憶部22のプログラムに従って周波数を検出
し、この検出周波数をフォトダイオードPDへの入射光
量に対応するパルス出力に変換する演算処理部23とか
ら構成されている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上述した各電子的測定
装置から出力されるディジタルデータはインタフェース
を通じて、例えばカウンタに送られて水分値などの被測
定物の濃度を表示したり、また、さらにデータ処理する
ために他のコンピュータ等に送られている。さらに、メ
ータを含む各種のアナログ機器に必要なアナログ出力を
得るために、インタフェースにディジタル−アナログ変
換器を付設してディジタル出力をアナログ出力に変換し
ている。
【0020】このため、各機器のインタフェースの回路
構成が複雑となり、設計に時間がかかり、コストアップ
になるとともに、小型化が困難である等の欠点があっ
た。また、消費電流が大きいという欠点もあった。
【0021】従って、本発明の目的は、インタフェース
の回路構成が簡略化でき、コストダウン及び小型化が可
能であり、しかも消費電流が非常に少ない簡易型のディ
ジタル−アナログ変換器を備えた電子的測定装置を提供
することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
電子的測定装置によって達成される。要約すれば、本発
明は、被測定物の濃度に応じて発振周波数が変化するC
R発振回路と、該発振回路の発振出力の周波数を検出
し、該検出した周波数を前記被測定物の濃度に対応する
パルス信号に変換し、一定周期で出力する演算制御手段
と、該演算制御手段から出力されるパルス信号電圧を一
周期毎に蓄積して電圧信号に変換する電圧蓄積手段と、
該変換された電圧信号を増幅してアナログ信号として出
力する手段とを具備することを特徴とする電子的測定装
置である。
【0023】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例に
ついて詳細に説明する。
【0024】図1は本発明による電子的測定装置の一実
施例を示す構成図であり、測定装置30と、カウンタ4
0と、独立の簡易型ディジタル−アナログ変換器50
と、独立のインタフェース60と、ホストコンピュータ
への接続用コネクタ70とから構成されている。
【0025】上記測定装置30は、図5〜図8を参照し
て前述したような、被測定物の濃度等に応じて発振周波
数が変化するCR発振回路を備え、測定結果をディジタ
ルデータとして出力する測定装置であれば任意の構成の
ものでよく、従って、図1ではCR発振回路31とこの
CR発振回路31から発振される周波数信号の周波数を
検出し、この検出周波数を被測定物の濃度等に対応する
ディジタル信号に変換して出力するマイクロコンピュー
タ32のみを例示するだけに留め、具体的な構成及び詳
細な説明は省略する。なお、本実施例ではマイクロコン
ピュータ32は通常のようにカウンタ部、記憶部、演算
処理部等を有し、そして測定結果である演算処理部から
のディジタルデータ、即ちパルス信号P0 はパラレル入
出力ポート(I/Oポート)を通じて一定周期で出力さ
れ、かつこのディジタルデータと同じ周期のストローブ
信号STRがディジタルデータと同時にパラレルI/O
ポートから出力されるように構成されている。
【0026】次に、本実施例の電子的測定装置に使用さ
れた簡易型ディジタル−アナログ変換器50について図
2を参照して詳細に説明する。
【0027】上述したように測定装置30のマイクロコ
ンピュータ32のパラレルI/Oポートからは被測定物
の濃度等に対応したパルス信号P0 が一定周期毎に出力
される。このパルス信号P0 はダイオードD11、抵抗
R11を介してコンデンサC11に蓄積される。即ち、
パルス出力電圧が高レベルである区間のみ抵抗R11を
通じてコンデンサC11に電荷が充電される。ダイオー
ドD11はパルス出力が低レベルにあるときにコンデン
サC11に充電された電荷が放電されることを阻止する
ための逆電流防止用のダイオードである。
【0028】一方、ストローブ信号STRは第1のワン
ショットマルチバイブレータMM1に供給される。この
第1のワンショットマルチバイブレータMM1はストロ
ーブ信号STRが高レベルから低レベルに変化したとき
に、即ち立ち下がったときに作動されるため、ストロー
ブ信号STRが供給されているときにはその出力が低レ
ベルであり、従って、同様の動作を行なう(ただし、第
1のワンショットマルチバイブレータMM1の出力が高
レベルから低レベルに変化したときに作動する)第2の
ワンショットマルチバイブレータMM2の出力も低レベ
ルであるので、第1及び第2のスイッチSW1及びSW
2は図示するようにオフ状態にある。
【0029】今、パルス信号P0 のパルス幅をt1(高
レベルの時間)、その高レベルでの電圧値をVとし、1
つのパルスによりコンデンサC11に電荷が充電される
ことによりその電圧がVcになるとすると、次式が成立
する。
【0030】 Vc=V(1−e-t1/C11・R11 ) ・・・ (1) t1<<C11・R11とすると、上式(1)は次のよ
うに表わせる。
【0031】 Vc=V(t1/C11・R11) ・・・ (2) 1つの周期でN個のパルスが出力された場合、同様に式
(2)が成立すると仮定すれば、コンデンサC11の電
圧Vc1は次の式で表わせる。
【0032】 Vc1=V(Nt1/C11・R11) =N(Vt1/C11・R11)・・・ (3) よって、パルス数Nに比例した電圧Vc1がコンデンサ
C11に蓄積されることになる。
【0033】N個のパルスが出力されると、ストローブ
信号STRが高レベルから低レベルに変化する。その立
ち下がりを第1のワンショットマルチバイブレータMM
1が感知し、時定数t2=R12・C12のパルス幅の
パルスVs1が1つ出力される。このワンショットマル
チバイブレータMM1からの出力パルスVs1により時
間t2の間第1のスイッチSW1がオン状態となり、コ
ンデンサC11に充電されている電荷の一部がコンデン
サC14に移される。そのときのコンデンサC14の電
圧をVc2とすると、全電荷Qは Q=C11・Vc1=(C11+C14)・Vc2・・・ (4) となり、C11>>C14とすれば、Vc2=Vc1と
なるため、コンデンサC11の充電電圧Vc1がそのま
まコンデンサC14に移されたことになる。
【0034】ここで、コンデンサC14のキャパシタン
スは非常に小さいので、第1のスイッチSW1の漏れ電
流、接点間容量、そして増幅回路AMPの入力インピー
ダンス、バイアス電流の影響によりコンデンサC14の
電圧が変化するので、それらの選定には十分に注意する
必要がある。例えばスイッチとしては、接点間の漏れ電
流が最も小さく、かつ接点間容量も小さいものを選定す
る必要がある。
【0035】また、ワンショットマルチバイブレータM
M1のパルス幅t2の時間を十分に取ることにより、コ
ンデンサC14の電圧が変化する時間を最小限に抑える
等の配慮も必要である。例えば、前の周期においてコン
デンサC14の電圧Vc2がVc2>>Vc1であると
すると、第1のスイッチSW1がオン状態にあるときに
はコンデンサC11とC14の合計の電荷Q′は、第1
のスイッチSW1がオン状態にあるときのコンデンサC
11、C14の電圧をVc3とすると、 Q′=C11・Vc1+C14・Vc2 =(C11+C14)・Vc3 ・・・ (5) となり、この場合においてもコンデンサC11の電圧が
コンデンサC14にホールドされるには、即ち、Vc1
=Vc3が成立するには C11・Vc1>>C14・Vc2 が成立する電圧の範囲(Vc1〜Vc2)で用いる必要
がある。
【0036】しかし、一般に濃度は徐々に変わるもので
あるから、このような場合は必ずしも上式(5)を成立
させる必要はなく、C11>>C14の条件のみ成立さ
せればよい。
【0037】第1のワンショットマルチバイブレータM
M1の出力パルスが立ち下がると、第1のスイッチSW
1がオフ状態となり、同時に第2のワンショットマルチ
バイブレータMM2が作動し、時定数t3=R13・C
13のパルス幅のパルスVs2が1つ出力される。この
ワンショットマルチバイブレータMM2からの出力パル
スVs2により時間t3の間第2のスイッチSW2がオ
ン状態となり、コンデンサC11に充電されている電荷
は急速に放電され、コンデンサC11の電圧は0Vにな
る。これは次の周期のパルス出力によりコンデンサC1
1が再充電されるため、零点の補正を行なうものであ
る。また、ここで注意すべきことは、第1のスイッチS
W1がオフになると同時に第2のスイッチSW2がオン
になるため、この動作により瞬時コンデンサC14の電
荷が放電される可能性があり得る。従って、第2のスイ
ッチSW2に対する制御ラインの前段に、例えばCRに
よる遅延回路を挿入することが好ましい。なお、第2の
スイッチSW2についても第1のスイッチSW1と同様
に、接点間の漏れ電流が最も小さく、かつ接点間容量も
小さいものを選定する必要がある。
【0038】上述した信号STR、P0 の波形、ワンシ
ョットマルチバイブレータMM1、MM2の出力波形V
s1、Vs2、及びコンデンサC11、C14の電圧波
形Vc1、Vc2を図3に示す。
【0039】このようにして本実施例の簡易型ディジタ
ル−アナログ変換器50によって変換されたアナログ信
号Vc2は増幅回路AMPで適当な大きさに増幅されて
例えば図示しない指示計に供給され、計測結果が表示さ
れたり、他のアナログ機器によってさらにデータ処理さ
れることになる。
【0040】しかして、マイクロコンピュータ32から
のパルス出力を簡単に独立のインタフェース60に変換
するには、図4に示すように、1つの周期で出力される
N個のバイナリパルスよりなるディジタルデータの前と
後ろにスタートビットとエンドビットの2つのパルスを
入れるだけでよいが、これらスタートビット及びエンド
ビットのパルスもコンデンサC11に充電されるので、
測定精度が低下する。これを防止するにはダイオードD
11の前段にストローブ信号STRとパルス出力P0
のAND回路を挿入すればよい。しかし、部品点数を1
点でも増やしたくない場合には、第1及び第2のスイッ
チSW1及びSW2として74HC4066、4053
のような半導体スイッチを用いれば、使用しないで空い
ているデバイスがあるので、それをAND回路の代わり
に用いることができるから、部品点数を増やすことなく
スタートビット及びエンドビットのパルスがコンデンサ
C11に充電されるのを防止することができる。
【0041】このように、本実施例では、ディジタルデ
ータ出力を一定周期毎に出力されるバイナリパルスと
し、このパルスデータを直接アナログ出力に変換するよ
うにしたので、回路構成の極めて簡単な簡易型ディジタ
ル−アナログ変換器50が使用できるようになり、その
結果コストダウンが可能になるとともに消費電流が極め
て少なくなる。因みに、従来のディジタル−アナログ変
換器は数mA〜10数mAの消費電流であったのに対
し、本実施例のディジタル−アナログ変換器50は最大
でも1mAより少なかった。また、本実施例の電子的測
定装置を含む測定システムの構成を簡略化することがで
き、かつインタフェースの組み合わせによる幾つか機能
の異なる測定装置を構成することができる。さらに、各
機器のインタフェースの回路構成が簡略化できるので、
設計が容易となり、コストダウン、小型化が可能にな
る。
【0042】なお、上記実施例では本発明による電子的
測定装置により、湿度のような気相中の水分濃度、原油
や潤滑油中の水分量のような液相中の濃度、或は自動車
のエンジンオイル等の潤滑油の汚れ又は劣化を計測する
場合について説明したが、他の種々の気体や液体中のあ
る成分の濃度を計測する場合にも、或は光源からの光が
透過し得る種々の液体、気体等の汚れ又は劣化(即ち、
汚染物質或は劣化生成物等の濃度)を計測する場合に
も、さらに光源からの光を反射する被測定物からの反射
光の照度(光量)を計測する場合にも、測定量をCR発
振回路を使用して周波数信号に変換し、そして測定結果
をディジタルデータで出力するものであれば、本発明は
適用できるものである。
【0043】また、上記実施例は本発明の単なる例示に
過ぎず、回路構成、使用する素子等は必要に応じて任意
に変更できるものである。例えば、C−MOS型のシュ
ミットインバータ以外のインバータや他の回路素子を使
用してCR発振回路を構成してもよいし、マイクロコン
ピュータ以外の演算制御素子を使用してもよい。また、
LED以外の光源を使用しても、フォトダイオード以外
の光検出素子を使用してもよいことは勿論である。さら
に、CR発振回路から発生される周波数出力はパルス以
外の周波数出力でもよい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による電子
的測定装置によれば、測定装置から出力されるディジタ
ルデータを一定周期毎に出力されるパルスデータとし、
このパルスデータを直接アナログ出力に変換するように
したので、回路構成の極めて簡単な簡易型ディジタル−
アナログ変換器が使用できるようになり、その結果コス
トダウンが可能になるとともに消費電流が非常に少なく
なる。また、測定システムの構成を簡略化することがで
き、しかもインタフェースの組み合わせによる幾つか機
能の異なる測定装置を構成することができる。さらに、
各機器のインタフェースの回路構成が簡略化できるの
で、設計が容易となり、小型化、低価格化が可能になる
等の多くの顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子的測定装置の一実施例を示す
全体構成図である。
【図2】図1に示す本発明の電子的測定装置に使用され
た簡易型ディジタル−アナログ変換器の一具体例を示す
回路図である。
【図3】図2のディジタル−アナログ変換器の各部にお
ける電圧出力を示す波形図である。
【図4】図1の電子的測定装置から出力されるディジタ
ルデータの他の出力形態を示す波形図である。
【図5】従来の電子的測定装置の一例を示す回路図であ
る。。
【図6】従来の電子的測定装置の他の例を示す回路図で
ある。
【図7】従来の電子的測定装置のさらに他の例を示す回
路構成図である。
【図8】従来の電子的光量測定装置の一例を示す回路図
である。
【符号の説明】
10 CR発振回路 11、12 シュミットインバータ 13 LED(発光ダイオード) 14 スイッチングトランジスタ 15 光透過性セル 16 被測定物 20 マイクロコンピュータ 21 カウンタ部 22 記憶部 23 演算処理部 30 測定装置 31 CR発振回路 32 マイクロコンピュータ 40 カウンタ 50 簡易型ディジタル−アナログ変換器 60 インタフェース 70 コンピュータ AMP 増幅回路 MM1、MM2 ワンショットマルチバイブレータ PD フォトダイオード SW1、SW2 スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定物の濃度に応じて発振周波数が変
    化するCR発振回路と、該発振回路の発振出力の周波数
    を検出し、該検出した周波数を前記被測定物の濃度に対
    応するパルス信号に変換し、一定周期で出力する演算制
    御手段と、該演算制御手段から出力されるパルス信号電
    圧を一周期毎に蓄積して電圧信号に変換する電圧蓄積手
    段と、該変換された電圧信号を増幅してアナログ信号と
    して出力する手段とを具備することを特徴とする電子的
    測定装置。
  2. 【請求項2】 前記CR発振回路は、気相中又は液相中
    のある成分の濃度に応じて静電容量成分又は電気抵抗成
    分又は両成分が変化する電気的特性を有するセンサを発
    振周波数決定用素子として含むことを特徴とする請求項
    1の電子的測定装置。
  3. 【請求項3】 前記CR発振回路は、被測定物からの透
    過光又は反射光を受光するとともに受光量に応じて出力
    電流が変化する光検出素子を含み、該光検出素子に入射
    する前記被測定物からの光の照度(光量)に応じた周波
    数信号を出力することを特徴とする請求項1の電子的測
    定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000321229A (ja) * 1999-05-14 2000-11-24 Honda Motor Co Ltd 内燃機関用のコーキングセンサ

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JP2000321229A (ja) * 1999-05-14 2000-11-24 Honda Motor Co Ltd 内燃機関用のコーキングセンサ

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