JPH0694945A - 光ファイバ用コネクタおよびその製造方法 - Google Patents
光ファイバ用コネクタおよびその製造方法Info
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- JPH0694945A JPH0694945A JP4242089A JP24208992A JPH0694945A JP H0694945 A JPH0694945 A JP H0694945A JP 4242089 A JP4242089 A JP 4242089A JP 24208992 A JP24208992 A JP 24208992A JP H0694945 A JPH0694945 A JP H0694945A
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- optical fiber
- connector body
- connector
- adhesive
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 光ファイバの配置状態および接着剤の分布状
態を観察し得る光ファイバ用コネクタならびにその製造
工程中に光ファイバの配置状態および接着剤の分布状態
が適正か否かを観察し得ると共に接着剤の硬化時間を短
縮し得る光ファイバ用コネクタの製造方法を提供する。 【構成】 光ファイバ(38a)を位置決めすために少
なくとも1 つのV字形溝(36)を持つコネクタ本体
(30)を準備し、V字形溝内に光ファイバを配置し、
コネクタ本体に押え板(40)を適用することにより光
ファイバをV字形溝内に位置決めして保持する。コネク
タ本体および押え板の少なくとも一方は透明材料から形
成され、この透明部材を通して押え板とコネクタ本体と
の間に導入された光硬化性接着剤に接着剤硬化光線を照
射して、コネクタ本体および押え板の少なくとも一方が
透明材料から成る光ファイバ用コネクタを得る。
態を観察し得る光ファイバ用コネクタならびにその製造
工程中に光ファイバの配置状態および接着剤の分布状態
が適正か否かを観察し得ると共に接着剤の硬化時間を短
縮し得る光ファイバ用コネクタの製造方法を提供する。 【構成】 光ファイバ(38a)を位置決めすために少
なくとも1 つのV字形溝(36)を持つコネクタ本体
(30)を準備し、V字形溝内に光ファイバを配置し、
コネクタ本体に押え板(40)を適用することにより光
ファイバをV字形溝内に位置決めして保持する。コネク
タ本体および押え板の少なくとも一方は透明材料から形
成され、この透明部材を通して押え板とコネクタ本体と
の間に導入された光硬化性接着剤に接着剤硬化光線を照
射して、コネクタ本体および押え板の少なくとも一方が
透明材料から成る光ファイバ用コネクタを得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ファイバ用コネクタお
よびその製造方法に関し、一層詳しくは光ファイバを位
置決めすために少なくとも1 つのV字形溝を持つコネク
タ本体と、このコネクタ本体のV字形溝内に位置決めさ
れた光ファイバを固定保持するべく該コネクタ本体に接
着剤によって固着された押え板とからなるタイプの光フ
ァイバ用コネクタおよびその製造方法に関する。
よびその製造方法に関し、一層詳しくは光ファイバを位
置決めすために少なくとも1 つのV字形溝を持つコネク
タ本体と、このコネクタ本体のV字形溝内に位置決めさ
れた光ファイバを固定保持するべく該コネクタ本体に接
着剤によって固着された押え板とからなるタイプの光フ
ァイバ用コネクタおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図7を参照すると、かかるタイプの光フ
ァイバ用コネクタとして代表的な構造のものが参照符号
10で全体的に示され、この光ファイバ用コネクタ10
は多芯光ファイバコード12の一端に装着される。この
ような光ファイバ用コネクタ10の製造方法について述
べると、先ず、コネクタ本体14が用意され、このコネ
クタ本体14は好ましくは適当な金型を用いて熱硬化性
樹脂例えばエポキシ樹脂あるいはフェノール系樹脂等の
一体成形品として形成される。なお、かかる熱硬化性樹
脂材料中にはグラスファイバ等の補強材が必要に応じて
混入され得る。図8に示すように、コネクタ本体14は
その両側で隆起した側方隆起部分14aおよび14b
と、この側方隆起部分10aおよび10b間に延在する
平坦窪み部分14cとからなる。コネクタ本体14の側
方隆起部分14aおよび14bにはそれぞれボア16お
よび18が形成され、その一方のボア16からは図7に
示すようにガイドピン20が突出させられ、他方のボア
18は後述するようにガイドピン案内孔として機能す
る。コネクタ本体14の平坦窪み部分14cには所定の
ピッチで配列されたV字形溝22が形成され、各V字形
溝22内には図9に示すように多芯光ファイバコード1
2から剥き出しにされた個々の光ファイバ12aが収容
されて固定される。すなわち、平坦窪み部分14cのV
字形溝22内のそれぞれに光ファイバ12aが収容され
た後、該平坦窪み部分14cには適当な接着剤が塗布さ
れ、次いで該平坦窪み部分14c内に押え板24を適用
することにより、光ファイバ12aは所定の配列ピッチ
で位置決めされると共にコネクタ本体14に対して固定
保持されることになる。なお、図7では、かかる接着剤
塗布層が参照符号26で示される。接着剤塗布層26が
完全に硬化した後、光ファイバ用コネクタ10の接続端
面28には研磨処理が施され、光ファイバ12aの露出
端面が面一にされる。かかる研磨処理後にガイドピン2
0がボア16内に挿通させられて固着され、かくして図
7に示すような光ファイバ用コネクタ10が得られる。
ァイバ用コネクタとして代表的な構造のものが参照符号
10で全体的に示され、この光ファイバ用コネクタ10
は多芯光ファイバコード12の一端に装着される。この
ような光ファイバ用コネクタ10の製造方法について述
べると、先ず、コネクタ本体14が用意され、このコネ
クタ本体14は好ましくは適当な金型を用いて熱硬化性
樹脂例えばエポキシ樹脂あるいはフェノール系樹脂等の
一体成形品として形成される。なお、かかる熱硬化性樹
脂材料中にはグラスファイバ等の補強材が必要に応じて
混入され得る。図8に示すように、コネクタ本体14は
その両側で隆起した側方隆起部分14aおよび14b
と、この側方隆起部分10aおよび10b間に延在する
平坦窪み部分14cとからなる。コネクタ本体14の側
方隆起部分14aおよび14bにはそれぞれボア16お
よび18が形成され、その一方のボア16からは図7に
示すようにガイドピン20が突出させられ、他方のボア
18は後述するようにガイドピン案内孔として機能す
る。コネクタ本体14の平坦窪み部分14cには所定の
ピッチで配列されたV字形溝22が形成され、各V字形
溝22内には図9に示すように多芯光ファイバコード1
2から剥き出しにされた個々の光ファイバ12aが収容
されて固定される。すなわち、平坦窪み部分14cのV
字形溝22内のそれぞれに光ファイバ12aが収容され
た後、該平坦窪み部分14cには適当な接着剤が塗布さ
れ、次いで該平坦窪み部分14c内に押え板24を適用
することにより、光ファイバ12aは所定の配列ピッチ
で位置決めされると共にコネクタ本体14に対して固定
保持されることになる。なお、図7では、かかる接着剤
塗布層が参照符号26で示される。接着剤塗布層26が
完全に硬化した後、光ファイバ用コネクタ10の接続端
面28には研磨処理が施され、光ファイバ12aの露出
端面が面一にされる。かかる研磨処理後にガイドピン2
0がボア16内に挿通させられて固着され、かくして図
7に示すような光ファイバ用コネクタ10が得られる。
【0003】図7に示した光ファイバ用コネクタ10は
それと同じ構成を持つ光ファイバ用コネクタに対して接
続される。すなわち、一方の光ファイバ用コネクタ10
のガイドピン20を他方の光ファイバ用コネクタ10の
ガイドピン案内孔18に差し込むことにより、双方の光
ファイバ用コネクタ10の光ファイバ12aの端面同士
が互いに整合させられて光結合される。なお、各光ファ
イバ用コネクタ10は適当なケーシング(図示されな
い)内に保持され、その双方のケーシングには互いにス
ナップ係合するようになった係止機構が設けられ、この
係止機構によって双方の光ファイバ用コネクタの接続状
態が維持される。
それと同じ構成を持つ光ファイバ用コネクタに対して接
続される。すなわち、一方の光ファイバ用コネクタ10
のガイドピン20を他方の光ファイバ用コネクタ10の
ガイドピン案内孔18に差し込むことにより、双方の光
ファイバ用コネクタ10の光ファイバ12aの端面同士
が互いに整合させられて光結合される。なお、各光ファ
イバ用コネクタ10は適当なケーシング(図示されな
い)内に保持され、その双方のケーシングには互いにス
ナップ係合するようになった係止機構が設けられ、この
係止機構によって双方の光ファイバ用コネクタの接続状
態が維持される。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】ところで、上述した
ような従来の光ファイバ用コネクタでは、光ファイバの
配置状態および接着剤の分布状態を確実に把握し得ない
点が問題とされる。すなわち、コネクタ本体の平坦窪み
部分に接着剤を塗布してそこに押え板を一旦適用した後
にあっては、光ファイバがその該当V字形溝内に適正に
位置決めされているか、光ファイバに断線等が生じてい
るか、光ファイバの接着が気泡の混入によって阻害され
ていないか等については確認し得ないということであ
る。別の問題点としては、接着剤の硬化に比較的時間が
掛かる点も指摘されている。したがって、本発明の目的
は光ファイバを位置決めすために少なくとも1 つのV字
形溝を持つコネクタ本体と、このコネクタ本体のV字形
溝内に位置決めされた光ファイバを固定保持するべく該
コネクタ本体に接着剤によって固着された押え板とから
なるタイプの光ファイバ用コネクタであって、光ファイ
バの配置状態および接着剤の分布状態を観察し得るよう
に構成された光ファイバ用コネクタを提供することであ
る。また、本発明の別の目的は上述したようなタイプの
光ファイバ用コネクタの製造方法であって、光ファイバ
の配置状態および接着剤の分布状態が適正か否かを観察
し得ると共に接着剤の硬化時間を短縮し得る光ファイバ
用コネクタの製造方法を提供することである。
ような従来の光ファイバ用コネクタでは、光ファイバの
配置状態および接着剤の分布状態を確実に把握し得ない
点が問題とされる。すなわち、コネクタ本体の平坦窪み
部分に接着剤を塗布してそこに押え板を一旦適用した後
にあっては、光ファイバがその該当V字形溝内に適正に
位置決めされているか、光ファイバに断線等が生じてい
るか、光ファイバの接着が気泡の混入によって阻害され
ていないか等については確認し得ないということであ
る。別の問題点としては、接着剤の硬化に比較的時間が
掛かる点も指摘されている。したがって、本発明の目的
は光ファイバを位置決めすために少なくとも1 つのV字
形溝を持つコネクタ本体と、このコネクタ本体のV字形
溝内に位置決めされた光ファイバを固定保持するべく該
コネクタ本体に接着剤によって固着された押え板とから
なるタイプの光ファイバ用コネクタであって、光ファイ
バの配置状態および接着剤の分布状態を観察し得るよう
に構成された光ファイバ用コネクタを提供することであ
る。また、本発明の別の目的は上述したようなタイプの
光ファイバ用コネクタの製造方法であって、光ファイバ
の配置状態および接着剤の分布状態が適正か否かを観察
し得ると共に接着剤の硬化時間を短縮し得る光ファイバ
用コネクタの製造方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、光ファ
イバを位置決めすために少なくとも1 つのV字形溝を持
つコネクタ本体と、このコネクタ本体のV字形溝内に位
置決めされた光ファイバを固定保持するべく該コネクタ
本体に接着剤によって固着された押え板とからなる光フ
ァイバ用コネクタにおいて、コネクタ本体および押え板
の少なくとも一方を透明材料から形成するとが特徴とさ
れる。また、本発明による光ファイバ用コネクタの製造
方法においては、先ず、光ファイバを位置決めすために
少なくとも1 つのV字形溝を持つコネクタ本体が準備さ
れ、このコネクタ本体のV字形溝内に光ファイバが配置
され、次いで該光ファイバをコネクタ本体のV字形溝内
に位置決して保持すべく該コネクタ本体に押え板が適用
される。本発明によれば、コネクタ本体および押え板の
少なくとも一方が透明材料から形成される。続いて、押
え板とコネクタ本体との間には光硬化性接着剤が導入さ
れ、コネクタ本体および押え板の少なくとも一方を通し
て接着剤硬化光線を光硬化性接着剤に照射することによ
り該光硬化性接着剤が硬化させられる。本発明によれ
ば、好ましくは、光硬化性接着剤の導入についてはV字
形溝の一方の開放端面側から毛細管現象により行われ
る。
イバを位置決めすために少なくとも1 つのV字形溝を持
つコネクタ本体と、このコネクタ本体のV字形溝内に位
置決めされた光ファイバを固定保持するべく該コネクタ
本体に接着剤によって固着された押え板とからなる光フ
ァイバ用コネクタにおいて、コネクタ本体および押え板
の少なくとも一方を透明材料から形成するとが特徴とさ
れる。また、本発明による光ファイバ用コネクタの製造
方法においては、先ず、光ファイバを位置決めすために
少なくとも1 つのV字形溝を持つコネクタ本体が準備さ
れ、このコネクタ本体のV字形溝内に光ファイバが配置
され、次いで該光ファイバをコネクタ本体のV字形溝内
に位置決して保持すべく該コネクタ本体に押え板が適用
される。本発明によれば、コネクタ本体および押え板の
少なくとも一方が透明材料から形成される。続いて、押
え板とコネクタ本体との間には光硬化性接着剤が導入さ
れ、コネクタ本体および押え板の少なくとも一方を通し
て接着剤硬化光線を光硬化性接着剤に照射することによ
り該光硬化性接着剤が硬化させられる。本発明によれ
ば、好ましくは、光硬化性接着剤の導入についてはV字
形溝の一方の開放端面側から毛細管現象により行われ
る。
【0006】
【作用】本発明による光ファイバ用コネクタにあって
は、コネクタ本体および押え板の少なくとも一方は透明
材料から形成されるので、光ファイバの配置状態ならび
に接着剤の分布状態を外部から観察することが可能であ
る。本発明による光ファイバ用コネクタの製造方法にあ
っては、コネクタ本体および押え板の少なくとも一方は
透明材料から形成されるので、光硬化性接着剤の導入に
ついては光ファイバの配置状態ならびに接着剤の流れ状
態を確認しつつ行うことが可能であり、また光硬化性接
着剤の硬化についてはその導入後にコネクタ本体および
押え板の少なくとも一方を通して接着剤硬化光線を光硬
化性接着剤に照射することにより直ちに行うことが可能
である。
は、コネクタ本体および押え板の少なくとも一方は透明
材料から形成されるので、光ファイバの配置状態ならび
に接着剤の分布状態を外部から観察することが可能であ
る。本発明による光ファイバ用コネクタの製造方法にあ
っては、コネクタ本体および押え板の少なくとも一方は
透明材料から形成されるので、光硬化性接着剤の導入に
ついては光ファイバの配置状態ならびに接着剤の流れ状
態を確認しつつ行うことが可能であり、また光硬化性接
着剤の硬化についてはその導入後にコネクタ本体および
押え板の少なくとも一方を通して接着剤硬化光線を光硬
化性接着剤に照射することにより直ちに行うことが可能
である。
【0007】
【実施例】次に、添付図面の図1ないし図5を参照し
て、本発明による光ファイバ用コネクタおよびそのの製
造方法について説明する。先ず、図1を参照すると、本
発明による光ファイバ用コネクタの一構成要素となるコ
ネクタ本体が参照符号30でもって全体的に示され、こ
のコネクタ本体30は従来の場合と同様に例えばエポキ
シ樹脂あるいはフェノール系樹脂等の熱硬化性樹脂の一
体成形品として形成され、その中には必要に応じてグラ
スファイバ等の補強材が必要に応じて混入され得る。ま
た、従来の場合と同様に、コネクタ本体30はその両側
で隆起した側方隆起部分30aおよび30bと、この側
方隆起部分30aおよび30b間に延在する平坦窪み部
分30cとからなり、コネクタ本体30の側方隆起部分
30aおよび30bにはそれぞれガイドピン取付孔32
およびガイドピン案内孔34が形成され、また平坦窪み
部分30cには所定のピッチで配列されたV字形溝36
が形成される。コネクタ本体30のその他の材料として
は、金属、セラミック等も挙げられる。本実施例では、
コネクタ本体30は不透明な材料から形成されるが、し
かし適当な透明材料例えば透明なアクリル樹脂あるいは
ガラス等からも形成され得る。
て、本発明による光ファイバ用コネクタおよびそのの製
造方法について説明する。先ず、図1を参照すると、本
発明による光ファイバ用コネクタの一構成要素となるコ
ネクタ本体が参照符号30でもって全体的に示され、こ
のコネクタ本体30は従来の場合と同様に例えばエポキ
シ樹脂あるいはフェノール系樹脂等の熱硬化性樹脂の一
体成形品として形成され、その中には必要に応じてグラ
スファイバ等の補強材が必要に応じて混入され得る。ま
た、従来の場合と同様に、コネクタ本体30はその両側
で隆起した側方隆起部分30aおよび30bと、この側
方隆起部分30aおよび30b間に延在する平坦窪み部
分30cとからなり、コネクタ本体30の側方隆起部分
30aおよび30bにはそれぞれガイドピン取付孔32
およびガイドピン案内孔34が形成され、また平坦窪み
部分30cには所定のピッチで配列されたV字形溝36
が形成される。コネクタ本体30のその他の材料として
は、金属、セラミック等も挙げられる。本実施例では、
コネクタ本体30は不透明な材料から形成されるが、し
かし適当な透明材料例えば透明なアクリル樹脂あるいは
ガラス等からも形成され得る。
【0008】図2を参照すると、本発明による光ファイ
バ用コネクタを装着すべき多芯光ファイバコード38の
一端部が示され、この一端部からは光ファイバ38aが
剥き出しにされる。これら光ファイバ38aを平坦窪み
部分30cのV字形溝36内のそれぞれに収容配置させ
た後、該平坦窪み部分30cには図3に示すように押え
板40を適用し、これにより各光ファイバ38aはその
該当V字形溝36内に位置決めされて保持される。ここ
で注目すべき点は、本実施例では、押え板40は透明材
料例えば透明アクリル樹脂あるいはガラス等から形成さ
れるので、光ファイバ38aの配置状態が押え板40を
通して観察され得るということである。すなわち、光フ
ァイバ38aのすべてが断線等の損傷を受けることなく
V字形溝36内に適正に位置決めされているか否かを直
ちに把握することができる。
バ用コネクタを装着すべき多芯光ファイバコード38の
一端部が示され、この一端部からは光ファイバ38aが
剥き出しにされる。これら光ファイバ38aを平坦窪み
部分30cのV字形溝36内のそれぞれに収容配置させ
た後、該平坦窪み部分30cには図3に示すように押え
板40を適用し、これにより各光ファイバ38aはその
該当V字形溝36内に位置決めされて保持される。ここ
で注目すべき点は、本実施例では、押え板40は透明材
料例えば透明アクリル樹脂あるいはガラス等から形成さ
れるので、光ファイバ38aの配置状態が押え板40を
通して観察され得るということである。すなわち、光フ
ァイバ38aのすべてが断線等の損傷を受けることなく
V字形溝36内に適正に位置決めされているか否かを直
ちに把握することができる。
【0009】次いで、図4に示すように、押え板40を
適用したコネクタ本体30はその接続端面42が上側と
なるようにほぼ垂直方向に置かれ、該接続端面42側か
ら適当な光硬化硬化性接着剤44が平坦窪み部分30c
と押え板40との間のスペースに導入される。このとき
光硬化性接着剤44は毛細管現象によりコネクタ本体3
0の反対側の端面すなわち下側端面に向かって移動し
て、平坦窪み部分30cと押え板40との間のスペース
内に充填されることになる。本実施例においては、押え
板40は透明材料から形成されているので、平坦窪み部
分30cと押え板40との間のスペース内での光硬化性
接着剤44の移動を観察することが可能であり、これに
より該スペース内で光硬化性接着剤44が適正に分布し
たか否かを確認することができる。すなわち、光硬化性
接着剤が平坦窪み部分30cと押え板40との間に充分
行き渡ったか否か、また光硬化性接着剤中に気泡等の混
入があるか否か等について確認することが可能である。
なお、光硬化性接着剤としては、好ましくは紫外線に感
応するタイプの接着剤(紫外線硬化型接着剤)が用いら
れ得る。光硬化性接着剤が平坦窪み部分30cと押え板
40との間に適正に分布されたことが確認された後、該
光硬化性接着剤には接着剤硬化光線すなわち紫外線が押
え板40を通して照射され、これにより光硬化性接着剤
は直ちに硬化されて、光ファイバ38aはそれぞれのV
字形溝36内で固定保持されると共に押え板40もコネ
クタ本体30に対して固着される。図5を参照すると、
平坦窪み部分30cと押え板40との間に得られた接着
剤層が参照符号44′で示される。
適用したコネクタ本体30はその接続端面42が上側と
なるようにほぼ垂直方向に置かれ、該接続端面42側か
ら適当な光硬化硬化性接着剤44が平坦窪み部分30c
と押え板40との間のスペースに導入される。このとき
光硬化性接着剤44は毛細管現象によりコネクタ本体3
0の反対側の端面すなわち下側端面に向かって移動し
て、平坦窪み部分30cと押え板40との間のスペース
内に充填されることになる。本実施例においては、押え
板40は透明材料から形成されているので、平坦窪み部
分30cと押え板40との間のスペース内での光硬化性
接着剤44の移動を観察することが可能であり、これに
より該スペース内で光硬化性接着剤44が適正に分布し
たか否かを確認することができる。すなわち、光硬化性
接着剤が平坦窪み部分30cと押え板40との間に充分
行き渡ったか否か、また光硬化性接着剤中に気泡等の混
入があるか否か等について確認することが可能である。
なお、光硬化性接着剤としては、好ましくは紫外線に感
応するタイプの接着剤(紫外線硬化型接着剤)が用いら
れ得る。光硬化性接着剤が平坦窪み部分30cと押え板
40との間に適正に分布されたことが確認された後、該
光硬化性接着剤には接着剤硬化光線すなわち紫外線が押
え板40を通して照射され、これにより光硬化性接着剤
は直ちに硬化されて、光ファイバ38aはそれぞれのV
字形溝36内で固定保持されると共に押え板40もコネ
クタ本体30に対して固着される。図5を参照すると、
平坦窪み部分30cと押え板40との間に得られた接着
剤層が参照符号44′で示される。
【0010】次いで、図5に示したコネクタ本体30の
接続端面42側には研磨処理が施され、光ファイバ38
aの露出端面が面一にされる。かかる研磨処理を容易に
行うためには、コネクタ本体30と押え板40とのそれ
ぞれの材料硬度をできるだけ近づけることが好ましい。
例えば、コネクタ本体30を熱硬化性樹脂から形成され
る場合には、押え板40の材料としては透明アクリル樹
脂が用いられ、またコネクタ本体30がガラス、セラミ
ック、金属等から形成されるときは、押え板40の材料
としては透明ガラスが用いられる。
接続端面42側には研磨処理が施され、光ファイバ38
aの露出端面が面一にされる。かかる研磨処理を容易に
行うためには、コネクタ本体30と押え板40とのそれ
ぞれの材料硬度をできるだけ近づけることが好ましい。
例えば、コネクタ本体30を熱硬化性樹脂から形成され
る場合には、押え板40の材料としては透明アクリル樹
脂が用いられ、またコネクタ本体30がガラス、セラミ
ック、金属等から形成されるときは、押え板40の材料
としては透明ガラスが用いられる。
【0011】コネクタ本体30の接続端面42側の研磨
処理が終了した後、ガイドピン46が図6に示すように
ガイドピン取付孔32内に挿通させられて固着され、こ
れにより本発明による光ファイバ用コネクタが得られ
る。図7を参照して説明した場合と同様に、図6に示し
た光ファイバ用コネクタもそれと同じ構成を持つ光ファ
イバ用コネクタに対して接続させられる。すなわち、一
方の光ファイバ用コネクタのガイドピン46を他方の光
ファイバ用コネクタのガイドピン案内孔34に差し込む
ことにより、双方の光ファイバ用コネクタの光ファイバ
38aの端面同士が互いに整合させられて光結合され
る。また、各光ファイバ用コネクタは適当なケーシング
(図示されない)内に保持され、その双方のケーシング
には互いにスナップ係合するようになった係止機構が設
けられ、この係止機構によって双方の光ファイバ用コネ
クタの接続状態が維持されることも図7を参照して説明
した場合と同様である。
処理が終了した後、ガイドピン46が図6に示すように
ガイドピン取付孔32内に挿通させられて固着され、こ
れにより本発明による光ファイバ用コネクタが得られ
る。図7を参照して説明した場合と同様に、図6に示し
た光ファイバ用コネクタもそれと同じ構成を持つ光ファ
イバ用コネクタに対して接続させられる。すなわち、一
方の光ファイバ用コネクタのガイドピン46を他方の光
ファイバ用コネクタのガイドピン案内孔34に差し込む
ことにより、双方の光ファイバ用コネクタの光ファイバ
38aの端面同士が互いに整合させられて光結合され
る。また、各光ファイバ用コネクタは適当なケーシング
(図示されない)内に保持され、その双方のケーシング
には互いにスナップ係合するようになった係止機構が設
けられ、この係止機構によって双方の光ファイバ用コネ
クタの接続状態が維持されることも図7を参照して説明
した場合と同様である。
【0012】上述の実施例では、押え板40だけが透明
材料から形成されたが、コネクタ本体30も透明材料か
ら形成してもよい。要するに、光ファイバの配置状態お
よび光硬化性接着剤の分布状態を観察し得るようにする
と共に光硬化性接着に接着剤硬化光線を照射し得るよう
にするためには、コネクタ30および押え板40の少な
くとも一方だけが透明材料から形成されればよい。ま
た、上述の実施例では、光ファイバ用コネクタは多芯光
ファイバコードに装着されるものとして構成されている
が、本発明は単一光ファイバ用コネクタにも適用し得る
ことは言うまでもない。
材料から形成されたが、コネクタ本体30も透明材料か
ら形成してもよい。要するに、光ファイバの配置状態お
よび光硬化性接着剤の分布状態を観察し得るようにする
と共に光硬化性接着に接着剤硬化光線を照射し得るよう
にするためには、コネクタ30および押え板40の少な
くとも一方だけが透明材料から形成されればよい。ま
た、上述の実施例では、光ファイバ用コネクタは多芯光
ファイバコードに装着されるものとして構成されている
が、本発明は単一光ファイバ用コネクタにも適用し得る
ことは言うまでもない。
【0013】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、光ファイバ用コネクタでの光ファイバの配置
状態および接着剤の分布状態を観察することが可能であ
るから、その目視による検査が可能となる。また、光フ
ァイバ用コネクタの製造工程中に光ファイバの配置状態
ならびに光硬化性接着剤の分布状態を観察し得るので、
その歩留まりを大巾に改善することが可能である。更
に、光硬化性接着剤の使用が可能となるので、光ファイ
バ用コネクタの製造時間の短縮化が図れる。
によれば、光ファイバ用コネクタでの光ファイバの配置
状態および接着剤の分布状態を観察することが可能であ
るから、その目視による検査が可能となる。また、光フ
ァイバ用コネクタの製造工程中に光ファイバの配置状態
ならびに光硬化性接着剤の分布状態を観察し得るので、
その歩留まりを大巾に改善することが可能である。更
に、光硬化性接着剤の使用が可能となるので、光ファイ
バ用コネクタの製造時間の短縮化が図れる。
【図1】本発明による光ファイバ用コネクタの一構成要
素となるコネクタ本体を示す斜視図である。
素となるコネクタ本体を示す斜視図である。
【図2】本発明による光ファイバ用コネクタを装着すべ
き多芯光ファイバコードを示す斜視図である。
き多芯光ファイバコードを示す斜視図である。
【図3】図1のコネクタ本体に図2の多芯光ファイバコ
ードの光ファイバを押え板によって保持させた状態を示
す斜視図である。
ードの光ファイバを押え板によって保持させた状態を示
す斜視図である。
【図4】図3のコネクタ本体と押え板との間に光硬化性
接着剤を導入する状態を示す立面図である。
接着剤を導入する状態を示す立面図である。
【図5】図4の光コネクタ本体と押え板との間に導入さ
れた光硬化性接着を硬化させた後の状態を示す斜視図で
ある。
れた光硬化性接着を硬化させた後の状態を示す斜視図で
ある。
【図6】本発明による光ファイバ用コネクタの完成状態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図7】従来の光ファイバ用コネクタを示す斜視図であ
る。
る。
【図8】図7の光ファイバ用コネクタの一構成要素であ
るコネクタ本体を示す斜視図である。
るコネクタ本体を示す斜視図である。
【図9】図7の光ファイバ用コネクタを装着させる多芯
光ファイバコードを示す斜視図である。
光ファイバコードを示す斜視図である。
10…光ファイバ用コネクタ 12…多芯光ファイバコード 12a…光ファイバ 14…コネクタ本体 14a・14b…側方隆起部分 14c…平坦窪み部分 16・18…ボア 20…ガイドピン 22…V字形溝 24…押え板 26…接着剤塗布層 28…接続端面 30…コネクタ本体 30a・30b…側方隆起部分 30c…平坦窪み部分 32…ガイドピン取付孔 34…ガイドピン案内孔 36…V字形溝 38…多芯光ファイバコード 38a…光ファイバ 40…押え板 42…接続端面 44…光硬化性接着剤 44′…接着剤層 46…ガイドピン
Claims (3)
- 【請求項1】 光ファイバ(38a)を位置決めすため
に少なくとも1 つのV字形溝(36)を持つコネクタ本
体(30)と、このコネクタ本体(30)のV字形溝
(36)内に位置決めされた光ファイバ(38a)を固
定保持するべく該コネクタ本体(30)に接着剤(4
4)によって固着された押え板(40)とからなる光フ
ァイバ用コネクタにおいて、 前記コネクタ本体(30)および前記押え板(40)の
少なくとも一方が透明材料から形成されることを特徴と
する光ファイバ用コネクタ。 - 【請求項2】 光ファイバ(38a)を位置決めすため
に少なくとも1 つのV字形溝(36)を持つコネクタ本
体(30)を準備する段階と、このコネクタ本体(3
0)のV字形溝(36)内に光ファイバ(38a)を配
置する段階と、この光ファイバ(38a)を前記コネク
タ本体(30)のV字形溝(36)内に位置決めして保
持すべく該コネクタ本体(30)に押え板(40)を適
用する段階とよりなり、前記コネクタ本体(30)およ
び前記押え板(40)の少なくとも一方が透明材料から
形成され、更に、前記押え板(40)と前記コネクタ本
体(30)との間に光硬化性接着剤(44)を導入し、
前記コネクタ本体(30)および前記押え板(40)の
少なくとも一方を通して接着剤硬化光線を前記光硬化性
接着剤(44)に照射することにより該光硬化性接着剤
(44)を硬化させることを特徴とする光ファイバ用コ
ネクタの製造方法。 - 【請求項3】 請求項2に記載の光ファイバ用コネクタ
の製造方法において、前記光硬化性接着剤(44)の導
入が前記V字形溝(36)の一方の開放端面側から毛細
管現象により行われることを特徴とする光ファイバ用コ
ネクタの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4242089A JPH0694945A (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | 光ファイバ用コネクタおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4242089A JPH0694945A (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | 光ファイバ用コネクタおよびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0694945A true JPH0694945A (ja) | 1994-04-08 |
Family
ID=17084136
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4242089A Withdrawn JPH0694945A (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | 光ファイバ用コネクタおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0694945A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6032490A (en) * | 1997-03-17 | 2000-03-07 | Hoya Corporation | Mold for fabricating optical fiber guide block |
| JP2002525675A (ja) * | 1998-09-21 | 2002-08-13 | ハルティング エレクトロ−オプティッシェ バウタイレ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト | 光学的なプラグコネクタのためのプラグ部分及びそれを製作する方法 |
| JPWO2017170689A1 (ja) * | 2016-03-31 | 2019-02-14 | 古河電気工業株式会社 | 光ファイバアレイ |
-
1992
- 1992-09-10 JP JP4242089A patent/JPH0694945A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6032490A (en) * | 1997-03-17 | 2000-03-07 | Hoya Corporation | Mold for fabricating optical fiber guide block |
| US6165394A (en) * | 1997-03-17 | 2000-12-26 | Hoya Corporation | Method of fabricating a mold for fabricating optical fiber guide blocks |
| JP2002525675A (ja) * | 1998-09-21 | 2002-08-13 | ハルティング エレクトロ−オプティッシェ バウタイレ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト | 光学的なプラグコネクタのためのプラグ部分及びそれを製作する方法 |
| JPWO2017170689A1 (ja) * | 2016-03-31 | 2019-02-14 | 古河電気工業株式会社 | 光ファイバアレイ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991130 |