JPH0695078B2 - 異物検査装置 - Google Patents

異物検査装置

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JPH0695078B2
JPH0695078B2 JP25738289A JP25738289A JPH0695078B2 JP H0695078 B2 JPH0695078 B2 JP H0695078B2 JP 25738289 A JP25738289 A JP 25738289A JP 25738289 A JP25738289 A JP 25738289A JP H0695078 B2 JPH0695078 B2 JP H0695078B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は異物検査装置に関し、より詳しくは容器内の充
填液中に異物が存在するか否かを検査する異物検査装置
に関する。
「従来の技術」 従来、異物検査装置として、回転体の周囲にそれぞれ回
転自在に設けられて容器を載置する複数の載置台と、上
記各載置台を正逆転させる回転機構と、上記回転体の外
部所定位置に設けられ、上記載置台の回転によって回転
された容器内の異物を検査する検査手段とを備え、上記
容器を正転させてから逆転させた検査状態で上記検査手
段による検査を行なうようにしたものが知られている
(特公昭47−10466号公報)。
この種の異物検査装置では、上記回転機構によって容器
を正転させた後に逆転させることにより、容器内の充填
液中に混入した異物を中心側に集合させて異物を発見し
やすい状態を作り出すようにしている。
「発明が解決しようとする課題」 ところで従来、上記異物検査装置における回転機構は、
上記回転体の外部に設けられて載置台と接触し、該載置
台を正転させる正転用摩擦ベルトと、この摩擦ベルトの
下流側に設けられて載置台を逆転させる逆転用摩擦ベル
トとから構成するようにしていた。
そのため、充填装置やラベラ等の他の機械の運転速度の
変動等の原因で回転体の回転速度が変化すると、容器の
正転および逆転状態が変動してしまい、容器を予め定め
た所定の検査状態に維持することができず、正確な異物
検査が行なえなかった。
これをより具体的に述べると、上記正転回転数や逆転回
転数、或はそれらの回転時間や正逆転の間の停止時間等
は、容器の寸法や充填液の発泡性の程度、あるいは充填
液の粘度等によって異なるが、一般に最も望ましい検査
状態に対する許容検査状態は約30%以内の変動である。
したがって、回転体の常用回転速度が例えば容器処理本
数で700bpmである場合には、容器処理本数がほぼ500bpm
以下となると許容検査状態を逸脱してしまい、検査不能
の状態となる。
しかるに容器処理本数が700bpmという高速ラインでは、
通常200〜700bpmのラインスピード変化が必要となるた
め、従来の異物検査装置ではその変化に対応することが
できなかった。
「課題を解決するための手段」 本発明はそのような事情に鑑み、上述した異物検査装置
において、上記回転機構を、上記回転体に設けられて上
記載置台を正逆転させる制御モータと、この制御モータ
を制御する制御装置と、上記回転体の回転速度を検出す
る検出器とから構成し、かつ上記制御装置は、上記検出
器からの信号により上記回転体の回転速度の変化を検出
するとともにその変化に応じて上記制御モータを制御
し、上記回転体の回転速度が変化しても容器を予め定め
た所定の許容検査状態に維持するようにしたものであ
る。
「作用」 上記構成によれば、何等かの原因によって上記回転体の
回転速度が低下した場合には、例えば上記制御装置は容
器の正転開始位置や逆転開始位置を回転体の回転方向前
方側にずらして遅めに容器の正転と逆転とを行なわせる
ことにより、回転体の回転速度が低下しても容器を予め
定めた所定の許容検査状態を維持することができる。
このように、回転体の回転速度が変化しても常に容器を
予め定めた所定の許容検査状態に維持することができれ
ば、回転体の大幅な速度変化に拘らず常に正確な異物検
査を行なうことが可能となる。
また、容器の寸法や充填液の発泡性の程度、あるいは充
填液の粘度等が異なった際にも、容易に所定の許容検査
条件を設定することができ、さらにその許容検査条件を
選定する試験も容易となる。
「実施例」 以下図示実施例について本発明を説明すると、第1図に
おいて、異物検査装置1は容器2内に充填した充填液中
に混入した異物を検査することができるようになってい
る。
内部に充填液が充填されて口部にキャップが取付けられ
た容器2(第2図参照)は、供給コンベヤ3から一対の
供給スターホイール4、5に順次受け渡され、供給スタ
ーホイール5から回転体6に設けた載置台7上に順次搬
入される。そして各載置台7上に供給された容器2は、
回転体6の回転に伴って搬送されるとともに、各載置台
7の回転に伴って自転されるようになっている。
上記載置台7は、回転機構8とこれを制御する制御装置
9とによって、正転開始位置Aから第1図の時計方向に
所定時間t1だけ所定回転数で回転され、次に停止位置B
から所定時間t2だけ一旦停止され、さらにその停止時間
t2が経過すると逆転開始位置Cから反時計方向に所定時
間t3だけ所定回転数で回転され、逆転された状態で検査
位置Dに導入されるようになっている。そして該検査位
置Dを通過する間に、2組の検査手段10A、10Bのそれぞ
れによって容器2内の充填液中に異物が混入しているか
否かが検査される。
上記載置台7のより具体的な回転制御の一例を第4図に
ついて説明すると、載置台7が正転開始位置Aから停止
位置Bへ移動するのに要する所定時間t1は1秒、停止位
置Bから逆転開始位置Cへ移動するのに要する所定時間
t2は0.5秒、さらに逆転開始位置Cから検査位置Dへ移
動するのに要する所定時間t3は0.3秒に設定してある。
上記載置台7が正転開始位置Aとなると、該載置台7は
予め定めた一定の回転加速度で静止状態から1200rpmま
で約0.1〜0.15秒間で増速され、その後、1200rpmの一定
速度で継続して回転される。
この状態のまま載置台7が停止位置Bとなると、該載置
台7は予め定めた一定の回転減速度で1200rpmから静止
状態まで約0.1〜0.15秒間で減速され、その後静止状態
が継続される。
次に、載置台7が逆転開始位置Cとなると、該載置台7
は予め定めた一定の回転加速度で静止状態から300rpmま
で約0.05〜0.1秒間で増速され、その後300rpmの一定速
度で継続して回転されたまま検査位置Dを通過するよう
になる。
このように、上記載置台7を一方向に回転させて容器2
内の充填液を充分に回転させ、その状態で載置台7の回
転を停止させることによって充填液中の異物を容器の中
心に寄せることができ、さらに上記逆転によって回転停
止による異物の中心への移動時間の短縮を図ることがで
きる。
そして、2組の検査手段10A、10BBによる検査結果が正
常な容器2は、排出スターホイール11を介して排出コン
ベヤ12に排出されるが、不良と判定された容器2はリジ
ェクト装置13により排出スターホイール11の回転に伴っ
て上記排出コンベヤ12を越えた位置まで搬送され、リジ
ェクトホイール14を介してリジェクトコンベヤ15へ不良
品として排出される。上記リジェクト装置13は従来既に
周知であるので、その具体的な説明は省略する。
然して、上記回転体6の外周部円周方向等間隔位置に設
けた各載置台7は、第2図に示すように、回転体6に鉛
直方向に向けて軸支した中空回転軸17の上端部に設けて
いる。上記各載置台7は、上記中空回転軸17の上端に固
定した筒状ホルダ18と、このホルダ18の軸部に取付けら
れて上記容器2を載置する透明な支持板19と、中空回転
軸17の中空部に設けられた導光部材20とを備えている。
この導光部材20は例えば透明アクリルからなり、光源21
から照射された光を効率よく容器2に導くことができる
ようになっている。
上記載置台7を回転駆動する上述の回転機構8は、上記
回転体6に駆動軸24aを鉛直方向下方に向けて取付けた
制御モータ24と、該制御モータ24の駆動軸24aに取付け
たベルト車25と、上記中空回転軸17の下端部に取付けた
ベルト車26と、さらに上記ベルト車25、26間に掛渡した
ベルト27とを備えている。このとき、第1図に示すよう
に、上記ベルト27は隣接する2つの載置台7のベルト車
26に掛渡してあり、1台の制御モータ24によって2つの
載置台7を同時に同一方向に回転駆動できるようにして
いる。
上記各制御モータ24は上述の制御装置9によってそれぞ
れ運転制御され、上述した運転条件で載置台7を回転駆
動させるようになっている。この制御装置9は、上記回
転体6に連動させた制御モータ28の運転も制御するよう
になっており、該制御装置9は上記回転体6を第1図の
時計方向に連続的に回転駆動するとともに、そのときの
回転体6の回転位置を上記制御モータ28に連結したロー
タリエンコーダ29で、また回転体6の回転速度をタコジ
ェネレータ30でそれぞれ検出することができるようなっ
ている。なお、上記回転体6の回転位置と回転速度とを
1台の検出器で検出するようにしてもよいことは勿論で
ある。
次に、上記検査位置Dに設けた2組の検査手段10A、10B
は、上記回転体6の回転に伴って搬送される容器2に追
従して回転作動される追従ミラー31A、31Bと、各追従ミ
ラー31A、31Bを所定の開始位置から上記容器2の移動に
追従して第1図反時計方向に回転作動させ、かつ所定の
終了位置となったら時計方向に逆回転させて上記開始位
置に早戻りさせるミラー駆動手段としての制御モータ32
A、32Bとを備えており、上記各追従ミラー31A、31Bよる
容器2の映像をそれぞれビデオカメラ33A、33Bで撮影で
きるようになっている。
本実施例では、第3図に示すように、各追従ミラー31
A、31Bおよびビデオカメラ33A、33Bは、容器を追従する
間に3本の容器を4回撮影できるようになっており、か
つ各追従ミラー31A、31Bが上述の終了位置から開始位置
に早戻りされて再び3本の容器2を追従する際には、1
本分だけ搬送方向後方に位置をずらした3本の容器2を
追従することができるようになっている。
したがって一方の検査手段10Aにより、1本の容器2に
対して3回の追従作動が行なわれ、しかも各追従作動毎
に4回の撮影が行なわれるので、12回分の映像を得るこ
とができる。これは他方の検査手段10Bも同様なので、
1本の容器2に対して合計24回分の映像を得ることがで
きる。
このとき、各追従ミラー31A、31Bは1本の容器2を追従
するのと実質的に同一の追従区間で往復回転作動される
ので、例えば3本の容器を追従して合計12回分の映像を
得た後、各追従ミラー31A、31Bを開始位置に早戻りさせ
て次の全てが新しい3本の容器を追従させるようにした
場合に比較して、各追従ミラー31A、31Bの追従区間を短
くすることができ、したがってその追従区間を長くする
ことに伴う映像の歪を低減することができる。
さらに、上記ビデオカメラ33A、33Bからの信号は、それ
ぞれ判定回路34A、34B(第2図)に入力されるようにな
っており、各判定回路34A、34Bは、上述したビデオカメ
ラ33A、33Bからの信号と、予め定めた基準値とを比較し
て、充填液中に異物が含まれているか否かを検出するよ
うになっている。そして、上記各伴定回路34A、34Bは、
1本容器2について12回の判定を行ない。1回でも異常
が検出された場合には、その異常検出信号に基づいて上
記リジェクト装置13を作動させるようにしている。
以上の構成において、回転体6が常用運転速度で回転し
ている際には、2つ1組の載置台7はそれぞれ回転機構
8により上述した第4図の状態で運転制御されている。
この常用運転状態に対し、上記回転体6が低速で運転さ
れた際には、上記制御装置9はそのときの回転体6の回
転位置と回転速度とをロータリエンコーダ29とタコジェ
ネレータ30とを介して検出し、第4図の状態を確保する
ため、新たに正転開始位置A、停止位置Bおよび逆転開
始位置Cを回転体6の回転速度に応じて演算する。
この場合には、正転開始位置A、停止位置Bおよび逆転
開始位置Cはそれぞれ回転体6が常用運転速度で運転さ
れた場合に比較して遅めとなり、つまり回転体6の回転
方向前方側に位置がずらされるようになり、各正転開始
位置A、停止位置Bおよび逆転開始位置Cを適正に演算
することによって常用運転速度と同一の上記第4図の状
態を確保することができる。なおこの際、正転開始位置
Aのみを演算算出し、停止位置Bおよび逆転開始位置C
は正転開始位置Aからの経過時間を計測することによっ
て得るようにしてもよい。
また、回転体6が緊急停止してから運転を再開する際に
は、例えば検査位置Dの直前で停止した容器について
は、回転体6の運転を再開する以前に回転機構8により
第4図の状態を得るように載置台7を回転制御し、第4
図の状態が実現されるのとタイミングを合せて回転体6
の運転を再開させれば、検査不能によってリジェクトさ
れる容器本数を低減することができる。
なお、上記制御モータ24、28、32A、32Bとしては、サー
ボモータ、ステッピングモータ、或はブレーキ付きイン
バータモータ等をそれぞれの用途に応じて適宜選択使用
することができる。また上記実施例では載置台7の回転
加速度や減速度を一定に維持しているが、予め定めた所
定の許容検査状態に維持できれば、それらを変更できる
ことは勿論である。
「発明の効果」 以上のように、本発明においては、回転体の回転速度を
検出する検出器からの信号によって上記回転体の回転速
度の変化を検出するとともに、その変化に応じて載置台
を正逆転させる制御モータを制御し、回転体の回転速度
が変化しても容器を予め定めた所定の許容検査状態を維
持するようにしているので、回転体の速度変化に拘らず
常に正確な異物検査を行なうことができ、さらに容器の
寸法や充填液の発泡性の程度、あるいは充填液の粘度等
が異なった際にも、容易に所定の許容検査条件を設定す
ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す平面図、第2図は第1
図の要部の断面図、第3図は追従ミラー31A、31Bの追従
動作を説明するための説明図、第4図は載置台7の具体
的な回転制御の一例を示す説明図である。 1……異物検査装置、2……容器 6……回転体、7……載置台 8……回転機構、9……制御装置 10A、10B……検査手段、24……制御モータ 29……ロータリエンコーダ(検出器) 30……タコジェネレータ(検出器)
フロントページの続き (72)発明者 青木 正志 東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正製 薬株式会社内 (72)発明者 大仲 周次 東京都港区芝5丁目33番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 元永 秀史 東京都港区芝5丁目33番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 西納 幸伸 石川県金沢市大豆田本町甲58番地 澁谷工 業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−195144(JP,A) 実開 昭59−172365(JP,U) 実開 昭59−172366(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転体の周囲にそれぞれ回転自在に設けら
    れて容器を載置する複数の載置台と、上記各載置台を正
    逆転させる回転機構と、上記回転体の外部所定位置に設
    けられ、上記載置台の回転によって回転された容器内の
    異物を検査する検査手段とを備え、上記容器を正転させ
    てから逆転させた検査状態で上記検査手段による検査を
    行なうようにした異物検査装置において、 上記回転機構を、上記回転体に設けられて上記載置台を
    正逆転させる制御モータと、この制御モータを制御する
    制御装置と、上記回転体の回転速度を検出する検出器と
    から構成し、かつ上記制御装置は、上記検出器からの信
    号により上記回転体の回転速度の変化を検出するととも
    にその変化に応じて上記制御モータを制御し、上記回転
    体の回転速度が変化しても容器を予め定めた所定の許容
    検査状態に維持することを特徴とする異物検査装置。
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