JPH069516B2 - β−ウロガストロンの製造方法 - Google Patents
β−ウロガストロンの製造方法Info
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- JPH069516B2 JPH069516B2 JP61021032A JP2103286A JPH069516B2 JP H069516 B2 JPH069516 B2 JP H069516B2 JP 61021032 A JP61021032 A JP 61021032A JP 2103286 A JP2103286 A JP 2103286A JP H069516 B2 JPH069516 B2 JP H069516B2
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- JP
- Japan
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- dna
- urogastrone
- strain
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K14/00—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
- C07K14/435—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
- C07K14/475—Growth factors; Growth regulators
- C07K14/485—Epidermal growth factor [EGF], i.e. urogastrone
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、β−ウロガストロンの製造方法、詳しくは遺
伝子工学的手法により構築された形質転換微生物を培養
して、菌体外に排出されるβ−ウロガストロンを採取す
る方法に関する。
伝子工学的手法により構築された形質転換微生物を培養
して、菌体外に排出されるβ−ウロガストロンを採取す
る方法に関する。
従来の技術 大腸菌は、遺伝子、生化学的に最もよく研究されている
ことから、所謂遺伝子工学的手法により、産業上有用な
ポリペプチドを生産する目的で種々用いられてきてい
る。しかしながら、従来上記遺伝子工学的手法で構築さ
れた大腸菌の生産するポリペプチドは、通常菌体内に留
まり、一部の低分子ポリペプチドを除いては、これを菌
体外に排出させることはできなかった。即ち、大腸菌を
始めとする各種グラム陰性菌は、内膜と外膜との二重の
膜構造を有することで特徴付けられ、該大腸菌における
分泌とは、内膜の内側の細胞質にて生産されるポリペプ
チドの前駆体が、内膜を通過し、その最通過のために必
要なシグナルペプチドが前駆体から切り離され、内膜と
外膜とに挾まれた空間であるペリプラズム空間に、シグ
ナルペプチドを含まないポリペプチドが生産、蓄積され
ることを意味している。従来、このペリプラズム空間に
蓄積されたポリペプチドが、外膜を経て菌体外に排出さ
れることは、一部の特殊な例外を除いて、一般には知ら
れておらず、ポリペプチドはペリプラズム空間に留まっ
たままであるか又はここで代謝されるかのいずれであっ
た。
ことから、所謂遺伝子工学的手法により、産業上有用な
ポリペプチドを生産する目的で種々用いられてきてい
る。しかしながら、従来上記遺伝子工学的手法で構築さ
れた大腸菌の生産するポリペプチドは、通常菌体内に留
まり、一部の低分子ポリペプチドを除いては、これを菌
体外に排出させることはできなかった。即ち、大腸菌を
始めとする各種グラム陰性菌は、内膜と外膜との二重の
膜構造を有することで特徴付けられ、該大腸菌における
分泌とは、内膜の内側の細胞質にて生産されるポリペプ
チドの前駆体が、内膜を通過し、その最通過のために必
要なシグナルペプチドが前駆体から切り離され、内膜と
外膜とに挾まれた空間であるペリプラズム空間に、シグ
ナルペプチドを含まないポリペプチドが生産、蓄積され
ることを意味している。従来、このペリプラズム空間に
蓄積されたポリペプチドが、外膜を経て菌体外に排出さ
れることは、一部の特殊な例外を除いて、一般には知ら
れておらず、ポリペプチドはペリプラズム空間に留まっ
たままであるか又はここで代謝されるかのいずれであっ
た。
従って、従来大腸菌の培養によるポリペプチドの製造に
おいては、菌体乃至菌の外膜を物理的もしくは化学的に
破壊して目的とするポリペプチドを採取してきた。しか
しながら、菌体等を物理的に破壊する場合、菌体中のす
べての可溶性成分が同時に抽出されることは回避でき
ず、そのため以後の精製操作が煩雑となる欠点があつ
た。また外膜のみに物理化学的な力を加えて、ペリプラ
ズム空間に蓄積された成分を取り出す方法としては、例
えば浸透圧シヨツク法〔H.C.Neu andA.Heppe
l,J.B.C.,240,3685−3692(19
65)〕が知られているが、この方法でも目的物の抽出
操作が煩雑となることは回避できない。
おいては、菌体乃至菌の外膜を物理的もしくは化学的に
破壊して目的とするポリペプチドを採取してきた。しか
しながら、菌体等を物理的に破壊する場合、菌体中のす
べての可溶性成分が同時に抽出されることは回避でき
ず、そのため以後の精製操作が煩雑となる欠点があつ
た。また外膜のみに物理化学的な力を加えて、ペリプラ
ズム空間に蓄積された成分を取り出す方法としては、例
えば浸透圧シヨツク法〔H.C.Neu andA.Heppe
l,J.B.C.,240,3685−3692(19
65)〕が知られているが、この方法でも目的物の抽出
操作が煩雑となることは回避できない。
一方、本発明者らは、先にシグナルペプチドをコードす
るDNA塩基配列とβ−ウロガストロンをコードするD
NA塩基配列とが直接連結された融合ポリペプチドをコ
ードするDNA塩基配列を含むベクター及び該ベクター
で形質転換された大腸菌の構築に成功し、この知見に基
づく発明を完成し特許出願した(特願昭59−2712
06号)が、この形質転換された大腸菌からの目的ポリ
ペプチドの採取は、従来のこの種方法と同様に、ペリプ
ラズム空間に分泌されるものを採取するものであった。
るDNA塩基配列とβ−ウロガストロンをコードするD
NA塩基配列とが直接連結された融合ポリペプチドをコ
ードするDNA塩基配列を含むベクター及び該ベクター
で形質転換された大腸菌の構築に成功し、この知見に基
づく発明を完成し特許出願した(特願昭59−2712
06号)が、この形質転換された大腸菌からの目的ポリ
ペプチドの採取は、従来のこの種方法と同様に、ペリプ
ラズム空間に分泌されるものを採取するものであった。
発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、従来法の如く菌体内乃至ペリプラズム
空間に蓄積される目的ポリペプチドを採取する方法に代
って、目的ポリペプチドを菌体外に排出させて採取する
新しい方法を提供することにある。
空間に蓄積される目的ポリペプチドを採取する方法に代
って、目的ポリペプチドを菌体外に排出させて採取する
新しい方法を提供することにある。
本発明者らは、先に構築したβ−ウロガストロンの分泌
発現型ベクター、該ベクターで形質転換させた微生物、
該微生物の培養条件等につき、鋭意研究を重ねる過程に
おいて、実に驚くべきことに、上記β−ウロガストロン
分泌発現型ベクターで形質転換させた大腸菌の培養によ
れば、β−ウロガストロンの分泌量、即ちペリプラズム
空間に蓄積されるβ−ウロガストロン量は経時的に減少
していく反面、これに代って菌のグロースとほぼ平行し
て菌体外に目的とするβ−ウロガストロンが排出される
という事実を発見した。
発現型ベクター、該ベクターで形質転換させた微生物、
該微生物の培養条件等につき、鋭意研究を重ねる過程に
おいて、実に驚くべきことに、上記β−ウロガストロン
分泌発現型ベクターで形質転換させた大腸菌の培養によ
れば、β−ウロガストロンの分泌量、即ちペリプラズム
空間に蓄積されるβ−ウロガストロン量は経時的に減少
していく反面、これに代って菌のグロースとほぼ平行し
て菌体外に目的とするβ−ウロガストロンが排出される
という事実を発見した。
本発明は、この新しい知見に基づいて完成されたもので
ある。
ある。
問題点を解決するための手段 即ち、本発明は、大腸菌由来のβ−ラクタマーゼシグナ
ルペプチド(以下単に「シグナルペプチド」という)を
コードするDNA塩基配列とβ−ウロガストロンをコー
ドするDNA塩基配列とが直接連結された融合ポリペプ
チドをコードするDNA塩基廃を含むベクターで形質転
換された大腸菌を培養し、菌体外に排出されるβ−ウロ
ガストロンを採取することを特徴とするβ−ウロガスト
ロンの製造方法に係わる。
ルペプチド(以下単に「シグナルペプチド」という)を
コードするDNA塩基配列とβ−ウロガストロンをコー
ドするDNA塩基配列とが直接連結された融合ポリペプ
チドをコードするDNA塩基廃を含むベクターで形質転
換された大腸菌を培養し、菌体外に排出されるβ−ウロ
ガストロンを採取することを特徴とするβ−ウロガスト
ロンの製造方法に係わる。
本発明方法によれば、目的とするβ−ウロガストロン
は、菌体外に排出されるため、その採取が非常に容易で
あり、しかも目的物は菌体由来の可溶性成分等の不純物
を実質的に含まず、容易に単離精製できる利点がある。
は、菌体外に排出されるため、その採取が非常に容易で
あり、しかも目的物は菌体由来の可溶性成分等の不純物
を実質的に含まず、容易に単離精製できる利点がある。
以下、本発明方法をより詳しく説明する。
本発明方法においてベクターとしては、シグナルペプチ
ドをコードするDNA塩基配列とβウロガストロンをコ
ードするDNA塩基配列とが直接連続された融合ポリペ
プチドをコードするDNA塩基配列を含むベクターを用
いる。該ベクターの具体例としてはプラスミドpUG2
01を例示できる。該プラスミドpUG201は、pB
R322を起源ベクターとして構築されβ−ラクタマー
ゼのプロモーター及びリボゾーム結合部位を続いてβ−
ラクタマーゼのシグナルペプチドをコードするDNA塩
基配列を有するプラスミドpGH55と、β−ウロガス
トロンをコードするDNA塩基配列をpBR322のE
ccRI及びBamHI制限サイト間に挿入して構築され
たプラスミドpUG3とから構築されるものである。該
プラスミドpUG201の構築の詳細は、後記実施例に
示す通りである。
ドをコードするDNA塩基配列とβウロガストロンをコ
ードするDNA塩基配列とが直接連続された融合ポリペ
プチドをコードするDNA塩基配列を含むベクターを用
いる。該ベクターの具体例としてはプラスミドpUG2
01を例示できる。該プラスミドpUG201は、pB
R322を起源ベクターとして構築されβ−ラクタマー
ゼのプロモーター及びリボゾーム結合部位を続いてβ−
ラクタマーゼのシグナルペプチドをコードするDNA塩
基配列を有するプラスミドpGH55と、β−ウロガス
トロンをコードするDNA塩基配列をpBR322のE
ccRI及びBamHI制限サイト間に挿入して構築され
たプラスミドpUG3とから構築されるものである。該
プラスミドpUG201の構築の詳細は、後記実施例に
示す通りである。
上記プラスミドpUG201は、これを大腸菌HB10
1株に導入して、このプラスミドpUG201保有株を
「HB101〔pUG201〕」なる表示で、通商産業
省工業技術院微生物工業技術研究所に寄託されている。
その寄託番号は微工研条寄第681号(FERMBP−
681)である。
1株に導入して、このプラスミドpUG201保有株を
「HB101〔pUG201〕」なる表示で、通商産業
省工業技術院微生物工業技術研究所に寄託されている。
その寄託番号は微工研条寄第681号(FERMBP−
681)である。
また本発明においては、上記ベクターとして、プラスミ
ドpUG201の代りに、プラスミドpUGM106を
用いることもできる。該プラスミドpUGM106は、
上記プラスミドpUG201とプラスミドpGH49と
から構築されたものであり、同様にβ−ラクタマーゼの
プロモーター及びリボゾーム結合部位に続いてβ−ラク
タマーゼのシグナルペプチドをコードするDNA塩基配
列とβ−ウロガストロンをコードするDNA塩基配列と
を直接連結された形態で保有するものである。その構築
の詳細は、後記実施例に示す。
ドpUG201の代りに、プラスミドpUGM106を
用いることもできる。該プラスミドpUGM106は、
上記プラスミドpUG201とプラスミドpGH49と
から構築されたものであり、同様にβ−ラクタマーゼの
プロモーター及びリボゾーム結合部位に続いてβ−ラク
タマーゼのシグナルペプチドをコードするDNA塩基配
列とβ−ウロガストロンをコードするDNA塩基配列と
を直接連結された形態で保有するものである。その構築
の詳細は、後記実施例に示す。
本発明では、上記したベクターで大腸菌、例えばK12
株由来のHB101株又はJM103株を形質転換さ
せ、この形質転換した大腸菌を培養する。
株由来のHB101株又はJM103株を形質転換さ
せ、この形質転換した大腸菌を培養する。
上記ベクターの大腸菌への導入による形質転換は、通常
の方法に従い実施することができる。具体的には、例え
ば宿主細胞としての大腸菌を低温で塩化カルシウムを含
む水溶液中で処理し、該溶液中にベクターを添加する方
法〔E.Lederbeg,S.Cohen,J.Bacterol.,1
19,1072(1974)〕等を例示できる。
の方法に従い実施することができる。具体的には、例え
ば宿主細胞としての大腸菌を低温で塩化カルシウムを含
む水溶液中で処理し、該溶液中にベクターを添加する方
法〔E.Lederbeg,S.Cohen,J.Bacterol.,1
19,1072(1974)〕等を例示できる。
また上記のごとくして得られる形質転換株の培養は、通
常の方法に従い、例えばLブロス、E培地、M9培地等
の通常利用される培地又は之等に更に各種の炭素源、窒
素源、ビタミン、無機塩等を添加した培地を用いて実施
できる。培養法としても特に制限はなく、例えば通常の
振盪培養、通気攪拌法等の液体培養法の他、固体培養法
によることもできる。
常の方法に従い、例えばLブロス、E培地、M9培地等
の通常利用される培地又は之等に更に各種の炭素源、窒
素源、ビタミン、無機塩等を添加した培地を用いて実施
できる。培養法としても特に制限はなく、例えば通常の
振盪培養、通気攪拌法等の液体培養法の他、固体培養法
によることもできる。
上記培養によれば、菌の増殖に伴って或いはその後に、
形質転換株のペリプラズム空間に蓄積された目的ポリペ
プチドが、次第に菌体外に放出される。本発明方法はこ
の菌体外に放出される目的物を採取するものである。こ
の目的物の採取は、一般的な方法に伴い、菌体と培養上
澄とを分離し、上澄を集めることにより行ない得、かく
して得られる培養上澄は、更に例えばゲル過、吸着ク
ロマトグラフイー、高速液体クロマトグラフイー、イオ
ン交換クロマトグラフイー等及び之等の組合せにより精
製することができる。
形質転換株のペリプラズム空間に蓄積された目的ポリペ
プチドが、次第に菌体外に放出される。本発明方法はこ
の菌体外に放出される目的物を採取するものである。こ
の目的物の採取は、一般的な方法に伴い、菌体と培養上
澄とを分離し、上澄を集めることにより行ない得、かく
して得られる培養上澄は、更に例えばゲル過、吸着ク
ロマトグラフイー、高速液体クロマトグラフイー、イオ
ン交換クロマトグラフイー等及び之等の組合せにより精
製することができる。
実 施 例 以下、本発明を更に詳しく説明するため実施例を挙げ
る。尚、各例においてアミノ酸、核酸塩基、その他の略
号による表示は、IUPAC、IUBの規定又は当該分
野における慣用記号に従うものとする。また、各例にお
いて用いられる各方法及び操作は、特に明記しない限
り、以下の通り行なわれたものとする。
る。尚、各例においてアミノ酸、核酸塩基、その他の略
号による表示は、IUPAC、IUBの規定又は当該分
野における慣用記号に従うものとする。また、各例にお
いて用いられる各方法及び操作は、特に明記しない限
り、以下の通り行なわれたものとする。
1.制限酵素によるDNAの切断操作 DNAの水溶液(又は緩衝液溶液)或いは粉末に、下記
第1表に示した各緩衝液の濃縮液及び水を混和し、次い
で制限酵素を加え、37℃の水浴中で3時間静置して反
応させる。制限酵素の標準的使用量は、DNA1μgに
対して1ユニットであり、最終液量は10μ以上とな
るようにする。
第1表に示した各緩衝液の濃縮液及び水を混和し、次い
で制限酵素を加え、37℃の水浴中で3時間静置して反
応させる。制限酵素の標準的使用量は、DNA1μgに
対して1ユニットであり、最終液量は10μ以上とな
るようにする。
2.フエノール抽出法 酵素反応の終了後、酵素を失活させ反応を停止させるた
めにこの抽出法を行なつた。即ち、反応液に、その液量
の半量となるTE飽和フエノール(1mM EDTAを
含む10mMトリス塩酸(pH8.0)緩衝液をフエノ
ールに飽和させたもの)を加えて充分混和した後、同じ
く半量のクロロホルムを加えて更に混和し、次いで遠心
分離してDNAの含まれる感情液層を取る。更に0.1
倍量の3M酢酸ナトリウム緩衝液(pH5.0)と2倍
量の冷エタノールとを加えて混和して、−20℃で1時
間以上放置してDNAを沈澱として回収することにより
フエノールを完全に除去する。
めにこの抽出法を行なつた。即ち、反応液に、その液量
の半量となるTE飽和フエノール(1mM EDTAを
含む10mMトリス塩酸(pH8.0)緩衝液をフエノ
ールに飽和させたもの)を加えて充分混和した後、同じ
く半量のクロロホルムを加えて更に混和し、次いで遠心
分離してDNAの含まれる感情液層を取る。更に0.1
倍量の3M酢酸ナトリウム緩衝液(pH5.0)と2倍
量の冷エタノールとを加えて混和して、−20℃で1時
間以上放置してDNAを沈澱として回収することにより
フエノールを完全に除去する。
3.DNAポリメラーゼI(クレノー断片)によるDN
Aのブラントエンド化方法 40mMリン酸カリウム(pH7.4)、6mM塩化マ
グネシウム、1mM β−メルカプトエタノール、1m
M ATP及び各1mMのdATP、dCTP、dGT
P及びdTTPを含む水溶液中に、DNAを溶かし、D
NA1μgに対して1ユニットとなる量のDNAポリメ
ラーゼI(クレノー断片、宝酒造(株)製)を加え、1
2℃で30分間反応させる。
Aのブラントエンド化方法 40mMリン酸カリウム(pH7.4)、6mM塩化マ
グネシウム、1mM β−メルカプトエタノール、1m
M ATP及び各1mMのdATP、dCTP、dGT
P及びdTTPを含む水溶液中に、DNAを溶かし、D
NA1μgに対して1ユニットとなる量のDNAポリメ
ラーゼI(クレノー断片、宝酒造(株)製)を加え、1
2℃で30分間反応させる。
4.T4DNAリカーゼによるDNA断片の結合(環状
化)操作 66mMトリス塩酸(pH7.5)、6.6mM塩化マ
グネシウム、10mMジチオスレイトール及び1mM
ATPに0.01%の牛血清アルブミンを添加した水溶
液中で、DNA断片と、その1μg当り3ユニットとな
る量のT4DNAリガーゼ(宝酒造(株)製)とを、1
2℃で5時間以上反応させることによりDNAを結合
(環状化)させる。
化)操作 66mMトリス塩酸(pH7.5)、6.6mM塩化マ
グネシウム、10mMジチオスレイトール及び1mM
ATPに0.01%の牛血清アルブミンを添加した水溶
液中で、DNA断片と、その1μg当り3ユニットとな
る量のT4DNAリガーゼ(宝酒造(株)製)とを、1
2℃で5時間以上反応させることによりDNAを結合
(環状化)させる。
5.形質転換方法 宿主細胞としては、大腸菌K12株由来のHB101株
を用いる。
を用いる。
HB101株を、LB培置(1%バクトトリプトン、
0.5%バクトイーストエキス、0.5%塩化ナトリウ
ム)で、37℃下、610nmの吸光度0.25になるま
で増殖させる。この培養液40mlを遠心分離(6000
回転/分×10分)して菌体を回収し、次いで氷冷す
る。これを0.1M塩化マグネシウム20mlで洗浄し、
続いて氷冷した0.1M塩化カルシウム及び0.05M
塩化マグネシウム溶液20mlに懸濁させ、1時間氷冷す
る。遠心分離(6000回転/分×10分)後、菌体を
氷冷した0.1M塩化カルシウム及び0.05M塩化マ
グネシウム溶液2mlに再懸濁させる。この懸濁液0.2
mlに、T4DNAリガーゼを用いて結合させたDNA断
片の反応組成液0.01mlを加え、1時間氷冷する。次
いで42.5℃の水浴で90秒間加温し、LB培置2.
8mlを加え、これを37℃の水浴中で1時間静置する。
0.5%バクトイーストエキス、0.5%塩化ナトリウ
ム)で、37℃下、610nmの吸光度0.25になるま
で増殖させる。この培養液40mlを遠心分離(6000
回転/分×10分)して菌体を回収し、次いで氷冷す
る。これを0.1M塩化マグネシウム20mlで洗浄し、
続いて氷冷した0.1M塩化カルシウム及び0.05M
塩化マグネシウム溶液20mlに懸濁させ、1時間氷冷す
る。遠心分離(6000回転/分×10分)後、菌体を
氷冷した0.1M塩化カルシウム及び0.05M塩化マ
グネシウム溶液2mlに再懸濁させる。この懸濁液0.2
mlに、T4DNAリガーゼを用いて結合させたDNA断
片の反応組成液0.01mlを加え、1時間氷冷する。次
いで42.5℃の水浴で90秒間加温し、LB培置2.
8mlを加え、これを37℃の水浴中で1時間静置する。
次に、得られる形質転換株を以下の抗生物質耐性で選択
する。即ち、1.5%寒天を含むLB培置にアンピシリ
ン50μg/ml又はテトラサイクリン20μg/mlを添
加して調整した平板培地に、上記で得た反応組成液の溶
液各0.3mlずつを拡げ、これを37℃で一晩培養し、
生育する大腸菌コロニーを分離する。
する。即ち、1.5%寒天を含むLB培置にアンピシリ
ン50μg/ml又はテトラサイクリン20μg/mlを添
加して調整した平板培地に、上記で得た反応組成液の溶
液各0.3mlずつを拡げ、これを37℃で一晩培養し、
生育する大腸菌コロニーを分離する。
6.プラスミドの単離 プラスミドを保有する菌株を、アンピシリン50μg/
ml又はテトラサイクリン20μg/mlを添加したLB培
置500mlで、610nmでの吸光度が約0.6になるま
で37℃で振盪培養する。次いでクロラムフエニコール
80mgを加え、37℃で12〜16時間振盪培養する。
これを遠心分離(6000回転/分×10分)して菌体
を集め、0.85%塩化ナトリウム水溶液で洗浄する。
菌体を20%蕉糖を含む50mMトリス塩酸(pH8.
0)緩衝液2.5mlに懸濁させ、次に1%リゾチームを
含む0.25Mトリス塩酸(pH8.0)緩衝液0.5
mlを加え、10分間氷冷する。更に0.25M EDT
A(pH8.0)1mlを加え、10分間氷冷する。次に
6mMトリス塩酸(pH8.0)、60mM EDTA
及び0.1%トリトンX−100の溶液4mlを加える。
これを超遠心(25000回転/分×90分)して上清
を採取する。この上清8.2mlに塩化セシウム9.0g
を加えて溶かし、次いで1%エチジウムフロマイド溶液
0.8mlを加える。これを遠心分離(2000回転/分
×10分)して浮遊物を除き、溶液を超遠心(5000
0回転/分×15時間)する。次いで紫外線照射により
螢光を発するプラスミド部分を分離する。これを5M塩
化ナトリウム溶液で飽和したイソプロパノールで5〜6
回抽出してこれからエチジウムブロマイドを除去する。
最後に1mM EDTAを含む10mMトリス塩酸(p
H8.0)緩衝液に対して透析して塩化セシウムを除去
する。
ml又はテトラサイクリン20μg/mlを添加したLB培
置500mlで、610nmでの吸光度が約0.6になるま
で37℃で振盪培養する。次いでクロラムフエニコール
80mgを加え、37℃で12〜16時間振盪培養する。
これを遠心分離(6000回転/分×10分)して菌体
を集め、0.85%塩化ナトリウム水溶液で洗浄する。
菌体を20%蕉糖を含む50mMトリス塩酸(pH8.
0)緩衝液2.5mlに懸濁させ、次に1%リゾチームを
含む0.25Mトリス塩酸(pH8.0)緩衝液0.5
mlを加え、10分間氷冷する。更に0.25M EDT
A(pH8.0)1mlを加え、10分間氷冷する。次に
6mMトリス塩酸(pH8.0)、60mM EDTA
及び0.1%トリトンX−100の溶液4mlを加える。
これを超遠心(25000回転/分×90分)して上清
を採取する。この上清8.2mlに塩化セシウム9.0g
を加えて溶かし、次いで1%エチジウムフロマイド溶液
0.8mlを加える。これを遠心分離(2000回転/分
×10分)して浮遊物を除き、溶液を超遠心(5000
0回転/分×15時間)する。次いで紫外線照射により
螢光を発するプラスミド部分を分離する。これを5M塩
化ナトリウム溶液で飽和したイソプロパノールで5〜6
回抽出してこれからエチジウムブロマイドを除去する。
最後に1mM EDTAを含む10mMトリス塩酸(p
H8.0)緩衝液に対して透析して塩化セシウムを除去
する。
7.オリゴヌクレオチドの合成 下記に示す固相合成法(固相リン酸トリエステル法)に
より行なつた〔H.Ito et al,Necleic Acids
Research,10,1755−1769(198
2)〕。
より行なつた〔H.Ito et al,Necleic Acids
Research,10,1755−1769(198
2)〕。
即ち、まず1%架橋ポリスチレン樹脂S−X1(200
〜400メツシユ、バイオラドラボラトリーズ社製)を
アミノメチル化したものと、5′−O−ジメトキシトリ
チルヌクレオシドのモノコハク酸エステルとを反応させ
て、ヌクレオシド担持樹脂を得る。次に、バーチエム社
製DNA合成機を用いて以下の操作を行なう。
〜400メツシユ、バイオラドラボラトリーズ社製)を
アミノメチル化したものと、5′−O−ジメトキシトリ
チルヌクレオシドのモノコハク酸エステルとを反応させ
て、ヌクレオシド担持樹脂を得る。次に、バーチエム社
製DNA合成機を用いて以下の操作を行なう。
上記樹脂40mgを反応管に入れ、1M臭化亜鉛のジクロ
ロメタン−イソプロパノール(85:15)溶液の用い
て5′位のジメトキシトリチル基を脱離させる。次に完
全に保護されたジヌクレオチド〔C.Broka et al,
Nucleic Acids Researc,8,5461−5471
(1980)の方法により調製した〕のトリエチルアン
モニウム塩50mgを加え、縮合剤(メシチレンスルホン
ニル−5−ニトロトリアゾール)を用いて縮合させる。
以上の操作を繰返して、順次鎖長をのばして、保護され
たオリゴヌクレオチドを担持した樹脂を得る。尚、最後
の縮合工程では、必要に応じてジヌクレオチドの代り
に、前記文献の記載の方法により調製されるモノヌクレ
オチドのトリエチルアンモニウム塩25mgを使用する。
ロメタン−イソプロパノール(85:15)溶液の用い
て5′位のジメトキシトリチル基を脱離させる。次に完
全に保護されたジヌクレオチド〔C.Broka et al,
Nucleic Acids Researc,8,5461−5471
(1980)の方法により調製した〕のトリエチルアン
モニウム塩50mgを加え、縮合剤(メシチレンスルホン
ニル−5−ニトロトリアゾール)を用いて縮合させる。
以上の操作を繰返して、順次鎖長をのばして、保護され
たオリゴヌクレオチドを担持した樹脂を得る。尚、最後
の縮合工程では、必要に応じてジヌクレオチドの代り
に、前記文献の記載の方法により調製されるモノヌクレ
オチドのトリエチルアンモニウム塩25mgを使用する。
次に0.5Mピリジンカルドキシメートのピリジン−水
(1:1)溶液を用いて、保護されたオリゴヌクレオチ
ドを樹脂から脱離させる。これをセファデツクスG−5
0カラム(フアルマシア社製、2×100cm)で、更に
高速液体クロマトグラフイー(ポンプ;ウオーターズ社
製6000A型、検出器;440型デイテクター、カラ
ム;マイクロボンダーパツクC18、溶出溶媒;(5→
40%)アセトニトリル−0.1M酢酸トリエチルアン
モニウム水溶液)で精製する。次に80%酢酸により脱
保護反応を行ない、再度高速液体クロマトグラフイーに
より単一ピークになるまで精製する。この高速液体クロ
マトグラフイーの条件は、溶出溶媒として(5→25
%)アセトニトリル−0.1M酢酸トリエチルアンモニ
ウム水溶液を用いる以外は、上記と同一とする。
(1:1)溶液を用いて、保護されたオリゴヌクレオチ
ドを樹脂から脱離させる。これをセファデツクスG−5
0カラム(フアルマシア社製、2×100cm)で、更に
高速液体クロマトグラフイー(ポンプ;ウオーターズ社
製6000A型、検出器;440型デイテクター、カラ
ム;マイクロボンダーパツクC18、溶出溶媒;(5→
40%)アセトニトリル−0.1M酢酸トリエチルアン
モニウム水溶液)で精製する。次に80%酢酸により脱
保護反応を行ない、再度高速液体クロマトグラフイーに
より単一ピークになるまで精製する。この高速液体クロ
マトグラフイーの条件は、溶出溶媒として(5→25
%)アセトニトリル−0.1M酢酸トリエチルアンモニ
ウム水溶液を用いる以外は、上記と同一とする。
8.DNA塩基配列の分析 DNA塩基配列の分析は、メシング(Messing)の方法
〔M13法、Methods Enzymol.,101,20(1
983)〕に従い、以上のように行なつた。即ち、まず
DNA断片を制限酵素により切り出し、1%アガロース
ゲル電気泳動により分離する。このDNA断片をM13
mp8RF(アマーシヤム社製)をベクターとしてクロー
ニングする。得られる組換えフアージDNAをマンデル
(Mandel)とヒガ(Higa)の方法〔J.Mol.Bio
l.,53,154(1970)〕により、大腸菌JM
107株へ形質導入する。この菌体懸濁液0.2mlに、
25mg/mlのイソプロピル−β−D−チオガラクトシド
25μ及び20mg/mlの5−ブロモ−4−クロロ−3
−インドリル−β−D−ガラクトシド40μえ加て
た。次いでこの菌体懸濁液を加熱溶解させた後、50℃
で保温したH−トツプアガー液(1%バクトトリプト
ン、0.8%塩化ナトリウム及び0.5%寒天)3mlを
加え、1.5%寒天を加えて固化させた2×TY培置
(1.6%バクトトリプトン、1%酵母エキス及び0.
5%塩化ナトリウム)の平板に重層し、37℃で一晩培
養する。DNA断片の挿入された組換えフアージは無色
のプラークを生じるのに対し、親株のM13mp8は青色
のプラークを生じるので、目的の組換えフアージは容易
に選別できる。
〔M13法、Methods Enzymol.,101,20(1
983)〕に従い、以上のように行なつた。即ち、まず
DNA断片を制限酵素により切り出し、1%アガロース
ゲル電気泳動により分離する。このDNA断片をM13
mp8RF(アマーシヤム社製)をベクターとしてクロー
ニングする。得られる組換えフアージDNAをマンデル
(Mandel)とヒガ(Higa)の方法〔J.Mol.Bio
l.,53,154(1970)〕により、大腸菌JM
107株へ形質導入する。この菌体懸濁液0.2mlに、
25mg/mlのイソプロピル−β−D−チオガラクトシド
25μ及び20mg/mlの5−ブロモ−4−クロロ−3
−インドリル−β−D−ガラクトシド40μえ加て
た。次いでこの菌体懸濁液を加熱溶解させた後、50℃
で保温したH−トツプアガー液(1%バクトトリプト
ン、0.8%塩化ナトリウム及び0.5%寒天)3mlを
加え、1.5%寒天を加えて固化させた2×TY培置
(1.6%バクトトリプトン、1%酵母エキス及び0.
5%塩化ナトリウム)の平板に重層し、37℃で一晩培
養する。DNA断片の挿入された組換えフアージは無色
のプラークを生じるのに対し、親株のM13mp8は青色
のプラークを生じるので、目的の組換えフアージは容易
に選別できる。
次に単一の無色カプラークをパスツールピペツトにて取
り出し、これとJM103株の培養液0.01mlと2×
TY培置1mlに加え、約5時間、37℃で振盪培養して
組換えフアージを増殖させる。培養後、遠心にて菌体を
除き、上清に20%ポリエチレングリコール6000の
0.2mlを混合し、室温で15分以上静置した後、遠心
にて沈澱するフアージを集め、フエノール抽出によつ
て、フアージから一体鎖DNAを抽出し、これを鋳型一
本鎖DNAとして用いる。
り出し、これとJM103株の培養液0.01mlと2×
TY培置1mlに加え、約5時間、37℃で振盪培養して
組換えフアージを増殖させる。培養後、遠心にて菌体を
除き、上清に20%ポリエチレングリコール6000の
0.2mlを混合し、室温で15分以上静置した後、遠心
にて沈澱するフアージを集め、フエノール抽出によつ
て、フアージから一体鎖DNAを抽出し、これを鋳型一
本鎖DNAとして用いる。
鋳型一本鎖DNAとプライマー(宝酒造(株)製、M1
3の15塩基プライマー〔5′AGTCACGACGT
TGTA3′〕)との各々0.5p molずつを混合し、
60℃で20分間熱処理後、徐冷する。次にこの混合液
にα32P−dCTP(アマシヤム社製、400Ci/
m mol)2μとDNAポリメラーゼI(クレノー、宝
酒造(株)製)2ユニツトとを加え、充分に混合した
後、その3.2μずつを、下記第2表に示した4種の
dNTP−ddNTP混合液のそれぞれ2μを含む反応
管に加える。室温で20分間反応させた後、チエース反
応液(dATP、dCTP、dGTP及びdTTPの各
1mM)の1μをそれぞれに加え、更に20分間反応
させる。ホルムアミド停止液(95%v/vホルムアミ
ド、0.1%キシレンシアノール及び0.1%ブロムフ
エノールブルー)を6μずつ加え、95℃で3分間加
熱した後、急冷する。次にサンプル2μずつ6%又は
ポリアクリルアミドゲルにより電気泳動(1800V、
30mA、2〜3時間)を行なう。泳動後、ゲルを紙
(ワツトマン3MM)に移し、ゲル乾燥器にて乾燥し、
オートラジオグラムをとり、DNA塩基配列を解読す
る。
3の15塩基プライマー〔5′AGTCACGACGT
TGTA3′〕)との各々0.5p molずつを混合し、
60℃で20分間熱処理後、徐冷する。次にこの混合液
にα32P−dCTP(アマシヤム社製、400Ci/
m mol)2μとDNAポリメラーゼI(クレノー、宝
酒造(株)製)2ユニツトとを加え、充分に混合した
後、その3.2μずつを、下記第2表に示した4種の
dNTP−ddNTP混合液のそれぞれ2μを含む反応
管に加える。室温で20分間反応させた後、チエース反
応液(dATP、dCTP、dGTP及びdTTPの各
1mM)の1μをそれぞれに加え、更に20分間反応
させる。ホルムアミド停止液(95%v/vホルムアミ
ド、0.1%キシレンシアノール及び0.1%ブロムフ
エノールブルー)を6μずつ加え、95℃で3分間加
熱した後、急冷する。次にサンプル2μずつ6%又は
ポリアクリルアミドゲルにより電気泳動(1800V、
30mA、2〜3時間)を行なう。泳動後、ゲルを紙
(ワツトマン3MM)に移し、ゲル乾燥器にて乾燥し、
オートラジオグラムをとり、DNA塩基配列を解読す
る。
但し第2表中、ddAはジデオキシアデノシンを、ddCは
ジデオキシシチヂンを、ddGはジデオキシグアノシン
を、またddTはジデオキシチミジンをそれぞれ示す。
ジデオキシシチヂンを、ddGはジデオキシグアノシン
を、またddTはジデオキシチミジンをそれぞれ示す。
9.アガロースゲル電気泳動 シユライフ(Schleif)とウエンシンク(Wensink)の
手引書〔“Practical Methods in Molecular B
iology”(1981),Springer−Verlag社、pp11
4−125〕に記載の方法に従って、アガロースゲル電
気泳動及び泳動後のゲルからのDNA断片の分離を行な
う。泳動用電源としては、アトー社製コンスターパワー
SJ1065型、泳動槽としては12×15cmのプラス
チツク製水槽(白金電極付)を、アガロースとしてはア
ガロースI(同仁化学研究所製)を、また泳動用緩衝液
としては40mMトリス塩酸(5mM酢酸ナトリウム及
び1mM EDTA含有、pH7.9)をそれぞれ用い
る。
手引書〔“Practical Methods in Molecular B
iology”(1981),Springer−Verlag社、pp11
4−125〕に記載の方法に従って、アガロースゲル電
気泳動及び泳動後のゲルからのDNA断片の分離を行な
う。泳動用電源としては、アトー社製コンスターパワー
SJ1065型、泳動槽としては12×15cmのプラス
チツク製水槽(白金電極付)を、アガロースとしてはア
ガロースI(同仁化学研究所製)を、また泳動用緩衝液
としては40mMトリス塩酸(5mM酢酸ナトリウム及
び1mM EDTA含有、pH7.9)をそれぞれ用い
る。
10.ポリアクリルアミドゲル電気泳動 上記手引書の第78−87頁及び第114−125頁に
記載の方法に従い、ポリアクリルアミドゲル電気泳動及
び泳動後のゲルからのDNA断片の分離を行なう。泳動
用電源としては、アトー社製コンスターパワーSJ10
65型を、泳動槽としてはアトー社製SJ1060SD
型を用いる。アクリルアミド溶液として、アクリルアミ
ドとN,N′−メチレンビスアクリルアミド(29:
1)との水溶液を、重合促進剤としてN,N,N′,
N′−テトラメチレンエチレンジアミンを、重合触媒と
して過硫酸アンモニウムをそれぞれ用いる。また泳動用
緩衝液として2.5mM EDTAを含有する90mM
トリスホウ酸緩衝液(pH8.3)を用いる。
記載の方法に従い、ポリアクリルアミドゲル電気泳動及
び泳動後のゲルからのDNA断片の分離を行なう。泳動
用電源としては、アトー社製コンスターパワーSJ10
65型を、泳動槽としてはアトー社製SJ1060SD
型を用いる。アクリルアミド溶液として、アクリルアミ
ドとN,N′−メチレンビスアクリルアミド(29:
1)との水溶液を、重合促進剤としてN,N,N′,
N′−テトラメチレンエチレンジアミンを、重合触媒と
して過硫酸アンモニウムをそれぞれ用いる。また泳動用
緩衝液として2.5mM EDTAを含有する90mM
トリスホウ酸緩衝液(pH8.3)を用いる。
実施例1 I)β−ウロガストロン発現用ベクターpGH54及び
pGH55の構築 (A) 中間体プラスミドpGH53の構築 大腸菌のβ−ラクタマーゼのシグナルベプチドの一
部をコードするDAN塩基配列を有するオリゴヌクレオ
チドの合成のために、以下の塩基配列を有する4種のオ
リゴヌクレオチドのそれぞれを、前記した固相リン酸ト
リエステル法により合成した。
pGH55の構築 (A) 中間体プラスミドpGH53の構築 大腸菌のβ−ラクタマーゼのシグナルベプチドの一
部をコードするDAN塩基配列を有するオリゴヌクレオ
チドの合成のために、以下の塩基配列を有する4種のオ
リゴヌクレオチドのそれぞれを、前記した固相リン酸ト
リエステル法により合成した。
<1> (5′)CGCCGGCCTTTTGCCTT
CCTGTC(3′) <2> TTCGCGAACTCAGCTGC
A <3> GCTGAGTTCGCGAAGAC
AG <4> GAAGGCAAAAGGCCGGC
GAT 上記オリコヌクレオチド<2>及び<4>の5′端をそ
れぞれT4ポリヌクレオチジルキナーゼ(BRL社製)
を用いてリン酸化した。即ち、各々10μgのオリゴヌ
クレオチドを50mMトリス塩酸水溶液(10mM塩化
マグネシウム、5mMジチオスレイトール、1mM A
TPを含む、pH9.5)50μに溶かし、これにT
4ポリヌクレオチジルキナーゼ5ユニツトを加え、37
℃で30分間反応させ、フエノール抽出により反応を停
止させた。
CCTGTC(3′) <2> TTCGCGAACTCAGCTGC
A <3> GCTGAGTTCGCGAAGAC
AG <4> GAAGGCAAAAGGCCGGC
GAT 上記オリコヌクレオチド<2>及び<4>の5′端をそ
れぞれT4ポリヌクレオチジルキナーゼ(BRL社製)
を用いてリン酸化した。即ち、各々10μgのオリゴヌ
クレオチドを50mMトリス塩酸水溶液(10mM塩化
マグネシウム、5mMジチオスレイトール、1mM A
TPを含む、pH9.5)50μに溶かし、これにT
4ポリヌクレオチジルキナーゼ5ユニツトを加え、37
℃で30分間反応させ、フエノール抽出により反応を停
止させた。
クローニングベクターとして、プラスミドpBR3
22〔Bolivar et al.Gene,2,95−113(1
977)〕を利用した。
22〔Bolivar et al.Gene,2,95−113(1
977)〕を利用した。
該プラスミドpBR322の10μgを、制限酵素Ps
tI(宝酒造(株)製)とPvuI(NEB社製)とを用
いて高塩濃度緩衝液中で切断し、1.0%アガロースゲ
ル電気泳動を行ない、約4.24kbのDNA断片を分離
した。
tI(宝酒造(株)製)とPvuI(NEB社製)とを用
いて高塩濃度緩衝液中で切断し、1.0%アガロースゲ
ル電気泳動を行ない、約4.24kbのDNA断片を分離
した。
上記で得たDNA断片を、上記で調製されたリ
ン酸化したオリゴヌクレオチド<2>及び<4>並びに
リン酸化していないオリゴヌクレオチド<1>及び<3
>のそれぞれ約1μgずつと合せて、T4DNAリガー
ゼで結合反応させた。反応終了後、この反応組成液で大
腸菌K−12株由来のHB101株を形質変換させた。
得られたテトラサイクリン耐性を示す形質転換株の中か
ら1株を選び、これからプラスミドを単離し、目的のp
GH53を得た。
ン酸化したオリゴヌクレオチド<2>及び<4>並びに
リン酸化していないオリゴヌクレオチド<1>及び<3
>のそれぞれ約1μgずつと合せて、T4DNAリガー
ゼで結合反応させた。反応終了後、この反応組成液で大
腸菌K−12株由来のHB101株を形質変換させた。
得られたテトラサイクリン耐性を示す形質転換株の中か
ら1株を選び、これからプラスミドを単離し、目的のp
GH53を得た。
一連の操作の概略は第1図に示す通りである。
得られたpGH53は、1.0%アガロースゲル電気泳
動の結果、約4.3kbの大きさを有しており、そのDN
A塩基配列をM13法により分析した結果、pBR32
2のPstI及びPvuIの両制限サイト間が欠失し、
代りに次に示すように、オリゴヌクレオチド<1>、<
2>、<3>及び<4>が挿入されていることが確認さ
れた。
動の結果、約4.3kbの大きさを有しており、そのDN
A塩基配列をM13法により分析した結果、pBR32
2のPstI及びPvuIの両制限サイト間が欠失し、
代りに次に示すように、オリゴヌクレオチド<1>、<
2>、<3>及び<4>が挿入されていることが確認さ
れた。
該pGH53を保有するHB101株は通商産業省技術
院微生物工業技術研究所に「HB101(pGH5
3〕」なる表示で微工研寄第678号(FERMBP−
678)として寄託されている。
院微生物工業技術研究所に「HB101(pGH5
3〕」なる表示で微工研寄第678号(FERMBP−
678)として寄託されている。
(B) β−ウロガストロン発現用ベクターpGH54
の構築 上記(A)で得たpGH53の10μgを制限酵素
NaeI(NEB社製)及びAvaI(宝酒造(株)製)を
用いて中塩濃度緩衝液中で切断し、次いで1.0%アガ
ロースゲル電気泳動を行なつて、約2.22kbのDNA
断片《A》を分離した。
の構築 上記(A)で得たpGH53の10μgを制限酵素
NaeI(NEB社製)及びAvaI(宝酒造(株)製)を
用いて中塩濃度緩衝液中で切断し、次いで1.0%アガ
ロースゲル電気泳動を行なつて、約2.22kbのDNA
断片《A》を分離した。
この断片は、合成オリゴヌクレオチド由来のDNA配列
の大部分とプラスミドの複製開始領域を含んでいる。
の大部分とプラスミドの複製開始領域を含んでいる。
pBR322を制限酵素AvaI及びHindIII(いず
れも宝酒造(株)製)で、中塩濃度緩衝液を用いて切断
し、1.0%アガロースゲル電気泳動を行なつて、約
1.40kbのDNA断片《B》を得た。
れも宝酒造(株)製)で、中塩濃度緩衝液を用いて切断
し、1.0%アガロースゲル電気泳動を行なつて、約
1.40kbのDNA断片《B》を得た。
この断片には、テトラサイクリン耐性遺伝子のプロモー
ターの一部とテトラサイクリン耐性の構造遺伝子の全て
が含まれている。
ターの一部とテトラサイクリン耐性の構造遺伝子の全て
が含まれている。
pBR322の20μgを制限酵素Fnu4HI(N
EB社製)で低塩濃度緩衝液を用いて切断し、次いでS
1ヌクレアーゼによりDNA断片末端の突出塩基を分解
除去した。これはフエノール抽出後のDNAを6mM酢
酸ナトリウム、40mM塩化ナトリウム1mM硫酸亜鉛
緩衝液(pH4.5)1mlに溶かし、これに2000ユ
ニツトのS1ヌクレアーゼ(BRL社製)を加えて20
℃で30分間反応させることにより行なつた。次いで、
フエノール抽出後の、DNAを制限酵素Hind IIIで中
塩濃度緩衝液を用いて切断し、6%ポリアクリルアミド
ゲル電気泳動を行ない、約0.28kbのDNA断片
《C》を得た。
EB社製)で低塩濃度緩衝液を用いて切断し、次いでS
1ヌクレアーゼによりDNA断片末端の突出塩基を分解
除去した。これはフエノール抽出後のDNAを6mM酢
酸ナトリウム、40mM塩化ナトリウム1mM硫酸亜鉛
緩衝液(pH4.5)1mlに溶かし、これに2000ユ
ニツトのS1ヌクレアーゼ(BRL社製)を加えて20
℃で30分間反応させることにより行なつた。次いで、
フエノール抽出後の、DNAを制限酵素Hind IIIで中
塩濃度緩衝液を用いて切断し、6%ポリアクリルアミド
ゲル電気泳動を行ない、約0.28kbのDNA断片
《C》を得た。
この断片には、β−ラクタマーゼのプロモータ、リボゾ
ーム結合部位、シグナルペプチドをコードする遺伝子の
一部の他、テトラサイクリン耐性遺伝子のプロモーター
の一部が含まれている。
ーム結合部位、シグナルペプチドをコードする遺伝子の
一部の他、テトラサイクリン耐性遺伝子のプロモーター
の一部が含まれている。
上記で得た3つの断片《A》、《B》及び《C》
を、T4DNAリガーゼを用いて結合させた。反応後、
この反応組成液でHB101株を形質転換した。得られ
たテトラサイクリン耐性を示す形質転換株の中から1株
を選びプラスミドを単離した。かくしてpGH54を得
た。
を、T4DNAリガーゼを用いて結合させた。反応後、
この反応組成液でHB101株を形質転換した。得られ
たテトラサイクリン耐性を示す形質転換株の中から1株
を選びプラスミドを単離した。かくしてpGH54を得
た。
pGH54は、M13法による塩基配列分析の結果、β
−ラクタマーゼのプロモーター及びリボゾーム結合部位
に続いてシグナルペプチドをコードするDN塩基配列を
有し、この塩基配列の3′末端の上流側にNruI及び下
流側にPvu IIのそれぞれの制限酵素認識配列を有して
いることが確認された。
−ラクタマーゼのプロモーター及びリボゾーム結合部位
に続いてシグナルペプチドをコードするDN塩基配列を
有し、この塩基配列の3′末端の上流側にNruI及び下
流側にPvu IIのそれぞれの制限酵素認識配列を有して
いることが確認された。
一連の操作の概略図を第2図に示す。
pGH54は、前記した通り約3.9kbの大きさ及び第
2図に示す制限酵素開裂地図により特徴付けられ、また
M13法による塩基配列分析の結果、下式(1)に示す
塩基配列によりコードされるβ−ラクタマーゼシグナル
ペプチドの遺伝子を有することが確認された。
2図に示す制限酵素開裂地図により特徴付けられ、また
M13法による塩基配列分析の結果、下式(1)に示す
塩基配列によりコードされるβ−ラクタマーゼシグナル
ペプチドの遺伝子を有することが確認された。
ATGAGTATTCAACATTTCCGTGTCG
CCCTTATTCCCTTTTTTGCGGCCTT
TTGCCTTCCTGTCTTCGCGAACTCA
GCTG (1) 上記プラスミドpGH54を保有する大腸菌HB101
株は、「HB101〔pGH54〕」なる表示で微工研
条寄第679号(FERM BP−679)として寄託
されている。
CCCTTATTCCCTTTTTTGCGGCCTT
TTGCCTTCCTGTCTTCGCGAACTCA
GCTG (1) 上記プラスミドpGH54を保有する大腸菌HB101
株は、「HB101〔pGH54〕」なる表示で微工研
条寄第679号(FERM BP−679)として寄託
されている。
(C) β−ウロガストロン発現用ベクターpGH55
の構築 pBR322のAvaI及びPvu II制限サイト間の
塩基配列を欠失させたプラスミドであるpBRH02を
次の操作により作成した。即ちpBR322の5μg
を、中塩濃度緩衝液中で、制限酵素AvaI及びPvu II
(いずれも宝酒造(株)製)で切断し、フエノール抽出
後、DNAポリメラーゼI(クレノー断片、宝酒造
(株)製)で切断断片をブラントエンド化した。次に
1.0%アガロースゲル電気泳動で約3.72kbのDN
A断片を分離し、この断片をT4DNAリガーゼで環状
化させた。反応終了後、この反応組成液でHB101株
を形質転換し、得られるアンピシリン耐性及びテトラサ
イクリン耐性を示す形質転換株の中から一株を選択して
フラスミドを単離しpBRH02を得た。得られたpB
RH02はpBR322とは異なつて、AvaIでもPva
IIでも切断されなかつた。
の構築 pBR322のAvaI及びPvu II制限サイト間の
塩基配列を欠失させたプラスミドであるpBRH02を
次の操作により作成した。即ちpBR322の5μg
を、中塩濃度緩衝液中で、制限酵素AvaI及びPvu II
(いずれも宝酒造(株)製)で切断し、フエノール抽出
後、DNAポリメラーゼI(クレノー断片、宝酒造
(株)製)で切断断片をブラントエンド化した。次に
1.0%アガロースゲル電気泳動で約3.72kbのDN
A断片を分離し、この断片をT4DNAリガーゼで環状
化させた。反応終了後、この反応組成液でHB101株
を形質転換し、得られるアンピシリン耐性及びテトラサ
イクリン耐性を示す形質転換株の中から一株を選択して
フラスミドを単離しpBRH02を得た。得られたpB
RH02はpBR322とは異なつて、AvaIでもPva
IIでも切断されなかつた。
上記で得たpBRH02の5μgを制限酵素Ppt
I及びBamHI(いずれも宝酒造(株)製)を用いて中
塩濃度緩衝液中で切断し、次いで1.0%アガロースゲ
ル電気泳動を行なつて、約2.60kbのDNA断片
《D》を分離した。
I及びBamHI(いずれも宝酒造(株)製)を用いて中
塩濃度緩衝液中で切断し、次いで1.0%アガロースゲ
ル電気泳動を行なつて、約2.60kbのDNA断片
《D》を分離した。
この断片は、テトラサイクリン耐性遺伝子の一部及びプ
ラスミドの複製開始領域を含んでいる。
ラスミドの複製開始領域を含んでいる。
pGH54の10μgを制限酵素PstI及びBam
HIで中塩濃度緩衝液を用いて切断し、次いで1.0%
アガロースゲル電気泳動を行ない、約0.66kbのDN
A断片《E》を得た。
HIで中塩濃度緩衝液を用いて切断し、次いで1.0%
アガロースゲル電気泳動を行ない、約0.66kbのDN
A断片《E》を得た。
この断片には、β−ラクタマーゼのプロモーター、リボ
ゾーム結合部位、シグナルペプチドをコードするDNA
配列及びテトラサイクリン耐性遺伝子の一部が含まれて
いる。
ゾーム結合部位、シグナルペプチドをコードするDNA
配列及びテトラサイクリン耐性遺伝子の一部が含まれて
いる。
上記で得た2つの断片《D》及び《E》を、T4D
NAリガーゼを用いて結合させた。反応後、この反応組
成液でHB101株を形質転換した。得られたテトラサ
イクリン耐性を示す形質転換株の中から1株を選びプラ
スミドを単離した。かくしてpGH55を得た。
NAリガーゼを用いて結合させた。反応後、この反応組
成液でHB101株を形質転換した。得られたテトラサ
イクリン耐性を示す形質転換株の中から1株を選びプラ
スミドを単離した。かくしてpGH55を得た。
一連の操作の概略図を第3図に示す。
pGH55は、上記第3図に示される制限酵素開裂地図
により特徴付けられ、1.0%アガロースゲル電気泳動
の結果、約3.3kbの大きさを有していた。また該pG
H55は、M13法による塩基配列分析の結果、pGH
54における第2のPvu II制限サイトを含む約0.6
4kbのDNAを欠く以外は、該pGH54と同様であ
り、その第1のPvu II制限サイトは、シグナルペプチ
ドをコードするNDA塩基配列の3′末端の近傍に存在
していることが確認された。
により特徴付けられ、1.0%アガロースゲル電気泳動
の結果、約3.3kbの大きさを有していた。また該pG
H55は、M13法による塩基配列分析の結果、pGH
54における第2のPvu II制限サイトを含む約0.6
4kbのDNAを欠く以外は、該pGH54と同様であ
り、その第1のPvu II制限サイトは、シグナルペプチ
ドをコードするNDA塩基配列の3′末端の近傍に存在
していることが確認された。
上記プラスミドpGH55を保有する大腸菌HB101
株は、「HB101〔pGH55〕」なる表示で微工研
条寄第680号(FERM BP−680)として寄託
されている。
株は、「HB101〔pGH55〕」なる表示で微工研
条寄第680号(FERM BP−680)として寄託
されている。
II)シグナルペプチド−β−ウロガストロン融合ポリペ
プチドをコードするDNA塩基配列を有するベクターの
構築 (A) β−ウロガストロンをコードするDNA塩基配
列の合成 この塩基配列は、グレゴリー(H.Gregory)により報
告されたアミノ酸配列〔Nature,257,325−3
27(1975)〕を参考にして、まずβ−ウロガスト
ロンをコードするDNA塩基配列の前後に開始コドン、
終止コドン及び制限酵素認識部位を付加してなる下記第
3表に示すDNA塩基配列を構築することより行なつ
た。このDAN塩基配列は、本発明者らにより既に特願
昭59−137691号として特許出願されている。
プチドをコードするDNA塩基配列を有するベクターの
構築 (A) β−ウロガストロンをコードするDNA塩基配
列の合成 この塩基配列は、グレゴリー(H.Gregory)により報
告されたアミノ酸配列〔Nature,257,325−3
27(1975)〕を参考にして、まずβ−ウロガスト
ロンをコードするDNA塩基配列の前後に開始コドン、
終止コドン及び制限酵素認識部位を付加してなる下記第
3表に示すDNA塩基配列を構築することより行なつ
た。このDAN塩基配列は、本発明者らにより既に特願
昭59−137691号として特許出願されている。
(B) β−ウロガストロンをコードするDNA塩基配
列を保有するプラスミドの構築 pBR322の10μgを、まず高塩濃度緩衝液中
でEcoRI(宝酒造(株)製)とBamHIとで切断し、
次いで1.0%アガロースゲル電気泳動を行ない、約
3.99kbのDNA断片を単離した。
列を保有するプラスミドの構築 pBR322の10μgを、まず高塩濃度緩衝液中
でEcoRI(宝酒造(株)製)とBamHIとで切断し、
次いで1.0%アガロースゲル電気泳動を行ない、約
3.99kbのDNA断片を単離した。
上記で得たDNA断片と、上記(A)で得たβ−
ウロガストロンをコードするDNA塩基配列とを、T4
DNAリガーゼで結合させた。反応後、反応組成物でH
B101株を形質転換し、得られたアンピシリン耐性を
示す形式転換株の中から一株を選びプラスミドを単離し
た。かくしてβ−ウロガストロンをコードするDNA塩
基配列をpBR322のEcoRI及びBamHI制限サ
イト間に挿入されたプラスミドpUG3を得た。
ウロガストロンをコードするDNA塩基配列とを、T4
DNAリガーゼで結合させた。反応後、反応組成物でH
B101株を形質転換し、得られたアンピシリン耐性を
示す形式転換株の中から一株を選びプラスミドを単離し
た。かくしてβ−ウロガストロンをコードするDNA塩
基配列をpBR322のEcoRI及びBamHI制限サ
イト間に挿入されたプラスミドpUG3を得た。
このプラスミドpUG3を保有するHB101株は、
「HB101〔pUG3〕」なる表示で微高研菌条第5
43号(FERM BP−543)として寄託されてい
る。
「HB101〔pUG3〕」なる表示で微高研菌条第5
43号(FERM BP−543)として寄託されてい
る。
(C) pUG201の構築 上記(B)で得たpUG3を制限酵素HinfIで切断し
て得られるDNA断片を、pGH55のPvu II制限サ
イト挿入して、シグナルペプチド−β−ウロガストロン
融合ポリペプチドをコードするDNA塩基配列を含むベ
クターであるpUG201を、以下の方法により構築し
た。
て得られるDNA断片を、pGH55のPvu II制限サ
イト挿入して、シグナルペプチド−β−ウロガストロン
融合ポリペプチドをコードするDNA塩基配列を含むベ
クターであるpUG201を、以下の方法により構築し
た。
pUG3の15μgを、高塩濃度緩衝液中でHinf
I(宝酒造(株)製)で切断し、フエノール抽出後、D
NAポリメラーゼI(クレノー断片)で切断断片をブラ
ントエンド化した。次いで6%ポリアクリルアミドゲル
電気泳動を行ない、約0.43kbのDNA断片《F》を
単離した。
I(宝酒造(株)製)で切断し、フエノール抽出後、D
NAポリメラーゼI(クレノー断片)で切断断片をブラ
ントエンド化した。次いで6%ポリアクリルアミドゲル
電気泳動を行ない、約0.43kbのDNA断片《F》を
単離した。
この断片には、β−ウロガストロンをコードするDNA
塩基配列(翻訳停止コドンを含む)のうち5′端の7塩
基を除く塩基配列が含まれていた。
塩基配列(翻訳停止コドンを含む)のうち5′端の7塩
基を除く塩基配列が含まれていた。
pGH55は、β−ラクタマーゼのシグナルペプチ
ドをコードするDNA塩基配列の後に、β−ウロガスト
ロンのN端領域をコードする最初の7個のDNA塩基配
列が直結し、且つその直結で制限酵素Pvu IIにより切
断されるように構成されたDNA塩基配列を有するもの
であり、該pGH55の5μgを中塩濃度緩衝液中で、
Pvu IIで切断して、約3.2kbのDNA断片《G》を
得た。
ドをコードするDNA塩基配列の後に、β−ウロガスト
ロンのN端領域をコードする最初の7個のDNA塩基配
列が直結し、且つその直結で制限酵素Pvu IIにより切
断されるように構成されたDNA塩基配列を有するもの
であり、該pGH55の5μgを中塩濃度緩衝液中で、
Pvu IIで切断して、約3.2kbのDNA断片《G》を
得た。
この断片は、pGH55の全ての遺伝情報を有してい
る。
る。
上記で得た断片《F》の約1μgと上記で得た
断片《G》の約0.5μgとをT4DNAリガーゼで結
合させた。反応後、この反応組成液でHB101株を形
質転換し、得られるテトラサイクリン耐性の形質転換株
の中から一株を選び、プラスミドpUG201を単離し
た。
断片《G》の約0.5μgとをT4DNAリガーゼで結
合させた。反応後、この反応組成液でHB101株を形
質転換し、得られるテトラサイクリン耐性の形質転換株
の中から一株を選び、プラスミドpUG201を単離し
た。
pUG201は、1.0%アガロースゲル電気泳動の結
果、約3.8kbの大きさを有していた。これをBamHI
又はHind IIIで切断すると、それぞれ2種類のDNA
断片が得られることから、該pUG201にβ−ウロガ
ストロン遺伝子が含まれていることが判り、また該断片
の大きさを調べた結果より、目的のプラスミドであるこ
とが判った。更に、pUG201について、β−ラクタ
マーゼのプロモーター部分からβ−ウロガストロン遺伝
子までを含むDNA断片の塩基配列を、M13法による
塩基配列分析により調べた。その結果、該DNA塩基配
列は下記第4表の通りであり、pUG201がプロモー
ター、リボゾーム結合部並びにβ−ラクタマーゼのシグ
ナルペプチドをコードする塩基配列及びβ−ウロガスト
ロンをコードする塩基配列(融合ポリペプチドをコード
する塩基配列)が、正確にこの順序で配列されているこ
とが認識された。また第4表にはDNA塩基配列に対応
するアミノ酸配列も併記する。
果、約3.8kbの大きさを有していた。これをBamHI
又はHind IIIで切断すると、それぞれ2種類のDNA
断片が得られることから、該pUG201にβ−ウロガ
ストロン遺伝子が含まれていることが判り、また該断片
の大きさを調べた結果より、目的のプラスミドであるこ
とが判った。更に、pUG201について、β−ラクタ
マーゼのプロモーター部分からβ−ウロガストロン遺伝
子までを含むDNA断片の塩基配列を、M13法による
塩基配列分析により調べた。その結果、該DNA塩基配
列は下記第4表の通りであり、pUG201がプロモー
ター、リボゾーム結合部並びにβ−ラクタマーゼのシグ
ナルペプチドをコードする塩基配列及びβ−ウロガスト
ロンをコードする塩基配列(融合ポリペプチドをコード
する塩基配列)が、正確にこの順序で配列されているこ
とが認識された。また第4表にはDNA塩基配列に対応
するアミノ酸配列も併記する。
上記pUG201は、これを大腸菌HB101に保有さ
せ、この保有株を「HB101〔pGH201〕」なる
表示で通商産業省工業技術院微生物工業研究所に寄託さ
れている。その寄託番号は、微工研条第681号(FE
RM BP−681)である。
せ、この保有株を「HB101〔pGH201〕」なる
表示で通商産業省工業技術院微生物工業研究所に寄託さ
れている。その寄託番号は、微工研条第681号(FE
RM BP−681)である。
III)pUG201を保有する大腸菌によるβ−ウロガ
ストロンの製造 (A)pUG201を保有する大腸菌HB101株の培
養 下記組成の修正E培地を用いた。
ストロンの製造 (A)pUG201を保有する大腸菌HB101株の培
養 下記組成の修正E培地を用いた。
<修正E培地(1当りの組成)> 硫酸マグネシウム・7水塩 0.2g クエン酸・1水和物 2.0g 無水リン酸2カリウム 10.0g リン酸水素アンモニウム・ナトリ ウム・4水塩 3.5g ブドウ糖 2.0g カザミノ酸 1.0g L−プロリン 0.23g L−ロイシン 39.5mg 塩酸チアミン 16.85mg テトラサイクリン・塩酸塩 20.0mg pUG201により形質転換された大腸菌HB101株
の前培養液1mlを修正E培地200ml中で、37℃で2
4時間振盪培養し、経時的に一定量(10ml)を採取し
て、菌体と培養上澄とを分離し、その各々に含まれるβ
−ウロガストロン量を、β−ウロガストロン特異ラジオ
イムノアツセイ(RIA)により測定した。
の前培養液1mlを修正E培地200ml中で、37℃で2
4時間振盪培養し、経時的に一定量(10ml)を採取し
て、菌体と培養上澄とを分離し、その各々に含まれるβ
−ウロガストロン量を、β−ウロガストロン特異ラジオ
イムノアツセイ(RIA)により測定した。
上記菌体と培養上澄との分離は、遠心分離(6000回
転/分×10分、4℃)により行なつた。得られた培養
上澄を菌体外画分とする。
転/分×10分、4℃)により行なつた。得られた培養
上澄を菌体外画分とする。
また菌体を、浸透圧シヨツク法〔H.C.NeuとL.
A.Heppel,J.B.C.,240,3685−36
92(1965)〕に従い、ペリヴラズム画分を抽出し
た。この操作はまず湿重量1gの菌体を20%蕉糖を含
む30mMトリス塩酸緩衝液(pH8.0)80mlに懸
濁させ、0.25M EDTA水溶液(pH8.0)の
0.32mlを加え、ロータリーシエーカーで24℃にて
180回転/分で10分間攪拌した後、遠心分離(90
00回転/分×10分)して菌体を集め、次いでこの菌
体を氷冷した水80mlに再懸濁させ、氷中に10分間静
置して時々攪拌し、遠心分離(9000回転/分×10
分)により菌体と上澄とを分離することにより行なつ
た。得られた上澄をペリプラズム画分とする。
A.Heppel,J.B.C.,240,3685−36
92(1965)〕に従い、ペリヴラズム画分を抽出し
た。この操作はまず湿重量1gの菌体を20%蕉糖を含
む30mMトリス塩酸緩衝液(pH8.0)80mlに懸
濁させ、0.25M EDTA水溶液(pH8.0)の
0.32mlを加え、ロータリーシエーカーで24℃にて
180回転/分で10分間攪拌した後、遠心分離(90
00回転/分×10分)して菌体を集め、次いでこの菌
体を氷冷した水80mlに再懸濁させ、氷中に10分間静
置して時々攪拌し、遠心分離(9000回転/分×10
分)により菌体と上澄とを分離することにより行なつ
た。得られた上澄をペリプラズム画分とする。
更に、菌体を洗浄緩衝液(10mMトリス塩酸及び30
mM塩化ナトリウム、pH8.0)で洗浄後、PBS
(150mM塩化ナトリウムを含む20mMリン酸ナト
リウム、pH7.0)10mlに懸濁させ、超音波破砕機
(大岳製作所製)5202型)を用いて出力100Wに
て、30秒ずつ3回破砕処理して、遠心分離(1800
0回転/分×20分、4℃)して上澄を得た。これを菌
体内画分とする。
mM塩化ナトリウム、pH8.0)で洗浄後、PBS
(150mM塩化ナトリウムを含む20mMリン酸ナト
リウム、pH7.0)10mlに懸濁させ、超音波破砕機
(大岳製作所製)5202型)を用いて出力100Wに
て、30秒ずつ3回破砕処理して、遠心分離(1800
0回転/分×20分、4℃)して上澄を得た。これを菌
体内画分とする。
(B)RIAによるβ−ウロガストロンの測定 上記(A)で得たそれぞれの画分につき、以下の通りβ
−ウロガストロンの存在を、β−ウロガストロン特異ラ
ジオイムノアツセイ(RIA)により検討した。RIA
の方法は次の通りである。即ち、精製ヒトβ−ウロガス
トロンを抗原として、家兎を免疫し抗血清を作成した。
β−ウロガストロン300μgを蒸留水0.2mlに溶解
後、50%ポリビルピロリドン液1.5mlを加え室温で
2時間攪拌した。コンプリート・フロインド・アジユバ
ント2.0mlを加えて乳化し、家兎3匹の胸部に皮下注
射した。2週間毎に免疫を4回くり返した後、さらに5
0μgの抗原を静注し、3日後に全採血を行ない、血清
を分離した。
−ウロガストロンの存在を、β−ウロガストロン特異ラ
ジオイムノアツセイ(RIA)により検討した。RIA
の方法は次の通りである。即ち、精製ヒトβ−ウロガス
トロンを抗原として、家兎を免疫し抗血清を作成した。
β−ウロガストロン300μgを蒸留水0.2mlに溶解
後、50%ポリビルピロリドン液1.5mlを加え室温で
2時間攪拌した。コンプリート・フロインド・アジユバ
ント2.0mlを加えて乳化し、家兎3匹の胸部に皮下注
射した。2週間毎に免疫を4回くり返した後、さらに5
0μgの抗原を静注し、3日後に全採血を行ない、血清
を分離した。
次にアツセイに用いる抗血清の希釈倍率を求めるタイト
レーシヨンカーブ、アツセイ条件を最適化するためイン
キユベーシヨン時間、抗体結合標識抗原(バウンド)と
遊離標識抗原(フリー)の分離方法等の検討を加え、下
記測定条件を設定した。
レーシヨンカーブ、アツセイ条件を最適化するためイン
キユベーシヨン時間、抗体結合標識抗原(バウンド)と
遊離標識抗原(フリー)の分離方法等の検討を加え、下
記測定条件を設定した。
即ち、0.5%ウシ血清アルブミン(BSA)、140
mM塩化ナトリウム、25mM EDTA二ナトリウム
を含む10mMリン酸緩衝液(pH7.4)を希釈液と
して用い、該希釈液400μ、測定試料又は標準ヒト
β−ウロガストロン100μ及び抗ヒトβ−ウロガス
トロン血清100μを加えて4℃にて24時間インキ
ユベートした後、125I標識ヒトβ−ウロガストロン
100μ(約5000cpm)を加えた。更に4℃にて
48時間インキユベートした後、第2抗体(抗家兎γ−
グロブリンヤギ血清)(1:20)100μ、正常家
兎血清(1:200)100μ及び5%ポリエチレン
グリコールを含む10mM PBS液900μを加え
て4℃にて3時間インキユベートした。次に300rpm
で30分間遠心分離し、上清を除き沈澱物をカウントし
た。標準ヒトβ−ウロガストロンより得られた標準曲線
より試料中のヒトβ−ウロガストロン免疫活性物の含量
を求めた。
mM塩化ナトリウム、25mM EDTA二ナトリウム
を含む10mMリン酸緩衝液(pH7.4)を希釈液と
して用い、該希釈液400μ、測定試料又は標準ヒト
β−ウロガストロン100μ及び抗ヒトβ−ウロガス
トロン血清100μを加えて4℃にて24時間インキ
ユベートした後、125I標識ヒトβ−ウロガストロン
100μ(約5000cpm)を加えた。更に4℃にて
48時間インキユベートした後、第2抗体(抗家兎γ−
グロブリンヤギ血清)(1:20)100μ、正常家
兎血清(1:200)100μ及び5%ポリエチレン
グリコールを含む10mM PBS液900μを加え
て4℃にて3時間インキユベートした。次に300rpm
で30分間遠心分離し、上清を除き沈澱物をカウントし
た。標準ヒトβ−ウロガストロンより得られた標準曲線
より試料中のヒトβ−ウロガストロン免疫活性物の含量
を求めた。
上記RIAの結果を第5図に示す。図において横軸は培
養時間(hr)を示し、縦軸はグラフ(1)で示される菌
体外β−ウロガストロン量(μg/l)、グラフ(2)
で示されるペリプラズム層β−ウロガストロン量(μg
/l)、グラフ(3)で示される菌体内β−ウロガスト
ロン量(μg/l)、及びグラフ(4)で示される61
0nmにおける吸光度(OD)を各々示す。
養時間(hr)を示し、縦軸はグラフ(1)で示される菌
体外β−ウロガストロン量(μg/l)、グラフ(2)
で示されるペリプラズム層β−ウロガストロン量(μg
/l)、グラフ(3)で示される菌体内β−ウロガスト
ロン量(μg/l)、及びグラフ(4)で示される61
0nmにおける吸光度(OD)を各々示す。
第5図より、本培養において、プリプラズム層β−ウロ
ガストロン(グラフ(2))は、6時間まで菌の増殖に
比例して増大するが以後減少し、これに代って菌体外β
−ウロガストロン量(グラフ(1))が増大してくるこ
とが明らかである。
ガストロン(グラフ(2))は、6時間まで菌の増殖に
比例して増大するが以後減少し、これに代って菌体外β
−ウロガストロン量(グラフ(1))が増大してくるこ
とが明らかである。
(D)β−ウロガストロンの精製及び確認 上記菌体外画分20中のβ−ウロガストロン免疫
活性物質を、ブチルトヨパール650C(東洋曹達株式
会社製)を用いた吸着クロマトグラフイー、DEAE−
トヨパール650M(同上社製)を用いた陰イオン交換
クロマトグラフイー、CM−トヨパール650M(同上
社製)を用いた陽イオン交換クロマトグラフイー及びセ
フアデツクスG−25(フアルマシア社製)を用いたゲ
ル過クロマトグラフイー操作を順次行なうことにより
分画精製し、純度99%以上の単一のポリペプチド98
mgを得た。
活性物質を、ブチルトヨパール650C(東洋曹達株式
会社製)を用いた吸着クロマトグラフイー、DEAE−
トヨパール650M(同上社製)を用いた陰イオン交換
クロマトグラフイー、CM−トヨパール650M(同上
社製)を用いた陽イオン交換クロマトグラフイー及びセ
フアデツクスG−25(フアルマシア社製)を用いたゲ
ル過クロマトグラフイー操作を順次行なうことにより
分画精製し、純度99%以上の単一のポリペプチド98
mgを得た。
得られたポリペプチドとヒト尿より単離精製された
天然β−ウロガストロン(日本ケミカルリサーチ社製)
の逆相高速液体クロマトグラフイーによる溶出パターン
を第6図に示す。該第6図はTSKゲル−ODS−12
0Tカラム(東洋曹達株式会社社製)を用いて、22%
アセトニトリルを含む50mMリン酸緩衝液(pH7.
0)により、毎分1.0mlの流速で溶出させた結果であ
り、図において縦軸は280nmでの吸光度及び横軸はリ
テンシヨンタイム(分)を示し、(1)は本発明に係わ
る上記ポリペプチドの結果及び(2)は天然β−ウロガ
ストロンの結果である。
天然β−ウロガストロン(日本ケミカルリサーチ社製)
の逆相高速液体クロマトグラフイーによる溶出パターン
を第6図に示す。該第6図はTSKゲル−ODS−12
0Tカラム(東洋曹達株式会社社製)を用いて、22%
アセトニトリルを含む50mMリン酸緩衝液(pH7.
0)により、毎分1.0mlの流速で溶出させた結果であ
り、図において縦軸は280nmでの吸光度及び横軸はリ
テンシヨンタイム(分)を示し、(1)は本発明に係わ
る上記ポリペプチドの結果及び(2)は天然β−ウロガ
ストロンの結果である。
該図より両者のリテンシヨンタイムは完全に一致してい
ることが判る。
ることが判る。
また、上記で得たポリペプチドを、4Mメタルスル
ホン酸により加水分解し、日立アミノ酸分析機モデル8
35型を用いて、オルトフタルアルデヒド法により求め
たアミノ酸分析結果を下記第5表に示す。
ホン酸により加水分解し、日立アミノ酸分析機モデル8
35型を用いて、オルトフタルアルデヒド法により求め
たアミノ酸分析結果を下記第5表に示す。
該表より、実測残基数は理論残基数とよく一致している
ことが判る。
ことが判る。
更に、上記で得たポリペプチドの細胞増殖促進活性
の確認試験を以下の通り行なった。
の確認試験を以下の通り行なった。
この試験は、中村らの方法〔J.Biochem.,94(1
983)1029−1035〕に従い、成熟ラツトの初
代培養肝細胞による〔3H〕−チミジンの高分子DNA
への取り込みを測定することにより行なわれた。
983)1029−1035〕に従い、成熟ラツトの初
代培養肝細胞による〔3H〕−チミジンの高分子DNA
への取り込みを測定することにより行なわれた。
結果を第7図に示す。図中(1)は本発明により得られ
たポリペプチドの結果であり、(2)は同様の活性を有
することが知られているマウスEGF(コラボレイテイ
ブリサーチ社製)につき同一試験を行なった結果であ
る。
たポリペプチドの結果であり、(2)は同様の活性を有
することが知られているマウスEGF(コラボレイテイ
ブリサーチ社製)につき同一試験を行なった結果であ
る。
上記図より、本発明に係わるポリペプチドはマウスEG
Fよりも強い細胞増殖促進活性を示すことが明らかであ
る。
Fよりも強い細胞増殖促進活性を示すことが明らかであ
る。
尚、上記以外にもポリアクリルアミドゲル電気泳動、ア
ミノ酸配列分析、新生マウスの早期眼瞼開裂活性試験等
を行なった結果、それらのいずれにおいても本発明ポリ
ペプチドは、天然β−ウロガストロンに一致することが
認められた。
ミノ酸配列分析、新生マウスの早期眼瞼開裂活性試験等
を行なった結果、それらのいずれにおいても本発明ポリ
ペプチドは、天然β−ウロガストロンに一致することが
認められた。
実施例2 I) β−ウロガストロン発現ベクターpUGM106
の構築 まず、プラスミドpGL101とpBR322とから、
pGH49を構築し、次いで該pGH49と実施例1I
I)の(C)で得たpUG201とから目的とするpU
GM106を構築した。
の構築 まず、プラスミドpGL101とpBR322とから、
pGH49を構築し、次いで該pGH49と実施例1I
I)の(C)で得たpUG201とから目的とするpU
GM106を構築した。
一連の操作の概略を第6図に示す。
(A) pGH49の構築 pGL101は、大きさ約2.4kbのプラスミドで
あり、アンピシリン耐性遺伝子とlacUV5プロモータ
ーを含んでいる〔C.S.Thummelet al.,J.Vir
ology,37,683−697(1981)〕。
あり、アンピシリン耐性遺伝子とlacUV5プロモータ
ーを含んでいる〔C.S.Thummelet al.,J.Vir
ology,37,683−697(1981)〕。
pGL101の5μgをまず中塩濃度緩衝液中で制限酵
素HinCIIを用いて切断し、次いで高塩濃度緩衝中で、
制限酵素EcoRIを用いて切断後、1.0%アガロース
ゲル電気泳動により約1.94kbのDNA断片《H》を
分離した。この断片には、lacUV5プロモーター及び
ベクターの複製開始領域が含まれる。
素HinCIIを用いて切断し、次いで高塩濃度緩衝中で、
制限酵素EcoRIを用いて切断後、1.0%アガロース
ゲル電気泳動により約1.94kbのDNA断片《H》を
分離した。この断片には、lacUV5プロモーター及び
ベクターの複製開始領域が含まれる。
pBR322を制限酵素ScaI及びEcoRIを用い
て高塩濃度緩衝液中で切断した後、1.0%アガロース
ゲル電気泳動を行なつて、約3.85kbのDNA断片
《I》を分離した。
て高塩濃度緩衝液中で切断した後、1.0%アガロース
ゲル電気泳動を行なつて、約3.85kbのDNA断片
《I》を分離した。
この断片は、テトサイクリン耐性遺伝子及びベクターの
複製開始領域を含んでいる。
複製開始領域を含んでいる。
上記で得た2つの断片《H》及び《I》を、T4D
NAリガーゼを用いて結合させた。反応終了後、この反
応組成液でHB101株を形質転換した。得られたテト
ラサイクリン耐性を示す形質転換株の中から1株を選び
プラスミドpGH49を単離した。
NAリガーゼを用いて結合させた。反応終了後、この反
応組成液でHB101株を形質転換した。得られたテト
ラサイクリン耐性を示す形質転換株の中から1株を選び
プラスミドpGH49を単離した。
得られたpGH49は、上記第8図に示される図により
特徴付けられ、1.0%アガロースゲル電気泳動の結
果、約5.8kbの大きさを有していた。
特徴付けられ、1.0%アガロースゲル電気泳動の結
果、約5.8kbの大きさを有していた。
(B) pUGM106の構築 pGH49の10μgを、150mM塩化ナトリウ
ム、6mMトリス塩酸(pH7.9)、6mM塩化マグ
ネシウム及び6mM β−メルカプトエタノールを含む
緩衝液(SalI緩衝液)中で、制限酵素SalIを用いて
切断し、次いで中塩濃度緩衝液中で制限酵素PvuIIを用
いて切断した後、1.0%アガロースゲル電気泳動を行
ない、約0.75kbのDNA断片《J》を単離した。
ム、6mMトリス塩酸(pH7.9)、6mM塩化マグ
ネシウム及び6mM β−メルカプトエタノールを含む
緩衝液(SalI緩衝液)中で、制限酵素SalIを用いて
切断し、次いで中塩濃度緩衝液中で制限酵素PvuIIを用
いて切断した後、1.0%アガロースゲル電気泳動を行
ない、約0.75kbのDNA断片《J》を単離した。
この断片には、lacUV5プロモーターと共にテトラサ
イクリン耐性遺伝子の一部が含まれている。
イクリン耐性遺伝子の一部が含まれている。
pUG201の10μgを、中塩濃度緩衝液中で、
制限酵素AatIIで切断した。このうちの1.5μgを1
00mM塩化ナトリウム、20mMトリス塩酸(pH
8.1)、12mM塩化カルシウム、1mM EDTA
を含む緩衝液40μ中で、0.03ユニツトのBal3
1ヌクレアーゼ(ベセスダリサーチラボラトリーズ社
製)を用い、37℃にて20分間反応させることによ
り、部分分解を行なった。次いでこれをSalI緩衝液中
でSalIを用いて切断し、1.0%アガロースゲル電気
泳動を行ない、約2.8〜2.9kbのDNA断片《K》
を単離した。
制限酵素AatIIで切断した。このうちの1.5μgを1
00mM塩化ナトリウム、20mMトリス塩酸(pH
8.1)、12mM塩化カルシウム、1mM EDTA
を含む緩衝液40μ中で、0.03ユニツトのBal3
1ヌクレアーゼ(ベセスダリサーチラボラトリーズ社
製)を用い、37℃にて20分間反応させることによ
り、部分分解を行なった。次いでこれをSalI緩衝液中
でSalIを用いて切断し、1.0%アガロースゲル電気
泳動を行ない、約2.8〜2.9kbのDNA断片《K》
を単離した。
この断片には、β−ラクタマーゼのシグナルペプチドに
β−ウロガストロンが連結してなる融合ポリペプチドを
コードするDNA塩基配列、ベクターの複製開始領域及
びテトラサイクリン耐性遺伝子の一部が含まれていた。
β−ウロガストロンが連結してなる融合ポリペプチドを
コードするDNA塩基配列、ベクターの複製開始領域及
びテトラサイクリン耐性遺伝子の一部が含まれていた。
上記で得た断片《J》と上記で得た断片《K》
とを混合し、T4DNAリガーゼで結合させた。反応終
了後、この反応組成液でHB101株を形質転換し、得
られるテトラサイクリン耐性の形質転換株の中から一株
を選択し、プラスミドpUGM106を単離した。
とを混合し、T4DNAリガーゼで結合させた。反応終
了後、この反応組成液でHB101株を形質転換し、得
られるテトラサイクリン耐性の形質転換株の中から一株
を選択し、プラスミドpUGM106を単離した。
得られたpUGM106は、第8図に示される図で特徴
付けられ、1.0%アガロースゲル電気泳動の結果よ
り、約3.7kbの大きさを有し、β−ラクタマーゼのシ
グナルペプチドにβ−ウロガストロンが連結してなる融
合ポリペプチドをコードするDNA塩基配列及びテトラ
サイクリン耐性遺伝子を含むベクターであることが判つ
た。更に、上記ポリペプチドをコードするDNA塩基配
列の上流には、pUG201において上記ポリペプチド
の発現のために用いたblaプロモーターはそのまま残っ
ており、その上流約90塩基の位置に、pGH49から
由来するlcaUV5プロモーターが組込まれていること
が、制限酵素HhaI及びMboII等を用いて行なった解析
から確認された。
付けられ、1.0%アガロースゲル電気泳動の結果よ
り、約3.7kbの大きさを有し、β−ラクタマーゼのシ
グナルペプチドにβ−ウロガストロンが連結してなる融
合ポリペプチドをコードするDNA塩基配列及びテトラ
サイクリン耐性遺伝子を含むベクターであることが判つ
た。更に、上記ポリペプチドをコードするDNA塩基配
列の上流には、pUG201において上記ポリペプチド
の発現のために用いたblaプロモーターはそのまま残っ
ており、その上流約90塩基の位置に、pGH49から
由来するlcaUV5プロモーターが組込まれていること
が、制限酵素HhaI及びMboII等を用いて行なった解析
から確認された。
II) pUGM106を保有する大腸菌によるβ−ウロ
ガストロンの製造 (A)pUGM106を保有する大腸菌HB101株の
培養 ベクターpUGM106を保有するHB101株を培養
し、β−ウロガストロンの菌体外への排出を以下に示す
方法により調べた。培養培地としては、グルコース、カ
ザミノ酸、プロリン、ロイシン、サイアミン及びテトラ
サイクリンを添加した下記組成のM9培地を用いた。
ガストロンの製造 (A)pUGM106を保有する大腸菌HB101株の
培養 ベクターpUGM106を保有するHB101株を培養
し、β−ウロガストロンの菌体外への排出を以下に示す
方法により調べた。培養培地としては、グルコース、カ
ザミノ酸、プロリン、ロイシン、サイアミン及びテトラ
サイクリンを添加した下記組成のM9培地を用いた。
<培地(1当りの組成)> リン酸二ナトリウム・12水塩 13.4g リン酸一カリウム 3.0g 塩化ナトリウム 0.5g 塩化アンモニウム 1.0g 塩化カルシウム・2水塩 14.7mg 塩化マグネシウム・6水塩 203 mg グルコース 5.0g カザミノ酸 5.0g L−プロリン 50 mg L−ロイシン 40 mg サイアミン塩酸塩 1 mg テトラサイクリン 15 mg 上記培地200mlを入れたフラスコに菌を接種し、37
℃で24時間振盪培養を行なった。
℃で24時間振盪培養を行なった。
610nmでの吸光度を測定し、次いで遠心分離(600
0回転/分×10分、4℃)により、菌体と培養上澄と
を分離後、前述した方法により菌体内画分と菌体外画分
とを得、これらの各々につきβ−ウロガストロン量をラ
ジオイムノアツセイ(RIA)により測定した。RIA
は、前述した方法により行なった。
0回転/分×10分、4℃)により、菌体と培養上澄と
を分離後、前述した方法により菌体内画分と菌体外画分
とを得、これらの各々につきβ−ウロガストロン量をラ
ジオイムノアツセイ(RIA)により測定した。RIA
は、前述した方法により行なった。
上記RIAの結果を第6表に示す。また第6表には、対
照としてpUG201を保有するHB101株を同様に
培養した結果を併記する。
照としてpUG201を保有するHB101株を同様に
培養した結果を併記する。
上記表より、pGUM106保有株では、菌体内外のβ
−ウロガストロン量の合計で、pUG201株を上回
り、その大部分は37℃、24時間の培養により、菌体
外に排出されていることが確認された。
−ウロガストロン量の合計で、pUG201株を上回
り、その大部分は37℃、24時間の培養により、菌体
外に排出されていることが確認された。
(B)β−ウロガストロンの精製 上記菌体外画分中のβ−ウロガストロンの免疫活性物質
を、前記と同様にして単一のポリペプチドになるまで精
製した。
を、前記と同様にして単一のポリペプチドになるまで精
製した。
その結果、精製されたβ−ウロガストロンは、ポリアク
リルアミドゲル電気泳動、SDS−ポリアクリルアミド
ゲル電気泳動、アミノ酸分析、N末端分析のすべてにお
いてヒト尿より単離精製されたβ−ウロガストロンと同
一物質であることが確認された。
リルアミドゲル電気泳動、SDS−ポリアクリルアミド
ゲル電気泳動、アミノ酸分析、N末端分析のすべてにお
いてヒト尿より単離精製されたβ−ウロガストロンと同
一物質であることが確認された。
第1図は起源ベクターpBR322に合成オリゴヌクレ
オチド<1>、<2>、<3>及び<4>をクローニン
グしてプラスミドpGH53を得る工程及びこれにより
得られるpGH53の特徴を示す図であり、図中□は合
成オリゴヌクレオチド由来の塩基配列を示している。 第2図はpGH53とpBR322とからβ−ウロガス
トロン発現用ベクターpGH54を得る工程及び得られ
たベクターpGH54の特性を示す図であり、図中■は
シグナルペプチドをコードする塩基配列を示す。 第3図はpBR322からpBRH02を得、該pBR
H02とpGH54とからβ−ウロガストロン発現用ベ
クターpGH55を得る工程及び得られるpGH55の
特性を示す図である。 第4図はpGH55とpUG3とからシグナルペプチド
とβ−ウロガストロンとの融合ポリペプチドをコードす
るDAN塩基配列を含むベクターpUG201を得る工
程及び得られるベクターpUG201の特性を示す図で
あり、図中白ヌキの矢印はβ−ウロガストロンの遺伝子
を示す。 第5図は実施例1で得られるβ−ウロガストロン量の経
時変化を示すグラフである。 第6図は実施例1で得たポリペプチドと天然β−ウロガ
ストロンとの逆相高速液体クロマトグラフイーの結果を
示す図である。 第7図は実施例1で得たポリペプチドの細胞増殖促進活
性を調べた図である。 第8図はpGL101とpBR322とからpGH49
を得、次いで得られるpGH49とpUG201とから
pUGM106を得る各工程及び各ベクターの特性を示
す図である。図において黒塗りの矢印lacUV5プロモ
ーターを、また白抜きの矢印はblaプロモーターを示
す。
オチド<1>、<2>、<3>及び<4>をクローニン
グしてプラスミドpGH53を得る工程及びこれにより
得られるpGH53の特徴を示す図であり、図中□は合
成オリゴヌクレオチド由来の塩基配列を示している。 第2図はpGH53とpBR322とからβ−ウロガス
トロン発現用ベクターpGH54を得る工程及び得られ
たベクターpGH54の特性を示す図であり、図中■は
シグナルペプチドをコードする塩基配列を示す。 第3図はpBR322からpBRH02を得、該pBR
H02とpGH54とからβ−ウロガストロン発現用ベ
クターpGH55を得る工程及び得られるpGH55の
特性を示す図である。 第4図はpGH55とpUG3とからシグナルペプチド
とβ−ウロガストロンとの融合ポリペプチドをコードす
るDAN塩基配列を含むベクターpUG201を得る工
程及び得られるベクターpUG201の特性を示す図で
あり、図中白ヌキの矢印はβ−ウロガストロンの遺伝子
を示す。 第5図は実施例1で得られるβ−ウロガストロン量の経
時変化を示すグラフである。 第6図は実施例1で得たポリペプチドと天然β−ウロガ
ストロンとの逆相高速液体クロマトグラフイーの結果を
示す図である。 第7図は実施例1で得たポリペプチドの細胞増殖促進活
性を調べた図である。 第8図はpGL101とpBR322とからpGH49
を得、次いで得られるpGH49とpUG201とから
pUGM106を得る各工程及び各ベクターの特性を示
す図である。図において黒塗りの矢印lacUV5プロモ
ーターを、また白抜きの矢印はblaプロモーターを示
す。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 (C12P 21/02 C12R 1:19) (C12N 15/31 C12R 1:19) 微生物の受託番号 FERM BP−680 微生物の受託番号 FERM BP−681 (72)発明者 王子田 和秀 兵庫県赤穂市坂越3218−12 (72)発明者 谷野 真木 兵庫県赤穂市尾崎3139−60 (72)発明者 三原 茂 兵庫県赤穂市寿町1−7 (72)発明者 松代 愛三 大阪府吹田市青山台4丁目15番12号 (72)発明者 矢内原 昇 静岡県静岡市北403−22
Claims (1)
- 【請求項1】大腸菌由来のβ−ラクタマ−ゼシグナルペ
プチドをコードするDNA塩基配列とβ−ウロガストロ
ンをコードするDNA塩基配列とが直接連結された融合
ポリペプチドをコードする DNA塩基配列を含むベクターで形質転換された大腸菌
を培養し、菌体外に排出されるβ−ウロガストロンを採
取することを特徴とするβ−ウロガストロンの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61021032A JPH069516B2 (ja) | 1986-01-31 | 1986-01-31 | β−ウロガストロンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61021032A JPH069516B2 (ja) | 1986-01-31 | 1986-01-31 | β−ウロガストロンの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62179398A JPS62179398A (ja) | 1987-08-06 |
| JPH069516B2 true JPH069516B2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=12043634
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61021032A Expired - Lifetime JPH069516B2 (ja) | 1986-01-31 | 1986-01-31 | β−ウロガストロンの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH069516B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4735914B2 (ja) * | 2001-03-26 | 2011-07-27 | 株式会社ノーリツ | 燃焼装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6028994A (ja) * | 1983-07-08 | 1985-02-14 | Wakunaga Seiyaku Kk | 〔21―ロイシン〕ヒトウロガストロン |
| JP2549504B2 (ja) * | 1984-12-21 | 1996-10-30 | ア−ス製薬株式会社 | Dna塩基配列、ポリペプチド分泌発現ベクター及び形質転換微生物 |
| JPS61254196A (ja) * | 1985-05-02 | 1986-11-11 | Wakunaga Pharmaceut Co Ltd | 菌体外分泌による蛋白質の製造法 |
-
1986
- 1986-01-31 JP JP61021032A patent/JPH069516B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62179398A (ja) | 1987-08-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |