JPH0695175A - 4ポート光スイッチ - Google Patents
4ポート光スイッチInfo
- Publication number
- JPH0695175A JPH0695175A JP24608092A JP24608092A JPH0695175A JP H0695175 A JPH0695175 A JP H0695175A JP 24608092 A JP24608092 A JP 24608092A JP 24608092 A JP24608092 A JP 24608092A JP H0695175 A JPH0695175 A JP H0695175A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical
- port
- optical switch
- light
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Optical Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 スルー状態,クロス状態,ループバック状態
の切り替えが可能で、挿入損失が小さく、クロストーク
特性も優れている半導体4ポート光スイッチを提供す
る。 【構成】 X交差型光スイッチ素子SW1 の入力側光ポ
ートの一方WG1a,WG1bには他の光スイッチ素子SW
2 ,SW3 の出力側分岐光ポートの一方WG2d,WG3c
がそれぞれ光接続され、かつ、前記光スイッチ素子SW
2 ,SW3 の出力側分岐光ポートの他方WG2c,WG 3d
は光路変更素子RM1 ,RM2 を介して互いに光接続さ
れ、前記光スイッチ素子SW2 ,SW3 の入力側光ポー
トWG2a,WG3bおよび前記X交差型光スイッチ素子の
出力側光ポートWG1C,WG1Dはそれぞれ半導体光増幅
器素子AM1 ,AM2 ,AM3 ,AM4 を介して全体の
光ポートP1 ,P2 ,P3 ,P4 に光接続されている4
ポート光スイッチ。
の切り替えが可能で、挿入損失が小さく、クロストーク
特性も優れている半導体4ポート光スイッチを提供す
る。 【構成】 X交差型光スイッチ素子SW1 の入力側光ポ
ートの一方WG1a,WG1bには他の光スイッチ素子SW
2 ,SW3 の出力側分岐光ポートの一方WG2d,WG3c
がそれぞれ光接続され、かつ、前記光スイッチ素子SW
2 ,SW3 の出力側分岐光ポートの他方WG2c,WG 3d
は光路変更素子RM1 ,RM2 を介して互いに光接続さ
れ、前記光スイッチ素子SW2 ,SW3 の入力側光ポー
トWG2a,WG3bおよび前記X交差型光スイッチ素子の
出力側光ポートWG1C,WG1Dはそれぞれ半導体光増幅
器素子AM1 ,AM2 ,AM3 ,AM4 を介して全体の
光ポートP1 ,P2 ,P3 ,P4 に光接続されている4
ポート光スイッチ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、全体が半導体で構成さ
れていて、光通信等において用いる半導体4ポート光ス
イッチに関する。
れていて、光通信等において用いる半導体4ポート光ス
イッチに関する。
【0002】
【従来の技術】光スイッチ、例えば、図13に示す4個
の光ポートP1 〜P4 を備えた2入力・2出力(以後、
2×2という)光スイッチにおいては、光経路を、光ポ
ートP 1 →光ポートP3 (以後、この状態をスルー状態
という)、光ポートP2 →光ポートP4 、あるいは、光
ポートP1 →光ポートP4 、光ポートP2 →光ポートP
3 (以後、この状態をクロス状態という)へと切り替え
ており、1個の光ポートに対し、この光ポートを切替接
続可能な相手方の光ポートの数は2個のみであった。
の光ポートP1 〜P4 を備えた2入力・2出力(以後、
2×2という)光スイッチにおいては、光経路を、光ポ
ートP 1 →光ポートP3 (以後、この状態をスルー状態
という)、光ポートP2 →光ポートP4 、あるいは、光
ポートP1 →光ポートP4 、光ポートP2 →光ポートP
3 (以後、この状態をクロス状態という)へと切り替え
ており、1個の光ポートに対し、この光ポートを切替接
続可能な相手方の光ポートの数は2個のみであった。
【0003】このような2×2光スイッチの場合、1個
の光ポートは、スイッチングによって接続できる相手方
の光ポートの数が2個に限られ、上記接続状態に加え
て、更に、入射光ポートP1 →入射光ポートP2 への切
替機能をも有しているものはなかった。このため、光通
信等において、種々の通信状態を実現すべく光経路の切
り替えを行ううえで、光スイッチの数が増加し、中継点
等に設置した切替器が大型化する等の問題があった。
の光ポートは、スイッチングによって接続できる相手方
の光ポートの数が2個に限られ、上記接続状態に加え
て、更に、入射光ポートP1 →入射光ポートP2 への切
替機能をも有しているものはなかった。このため、光通
信等において、種々の通信状態を実現すべく光経路の切
り替えを行ううえで、光スイッチの数が増加し、中継点
等に設置した切替器が大型化する等の問題があった。
【0004】しかしながら、最近、光通信網の切り替え
システムにおいては、とりわけFAM(Fiber Access M
odule)システムにおいては、光ポートP1 →光ポートP
2 (以後、この状態をループバック状態という)への切
り替えが要求されている。このような問題への対策とし
て、図14で示したように、導波路がX字型に交差し、
1入力・2出力動作を行う4個の光スイッチSを格子状
に配置してそれぞれの光スイッチを光ポートで図のよう
に接続することにより、例えば、1個の光ポートP1 に
対し、切り替え可能な相手方の光ポートの数を光ポート
P2 ,P3,P4 の3個にした光スイッチが提案されて
いる(特願平1−137827号公報参照)。
システムにおいては、とりわけFAM(Fiber Access M
odule)システムにおいては、光ポートP1 →光ポートP
2 (以後、この状態をループバック状態という)への切
り替えが要求されている。このような問題への対策とし
て、図14で示したように、導波路がX字型に交差し、
1入力・2出力動作を行う4個の光スイッチSを格子状
に配置してそれぞれの光スイッチを光ポートで図のよう
に接続することにより、例えば、1個の光ポートP1 に
対し、切り替え可能な相手方の光ポートの数を光ポート
P2 ,P3,P4 の3個にした光スイッチが提案されて
いる(特願平1−137827号公報参照)。
【0005】しかしながら、上記の光スイッチは各光ポ
ートの接続状態が等価にならない構造であり、とくに、
光ポートP1 →光ポートP2 や光ポートP3 →光ポート
P4のループバック状態においては、光経路の長さは、
他のスルー状態やクロス状態の場合に比べて約2倍程度
長くなる。そのため、光ポートの切り替え接続時におい
ては、接続状態に差が生ずるという問題が引き起され
る。
ートの接続状態が等価にならない構造であり、とくに、
光ポートP1 →光ポートP2 や光ポートP3 →光ポート
P4のループバック状態においては、光経路の長さは、
他のスルー状態やクロス状態の場合に比べて約2倍程度
長くなる。そのため、光ポートの切り替え接続時におい
ては、接続状態に差が生ずるという問題が引き起され
る。
【0006】このような問題を解決するために、特願平
1−306157号公報では、例えば図15に示したよ
うな4ポート光スイッチが提案されている。この光スイ
ッチでは、1入力・2出力(以下、1×2という)動作
をする4個のY分岐型光スイッチS1 ,S2 ,S3 ,S
4 の各分岐側光ポートp1a,p1b,p2a,p2b,p3a,
p3b,p4a,p4bをそれぞれ図のように互いに接続し
て、図の点線で囲ったような2×2光スイッチAが形成
されている。そして、この2×2光スイッチAの入力側
と出力側には、2個の1×2光スイッチS5 とS6 、同
じくS7 とS8 を並設して2組の光スイッチ群B1 とB
2 を配設し、光スイッチS1 の光ポートp1cと光スイッ
チS5 の一方の分岐側光ポートp5a;光スイッチS3 の
光ポートp3cと光スイッチS6 の一方の分岐側光ポート
p6a;光スイッチS2 の光ポートp2cと光スイッチS7
の一方の分岐側光ポートp7a;光スイッチS4 の光ポー
トp4cと光スイッチS8 の一方の分岐側光ポートp8a;
とを接続し、また、光スイッチS5 の他方の分岐側光ポ
ートp5bと光スイッチS6 の他方の分岐側光ポートp6b
とを全反射型光路変更部R1 で接続し、光スイッチS7
の他方の分岐側光ポートp7bと光スイッチS8 の他方の
分岐側光ポートp8bとを全反射型光路変更部R2 で接続
し、更に、光スイッチS5 の光ポートp5cと光ポートP
1 ,光スイッチS6 の光ポートp6cと光ポートP2 ,光
スイッチS7 の光ポートp7cと光ポートP3 ,光スイッ
チS8 の光ポートp8cと光ポートP4 をそれぞれ接続し
た構造になっている。
1−306157号公報では、例えば図15に示したよ
うな4ポート光スイッチが提案されている。この光スイ
ッチでは、1入力・2出力(以下、1×2という)動作
をする4個のY分岐型光スイッチS1 ,S2 ,S3 ,S
4 の各分岐側光ポートp1a,p1b,p2a,p2b,p3a,
p3b,p4a,p4bをそれぞれ図のように互いに接続し
て、図の点線で囲ったような2×2光スイッチAが形成
されている。そして、この2×2光スイッチAの入力側
と出力側には、2個の1×2光スイッチS5 とS6 、同
じくS7 とS8 を並設して2組の光スイッチ群B1 とB
2 を配設し、光スイッチS1 の光ポートp1cと光スイッ
チS5 の一方の分岐側光ポートp5a;光スイッチS3 の
光ポートp3cと光スイッチS6 の一方の分岐側光ポート
p6a;光スイッチS2 の光ポートp2cと光スイッチS7
の一方の分岐側光ポートp7a;光スイッチS4 の光ポー
トp4cと光スイッチS8 の一方の分岐側光ポートp8a;
とを接続し、また、光スイッチS5 の他方の分岐側光ポ
ートp5bと光スイッチS6 の他方の分岐側光ポートp6b
とを全反射型光路変更部R1 で接続し、光スイッチS7
の他方の分岐側光ポートp7bと光スイッチS8 の他方の
分岐側光ポートp8bとを全反射型光路変更部R2 で接続
し、更に、光スイッチS5 の光ポートp5cと光ポートP
1 ,光スイッチS6 の光ポートp6cと光ポートP2 ,光
スイッチS7 の光ポートp7cと光ポートP3 ,光スイッ
チS8 の光ポートp8cと光ポートP4 をそれぞれ接続し
た構造になっている。
【0007】この構造の4ポート光スイッチの場合、光
ポートP1 →光ポートP4 または光ポートP2 →光ポー
トP3 というクロス状態、光ポートP1 →光ポートP3
または光ポートP2 →光ポートP4 というスルー状態、
光ポートP1 →光ポートP2または光ポートP3 →光ポ
ートP4 というループバック状態の各状態において、光
は、入射してから出射するまでの間、同数の光スイッチ
を通過するため、接続される2本の経路の差異を解消す
ることができる。
ポートP1 →光ポートP4 または光ポートP2 →光ポー
トP3 というクロス状態、光ポートP1 →光ポートP3
または光ポートP2 →光ポートP4 というスルー状態、
光ポートP1 →光ポートP2または光ポートP3 →光ポ
ートP4 というループバック状態の各状態において、光
は、入射してから出射するまでの間、同数の光スイッチ
を通過するため、接続される2本の経路の差異を解消す
ることができる。
【0008】しかしながら、上記光スイッチにおいて、
光経路を切り替えた場合、その切り替え状態の変化に伴
って、通過する光スイッチの状態や数が変化する。例え
ば、スルー状態においては、2本の経路とも、光はOF
F状態にある4個の光スイッチ(S5 −S1 −S2 −S
7 またはS6 −S3 −S4 −S8 )を通過しているが、
これがクロス状態になると、2本の経路とも、光はOF
F状態にある2個の光スイッチとON状態にある2個の
光スイッチ(S5 −S1 −S4 −S8 またはS 6 −S3
−S2 −S7 )を通過する。すなわち、光が通過する光
スイッチの総数はスルー状態と同じであるが、上記切り
替えでは、完全に等価な状態間で切り替えが行われてい
るということはできない。
光経路を切り替えた場合、その切り替え状態の変化に伴
って、通過する光スイッチの状態や数が変化する。例え
ば、スルー状態においては、2本の経路とも、光はOF
F状態にある4個の光スイッチ(S5 −S1 −S2 −S
7 またはS6 −S3 −S4 −S8 )を通過しているが、
これがクロス状態になると、2本の経路とも、光はOF
F状態にある2個の光スイッチとON状態にある2個の
光スイッチ(S5 −S1 −S4 −S8 またはS 6 −S3
−S2 −S7 )を通過する。すなわち、光が通過する光
スイッチの総数はスルー状態と同じであるが、上記切り
替えでは、完全に等価な状態間で切り替えが行われてい
るということはできない。
【0009】したがって、上記構造の4ポート光スイッ
チの場合、クロス状態,スルー状態,ループバック状態
の3種類の切り替え状態の間では、挿入損失とクロスト
ーク特性で若干の差異が生じてくる。また、上記4ポー
ト光スイッチは半導体で構成されているが、一般に半導
体光導波路型の光スイッチでは、出射光強度が入射光強
度よりも大幅に弱くなる、すなわち、挿入損失が顕著で
あるという問題が不可避である。
チの場合、クロス状態,スルー状態,ループバック状態
の3種類の切り替え状態の間では、挿入損失とクロスト
ーク特性で若干の差異が生じてくる。また、上記4ポー
ト光スイッチは半導体で構成されているが、一般に半導
体光導波路型の光スイッチでは、出射光強度が入射光強
度よりも大幅に弱くなる、すなわち、挿入損失が顕著で
あるという問題が不可避である。
【0010】上記した4ポート光スイッチにおけるこの
ような問題を解決するために、図16で示したような構
造の光スイッチが提案されている(特願平3−5274
7号公報参照)。この光スイッチは、図15で示した光
スイッチの各光経路に半導体光増幅器C 1 ,C2 ,
C3 ,C4 ,C5 ,C6 を配設した構造になっている。
したがって、クロス状態,スルー状態,ループバック状
態の切り替え状態のいずれにおいても、光は入射から出
射までの過程で必ず半導体光増幅器を通過するため、挿
入損失が補償され、また、半導体光増幅器に注入する電
流値を適宜に調整することによってその動作条件を選定
して、クロス状態,スルー状態,ループバック状態の3
種類の状態の間における差異を解消することができる。
ような問題を解決するために、図16で示したような構
造の光スイッチが提案されている(特願平3−5274
7号公報参照)。この光スイッチは、図15で示した光
スイッチの各光経路に半導体光増幅器C 1 ,C2 ,
C3 ,C4 ,C5 ,C6 を配設した構造になっている。
したがって、クロス状態,スルー状態,ループバック状
態の切り替え状態のいずれにおいても、光は入射から出
射までの過程で必ず半導体光増幅器を通過するため、挿
入損失が補償され、また、半導体光増幅器に注入する電
流値を適宜に調整することによってその動作条件を選定
して、クロス状態,スルー状態,ループバック状態の3
種類の状態の間における差異を解消することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図16
で示した4ポート光スイッチの場合にも次のような問題
がある。すなわち、まず、この光スイッチの場合、それ
を構成する光スイッチ素子は少なくとも8個必要である
ため、全体の形状が大型化するという問題である。
で示した4ポート光スイッチの場合にも次のような問題
がある。すなわち、まず、この光スイッチの場合、それ
を構成する光スイッチ素子は少なくとも8個必要である
ため、全体の形状が大型化するという問題である。
【0012】また、ループバック状態を実現するために
配設されている全反射型光路変更部R1 ,R2 は、その
光路変化角が極めて大きくなっている。そのため、光路
変更部付近においては、光を光路変更部に導く導波路と
反射光が伝搬していく導波路との相互の間隔は非常に短
くなっている。したがって、光路変更部に入射してきた
光は、光路変更部で反射する前に、隣接する反射光用の
導波路との間で結合を起こしてしまい、光接続されてい
る反射光用の導波路に伝搬しないことが起こり、光路変
更に伴う損失が極めて大きくなってしまう。
配設されている全反射型光路変更部R1 ,R2 は、その
光路変化角が極めて大きくなっている。そのため、光路
変更部付近においては、光を光路変更部に導く導波路と
反射光が伝搬していく導波路との相互の間隔は非常に短
くなっている。したがって、光路変更部に入射してきた
光は、光路変更部で反射する前に、隣接する反射光用の
導波路との間で結合を起こしてしまい、光接続されてい
る反射光用の導波路に伝搬しないことが起こり、光路変
更に伴う損失が極めて大きくなってしまう。
【0013】このような状態が引き起こされると、光路
変更した光を半導体光増幅器で増幅しても、光通信にお
ける実使用はできなくなる。本発明は、図16で示した
4ポート光スイッチの利点を生かしつつ、その光スイッ
チにおける上記した問題を解決し、光路変更による損失
の異常増大を抑制することができる4ポート光スイッチ
の提供を目的とする。
変更した光を半導体光増幅器で増幅しても、光通信にお
ける実使用はできなくなる。本発明は、図16で示した
4ポート光スイッチの利点を生かしつつ、その光スイッ
チにおける上記した問題を解決し、光路変更による損失
の異常増大を抑制することができる4ポート光スイッチ
の提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、2本の入力ポートと2本の
出力ポートを有し、1入力・2出力動作をする半導体光
スイッチ素子を集積して成る4ポート光スイッチにおい
て、2本の入力側光ポートと2本の出力側光ポートを有
するX交差型光スイッチ素子が少なくとも1個含まれて
いる少なくとも3個の光スイッチ素子を配置し、前記X
交差型光スイッチ素子の入力側光ポートの一方または/
および出力側光ポートの一方には他の前記光スイッチ素
子の出力側分岐光ポートの一方がそれぞれ光接続され、
かつ、前記光スイッチ素子の出力側分岐光ポートの他方
は光路変更素子を介して互いに光接続され、前記光スイ
ッチ素子の入力側光ポートおよび前記X交差型光スイッ
チ素子の出力側光ポートはそれぞれ半導体光増幅器素子
を介して前記入力ポートおよび前記出力ポートが光接続
されている4ポート光スイッチが提供される。
ために、本発明においては、2本の入力ポートと2本の
出力ポートを有し、1入力・2出力動作をする半導体光
スイッチ素子を集積して成る4ポート光スイッチにおい
て、2本の入力側光ポートと2本の出力側光ポートを有
するX交差型光スイッチ素子が少なくとも1個含まれて
いる少なくとも3個の光スイッチ素子を配置し、前記X
交差型光スイッチ素子の入力側光ポートの一方または/
および出力側光ポートの一方には他の前記光スイッチ素
子の出力側分岐光ポートの一方がそれぞれ光接続され、
かつ、前記光スイッチ素子の出力側分岐光ポートの他方
は光路変更素子を介して互いに光接続され、前記光スイ
ッチ素子の入力側光ポートおよび前記X交差型光スイッ
チ素子の出力側光ポートはそれぞれ半導体光増幅器素子
を介して前記入力ポートおよび前記出力ポートが光接続
されている4ポート光スイッチが提供される。
【0015】
【作用】本発明の4ポート光スイッチは、集積される光
スイッチ素子の数は最少でも3個でよいので全体形状を
小型化することができる。また、光スイッチ素子,光路
変更素子,光増幅器素子の相互の配置関係を後述の例示
のように適宜に設定することにより、スルー状態,クロ
ス状態,ループバック状態における光経路の長さを一致
させることもできるので、各状態での光出力の差異を解
消することができるようになる。
スイッチ素子の数は最少でも3個でよいので全体形状を
小型化することができる。また、光スイッチ素子,光路
変更素子,光増幅器素子の相互の配置関係を後述の例示
のように適宜に設定することにより、スルー状態,クロ
ス状態,ループバック状態における光経路の長さを一致
させることもできるので、各状態での光出力の差異を解
消することができるようになる。
【0016】更に、クロス状態,スルー状態,ループバ
ック状態の切り替え状態のいずれにおいても、光は入射
から出射までの過程で必ず半導体光増幅器素子を通過す
るため、挿入損失が補償される。しかも、不必要な光の
成分は、動作していない半導体光増幅器素子で吸収され
ることになるので、クロストーク特性は向上する。更
に、半導体光増幅器素子に注入する電流値を適宜に調整
することによってその動作条件を選定して、クロス状
態,スルー状態,ループバック状態の3種類の切り替え
状態の間における出力強度の差異を解消することができ
る。
ック状態の切り替え状態のいずれにおいても、光は入射
から出射までの過程で必ず半導体光増幅器素子を通過す
るため、挿入損失が補償される。しかも、不必要な光の
成分は、動作していない半導体光増幅器素子で吸収され
ることになるので、クロストーク特性は向上する。更
に、半導体光増幅器素子に注入する電流値を適宜に調整
することによってその動作条件を選定して、クロス状
態,スルー状態,ループバック状態の3種類の切り替え
状態の間における出力強度の差異を解消することができ
る。
【0017】
実施例1 図1は本発明の4ポート光スイッチの基本構成を示す概
略平面図である。図において、光スイッチの中央部に
は、2本の入力側光ポートWG1a,WG1bと2本の出力
側光ポートWG1c,WG1dを有し、1入力・2出力動作
をするX交差型光スイッチ素子SW1 が配置されてい
る。
略平面図である。図において、光スイッチの中央部に
は、2本の入力側光ポートWG1a,WG1bと2本の出力
側光ポートWG1c,WG1dを有し、1入力・2出力動作
をするX交差型光スイッチ素子SW1 が配置されてい
る。
【0018】このX交差型光スイッチSW1 の一方の入
力側光ポートWG1aは、構造は導波路のX交差型である
が、1本の入力側光ポートWG2aと2本の出力側分岐光
ポートWG2c,WG2dを有し、1入力・2出力動作をす
る光スイッチ素子SW2 の前記出力側分岐光ポートWG
2dと光接続している。また、X交差型光スイッチ素子S
W1 の別の入力側光ポートWG1bは、前記した光スイッ
チSW2 を同じ構造で同じ機能を果たす光スイッチ素子
SW3 の一方の出力側分岐光ポートWG3cと光接続され
ている。
力側光ポートWG1aは、構造は導波路のX交差型である
が、1本の入力側光ポートWG2aと2本の出力側分岐光
ポートWG2c,WG2dを有し、1入力・2出力動作をす
る光スイッチ素子SW2 の前記出力側分岐光ポートWG
2dと光接続している。また、X交差型光スイッチ素子S
W1 の別の入力側光ポートWG1bは、前記した光スイッ
チSW2 を同じ構造で同じ機能を果たす光スイッチ素子
SW3 の一方の出力側分岐光ポートWG3cと光接続され
ている。
【0019】そして、光スイッチ素子SW2 の別の出力
側分岐光ポートWG2cと光スイッチ素子SW3 の別の出
力側分岐光ポートWG3dは、例えば反射面RM1aを有す
る光路変更素子RM1 と反射面RM2aを有する光路変更
素子RM2 を配設し、これら光路変更素子RM1 ,RM
2 の各反射面を結ぶ光ポートWGR1を形成することによ
り互いに光接続されている。
側分岐光ポートWG2cと光スイッチ素子SW3 の別の出
力側分岐光ポートWG3dは、例えば反射面RM1aを有す
る光路変更素子RM1 と反射面RM2aを有する光路変更
素子RM2 を配設し、これら光路変更素子RM1 ,RM
2 の各反射面を結ぶ光ポートWGR1を形成することによ
り互いに光接続されている。
【0020】したがって、光スイッチ素子SW2 と光ス
イッチ素子SW3 の間には閉じた光経路(光ポートWG
2c−光路変更素子RM1 −光ポートWGR1−光路変更素
子RM2 −光ポートWG3d)が形成され、光ポートWG
2cから反射面RM1aに入射した光は、変更角度φ(rad)
で光ポートWG3dに導かれるようになっている。また、
光スイッチ素子SW2 の入力側光ポートWG2aは、全体
の入力ポートP 1 と光接続する半導体光増幅器素子AM
1 と光接続し、光スイッチ素子SW3 の入力側光ポート
WG3bは、全体の入力ポートP2 と光接続する半導体光
増幅器素子AM2 と光接続している。
イッチ素子SW3 の間には閉じた光経路(光ポートWG
2c−光路変更素子RM1 −光ポートWGR1−光路変更素
子RM2 −光ポートWG3d)が形成され、光ポートWG
2cから反射面RM1aに入射した光は、変更角度φ(rad)
で光ポートWG3dに導かれるようになっている。また、
光スイッチ素子SW2 の入力側光ポートWG2aは、全体
の入力ポートP 1 と光接続する半導体光増幅器素子AM
1 と光接続し、光スイッチ素子SW3 の入力側光ポート
WG3bは、全体の入力ポートP2 と光接続する半導体光
増幅器素子AM2 と光接続している。
【0021】そして最後に、X交差型光スイッチSW1
の一方の出力側分岐光ポートWG1cと他方の出力側分岐
光ポートWG1dは、それぞれ、全体の出力ポートP3 と
光接続する半導体光増幅器素子AM3 、および、全体の
入力ポートP4 と光接続する半導体光増幅器素子AM4
に光接続されている。光スイッチ素子SW1 ,SW2 ,
SW3 ,SW4 は、いずれも、図2の平面図で示したよ
うに、2本の光ポートがX字型に交差して入力側光ポー
トA,B、出力側分岐光ポートC,Dが形成されその交
差部に上部電極10が装荷され、上部電極10を作動さ
せることにより1入力・2出力動作を行う光スイッチ素
子である。
の一方の出力側分岐光ポートWG1cと他方の出力側分岐
光ポートWG1dは、それぞれ、全体の出力ポートP3 と
光接続する半導体光増幅器素子AM3 、および、全体の
入力ポートP4 と光接続する半導体光増幅器素子AM4
に光接続されている。光スイッチ素子SW1 ,SW2 ,
SW3 ,SW4 は、いずれも、図2の平面図で示したよ
うに、2本の光ポートがX字型に交差して入力側光ポー
トA,B、出力側分岐光ポートC,Dが形成されその交
差部に上部電極10が装荷され、上部電極10を作動さ
せることにより1入力・2出力動作を行う光スイッチ素
子である。
【0022】ここで、これら各光ポートA,B,C,D
の断面構造は、図2のIII-III 線に沿う断面図である図
3で示したように、下面にAuGeNi/Auのような
材料で下部電極2が形成され、例えばn+ InPのよう
な半導体材料から成る基板1の上に、n+ InPのよう
な半導体材料から成るバッファ層3、および下部クラッ
ド層4、n- InGaAsPのような半導体材料から成
るコア層5が順次形成され、更にこのコア層5の上にn
- InPのような半導体材料から成るリッジ状の上部ク
ラッド層6、n- InGaAsのような半導体材料から
成るキャップ層7が形成され、その上面全体が絶縁薄膜
8で被覆されている。
の断面構造は、図2のIII-III 線に沿う断面図である図
3で示したように、下面にAuGeNi/Auのような
材料で下部電極2が形成され、例えばn+ InPのよう
な半導体材料から成る基板1の上に、n+ InPのよう
な半導体材料から成るバッファ層3、および下部クラッ
ド層4、n- InGaAsPのような半導体材料から成
るコア層5が順次形成され、更にこのコア層5の上にn
- InPのような半導体材料から成るリッジ状の上部ク
ラッド層6、n- InGaAsのような半導体材料から
成るキャップ層7が形成され、その上面全体が絶縁薄膜
8で被覆されている。
【0023】また、交差部の断面構造においては、図2
のIV−IV線に沿う断面図である図4に示したように、交
差部を覆う絶縁薄膜8の一部を光路方向にスリット状に
除去して窓8aが形成され、ここから、上部クラッド層
6の中にコア層5の界面まで例えばZnを拡散せしめて
Zn拡散域が形成され、その窓8aの上に例えばTi/
Pt/Auのような材料を蒸着することにより上部電極
10が装荷されている。
のIV−IV線に沿う断面図である図4に示したように、交
差部を覆う絶縁薄膜8の一部を光路方向にスリット状に
除去して窓8aが形成され、ここから、上部クラッド層
6の中にコア層5の界面まで例えばZnを拡散せしめて
Zn拡散域が形成され、その窓8aの上に例えばTi/
Pt/Auのような材料を蒸着することにより上部電極
10が装荷されている。
【0024】なお、光スイッチ素子SW2 においては、
図2における光ポートBに相当する部分が光ポートとし
て機能せず、また光スイッチ素子SW3 においては光ポ
ートAに相当する部分が光ポートとして機能しないよう
になっている。図2に示した光スイッチ素子において
は、上部電極10に何らの電気信号も与えることなく、
例えば入力側光ポートAから光を入射すると光は直進し
て出力側分岐光ポートDから出射する。しかし、上部電
極10から所定値の電流を注入すると、Zn拡散域9の
屈折率が低下してその部分に全反射面が発現するので、
光ポートAに入射した光は交差部で反射して光ポートC
へと光路変更しそこから出射する。すなわち、上部電極
10への電流のオン/オフ動作によりスイッチング機能
が発現するので、この光スイッチ素子は1入力・2出力
動作を行うことになる。
図2における光ポートBに相当する部分が光ポートとし
て機能せず、また光スイッチ素子SW3 においては光ポ
ートAに相当する部分が光ポートとして機能しないよう
になっている。図2に示した光スイッチ素子において
は、上部電極10に何らの電気信号も与えることなく、
例えば入力側光ポートAから光を入射すると光は直進し
て出力側分岐光ポートDから出射する。しかし、上部電
極10から所定値の電流を注入すると、Zn拡散域9の
屈折率が低下してその部分に全反射面が発現するので、
光ポートAに入射した光は交差部で反射して光ポートC
へと光路変更しそこから出射する。すなわち、上部電極
10への電流のオン/オフ動作によりスイッチング機能
が発現するので、この光スイッチ素子は1入力・2出力
動作を行うことになる。
【0025】つぎに、光路変更素子について説明する。
図5は、図1における光路変更素子RM1 ,RM2 と各
出力側分岐光ポートWG2c,WG2dと光ポートWGR1と
の位置関係を示す概略図である。図において、光ポート
WG2c,WG2d,WGR1はその断面構造がいずれも図3
で示したようになっている。
図5は、図1における光路変更素子RM1 ,RM2 と各
出力側分岐光ポートWG2c,WG2dと光ポートWGR1と
の位置関係を示す概略図である。図において、光ポート
WG2c,WG2d,WGR1はその断面構造がいずれも図3
で示したようになっている。
【0026】そして光路変更素子RM1 ,RM2 は、い
ずれも、それぞれが反射面RM1a,RM2aを有する反射
ミラー部として形成されている。反射面RM1aにおいて
は、図1の仮想線で示したように、光ポートWG2cと光
ポートWGR1は交差角θ1 で交差するような状態で光ポ
ートWGR1が折れ曲がり、また反射面RM2aにおいて
は、同じく図1の仮想線で示したように、光ポートWG
R1と光ポートWG3dは交差角θ2 で交差するような状態
で光ポートWG3dが折れ曲がっている。
ずれも、それぞれが反射面RM1a,RM2aを有する反射
ミラー部として形成されている。反射面RM1aにおいて
は、図1の仮想線で示したように、光ポートWG2cと光
ポートWGR1は交差角θ1 で交差するような状態で光ポ
ートWGR1が折れ曲がり、また反射面RM2aにおいて
は、同じく図1の仮想線で示したように、光ポートWG
R1と光ポートWG3dは交差角θ2 で交差するような状態
で光ポートWG3dが折れ曲がっている。
【0027】したがって、反射面RM1aにおける光ポー
トWG2cと光ポートWGR1の仮想的な交差角θ1 ,反射
面RM2aにおける光ポートWGR1と光ポートWG3dの仮
想的な交差角θ2 とは、いずれも、これら反射面におけ
る光の臨界角よりも大きくなっていて、各光ポートから
反射面に伝搬してきた光はこれら反射面で全反射するよ
うになっている。
トWG2cと光ポートWGR1の仮想的な交差角θ1 ,反射
面RM2aにおける光ポートWGR1と光ポートWG3dの仮
想的な交差角θ2 とは、いずれも、これら反射面におけ
る光の臨界角よりも大きくなっていて、各光ポートから
反射面に伝搬してきた光はこれら反射面で全反射するよ
うになっている。
【0028】これらの反射ミラー部は、所定の位置に、
例えば通常のドライエッチング法を適用して、通常は図
3における下部クラッド層4にまで達する深さの凹所を
刻設することによって形成すればよい。半導体材料と凹
所内の空気との界面として存在する反射面RM1a,RM
2aにおいては屈折率差が大きくなるからである。なお、
前記した交差角θ1 またはθ2 が光の臨界角よりも小さ
い場合は、その反射面RM1a,RM2aに適当な金属を蒸
着して反射面における光の屈折率差を大きくすればよ
い。
例えば通常のドライエッチング法を適用して、通常は図
3における下部クラッド層4にまで達する深さの凹所を
刻設することによって形成すればよい。半導体材料と凹
所内の空気との界面として存在する反射面RM1a,RM
2aにおいては屈折率差が大きくなるからである。なお、
前記した交差角θ1 またはθ2 が光の臨界角よりも小さ
い場合は、その反射面RM1a,RM2aに適当な金属を蒸
着して反射面における光の屈折率差を大きくすればよ
い。
【0029】かくして、光スイッチ素子SW2 の出力側
分岐光ポートWG2cを矢印p1 のように直進してきた光
は、反射ミラー部RM1 の反射面RM1aで全反射して矢
印p 2 のように光ポートWGR1へと光路変更し、反射ミ
ラー部RM2 の反射面RM2aで全反射して矢印p3 のよ
うに光ポートWG3dへと光路変更し、光スイッチ素子S
W3 に光路変更角φで入射する。
分岐光ポートWG2cを矢印p1 のように直進してきた光
は、反射ミラー部RM1 の反射面RM1aで全反射して矢
印p 2 のように光ポートWGR1へと光路変更し、反射ミ
ラー部RM2 の反射面RM2aで全反射して矢印p3 のよ
うに光ポートWG3dへと光路変更し、光スイッチ素子S
W3 に光路変更角φで入射する。
【0030】ところで、上記した光の進行に関する挙動
において、光ポートWG2cを伝搬してきた光は、交差角
θ1 で仮想的に交差する1番目の光ポートWG2cと2番
目の光ポートWGR1とがなす反射面RM1a、および、交
差角θ2 で仮想的に交差する2番目の光ポートWGR1と
3番目の光ポートWG3dとがなす反射面RM2aで2回全
反射して、最初の光の進行方向に対し、角度φだけ光路
変更して光ポートWG 3dを伝搬する。
において、光ポートWG2cを伝搬してきた光は、交差角
θ1 で仮想的に交差する1番目の光ポートWG2cと2番
目の光ポートWGR1とがなす反射面RM1a、および、交
差角θ2 で仮想的に交差する2番目の光ポートWGR1と
3番目の光ポートWG3dとがなす反射面RM2aで2回全
反射して、最初の光の進行方向に対し、角度φだけ光路
変更して光ポートWG 3dを伝搬する。
【0031】したがって、光スイッチ素子SW2 からの
光が、光スイッチ素子SW3 へ光路変更角度φで伝搬し
てくる場合には、上記したθ1 ,θ2 は、いずれも、θ
1 ,θ2 ≦φでなければならないことになる。より一般
化していえば、光路変更角度φが、0〜mπ(mは正の
整数)の範囲にある場合は、反射面で仮想的に交差する
光ポートの数が2〜n(nは2より大きい整数)である
とき、そのi番目の光ポートとi+1番目の光ポートが
仮想的に交差する交差角θi (i=1,2,……n−
1)は、いずれもθi ≦φの関係を満足しなければなら
ない。
光が、光スイッチ素子SW3 へ光路変更角度φで伝搬し
てくる場合には、上記したθ1 ,θ2 は、いずれも、θ
1 ,θ2 ≦φでなければならないことになる。より一般
化していえば、光路変更角度φが、0〜mπ(mは正の
整数)の範囲にある場合は、反射面で仮想的に交差する
光ポートの数が2〜n(nは2より大きい整数)である
とき、そのi番目の光ポートとi+1番目の光ポートが
仮想的に交差する交差角θi (i=1,2,……n−
1)は、いずれもθi ≦φの関係を満足しなければなら
ない。
【0032】つぎに、半導体光増幅器素子について説明
する。これらの半導体光増幅器素子AM1 ,AM2 ,A
M3 ,AM4 はいずれも、図6で示したような断面構造
になっている。すなわち、n+ InPのような半導体基
板11の下面に下部電極12が形成され、半導体基板1
1の上にはn+ InGaAsPのような半導体から成る
下部クラッド層13,n- InGaAsPのような半導
体から成る活性層14,p+ InGaAsPのような半
導体から成るクラッド層15,p+ InGaAsのよう
な半導体から成るキャップ層16が順次積層され、その
上面は絶縁薄膜17で全面が被覆されている。そして、
この絶縁薄膜17の一部は光路方向にスリット状に除去
されて窓17aが形成され、窓17aからZnのような
金属を活性層14まで拡散してZn拡散域18を形成し
たのち、ここに金属を例えば蒸着して上部電極19が形
成されている。半導体光増幅器素子の作製方法は、前記
したような拡散を用いずに、下部クラッド層からキャッ
プ層までを全てエピタキシャル成長によって形成するこ
ともできる。
する。これらの半導体光増幅器素子AM1 ,AM2 ,A
M3 ,AM4 はいずれも、図6で示したような断面構造
になっている。すなわち、n+ InPのような半導体基
板11の下面に下部電極12が形成され、半導体基板1
1の上にはn+ InGaAsPのような半導体から成る
下部クラッド層13,n- InGaAsPのような半導
体から成る活性層14,p+ InGaAsPのような半
導体から成るクラッド層15,p+ InGaAsのよう
な半導体から成るキャップ層16が順次積層され、その
上面は絶縁薄膜17で全面が被覆されている。そして、
この絶縁薄膜17の一部は光路方向にスリット状に除去
されて窓17aが形成され、窓17aからZnのような
金属を活性層14まで拡散してZn拡散域18を形成し
たのち、ここに金属を例えば蒸着して上部電極19が形
成されている。半導体光増幅器素子の作製方法は、前記
したような拡散を用いずに、下部クラッド層からキャッ
プ層までを全てエピタキシャル成長によって形成するこ
ともできる。
【0033】この構造において、使用する光の波長に対
応した禁制帯幅が得られるように活性層14の組成を調
整することにより、上部電極19から所定値の電流を注
入したとき、活性層14を導波する光の増幅を行わせる
ことができ、また電流注入しない場合は、光の強い吸収
を行わせることができる。さて、この4ポート光スイッ
チにおいて、光スイッチ素子SW1 ,SW2 ,SW3 の
全部をオフにすれば、光ポートP1 −光増幅器素子AM
1 −光スイッチSW2 −光スイッチ素子SW1 −光増幅
器素子AM4 −光ポートP4 の光経路、または、光ポー
トP2 −光増幅器素子AM2 −光スイッチSW3 −光ス
イッチ素子SW1 −光増幅器素子AM3 −光ポートP3
の光経路から成る一方または両方クロス状態が得られ
る。
応した禁制帯幅が得られるように活性層14の組成を調
整することにより、上部電極19から所定値の電流を注
入したとき、活性層14を導波する光の増幅を行わせる
ことができ、また電流注入しない場合は、光の強い吸収
を行わせることができる。さて、この4ポート光スイッ
チにおいて、光スイッチ素子SW1 ,SW2 ,SW3 の
全部をオフにすれば、光ポートP1 −光増幅器素子AM
1 −光スイッチSW2 −光スイッチ素子SW1 −光増幅
器素子AM4 −光ポートP4 の光経路、または、光ポー
トP2 −光増幅器素子AM2 −光スイッチSW3 −光ス
イッチ素子SW1 −光増幅器素子AM3 −光ポートP3
の光経路から成る一方または両方クロス状態が得られ
る。
【0034】この動作に連動して、光増幅器素子AM1
とAM4 、または、光増幅器素子AM2 とAM3 を動作
させることにより、上記の経路では挿入損失を補償する
ことができる。そして、一方の光経路が動作していると
きには、他方の光経路には動作していない光増幅器素子
が必ず介装されているので、不要な光成分はここで吸収
され、クロストーク特性が著しく向上する。
とAM4 、または、光増幅器素子AM2 とAM3 を動作
させることにより、上記の経路では挿入損失を補償する
ことができる。そして、一方の光経路が動作していると
きには、他方の光経路には動作していない光増幅器素子
が必ず介装されているので、不要な光成分はここで吸収
され、クロストーク特性が著しく向上する。
【0035】つぎに、光スイッチ素子SW1 をオフ、光
スイッチ素子SW2 ,SW3 をオンにすると、光ポート
P1 −光増幅器素子AM1 −入力側光ポートWG2a−光
スイッチ素子SW2 −出力側光ポートWG2c−光路変更
素子RM1 −光ポートWGR1−光路変更素子RM2 −出
力側分岐光ポートWG3d−光スイッチSW3 −入力側分
岐光ポートWG3b−光増幅器素子AM2 −光ポートP2
の光経路から成るループバック状態が得られる。
スイッチ素子SW2 ,SW3 をオンにすると、光ポート
P1 −光増幅器素子AM1 −入力側光ポートWG2a−光
スイッチ素子SW2 −出力側光ポートWG2c−光路変更
素子RM1 −光ポートWGR1−光路変更素子RM2 −出
力側分岐光ポートWG3d−光スイッチSW3 −入力側分
岐光ポートWG3b−光増幅器素子AM2 −光ポートP2
の光経路から成るループバック状態が得られる。
【0036】この動作に連動して、光増幅器素子A
M1 ,AM2 を動作させることにより、上記の経路では
挿入損失を補償することができる。そして、この光経路
が動作しているときには、他方の光経路には動作してい
ない光増幅器素子AM3 ,AM4が介装されているの
で、漏洩光のような不要な光成分はここで吸収され、ク
ロストーク特性が著しく向上する。
M1 ,AM2 を動作させることにより、上記の経路では
挿入損失を補償することができる。そして、この光経路
が動作しているときには、他方の光経路には動作してい
ない光増幅器素子AM3 ,AM4が介装されているの
で、漏洩光のような不要な光成分はここで吸収され、ク
ロストーク特性が著しく向上する。
【0037】また、光スイッチ素子SW2 ,SW3 をオ
フ、光スイッチ素子SW1 をオンにすると、光ポートP
1 −光増幅器素子AM1 −光スイッチ素子SW2 −出力
側光ポートWG2d−入力側光ポートWG1a−光スイッチ
素子SW1 −出力側光ポートWG1c−光増幅器素子AM
3 −光ポートP2 の光経路、または、光ポートP2 −−
光増幅器素子AM2 −入力側光ポートWG3b−光スイッ
チ素子SW3 −出力側光ポートWG3c−入力側光ポート
WG1b−光スイッチ素子SW1 −出力側光ポートWG1d
−光増幅器素子AM4 −光ポートP4 の光経路から成る
一方または両方スルー状態が得られる。
フ、光スイッチ素子SW1 をオンにすると、光ポートP
1 −光増幅器素子AM1 −光スイッチ素子SW2 −出力
側光ポートWG2d−入力側光ポートWG1a−光スイッチ
素子SW1 −出力側光ポートWG1c−光増幅器素子AM
3 −光ポートP2 の光経路、または、光ポートP2 −−
光増幅器素子AM2 −入力側光ポートWG3b−光スイッ
チ素子SW3 −出力側光ポートWG3c−入力側光ポート
WG1b−光スイッチ素子SW1 −出力側光ポートWG1d
−光増幅器素子AM4 −光ポートP4 の光経路から成る
一方または両方スルー状態が得られる。
【0038】この動作に連動して、光増幅器素子AM1
とAM3 、または、光増幅器素子AM2 とAM4 を動作
させることにより、上記の経路では挿入損失を補償する
ことができる。そして、一方の光経路が動作していると
きには、他方の光経路には動作していない光増幅器素子
が必ず介装されているので、不要な光成分はここで吸収
され、クロストーク特性が著しく向上する。
とAM3 、または、光増幅器素子AM2 とAM4 を動作
させることにより、上記の経路では挿入損失を補償する
ことができる。そして、一方の光経路が動作していると
きには、他方の光経路には動作していない光増幅器素子
が必ず介装されているので、不要な光成分はここで吸収
され、クロストーク特性が著しく向上する。
【0039】このように、この4ポート光スイッチで
は、クロス状態,スルー状態,ループバック状態のいず
れの状態も実現することができる。そして、いずれの場
合においても、それぞれの光経路の光増幅器素子を動作
させることにより挿入損失を補償することができ、その
ときに、他の光経路に介装されている非動作の光増幅器
素子の働きによりクロストーク特性の向上が達成され
る。
は、クロス状態,スルー状態,ループバック状態のいず
れの状態も実現することができる。そして、いずれの場
合においても、それぞれの光経路の光増幅器素子を動作
させることにより挿入損失を補償することができ、その
ときに、他の光経路に介装されている非動作の光増幅器
素子の働きによりクロストーク特性の向上が達成され
る。
【0040】また、上記したいずれの状態において、各
素子の配置関係を適切に選定することにより、各状態の
光経路の長さを一致させることができるので、光増幅器
素子の利得が0dBであった場合でも各状態における光
出力強度を一致させることができ、スイッチング状態の
変更による光出力の差異を解消することができるように
なる。
素子の配置関係を適切に選定することにより、各状態の
光経路の長さを一致させることができるので、光増幅器
素子の利得が0dBであった場合でも各状態における光
出力強度を一致させることができ、スイッチング状態の
変更による光出力の差異を解消することができるように
なる。
【0041】実施例2 図7は別の4ポート光スイッチを示す概略平面図で、こ
れは、図1で示した4ポート光スイッチにおいて、X交
差型の光スイッチ素子SW2 ,SW3 を、1入力・2出
力動作をするY分岐光スイッチ素子SW4 ,SW5 に代
え、他の素子や光ポートは図1で示したものと同じ構造
にしたものである。
れは、図1で示した4ポート光スイッチにおいて、X交
差型の光スイッチ素子SW2 ,SW3 を、1入力・2出
力動作をするY分岐光スイッチ素子SW4 ,SW5 に代
え、他の素子や光ポートは図1で示したものと同じ構造
にしたものである。
【0042】光スイッチ素子SW4 ,SW5 は、図8の
平面図で示したように、1本の入力側光ポートA’がY
分岐をして2本の出力側分岐光ポートB’,C’を形成
し、各出力側分岐光ポートB’,C’のそれぞれに上部
電極20a,20bが装荷された構造になっている。ま
た、その断面構造は、図8のIX−IX線に沿う断面図であ
る図9に示したように、下面にAuGeNi/Auのよ
うな材料で下部電極12が形成され、例えばn+ InP
のような半導体材料から成る基板11の上に、n+ In
Pのような半導体材料から成るバッファ層13、n+ I
nPのような半導体材料から成る下部クラッド層14、
n- InGaAsPのような半導体材料から成るコア層
15が順次形成され、更にこのコア層15の上にn- I
nPのような半導体材料から成るリッジ状の上部クラッ
ド層16、n- InGaAsのような半導体材料から成
るキャップ層17が形成され、その上面全体が絶縁薄膜
18で被覆され、その一部を適宜な広さで除去して窓1
8aを形成したのち、ここからキャップ層17,上部ク
ラッド層16の中に適宜な深さで例えばZnを拡散せし
めてZn拡散域19を形成し、その窓18aの上に例え
ばTi/Pt/Auのような材料を蒸着することにより
電流注入用(または電圧印加用)の上部電極20a,2
0bがそれぞれ装荷されている。
平面図で示したように、1本の入力側光ポートA’がY
分岐をして2本の出力側分岐光ポートB’,C’を形成
し、各出力側分岐光ポートB’,C’のそれぞれに上部
電極20a,20bが装荷された構造になっている。ま
た、その断面構造は、図8のIX−IX線に沿う断面図であ
る図9に示したように、下面にAuGeNi/Auのよ
うな材料で下部電極12が形成され、例えばn+ InP
のような半導体材料から成る基板11の上に、n+ In
Pのような半導体材料から成るバッファ層13、n+ I
nPのような半導体材料から成る下部クラッド層14、
n- InGaAsPのような半導体材料から成るコア層
15が順次形成され、更にこのコア層15の上にn- I
nPのような半導体材料から成るリッジ状の上部クラッ
ド層16、n- InGaAsのような半導体材料から成
るキャップ層17が形成され、その上面全体が絶縁薄膜
18で被覆され、その一部を適宜な広さで除去して窓1
8aを形成したのち、ここからキャップ層17,上部ク
ラッド層16の中に適宜な深さで例えばZnを拡散せし
めてZn拡散域19を形成し、その窓18aの上に例え
ばTi/Pt/Auのような材料を蒸着することにより
電流注入用(または電圧印加用)の上部電極20a,2
0bがそれぞれ装荷されている。
【0043】図8に示した光スイッチ素子においては、
上部電極20a,20bのいずれにも電気信号を与える
ことなく、入力側光ポートA’から光を入射すると、出
力側分岐光ポートB’,C’からはそれぞれ等しい出力
の光が出射する。そして、上部電極20bを無駆動に
し、上部電極20aからのみ例えば所定値の電流を注入
すると、その直下に位置する出力側分岐光ポートB’の
部分の屈折率全体が低下してそこを伝搬する光モードは
カットオフされるので、入力側光ポートA’から入射し
た光は、全て、出力側分岐光ポートC’のみを伝搬して
そこから出射する。また、上部電極20aを無駆動に
し、上部電極20bのみから所定値の電流を注入する
と、今度は、出力側分岐光ポートC’がモードカットオ
フ状態になり、光は出力側分岐光ポートB’にのみ伝搬
してそこから出射する。すなわち、上部電極20a,2
0bへの電流注入を交互に行えば、入力側光ポートA’
に入射した光は、出力側分岐光ポートB’,出力側分岐
光ポートC’へと交互に光路切り替えして出射するの
で、ここにスイッチング動作が発現する。
上部電極20a,20bのいずれにも電気信号を与える
ことなく、入力側光ポートA’から光を入射すると、出
力側分岐光ポートB’,C’からはそれぞれ等しい出力
の光が出射する。そして、上部電極20bを無駆動に
し、上部電極20aからのみ例えば所定値の電流を注入
すると、その直下に位置する出力側分岐光ポートB’の
部分の屈折率全体が低下してそこを伝搬する光モードは
カットオフされるので、入力側光ポートA’から入射し
た光は、全て、出力側分岐光ポートC’のみを伝搬して
そこから出射する。また、上部電極20aを無駆動に
し、上部電極20bのみから所定値の電流を注入する
と、今度は、出力側分岐光ポートC’がモードカットオ
フ状態になり、光は出力側分岐光ポートB’にのみ伝搬
してそこから出射する。すなわち、上部電極20a,2
0bへの電流注入を交互に行えば、入力側光ポートA’
に入射した光は、出力側分岐光ポートB’,出力側分岐
光ポートC’へと交互に光路切り替えして出射するの
で、ここにスイッチング動作が発現する。
【0044】この4ポート光スイッチにおいて、光スイ
ッチ素子SW1 をオフにし、光スイッチ素子SW4 の出
力側分岐光ポートWG4cに装荷されている上部電極を駆
動し、また光スイッチ素子SW5 の出力側分岐光ポート
WG5dに装荷されている上部電極のみを駆動すると、光
ポートP1 −光増幅器素子AM1 −入力側光ポートWG
4a−出力側分岐光ポートWG4d−入力側光ポートWG1a
−光スイッチ素子SW 1 −出力側分岐光ポートWG1d
−光増幅器素子AM4 −光ポートP4 の光経路、また
は、光ポートP2 −光増幅器素子AM2 −入力側光ポー
トWG5b−光スイッチ素子SW5 −出力側分岐光ポート
WG5c−入力側光ポートWG1b−光スイッチ素子SW1
−出力側分岐光ポートWG1c−光増幅器素子AM3 −光
ポートP3の光経路から成る一方または両方クロス状態
が得られる。
ッチ素子SW1 をオフにし、光スイッチ素子SW4 の出
力側分岐光ポートWG4cに装荷されている上部電極を駆
動し、また光スイッチ素子SW5 の出力側分岐光ポート
WG5dに装荷されている上部電極のみを駆動すると、光
ポートP1 −光増幅器素子AM1 −入力側光ポートWG
4a−出力側分岐光ポートWG4d−入力側光ポートWG1a
−光スイッチ素子SW 1 −出力側分岐光ポートWG1d
−光増幅器素子AM4 −光ポートP4 の光経路、また
は、光ポートP2 −光増幅器素子AM2 −入力側光ポー
トWG5b−光スイッチ素子SW5 −出力側分岐光ポート
WG5c−入力側光ポートWG1b−光スイッチ素子SW1
−出力側分岐光ポートWG1c−光増幅器素子AM3 −光
ポートP3の光経路から成る一方または両方クロス状態
が得られる。
【0045】この動作に連動して、光増幅器素子AM1
とAM3 、または、光増幅器素子AM2 とAM4 を動作
させることにより、上記の経路では挿入損失を補償する
ことができる。そして、一方の光経路が動作していると
きには、他方の光経路には動作していない光増幅器素子
が必ず介装されているので、不要な光成分はここで吸収
され、クロストーク特性が著しく向上する。
とAM3 、または、光増幅器素子AM2 とAM4 を動作
させることにより、上記の経路では挿入損失を補償する
ことができる。そして、一方の光経路が動作していると
きには、他方の光経路には動作していない光増幅器素子
が必ず介装されているので、不要な光成分はここで吸収
され、クロストーク特性が著しく向上する。
【0046】つぎに、光スイッチ素子SW1 をオフ、光
スイッチ素子SW4 の出力側分岐光ポートWG4dに装荷
されている上部電極のみを駆動し、また光スイッチ素子
SW 5 の出力側分岐光ポートWG5cに装荷されている上
部電極を駆動すると、光ポートP1 −光増幅器素子AM
1 −入力側光ポートWG4a−光スイッチ素子SW4 −出
力側分岐光ポートWG4c−光路変更素子RM1 −光ポー
トWGR1−光路変更素子RM2 −出力側分岐光ポートW
G5d −光スイッチ素子SW5 −入力側光ポートWG5b
−光増幅器素子AM2 −光ポートP2 の光経路から成る
ループバック状態が得られる。
スイッチ素子SW4 の出力側分岐光ポートWG4dに装荷
されている上部電極のみを駆動し、また光スイッチ素子
SW 5 の出力側分岐光ポートWG5cに装荷されている上
部電極を駆動すると、光ポートP1 −光増幅器素子AM
1 −入力側光ポートWG4a−光スイッチ素子SW4 −出
力側分岐光ポートWG4c−光路変更素子RM1 −光ポー
トWGR1−光路変更素子RM2 −出力側分岐光ポートW
G5d −光スイッチ素子SW5 −入力側光ポートWG5b
−光増幅器素子AM2 −光ポートP2 の光経路から成る
ループバック状態が得られる。
【0047】この動作に連動して、光増幅器素子A
M1 ,AM2 を動作させることにより、上記の光経路で
は挿入損失を補償することができる。そして、この光経
路が動作しているときには、他方の光経路には動作して
いない光増幅器素子AM3 ,AM 4 が必ず介装されてい
るので、不要な光成分はここで吸収され、クロストーク
特性が著しく向上する。
M1 ,AM2 を動作させることにより、上記の光経路で
は挿入損失を補償することができる。そして、この光経
路が動作しているときには、他方の光経路には動作して
いない光増幅器素子AM3 ,AM 4 が必ず介装されてい
るので、不要な光成分はここで吸収され、クロストーク
特性が著しく向上する。
【0048】また、光スイッチ素子SW1 をオンにし、
光スイッチ素子SW4 の出力側分岐光ポートWG4cに装
荷されている上部電極のみを駆動し、かつ、光スイッチ
素子SW5 の出力側分岐光ポートWG5dに装荷されてい
る上部電極のみを駆動すると、光ポートP1 −光増幅器
素子AM1 −入力側光ポートWG4a−光スイッチ素子S
W4 −出力側分岐光ポートWG4d−入力側光ポートWG
1a−光スイッチ素子SW1 −出力側分岐光ポートWG1c
−光増幅器素子AM3 −光ポートP3 の光経路、また
は、光ポートP2 −光増幅器素子AM2 −入力側光ポー
トWG5b−光スイッチ素子SW5 −出力側分岐光ポート
WG5c−入力側光ポートWG1b−光スイッチ素子SW1
−出力側分岐光ポートWG1d−光増幅器素子AM4 −光
ポートP4の光経路から成る一方または両方スルー状態
が得られる。
光スイッチ素子SW4 の出力側分岐光ポートWG4cに装
荷されている上部電極のみを駆動し、かつ、光スイッチ
素子SW5 の出力側分岐光ポートWG5dに装荷されてい
る上部電極のみを駆動すると、光ポートP1 −光増幅器
素子AM1 −入力側光ポートWG4a−光スイッチ素子S
W4 −出力側分岐光ポートWG4d−入力側光ポートWG
1a−光スイッチ素子SW1 −出力側分岐光ポートWG1c
−光増幅器素子AM3 −光ポートP3 の光経路、また
は、光ポートP2 −光増幅器素子AM2 −入力側光ポー
トWG5b−光スイッチ素子SW5 −出力側分岐光ポート
WG5c−入力側光ポートWG1b−光スイッチ素子SW1
−出力側分岐光ポートWG1d−光増幅器素子AM4 −光
ポートP4の光経路から成る一方または両方スルー状態
が得られる。
【0049】この動作に連動して、光増幅器素子AM1
とAM3 、または、光増幅器素子AM2 とAM4 を動作
させることにより、上記の光経路では挿入損失を補償す
ることができる。そして、一方の光経路が動作している
ときには、他方の光経路には動作していない光増幅器素
子AM2 ,AM4 が必ず介装されているので、不要な光
成分はここで吸収され、クロストーク特性が著しく向上
する。
とAM3 、または、光増幅器素子AM2 とAM4 を動作
させることにより、上記の光経路では挿入損失を補償す
ることができる。そして、一方の光経路が動作している
ときには、他方の光経路には動作していない光増幅器素
子AM2 ,AM4 が必ず介装されているので、不要な光
成分はここで吸収され、クロストーク特性が著しく向上
する。
【0050】このように、この4ポート光スイッチの場
合も、クロス状態,スルー状態,ループバック状態のい
ずれの状態も実現することができる。そして、いずれの
場合においても、それぞれの光経路の光増幅器素子を動
作させることにより挿入損失を補償することができ、そ
のときに、他の光経路に介装されている光増幅器素子の
働きによりクロストーク特性の向上が達成される。
合も、クロス状態,スルー状態,ループバック状態のい
ずれの状態も実現することができる。そして、いずれの
場合においても、それぞれの光経路の光増幅器素子を動
作させることにより挿入損失を補償することができ、そ
のときに、他の光経路に介装されている光増幅器素子の
働きによりクロストーク特性の向上が達成される。
【0051】また、上記したいずれの状態において、各
素子の配置関係を適切に選定することにより、各状態の
光経路の長さを一致させることができるので、光増幅器
素子の利得が0dBであった場合でも各状態における光
出力強度を一致させることができ、スイッチング状態の
変更による光出力の差異を解消することができるように
なる。
素子の配置関係を適切に選定することにより、各状態の
光経路の長さを一致させることができるので、光増幅器
素子の利得が0dBであった場合でも各状態における光
出力強度を一致させることができ、スイッチング状態の
変更による光出力の差異を解消することができるように
なる。
【0052】実施例3 図10に別の実施例の4ポート光スイッチを概略平面図
として示す。この4ポート光スイッチは、光スイッチ素
子SW1 を中心にして、図1で示した各素子を左右対象
に配置した構造のものである。この4ポート光スイッチ
において、光スイッチ素子SW1 ,SW2 ,SW'2,S
W3 ,SW'3の全てをオフにすると、光ポートP1 −光
増幅器素子AM1 −入力側光ポートWG2a−光スイッチ
素子SW2 −出力側分岐光ポートWG2d−入力側光ポー
トWG1a−光スイッチ素子SW1 −出力側分岐光ポート
WG1d−入力側光ポートWG'3c −光スイッチ素子S
W'3−出力側分岐光ポートWG'3b −光増幅器素子AM
4 −光ポートP4 の光経路から成る一方クロス状態、ま
たは、光ポートP2 −光増幅器素子AM2 −入力側光ポ
ートWG3b−光スイッチ素子SW3−出力側分岐光ポー
トWG3c−入力側光ポートWG1b−光スイッチ素子SW
1 −出力側分岐光ポートWG1c−入力側光ポートWG'
2d −光スイッチ素子SW'2−出力側分岐光ポートWG'
2a −光増幅器素子AM3 −光ポートP3 の光経路から
成る一方クロス状態が得られる。
として示す。この4ポート光スイッチは、光スイッチ素
子SW1 を中心にして、図1で示した各素子を左右対象
に配置した構造のものである。この4ポート光スイッチ
において、光スイッチ素子SW1 ,SW2 ,SW'2,S
W3 ,SW'3の全てをオフにすると、光ポートP1 −光
増幅器素子AM1 −入力側光ポートWG2a−光スイッチ
素子SW2 −出力側分岐光ポートWG2d−入力側光ポー
トWG1a−光スイッチ素子SW1 −出力側分岐光ポート
WG1d−入力側光ポートWG'3c −光スイッチ素子S
W'3−出力側分岐光ポートWG'3b −光増幅器素子AM
4 −光ポートP4 の光経路から成る一方クロス状態、ま
たは、光ポートP2 −光増幅器素子AM2 −入力側光ポ
ートWG3b−光スイッチ素子SW3−出力側分岐光ポー
トWG3c−入力側光ポートWG1b−光スイッチ素子SW
1 −出力側分岐光ポートWG1c−入力側光ポートWG'
2d −光スイッチ素子SW'2−出力側分岐光ポートWG'
2a −光増幅器素子AM3 −光ポートP3 の光経路から
成る一方クロス状態が得られる。
【0053】つぎに、光スイッチ素子SW1 ,SW'2,
SW'3をオフにし、光スイッチ素子SW2 ,SW3 をオ
ンにすると、光ポートP1 −光増幅器素子AM1 −入力
側光ポートWG2a−光スイッチ素子SW2 −出力側分岐
光ポートWG2c−光路変更素子RM1 −光ポートWGR1
−光路変更素子RM2 −出力側分岐光ポートWG3d−光
スイッチ素子SW3 −入力側光ポートWG3b−光増幅器
素子AM2 −光ポートP2 の光経路から成るループバッ
ク状態が得られ、また、光スイッチ素子SW1,SW
2 ,SW3 をオフにし、光スイッチ素子SW'2,SW'3
をオンにすると、光ポートP3 −光増幅器素子AM3 −
出力側分岐光ポートWG'2a −光スイッチ素子SW'2−
入力側光ポートWG'2c −光路変更素子RM'1−光ポー
トWG' R1−光路変更素子RM'2−入力側光ポートW
G'3d −光スイッチ素子SW'3−出力側分岐光ポートW
G'3b −光増幅器素子AM4 −光ポートP4 の光経路か
ら成る別のループバック状態が得られる。
SW'3をオフにし、光スイッチ素子SW2 ,SW3 をオ
ンにすると、光ポートP1 −光増幅器素子AM1 −入力
側光ポートWG2a−光スイッチ素子SW2 −出力側分岐
光ポートWG2c−光路変更素子RM1 −光ポートWGR1
−光路変更素子RM2 −出力側分岐光ポートWG3d−光
スイッチ素子SW3 −入力側光ポートWG3b−光増幅器
素子AM2 −光ポートP2 の光経路から成るループバッ
ク状態が得られ、また、光スイッチ素子SW1,SW
2 ,SW3 をオフにし、光スイッチ素子SW'2,SW'3
をオンにすると、光ポートP3 −光増幅器素子AM3 −
出力側分岐光ポートWG'2a −光スイッチ素子SW'2−
入力側光ポートWG'2c −光路変更素子RM'1−光ポー
トWG' R1−光路変更素子RM'2−入力側光ポートW
G'3d −光スイッチ素子SW'3−出力側分岐光ポートW
G'3b −光増幅器素子AM4 −光ポートP4 の光経路か
ら成る別のループバック状態が得られる。
【0054】また、光スイッチ素子SW1 をオンにし、
光スイッチ素子SW2 ,SW3 ,SW'2,SW'3の全て
をオフにすると、光ポートP1 −光増幅器素子AM1 −
入力側光ポートWG2a−光スイッチ素子SW2 −出力側
分岐光ポートWG2d−入力側光ポートWG1a−光スイッ
チ素子SW1 −出力側分岐光ポートWG1c−入力側光ポ
ートWG'2d −光スイッチ素子SW'2−出力側分岐光ポ
ートWG'2a −光増幅器素子AM3 −光ポートP3 の光
経路、または、光ポートP2 −光増幅器素子AM2 −入
力側光ポートWG3b−光スイッチ素子SW3 −出力側分
岐光ポートWG 3c−入力側光ポートWG1b−光スイッチ
素子SW1 −出力側分岐光ポートWG1d−入力側光ポー
トWG'3c −光スイッチ素子SW'3−出力側分岐光ポー
トWG'3 b −光増幅器素子AM4 −光ポートP4 の光経
路から成る一方または両方スルー状態が得られる。
光スイッチ素子SW2 ,SW3 ,SW'2,SW'3の全て
をオフにすると、光ポートP1 −光増幅器素子AM1 −
入力側光ポートWG2a−光スイッチ素子SW2 −出力側
分岐光ポートWG2d−入力側光ポートWG1a−光スイッ
チ素子SW1 −出力側分岐光ポートWG1c−入力側光ポ
ートWG'2d −光スイッチ素子SW'2−出力側分岐光ポ
ートWG'2a −光増幅器素子AM3 −光ポートP3 の光
経路、または、光ポートP2 −光増幅器素子AM2 −入
力側光ポートWG3b−光スイッチ素子SW3 −出力側分
岐光ポートWG 3c−入力側光ポートWG1b−光スイッチ
素子SW1 −出力側分岐光ポートWG1d−入力側光ポー
トWG'3c −光スイッチ素子SW'3−出力側分岐光ポー
トWG'3 b −光増幅器素子AM4 −光ポートP4 の光経
路から成る一方または両方スルー状態が得られる。
【0055】このように、この4ポート光スイッチの場
合も、クロス状態,スルー状態,ループバック状態のい
ずれの状態も実現することができる。そして、いずれの
場合においても、それぞれの光経路の光増幅器素子を動
作させることにより挿入損失を補償することができ、そ
のときに、他の光経路に介装されている光増幅器素子の
働きによりクロストーク特性の向上が達成される。
合も、クロス状態,スルー状態,ループバック状態のい
ずれの状態も実現することができる。そして、いずれの
場合においても、それぞれの光経路の光増幅器素子を動
作させることにより挿入損失を補償することができ、そ
のときに、他の光経路に介装されている光増幅器素子の
働きによりクロストーク特性の向上が達成される。
【0056】また、上記したいずれの状態において、各
素子の配置関係を適切に選定することにより、各状態の
光経路の長さを一致させることができるので、光増幅器
素子の利得が0dBであった場合でも各状態における光
出力強度を一致させることができ、スイッチング状態の
変更による光出力の差異を解消することができるように
なる。
素子の配置関係を適切に選定することにより、各状態の
光経路の長さを一致させることができるので、光増幅器
素子の利得が0dBであった場合でも各状態における光
出力強度を一致させることができ、スイッチング状態の
変更による光出力の差異を解消することができるように
なる。
【0057】実施例4 図11は更に別の実施例を示す概略平面図であり、この
4ポート光スイッチは、図10で示した4ポート光スイ
ッチにおいて、光スイッチ素子SW2 の4本の光ポート
のうち光の伝搬に関与しない入力側光ポート(ダミー光
ポートという)GW2bと、光スイッチ素子SW3 の4本
の光ポートのうち光の伝搬に関与しない入力側光ポート
(ダミー光ポートという)GW3aとのそれぞれを延在し
て前記した光路変更素子(反射ミラー部)RM3 で光接
続し、また、光スイッチ素子SW'2の4本の光ポートの
うち光の伝搬に関与しない出力側分岐光ポート(ダミー
光ポートという)GW'2b と、光スイッチ素子SW'3の
4本の光ポートのうち光の伝搬に関与しない出力側分岐
光ポート(ダミー光ポートという)GW'3a をそれぞれ
延在して同じく前記した光路変更素子(反射ミラー部)
RM'3で光接続した構造になっている。
4ポート光スイッチは、図10で示した4ポート光スイ
ッチにおいて、光スイッチ素子SW2 の4本の光ポート
のうち光の伝搬に関与しない入力側光ポート(ダミー光
ポートという)GW2bと、光スイッチ素子SW3 の4本
の光ポートのうち光の伝搬に関与しない入力側光ポート
(ダミー光ポートという)GW3aとのそれぞれを延在し
て前記した光路変更素子(反射ミラー部)RM3 で光接
続し、また、光スイッチ素子SW'2の4本の光ポートの
うち光の伝搬に関与しない出力側分岐光ポート(ダミー
光ポートという)GW'2b と、光スイッチ素子SW'3の
4本の光ポートのうち光の伝搬に関与しない出力側分岐
光ポート(ダミー光ポートという)GW'3a をそれぞれ
延在して同じく前記した光路変更素子(反射ミラー部)
RM'3で光接続した構造になっている。
【0058】この4ポート光スイッチは、実施例3(図
10)の4ポート光スイッチと同じような操作を行うこ
とにより、スルー状態,クロス状態,ループバック状態
の切り替えが可能である。そして、この4ポート光スイ
ッチは、光路変更素子RM3,RM'3を新たに配置した
ことにより、スイッチング動作時の漏話や迷光などを有
効に減衰させたり、または伝搬すべき個所に導くことが
できるという機能が付加されている。
10)の4ポート光スイッチと同じような操作を行うこ
とにより、スルー状態,クロス状態,ループバック状態
の切り替えが可能である。そして、この4ポート光スイ
ッチは、光路変更素子RM3,RM'3を新たに配置した
ことにより、スイッチング動作時の漏話や迷光などを有
効に減衰させたり、または伝搬すべき個所に導くことが
できるという機能が付加されている。
【0059】この効果を以下に説明する。例えば、実施
例3(図10)に示した4ポート光スイッチにおいて、
光スイッチSW1 ,SW'2,SW'3をオフにし、光スイ
ッチ素子SW2 ,SW3 をオンにすると、実施例3で説
明したように、光ポートP1 −光増幅器素子AM1 −光
スイッチ素子SW2 −光路変更素子RM1 −光路変更素
子RM2 −光スイッチ素子SW3 −光増幅器素子AM2
−光ポートP2 を結ぶループバック状態の光経路(以
下、光経路1という)が形成される。
例3(図10)に示した4ポート光スイッチにおいて、
光スイッチSW1 ,SW'2,SW'3をオフにし、光スイ
ッチ素子SW2 ,SW3 をオンにすると、実施例3で説
明したように、光ポートP1 −光増幅器素子AM1 −光
スイッチ素子SW2 −光路変更素子RM1 −光路変更素
子RM2 −光スイッチ素子SW3 −光増幅器素子AM2
−光ポートP2 を結ぶループバック状態の光経路(以
下、光経路1という)が形成される。
【0060】このとき、光スイッチ素子SW2 を通る光
は、その光スイッチ素子SW2 のクロストーク特性に対
応して、光出力の一部が漏洩する。そして、その漏洩光
の一部は、光スイッチ素子SW2 −光スイッチ素子SW
1 −光スイッチ素子SW'2−光増幅器素子AM3 −光ポ
ートP3 を結ぶ光経路(以下、光経路2という)と、光
スイッチ素子SW2 −光スイッチ素子SW1 −光スイッ
チ素子SW'3−光増幅器素子AM4 −光ポートP4 を結
ぶ光経路(以下、光経路3という)を伝搬する。
は、その光スイッチ素子SW2 のクロストーク特性に対
応して、光出力の一部が漏洩する。そして、その漏洩光
の一部は、光スイッチ素子SW2 −光スイッチ素子SW
1 −光スイッチ素子SW'2−光増幅器素子AM3 −光ポ
ートP3 を結ぶ光経路(以下、光経路2という)と、光
スイッチ素子SW2 −光スイッチ素子SW1 −光スイッ
チ素子SW'3−光増幅器素子AM4 −光ポートP4 を結
ぶ光経路(以下、光経路3という)を伝搬する。
【0061】これらの漏洩光は、光ポートP3 ,光ポー
トP4 に到達する前に、作動していない光増幅器素子A
M3 ,AM4 で吸収されることになるで問題はない。し
かし、光経路1を伝搬する光が光スイッチ素子SW3 に
到達すると、その光の一部は、この光スイッチ素子SW
3 のクロストーク特性に対応して、わずかならが一部の
出力パワーがダミー光ポートGW3aに伝搬し、ダミー光
ポートの先端から放射して迷光になる。そして、この迷
光は、光増幅器素子で吸収することができないため、光
スイッチ素子SW3 のクロストーク特性に影響を与える
ことになる。
トP4 に到達する前に、作動していない光増幅器素子A
M3 ,AM4 で吸収されることになるで問題はない。し
かし、光経路1を伝搬する光が光スイッチ素子SW3 に
到達すると、その光の一部は、この光スイッチ素子SW
3 のクロストーク特性に対応して、わずかならが一部の
出力パワーがダミー光ポートGW3aに伝搬し、ダミー光
ポートの先端から放射して迷光になる。そして、この迷
光は、光増幅器素子で吸収することができないため、光
スイッチ素子SW3 のクロストーク特性に影響を与える
ことになる。
【0062】しかし、図11で示した構造にすると、ダ
ミー光ポートGW3aに伝搬した漏洩光は、光路変更素子
RM3 −ダミー光ポートGW2bを経由して再び光スイッ
チ素子SW1 に入射する。入射した光の大部分は光経路
1を伝搬するが、しかしその一部は、この光スイッチ素
子SW1 のクロストーク特性に基づき、光経路2または
光経路3に伝搬して光増幅器素子AM3 またはAM4 で
吸収される。
ミー光ポートGW3aに伝搬した漏洩光は、光路変更素子
RM3 −ダミー光ポートGW2bを経由して再び光スイッ
チ素子SW1 に入射する。入射した光の大部分は光経路
1を伝搬するが、しかしその一部は、この光スイッチ素
子SW1 のクロストーク特性に基づき、光経路2または
光経路3に伝搬して光増幅器素子AM3 またはAM4 で
吸収される。
【0063】したがって、図11で示した迷光用のルー
プ経路を配置することにより、光スイッチ素子SW3 の
一部漏洩光は、このループ経路を反復して伝搬する過程
で有効に減衰される。なお、上記した4種類の4ポート
光スイッチでは、いずれも半導体材料から成るリッジ状
光導波路から成る光スイッチ素子を採用したが、これら
光スイッチ素子に用いる光導波路はこのタイプに限定さ
れるものではなく、例えば、図12で示したように、コ
ア層5を上部クラッド層6の中に埋込み、上部クラッド
層6にZn拡散域9を形成した埋込みタイプのものであ
ってもよい。
プ経路を配置することにより、光スイッチ素子SW3 の
一部漏洩光は、このループ経路を反復して伝搬する過程
で有効に減衰される。なお、上記した4種類の4ポート
光スイッチでは、いずれも半導体材料から成るリッジ状
光導波路から成る光スイッチ素子を採用したが、これら
光スイッチ素子に用いる光導波路はこのタイプに限定さ
れるものではなく、例えば、図12で示したように、コ
ア層5を上部クラッド層6の中に埋込み、上部クラッド
層6にZn拡散域9を形成した埋込みタイプのものであ
ってもよい。
【0064】また、各実施例においては、光ポート
P1 ,P2 ,P3 ,P4 にそれぞれ対応して1個ずつの
光増幅器素子が配置されているが、これら光増幅器素子
の数および配置個所はこれに限定されるものではなく、
任意の個所に任意の個数を配置してもよい。
P1 ,P2 ,P3 ,P4 にそれぞれ対応して1個ずつの
光増幅器素子が配置されているが、これら光増幅器素子
の数および配置個所はこれに限定されるものではなく、
任意の個所に任意の個数を配置してもよい。
【0065】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
4ポート光スイッチは、全て半導体材料を用いて各要素
を集積して製造されているので全体の形状は小型化す
る。そして、スルー状態,クロス状態,ループバック状
態の切り替えが可能であり、その切り替え時における挿
入損失,迷光,クロストーク特性の変化を生ずることが
ない。
4ポート光スイッチは、全て半導体材料を用いて各要素
を集積して製造されているので全体の形状は小型化す
る。そして、スルー状態,クロス状態,ループバック状
態の切り替えが可能であり、その切り替え時における挿
入損失,迷光,クロストーク特性の変化を生ずることが
ない。
【0066】また、半導体光増幅器素子の働きにより挿
入損失は補償されてクロストーク特性が著しく向上す
る。更には、各素子の配置関係を適切に選定することに
より、切り替えに伴う光経路の長さを一致させることが
できるので、切り替えによって起こる光路変更に基づく
損失の異常増大を抑制することができる。
入損失は補償されてクロストーク特性が著しく向上す
る。更には、各素子の配置関係を適切に選定することに
より、切り替えに伴う光経路の長さを一致させることが
できるので、切り替えによって起こる光路変更に基づく
損失の異常増大を抑制することができる。
【図1】本発明の4ポート光スイッチの基本構成例を示
す概略平面図である。
す概略平面図である。
【図2】用いる光スイッチ素子の1例を示す概略平面図
である。
である。
【図3】図2のIII-III 線に沿う断面図である。
【図4】図2のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】用いる光路変更素子の配置状態を示す概略平面
図である。
図である。
【図6】用いる光増幅器素子の断面構造例を示す概略平
面図である。
面図である。
【図7】他の実施例を示す概略平面図である。
【図8】他の光スイッチ素子を示す概略平面図である。
【図9】図8のIX−IX線に沿う断面図である。
【図10】別の実施例を示す概略平面図である。
【図11】更に別の実施例を示す概略平面図である。
【図12】用いる光スイッチ素子の他の例を示す概略平
面図である。
面図である。
【図13】4ポート光スイッチを示す概略図である。
【図14】特願平1−137827号公報に記載されて
いる4ポート光スイッチを示す概略平面図である。
いる4ポート光スイッチを示す概略平面図である。
【図15】特願平1−306157号公報に記載されて
いる4ポート光スイッチを示す概略平面図である。
いる4ポート光スイッチを示す概略平面図である。
【図16】特願平3−52747号公報に記載されてい
る4ポート光スイッチを示す概略平面図である。
る4ポート光スイッチを示す概略平面図である。
1,11 半導体基板 2,12 下部電極 3 バッファ層 4,13 下部クラッド層 5,14 コア層 6,15 上部クラッド層 7,16 キャップ層 8,17 絶縁薄膜 8a,17a 窓 9,18 Zn拡散域 10,20a,20b 上部電極 14 活性層 SW1 ,SW2 ,SW'2,SW3 ,SW'3 1入力・2
出力動作をするX交差型光スイッチ素子 SW4 ,SW5 1入力・2出力動作をするY分岐光ス
イッチ素子 RM1 ,RM'1,RM2 ,RM'2,RM3 ,RM'3 光
路変更素子(反射ミラー) RM1a,RM2a 反射面 AM1 ,AM2 ,AM3 ,AM4 光増幅器素子 WG1a,WG1b 光スイッチ素子SW1 の入力側光ポー
ト WG1c,WG1d 光スイッチ素子SW1 の出力側分岐光
ポート WG2a 光スイッチ素子SW2 の入力側光ポート WG2b 光スイッチ素子SW2 の入力側光ポート(ダミ
ー光ポート) WG2c,WG2d 光スイッチ素子SW2 の出力側分岐光
ポート WG3a 光スイッチ素子SW3 の入力側光ポート WG3b 光スイッチ素子SW3 の入力側光ポート(ダミ
ー光ポート) WG3c,WG3d 光スイッチ素子SW3 の出力側分岐光
ポート WG'2a 光スイッチ素子SW'2の出力側分岐光ポート WG'2b 光スイッチ素子SW'2の出力側分岐光ポート
(ダミー光ポート) WG'2c ,WG'2d 光スイッチ素子SW'2の入力側光
ポート WG'3a 光スイッチ素子SW'3の出力側分岐光ポート
(ダミー光ポート) WG'3b 光スイッチ素子SW'3の出力側分岐光ポート WG'3c ,WG'3d 光スイッチ素子SW'3の入力側光
ポート WG4a 光スイッチ素子SW4 の入力側光ポート WG4c,WG4d 光スイッチ素子SW4 の出力側分岐光
ポート WG5b 光スイッチ素子SW5 の入力側光ポート WG5c,WG5d 光スイッチ素子SW5 の出力側分岐光
ポート GWR1,GW' R1 光ポート
出力動作をするX交差型光スイッチ素子 SW4 ,SW5 1入力・2出力動作をするY分岐光ス
イッチ素子 RM1 ,RM'1,RM2 ,RM'2,RM3 ,RM'3 光
路変更素子(反射ミラー) RM1a,RM2a 反射面 AM1 ,AM2 ,AM3 ,AM4 光増幅器素子 WG1a,WG1b 光スイッチ素子SW1 の入力側光ポー
ト WG1c,WG1d 光スイッチ素子SW1 の出力側分岐光
ポート WG2a 光スイッチ素子SW2 の入力側光ポート WG2b 光スイッチ素子SW2 の入力側光ポート(ダミ
ー光ポート) WG2c,WG2d 光スイッチ素子SW2 の出力側分岐光
ポート WG3a 光スイッチ素子SW3 の入力側光ポート WG3b 光スイッチ素子SW3 の入力側光ポート(ダミ
ー光ポート) WG3c,WG3d 光スイッチ素子SW3 の出力側分岐光
ポート WG'2a 光スイッチ素子SW'2の出力側分岐光ポート WG'2b 光スイッチ素子SW'2の出力側分岐光ポート
(ダミー光ポート) WG'2c ,WG'2d 光スイッチ素子SW'2の入力側光
ポート WG'3a 光スイッチ素子SW'3の出力側分岐光ポート
(ダミー光ポート) WG'3b 光スイッチ素子SW'3の出力側分岐光ポート WG'3c ,WG'3d 光スイッチ素子SW'3の入力側光
ポート WG4a 光スイッチ素子SW4 の入力側光ポート WG4c,WG4d 光スイッチ素子SW4 の出力側分岐光
ポート WG5b 光スイッチ素子SW5 の入力側光ポート WG5c,WG5d 光スイッチ素子SW5 の出力側分岐光
ポート GWR1,GW' R1 光ポート
Claims (1)
- 【請求項1】 2本の入力ポートと2本の出力ポートを
有し、1入力・2出力動作をする半導体光スイッチ素子
を集積して成る4ポート光スイッチにおいて、2本の入
力側光ポートと2本の出力側光ポートを有するX交差型
光スイッチ素子が少なくとも1個含まれている少なくと
も3個の光スイッチ素子を配置し、前記X交差型光スイ
ッチ素子の入力側光ポートの一方または/および出力側
光ポートの一方には他の前記光スイッチ素子の出力側分
岐光ポートの一方がそれぞれ光接続され、かつ、前記光
スイッチ素子の出力側分岐光ポートの他方は光路変更素
子を介して互いに光接続され、前記光スイッチ素子の入
力側光ポートおよび前記X交差型光スイッチ素子の出力
側光ポートはそれぞれ半導体光増幅器素子を介して前記
入力ポートおよび前記出力ポートに光接続されているこ
とを特徴とする4ポート光スイッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24608092A JPH0695175A (ja) | 1992-09-16 | 1992-09-16 | 4ポート光スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24608092A JPH0695175A (ja) | 1992-09-16 | 1992-09-16 | 4ポート光スイッチ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0695175A true JPH0695175A (ja) | 1994-04-08 |
Family
ID=17143186
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24608092A Pending JPH0695175A (ja) | 1992-09-16 | 1992-09-16 | 4ポート光スイッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0695175A (ja) |
-
1992
- 1992-09-16 JP JP24608092A patent/JPH0695175A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2656598B2 (ja) | 半導体光スイッチ及び半導体光スイッチアレイ | |
| JP2746216B2 (ja) | 光スイッチ | |
| KR100350414B1 (ko) | 가변 광 감쇄기가 결합된 디지털 열광학 광 스위치 | |
| US6701034B2 (en) | Digital optical switch | |
| JPH0695175A (ja) | 4ポート光スイッチ | |
| JPH0634839A (ja) | 相互接続可能な多端子スターカプラ | |
| JP2807355B2 (ja) | 半導体光スイッチ素子 | |
| JPH04346301A (ja) | 光合分岐器 | |
| JP2807354B2 (ja) | 半導体光スイッチ素子 | |
| US7362929B2 (en) | Optical switch | |
| JPH04308820A (ja) | 光スイッチ | |
| JPH11202373A (ja) | 光スイッチ | |
| JPH03287206A (ja) | 交差型光導波路 | |
| JP2749926B2 (ja) | 光マトリクススイッチ | |
| JPH07230013A (ja) | 交差導波路構造及びこれを用いた光スイッチ | |
| JPS62212633A (ja) | 光ゲ−トマトリクススイツチ | |
| JP2994078B2 (ja) | 方向性結合器型光機能素子とその駆動方法 | |
| JPH04301607A (ja) | 光スイッチ | |
| JP2851159B2 (ja) | 4ポート光スイッチ | |
| JP2539381B2 (ja) | 光スイツチ | |
| JPH04288530A (ja) | 半導体4ポート光スイッチ | |
| JPH04190332A (ja) | 導波路型光スイッチ | |
| JPH02193125A (ja) | 光ゲートマトリクススイッチ | |
| JP2756154B2 (ja) | 光スイッチ | |
| JPH0355524A (ja) | セレクタ型光スイッチ |