JPH069602B2 - 処方箋調剤の手作業案内システム - Google Patents

処方箋調剤の手作業案内システム

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JPH069602B2
JPH069602B2 JP2063738A JP6373890A JPH069602B2 JP H069602 B2 JPH069602 B2 JP H069602B2 JP 2063738 A JP2063738 A JP 2063738A JP 6373890 A JP6373890 A JP 6373890A JP H069602 B2 JPH069602 B2 JP H069602B2
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dispensing
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tablets
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司郎 大村
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Tokyo Shokai Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は処方箋調剤の手作業案内システムに関するも
のである。
[従来の技術] 一般に、病院薬局では、各診療科の医師から発行された
多数の処方箋を受け付け、それらの内容にしたがって、
必要な調剤作業その他各種の作業を行っている。
また、近年では、医療の高度化、専門細分化や、薬剤の
多様化にともなって、病院薬局で処理しなければならな
い調剤作業の絶対量はますます増える傾向にある一方、
患者の待ち時間を短縮することが望まれているため、必
要な調剤作業を能率よく行う手段として、錠剤を1回服
用分ずつ分包するようになった錠剤分包機や、散薬を1
回服用分ずつ分包するようになった散薬分包機、その他
種々の調剤装置が開発され、実用化されている。
ところで、これらの調剤装置を作動させるには、処方箋
の内容をそのまま調剤装置に適用してもだめで、各調剤
装置が取り扱える薬剤の種類に応じて、また、同じ調剤
装置を使用する場合でも、薬剤の特性や種々の条件に応
じて、それぞれ異なった作動情報を適用しなければなら
ない。
すなわち、処方箋に、たとえば、錠剤Aを1日量8錠、
分4で、錠剤Bを1日量3錠、分3で、錠剤Cを1日量
2錠、昼1回に、散薬Dを1日量mmg、分3で、およ
び、散薬Eを1日量nmg、分3で、それぞれ患者に服用
させるように処方されていた場合を、一例として考えて
みる。
ただし、錠剤A,Bは、互いに1包中に分包可能なもの
であり、また、錠剤Cは、錠剤A,Bと別包に分包しな
ければならないものであり、さらに、散薬D,Eは、互
いに1包中に分包可能であるが、分包に先立って分割マ
スに投入する際、両者を混合して振動フィーダにかける
と、互いに分離してしまって均等に分割されないもので
あるという条件を有するものとする。
この場合、錠剤A,B,Cについては、適宜の錠剤分包
機によって分包作業を実行することができるが、それに
は、1日4回分のうち1,2,3回目はそれぞれ錠剤A
2錠と錠剤B1錠とをまとめて1包中に分包し、4回目
は錠剤A2錠のみを分包したうえ、これらの各包に、1
回目から順に「朝」、「昼」、「夕」、「寝」等の文字
を印字する一方、これとは別に、錠剤Cを1包2錠ずつ
分包して、その各包に「昼」等の文字を印字すべきとす
る作動情報を、錠剤分包機に指示しなければならない。
また、散薬D,Eについては、適宜の散薬分包機によっ
て分包作業を実行することができるが、それには、ま
ず、散薬Dを1日量mmg×日数分と、散薬Eを1日量n
mg×日数分用意し、これを分包に先立って分割マスに投
入する際、両者を別々に振動フィーダにかけて1回分ご
とに分割したうえ、両者を1回分ずつまとめて1包中に
分包し、これらの各包に、「朝」、「昼」、「夕」等の
文字を順番に印字すべきとする作動情報を、散薬分包機
に指示しなければならない。
そのため、従来は、病院薬局の作業者が、医師から受け
付けた処方箋を見て、その中からたとえば錠剤分包機で
実行可能な処方、または、散薬分包機で実行可能な処方
を選び出し、それらの処方内容に、錠剤分包機で実行す
るにあたって必要な加工を施して錠剤分包機用の作動情
報を作り、または、散薬分包機で実行するにあたって必
要な加工を施して散薬分包機用の作動情報を作ったう
え、これらの作動情報を、錠剤分包機または散薬分包機
に適用して、必要な分包作業を実行させるようにしてい
た。
すなわち、従来は、処方単位(RP単位)で書かれた処
方箋の内容から、錠剤分包機または散薬分包機等の調剤
装置を作動させるのに必要な調剤単位のデータを得るた
め、作業者が、処方データ(処方単位のデータ)に必要
な加工を施して調剤データ(調剤単位のデータ)を作
り、この調剤データを調剤装置に指示して、必要な調剤
作業を実行させるようにしていた。
また、一方、調剤装置による調剤作業が、一部分自動化
されていない場合、その部分は作業者が手作業で処理し
ていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、調剤装置によって調剤される薬剤は、処
方箋に示された処方単位にしたがって調剤されるのでは
なく、調剤装置の種類や薬剤の特性、さらには調剤デー
タを作る作業者個々のやりかた等の種々の条件によって
幾通りも考えられる調剤単位の中から、適宜選択された
任意の調剤単位にしたがって調剤されるものであるか
ら、作業者が手作業で処理しなければならない作業も、
調剤装置の種類や薬剤の特性等によって変動するもので
あり、そのため、作業者は、まず、その薬剤がいかなる
調剤単位によって調剤されるのかを解明したうえ、必要
な手作業を行わなければならず、したがって、手作業を
行うのに時間がかかり、患者を待たせることにつながり
やすい等の問題点があった。
この発明は上記従来のもののもつ問題点を解決して、薬
剤が、処方箋に示された処方単位から考えられるいかな
る調剤単位にしたがって調剤される場合であっても、そ
の調剤に必要な手作業があれば、その内容を、調剤装置
による薬剤の調剤作業の実行を待たずに、前もって作業
者に知らせて、手作業を前もって行えるようにし、それ
により、患者の待ち時間をできるだけ短くすることので
きる処方箋調剤の手作業案内システムを提供することを
目的とするものである。
[課題を解決するための手段] この発明は上記目的を達成するため、調剤装置と、処方
箋に基づいて調剤データを生成してそれを前記調剤装置
に指示する作動手段と、前記調剤データに手作業の必要
性が含まれているとき、前記調剤装置による当該調剤デ
ータの実行順序の到来を待たずに、その手作業の内容を
あらわす案内手段とを具えたものである。
[作用] この発明は上記手段を採用したことにより、調剤に必要
な手作業があった場合、その内容を、調剤装置による薬
剤の調剤作業の実行順序の到来を待たずに、前もって作
業者に知らせることができ、そのため、必要な手作業を
前もって行えることとなる。
[実施例] 以下、図面に示すこの発明の実施例について説明する。
第1図はこの発明の一実施例を示し、1,1,…は医師
が発行する処方箋、2は各処方箋1の内容から処方デー
タを生成する入力手段、3は調剤装置、4は調剤装置3
で実行可能な処方データを調剤装置3の調剤データの変
換して指示する作動手段、5は調剤装置3の調剤データ
に手作業の必要性が含まれているとき、調剤装置3によ
る当該調剤データの実行順序の到来を待たずに、その手
作業の内容をあらわす案内手段である。
入力手段2は、作業者が、各処方箋1を見ながらその内
容を入力するのに適したキーボードその他の入力装置6
と、CRTまたはLCDその他の表示装置7と、CPU
その他の制御装置8と、ROMおよびRAMその他の記
憶装置9とを具えている。
そして、入力手段2は、多数の処方箋1,1,…につい
て、処方単位(RP単位)で書かれたそれらの内容が入
力装置6によってそのまま入力されると、これに基づい
て、制御装置8が、それらの内容を実質的に変更しない
処方データ(処方単位のデータ)を生成して、それらの
処方データを記憶装置9に蓄える一方、記憶装置9に蓄
えられた処方データは、適宜の通信手段を介して、作動
手段4、生成手段5その他必要な機器類の利用に供され
るようになっている。
調剤装置3は、錠剤を1回服用分ずつ分包するようにな
った錠剤分包機、または、散薬を1回服用分ずつ分包す
るようになった散薬分包機、その他適宜の調剤用機械装
置類である。
作動手段4は、調剤装置3と組み合わせて設けられるも
のであって、必要に応じて作業者が操作可能な修正キー
等の所要のキーを有するキーボードその他の入力装置1
0と、CRTまたはLCDその他の表示装置11と、C
PUその他の制御装置12と、ROMおよびRAMその
他の記憶装置13とを具えている。
そして、作動手段4は、入力手段2の記憶装置9に蓄え
られている処方データの中に、組み合わせられた調剤装
置3で実行可能な処方データがあるとき、その実行可能
な処方データを記憶装置9から呼び出して取り込み、制
御装置12が、その処方データを、調剤装置3に固有
の、そして取り扱う薬剤の条件に応じて、あらかじめ決
められた調剤データに変換したうえ、記憶装置13に蓄
える一方、この調剤データの実行順序が到来したら、そ
れを作動情報として調剤装置3に指示して、調剤装置3
をその調剤データにしたがって作動させるようになって
いる。
すなわち、処方箋1の内容に基づいて入力手段2で生成
され、記憶装置9に蓄えられた処方データが、たとえ
ば、「錠剤Aを1日量8錠、分4で、錠剤Bを1日量3
錠、分3で、錠剤Cを1日量2錠、昼1回に、散薬Dを
1日量mmg、分3で、およい、散薬Eを1日量nmg、分
3で、それぞれ患者に服用させる。」ことを表していた
場合、調剤装置3(たとえば錠剤分包機3a)と組み合
わせられた作動手段4(4a)は、その処方データの中
から錠剤A,B,Cについての処方データを取り込み、
一方、調剤装置3(たとえば散薬分包機3b)と組み合
わせられた作動手段4(4b)は、その処方データの中
から散薬D,Eについての処方データを取り込む。
そして、作動手段4aは、錠剤A,B,Cについての処
方データを、記憶装置13にあらかじめ登録されている
薬剤条件(たとえば、「錠剤A,Bは、互いに1包中に
分包可能なものである。」という条件、および、「錠剤
Cは、錠剤A,Bとは別包に分包しなければならないも
のである。」という条件、その他)と照合し、これらの
条件を満たすように、「1日4回分のうち1,2,3回
目はそれぞれ錠剤A2錠と錠剤B1錠とをまとめて1包
中に分包し、4回目は錠剤A2錠のみを分包したうえ、
これらの各包に、1回目から順に「朝」、「昼」、
「夕」、「寝」等の文字を印字する一方、これとは別
に、錠剤Cを1包2錠ずつ分包して、その各包に「昼」
等の文字を印字する。」という内容の調剤データに変換
して、記憶装置13に蓄えるようになっている。
また、作動手段4bは、散薬D,Eについての処方デー
タを、記憶装置13にあらかじめ登録されている薬剤条
件(たとえば、「散薬D,Eは、互いに1包中に分包可
能であるが、分包に先立って分割マスに投入する際、両
者を混合して振動フィーダにかけると、互いに分離して
しまって均等に分割されないものである。」という条
件、その他)と照合し、この条件を満たすように、「散
薬Dを1日量mmg×日数分と、散薬Eを1日量nmg×日
数分用意し、これを分包に先立って分割マスに投入する
際、両者を別々に振動フィーダにかけて1回分ごとに分
割したうえ、両者を1回分ずつまとめて1包中に分包
し、これらの各包に、「朝」、「昼」、「夕」等の文字
を順番に印字する。」という内容の調剤データに変換し
て、記憶装置13に蓄えるようになっている。
そして、作動手段4aの記憶装置13に蓄えられた調剤
データ、および、作動手段4bの記憶装置13に蓄えら
れた調剤データは、適宜の通信手段を介して、それぞ
れ、案内手段5その他必要な機器類の利用に供されるよ
うになっている。
案内手段5は、調剤装置3と組み合わせて設けられるも
のであって、必要に応じて作業者が操作可能な修正キー
等の所要のキーを有するキーボードその他の入力装置1
4と、CRTまたはLCDその他の表示装置15と、C
PUその他の制御装置16と、ROMおよびRAMその
他の記憶装置17とを具えている。
そして、案内手段5は、組み合わせられた調剤装置3
(錠剤分包機3a、散薬分包機3b)に対応した作動手
段4(4a,4b)の記憶装置13に蓄えられている調
剤データの中から、手作業が必要な調剤データを呼び出
して取り込み、制御装置16が、調剤装置3(錠剤分包
機3a、散薬分包機3b)によるその調剤データの実行
順序の到来を待たずに、その調剤データの実行に必要な
手作業を、作業者にわかりやすいようあらかじめ決めら
れた内容(調剤単位)に変換したうえ、表示装置15に
表示するようになっている。
すなわち、作動手段4aの記憶装置13に蓄えられてい
る調剤データの中に、「1日4回分のうち1,2,3回
目はそれぞれ錠剤A2錠と錠剤B1錠とをまとめて1包
中に分包し、4回目は錠剤A2錠のみを分包したうえ、
これらの各包に、1回目から順に「朝」、「昼」、
「夕」、「寝」等の文字を印字する一方、これとは別
に、錠剤Cを1包2錠ずつ分包して、その各包に「昼」
等の文字を印字する。」という内容の調剤データがあ
り、このうち、たとえば、錠剤A,Bは錠剤フィーダに
収容されているが、錠剤Cは、軟らかすぎて錠剤フィー
ダの収容に適さないため、錠剤フィーダに収容されてい
ないような場合、案内手段5aは、「薬剤を1回分ずつ
収容する多数の区画室を具えた手撒き装置に、錠剤Cを
2錠ずつ、日数分だけ手撒きする。」という必要な手作
業の内容を、表示装置15に表示するようになってい
る。
また、作動手段4bの記憶装置13に蓄えられている調
剤データの中に、「散薬Dを1日量mmg×日数分と、散
薬Eを1日量nmg×日数分用意し、これを分包に先立っ
て分割マスに投入する際、両者を別々に振動フィーダに
かけて1回分ごとに分割したうえ、両者を1回分ずつま
とめて1包中に分包し、これらの各包に、「朝」、
「昼」、「夕」、「寝」等の文字を印字する。」という
内容の調剤データがあり、このうち、たとえば、分割マ
スへの投入が自動化されていないような場合、案内手段
5bは、「散薬Dを1日量mmg×日数分と、散薬Eを1
日量nmg×日数分用意し、両者を別々に振動フィーダに
かけて、日数分の3倍に分割された分割マスに投入す
る。」という必要な手作業の内容を、表示装置15に表
示するようになっている。
また、案内手段5a,5bは、作動手段4a,4bから
の調剤データの実行に必要な手作業の内容を表示するだ
けでなく、入力手段2の記憶装置9に蓄えられているあ
る患者の処方データの中に、調剤装置3(錠剤分包機3
a、散薬分包機3b)で実行可能な処方データととも
に、実行不適当な処方データがあるとき、その実行不適
当な処方データを記憶装置9から呼び出して取り込み、
制御装置16が、その実行不適当な処方データを、作業
者にわかりやすいようあらかじめ決められた内容(調剤
単位)に変換したうえ、その患者の実行可能な処方デー
タの基づく調剤作業の実行に必要な手作業の内容ととも
に、表示装置15に表示するようになっている。
つぎに上記のものの作用について説明する。
まず、処方箋1に、錠剤Aを1日量8錠、分4で、錠剤
Bを1日量3錠、分3で、錠剤Cを1日量2錠、昼1回
に、散薬Dを1日量mmg、分3で、および、散薬Eを1
日量nmg、分3で、それぞれ患者に服用させるように処
方されていた場合、処方単位(RP単位)で書かれたそ
の内容が、入力装置6によってそのまま入力手段2に入
力されると、これに基づいて、制御装置8が、その内容
を実質的に変更しない処方データ(処方単位のデータ)
を生成して、その処方データを記憶装置9に蓄える。
すると、錠剤分包機3aと組み合わせられた作動手段4
aは、その処方データの中から錠剤A,B,Cについて
の処方データを取り込み、この処方データを、記憶装置
13にあらかじめ登録されている薬剤条件(たとえば、
「錠剤A,Bは、互いに1包中に分包可能なものであ
る。」という条件、および、「錠剤Cは、錠剤A,Bと
は別包に分包しなければならないものである。」という
条件、その他)と照合し、これらの条件を満たすよう
に、「1日4回分のうち1,2,3回目はそれぞれ錠剤
A2錠と錠剤B1錠とをまとめて1包中に分包し、4回
目は錠剤A2錠のみを分包したうえ、これらの各包に、
1回目から順に「朝」、「昼」、「夕」、「寝」等の文
字を印字する一方、これとは別に、錠剤Cを1包2錠ず
つ分包して、その各包に「昼」等の文字を印字する。」
という内容の調剤データに変換して、記憶装置13に蓄
える。
また、錠剤分包機3aと組み合わせられた案内手段5a
は、作動手段4aの記憶装置13に蓄えられている。
「1日4回分のうち1,2,3回目はそれぞれ錠剤A2
錠と錠剤B1錠とをまとめて1包中に分包し、4回目は
錠剤A2錠のみを分包したうえ、これらの各包に、1回
目から順に「朝」、「昼」、「夕」、「寝」等の文字を
印字する一方、これとは別に、錠剤Cを1包2錠ずつ分
包して、その各包に「昼」等の文字を印字する。」とい
う内容の調剤データのうち、たとえば、錠剤A,Bは錠
剤フィーダに収容されているが、錠剤Cは、軟らかすぎ
て錠剤フィーダの収容に適さないため、錠剤フィーダに
収容されていないような場合、「薬剤を1回分ずつ収容
する多数の区画室を具えた手撒き装置に、錠剤Cを2錠
ずつ、日数分だけ手撒きする。」という必要な手作業の
内容を、表示装置15に表示する。
そのため、作業者は、案内手段5aの表示装置15に表
示された内容を見ることにより、「薬剤を1回分ずつ収
容する多数の区画室を具えた手撒き装置に、錠剤Cを2
錠ずつ、日数分だけ手撒きする。」という必要な手作業
を、それを含む錠剤分包機3aによる調剤データの実行
順序の到来を待たずに、前もって行えることとなる。
その結果、その調剤データの実行順序が到来して、それ
により、作動手段4aが、その調剤データを作動情報と
して錠剤分包機3aに指示したとき、錠剤分包機3a
は、ただちに、1日4回分のうち1,2,3回目はそれ
ぞれ錠剤A2錠と錠剤B1錠とをまとめて1包中に分包
し、4回目は錠剤A2錠のみを分包したうえ、これらの
各包に、1回目から順に「朝」、「昼」、「夕」、
「寝」等の文字を印字する一方、これとは別に、手撒き
装置に前もって手撒きされている錠剤Cを、1包2錠ず
つ分包して、その各包に「昼」等の文字を印字すること
となる。
一方、散薬分包機3bと組み合わせられた作動手段4b
は、記憶装置9に蓄えられた処方データの中から散薬
D,Eについての処方データを取り込み、この処方デー
タを、記憶装置13にあらかじめ登録されている薬剤条
件(たとえば、「散薬D,Eは、互いに1包中に分包可
能であるが、分包に先立って分割マスに投入する際、両
者を混合して振動フィーダにかけると、互いに分離して
しまって均等に分割されないものである。」という条
件、その他)と照合し、この条件を満たすように、「散
薬Dを1日量mmg×日数分と、散薬Eを1日量nmg×日
数分用意し、これを分包に先立って分割マスに投入する
際、両者を別々に振動フィーダにかけて1回分ごとに分
割したうえ、両者を1回分ずつまとめて1包中に分包
し、これらの各包に、「朝」、「昼」、「夕」等の文字
を順番に印字する。という内容の調剤データに変換し
て、記憶装置13に蓄える。
また、散薬分包機3bと組み合わせられた案内手段5b
は、作動手段4bの記憶装置13に蓄えられている、
「散薬Dを1日量mmg×日数分と、散薬Eを1日量nmg
×日数分用意し、これを分包に先立って分割マスに投入
する際、両者を別々に振動フィーダにかけて1回分ごと
に分割したうえ、両者を1回分ずつまとめて1包中に分
包し、これらの各包に、「朝」、「昼」、「夕」等の文
字を順番に印字する。」という内容の調剤データのう
ち、たとえば、分割マスへの投入が自動化されていない
ような場合、「散薬Dを1日量mmg×日数分と、散薬E
を1日量nmg×日数分用意し、両者を別々に振動フィー
ダにかけて、日数分の3倍に分割された分割マスに投入
する。」という必要な手作業の内容を、表示装置15に
表示する。
そのため、作業者は、案内手段5bの表示装置15に表
示された内容を見ることにより、「散薬Dを1日量mmg
×日数分と、散薬Eを1日量nmg×日数分用意し、両者
を別々に振動フィーダにかけて、日数分の3倍に分割さ
れた分割マスに投入する。」という必要な手作業を、そ
れを含む散薬分包機3bによる調剤データの実行順序の
到来を待たずに、前もって行えることとなる。
その結果、その調剤データの実行順序が到来して、それ
により、作動手段4bが、その調剤データを作動情報と
して散薬分包機3bに指示したとき、散薬分包機3b
は、ただちに、分割マスに前もって分割されている散薬
Dと、散薬Eとを、1回分ずつまとめて1包中に分包
し、これらの各包に、「朝」、「昼」、「夕」等の文字
を順番に印字することとなる。
なお、上記実施例では、入力手段2として、入力装置
6、表示装置7、制御装置8および記憶装置9を具えた
ものを例示したが、これに限定するものではなく、ま
た、入力装置6は、作業者が、各処方箋1を見ながらそ
の内容を入力するのに適したキーボードに代えて、OC
R等の適宜の光学式文字読み取り用のスキャナを使用し
てもよく、さらに、たとえば、医師が処方箋1を作成す
る代わりに、医師またはその補助者が、入力手段2を使
って、処方内容を直接データ入力するようにしてもよ
く、その場合は、必要に応じて、適宜の処方箋プリンタ
等を使用することにより、処方データに基づく処方箋を
プリントアウトすることができる。
また、上記実施例では、調剤装置3として、錠剤分包機
3aおよび散薬分包機3bを例示したが、これに限定す
るものでなく、たとえば、適宜の水剤分包機、あるい
は、錠剤分包機と散薬分包機とを組み合わせた錠剤散薬
分包機、その他適宜の調剤用機械装置類を使用すること
ができる。
また、上記実施例では、作動手段4として、入力装置1
0、表示装置11、制御装置12および記憶装置13を
具えたものを例示したが、これに限定するものでなく、
また、上記実施例では、作動手段4aの記憶装置13に
蓄えられた調剤データ、および、作動手段4bの記憶装
置13に蓄えられた調剤データが、適宜の通信手段を介
して、それぞれ、案内手段5その他必要な機器類の利用
に供されるようにしたが、これに限定するものでなく、
たとえば、調剤すべきデータに代えて、調剤されたデー
タを、適宜の機器類の利用に供するようにしてもよい。
さらに、上記実施例では、案内手段5として、入力装置
14、表示装置15、制御装置16および記憶装置17
を具えたものを例示したが、これに限定するものでな
く、また、案内手段5(5a,5b)は、調剤装置3
(錠剤分包機3a、散薬分包機3b)にそれぞれ一体に
設けてもよい。
さらに、上記実施例では、作動手段4と案内手段5とを
別個のものとして構成したが、これに限定するものでな
く、たとえば、適宜の切り換えキー等の操作により、作
動手段4としての機能と、案内手段5としての機能を、
切り換えるようにしてもよく、また、上記実施例では、
作動手段4(4a,4b)および案内手段5(5a,5
b)を、いずれも、調剤装置3(錠剤分包機3a、散薬
分包機3b)にそれぞれ対応して設けたが、これに限定
するものでなく、たとえば、作動手段4は、錠剤分包機
3aおよび散薬分包機3bに共通のものとしてもよく、
その他この発明は上記実施例の種々の変更、修正が可能
であることはいうまでもない。
[発明の効果] この発明は上記のように構成したので、薬剤が、処方箋
に示された処方単位から考えられるいかなる調剤単位に
したがって調剤される場合であっても、調剤に必要な手
作業があれば、その内容を、調剤装置による薬剤の調剤
作業の実行を待たずに、前もって作業者に知らせること
ができ、そのため、必要な手作業を前もって行うことが
でき、それにより、患者の待ち時間をできるだけ短くす
ることができる等のすぐれた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図である。 1……処方箋、2……入力手段 3……調剤装置、3a……錠剤分包機 3b……散薬分包機 4,4a,4b……作動手段 5,5a,5b……案内手段 6……入力装置、7……表示装置 8……制御装置、9……記憶装置 10……入力装置、11……表示装置 12……制御装置、13……記憶装置 14……入力装置、15……表示装置 16……制御装置、17……記憶装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】調剤装置と、処方箋に基づいて調剤データ
    を生成してそれを前記調剤装置に指示する作動手段と、
    前記調剤データに手作業の必要性が含まれているとき、
    前記調剤装置による当該調剤データの実行順序の到来を
    待たずに、その手作業の内容をあらわす案内手段とを具
    えていることを特徴とする処方箋調剤の手作業案内シス
    テム。
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