JPH0696102B2 - 復水の処理方法 - Google Patents

復水の処理方法

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JPH0696102B2
JPH0696102B2 JP2055076A JP5507690A JPH0696102B2 JP H0696102 B2 JPH0696102 B2 JP H0696102B2 JP 2055076 A JP2055076 A JP 2055076A JP 5507690 A JP5507690 A JP 5507690A JP H0696102 B2 JPH0696102 B2 JP H0696102B2
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ethylene vinyl
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condensate
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高幸 横山
敏明 菊地
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旭化成工業株式会社
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、原子力発電所、火力発電所等の復水の処理方
法に関する。
(従来技術) 原子力発電所、火力発電所等では、復水の浄化のため
に、イオン交換樹脂製のプレコートフィルターが従来使
用されていた。しかし、イオン交換樹脂製のプレコート
フィルターは寿命が短く、しかも原子力発電所の場合は
放射能を帯びているために使用後はドラム缶に詰めて保
存しなければならない等のため、最近では寿命が長く、
焼却可能なポリオレフィン製中空糸膜が使われるように
なってきた。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、ポリオレフィン製中空糸膜は表面がやわらかい
ために、長期間使用していると、濾過される鉄酸化物
(以下、クラッドと称する)によるとみられる膜外表面
のポアのつぶれ現象が発生し、透水量が徐々に低下し、
やがて濾過がほとんどできなくなるという欠点がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、ポリ
オレフィン製中空糸膜のポアのつぶれが殆ど発生せず、
復水の処理を簡単にしかも確実に長期間にわたってでき
る方法を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明者等は上記問題点を解決するために鋭意検討した
結果、ポリオレフィン製中空糸膜の原液側の表面をエチ
レンビニルアルコール共重合体で被覆するか、ポリオレ
フィンにエチレンビニルアルコール共重合体をブレンド
した膜を用いることによって、膜表面の孔のつぶれが著
しく改良されることを見い出し本発明を完成させた。
即ち、本発明の要旨は下記のとおりのものである。
ポリオレフィン製中空糸状微多孔膜で復水を処理する
に当って、該ポリオレフィン製中空糸状微多孔膜にエチ
レンビニルアルコー共重合体が0.1〜10重量%被覆され
ていることを特徴とする復水の処理方法。
ポリオレフィン製中空糸状微多孔膜で復水を処理する
に当って、該ポリオレフィン製中空糸状微多孔膜がポリ
オレフィン樹脂に対してエチレンビニルアルコール共重
合体が1〜50重量%ブレンドされた樹脂からなることを
特徴とする復水の処理方法。
(作用) 復水を濾過した時の膜表面の孔のつぶれは、電子顕微鏡
で観察するとポリマーがたたかれて、流動したような表
面になっており、このような孔のつぶれは復水を濾過す
るだけでは発生しないことから、逆洗時に膜に付着した
クラッドを空気で振り落す時に、クラッドが膜にぶつか
って発生するものと考えられ、砂又はクラッドを水に懸
濁させて吹きつける液体ホーニングで同じような膜表面
の孔のつぶれが再現される。理由は明らかではないが、
エチレンビニルアルコール共重合体を含む膜は液体ホー
ニングに対して著しく効果があり、復水処理の空気によ
る逆洗に対しても効果がある。
エチレンビニルアルコール共重合体をポリオレフィン製
中空糸状微多孔膜に被覆するには、エチレン含量20〜50
mol%のエチレンビニルアルコール共重合体を水とイソ
プロピルアルコールの50重量部ずつの混合溶液にとか
し、該エチレンビニルアルコール共重合体溶液にポリオ
レフィン製中空糸状膜を数分間浸漬した後、乾燥すれば
よく、該エチレンビニルアルコール共重合体の濃度を変
えることによって、種々の被覆量の膜をつくることがで
きる。被覆量は0.1〜10重量%が好ましい。0.1重量%未
満では耐液体ホーニング効果が少なく、10重量%を超え
ると透水量が低下して好ましくない。
エチレンビニルアルコール共重合体をポリオレフィン樹
脂にブレンドして使用する場合は、ポリオレフィン樹脂
にエチレンビニルアルコール共重合体を1〜50重量%ブ
レンドして、溶融紡糸して製膜すればよい。
製膜は、シリカ等のフィラーを入れて、製膜後フィラー
を抽出したり、延伸して孔を形成させてもよい。エチレ
ンビニルアルコール共重合体のブレンド量は1〜50重量
%が好ましい。1重量%未満では改良の効果が少なく、
50重量%を超えると製膜が難しくなるだけでなく、中空
糸の伸度が低下し、モロクなるため好ましくない。
以下本発明について実施例で具体的に説明する。
(実施例1、比較例1) 日本合成化学(株)製のエチレンビニルアルコール共重
合体樹脂、ソアノールD2908(エチレン含量29mol%)を
イソプロピルアルコールと水の50重量%ずつの混合溶液
にとかし、表に示す各種の濃度(%)のエチレンビニル
アルコール共重合体溶液を作成し、これらの溶液に、内
径0.68mm、外径1.25mm、空孔率70%、平均孔径0.1μm
のポリエチレン製中空糸状微多孔膜を60℃で10分間浸漬
し、乾燥して、表に示すような各種の付着量(%)でエ
チレンビニルアルコール共重合体を被覆した膜(No.1〜
No.5)を製作した。
これらの膜に(株)不二精機製造所製の液体ホーニング
装置を用い、#120の砂20vol%含む36℃の液を、0.7kg/
cm2の圧力で70cmの距離から一定時間吹きつけ、さらに
膜の反対側をも同様に吹きつけた後、水洗して透水性能
を測定したところ添付図面に示すような結果が得られ
た。また、比較例として、エチレンビニルアルコール共
重合体を被覆しなかった基材膜についても同様の実験を
行ったところ、図に示す結果が得られた。
図に示すように、エチレンビニルアルコール共重合体が
0.1〜10重量%の範囲内で被覆されているNo.1〜No.5の
中空糸状膜では、液体ホーニングによる透水性能の低下
は少く、特にNo.3〜No.5の各膜では液体ホーニング時間
による低下は見られなかったが、比較例の基材膜では透
水性能が急激に低下した。
(実施例2、比較例2) 実施例1で使用した基材膜とエチレンビニルアルコール
共重合体を1.6%被覆したNo.3膜でそれぞれ別個のモジ
ュールを組み立てた。これら2種のモジュールについ
て、下記の条件で試験した。即ち、導電率0.1μs/cm、
クラッド濃度100ppbの復水模擬液を、40℃、0.55m3/m2H
rで外圧の全濾過を行ない、1週間毎に濾過を停止し、
モジュールの下部から中空糸の外側に空気を入れて、空
気を中空糸に沿って上昇させるエアースクラビングを行
って、付着したクラッドを除去しながら、3ケ月濾過し
た後、モジュールを解体し、膜を6N−Hclで洗浄してク
ラッドを除去して透水保持率を測定したところ、比較例
2の基材膜は初期値の70%に低下していたが、実施例2
のエチレンビニルアルコール共重合体を1.6%被覆した
膜は96%の保持率であった。また電子顕微鏡で膜外表面
の観察を行ったところ、比較例2の基材膜は孔が大部分
つぶれてなくなっていたが、実施例2のエチレンビニル
アルコール共重合体被覆膜はほとんどの孔が残ってい
た。
(実施例3) 旭化成工業(株)製高密度ポリエチレン;サンテックS
−360 18部、日本合成化学(株)製エチレンビニルア
ルコール共重合体樹脂;ソアノールD2908(エチレン含
量29mol%)2部、日本シリカ工業(株)製のシリカ;Ni
psilLP 24部、ジオクチルフタレート 56部からなる混
合物を中空糸状に押出した後、ジオクチルフタレートを
1、1、1トリクロルエタンで抽出し、次いで、シリカ
を15%NaOHで抽出して、糸外径1.25mm、糸内径0.67mm、
空孔率70%、透水量1800/m2Hrkg/cm2at25℃の膜を得
た。
この膜に、(実施例1)で用いた液体ホーニング装置を
用い、#120の砂20vol%含む36℃の液を0.7kg/cm2の圧
力で70cmの距離から60秒間(実施例1)と同様な方法で
吹きつけて、水洗後、透水量を測定したところ、1720
/m2Hrkg/cm2at25℃であった。
(比較例3) サンテックS−360;20部で、エチレンビニルアルコール
共重合体を含まない他は(実施例3)と同じ組成、同じ
方法で膜を作り、糸外径1.24mm、糸内径0.65mm、空孔率
70%、透水量1560/m2Hrkg/cm2at25℃の膜を得た。
この膜を(実施例3)と同様に液体ホーニングを行って
透水量を測定したところ、330/m2Hrkg/cm2at25℃であ
り、実施例3に比較して著しく低い値であった。
(発明の効果) 本発明によれば、中空糸膜表面の孔のつぶれが殆ど発生
しないので、長期間にわたって簡単にしかも確実に復水
の濾過に使用できる。
【図面の簡単な説明】
添付図面は、実施例1と比較例1の試験結果を示す図で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G21C 19/307 G21F 9/06 511 G 9216−2G

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリオレフィン製中空糸状微多孔膜で復水
    を処理するに当って、該ポリオレフィン製中空糸状微多
    孔膜にエチレンビニルアルコール共重合体が0.1〜10重
    量%被覆されていることを特徴とする復水の処理方法。
  2. 【請求項2】ポリオレフィン製中空糸状微多孔膜で復水
    を処理するに当って、該ポリオレフィン製中空糸状微多
    孔膜がポリオレフィン樹脂に対してエチレンビニルアル
    コール共重合体が1〜50重量%ブレンドされた樹脂から
    なることを特徴とする復水の処理方法。
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