JPH069642A - 4−デソキシ−4−エピポドフィロトキシン誘導体及びその塩 - Google Patents

4−デソキシ−4−エピポドフィロトキシン誘導体及びその塩

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JPH069642A
JPH069642A JP4161464A JP16146492A JPH069642A JP H069642 A JPH069642 A JP H069642A JP 4161464 A JP4161464 A JP 4161464A JP 16146492 A JP16146492 A JP 16146492A JP H069642 A JPH069642 A JP H069642A
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desoxy
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lower alkyl
compound
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JP4161464A
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English (en)
Inventor
Tadashi Terada
忠史 寺田
Junichi Yamashita
純一 山下
Tetsuji Asao
哲治 浅尾
Konsutantei Buiejiba
コンスタンティ ヴィエジバ
Teruhiro Utsuki
照洋 宇津木
Yuji Yamada
雄次 山田
Ryoko Yamazaki
良子 山崎
Hideo Yamaguchi
秀夫 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiho Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Taiho Pharmaceutical Co Ltd
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  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 下記式(I)で表わされる4−デソキシ−4
−エピポドフィロトキシン誘導体及びその塩。 〔式中、R1 はH又はベンジルオキシカルボニル基、R
2 はOH、低級アルキル置換ピペラジニル基、ピペリジ
ノ置換ピペリジノ基、又は−N(R3 )(R4)基、R
3 及びR4 はH、低級アルキル基又は置換低級アルキル
基(置換基は、低級アルキル基で置換されていてもよい
アミノ基、又は低級アルキル基で置換されてもよい含窒
素複素環)、nは1〜6を示す。〕 【効果】 優れた抗腫瘍活性を有しており、腫瘍の治療
に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規な4−デソキシ−
4−エピポドフィロトキシン誘導体及びその塩に関す
る。本発明の4−デソキシ−4−エピポドフィロトキシ
ン誘導体は、優れた抗腫瘍活性を有し、抗腫瘍剤として
有用である。
【0002】
【従来の技術】抗腫瘍作用を有するポドフィロトキシン
の誘導体は古くから知られており、その代表的な化合物
としてはエトポシド、テニポシド等が挙げられる。しか
し副作用等、臨床上の問題があり、十分に満足できる化
合物はまだ得られていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、優れ
た抗腫瘍活性を有し、腫瘍の治療薬として有用な化合物
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らはポドフィロ
トキシン誘導体を鋭意研究した結果、極めて強い抗腫瘍
活性を有する化合物を見出し、本発明を完成するに至っ
た。
【0005】本発明は、下記一般式(I)で表わされる
4−デソキシ−4−エピポドフィロトキシン誘導体及び
その塩に係る。
【0006】
【化2】
【0007】〔式中、R1 は水素原子又はベンジルオキ
シカルボニル基を、R2 は水酸基、低級アルキル置換ピ
ペラジニル基、ピペリジノ置換ピペリジノ基、又は下記
一般式 −N(R3 )(R4 ) で表わされる基を示し、該式においてR3 及びR4 は同
一又は相異なって水素原子、低級アルキル基、又は置換
低級アルキル基(置換基としては、低級アルキル基で置
換されていてもよいアミノ基、又は低級アルキル基で置
換されてもよい含窒素複素環を示す。)を示す。nは、
1〜6の整数を示す。〕一般式(I)で表わされる4−
デソキシ−4−エピポドフィロトキシン誘導体は、優れ
た抗腫瘍活性を有しており、腫瘍の治療に有効である。
【0008】本明細書において、低級アルキル基として
は、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソ
プロピル基、n−ブチル基等の炭素数1〜4の直鎖状又
は分枝状のアルキル基を例示することができる。
【0009】含窒素複素環基としては、その環構造の中
に窒素原子を1個又は2個含む5員又は6員環複素環基
であって、更にその環構造の中に1個の酸素原子を含ん
でいてもよく、例えばピリジル基、ピロリル基、モルホ
リノ基、ピペリジノ基等の複素環基を挙げることができ
る。
【0010】本発明化合物の塩としては、薬学的に許容
される塩、例えばギ酸、酢酸、プロピオン酸、トリフル
オロ酢酸、酒石酸、リンゴ酸、マレイン酸、フマル酸、
コハク酸、シュウ酸等の有機酸、塩酸、臭化水素酸、硫
酸、リン酸等の無機酸等との塩が挙げられる。
【0011】本発明の4−デソキシ−4−エピポドフィ
ロトキシン誘導体は、例えば下記化3〜化6に示す反応
工程式に従い製造することができる。
【0012】
【化3】
【0013】
【化4】
【0014】
【化5】
【0015】
【化6】
【0016】上記化3〜化6において、R5 はベンジル
オキシカルボニル基を、R6 は一般式−(CH2 n
H=CH2 で表わされる基を示し、R7 は一般式−(C
2 nCH(OH)−CH2 (OH)で表わされる基
を、R8 は一般式−(CH2 nCHOで表わされる基
を示す。R2Aは、低級アルキル置換ピペラジニル基、ピ
ペリジノ置換ピペリジノ基、又は一般式−N(R3
(R4 )で表わされる基を示す。R3 、R4 及びnは前
記と同じ意味を有する。
【0017】以下に上記反応工程式の各工程につき説明
する。
【0018】<A工程>一般式(II)で表わされる1−
エピポドフィロトキシンと一般式(III)で表わされる低
級アルケニルシランを適当な溶媒中でルイス酸の存在下
に反応させることにより、一般式(Ia)で表わされる
誘導体を得る。
【0019】溶媒としては反応に関与しないものであれ
ば特に制限はなく、例えばジクロロメタン、クロロホル
ム、1,2−ジクロロエタン、テトラヒドロフラン、ジ
オキサン等の非プロトン性溶媒が使用できる。ルイス酸
としては、例えば四塩化チタン、トリメチルシリルトリ
フルオロメタンスルホネート、臭化亜鉛、三フッ化ホウ
素エチルエーテル等が使用できる。
【0020】各反応物の使用割合は、一般式(III)の化
合物を一般式(II)の化合物の1〜5倍モル量程度、ル
イス酸を一般式(II)の化合物の0.5〜3倍モル量程
度用いるのが好ましい。また、反応温度は−100〜1
00℃程度、好ましくは−20〜20℃程度で行われ
る。反応時間は、通常、0.1〜3時間程度である。
【0021】尚、一般式(II)の1−エピポドフィロト
キシンは、Helv. Chim.Acta.,52
948(1969)に記載される公知化合物であり、一
般式(III)の低級アルケニルシランも公知の入手容易な
化合物である。
【0022】<B工程>A工程で得られた一般式(I
a)で表わされる誘導体を不活性溶媒中で酸化すること
により、一般式(Ib)で表わされる誘導体を得る。
【0023】溶媒としては例えば四塩化炭素、アセトニ
トリル、酢酸、水、ピリジン等を単独で又は混合して使
用できる。酸化剤としては、例えば酸化ルテニウム、過
ヨウ素酸ナトリウム、四酸化オスミウム等が使用でき
る。
【0024】各反応物の使用割合は、一般式(Ia)の
化合物に対し酸化剤を0.1〜2倍モル量程度用いるの
が好ましい。反応温度は−10〜80℃程度、好ましく
は0〜20℃程度である。反応時間は、通常、0.1〜
3時間程度である。
【0025】<C工程>A工程で得られた一般式(I
a)で表わされる誘導体を不活性溶媒中で還元し、次い
で酸化することにより、一般式(Ic)で表わされる誘
導体を得る。なお、この場合、原料としては、一般式
(Ia)において、R6 が一般式−(CH2 mCH=
CH2 (式中mは、nよりも1だけ小さい整数を示
す。)で表わされる基である化合物を使用する。
【0026】溶媒としては、例えば四塩化炭素、塩化メ
チレン、酢酸、水、テトラヒドロフラン、ピリジン等を
単独で又は混合して使用できる。還元剤としては、例え
ばボラン−ジメチルスルフィド、サイアミルボラン−ジ
メチルスルフィド等が使用でき、酸化剤としては、例え
ばクロム酸、ピリジニウムクロロクロメート等が使用で
きる。
【0027】各反応物の使用割合は、一般式(Ia)の
化合物に対し還元剤を0.5〜2倍モル量程度、酸化剤
を1〜3倍モル量程度用いるのが好ましい。反応温度は
−10〜50℃程度、好ましくは0〜20℃程度であ
る。還元に要する反応時間は通常、0.1〜3時間程度
であり、酸化は通常5〜24時間程度で完結する。
【0028】<D工程>B工程で得られた一般式(I
b)で表わされる誘導体を不活性溶媒中で酸化すること
によっても、一般式(Ic)で表わされる誘導体を得る
ことができる。
【0029】溶媒としては、例えば四塩化炭素、塩化メ
チレン、酢酸、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテ
ル、ベンゼン等を単独で又は混合して使用できる。酸化
剤としては、例えば過マンガン酸カリウム、四酢酸鉛、
ピリジニウムクロロクロメート等が使用できる。
【0030】各反応物の使用割合は、一般式(Ib)の
化合物に対し酸化剤を0.8〜2倍モル量程度用いるの
が好ましい。反応温度は0〜50℃程度、好ましくは0
〜20℃程度である。反応時間は、通常、0.1〜2時
間程度である。
【0031】<E工程>一般式(Ia)で表わされる誘
導体を適当な溶媒中でオゾンガスと反応させることによ
っても一般式(Ic)で表わされる誘導体を得ることが
できる。
【0032】溶媒としては、反応に関与しないものであ
れば特に制限はなく、例えばジクロロメタン、1,2−
ジクロロエタン、酢酸エチル、メタノール等を単独又は
混合して使用できる。
【0033】各反応物の使用割合は、一般式(Ia)の
化合物に対しオゾンガスを1〜5倍モル量程度用いるの
が好ましい。反応温度は−80〜−20℃程度、好まし
くは−70〜−50℃程度である。反応時間は、通常、
3〜24時間程度である。
【0034】<F工程>C工程、D工程又はE工程で得
られた一般式(Ic)で表わされる誘導体を不活性溶媒
中で酸化することにより、一般式(Id)で表わされる
誘導体を得ることができる。
【0035】溶媒としては、例えば水、テトラヒドロフ
ラン、アセトン等を単独又は混合して使用できる。酸化
剤としては、例えばクロム酸、硫酸等が使用できる。
【0036】各反応物の使用割合は、一般式(Ic)の
化合物に対し酸化剤を0.8〜1.2倍モル量程度用い
るのが好ましい。反応温度は−10〜30℃程度、好ま
しくは0〜10℃程度である。反応時間は、通常、1〜
6時間程度である。
【0037】<G工程>F工程で得られた一般式(I
d)で表わされる誘導体を不活性溶媒中、塩基存在下、
ピバロイルクロライドと反応させ酸無水物とした後、一
般式HN(R3 )(R4 )(式中、R3 及びR4 は前記
に同じ)で表わされる化合物、低級アルキル置換ピペラ
ジン又はピペリジノ置換ピペリジンを反応させることに
より、一般式(Ie)で表わされる誘導体を得ることが
できる。
【0038】溶媒としては、例えば四塩化炭素、塩化メ
チレン、テトラヒドロフラン、酢酸エチル、ベンゼン等
を単独又は混合して使用できる。
【0039】各反応物の使用割合は、一般式(Id)の
化合物に対し塩基を1〜3倍モル量程度、ピバロイルク
ロライドを1〜2.5倍モル量程度、一般式HN
(R3 )(R4 )(式中、R3 及びR4 は前記に同じ)
で表わされる化合物、低級アルキル置換ピペラジン又は
ピペリジノ置換ピペリジンを2〜3倍モル量程度用いる
のが好ましい。反応温度は−10〜30℃程度、好まし
くは−10〜0℃程度である。反応時間は、通常、0.
1〜3時間程度である。
【0040】<H工程>F工程で得られた一般式(I
d)で表わされる誘導体、及びG工程で得られた一般式
(Ie)で表わされる誘導体を不活性溶媒中、触媒の存
在下、接触還元することにより、脱ベンジルオキシカル
ボニル化を行い、一般式(I)中R1 が水素原子である
目的の化合物(If)を得ることができる。
【0041】溶媒としては反応に関与しないものであれ
ば特に制限はなく、例えば酢酸エチル、メタノール、テ
トラヒドロフラン、アセトニトリル、塩化メチレン等を
単独で又は混合して使用できる。触媒としては、例えば
パラジウム黒、白金等を使用できる。
【0042】触媒の使用量は、一般式(Id)又は(I
e)で表わされる化合物に対し、5〜30重量%程度で
ある。水素圧は常圧〜3気圧程度、好ましくは常圧〜2
気圧程度である。反応温度は0〜40℃程度、好ましく
は室温である。反応時間は、通常、1〜24時間程度で
ある。
【0043】上記工程によって得られた化合物(I
a)、(Ib)、(Ic)、(Id)、(Ie)、(I
f)及び(Ig)は、濃縮、濾過、再結晶、各種クロマ
トグラフィー等の通常当分野で用いられる手段により単
離、精製される。
【0044】これら化合物のうち、式(Id)、(I
e)、(If)及び(Ig)の化合物が本発明化合物で
ある。
【0045】また、上記各反応により得られた本発明化
合物は、これを例えば塩化メチレン、1,2−ジクロロ
エタン、テトラヒドロフラン、酢酸エチル等の溶媒中、
室温程度の温度下に、前記有機酸又は無機酸と反応させ
る等の従来公知の方法により、塩の形態とすることがで
きる。
【0046】
【実施例】本発明を更に詳しく説明するため、以下に実
施例及び参考例を挙げる。
【0047】〔参考例1〕:A工程 4−デソキシ−4′−デメチル−4′−O−ベンジルオ
キシカルボニル−4−アリル−4−エピポドフィロトキ
シン(化合物A)の合成 4′−デメチル−4′−O−ベンジルオキシカルボニル
−4−エピポドフィロトキシン1g(1.87mmo
l)のジクロロメタン15ml溶液に、トリメチルアリ
ルシラン426mg(3.73mmol)を加え、−1
0〜0℃に冷却した。この溶液に三フッ化ホウ素エチル
エーテル0.6mlを加え1時間撹拌した。
【0048】反応後ピリジン0.6mlを加え、冷希塩
酸中に添加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を乾燥後
留去し、カラムクロマトグラフィー(シリカ50g、展
開溶媒:クロロホルム)で精製後、エーテルにて結晶化
させ、4−デソキシ−4′−デメチル−4′−O−ベン
ジルオキシカルボニル−4−アリル−4−エピポドフィ
ロトキシン(化合物A)を1g(収率95.7%)得
た。
【0049】融点 135−137℃ 〔α〕D 20=−70.03゜(C=1.30,DMS
O)1 H−NMR(CDCl3 )δppm:7.30−7.
43(5H,m,−OCOOCH 2 Ph)、6.72
(1H,s,5位H)、6.46(1H,s,8位
H)、6.31(2H,s,2′位,6′位H)、5.
94(1H,d,J=1.5Hz,−OC 2 O−)、
5.93(1H,d,J=1.5Hz,−OC 2
−)、5.80(1H,d−d−t,J=17,10.
5,6.5Hz,−CH2 =CH2 )、5.25
(2H,s,−OCOOC 2 Ph)、5.12(1
H,d−d−t,J=17,2,1.5Hz,−CH2
CH=C 2 )、5.11(1H,d−q,J=10.
5,1.5Hz,−CH2 CH=C 2 )、4.58
(1H,d,J=5Hz,1位H)、4.25(2H,
m,11位H)、3.68(6H,s,3′位,5′位
−OC 3 )、3.27(1H,m,4位H)、3.0
7(1H,d−d,J=14.5,5Hz,2位H)、
2.93(1H,m,3位H)、2.57(1H,m,
−C 2 CH=CH2 )、2.42(1H,m,−C
2 CH=CH2)。
【0050】〔参考例2〕:B工程 4−デソキシ−4′−デメチル−4′−O−ベンジルオ
キシカルボニル−4−(2,3−ジヒドロキシ−1−プ
ロピル)−4−エピポドフィロトキシン(化合物B)の
合成 参考例1と同様にして得た4−デソキシ−4′−デメチ
ル−4′−O−ベンジルオキシカルボニル−4−アリル
−4−エピポドフィロトキシン1g(1.79mmo
l)のピリジン2ml溶液に四酸化オスミウム455m
g(1.79mmol)を加え、室温で1時間撹拌し
た。
【0051】反応後、亜硫酸水素ナトリウム0.8gの
含水ピリジン溶液を加え、30分撹拌した。反応混合物
を酢酸エチルで抽出し、希塩酸、水で洗浄した後乾燥し
た。有機層を濃縮後、得られた残渣をカラムクロマトグ
ラフィー(シリカ50g、展開溶媒:クロロホルム:メ
タノール=20:1)で精製した。濃縮して得られた残
渣をエーテルにて結晶化させ、4−デソキシ−4′−デ
メチル−4′−O−ベンジルオキシカルボニル−4−
(2,3−ジヒドロキシ−1−プロピル)−4−エピポ
ドフィロトキシン(化合物B)を1.0g(収率94.
2%)得た。
【0052】融点 170.5−172℃ 〔α〕D 20=−62.25゜(C=0.66,DMS
O)1 H−NMR(DMSO−d6 )δppm:7.40
(5H,s,−OCOOCH 2 Ph)、6.84−6.
94(1H,br.s,5位H)、6.44(1H,
s,8位H)、6.34,6.32(2H,s,2′
位,6′位H)、5.96(2H,s,−OC 2
−)、5.23(2H,s,−OCOOC 2 Ph)、
4.78(1H,m,−CH2 CH(O)CH2
H)、4.58(1H,d,J=6.0Hz,1位
H)、4.52(1H,m,−CH2 CH(OH)CH
2 )、4.35(1H,m,11α位H)、4.1
7(1H,m,11β位H)、3.62(6H,s,
3′位,5′位−OC 3 )、3.17−3.69(4
H,m,−CH2 (OH)C 2 OH,4位H)、
2.94−3.02(1H,m,2位H)、2.19
(1H,m,3位H)、1.67(1H,m,−C 2
CH(OH)CH2 OH)、1.24−1.32(1
H,m,−C 2 CH(OH)CH2 OH)。
【0053】〔参考例3〕 4−デソキシ−4′−デメチル−4′−O−ベンジルオ
キシカルボニル−4−ホルミルメチル−4−エピポドフ
ィロトキシン(化合物C)の合成 i)D工程 参考例2と同様にして得た4−デソキシ−4′−デメチ
ル−4′−O−ベンジルオキシカルボニル−4−(2,
3−ジヒドロキシ−1−プロピル)−4−エピポドフィ
ロトキシン1g(1.69mmol)のベンゼン80m
l溶液に四酢酸鉛795mg(1.79mmol)を加
え、室温で30分撹拌した。
【0054】反応後濾過し、濾液を濃縮した後得られた
残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカ70g、展開
溶媒:クロロホルム:メタノール=20:1)で精製
し、エーテルにて結晶化させ、4−デソキシ−4′−デ
メチル−4′−O−ベンジルオキシカルボニル−4−ホ
ルミルメチル−4−エピポドフィロトキシン(化合物
C)を934mg(収率98.7%)得た。
【0055】ii)E工程 参考例1と同様にして得た4−デソキシ−4′−デメチ
ル−4′−O−ベンジルオキシカルボニル−4−アリル
−4−エピポドフィロトキシン5.58g(10mmo
l)のジクロロメタン50ml溶液を−70〜−60℃
に冷却した。この溶液にオゾンガス(1g/hr)を1
30分通じた。
【0056】反応後、窒素ガスを30分通気した後、1
N−チオ硫酸ナトリウム水溶液30mlにて洗浄した。
有機層を水洗、乾燥後、濃縮して得られた残渣をエーテ
ルにて結晶化させ、4−デソキシ−4′−デメチル−
4′−O−ベンジルオキシカルボニル−4−ホルミルメ
チル−4−エピポドフィロトキシン(化合物C)を4.
20g(収率75%)得た。
【0057】融点 180−182℃ 〔α〕D 20=−71.04゜(C=1.32,DMS
O)1 H−NMR(DMSO−d6 )δppm:9.73
(1H,s,−CO)、7.39(5H,s,−OC
OOCH 2 Ph)、6.88(1H,s,5位H)、
6.46(1H,s,8位H)、6.35(2H,s,
2′位,6′位H)、5.96(2H,s,−OC 2
O−)、5.23(2H,s,−OCOOC 2
h)、4.54(1H,d,J=3.6Hz,1位
H)、3.96−4.32(1H,m,11α位H)、
3.63(6H,s,3′位,5′位−OC 3 )、
3.48−3.92(1H,m,11β位H)、2.5
6−3.40(5H,m,2位,3位,4位H,−C
2 CHO)。
【0058】〔参考例4〕:C工程 4−デソキシ−4′−デメチル−4′−O−ベンジルオ
キシカルボニル−4−(2−ホルミル−1−エチル)−
4−エピポドフィロトキシン(化合物D)の合成 参考例1と同様にして得た4−デソキシ−4′−デメチ
ル−4′−O−ベンジルオキシカルボニル−4−アリル
−4−エピポドフィロトキシン4g(7.17mmo
l)のテトラヒドロフラン40ml溶液に、2Mのボラ
ン−ジメチルスルフィドのテトラヒドロフラン溶液4.
3ml(8.6mmol)を氷冷下滴下した後、室温で
1時間反応した。反応液を濃縮して得られた残渣を塩化
メチレン80mlに溶解し、ピリジニウムクロロクロメ
ート3.0g(13.9mmol)を加え、室温で10
時間撹拌した。
【0059】反応後、酢酸エチル100mlを加え、不
溶物をフロリジルを用いて濾過した。濾液を濃縮して得
られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカ50
g、展開溶媒:ヘキサン:酢酸エチル=1:1)で精製
し、エーテルにて結晶化させ、4−デソキシ−4′−デ
メチル−4′−O−ベンジルオキシカルボニル−4−
(2−ホルミル−1−エチル)−4−エピポドフィロト
キシン(化合物D)を1.85g(収率44.9%)得
た。
【0060】融点 153−155℃ 〔α〕D 20=−69.09゜(C=0.38,DMS
O)1 H−NMR(CDCl3 )δppm:9.83(1
H,s,−CO)、7.40(5H,m,−OCOO
CH 2 Ph)、6.83(1H,s,5位H)、6.4
5(1H,s,8位H)、6.28(2H,s,2′
位,6′位H)、5.94(2H,s,−OC 2
−)、5.25(2H,s,−OCOOC 2 Ph)、
4.58(1H,d,J=4.6Hz,1位H)、4.
37(1H,m,11α位)、4.11(1H,m,1
1β位H)、3.67(6H,s,3′位,5′位−O
3 )、3.04−3.10(1H,m,4位H)、
2.86−3.00(2H,m,2位,3位H)、2.
49−2.67(2H,m,−C 2 CHO)、1.8
3−2.21(2H,m,−C 2 CH2 CHO)。
【0061】〔実施例1〕 4−デソキシ−4′−デメチル−4′−O−ベンジルオ
キシカルボニル−4−(2−オキソ−2−ハイドロキシ
−1−エチル)−4−エピポドフィロトキシン(化合物
1)の合成 参考例3と同様にして得られた4−デソキシ−4′−デ
メチル−4′−O−ベンジルオキシカルボニル−4−ホ
ルミルメチル−4−エピポドフィロトキシン1g(1.
78mmol)のアセトン20ml溶液にクロム酸17
8mg(1.78mmol)、濃硫酸0.2ml及び水
0.9mlの混合液を氷冷下少量ずつ加えた後、0℃で
3時間撹拌した。
【0062】反応後、反応液にイソプロパノール1ml
を加え、1時間撹拌した。撹拌後、酢酸エチル200m
l−飽和食塩水50mlを加え、抽出した。有機層を乾
燥後、溶媒留去して得られた残渣をカラムクロマトグラ
フィー(シリカ40g,展開溶媒;クロロホルム:メタ
ノール=10:1)で精製した。
【0063】濃縮して得られた残渣をエーテルにて結晶
化させ、4−デソキシ−4′−デメチル−4′−O−ベ
ンジルオキシカルボニル−4−(2−オキソ−2−ハイ
ドロキシ−1−エチル)−4−エピポドフィロトキシン
(化合物1)を609mg(収率59.4%)得た。
尚、物性値については表1に示す。
【0064】〔実施例2〕 4−デソキシ−4′−デメチル−4′−O−ベンジルオ
キシカルボニル−4−(2−オキソ−2−(2−モルホ
リノ−エチルアミノ)−1−エチル)−4−エピポドフ
ィロトキシン(化合物2)の合成 実施例1と同様にして得られた4−デソキシ−4′−デ
メチル−4′−O−ベンジルオキシカルボニル−4−
(2−オキソ−2−ハイドロキシ−1−エチル)−4−
エピポドフィロトキシン288mg(0.5mmol)
とジメチルアミノピリジン74mg(0.6mmol)
の酢酸エチル5ml溶液に、氷冷下、ピバロイルクロラ
イド60mg(0.5mmol)の酢酸エチル1ml溶
液を滴下した。滴下後、30分撹拌した溶液に、4−
(2−アミノエチル)モルホリン130mg(1mmo
l)の酢酸エチル溶液2mlを滴下した。
【0065】反応後、酢酸エチル50mlにて希釈後、
飽和炭酸水素ナトリウム水、飽和食塩水にて洗浄した。
有機層を乾燥後、溶媒を留去して得られた残渣をカラム
クロマトグラフィー(シリカ40g,展開溶媒;クロロ
ホルム:メタノール=10:1)で精製した。
【0066】得られた残渣をエーテルにて結晶化させ
て、4−デソキシ−4′−デメチル−4′−O−ベンジ
ルオキシカルボニル−4−(2−オキソ−2−(2−モ
ルホリノ−エチルアミノ)−1−エチル)−4−エピポ
ドフィロトキシン(化合物2)を270mg(収率7
8.5%)得た。尚、物性値については表2に示す。
【0067】〔実施例3〜9〕実施例2と同様にして下
記の表3〜表9に示す化合物3〜9を合成した。
【0068】尚、表1〜表9の化合物は下記化7で表わ
される化合物である。
【0069】
【化7】
【0070】
【表1】
【0071】
【表2】
【0072】
【表3】
【0073】
【表4】
【0074】
【表5】
【0075】
【表6】
【0076】
【表7】
【0077】
【表8】
【0078】
【表9】
【0079】〔実施例10〕 4−デソキシ−4′−デメチル−4−(2−オキソ−2
−ハイドロキシ−1−エチル)−4−エピポドフィロト
キシン(化合物10)の合成 実施例1と同様にして得られた4−デソキシ−4′−デ
メチル−4′−O−ベンジルオキシカルボニル−4−
(2−オキソ−2−ハイドロキシ−1−エチル)−4−
エピポドフィロトキシン200mg(0.347mmo
l)の塩化メチレン10ml溶液に5%パラジウム−炭
素40mgを加え、水素圧(2atm)下、室温で3時
間撹拌した。
【0080】反応後、塩化メチレン200mlを加え、
不溶物を濾去した。濾液を濃縮後、得られた残渣をアセ
トニトリル6mlにて結晶化させ、4−デソキシ−4′
−デメチル−4−(2−オキソ−2−ハイドロキシ−1
−エチル)−4−エピポドフィロトキシン(化合物1
0)を98mg(収率66.3%)得た。尚、物性値に
ついては表10に示す。
【0081】〔実施例11〕 4−デソキシ−4′−デメチル−4−(2−オキソ−2
−(2−モルホリノ−エチルアミノ)−1−エチル)−
4−エピポドフィロトキシン塩酸塩(化合物11)の合
成 実施例2と同様にして得られた4−デソキシ−4′−デ
メチル−4′−O−ベンジルオキシカルボニル−4−
(2−オキソ−2−(2−モルホリノ−エチルアミノ)
−1−エチル)−4−エピポドフィロトキシン270m
gの塩化メチレン15ml溶液に、10%パラジウム−
炭素50mgを加え、水素気流中、2気圧下、室温で撹
拌した。反応後、触媒を濾去し、濾液中に4N−塩酸/
酢酸エチル0.5mlを加えた。
【0082】溶媒を留去した後、エーテルにて結晶化後
濾集して4−デソキシ−4′−デメチル−4−(2−オ
キソ−2−(2−モルホリノ−エチルアミノ)−1−エ
チル)−4−エピポドフィロトキシン塩酸塩(化合物1
1)を195mg(収率84.1%)得た。尚、物性値
については表11に示す。
【0083】〔実施例12〜17〕実施例11と同様に
して下記の表12〜表17に示す化合物12〜17を合
成した。
【0084】尚、表10〜表17に示す化合物は、下記
化8で表わされる化合物である。
【0085】
【化8】
【0086】
【表10】
【0087】
【表11】
【0088】
【表12】
【0089】
【表13】
【0090】
【表14】
【0091】
【表15】
【0092】
【表16】
【0093】
【表17】
【0094】〔薬理試験1〕P388マウス白血病細胞
を1×103 cells/wellで96穴プレートに
播種し、24時間培養した。供試化合物をジメチルホル
ムアミドに溶解させた後、メディウムで種々の濃度に希
釈し、各ウエル(well)に添加し培養を継続した。
4日間の接触の後、プレートをグルタルアルデヒドにて
固定し、クリスタルバイオレット染色法により細胞数を
計測した。各化合物の殺細胞効果は、コントロールの細
胞数を50%減少させる薬剤濃度(ED50)として表し
た。結果を表18に示す。
【0095】
【表18】
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 295:00) 6701−4C (72)発明者 宇津木 照洋 埼玉県飯能市岩沢621−2 (72)発明者 山田 雄次 埼玉県所沢市東狭山ケ丘2−2953−21 (72)発明者 山崎 良子 埼玉県入間市鍵山2−15−20 (72)発明者 山口 秀夫 兵庫県川西市花屋敷2−3−14

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式 【化1】 〔式中、R1 は水素原子又はベンジルオキシカルボニル
    基を、R2 は水酸基、低級アルキル置換ピペラジニル
    基、ピペリジノ置換ピペリジノ基、又は下記一般式 −N(R3 )(R4 ) で表わされる基を示し、該式においてR3 及びR4 は同
    一又は相異なって水素原子、低級アルキル基、又は置換
    低級アルキル基(置換基としては、低級アルキル基で置
    換されていてもよいアミノ基、又は低級アルキル基で置
    換されてもよい含窒素複素環を示す。)を示す。nは、
    1〜6の整数を示す。〕で表わされる4−デソキシ−4
    −エピポドフィロトキシン誘導体及びその塩。
JP4161464A 1992-06-19 1992-06-19 4−デソキシ−4−エピポドフィロトキシン誘導体及びその塩 Pending JPH069642A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6551185B1 (en) 1998-03-30 2003-04-22 Daikin Industries, Ltd. Air intake and blowing device
WO2007010307A1 (en) * 2005-07-19 2007-01-25 Pharma Mar, S.A. Antineoplastic compounds
US8987475B2 (en) 2010-08-31 2015-03-24 Alexar AB Process for preparing cyclolignans

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6551185B1 (en) 1998-03-30 2003-04-22 Daikin Industries, Ltd. Air intake and blowing device
WO2007010307A1 (en) * 2005-07-19 2007-01-25 Pharma Mar, S.A. Antineoplastic compounds
US8987475B2 (en) 2010-08-31 2015-03-24 Alexar AB Process for preparing cyclolignans

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