JPH069668B2 - 水平炉 - Google Patents
水平炉Info
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- JPH069668B2 JPH069668B2 JP1441087A JP1441087A JPH069668B2 JP H069668 B2 JPH069668 B2 JP H069668B2 JP 1441087 A JP1441087 A JP 1441087A JP 1441087 A JP1441087 A JP 1441087A JP H069668 B2 JPH069668 B2 JP H069668B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hoist
- coated
- furnace body
- main processing
- furnace
- Prior art date
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- Coating Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、加熱処理により被塗装物に塗布された塗料
を乾燥したり焼付したりなどする水平炉に関する。
を乾燥したり焼付したりなどする水平炉に関する。
〔背景技術〕 炉体の出入口が傾斜型となっている炉(山型炉)は、出
入口における熱ロスが少ないという利点がある反面、工
場建屋の天井の高さが低いと設置が困難であり、被塗装
物の形状によって炉内搬送が困難であるという問題があ
る。このような問題が生じる場合には、炉体が水平型と
なった水平炉が用いられている。
入口における熱ロスが少ないという利点がある反面、工
場建屋の天井の高さが低いと設置が困難であり、被塗装
物の形状によって炉内搬送が困難であるという問題があ
る。このような問題が生じる場合には、炉体が水平型と
なった水平炉が用いられている。
しかしながら、従来の水平炉は、出入口に開閉扉を設け
ていても、被塗装物の出し入れの際、炉体内が直接外部
に開放状態となるため、熱が炉体内から逃げ易いと言う
問題があり、熱効率が悪く、炉体内の温度分布も安定し
ないという問題があった。エアーカーテンを炉体の出入
口に設けることも考えられるが、熱効率が悪く、被塗装
物にゴミが付着するなどの不都合があるため、被塗装物
の焼付等を行う炉では実用的でない。したがって、熱効
率が良く、炉体内の温度分布も安定した水平炉の開発が
望まれていた。
ていても、被塗装物の出し入れの際、炉体内が直接外部
に開放状態となるため、熱が炉体内から逃げ易いと言う
問題があり、熱効率が悪く、炉体内の温度分布も安定し
ないという問題があった。エアーカーテンを炉体の出入
口に設けることも考えられるが、熱効率が悪く、被塗装
物にゴミが付着するなどの不都合があるため、被塗装物
の焼付等を行う炉では実用的でない。したがって、熱効
率が良く、炉体内の温度分布も安定した水平炉の開発が
望まれていた。
従来、水平炉は、たとえば、第5図に示したような工程
を有する電着塗装ラインの焼付工程において使用されて
いる。このような塗装ラインにおいて、被塗装物が自動
車,プレハブ等比較的大型製品で生産量が月産5000
台程度の比較的少量生産の場合には、第6図に示したよ
うに、被塗装物Aの搬送手段として自動走行ホイスト9
0を使用するようにすれば、ライン全体の小型化が計れ
るとともにコストも安くつく。第6図は、第5図の湯洗
から第5水洗までの工程をあらわしており、図中、91
は湯洗槽、92は脱脂槽、93は第1水洗槽、94は第
2水洗槽、95は表面調整槽、96は化成槽、97は第
3水洗槽、98は第4水洗槽、99は第5水洗槽、10
0はスプレーである。
を有する電着塗装ラインの焼付工程において使用されて
いる。このような塗装ラインにおいて、被塗装物が自動
車,プレハブ等比較的大型製品で生産量が月産5000
台程度の比較的少量生産の場合には、第6図に示したよ
うに、被塗装物Aの搬送手段として自動走行ホイスト9
0を使用するようにすれば、ライン全体の小型化が計れ
るとともにコストも安くつく。第6図は、第5図の湯洗
から第5水洗までの工程をあらわしており、図中、91
は湯洗槽、92は脱脂槽、93は第1水洗槽、94は第
2水洗槽、95は表面調整槽、96は化成槽、97は第
3水洗槽、98は第4水洗槽、99は第5水洗槽、10
0はスプレーである。
ところが、ホイストを焼付炉内に通すことは、ホイスト
の耐熱性の面で不可能であった。また、ホイストを焼付
炉外に通す場合は、必然的に炉体の天井部の間隙を設け
なければならず、熱ロスが大きくなるとともに、間隙か
ら漏洩する熱気によりホイストの電気部品等が故障する
という問題があった。
の耐熱性の面で不可能であった。また、ホイストを焼付
炉外に通す場合は、必然的に炉体の天井部の間隙を設け
なければならず、熱ロスが大きくなるとともに、間隙か
ら漏洩する熱気によりホイストの電気部品等が故障する
という問題があった。
そこで、従来、第5図に示したような塗装ラインにおい
ては、焼付工程の前で被塗装物をホイストからコンベア
などに載せ替えるようにしていた。そのため、作業時間
や設備費等が嵩んでいた。
ては、焼付工程の前で被塗装物をホイストからコンベア
などに載せ替えるようにしていた。そのため、作業時間
や設備費等が嵩んでいた。
以上の事情に鑑みて、この発明は、塗装ラインにおいて
コストの低下を計ることができ、熱効率が良く、炉体内
の温度分布も安定した水平炉を提供することを目的とし
ている。
コストの低下を計ることができ、熱効率が良く、炉体内
の温度分布も安定した水平炉を提供することを目的とし
ている。
前記目的を達成するため、この発明は、被塗装物を加熱
処理する水平炉であって、トンネル形の炉体とその内部
を加熱する加熱手段とを備え、前記炉体は、その内部が
本処理室とその前後にそれぞれ配置された控室とを有し
ていて、炉体上方には炉体の長手方向に沿ってレールが
敷設され、このレールには走行・停止の各動作を自動的
に行う自動走行ホイストが走行自在に懸架されていて、
このホイストには前記被塗装物を吊るす吊り具が前記炉
体内に被塗装物が臨むように吊り下げられており、前記
炉体には天井部において長手方向全長にわたり前記吊り
具を通過可能とさせる溝が形成され、炉体内雰囲気が前
記溝を通って外部へ漏洩するのを防止する漏洩防止手段
が設けられていて、かつ、前記本処理室と前後の控室と
の間にはそれぞれ内扉が、前後の控室と外部との間には
それぞれ外扉が設けられているとともに、これら扉の開
閉動作と前記ホイストの走行・停止動作を制御するため
の制御手段を備えており、この制御手段は、前記各控室
の内外の扉は一方が開いているときには常に他方が閉じ
ているように前記開閉動作の制御を行う一方、前記ホイ
ストが、前記の各扉の動きに合わせて、前記被塗装物
を、前控室に一旦入れてから本処理室へ移し本処理室よ
り後控室に一旦入れてから外部へ移すように前記走行・
停止動作の制御を行うことを特徴とする水平炉をその要
旨としている。
処理する水平炉であって、トンネル形の炉体とその内部
を加熱する加熱手段とを備え、前記炉体は、その内部が
本処理室とその前後にそれぞれ配置された控室とを有し
ていて、炉体上方には炉体の長手方向に沿ってレールが
敷設され、このレールには走行・停止の各動作を自動的
に行う自動走行ホイストが走行自在に懸架されていて、
このホイストには前記被塗装物を吊るす吊り具が前記炉
体内に被塗装物が臨むように吊り下げられており、前記
炉体には天井部において長手方向全長にわたり前記吊り
具を通過可能とさせる溝が形成され、炉体内雰囲気が前
記溝を通って外部へ漏洩するのを防止する漏洩防止手段
が設けられていて、かつ、前記本処理室と前後の控室と
の間にはそれぞれ内扉が、前後の控室と外部との間には
それぞれ外扉が設けられているとともに、これら扉の開
閉動作と前記ホイストの走行・停止動作を制御するため
の制御手段を備えており、この制御手段は、前記各控室
の内外の扉は一方が開いているときには常に他方が閉じ
ているように前記開閉動作の制御を行う一方、前記ホイ
ストが、前記の各扉の動きに合わせて、前記被塗装物
を、前控室に一旦入れてから本処理室へ移し本処理室よ
り後控室に一旦入れてから外部へ移すように前記走行・
停止動作の制御を行うことを特徴とする水平炉をその要
旨としている。
以下に、この発明を、その一実施例をあらわす図面を参
照しながら詳しく説明する。
照しながら詳しく説明する。
第1図は、この発明にかかる水平炉の一実施例を正面か
らみて模式的にあらわしていて、第2図はそれを第1図
のX−X′部分で断面して模式的にあらわしている。こ
れらの図にみるように、この水平炉は、水平に伸びるト
ンネル形の炉体1とその内部を加熱する加熱手段2とを
備えている。炉体1は、その内部が3室に分けられてい
て、中央に本処理(加熱)室10が配置され、本処理室
10の入口(前)と出口(後)に前控室11および後控
室12が配置されている。本処理室10と前後の控室1
1,12のそれぞれの長さは、この実施例では、本処理
室10が被塗装物Aが5個入る長さにされ、前後の控室
11,12が被塗装物Aが1個入る長さにされている。
ただし、これに限られるわけではなく、たとえば、前後
の控室11,12の長さが被塗装物Aが2個以上入る長
さにされていてもよい。本処理室10と前後の控室1
1,12との間にはそれぞれ前内扉14,後内扉15
が、前後の控室11,12と外部との間にはそれぞれ前
外扉13,後外扉16が設けられている。
らみて模式的にあらわしていて、第2図はそれを第1図
のX−X′部分で断面して模式的にあらわしている。こ
れらの図にみるように、この水平炉は、水平に伸びるト
ンネル形の炉体1とその内部を加熱する加熱手段2とを
備えている。炉体1は、その内部が3室に分けられてい
て、中央に本処理(加熱)室10が配置され、本処理室
10の入口(前)と出口(後)に前控室11および後控
室12が配置されている。本処理室10と前後の控室1
1,12のそれぞれの長さは、この実施例では、本処理
室10が被塗装物Aが5個入る長さにされ、前後の控室
11,12が被塗装物Aが1個入る長さにされている。
ただし、これに限られるわけではなく、たとえば、前後
の控室11,12の長さが被塗装物Aが2個以上入る長
さにされていてもよい。本処理室10と前後の控室1
1,12との間にはそれぞれ前内扉14,後内扉15
が、前後の控室11,12と外部との間にはそれぞれ前
外扉13,後外扉16が設けられている。
加熱手段2は、熱風循環ファン20と加熱器21とを有
していて、加熱器21で加熱された空気を吹出ダクト2
2から本処理室10内へと送り込み、本処理室10内の
空気を吸込ダクト23から吸い込んで加熱器21へと送
り、加熱器21で加熱して吹出ダクト22から再び本処
理室10内へと送り込むようになっている。このよう
に、本処理室10内は、加熱手段2で熱風を循環する
(熱風循環式)ようにして加熱されるようになってい
る。第1図では図示省略されているが、前後の控室1
1,12も本処理室10と同様にして加熱されている。
これら各室10,11,12の処理温度は通常、80〜
250℃程度の範囲である。たとえば、本処理室10内
の温度を160〜180℃に、前後の控室11,12内
の温度を80〜120℃にして使用される。各室10,
11,12には、それぞれの室の温度を所定温度に保つ
ため、温度制御手段が付属されている。また、各室1
0,11,12には、各室内で蒸発する水分や溶剤の濃
度を限度内に押さえるため、それぞれ排気ファン(排気
手段)24,25,26も設けられている。
していて、加熱器21で加熱された空気を吹出ダクト2
2から本処理室10内へと送り込み、本処理室10内の
空気を吸込ダクト23から吸い込んで加熱器21へと送
り、加熱器21で加熱して吹出ダクト22から再び本処
理室10内へと送り込むようになっている。このよう
に、本処理室10内は、加熱手段2で熱風を循環する
(熱風循環式)ようにして加熱されるようになってい
る。第1図では図示省略されているが、前後の控室1
1,12も本処理室10と同様にして加熱されている。
これら各室10,11,12の処理温度は通常、80〜
250℃程度の範囲である。たとえば、本処理室10内
の温度を160〜180℃に、前後の控室11,12内
の温度を80〜120℃にして使用される。各室10,
11,12には、それぞれの室の温度を所定温度に保つ
ため、温度制御手段が付属されている。また、各室1
0,11,12には、各室内で蒸発する水分や溶剤の濃
度を限度内に押さえるため、それぞれ排気ファン(排気
手段)24,25,26も設けられている。
炉体1の上方には、長手方向に沿ってレール3が敷設さ
れている。このレール3には、自動走行ホイスト(以
下、「ホイスト」とのみ記す)4が懸架されている。ホ
イスト4は、第3図にみるように、制御盤40,走行モ
ータ41,4つの走行ローラ42,巻き上げモータ4
3,巻き上げドラム44を備え、4つの走行ローラ42
をレール3上に載置することにより懸架され、走行自在
になっている。走行モータ41は、4つの走行ローラ4
2のうちの1つを回転させてホイスト4を走行させるよ
うになっている。ホイスト4には、吊り具5が吊り下げ
られている。吊り具5は、2本のチェーン50,51と
ハンガ52と被塗装物Aを載置する台53とからなって
いる。チェーン50,51は、その一端が巻き上げドラ
ム44に固定されているとともにその他端がハンガ52
に接続されている。台53は、ハンガ52に吊り下げら
れている。ハンガ52および台53は、ステンレスなど
の導電材料で形成されている。巻き上げドラム44は、
巻き上げモータ43によって正逆回転させられるように
なっていて、この正逆回転によりチェーン50,51の
巻き取り,巻き出しを行い、台53を昇降させるように
なっている。制御盤40は、走行モータ41および巻き
上げモータ43の駆動および停止を自由にプログラムで
きるプログラマブルコントローラ(図示せず)を備えて
いる。つまり、このプログラマブルコントローラによっ
て、ホイスト4の走行・停止・吊り下ろし・吊り上げの
各動作を所定の位置で自動的に行わせることができるよ
うになっているのである。この動作の中で、吊り下ろし
・吊り上げの動作は、第5図における化成および電着等
の工程において、化成槽および電着槽等に浸漬する際に
利用される。
れている。このレール3には、自動走行ホイスト(以
下、「ホイスト」とのみ記す)4が懸架されている。ホ
イスト4は、第3図にみるように、制御盤40,走行モ
ータ41,4つの走行ローラ42,巻き上げモータ4
3,巻き上げドラム44を備え、4つの走行ローラ42
をレール3上に載置することにより懸架され、走行自在
になっている。走行モータ41は、4つの走行ローラ4
2のうちの1つを回転させてホイスト4を走行させるよ
うになっている。ホイスト4には、吊り具5が吊り下げ
られている。吊り具5は、2本のチェーン50,51と
ハンガ52と被塗装物Aを載置する台53とからなって
いる。チェーン50,51は、その一端が巻き上げドラ
ム44に固定されているとともにその他端がハンガ52
に接続されている。台53は、ハンガ52に吊り下げら
れている。ハンガ52および台53は、ステンレスなど
の導電材料で形成されている。巻き上げドラム44は、
巻き上げモータ43によって正逆回転させられるように
なっていて、この正逆回転によりチェーン50,51の
巻き取り,巻き出しを行い、台53を昇降させるように
なっている。制御盤40は、走行モータ41および巻き
上げモータ43の駆動および停止を自由にプログラムで
きるプログラマブルコントローラ(図示せず)を備えて
いる。つまり、このプログラマブルコントローラによっ
て、ホイスト4の走行・停止・吊り下ろし・吊り上げの
各動作を所定の位置で自動的に行わせることができるよ
うになっているのである。この動作の中で、吊り下ろし
・吊り上げの動作は、第5図における化成および電着等
の工程において、化成槽および電着槽等に浸漬する際に
利用される。
第1図および第2図にみるように、炉体1外のホイスト
4に吊り下げられた吊り具5は、ハンガ52の下部およ
び台53において炉体1内に臨むようになっている。す
なわち、吊り具5は、被塗装物Aが炉体1内に臨むよう
にホイスト4に吊り下げられている。炉体1には、天井
部において長手方向全長にわたり、吊り具5のハンガ5
2の上部を通過可能とさせる溝17が設けられている。
したがって、溝17の幅は、そのハンガ52の上部が通
過できる広さ(50〜70mm程度)とされている。前記
溝17の開口部分には、炉体内雰囲気がこの溝を通って
外部へ漏洩するのを防止する漏洩防止手段が設けられて
いる。この漏洩防止手段は、PTFE(ポリテトラフル
オロエチレン)等の耐熱性樹脂からなるシート状シール
61とエアーシール62とで構成されている。620は
エアーシール用供給ファン、621はエアーシール用排
気ファンである。この漏洩防止手段により、炉体1内の
熱気が溝17から外部へ洩れることが防がれ、その結
果、溝17の上方に設けられたホイスト4の制御盤に備
わった電子部品などが熱気によって故障することが防止
できる。
4に吊り下げられた吊り具5は、ハンガ52の下部およ
び台53において炉体1内に臨むようになっている。す
なわち、吊り具5は、被塗装物Aが炉体1内に臨むよう
にホイスト4に吊り下げられている。炉体1には、天井
部において長手方向全長にわたり、吊り具5のハンガ5
2の上部を通過可能とさせる溝17が設けられている。
したがって、溝17の幅は、そのハンガ52の上部が通
過できる広さ(50〜70mm程度)とされている。前記
溝17の開口部分には、炉体内雰囲気がこの溝を通って
外部へ漏洩するのを防止する漏洩防止手段が設けられて
いる。この漏洩防止手段は、PTFE(ポリテトラフル
オロエチレン)等の耐熱性樹脂からなるシート状シール
61とエアーシール62とで構成されている。620は
エアーシール用供給ファン、621はエアーシール用排
気ファンである。この漏洩防止手段により、炉体1内の
熱気が溝17から外部へ洩れることが防がれ、その結
果、溝17の上方に設けられたホイスト4の制御盤に備
わった電子部品などが熱気によって故障することが防止
できる。
ホイスト4が走行する部分には、炉体1全長にわたって
ホイスト4を保護するカバー7が設けられていて、停電
等の異常時にも炉体内の熱気でホイスト4が故障しない
ようになっている。カバー7内は、冷却ファン71によ
って送り込まれた冷気によって冷却されるようになって
いる。
ホイスト4を保護するカバー7が設けられていて、停電
等の異常時にも炉体内の熱気でホイスト4が故障しない
ようになっている。カバー7内は、冷却ファン71によ
って送り込まれた冷気によって冷却されるようになって
いる。
前記ホイスト4は、被塗装物Aを、前控室11に一旦入
れてから本処理室10へ移し、本処理室10より後控室
12に一旦入れてから外部へ移すように制御されてい
る。前記各扉13,14,15,16は、前記各室1
0,11,12に出入りする際に開かれるようになって
いて、前外扉13が開いているときには常に前内扉14
が閉じているようになり、逆に、前内扉14が開いてい
るときには常に前外扉13が閉じているようになってい
る。また、後内扉15および後外扉16においても、後
外扉16が開いているときには常に後内扉15が閉じて
いるようになり、逆に、後内扉15が開いているときに
は常に後外扉16が閉じているようになっている。
れてから本処理室10へ移し、本処理室10より後控室
12に一旦入れてから外部へ移すように制御されてい
る。前記各扉13,14,15,16は、前記各室1
0,11,12に出入りする際に開かれるようになって
いて、前外扉13が開いているときには常に前内扉14
が閉じているようになり、逆に、前内扉14が開いてい
るときには常に前外扉13が閉じているようになってい
る。また、後内扉15および後外扉16においても、後
外扉16が開いているときには常に後内扉15が閉じて
いるようになり、逆に、後内扉15が開いているときに
は常に後外扉16が閉じているようになっている。
つぎに、上記したホイスト4の搬送動作と各扉13,1
4,15,16の開閉動作との関連について、第4図
(a)〜(d)を参照しながら詳しく述べる。
4,15,16の開閉動作との関連について、第4図
(a)〜(d)を参照しながら詳しく述べる。
第4図(a)にみるように、被塗装物A1〜A11がホイス
ト4によって搬送されるようになっている。被塗装物A
9〜A11は、電着等により塗装された塗料を焼付処理す
るため、炉体1(前控室11)の前方に待機させられて
いる。被塗装物A1は、焼付処理が完了して炉体1(後
控室12)の後方に送り出されている。被塗装物A
2は、後控室12に入れられている。被塗装物A3〜A
7は、本処理室10に入れられている。被塗装物A
8は、前控室11に入れられている。各扉13,14,
15,16は、全て閉じられている。この状態から一定
時間(たとえば,2分間)経過後、まず第4図(b)にみ
るように、後外扉16が開かれる。ただちに、被塗装物
A2を吊り下げているホイストが動き、被塗装物A2が
後控室12より炉体1外へ搬送される。この前に被塗装
物A1は予め定められたプログラムによって後方へ移動
させられている。第4図(c)にみるように、後外扉16
が閉じられ、ついで、後内扉15および前内扉14が開
かれる。ただちに、被塗装物A3〜A8を吊り下げてい
るホイストが動き、これら被塗装物A3〜A8がそれぞ
れ後方へ搬送され、被塗装物A3が本処理室10から後
控室12に移動され、被塗装物A8が前控室11から本
処理室10に移動される。この状態から、第4図(d)に
みるように、後内扉15および前内扉14が閉じられ、
ついで、前外扉13が開かれる。ただちに、被塗装物A
9〜A11を吊り下げているホイストが動き、これら被塗
装物A9〜A11がそれぞれ後方に搬送され、被塗装物A
9が炉体1外から前控室11に移動される。その後、第
4図(a)にみるように、前外扉13が閉じられ、1サイ
クルが終了する。以下、このサイクルを繰り返し行うよ
うにする。
ト4によって搬送されるようになっている。被塗装物A
9〜A11は、電着等により塗装された塗料を焼付処理す
るため、炉体1(前控室11)の前方に待機させられて
いる。被塗装物A1は、焼付処理が完了して炉体1(後
控室12)の後方に送り出されている。被塗装物A
2は、後控室12に入れられている。被塗装物A3〜A
7は、本処理室10に入れられている。被塗装物A
8は、前控室11に入れられている。各扉13,14,
15,16は、全て閉じられている。この状態から一定
時間(たとえば,2分間)経過後、まず第4図(b)にみ
るように、後外扉16が開かれる。ただちに、被塗装物
A2を吊り下げているホイストが動き、被塗装物A2が
後控室12より炉体1外へ搬送される。この前に被塗装
物A1は予め定められたプログラムによって後方へ移動
させられている。第4図(c)にみるように、後外扉16
が閉じられ、ついで、後内扉15および前内扉14が開
かれる。ただちに、被塗装物A3〜A8を吊り下げてい
るホイストが動き、これら被塗装物A3〜A8がそれぞ
れ後方へ搬送され、被塗装物A3が本処理室10から後
控室12に移動され、被塗装物A8が前控室11から本
処理室10に移動される。この状態から、第4図(d)に
みるように、後内扉15および前内扉14が閉じられ、
ついで、前外扉13が開かれる。ただちに、被塗装物A
9〜A11を吊り下げているホイストが動き、これら被塗
装物A9〜A11がそれぞれ後方に搬送され、被塗装物A
9が炉体1外から前控室11に移動される。その後、第
4図(a)にみるように、前外扉13が閉じられ、1サイ
クルが終了する。以下、このサイクルを繰り返し行うよ
うにする。
以上のことからわかるように、制御手段(コントロー
ラ)で、各扉13〜16の開閉動作と被塗装物Aの搬送
動作のそれぞれを、各扉13〜16の開閉動作に関して
は、各控室11,12の内外の扉13〜16は一方が開
いているときには常に他方が閉じているように制御し、
被塗装物Aの搬送動作に関しては、各扉13〜16の動
きに合わせて、被塗装物Aを、前控室11に一旦入れて
から本処理室10へ移し本処理室10より後控室12に
一旦入れてから外部へ移すように制御するのである。こ
のように、前内外扉13,14は、一方が開いていると
きには常に他方が閉じているとともに、後内外扉15,
16も、一方が開いているときは常に他方が閉じている
ように制御されるため、本処理室10内が直接外部に開
かれることがなく、本処理室10の熱が外部へ逃げるこ
とがほとんどない。したがって、熱効率が良く、しか
も、炉体1内の温度変動も少なくできる。また、炉体1
の天井部には溝17が形成されているが、各扉13,1
4,15,16の開閉が上記のようにして行われるの
で、本処理室10内において、第1図に矢印Qで示すよ
うな扉のところから吹き込んで溝へと流れる気流がなく
なり、溝17を通って外部へ漏洩する熱気を抑えること
ができる。
ラ)で、各扉13〜16の開閉動作と被塗装物Aの搬送
動作のそれぞれを、各扉13〜16の開閉動作に関して
は、各控室11,12の内外の扉13〜16は一方が開
いているときには常に他方が閉じているように制御し、
被塗装物Aの搬送動作に関しては、各扉13〜16の動
きに合わせて、被塗装物Aを、前控室11に一旦入れて
から本処理室10へ移し本処理室10より後控室12に
一旦入れてから外部へ移すように制御するのである。こ
のように、前内外扉13,14は、一方が開いていると
きには常に他方が閉じているとともに、後内外扉15,
16も、一方が開いているときは常に他方が閉じている
ように制御されるため、本処理室10内が直接外部に開
かれることがなく、本処理室10の熱が外部へ逃げるこ
とがほとんどない。したがって、熱効率が良く、しか
も、炉体1内の温度変動も少なくできる。また、炉体1
の天井部には溝17が形成されているが、各扉13,1
4,15,16の開閉が上記のようにして行われるの
で、本処理室10内において、第1図に矢印Qで示すよ
うな扉のところから吹き込んで溝へと流れる気流がなく
なり、溝17を通って外部へ漏洩する熱気を抑えること
ができる。
なお、この水平炉は、安全装置として、扉開閉確認機構
とホイスト停止位置確認手段とを備えている。また、扉
と炉体との間を密閉するために、パッキン等が用いられ
ている。本処理室内の被塗装物の数は、焼付処理時間に
よって定めればよい。
とホイスト停止位置確認手段とを備えている。また、扉
と炉体との間を密閉するために、パッキン等が用いられ
ている。本処理室内の被塗装物の数は、焼付処理時間に
よって定めればよい。
この発明にかかる水平炉は、前記実施例に限定されな
い。炉体内は完全に水平である必要はなく、若干、傾斜
していてもよい。加熱は、熱風によらず、ガス,灯油,
電気赤外線等によるものであってもよい。また、炉体内
の加熱は、熱風循環式に限らず、ラジアントチューブ
(350〜450℃の高温ガスが内部に通されている)
式であってもよい。開閉扉の方式は、上下スライド開閉
式でもよいし、左右スライド開閉式でもよい。開閉駆動
はエアーシリンダ式,電動モータ式,電動シリンダ式等
でもよい。
い。炉体内は完全に水平である必要はなく、若干、傾斜
していてもよい。加熱は、熱風によらず、ガス,灯油,
電気赤外線等によるものであってもよい。また、炉体内
の加熱は、熱風循環式に限らず、ラジアントチューブ
(350〜450℃の高温ガスが内部に通されている)
式であってもよい。開閉扉の方式は、上下スライド開閉
式でもよいし、左右スライド開閉式でもよい。開閉駆動
はエアーシリンダ式,電動モータ式,電動シリンダ式等
でもよい。
以上にみてきたように、本発明にかかる水平炉は、被塗
装物を加熱処理する水平炉であって、トンネル形の炉体
とその内部を加熱する加熱手段とを備え、前記炉体は、
その内部が本処理室とその前後にそれぞれ配置された控
室とを有していて、炉体上方には炉体の長手方向に沿っ
てレールが敷設され、このレールには走行・停止の各動
作を自動的に行う自動走行ホイストが走行自在に懸架さ
れていて、このホイストには前記被塗装物を吊るす吊り
具が前記炉体内に被塗装物が臨むように吊り下げられて
おり、前記炉体には天井部において長手方向全長にわた
り前記吊り具を通過可能とさせる溝が形成され、炉体内
雰囲気が前記溝を通って外部へ漏洩するのを防止する漏
洩防止手段が設けられていて、かつ、前記本処理室と前
後の控室との間にはそれぞれ内扉が、前後の控室と外部
との間にはそれぞれ外扉が設けられているとともに、こ
れら扉の開閉動作と前記ホイストの走行・停止動作を制
御するための制御手段を備えており、この制御手段は、
前記各控室の内外の扉は一方が開いているときには常に
他方が閉じているように前記開閉動作の制御を行う一
方、前記ホイストが、前記の各扉の動きに合わせて、前
記被塗装物を、前控室に一旦入れてから本処理室へ移し
本処理室より後控室に一旦入れてから外部へ移すように
前記走行・停止動作の制御を行うことを特徴としている
ので、つぎのような効果がある。
装物を加熱処理する水平炉であって、トンネル形の炉体
とその内部を加熱する加熱手段とを備え、前記炉体は、
その内部が本処理室とその前後にそれぞれ配置された控
室とを有していて、炉体上方には炉体の長手方向に沿っ
てレールが敷設され、このレールには走行・停止の各動
作を自動的に行う自動走行ホイストが走行自在に懸架さ
れていて、このホイストには前記被塗装物を吊るす吊り
具が前記炉体内に被塗装物が臨むように吊り下げられて
おり、前記炉体には天井部において長手方向全長にわた
り前記吊り具を通過可能とさせる溝が形成され、炉体内
雰囲気が前記溝を通って外部へ漏洩するのを防止する漏
洩防止手段が設けられていて、かつ、前記本処理室と前
後の控室との間にはそれぞれ内扉が、前後の控室と外部
との間にはそれぞれ外扉が設けられているとともに、こ
れら扉の開閉動作と前記ホイストの走行・停止動作を制
御するための制御手段を備えており、この制御手段は、
前記各控室の内外の扉は一方が開いているときには常に
他方が閉じているように前記開閉動作の制御を行う一
方、前記ホイストが、前記の各扉の動きに合わせて、前
記被塗装物を、前控室に一旦入れてから本処理室へ移し
本処理室より後控室に一旦入れてから外部へ移すように
前記走行・停止動作の制御を行うことを特徴としている
ので、つぎのような効果がある。
熱エネルギの損失が減少し、熱効率が良くなる。
エアーカーテンを使用しないので、被塗装物にゴミが
付着しにくい。
付着しにくい。
炉体内の温度分布が安定し、製品の品質向上が計れ
る。
る。
搬送手段として自動走行ホイストを使用するので、大
型製品の搬送が可能となり、大型の被塗装物の乾燥や焼
付などの処理ができる。
型製品の搬送が可能となり、大型の被塗装物の乾燥や焼
付などの処理ができる。
搬送手段として自動走行ホイストを使用するので、塗
装ラインにおいて、他の工程と一貫したラインを組むこ
とができ、この炉の前で被塗装物をコンベヤ等に載せ替
える必要がなく、作業時間や設備費等を減少させること
ができる。したがって、大幅なコストダウンを実現でき
る。
装ラインにおいて、他の工程と一貫したラインを組むこ
とができ、この炉の前で被塗装物をコンベヤ等に載せ替
える必要がなく、作業時間や設備費等を減少させること
ができる。したがって、大幅なコストダウンを実現でき
る。
第1図はこの発明にかかる水平炉の一実施例を模式的に
あらわす正面図、第2図は第1図のX−X′断面図、第
3図は前記実施例のホイストおよび吊り具をあらわす正
面図、第4図(a)〜(d)は前記実施例のホイストの搬送動
作と扉の開閉動作との関連をあらわす説明図、第5図は
塗装ライン工程の一例をあらわす工程図、第6図は塗装
ラインの一例を模式的にあらわす説明図である。 1…炉体 2…加熱手段 3…レール 4…自動走行ホ
イスト 5…吊り具 10…本処理室 11…前控室
12…後控室 13,16…外扉 14,15…内扉
17…溝 61,62…漏洩防止手段 A…被塗装物
あらわす正面図、第2図は第1図のX−X′断面図、第
3図は前記実施例のホイストおよび吊り具をあらわす正
面図、第4図(a)〜(d)は前記実施例のホイストの搬送動
作と扉の開閉動作との関連をあらわす説明図、第5図は
塗装ライン工程の一例をあらわす工程図、第6図は塗装
ラインの一例を模式的にあらわす説明図である。 1…炉体 2…加熱手段 3…レール 4…自動走行ホ
イスト 5…吊り具 10…本処理室 11…前控室
12…後控室 13,16…外扉 14,15…内扉
17…溝 61,62…漏洩防止手段 A…被塗装物
Claims (1)
- 【請求項1】被塗装物(A)を加熱処理する水平炉であっ
て、トンネル形の炉体(1)とその内部を加熱する加熱手
段(2)とを備え、前記炉体は、その内部が本処理室(10)
とその前後にそれぞれ配置された控室(11,12)とを有し
ていて、炉体上方には炉体の長手方向に沿ってレール
(3)が敷設され、このレールには走行・停止の各動作を
自動的に行う自動走行ホイスト(4)が走行自在に懸架さ
れていて、このホイストには前記被塗装物を吊るす吊り
具(5)が前記炉体内に被塗装物が臨むように吊り下げら
れており、前記炉体には天井部において長手方向全長に
わたり前記吊り具を通過可能とさせる溝(17)が形成さ
れ、炉体内雰囲気が前記溝を通って外部へ漏洩するのを
防止する漏洩防止手段(61,62)が設けられていて、か
つ、前記本処理室と前後の控室との間にはそれぞれ内扉
(14,15)が、前後の控室と外部との間にはそれぞれ外扉
(13,16)が設けられているとともに、これら扉の開閉動
作と前記ホイストの走行・停止動作を制御するための制
御手段を備えており、この制御手段は、前記各控室の内
外の扉は一方が開いているときには常に他方が閉じてい
るように前記開閉動作の制御を行う一方、前記ホイスト
が、前記の各扉の動きに合わせて、前記被塗装物を、前
控室に一旦入れてから本処理室へ移し本処理室より後控
室に一旦入れてから外部へ移すように前記走行・停止動
作の制御を行うことを特徴とする水平炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1441087A JPH069668B2 (ja) | 1987-01-24 | 1987-01-24 | 水平炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1441087A JPH069668B2 (ja) | 1987-01-24 | 1987-01-24 | 水平炉 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63182068A JPS63182068A (ja) | 1988-07-27 |
| JPH069668B2 true JPH069668B2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=11860271
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1441087A Expired - Lifetime JPH069668B2 (ja) | 1987-01-24 | 1987-01-24 | 水平炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH069668B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4714160B2 (ja) * | 2006-02-17 | 2011-06-29 | 株式会社ダイフク | 貫通部遮蔽構造 |
| JP5832730B2 (ja) * | 2010-07-30 | 2015-12-16 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータ意匠品の塗装に用いる山型乾燥炉 |
-
1987
- 1987-01-24 JP JP1441087A patent/JPH069668B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63182068A (ja) | 1988-07-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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