JPH069720Y2 - 減圧吸上鋳造用ロストワックス鋳型 - Google Patents

減圧吸上鋳造用ロストワックス鋳型

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JPH069720Y2
JPH069720Y2 JP1987032286U JP3228687U JPH069720Y2 JP H069720 Y2 JPH069720 Y2 JP H069720Y2 JP 1987032286 U JP1987032286 U JP 1987032286U JP 3228687 U JP3228687 U JP 3228687U JP H069720 Y2 JPH069720 Y2 JP H069720Y2
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vacuum suction
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wax
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均 石川
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Daido Steel Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は減圧吸上鋳造法に使用する通気性のロストワッ
クス鋳型に関するものである。
[従来の技術] ロストワックス鋳造法は、ロウで原型を作り、その表面
に鋳物砂を粘結剤を混じえてコーティングしこれを乾燥
させた後160℃程に加熱してロウを溶かし出して中空殻
状の通気性鋳型を製作しこれをさらに高熱で焼成した後
溶湯を注ぐもので、精密鋳造法の一つとして知られてい
る。しかるにロストワックス鋳造法は従来、労働集約型
で自動化が難しく、生産能率,製品歩留が他の製造法に
比べて極端に低く、製造コストが高いとの考えが強かっ
た。
一方、特公昭52−38924号公報に開示された減圧
吸上鋳造法は、米国の大手ロストワックス品メーカーで
あるヒッチナー社が開発したもので、発明者の名前の頭
文字をとって「CLA法」と称され新技術として当分野
で注目を集めているロストワックス鋳造法の1つである
が、次にこの減圧吸上鋳造法について第3a図〜第3d
図に従い簡単に説明する。第3a図において、100は金
属溶湯槽、101はその上方に昇降自在に支持されたチャ
ンバ、103は鋳物砂を焼成して造られた鋳型である。該
鋳型103は下方に延設された溶湯吸上口104をチャンバ10
1の底部開孔105から下方に突出させて該チャンバ101内
に設定される。なお、該底部開口105はチャンバ101内に
鋳型103を設定したときに気密に閉止されるように図示
したように鋳型外周にこぶ状膨出部が形成されている。
そして該チャンバ101を第3b図に示したように下降さ
せて溶湯吸上口104を溶湯中に浸漬し吸気口106を真空ポ
ンプに継ぐことによって該チャンバ101内を減圧する。
そうすると鋳型103は通気性の中空殻状に作られている
のでその内部が減圧され溶湯吸上口104から溶湯を吸引
し該鋳型内が溶湯で満たされる。そこでチャンバ101を
上昇させ製品部内の溶湯が凝固したところで減圧状態を
解くことにより該鋳型の湯道中にある未凝固の溶湯だけ
を流出させ湯道部を空洞にする。この鋳型103を取り出
して砂おとしをすれば第3d図に示したように製品107
が取り出せるものである。しかしてこの減圧吸上鋳造法
は、鋳型で直接に溶湯を減圧吸引した後、湯道に入った
溶湯が再び湯槽に戻され次の鋳型に吸引されるので鋳造
歩留が70%以上となり通常の取鍋を使う上注ぎ方法の35
〜40%前後と比較して大幅な歩留向上が見込めること、
および、鋳型で直接に溶湯を減圧吸引するために湯廻り
がよく、複雑な形状や極薄肉の製品などでも一体鋳造で
きること、溶湯の汚染がなく品質が向上するなど種々の
利点があるものである。
[従来技術の問題点] しかるに従来のロストワックス鋳造法は上記減圧吸上鋳
造法においても労働集約型であることに変わりはなく多
大な労力を要するものであった。即ち、鋳物砂をコーテ
ィングすることによって出来上った鋳型はその砂の付着
量によって外径寸法が不揃いであると共に、非常に脆弱
であるのでメカニカルハンドによって把持し難くそのた
めに無人化,省力化が達成し難い状況であった。
[問題点を解決するための手段] そこで本考案は、上記減圧吸上鋳造法に使用され、メカ
ニカルハンドによって把持し易いロストワックス鋳型を
提供してその省力化,自動化の実現を容易ならしめよう
とするものである。その目的を達成するため本考案の減
圧吸上鋳造用ロストワックス鋳型は、ロウで作られた原
型の表面に鋳物砂をコーティングした後これを加熱して
該ロウを溶かし出すことで製作される中空殻状の通気性
ロストワックス鋳型であって、湯道をなす筒状部を上下
方向に延在しその筒状部の下方の途中に外径を大きくし
たこぶ状膨出部を形成し、下端には下向に開口する溶湯
吸上口を形成し、また、該筒状部の上方を把持部として
該把持部の上端に抜止用の太径膨張部を一体に形成して
なることを特徴とするものである。
[作用] 太径膨張部は把持部からメカニカルハンドがすり抜ける
のを防止するので、鋳型をその溶湯吸上口を下にして安
定した状態で吊下支持できる。従って減圧吸上鋳造法に
おけるロボットによる該鋳型の移動が容易になり、生産
性を向上させる。
[実施例] 第1図,第2図に本考案の一実施例である減圧吸上鋳造
用ロストワックス鋳型を示す。これはロウで作られた原
型(図示せず)の表面に鋳物砂をコーティングした後こ
れを加熱して該ロウを溶かし出すことで製作された中空
殻状で通気性のある鋳型で、図中1は湯道をなす筒状
部、2,2……はその周囲に多数房状に形成された製品
部である。筒状部1は下方に延在しその下方の途中に外
径を局部的に大きくしたこぶ状膨出部4を形成すると共
に、下端に下向に開口する溶湯吸上口3を形成してい
る。また筒状部1の上方には把持部5を一体に形成する
と共に、該把持部5の上端に太径膨張部6を一体に形成
する。太径膨張部6の上面7は平坦な壁面により封鎖さ
れている。なお、この太径膨張部6は等間隔に放射状に
なるようにくびれ込み部8,8……が形成され、該くび
れ込み部の外径は把持部5の外径と略々同じになるよう
になっている。このようにくびれ込み部8,8……を形
成することによりこれが補強リブのように作用し該太径
膨張部6の機械的強度が高くなり特に上下方向への耐荷
重性が増す。
[考案の効果] このように本考案の減圧吸上鋳造用ロストワックス鋳型
は、把持部を延設すると共に、その上端に太径膨張部を
形成してなるので、ロボット(図示せず)のメカニカル
ハンドに把持部の外周をルーズにつかませても該太径膨
張部がストッパになって抜け落ちが防止され確実に鋳型
を支持することができる。このためメカニカルハンドの
つかみ量の精度,制御は簡単でよく、鋳型の寸法が造型
の度毎に不揃いになっても把持部外周をルーズにつかま
せることによって該鋳型をこわすことなく確実に把持で
き、該鋳型を焼成炉へ搬入・搬出したり、鋳込のために
チャンバ内に装入,取出する等の移動工程を自動化,省
力化するのが容易になる。また、この把持部および太径
膨張部を形成することで鋳型全体重量が増し、その重量
でこぶ状膨出部の外周面がチャンバの底部開口内縁に強
く押し当てられその隙間を閉塞するため、鋳造時にチャ
ンバ内を減圧した時に該鋳型がチャンバ内にて浮き上が
るのを防止できこぶ状膨出部がチャンバの底部開口から
離れてチャンバ内に外気が侵入するのを防ぐため、より
確実に溶湯を吸上できるようになる。このように本考案
によれば減圧吸上鋳造法の実用性および生産性を向上さ
せる有益な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示した減圧吸上鋳造用ロス
トワックス鋳型の斜視図、第2図はその鋳型の太径膨張
部の水平断面図、第3a図,第3b図,第3c図,第3
d図は減圧吸上鋳造法の概略を示した説明用図である。 1…筒状部、2…製品部、3…溶湯吸上口、4…こぶ状
膨出部、5…把持部、6…太径膨張部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロウで作られた原型の表面に鋳物砂をコー
    ティングした後これを加熱して該ロウを溶かし出すこと
    で製作される中空殻状の通気性ロストワックス鋳型であ
    って、湯道をなす筒状部を上下方向に延在しその筒状部
    の下方の途中に外径を大きくしたこぶ状膨出部を形成
    し、下端には下向に開口する溶湯吸上口を形成し、ま
    た、該筒状部の上方を把持部として該把持部の上端に抜
    止用の太径膨張部を一体に形成してなることを特徴とす
    る減圧吸上鋳造用ロストワックス鋳型。
JP1987032286U 1987-03-05 1987-03-05 減圧吸上鋳造用ロストワックス鋳型 Expired - Lifetime JPH069720Y2 (ja)

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JPS63138942U JPS63138942U (ja) 1988-09-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5874269A (ja) * 1981-10-29 1983-05-04 M C L:Kk ロストワツクス鋳造方法

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
「鋳型造型法概説」社団法人鋳造技術普及協会発行昭56−11−25P.149

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