JPH0697625B2 - 酸化物超電導体への電極端子接合方法 - Google Patents
酸化物超電導体への電極端子接合方法Info
- Publication number
- JPH0697625B2 JPH0697625B2 JP62187592A JP18759287A JPH0697625B2 JP H0697625 B2 JPH0697625 B2 JP H0697625B2 JP 62187592 A JP62187592 A JP 62187592A JP 18759287 A JP18759287 A JP 18759287A JP H0697625 B2 JPH0697625 B2 JP H0697625B2
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- JP
- Japan
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- oxide superconductor
- joining
- electrode terminal
- electrode terminals
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- Ceramic Products (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、酸化物超電導体への金属電極端子の接合方法
に関する。
に関する。
従来、酸化物超電導体への金属電極端子の接合方法につ
いては、ジヤパニーズ・ジヤーナル・オブ・アプライド
・フイジツクス,4,26(1987年)第311頁から第313頁,
第320項から第321項、及び第327項から328項に論じられ
ているように、金蒸着あるいはインジウムはんだによる
接合,またはAgペーストの自然乾燥による方法が知られ
ていた。
いては、ジヤパニーズ・ジヤーナル・オブ・アプライド
・フイジツクス,4,26(1987年)第311頁から第313頁,
第320項から第321項、及び第327項から328項に論じられ
ているように、金蒸着あるいはインジウムはんだによる
接合,またはAgペーストの自然乾燥による方法が知られ
ていた。
上記従来技術では、酸化物超電導体の電気抵抗測定に必
要な水準の電流値である〜100A/cm2以下の電流の通電は
可能であつたが、103A/cm2以上の電流を必要とする場合
には電極接合面が発熱して超電導状態が破れてしまうと
いう問題があつた。
要な水準の電流値である〜100A/cm2以下の電流の通電は
可能であつたが、103A/cm2以上の電流を必要とする場合
には電極接合面が発熱して超電導状態が破れてしまうと
いう問題があつた。
本発明の目的は、103A/cm2以上の電流を容易に流し得る
酸化物超電導体への電極端子の接合方法を提供するにあ
る。
酸化物超電導体への電極端子の接合方法を提供するにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕 上記目的は、酸化物超電導体表面に、銀,金,白金,パ
ラジウム、またはこれらの合金から成る金属電極端子を
設け、上記金属と酸化物超電導体接合界面に銀,金,パ
ラジウムまたはこれらの合金から成るペーストまたは粉
末を塗布し、950℃以下、好ましくは300〜900℃の酸素
雰囲気中で加熱処理することにより、金属電極端子と酸
化物超電導体を強固に接合せしめることで達成される。
ラジウム、またはこれらの合金から成る金属電極端子を
設け、上記金属と酸化物超電導体接合界面に銀,金,パ
ラジウムまたはこれらの合金から成るペーストまたは粉
末を塗布し、950℃以下、好ましくは300〜900℃の酸素
雰囲気中で加熱処理することにより、金属電極端子と酸
化物超電導体を強固に接合せしめることで達成される。
銀,金,パラジウムまたはこれらの合金からなるペース
ト又は粉末は、酸素雰囲気中においても酸化されること
なく金属状態を保ち得る。また、電極となる金属と容易
に熱拡散により接合される。一方、酸化物超電導体表面
の微細な表面欠陥から、超電導体の表面に侵入して強固
な接合を行う。このため、他の接合方法に比して著しく
界面抵抗が減少するとともに、機械的強停の強い電極端
子を得ることができる。
ト又は粉末は、酸素雰囲気中においても酸化されること
なく金属状態を保ち得る。また、電極となる金属と容易
に熱拡散により接合される。一方、酸化物超電導体表面
の微細な表面欠陥から、超電導体の表面に侵入して強固
な接合を行う。このため、他の接合方法に比して著しく
界面抵抗が減少するとともに、機械的強停の強い電極端
子を得ることができる。
酸化物超電導体としてはY1Ba2Cu7-δを用いた。以下そ
の焼結体の製造方法について示す。
の焼結体の製造方法について示す。
まず、純度99.9%のY2O3,BaCO3,CuOを、YとBaとCuの
比が1:2:3となるように秤量した。これらの粉末をめの
う乳鉢で混合後、混心ボールミルで1時間さらに混合し
た。この混合粉末を950℃で10時間,酸素気流中で焼成
した。この焼成粉をさらにめのう乳鉢で1時間粉枠,混
合した後、成型圧力400kg/cm2で外径φ30、厚さ2mmの円
板状にプレスした。この成型体を、950℃で10時間、酸
素気流中で焼結して所望の酸化物超電導体を得た。
比が1:2:3となるように秤量した。これらの粉末をめの
う乳鉢で混合後、混心ボールミルで1時間さらに混合し
た。この混合粉末を950℃で10時間,酸素気流中で焼成
した。この焼成粉をさらにめのう乳鉢で1時間粉枠,混
合した後、成型圧力400kg/cm2で外径φ30、厚さ2mmの円
板状にプレスした。この成型体を、950℃で10時間、酸
素気流中で焼結して所望の酸化物超電導体を得た。
本実施例では、この焼成体を2mm角、長さ25mm、ダイヤ
モンドカツターにより切り出し以下に示す本発明の方法
により金属電極を接合した。
モンドカツターにより切り出し以下に示す本発明の方法
により金属電極を接合した。
第1図は本発明の電極端子接合方法を示す。所定の形状
に切り出した超電導体1の長手方向の両端からそれぞれ
3mmづつ銀ペースト(P−255)2を塗布し電流端子とし
た(b)。さらに中央部に10mmの間隔で電圧端子を幅1m
m設けた。次に銀ペースト付着部にφ0.1mmの銀線3を巻
きつけた(c)。さらに、この銀線の上から銀ペースト
を十分塗り、乾燥させた後(d)、熱処理(e)を行つ
た。熱処理条件は酸素気流中900℃,5時間で、熱処理
後、電気炉内で室温まで炉去後、φ0.5mmの銅線を電極
端子部分にはんだ付けした。
に切り出した超電導体1の長手方向の両端からそれぞれ
3mmづつ銀ペースト(P−255)2を塗布し電流端子とし
た(b)。さらに中央部に10mmの間隔で電圧端子を幅1m
m設けた。次に銀ペースト付着部にφ0.1mmの銀線3を巻
きつけた(c)。さらに、この銀線の上から銀ペースト
を十分塗り、乾燥させた後(d)、熱処理(e)を行つ
た。熱処理条件は酸素気流中900℃,5時間で、熱処理
後、電気炉内で室温まで炉去後、φ0.5mmの銅線を電極
端子部分にはんだ付けした。
比較のために、以下の方法を用いた。
a.銀ペースト塗布→熱処理(500℃×5時間)酸素気流
中 b.銀ペースト塗布→乾燥のみ c.インジウムはんだによる接合 aの方法では、600℃以上の高温では銀ペーストが熱拡
散により凝集するため500℃以下で熱処理する必要があ
つた。さらに、はんだ付けの際に電極がはく離してしま
つた。
中 b.銀ペースト塗布→乾燥のみ c.インジウムはんだによる接合 aの方法では、600℃以上の高温では銀ペーストが熱拡
散により凝集するため500℃以下で熱処理する必要があ
つた。さらに、はんだ付けの際に電極がはく離してしま
つた。
bの方法では、はんだ付けを行うことは全くできず、φ
0.2mmの銅線を直接巻きつけ、その上から銀ペーストを
塗布して電極とした。
0.2mmの銅線を直接巻きつけ、その上から銀ペーストを
塗布して電極とした。
cの方法は、本発明と同様に強固な接合を得ることがで
きた。
きた。
第2図は、以上の電極端子の接合方法の違いによる電流
一電圧特性の違いを液体窒素温度において比較したもの
である。なお、比較方法aは、一方の電流端子の接合が
できなかつたので除外した。b,cの方法は、いずれも液
体窒素中で電極部分が発熱して沸騰現象が起こることを
肉眼で確認した。本発明による電極接合方法では、電極
周辺部での液体窒素の沸騰現象は見られず、約4,000A/c
m2で酸化物超電導体が完全な常電導状態に転移して赤熱
後、溶断したが、電極部分に変化はなかつた。
一電圧特性の違いを液体窒素温度において比較したもの
である。なお、比較方法aは、一方の電流端子の接合が
できなかつたので除外した。b,cの方法は、いずれも液
体窒素中で電極部分が発熱して沸騰現象が起こることを
肉眼で確認した。本発明による電極接合方法では、電極
周辺部での液体窒素の沸騰現象は見られず、約4,000A/c
m2で酸化物超電導体が完全な常電導状態に転移して赤熱
後、溶断したが、電極部分に変化はなかつた。
本発明により、液体窒素温度以上の高い超電導転移温度
を有する酸化物超電導体へ、実用必要な1,000A/cm2以上
の電流密度を容易に流し得ることが可能となつた。
を有する酸化物超電導体へ、実用必要な1,000A/cm2以上
の電流密度を容易に流し得ることが可能となつた。
第1図は本発明の酸化物超電導体への電極端子接合方法
を示す工程図、第2図は本発明と従来の電極接合方法に
よる電流一電圧特性の違いを示す線図である。
を示す工程図、第2図は本発明と従来の電極接合方法に
よる電流一電圧特性の違いを示す線図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢内 吉美 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内 (72)発明者 佐藤 宏 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内
Claims (1)
- 【請求項1】酸化物超電導体表面に、金属電極端子を接
合する方法において、金属電極端子は、銀,金,白金,
パラジウム,又はこれらの合金からなり、前記金属電極
端子と酸化物超電導体の接合面に、銀,金,パラジウム
またはこれらの合金から成るペーストまたは粉末を塗布
し、950℃以下の酸素雰囲気中で熱処理を施すことを特
徴とする酸化物超電導体への電極端子接合方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62187592A JPH0697625B2 (ja) | 1987-07-29 | 1987-07-29 | 酸化物超電導体への電極端子接合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62187592A JPH0697625B2 (ja) | 1987-07-29 | 1987-07-29 | 酸化物超電導体への電極端子接合方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6433870A JPS6433870A (en) | 1989-02-03 |
| JPH0697625B2 true JPH0697625B2 (ja) | 1994-11-30 |
Family
ID=16208806
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62187592A Expired - Lifetime JPH0697625B2 (ja) | 1987-07-29 | 1987-07-29 | 酸化物超電導体への電極端子接合方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0697625B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2889595B2 (ja) * | 1989-07-10 | 1999-05-10 | 三洋電機株式会社 | 酸化物超電導体膜の電極形成方法 |
| JPH0779045B2 (ja) * | 1991-02-07 | 1995-08-23 | 三井金属鉱業株式会社 | 酸化物超電導電流リード |
| US5296459A (en) * | 1992-06-19 | 1994-03-22 | Trustees Of Boston University | Method for making an electrically conductive contact for joining high T.sub. |
-
1987
- 1987-07-29 JP JP62187592A patent/JPH0697625B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6433870A (en) | 1989-02-03 |
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