JPH069766U - 異材質配管の継手構造 - Google Patents

異材質配管の継手構造

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JPH069766U
JPH069766U JP045789U JP4578992U JPH069766U JP H069766 U JPH069766 U JP H069766U JP 045789 U JP045789 U JP 045789U JP 4578992 U JP4578992 U JP 4578992U JP H069766 U JPH069766 U JP H069766U
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JP
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pipe
flange
clad material
layer
stainless steel
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JP045789U
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English (en)
Inventor
輝彦 備前
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石川島播磨重工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異材質の配管どうしをフランジ接合する場合
に、配管スペースが狭い場合にもクラッド材を用いた継
手構造を採用できるようにする。 【構成】 一方の配管10はステンレスで構成され、他
方の配管12はアルミニウム合金で構成されている。配
管10の端部にはステンレス製のフランジ14が溶接4
8で接合されて構成されている。配管12の端部にはク
ラッド材で作られたフランジ40が構成されている。ク
ラッド材は、アルミニウム合金層18、純アルミ層2
0、チタン層22、ステンレス層24を積層し、爆着等
で接合して構成され、これをチャンバー状に削り出し加
工してフランジ40の形状に形成している。フランジ4
0自体をクラッド材で構成したので、継手全体の長さL
2を短くすることができ、設置スペースが狭い場合にも
採用することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、アルミニウムパイプとステンレスパイプなど異材質の配管どうし をつなぐ継手構造に関し、熱膨張などによる弛みを防止したものである。
【0002】
【従来の技術】
加速器の真空チャンバーは一般にアルミニウム合金チャンバーで作られている が、部分的にステンレスチャンバーを用いる場合がある。このような場合、アル ミニウムチャンバーとステンレスチャンバーどうしをフランジを介してボルト締 めでつなぐ必要がある。
【0003】 そのつなぎ方の最も簡単な方法としては、各チャンバー端部にそれぞれの材料 でフランジを形成して、これらをボルト締めすることが考えられる。ところが加 速器では初期立上げ時に真空チャンバーに対しベーキングによる脱ガス処理を行 なうので、真空チャンバーはヒートサイクルを受ける。このため、上記のような 異材どうしのフランジを接合する構造では、熱膨張差で弛みが起こる可能性があ る。
【0004】 そこで、いわゆるクラッド材を用いてフランジどうしを同じ材料で接続するこ とが考えられている。図2は従来のクラッド材を用いた継手構造を示すものであ る。一方の配管10はステンレスで構成され、他方の配管12はアルミニウム合 金で構成されている。配管10の端部にはステンレス製のフランジ14が構成さ れている。配管12の端部にはクラッド材16が接続されている。クラッド材1 6は、配管12と溶接可能なアルミニウム合金層18、純アルミ層20、チタン 層22、ステンレス層24を積層し、爆着、拡散接合、摩擦圧接等で接合して構 成され、これを削り出し加工して所定のチャンバ形状に形成している。クラッド 材16と配管12とは溶接26で接合されている。また、クラッド材16の端部 には、ステンレス製のフランジ30が溶接28で接合されている。これにより、 配管10,12の端部のフランジ14,30はステンレスどうしになり、これを ボルト・ナット32で締め付けて接続することにより、ヒートサイクルを受けて も熱膨張差がなくなり、弛みを防止することができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
前記図2の継手構造によれば、フランジ30と配管12との間にクラッド材1 6による継手を挿入するので、継手部分全体の長さL2が長くなる傾向があった 。特に、クラッド材16の両端部は溶接26,28で配管12とフランジ30と に接合するが、クラッド材16は溶接時に高温にさらされると(例えば350℃ 以上)各層18,20,22,24間の接合面が壊れるおそれがある。このため 、溶接箇所26,28を各層の接合面からある程度離す必要があり、クラッド材 16自体の長さL1はある程度長く構成する必要がある。このため、継手部分全 体の長さL2がさらに長く必要となり、配置スペースが狭い場合にはこの構造を 採用することができない場合が生じていた。
【0006】 この考案は前記従来の技術における問題点を解決して、配置スペースが狭い場 合にもクラッド材を用いた継手構造を採用できるようにした異材質配管の継手構 造を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案は、材質が異なる2本の配管の端部にそれぞれフランジを構成して、 これらフランジを介して前記2本の配管どうしを接続する継手構造であって、一 方の配管の端部に構成されるフランジを当該一方の配管と溶接可能な同種の材質 で構成し、他方の配管の端部に構成されるフランジを、当該他方の配管とつなが る部分を当該他方の配管と溶接可能な同種の材質で構成し、前記一方の配管と接 続される部分を当該一方の配管と同種の材質で構成し、これら両者の間の部分を これら両者を接合する材質で構成したクラッド材で構成してなるものである。
【0008】
【作用】 この考案によれば、フランジ自体をクラッド継手で構成したので、前記図2の ようにクラッド材16とは別にフランジ30を設ける必要がなくなり、継手全体 の長さを短くできるので、設置スペースが狭い場合にも採用することができる。
【0009】
【実施例】
この考案の一実施例を図1に断面図で示す。一方の配管10はステンレス(S US304,SUS304L,SUS316,SUS316L等)で構成され、 他方の配管12はアルミニウム合金(A1070,A1050,A1100,A 1200,A2014,A2017,A2024,A3003,A3203,A 5052,A5154,A5454,A5056,A5083,A6061,A 6063,A7003,A7N01,A7075等)で構成されている。配管1 0の端部にはこれと溶接可能な同種の材質としてSUS304,SUS304L ,SUS316,SUS316L等によるステンレス製のフランジ14が溶接4 8で接合されて構成されている。配管10とフランジ14とは完全に同一材質で ある必要はない。互いに溶接可能な同種の(すなわちステンレスどうしの)材質 であればよい。
【0010】 配管12の端部にはクラッド材で作られたフランジ40が構成されている。ク ラッド材は、例えば図3に示すように、アルミニウム合金層18、純アルミ層2 0、チタン層22、ステンレス層24を積層し、爆着、拡散接合、摩擦圧接等で 接合して構成され、これを図3に二点鎖線で示すようにチャンバー形状に削り出 し加工してフランジ40の形状に加工している。
【0011】 アルミ合金層18は、アルミ合金製配管12と溶接可能な同種の材質として例 えばA5083等で作られている。アルミ合金層18は、アルミ合金製配管12 と全く同一材質である必要はない。互いに溶接可能な同種の(すなわちアルミど うしの)材質であればよい。純アルミ層20はアルミ合金層18と接合可能なA 1100等で作られている。ステンレス層24は(SUS304,SUS304 L,SUS316,SUS316L等)で作られている。ステンレス層24はス テンレス製フランジ14と全く同一材質である必要はない。同種の(すなわちス テンレスどうしの)材質であればよい。
【0012】 図1において、フランジ40と配管12とは溶接46で接合されている。これ により、配管10,12の端部のフランジ14,40の突き合わせ面はステンレ スどうしになり、これをボルト・ナット32で締め付けて接続することにより、 ヒートサイクルを受けても熱膨張差がなくなり、弛みを防止することができる。
【0013】 図1の構成によれば、フランジ40自体をクラッド材で構成したので、図2の 従来の構造に比べて継手全体の長さL2を短くすることができ、設置スペースが 狭い場合にも採用することができる。
【0014】 ここで図1の継手構造の実際の使用例について説明する。図4はシンクロトロ ンにおいて、ビーム輸送部31から送られてくる電子ビームを入射部33を介し て蓄積リング35に入射する部分を平面図で示したものである。真空チャンバー 35は大部分がアルミチャンバー12で作られているが、バンプ磁石BPを通過 する部分は所望の磁場を得る目的でセラミックチャンバー39で作られている。 セラミックチャンバー39は、アルミチャンバー35と直接にはフランジで接合 できないので、通常は端部にKOVAR(商標)38をろう付41で接合し、K OVAR38にステンレスフランジ14を溶接42で接合してアルミチャンバー 12とフランジ接合する。このフランジ接合は、バンプ磁石34と偏向磁石36 との間で行なう必要があるが、この磁石34,36間の距離Dは短く、前記図2 の従来構造を用いることはできない。そこで、このフランジ接合に図1の継手構 造を用いることにより、この狭い間隔D内でのフランジ接合を実現している。
【0015】
【他の実施例】
前記図1の実施例ではアルミ配管12側のフランジ40をクラッド材で構成し たが、図5に示すようにステンレス配管10側のフランジ14をクラッド材で構 成することもできる。
【0016】 また、この発明はアルミ配管とステンレス配管の接続以外にも各種異材配管の 接続に利用することができる。例えば図6は、アルミ配管50と銅配管52の接 続を行なうように構成したものである。アルミ配管50の端部には、アルミ合金 製(例えばA2219)のフランジ54が溶接56で接合されている。銅配管5 2の端部には、クラッド材で作られたフランジ58が溶接60で接合されている 。クラッド材58は配管52側から無酸素銅層62、純アルミ層64(例えばA 1050等)、アルミ合金層66(A2219等)を順次積層して、爆着、拡散 接合、摩擦接合等で一体化して構成されている。配管10,12はフランジ54 ,58をボルト・ナット32で締め付けて連結されている。フランジ54,58 の接合面はアルミどうしなので熱膨張差による弛み等の問題が生じなくなる。
【0017】 前記実施例ではクラッド材の各層をフランジの軸方向に積層した場合について 説明したが、図7のようにフランジの径方向に積層することもできる。図7は前 記図1と同様にステンレス配管10とアルミ配管12を連結する場合を示したも のである。ステンレス配管10の端部には、ステンレス製のフランジ14が溶接 48で接合されている。アルミ配管12の端部にはフランジ40が溶接46で接 合されている。フランジ40はクラッド材で構成されている。このクラッド材は A−A矢視図に示すように配管12側からアルミ合金層18、純アルミ層20、 チタン層22、ステンレス層24を径方向に順次積層して爆着、拡散接合、摩擦 圧接等で各層間を接合して構成されている。溝70は、配管12にフランジ40 を溶接46で接合する場合に、溶接の熱がクラッド材の各層接合面に伝わらない ようにするものである。フランジ40はステンレス層24の部分でフランジ14 に突き合わされて、ボルト・ナット32で連結される。これによればフランジ1 4,40の接合面はステンレスどうしなので、熱膨張差による弛み等の問題が生 じにくくなる。特にチタン層22までの径dを小さくすれば効果的である。
【0018】
【変更例】
この考案は、加速器のチャンバ以外にも異材の配管どうしを接続する部分に適 用することができる。また、ヒートサイクルを受けない部分にも適用できる。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、フランジ自体をクラッド継手で構成 したので、前記図2のようにクラッド材16とは別にフランジ30を設ける必要 がなくなり、継手全体の長さを短くできるので、設置スペースが狭い場合にも採 用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す断面図である。
【図2】従来構造を示す図である。
【図3】クラッド材の構造の一例を示す断面図である。
【図4】図1の継手をシンクロトロンの真空チャンバー
の継手に適用した例を示す平面図およびその一部拡大図
である。
【図5】この発明の他の実施例を示す断面図である。
【図6】この発明の他の実施例を示す断面図である。
【図7】この発明の他の実施例を示す断面図およびA−
A矢視図である。
【符号の説明】
10,12 配管 14 フランジ 18,20,22,24 クラッド材の各部分 40 フランジ(クラッド材)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】材質が異なる2本の配管の端部にそれぞれ
    フランジを構成して、これらフランジを介して前記2本
    の配管どうしを接続する継手構造であって、 一方の配管の端部に構成されるフランジを当該一方の配
    管と溶接可能な同種の材質で構成し、 他方の配管の端部に構成されるフランジを、当該他方の
    配管とつながる部分を当該他方の配管と溶接可能な同種
    の材質で構成し、前記一方の配管と接続される部分を当
    該一方の配管と同種の材質で構成し、これら両者の間の
    部分をこれら両者を接合する材質で構成したクラッド材
    で構成してなる異材質配管の継手構造。
JP045789U 1992-06-05 1992-06-05 異材質配管の継手構造 Pending JPH069766U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007005020A (ja) * 2005-06-21 2007-01-11 Japan Atomic Energy Agency 遠隔配管着脱装置
JP2012200744A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Asahi Kasei Chemicals Corp 溶接用継手材
WO2017211352A1 (de) * 2016-06-09 2017-12-14 Allectra GmbH Flanschbauteil zur gasdichten verbindung mit weiteren bauteilen für rohrleitungssysteme

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