JPH0697832A - 符号変換回路およびそれを備えたa/d変換器 - Google Patents

符号変換回路およびそれを備えたa/d変換器

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JPH0697832A
JPH0697832A JP4244380A JP24438092A JPH0697832A JP H0697832 A JPH0697832 A JP H0697832A JP 4244380 A JP4244380 A JP 4244380A JP 24438092 A JP24438092 A JP 24438092A JP H0697832 A JPH0697832 A JP H0697832A
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JP4244380A
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Inventor
Kenji Murata
健治 村田
Keiichi Kusumoto
馨一 楠本
Akira Matsuzawa
昭 松沢
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はバイナリコードへの変換時間が短
く、かつ符号変化に伴うノイズの発生が小さい2進コー
ドをA/D変換器に用いることにより、高速で、かつ高
精度のA/D変換器を実現することを目的とする。 【構成】 2進コード入力19をバイナリコード15に
変換して出力する符号変換回路において、最上位ビット
を除くバイナリコード15のうち最下位ビットを含む少
なくとも2つ以上のビットについて2進コード19の第
jビットとバイナリコード15の第(j+1)ビットの
排他的論理和をグレイコード型排他的論理和回路16b
を用いて第jビットのバイナリコードとして出力し、残
りのビットは2進コード19の第kビットと2進コード
19の第(k+1)ビットの排他的論理和を擬似コード
グレイコード型排他的論理和回路16aを用いて第kビ
ットのバイナリコード15として出力するように2進コ
ードを設定した符号変換回路である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はA/D変換器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】多くの産業分野において信号処理のデジ
タル化が進み、デジタル信号処理のキーデバイスとなる
アナログ値をデジタル値に変換する機能を有するA/D
変換器においても、高速化、高精度化が要求されてい
る。特にVTR等に搭載されるアナログ映像信号をデジ
タル値に変換する画像用A/D変換器の基本的な構成法
として並列型A/D変換器が挙げられる。そこで並列型
A/D変換器の構成および動作を示す。
【0003】図2は3ビットの並列型A/D変換器の構
成である。基準電圧1と基準電圧2の間に基準抵抗列3
が接続されている。前記基準抵抗列3は基準抵抗4によ
って基準電圧1,2の電位差を等電位に分割しており、
該当電位点は電圧比較器列5に含まれている各々の電圧
比較器6の一方の入力端子に接続されている。すなわち
各電圧値VRi(i=1、2、3、・・・、7)はVRi-1
−VRiが一定値となる。電圧比較器列5に含まれている
各々の電圧比較器6の他方の入力端子はアナログ入力信
号7に接続されている。電圧比較器列5の出力端子は符
号選択回路8の入力端子に接続されており、符号選択回
路8の出力端子は符号化回路9の入力端子に接続されて
いる。符号化回路9の出力回路は符号変換回路10の入
力端子に接続されており、符号変換回路10より3ビッ
トのA/D変換出力11が出力される。
【0004】以上が並列型A/D変換器の構成である
が、次に図4(a),(b)を用いてA/D変換器がア
ナログ値をデジタル値に変換する動作について述べる。
図4(a)の横軸は時間を表し縦軸はアナログ信号の電
圧値を表す。A/D変換器はサンプリング時刻TSi(i
=−1、0、1、・・・、7)におけるアナログ信号の
電圧値ANiをサンプリングする。サンプリング時刻TSi
はTSi+1−TSiが一定であるという条件を満たす。すな
わちA/D変換器は時間の経過と共に電圧値が変化する
信号を等しい時間間隔でサンプリングすることになる。
サンプリングされたアナログ入力信号電圧ANiは各々の
電圧比較器6によって比較参照電圧VRiと比較される。
例えば図2においてVR0<VR8となるように基準電圧
1,2を選ぶと、VR4<ANi<VR5の条件を満たすアナ
ログ信号7が入力した場合は、VR1、VR2、VR3、VR4
に接続された電圧比較器は比較参照電圧値よりもアナロ
グ入力信号電圧値が大きいと判断して1レベル(論理振
幅レベルのハイレベル)を出力し、VR5、VR6、VR7に
接続された電圧比較器は比較参照電圧値よりも前記アナ
ログ入力信号電圧値が小さいと判断し0レベル(論理振
幅レベルのローレベル)を出力する。このように比較参
照電圧VR4とVR5の間にアナログ入力信号電圧ANiがあ
る場合には、電圧比較器列5は、VR4とVR5の間に接続
されている電圧比較器の出力が0レベルから1レベルに
変化する比較結果C7〜C1(0001111)を出力す
る。符号選択回路8は、入力されたビット列C7〜C1の
0レベルと1レベルの境界を検出して、境界の位置に対
応したビットのみを1レベルとし、他のビット列を全て
0レベルとしたコード選択信号P7〜P1(000100
0)を出力する。符号化回路9は符号選択回路8より出
力されたコード選択信号P7〜P1の1レベルの位置に対
応して決まった3ビット2進コードを出力する。符号化
回路9より出力された3ビット2進コードは符号変換回
路10により3ビットバイナリコード(100)に変換
され、これがA/D変換出力11となる。このようにA
/D変換器の出力値は基準電圧をしきい値として変化す
る。図4(b)は基準電圧VRiとA/D変換器の出力値
の関係を示している。以上が並列型A/D変換器の動作
である。
【0005】ところで、高分解能のA/D変換器を実現
するためには2つの基準電圧1,2間を多くの基準抵抗
で分割する必要がある。すなわちA/D変換器の分解能
が上がるにしたがって隣合う比較参照電圧間の電位差も
小さくなるが、この時、特にCMOSトランジスタによ
って構成されるA/D変換器では、各々の回路を構成す
る構成要素のばらつき等が原因でA/D変換出力11に
ミスコードが発生するという問題が生じる。この問題を
解決する手段として、図2における符号化回路9には
(表1)に示すグレイコード、あるいは(表2)に示す
疑似グレイコードを出力する構造が一般に用いられてお
り、A/D変換器は電圧比較結果を一度グレイコードあ
るいは疑似グレイコードにした後、符号変換回路10に
よりバイナリコードに変換してA/D変換結果を出力す
る(特開昭58−71726、特開昭62−3272
4)。
【0006】
【表1】
【0007】
【表2】
【0008】以下に(表1)に示すグレイコード、(表
2)に示す疑似グレイコードによりミスコードの発生を
防止する機構について説明する。例えば図2における前
記の条件で、VR4、VR5間の電位差が微小であるとする
と、VR4に接続された電圧比較器とVR5に接続された電
圧比較器の構成要素のばらつき等により、VR5に接続さ
れた電圧比較器は比較参照電圧値よりもアナログ入力信
号電圧値が大きいと判断して1レベルを出力し、VR4に
接続された電圧比較器は比較参照電圧値よりもアナログ
入力信号電圧値が小さいと判断し0レベルを出力すると
いう現象が生じ、電圧比較器列5は誤った比較結果C7
〜C1(0010111)を出力する。符号選択回路8
は、電圧比較器列5の誤った出力により、P5、P4、P
3の3つの出力を1レベルとする誤ったコード選択信号
P7〜P1(0011100)を出力する。符号化回路9
では符号選択回路8の誤った出力の1レベルに対応する
3つの2進コードの合成符号を出力することになる。こ
こで6ビットのA/D変換器の符号化回路9が(表3)
に示す6ビットのバイナリコードを出力する構造である
場合を考える。
【0009】
【表3】
【0010】いまコード選択信号が10進数で14、1
5、16に対応する3つのバイナリコードを選択したと
すると、001110、001111、010000の
3つのコードが同時に選択される。符号化回路9は3つ
のコードの合成符号として、0レベル優先で出力(AN
D出力)する場合は10進数で0(000000)を出
力し、1レベル優先で出力(OR出力)する場合には1
0進数で31(011111)を出力する。このように
符号化回路9にバイナリコードを出力する構造を用いる
と、電圧比較器列5の誤った比較結果に対してA/D変
換出力11がミスコードとなる。
【0011】これに対し、符号化回路9が(表1)に示
すような6ビットのグレイコードを出力する構造である
場合には、前記の条件で001001、001000、
011000の3つのコードが同時に選択され、符号化
回路9はAND出力の場合は10進数で15(0010
00)、OR出力の場合は10進数で17(01100
1)を出力する。また符号化回路9が(表2)に示す6
ビットの疑似グレイコードを出力する構造である場合に
は、コード選択信号が10進数で14、15、16に対
応する3つの2進コードを選択したとすると、0010
11、001010、011111の3つのコードが同
時に選択され、前記符号化回路9はAND出力の場合は
10進数で15(001010)、OR出力の場合は1
0進数で16(011111)を出力する。このように
符号化回路9に(表1)に示すグレイコードまたは(表
2)に示す疑似グレイコードを出力する構造を用いる
と、電圧比較器列5の誤った比較結果に対してA/D変
換出力のミスコードの発生が防止できる。
【0012】ところが図2における構造では、例えばA
Ni=VR4の条件を満たすアナログ信号が入力された場合
を考えると、VR4に接続された電圧比較器の比較結果C
4は0レベルと1レベルの中間レベルになる。ここで符
号選択回路8において入力C4に対しP3、P4を出力す
る2つの排他的論理和回路の構成要素にばらつきがある
と、出力P3、P4がいずれも0レベルを出力する状態が
起こり得る。このような場合符号化回路9に入力するコ
ード選択信号が無選択状態(0000000)になり、
符号変換化回路9の構造によってA/D変換出力11が
最小値(000)または最大値(111)のミスコード
を発生する。この現象を回避するために、図3では電圧
比較器列5の出力CK-1とCK+1(K=2、3、4、5、
6)の排他的論理和をコード選択信号PKとする構造に
している(特開昭63−269829)。
【0013】以下に図3に示すA/D変換器の動作につ
いて説明する。例えば図3においてVR8>VR0となるよ
うに基準電圧1,2を選ぶと、VR5>ANi>VR4の条件
を満たすアナログ信号が入力した場合には、電圧比較器
列5はVR5とVR4の間に接続されている電圧比較器の出
力が1レベルから0レベルに変化する比較結果C7〜C1
(0001111)を出力する。符号選択回路12は、
入力されたビット列の0レベルと1レベルの境界を検出
して、境界の位置に対応した2つのビットを1レベルと
し、他のビット列を全て0レベルとしたコード選択信号
P7〜P1(0011000)を出力する。符号化回路1
3はコード選択信号の2つの1レベルの位置にそれぞれ
対応する2つの3ビット2進コードの合成符号を例えば
0レベル優先で出力(AND出力)する構造になってい
る。前記符号化回路13より出力された3ビット2進コ
ードは符号変換回路10により3ビットバイナリコード
(100)に変換され、これがA/D変換器の出力とな
る。この構造によれば、例えばANi=VR4の条件を満た
すアナログ信号が入力された場合において、VR4に接続
された電圧比較器の比較結果C4が0レベルと1レベル
の中間レベルになっても符号選択回路12における入力
C5(0レベル)、C3(1レベル)対する出力P4が1
レベルを出力し、符号選択回路12の出力するコードは
少なくとも無選択状態になることは無く、従ってA/D
変換出力11が最小値(000)、または最大値(11
1)に誤ることが無い。
【0014】図3に示すような構造においてミスコード
の発生を防止するためには、(表1)に示すグレイコー
ドの他に(表4)に示す疑似グレイコードが有効である
(特開平1−202928)。
【0015】
【表4】
【0016】以下に図3における符号化回路13に(表
4)に示す疑似グレイコードを出力する構造を用いた場
合にミスコードを防止する機構について説明する。例え
ば図3においてVR0<VR8となるように基準電圧1,2
を選び、VR4<ANi<VR5の条件を満たすアナログ信号
7が入力した場合にVR4、VR5間の電位差が微小である
とすると、VR4に接続された電圧比較器とVR5に接続さ
れた電圧比較器の構成要素のばらつき等により、電圧比
較器列5は誤った比較結果C7〜C1(0010111)
を出力する。符号選択回路12は、電圧比較器列5の誤
った出力により、P6、P3の2つの出力を1レベルとす
る誤ったコード選択信号P7〜P1(0100100)を
出力する。ここで6ビットのA/D変換器の符号化回路
13が(表4)に示す6ビットの疑似グレイコードを出
力する構造である場合を考える。(表5)は符号化回路
13が(表4)に示す6ビットの疑似グレイコードを出
力するための設定コードを示している。
【0017】
【表5】
【0018】いまコード選択信号が10進数で13、1
6に対応する2つの符号設定コードを選択したとする
と、(表4)より001001、0011110の2つ
のコードが同時に選択される。符号化回路13は選択さ
れた2つのコードのAND出力(001000)を出力
する。(表4)より符号化回路より出力されたコード
(001000)は10進数で12に相当する数であ
り、A/D変換出力11の誤差が小さい。このように図
3における符号化回路13に(表4)に示す疑似グレイ
コードを出力する構造を用いた場合にもA/D変換出力
11のミスコードの発生を防止する働きがある。
【0019】以上に述べたように、A/D変換器におけ
る出力のミスコード発生を防止するためには、(表1)
に示すグレイコード、(表2)に示す疑似グレイコー
ド、(表4)に示す疑似グレイコードが有効であるが、
グレイコードはバイナリコードに変換する際に変換時間
が長く、A/D変換器の高速化に対して不利である。図
5は6ビットのグレイコード入力14を6ビットのバイ
ナリコード出力15に変換するための符号変換回路であ
るが、6ビットのバイナリコードの最下位ビットB1を
出力するには5個の排他的論理和回路16を通過する必
要がある。すなわちNビットのバイナリコードの最下位
ビット出力はN−1個の排他的論理和回路を通過した後
に出力されるので、A/D変換器の分解能が上がるに従
いバイナリコードへの変換時間が長くなる。
【0020】これに対し、(表2)に示す疑似グレイコ
ード、(表4)に示す疑似グレイコードはバイナリコー
ドへの変換時間が短く、A/D変換器の高速化に対して
有利である。図6は(表2)に示す6ビットの疑似グレ
イコード入力17を6ビットのバイナリコード出力15
に変換する符号変換回路であり、(表2)に示す疑似グ
レイコードは最上位ビットを除く全てのビットについて
1個の排他的論理和回路16を経るだけでバイナリコー
ドへの符号変換が可能である。図7は(表4)に示す6
ビットの疑似グレイコード入力18を6ビットのバイナ
リコード出力15に変換する符号変換回路であり、(表
4)に示す疑似グレイコードは最上位ビットと最下位ビ
ットを除く他のビットについては1個の排他的論理和回
路16を経るだけでバイナリコードが出力され、最下位
ビットB1についても2個の排他的論理和回路16を経
るだけでバイナリコードが出力される。このように(表
2)に示す擬似グレイコード、(表4)に示す擬似グレ
イコードはA/D変換器の分解能に関わらずバイナリコ
ードへの変換が常に高速である。
【0021】ところで、図2,3に示すA/D変換器に
おける符号化回路9、13が出力する2進コードのビッ
トが0レベルから1レベル、または1レベルから0レベ
ルに符号反転する際にはノイズの発生を伴い、このノイ
ズが比較参照電圧値またはアナログ入力信号7の電圧値
を変動させ電圧比較器列5の電圧比較精度を悪化させる
原因となる。グレイコードは前記電圧比較器列5の比較
結果の0レベルと1レベルの境界が1つ増減する毎に、
符号反転が常に1つのビットのみであるので、符号変化
に伴うノイズの発生が常に最小であり、電圧比較器列5
の電圧比較精度に及ぼす影響が常に最小であるという利
点がある。ところが(表2)に示す疑似グレイコードに
ついては(表6)に示すように、(表4)に示す疑似グ
レイコードについては(表7)に示すように、ある特定
の値が増加または減少する際に複数のビットで同時に符
号反転が起こるので符号変化に伴うノイズの発生が大き
く、従って電圧比較器列5の比較精度に及ぼす影響が大
きいのでA/D変換器の精度が悪化するという欠点を持
つ。
【0022】
【表6】
【0023】
【表7】
【0024】
【発明が解決しようとする課題】以上に示したように、
従来のA/D変換器における符号化回路の2進コード出
力には、ミスコードの発生を防止するためにグレイコー
ドまたは疑似グレイコードが用いられているが、グレイ
コードはバイナリコードに変換する際に変換時間が長く
A/D変換器の高速化に対し不利である。一方、疑似グ
レイコードはある特定の値の増減の際に多くのビットが
同時に符号反転するので、符号変化に伴うノイズの発生
が大きく、A/D変換器の精度を悪化させるという欠点
を持つ。
【0025】本発明は、上述の問題に鑑み、バイナリコ
ードへの変換時間が短く、従ってA/D変換器の高速化
に有利であり、かつ値が増減する際に同時に符号反転す
るビットの数が少なく、従ってA/D変換器の高精度化
に有利な2進コードをA/D変換器の符号化回路に用い
ることにより、高速で、かつ高精度のA/D変換器を実
現することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明では、バイナリコード出力の最下位ビット
を含む少なくとも2つ以上のビットについて2進コード
入力の第jビットと前記バイナリコード出力の第(j+
1)ビットの排他的論理和により第jビットのバイナリ
コードとして出力され、残りのビットは前記2進コード
の第kビットと前記2進コードの第(k+1)ビットの
排他的論理和により第kビットのバイナリコードとして
出力されるように2進コード入力が設定された符号変換
回路の構成とする。また、前記符号変換回路をA/D変
換器に用いる。
【0027】
【作用】A/D変換器に上記2進コードおよび符号変換
回路を用いることにより、バイナリコードへの変換時間
が短いため高速動作が可能で、電圧比較器列の比較結果
の増減に対して同時に符号変化するビットの数が少ない
ためノイズの発生が小さく高精度で、しかもミスコード
の発生を防止する効果のあるA/D変換器の実現が可能
である。
【0028】
【実施例】(実施例1)本発明の請求項1に係る一実施
例として、2進コードをバイナリコードに変換するため
の符号変換回路において、例えばバイナリコードの第
(3j+1)ビット(j=0、1、2、・・・)の出力
が2進コードの第(3j+1)ビットとバイナリコード
の第(3j+2)ビットの排他的論理和により出力さ
れ、残りのビットは本発明の2進コードの第kビットと
2進コードの第(k+1)ビットの排他的論理和により
第kビットのバイナリコードとして出力されるように2
進コードを設定した符号変換回路の構造にする。すなわ
ち本実施例における2進コードは、第(3j+1)ビッ
トが従来のグレイコードの第(3j+1)ビットと同様
に設定されており、残りの第kビットが従来の擬似グレ
イコードの第kビットと同様の手法で設定されている。
【0029】図1は本実施例による6ビットのバイナリ
コードを出力する符号変換回路である。バイナリコード
出力15における第5ビットの出力B5と第4ビットの
2進コード入力19の排他的論理和を、グレイコード型
排他的論理和16bを用いて行い第4ビットのバイナリ
コードB4を出力する。同様に第2ビットの出力B2と最
下位ビットの前記2進コード入力19の排他的論理和
を、グレイコード型排他的論理和16bを用いて行い最
下位ビットのバイナリコードB1を出力する。残りのバ
イナリコード出力B2、B3、B5については前記2進コ
ードの第kビット(k=2、3、5)と前記2進コード
の第(k+1)ビットの排他的論理和を、擬似グレイコ
ード型排他的論理和16aを用いて行い第kビットの前
記バイナリコードBkを出力する。この構造によれば、
前記2進コードから前記バイナリコード出力15への変
換速度は図7および(表4)に示す従来の疑似グレイコ
ードを用いた場合と同等で、多くとも2個の排他的論理
和回路を通過した後に前記バイナリコード出力15が得
られる。
【0030】(表8)は図1に示す符号変換回路を用い
て6ビットバイナリコードの出力が可能な本実施例によ
る6ビット2進コードであり、最下位ビットおよび第4
ビットが(表1)に示す従来のグレイコードの最下位ビ
ットおよび第4ビットとそれぞれ同様に設定されてお
り、残りの第2、3、5ビットは(表2)に示す従来の
擬似グレイコードと同様の手法で設定されている。
【0031】
【表8】
【0032】
【表9】
【0033】また、(表9)に示すように、本発明の符
号変換回路に用いる2進コードは先に述べた(表6)、
(表4)に示す従来の疑似グレイコードの場合に比べて
同時に符号反転するビットの数が少なくなり、そのため
符号変化に伴うノイズの発生が小さくなる。(表8)に
示す本発明の前記2進コードを図2に示すA/D変換器
における符号化回路9の設定コードとし、符号変換回路
10に図1に示す本発明の符号変換回路を用いると、電
圧比較器列5の電圧比較精度に影響を及ぼすノイズの発
生が小さく、高精度のA/D変換器を実現することが可
能である。さらにこの効果は2進コードのビット数が多
くなるほどより顕著であり、従って高分解能のA/D変
換器を実現するのに有利である。また高速、高精度のA
/D変換器を得ることができ、従来のグレイコード、疑
似グレイコードと同様にミスコード発生の防止にも有効
である。
【0034】以下に図2に示すA/D変換器に本発明の
前記2進コードを用いた場合にミスコード発生を防止す
る動作について説明する。例えば図2においてVR0<V
R8となるように基準電圧1,2を選び、VR4<ANi<VR
5の条件を満たすアナログ信号7が入力した場合にVR
4、VR5間の電位差が微小であるとすると、VR4に接続
された電圧比較器とVR5に接続された電圧比較器の構成
要素のばらつき等により、VR5に接続された電圧比較器
は比較参照電圧値よりもアナログ入力信号電圧値が大き
いと判断して1レベルを出力し、VR4に接続された電圧
比較器は比較参照電圧値よりも前記アナログ入力信号電
圧値が小さいと判断し0レベルを出力するという現象が
生じ、電圧比較器列5は誤った比較結果C7〜C1(00
10111)を出力する。符号選択回路8は、電圧比較
器列5の誤った出力により、P5、P4、P3の3つの出
力を1レベルとする誤ったコード選択信号P7〜P1(0
011100)を出力する。符号化回路9では符号選択
回路8の誤った出力の1レベルに対応する3つの2進コ
ードの合成符号を出力することになる。ここで6ビット
のA/D変換器の符号化回路9が(表8)に示す6ビッ
トの本発明の2進コードを出力する構造である場合を考
える。いまコード選択信号が10進数で14、15、1
6に対応する3つのコードを選択したとすると、001
011、001010、011110の3つのコードが
同時に選択される。前記符号化回路9は3つのコードの
合成符号として、0レベル優先で出力(AND出力)す
る場合は10進数で15(001010)を出力し、1
レベル優先で出力(OR出力)する場合には10進数で
17(011111)を出力する。このように図2に示
すA/D変換器に本発明の2進コードを用いた場合にお
いても電圧比較器列5の誤った比較結果に対してA/D
変換出力のミスコードの発生が防止できる。
【0035】なお、本実施例ではバイナリコード出力1
5における第1,第4ビットの出力B1,B4はグレイコー
ド型排他的論理和16bを用いて出力し、残りのバイナ
リコード出力B2、B3、B5については擬似グレイコー
ド型排他的論理和16aを用いて出力したが、グレイコ
ード型排他的論理和16bを用いて出力するバイナリコ
ード出力15におけるビット位置は何れでもよく、この
場合、そのビット位置に対応する符号化回路9のビット
位置をグレイコードに設定し、残りのビット位置に対応
する符号化回路9のビット位置を擬似グレイコードに設
定すれば良い。
【0036】更にバイナリコード出力15における第
1,第4ビットの出力B1,B4の二箇所において、グレイ
コード型排他的論理和16bを用いて出力したが、(バ
イナリコード出力15のビット数−2)までグレイコー
ド型排他的論理和16bを用いて出力してもよい。つま
り、少なくとも1箇所、擬似グレイコード型排他的論理
和16aを用いて出力すれば、上記実施例と同様に高
速、高精度のA/D変換器を得ることができる。
【0037】(実施例2)以上の説明は、本発明の2進
コードを図2に示すA/D変換器に用いた場合の動作に
ついて述べたものであるが、本発明の前記2進コードを
図3に示すA/D変換器に用いた場合にも同様に高速、
高精度のA/D変換器を得ることができる。この場合、
(表8)に示す本発明の2進コードを出力するために、
図3における符号化回路13には(表10)に示す符号
化回路設定コードが用いられる。
【0038】
【表10】
【0039】符号選択回路12より出力される隣合う2
つの1レベルに対応して、(表10)において10進数
でk、(k+1)の2つの2進コードが選択されたとす
ると、前記符号化回路13は2つの前記コードのAND
出力として、(表10)において10進数でkに対応す
る2進コードを出力する。図3における符号変換回路1
0に図1に示す本発明の符号変換回路を用いることによ
り、前記符号化回路13より出力された前記2進コード
はバイナリコードに変換され、これがA/D変換出力1
1となる。また、この場合においてもミスコードの発生
防止に有効である。
【0040】以下に図3に示すA/D変換器に本発明の
2進コードを用いた場合にミスコードを防止する動作に
ついて説明する。例えば図3における前記の条件で、電
圧比較器列5が誤った比較結果C7〜C1(001011
1)を出力した場合、符号選択回路12は、前記電圧比
較器列5の誤った出力により、P6、P3の2つの出力を
1レベルとする誤ったコード選択信号P7〜P1(010
0100)を出力する。
【0041】ここで6ビットのA/D変換器の前記符号
化回路13が(表8)に示す本発明の6ビットの2進コ
ードを出力する構造である場合を考える。いまコード選
択信号が10進数で13、16に対応するコードを選択
したとすると、(表10)に示す符号化回路設定コード
における001001、0011110の2つのコード
が同時に選択され、前記符号化回路13は選択された2
つのコードのAND出力(001000)を本発明の前
記2進コードとして出力する。(表8)より前記符号化
回路13より出力された前記2進コード(00100
0)は10進数で12に相当する数であり、A/D変換
出力11の誤差が小さい。このように図3に示すA/D
変換器に本発明の2進コードを用いた場合にも同様に前
記A/D変換出力11のミスコードの発生を防止する働
きがある。
【0042】なお、本実施例ではバイナリコード出力1
5における第1,第4ビットの出力B1,B4はグレイコー
ド型排他的論理和16bを用いて出力し、残りのバイナ
リコード出力B2、B3、B5については擬似グレイコー
ド型排他的論理和16aを用いて出力したが、グレイコ
ード型排他的論理和16bを用いて出力するバイナリコ
ード出力15におけるビット位置は何れでもよく、この
場合、そのビット位置に対応する符号化回路9のビット
位置をグレイコードが出力されるように設定し、残りの
ビット位置に対応する符号化回路9のビット位置を擬似
グレイコードが出力されるように設定すれば良い。
【0043】更にバイナリコード出力15における第
1,第4ビットの出力B1,B4の二箇所において、グレイ
コード型排他的論理和16bを用いて出力したが、(バ
イナリコード出力15のビット数−2)までグレイコー
ド型排他的論理和16bを用いて出力してもよい。つま
り、少なくとも1箇所、擬似グレイコード型排他的論理
和16aを用いて出力すれば、上記実施例と同様に高
速、高精度のA/D変換器を得ることができる。
【0044】
【発明の効果】本発明の2進コードおよび符号変換回路
をA/D変換器に用いることにより、バイナリコードへ
の変換時間が短いため高速動作が可能で、電圧比較器列
の比較結果の増減に対して同時に符号反転するビットの
数が少ないためノイズの発生が小さく高精度で、しかも
ミスコードの発生を防止する効果のあるA/D変換器の
実現が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の2進コードをバイナリコードに変換す
るための符号変換回路の構成図
【図2】従来の並列型A/D変換器の構成図
【図3】従来の並列型A/D変換器の構成図
【図4】(a)はA/D変換器がアナログ信号をサンプ
リングした時刻に対するアナログ信号の電圧値を示すA
/D変換器の動作説明図 (b)はアナログ入力電圧値に対するA/D変換器の出
力値を示すA/D変換器の動作説明図
【図5】従来のグレイコードをバイナリコードに変換す
るための符号変換回路の構成図
【図6】従来の疑似グレイコードをバイナリコードに変
換するための符号変換回路の構成図
【図7】従来の疑似グレイコードをバイナリコードに変
換するための符号変換回路の構成図
【符号の説明】
1,2 基準電圧 3 基準抵抗列 4 基準抵抗 5 電圧比較器列 6 電圧比較器 7 アナログ入力信号 8,12 符号選択回路 9,13 符号化回路 10 符号変換回路 11 A/D変換出力 15 バイナリコード出力 16a 擬似コードグレイコード型排他的論理和回路 16b グレイコード型排他的論理和回路 19 2進コード入力

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2進コードの入力をバイナリコードに変換
    して出力する符号変換回路において、最上位ビットを除
    く前記バイナリコードのうち最下位ビットを含む少なく
    とも2つ以上のビットについて前記2進コードの第jビ
    ットと前記バイナリコードの第(j+1)ビットの排他
    的論理和により第jビットの前記バイナリコードとして
    出力され、残りのビットは前記2進コードの第kビット
    と前記2進コードの第(k+1)ビットの排他的論理和
    により第kビットの前記バイナリコードとして出力され
    るように2進コードが設定された符号変換回路。
  2. 【請求項2】時間の経過とともに任意に変動するアナロ
    グ電圧値をサンプリングしてデジタル値に変換するため
    に、増加もしくは減少する複数の比較参照電圧を発生す
    る手段と、 前記アナログ電圧値と前記比較参照電圧値を比較し比較
    結果を出力する電圧比較器列と、 前記比較参照電圧が増加もしくは減少する順序に前記電
    圧比較器列における電圧比較器の順序をiとしたときに
    i番目の前記電圧比較器の前記比較結果と(i+1)番
    目の前記電圧比較器の前記比較結果を入力としてi番目
    のコード選択信号を出力する符号選択回路と、 前記符号選択回路のi番目の前記コード選択信号により
    選択された2進コードを出力する符号化回路と、 前記2進コードをバイナリコードに変換し前記デジタル
    値として出力する符号変換回路とを備え、 前記符号化回路が請求項1記載の2進コードを出力し、
    前記符号変換回路が請求項1記載の符号変換回路で構成
    されていることを特徴とするA/D変換器。
  3. 【請求項3】時間の経過とともに任意に変動するアナロ
    グ電圧値をサンプリングしてデジタル値に変換するため
    に、増加もしくは減少する複数の比較参照電圧を発生す
    る手段と、 前記アナログ電圧値と前記比較参照電圧値を比較し比較
    結果を出力する電圧比較器列と、 前記比較参照電圧が増加もしくは減少する順序に前記電
    圧比較器列における電圧比較器の順序をiとしたときに
    i番目の前記電圧比較器の比較結果と(i+2)番目の
    前記電圧比較器の前記比較結果を入力としてi番目のコ
    ード選択信号を出力する符号選択回路と、 前記符号選択回路のi番目の前記コード選択信号により
    選択された2進コードと(i+1)番目の前記コード選
    択信号により選択された2進コードの合成符号を出力す
    る符号化回路と、 前記2進コードをバイナリコードに変換し前記デジタル
    値として出力する符号変換回路とを備え、 前記符号化回路が請求項1記載の2進コードを出力し、
    前記符号変換回路が請求項1記載の符号変換回路で構成
    されていることを特徴とするA/D変換器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100454129B1 (ko) * 2002-05-06 2004-10-26 삼성전자주식회사 코드 변환 장치, 디지털-아날로그 변환 장치, 그리고 지연동기 루프회로
JP2007020151A (ja) * 2005-05-20 2007-01-25 Ntt Docomo Inc 情報ユニットの暗号化配列を提供する通信装置及び方法
US7518541B2 (en) 2006-06-22 2009-04-14 Ge Medical Systems Global Technology Company, Llc Magnetic resonance imaging apparatus and A-D conversion device
JP2019062529A (ja) * 2017-09-25 2019-04-18 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. デジタル相関二重サンプリング回路及びこれを含むイメージセンサー

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