JPH0698498B2 - クロ−ム・ニツケル、ステンレス鋼の溶接方法 - Google Patents
クロ−ム・ニツケル、ステンレス鋼の溶接方法Info
- Publication number
- JPH0698498B2 JPH0698498B2 JP16985586A JP16985586A JPH0698498B2 JP H0698498 B2 JPH0698498 B2 JP H0698498B2 JP 16985586 A JP16985586 A JP 16985586A JP 16985586 A JP16985586 A JP 16985586A JP H0698498 B2 JPH0698498 B2 JP H0698498B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welding
- layer
- stainless steel
- weld metal
- welding method
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 title claims description 42
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 15
- PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N Nickel Chemical compound [Ni] PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims description 14
- VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N Chromium Chemical compound [Cr] VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims description 7
- 229910052759 nickel Inorganic materials 0.000 title claims description 7
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 title claims description 7
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 title claims description 7
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 26
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 26
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 16
- 210000001503 joint Anatomy 0.000 claims 2
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 6
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 description 6
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 5
- XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N Argon Chemical compound [Ar] XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 4
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 3
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 3
- 229910052786 argon Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 2
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 2
- 229910001566 austenite Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 239000013505 freshwater Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Arc Welding In General (AREA)
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、シールドガスを使用しない、クローム・ニ
ッケル、ステンレス鋼製の管材、板材の溶接方法に関す
るものである。
ッケル、ステンレス鋼製の管材、板材の溶接方法に関す
るものである。
(従来の技術) 従来、クローム・ニッケル、ステンレス鋼の片側からの
溶接においては、管材及び板材の溶接継手を連続して溶
接する場合、いわゆるTIG溶接で施工されるが、当該溶
接施工では溶接部の裏面に溶接欠陥および酸化防止の
為、アルゴンガス等の不活性ガス、いわゆるシールドガ
スを常に流して置くのが普通である。
溶接においては、管材及び板材の溶接継手を連続して溶
接する場合、いわゆるTIG溶接で施工されるが、当該溶
接施工では溶接部の裏面に溶接欠陥および酸化防止の
為、アルゴンガス等の不活性ガス、いわゆるシールドガ
スを常に流して置くのが普通である。
同時に、不活性ガスによるバックシールドを行わずに酸
化および割れのない溶着金属層を得ることができる他の
溶接方法はなかった。
化および割れのない溶着金属層を得ることができる他の
溶接方法はなかった。
(発明が解決しようとする問題点) 従来例におけるいわゆる片側からのTIG溶接では、溶接
部裏面に不活性ガスを常に流しておくため、当該不活性
ガスの消費量に相当する価格だけ、確実に溶接施工費用
が高くなる問題点が内在していた。
部裏面に不活性ガスを常に流しておくため、当該不活性
ガスの消費量に相当する価格だけ、確実に溶接施工費用
が高くなる問題点が内在していた。
特に管径の大きい管材を長く接続して管路を形成する場
合には、当該不活性ガスの使用に要する価格の溶接施工
費全体に対する割合が無視し得ない数値になる問題点が
あった。
合には、当該不活性ガスの使用に要する価格の溶接施工
費全体に対する割合が無視し得ない数値になる問題点が
あった。
(問題点を解決するための手段) この発明では、管又は板の片側からの溶接における溶接
継手の初層の形成は、いわゆるアーク溶接の溶加材にフ
ラックスを使用したセルフシールド形のいわゆる裏波専
用の溶加棒を使用し、第2層以後の溶着金属層は、初層
の溶着金属で連接された溶接継手の裏面に水を導入し
て、シールドガスを使用しない溶接で形成して、上述の
問題点を解決した割れ、酸化層の発生のない新規なクロ
ーム・ニッケル、ステンレス鋼の溶接方法を提供するこ
とを目的とするものである。
継手の初層の形成は、いわゆるアーク溶接の溶加材にフ
ラックスを使用したセルフシールド形のいわゆる裏波専
用の溶加棒を使用し、第2層以後の溶着金属層は、初層
の溶着金属で連接された溶接継手の裏面に水を導入し
て、シールドガスを使用しない溶接で形成して、上述の
問題点を解決した割れ、酸化層の発生のない新規なクロ
ーム・ニッケル、ステンレス鋼の溶接方法を提供するこ
とを目的とするものである。
(作用) 第2層以後の溶着金属層は、溶接継手の裏面に水を導入
して溶接部の温度を下げた状態で形成されるので、溶接
部の残留応力が低下し、応力腐食割れの発生を防ぎ、溶
接歪、変形が少なく、オーステナイト組織が損われるこ
とがないと同時に、第2層、第3層の溶着金属の形成の
際に、溶接熱により、先に完成させた初層の溶着金属層
が酸化されることがない。
して溶接部の温度を下げた状態で形成されるので、溶接
部の残留応力が低下し、応力腐食割れの発生を防ぎ、溶
接歪、変形が少なく、オーステナイト組織が損われるこ
とがないと同時に、第2層、第3層の溶着金属の形成の
際に、溶接熱により、先に完成させた初層の溶着金属層
が酸化されることがない。
(実施例) この発明を図示実施例に基づいて詳細に説明する。第1
図は、管材における初層の溶着金属層を形成するための
溶接施工を説明する一部を断面とした説明図である。
図は、管材における初層の溶着金属層を形成するための
溶接施工を説明する一部を断面とした説明図である。
図中(1)は管、(2)は継手部、(3)はトーチ、
(4)は溶加棒、(5)は初層の溶着金属である。
(4)は溶加棒、(5)は初層の溶着金属である。
初層の溶着金属(5)は、管(1)を開放状態つまり大
気に開放した状態で、いわゆるアーク溶接におけるトー
チ(3)とフラックス入りのセルフシールド形の裏波溶
接専用の溶加棒(4)を使用し、継手部(2)のルート
部を溶着金属(5)で満たすように形成する。また第2
層以後の溶着金属層は、第2図に示すように管(1)の
開放端を盲板(6)で閉じ、当該盲板(6)の一方に設
けた導水管(7)により水を導入し、他方端の盲板
(6)に設けた排出管(8)より一部を流出させ、管
(1)内に水がわずかな加圧状態で導入され、かつ、管
(1)の内周面をわずかな速さで移動している状態で形
成する。
気に開放した状態で、いわゆるアーク溶接におけるトー
チ(3)とフラックス入りのセルフシールド形の裏波溶
接専用の溶加棒(4)を使用し、継手部(2)のルート
部を溶着金属(5)で満たすように形成する。また第2
層以後の溶着金属層は、第2図に示すように管(1)の
開放端を盲板(6)で閉じ、当該盲板(6)の一方に設
けた導水管(7)により水を導入し、他方端の盲板
(6)に設けた排出管(8)より一部を流出させ、管
(1)内に水がわずかな加圧状態で導入され、かつ、管
(1)の内周面をわずかな速さで移動している状態で形
成する。
つまり初層の溶着金属(5)が管(1)内の流動状の水
と常に接触し、この部分の温度が酸化温度に迄上昇しな
い状態で行い、初層の溶着金属(5)に接して継手部
(2)を満たすように溶着金属層(9)を形成する。
と常に接触し、この部分の温度が酸化温度に迄上昇しな
い状態で行い、初層の溶着金属(5)に接して継手部
(2)を満たすように溶着金属層(9)を形成する。
この場合溶加棒(10)は、特にフラックス入りのもので
ある必要はなく、また溶接方法もいわゆるTIG溶接に限
定する必要もない。
ある必要はなく、また溶接方法もいわゆるTIG溶接に限
定する必要もない。
つまり従来例に見られる他のいずれの溶接方法によって
もよい。
もよい。
ただ溶接電流は、裏面が水で冷却されているので通常の
電流より高い電流で行うことが望ましい。
電流より高い電流で行うことが望ましい。
第3図は板材における、初層の溶着金属層を形成するた
めの溶接施工の説明図である。
めの溶接施工の説明図である。
板(11)に形成した継手部(12)のルートに、大気中で
前記裏波専用の溶加棒(4)を使用し、いわゆるTIG溶
接法によって溶着金属(13)を満たして形成する。
前記裏波専用の溶加棒(4)を使用し、いわゆるTIG溶
接法によって溶着金属(13)を満たして形成する。
この場合は管(1)における溶着金属(5)によって初
層を形成するものと同一である。
層を形成するものと同一である。
また第2層以後の溶着金属層は、第4図に示すように、
板(11)の裏面に、初層の溶着金属(13)と隔接して平
行に、複数個のスプレイノズル(14)を設けた放水管
(15)を設けて、加圧水を導入し、スプレイノズル(1
4)から噴水して、初層の溶着金属(13)を常に新しい
水と接触させた状態で形成する。
板(11)の裏面に、初層の溶着金属(13)と隔接して平
行に、複数個のスプレイノズル(14)を設けた放水管
(15)を設けて、加圧水を導入し、スプレイノズル(1
4)から噴水して、初層の溶着金属(13)を常に新しい
水と接触させた状態で形成する。
この場合溶加棒(16)は特にフラックス入りのものであ
る必要はなく、また溶接方法もいわゆるTIG溶接に限る
ことはなく、従来例に見られるいずれの方法であっても
よい。
る必要はなく、また溶接方法もいわゆるTIG溶接に限る
ことはなく、従来例に見られるいずれの方法であっても
よい。
当該放水管(15)は、取付具(17)で容易に移動しない
ように固定し、噴出水が初層の溶着金属(13)を中心と
した巾状域に当たるように形成する。
ように固定し、噴出水が初層の溶着金属(13)を中心と
した巾状域に当たるように形成する。
また噴出水は受皿(18)を設けて回収し、排水管(19)
から所定の場所へ導出することが望ましい。
から所定の場所へ導出することが望ましい。
(効果) この発明によれば、アルゴンガス等不活性ガスを使う必
要がないので施工費用の大巾な軽減が可能である。
要がないので施工費用の大巾な軽減が可能である。
また高価なセルフシールド溶加棒は初層の形成のみに使
用すればたりるので溶接施工費の増加を抑えることがで
きる。
用すればたりるので溶接施工費の増加を抑えることがで
きる。
すなわち呼びの大きさ300ミリメートルの管材でガスシ
ールド長さを6000ミリメートルにした場合における1継
手当りの溶接施工費は従来例に比して約1/4に軽減され
る。
ールド長さを6000ミリメートルにした場合における1継
手当りの溶接施工費は従来例に比して約1/4に軽減され
る。
また溶接部の温度上昇がないので、この部分の酸化及び
割れの発生がない品質の高い溶接部が得られる実用度が
高く応用域の広いクローム・ニッケル、ステンレス鋼の
溶接方法の提供が可能となる。
割れの発生がない品質の高い溶接部が得られる実用度が
高く応用域の広いクローム・ニッケル、ステンレス鋼の
溶接方法の提供が可能となる。
第1図は、管継手の初層の溶接方法の説明図、第2図
は、管継手の第2層以後の溶接方法の説明図、第3図
は、板継手の初層の溶接方法の説明図、第4図はその第
2層以後の溶接方法の説明図である。 (1)……管 (2)……継手部 (3)……トーチ (4)(10)(16)……溶加棒 (5)(9)(13)……溶着金属 (7)……導水管 (8)……排水管 (15)……放水管
は、管継手の第2層以後の溶接方法の説明図、第3図
は、板継手の初層の溶接方法の説明図、第4図はその第
2層以後の溶接方法の説明図である。 (1)……管 (2)……継手部 (3)……トーチ (4)(10)(16)……溶加棒 (5)(9)(13)……溶着金属 (7)……導水管 (8)……排水管 (15)……放水管
Claims (1)
- 【請求項1】クローム・ニッケル、ステンレス鋼の突合
せ継手部の片側溶接において、大気中においてセルフシ
ールドアーク溶接で初層の溶着金属層を形成する工程
と、当該初層の溶着金属と突合せ継手部裏面で常に新た
な水と接触させる工程と、当該初層の溶着金属層が常に
新たな水に接する状態で、初層の溶着金属に積層する他
の層をなす溶着金属層をアーク溶接で形成する工程とか
らなるクローム・ニッケル、ステンレス鋼の溶接方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16985586A JPH0698498B2 (ja) | 1986-07-21 | 1986-07-21 | クロ−ム・ニツケル、ステンレス鋼の溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16985586A JPH0698498B2 (ja) | 1986-07-21 | 1986-07-21 | クロ−ム・ニツケル、ステンレス鋼の溶接方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6326279A JPS6326279A (ja) | 1988-02-03 |
| JPH0698498B2 true JPH0698498B2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=15894189
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16985586A Expired - Fee Related JPH0698498B2 (ja) | 1986-07-21 | 1986-07-21 | クロ−ム・ニツケル、ステンレス鋼の溶接方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0698498B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020060290A (ko) * | 2001-01-10 | 2002-07-18 | 박태윤 | 선체블록의 보강재용접부 변형방지장치 |
| JP2012076731A (ja) * | 2010-09-06 | 2012-04-19 | Hitachi Ltd | 鉄道車両台車枠および中空構造体の製造方法 |
| JP7050121B2 (ja) * | 2020-07-10 | 2022-04-07 | 川田工業株式会社 | 溶接部品の製造方法および溶接システム |
-
1986
- 1986-07-21 JP JP16985586A patent/JPH0698498B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6326279A (ja) | 1988-02-03 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN101623790B (zh) | 白铜焊件焊接方法 | |
| CN104759743A (zh) | 一种镍基合金管氩弧焊接工艺方法 | |
| CN106975819B (zh) | 一种镍基双金属复合管全位置自动焊接方法 | |
| CN106312247A (zh) | 一种正交异性钢桥面板u肋角焊缝双侧焊方法 | |
| JP2001038472A (ja) | ステンレスクラッド鋼板の溶接方法 | |
| EP1390173B1 (en) | Method of welding two ductile iron workpieces for achieving highly ductile reduced imperfection weld | |
| JPH0698498B2 (ja) | クロ−ム・ニツケル、ステンレス鋼の溶接方法 | |
| GB2308562A (en) | Underwater welding method and apparatus | |
| JPH0623553A (ja) | 溶接鋼管の製造方法 | |
| CN114654056B (zh) | 一种镍合金与镍基铸钢异种钢焊接方法 | |
| JP5268594B2 (ja) | I型継手の溶接方法及びそのi型溶接継手並びにそれを用いた溶接構造物 | |
| JPS60154875A (ja) | Uoe鋼管の縦シ−ム溶接法 | |
| JP3180257B2 (ja) | クラッド鋼管の内面シーム溶接方法 | |
| JP2000246438A (ja) | 構造物とその溶接方法 | |
| CN110170722B (zh) | 焊缝接头的焊接方法 | |
| CN118832262A (zh) | 低合金钢接管与不锈钢安全端异种金属无隔离层焊接方法 | |
| JPS6154518B2 (ja) | ||
| GB1341853A (en) | Process for producing helically wound welded seam pipe | |
| JPH0353068B2 (ja) | ||
| JPS5542128A (en) | Repair welding method of stainless steel pipe welded joint | |
| JPH03230847A (ja) | 双ロール式連続鋳造機のロール補修方法 | |
| JPS63260683A (ja) | 二相ステンレス鋼クラツド鋼管の製造法 | |
| CN117444351A (zh) | 一种球扁钛对接接头的焊接方法及焊接保护装置 | |
| JPS6046880A (ja) | 耐熱鋼材のミグ溶接法 | |
| JPS63171828A (ja) | 二重金属管等の残留応力改善方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |