JPH0698602B2 - ソーチェン用カッティングリンク - Google Patents

ソーチェン用カッティングリンク

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JPH0698602B2
JPH0698602B2 JP2101646A JP10164690A JPH0698602B2 JP H0698602 B2 JPH0698602 B2 JP H0698602B2 JP 2101646 A JP2101646 A JP 2101646A JP 10164690 A JP10164690 A JP 10164690A JP H0698602 B2 JPH0698602 B2 JP H0698602B2
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JP
Japan
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cutting
link
chain
cutting link
saw chain
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JP2101646A
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JPH0315501A (ja
Inventor
正人 本庄
Original Assignee
富士ブレード株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はソーチェンにおけるカッティングリンクに係
り、さらに詳細には、例えば比較的硬質の合成樹脂や金
属等を切断することのできるソーチェンカッティングリ
ンクに関する。
[従来の技術] 従来、チェンソーは、一般に木材を切断対象としてお
り、比較的硬質の合成樹脂や金属等を切断可能なチェン
ソーは存在していない。一般的なチェンソーに使用され
るソーチェンとしては、例えば米国特許第3929049号明
細書公報に記載のごときものがある。この種のソーチェ
ンにおけるカッティングリンクのカッティングエッジ
は、1部を屈曲することによって形成されるものであ
り、かつカッティングエッジの前側にデイプスゲージ部
が設けられるものであるから、種々の問題があり、合成
樹脂や金属等を切断するためのチェンソーに採用するこ
とが困難である。すなわち、比較的硬質の合成樹脂や金
属等を切断するためのチェンソーは、木材切断用のチェ
ンソーに使用されるソーチェンの技術をそのまま採用し
ただけでは実施困難である。
[発明が解決しようとする課題] 比較的硬質の合成樹脂や金属を切断するためのチェーン
ソーにおいては、解決すべき種々の問題がある。例え
ば、カッティングエッジを備えたカッティングリンクと
サイドリンクとを交互に枢支連結する場合、両側の一対
のサイドリンクの外側間隔寸法は、前記カッティングエ
ッジのアサリ幅寸法よりも小さくしなければならないの
で、サイドリンクは、当然のこととして、許容範囲内に
おいて薄くしなければならない。
前記カッティングリンクとサイドリンクとを枢支連結す
るヒンジピンを、大きな力に対応すべく大径にすると、
前記サイドリンクが枢支連結部分から破断することがあ
る。サイドリンクの破断を防止すべく、ヒンジピンの径
を小さくすると、今度は、大きな力によってヒンジピン
が破断することがある。
そこで、枢支連結部分の強度を向上せしめるために、ヒ
ンジピンとサイドリンクとを電子ビーム、レーザ光等を
利用して溶接することも行われている。
上述のように、ヒンジピンとサイドリンクとを溶接した
構成においては、枢支連結部の強度は向上するものの、
設備費が増大し、かつ生産能率向上に問題がある。
本発明は、上述のごとき問題に鑑みて発明したもので、
カッティングリンクとサイドリンクとを枢支連結するヒ
ンジピンへ掛る力を抑制して、溶接等を行うことなし
に、ヒンジピンの破断を抑制し、耐久性をより向上する
ことのできるカッティングリンクを提供することを目的
をするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は、周面にガイド溝
を備え、かつ基部側にチェンスプロケットを備えたガイ
ドバーの上記ガイド溝に案内されて走行自在なソーチェ
ン用のカッティングリンクにして、少なくとも左右のア
サリ出しを行なった複数のカッティングエッジをカッテ
ィングリンクの長手方向の中央部より両端側寄りに備え
てなるカッティングリンクの背部の少なくとも両端部側
を、前記ガイド溝の底部に接触して設け、前記チェンを
構成するためのサイドリンクと前記カッティングリンク
とをヒンジピンを介して枢支連結する中心位置を、カッ
ティングリンクの背部からカッティングエッジの尖端ま
での高さの中央部からカッティングエッジ側へ寸法eだ
け偏倚してなるものである。
〔作用〕
前記構成において、ガイドバーのガイド溝にソーチェン
が案内されて走行しているときに、上記ソーチェンにお
けるカッティングリンクの走行方向前側のカッティング
エッジが被切断材に喰い込むと、その反力により、当該
カッティングリンクは、前記ガイド溝の底部に接触して
いる背部の走行方向後端を支点として、上記背部の走行
方向前端がガイド溝の底部から離れる方向へ回動する傾
向にある。
この場合、上記回動を阻止すべくヒンジピンに作用する
力は、モーメントの関係において、上記ヒンジピンがカ
ッティングリンクの背部側に位置するよりもカッティン
グエッジ側に位置する方が小さくてよいこととなり、ヒ
ンジピンに作用する力が抑制されるものである。
また、ヒンジピンがカッティングエッジ側へ偏倚してい
ることにより、前記ガイド溝へカッティングリンクを深
く入れることができ、安定した案内を行うことができる
と共に、振動等を効果的に抑制することができる。
[実施例] さて、第1図を参照するに、総括的に符号1で示すのは
チェンソーで、ソーチェン3と、ソーチェン3の走行を
案内するためのガイドバー5と、ソーチェン3を走行駆
動するためのチェンスプロケット7とより構成されてい
る。
上記ガイドバー5の先端部は、一般的なチェンソーと同
様に円弧状に形成してあり、かつガイドバー5の周面に
は、ソーチェン3を案内するためのガイド溝9が形成さ
れている。このガイドバー5の基部側には、適宜に屈曲
しかつ適宜に延伸した把手柄11の基部が固定してある。
前記チェンスプロケット7は、ガイドバー5の基部側に
配置されており、前記把手柄11に装着された原動機ある
いはモータのごとき回転駆動装置(図示省略)と連動連
結した駆動軸13に取付けられている。
前記ソーチェン3は、複数のカッティングリンク15と、
カッティングリンク15に比較して極めて薄い一対のサイ
ドリンク17とを交互に配置し、かつ複数のヒンジピン19
によって互に枢支連結し、全体としてエンドレス状に構
成されている。
カッティングリンク15の長手方向の中央部より両端側寄
りには複数(本実施例においては2個)のカッティング
エッジ21R,21Lが形成してある。一方のカッティングエ
ッジ21Rは、ソーチェン3の走行方向に対して右側へ弯
曲して右アサリ歯に、また他方のカッティングエッジ21
Lはソーチェン3の走行方向に対して左側へ湾曲して左
アサリ歯に形成してある。
上記カッティングエッジ21R、21Lの外端縁の間隔、すな
わちアサリ幅Wは、第2図、第3図より明らかなよう
に、両側のサイドリンク17の外側面の間隔よりも大きく
設けられている。また、カッティングエッジ21R、21Lの
内端縁は、第2図より明らかなように、互の走行軌跡が
重なり合う関係の位置に配置されている。
カッティングリンク15の背部23は、ほぼ直線的に形成し
てあり、この背部23の中央部には、前記チェンスプロケ
ット7の歯部7Tが噛合する凹部25が形成してある。
前記カッティングリンク15とサイドリンク17とを枢支連
結した前記ヒンジピン19の中心位置19Sは、カッティン
グリンク15の背部23から前記カッティングエッジ21R、2
1Lの尖端までの高さ(すなわち、カッティングリンク15
の高さ)Hの中央部HSからカッティングエッジ21R、21L
側に寸法eだけ偏倚した位置に位置している。
上記カッティングリンク15の背部23は、ガイドバー5に
おけるガイド溝9の底部9Bに摺接し、かつ背部23付近の
両側部はガイド溝9の両側壁部9Wに挾持案内される。ま
た、サイドリンク17は上記両側壁部9Wの頂面に摺接し支
持される。
すなわちソーチェン3は、ガイドバー5のガイド溝9に
よって案内されるとき、ガイド溝9の底部9Bと両側壁部
9Wの頂面の3点でもって支持されることとなる。
以上のごとき構成において、回転駆動装置によってチェ
ンスプロケット7を矢印A方向へ回転駆動すると、ソー
チェン3は矢印B方向へ走行される。
ソーチェン3の走行により被切断材Mの切断を行なうと
き、カッティングリンク15の先行するカッティングエッ
ジ21Rが被切断材に喰い込むと、カッティングリンク15
は、第1図において矢印C方向へ回動され浮上る(この
動作をピボットアクションと称することがある)傾向に
ある。しかし本実施例においては、カッティングリンク
15の背部23がガイド溝9の底部9Bに面接触しているこ
と、およびサイドリンク17との枢支連結部がカッティン
グエッジ21R、21L側へ偏倚していることにより、カッテ
ィングリンク15の矢印C方向への回動が効果的に抑制さ
れるものである。
すなわち、第1図において、カッティングリンク15のカ
ッティングエッジ21Rが被切断材Mに喰い込むと、その
反力により矢印C方向へ回動する傾向にあるが、この
際、カッティングエッジ21R側(第1図において矢印B
側の先行する側)のヒンジピン19を中心として回動する
傾向は、カッティングリンク15の背部23がガイド溝9の
底部9Bに接触していることにより、カッティングリンク
15の点Pの位置において効果的に阻止される。
また、カッティングリンク15における背部23の一端側
(第1図において矢印Bの反対の端側)の点P付近を支
点としてカッティングリンク15が矢印C方向へ回動する
傾向は、前記カッティングエッジ21R側のヒンジピン19
がカッティングエッジ側に偏倚した位置においてサイド
リンク17に連結してあることにより、容易に抑制される
ものである。
この場合、回動の支点からヒンジピン19までの距離は、
ヒンジピン19がカッティングリンク15の背部23付近に位
置する場合よりも大きなものとなり、矢印C方向への回
動を阻止するためにヒンジピン19にかかる力は、モーメ
ントの関係により、ヒンジピン19が背部23付近に位置す
る場合よりも小さなものである。したがって、ヒンジピ
ン19をカッティングリンク15の背部23付近に設けるより
もカッティングエッジ21Rにより接近して設けた方がヒ
ンジピン19の耐久性がより向上し、ヒンジピン19の破断
を防止できるものである。
同様に、カッティングリンク15の後続のカッティングエ
ッジ21Lが被切断材Mに喰い込むと、カッティングリン
ク15は矢印C′方向に回動されて浮上ることとなるが、
カッティングリンク15が矢印C′方向に回動すると、先
行するカッティングエッジ21Rが被切断材Mに喰い込む
態様となり、カッティングリンク15の矢印C′方向への
回動が抑制されると共に、カッティングエッジ21Lの喰
い込みが過大になることが防止されるものである。
また、カッティングリンク15は、第2図に示されるよう
に中央部に位置するものであるから、カッティングエッ
ジ21R、21Lが被切断材Mに喰い込んだときに、第2図に
おける左右方向への大きな分力が作用するようなことが
ないものである。
したがって本実施例においては、被切断材Mの切断時
に、ソーチェン3が第2図において上下方向および左右
方向に振動することが減少し、騒音を発生することな
く、精度の良い切断を行なうことができるものである。
また、カッティングリンク15とサイドリンク17との枢支
連結部がカッティングエッジ21R、21L側へ偏倚している
ことにより、カッティングリンク15のピボットアクショ
ン時に、ヒンジピン19に作用する力は、比較的小さく抑
制されるものであり、耐久性がより向上するものであ
る。
さらに本実施例によれば、ソーチェン3におけるカッテ
ィングリンク15の背部23がガイドバー5におけるガイド
溝9の底部9Bに面接触し、かつ両側壁部9Wに挟まれてお
り、さらにサイドリンク17が両側壁部9Wの頂部に摺接し
ているので、ソーチェン3の不必要な動きが抑制されて
振動が軽減されると共に、切削抵抗によってカッティン
グリンク15が被切断材Mから逃げるようなことがなく、
効率のよい切削を行ない得るものである。
第4図、第5図は第2実施例を示すもので、カッティン
グリンク15のカッティングエッジ21の部分に超硬チップ
等の歯先部材27を適宜に固着したもので、バチアサリ状
に形成してある。したがって、この実施例においては、
カッティングエッジ21の左右のアサリ出しが不要なもの
である。なお、その他の構成は、前述の第1実施例と同
様であるので、その詳細については説明を省略する。
なお、前記実施例においては、カッティングリンクに2
つのカッティングエッジを備えた場合について説明した
が、前述の実施例に限ることなく、適宜の変更を行なう
ことにより、その他の態様でも実施可能である。例え
ば、直歯を含めてカッティングエッジを3個以上にする
など、カッティングエッジの個数を変えることができ
る。また、より薄くするために、カッティングリンクと
サイドリンクとの連結部に、サイドリンクの厚みに相当
する凹部を形成することも可能である。すなわち、種々
の態様で実施し得るものである。
[発明の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、本発
明によれば、複数のカッティングエッジを長手方向の両
端側寄りに備えたカッティングリンクの背部がガイドバ
ーにおけるガイド溝の底部に接触しており、かつソーチ
ェンを構成するためのサイドリンクとカッティングリン
クとをヒンジピンを介して枢支連結する中心位置を、カ
ッティングリンクの背部からカッティングエッジの尖端
までの高さの中央部からカッティングエッジ側へ寸法e
だけ偏倚してあるので、カッティングリンクのピボット
アクションを極めて効果的に防止でき、切断作用時にお
ける振動が少なくなると共に、被切断材に対する一方の
カッティングエッジの喰い込みが過大になることを他方
のカッティングエッジが防止するものである。また、前
記枢支連結部におけるヒンジピンに掛る力は抑制される
ものであり、ヒンジピンの耐久性がより向上し、破断を
防止することができる。
さらに、ヒンジピン19がカッティングエッジ側へ偏倚し
ていることにより、前記ガイド溝19へカッティングリン
ク15を深く入れることができ、安定した案内を行うこと
ができると共に、振動等を効果的に抑制することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は1部を省略したチェンソーの正面図、第2図は
第1図におけるII-II線に沿った断面図、第3図は第1
図におけるIII-III矢視図、第4図は参考例を示す正面
図、第5図は同平面図である。 3……ソーチェン、5……ガイドバー 7……チェンスプロケット、9……ガイド溝 15……カッティングリンク、17……サイドリンク 19……ヒンジピン 21R,21L……カッティングエッジ 23……背部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周面にガイド溝9を備え、かつ基部側にチ
    ェンスプロケット7を備えたガイドバー5の上記ガイド
    溝9に案内されて走行自在なソーチェン3用のカッティ
    ンングリンクにして、少なくとも左右のアサリ出しを行
    なった複数のカッティングエッジ21R,21Lをカッティン
    グリンク15の長手方向の中央部より両端側寄りに備えて
    なるカッティングリンク15の背部23の少なくとも両端部
    側を、前記ガイド溝9の底部9Bに接触して設け、前記チ
    ェン3を構成するためのサイドリンク17と前記カッティ
    ングリンク15とをヒンジピン19を介して枢支連結する中
    心位置19Sを、カッティングリンク15の背部23からカッ
    ティングエッジ21R,21Lの尖端までの高さHの中央部HS
    からカッティングエッジ側へ寸法eだけ偏倚してなるこ
    とを特徴とするソーチェン用カッティングリンク。
JP2101646A 1990-04-19 1990-04-19 ソーチェン用カッティングリンク Expired - Lifetime JPH0698602B2 (ja)

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JPH0315501A JPH0315501A (ja) 1991-01-23
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5210987A (en) * 1975-07-16 1977-01-27 Fuji Die Kk Electrodeposition chain saw

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JPH0315501A (ja) 1991-01-23

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