JPH0699063A - 床下調湿剤 - Google Patents

床下調湿剤

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JPH0699063A
JPH0699063A JP29627592A JP29627592A JPH0699063A JP H0699063 A JPH0699063 A JP H0699063A JP 29627592 A JP29627592 A JP 29627592A JP 29627592 A JP29627592 A JP 29627592A JP H0699063 A JPH0699063 A JP H0699063A
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humidity
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 床下等の湿度を調節する調湿剤を提供する。 【構成】 この調湿剤の主原料であるところの水蒸気養
生気泡コンクリート(以下ALCと略す)で例えば化学
的発泡剤でなる多孔質人造石、あるいは多孔質製品体等
の『破砕装置』等と『粒度選別工程』等とで得られた粒
度径が略0.5〜4.5φm/m程度に選別された超多
孔質でなる調湿剤において、この調湿剤でもつて家屋等
の床下の調湿がなされる機能を有することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【001】
【産業上の利用分野】本発明は、ALCを破砕して所要
の粒体あるいは所定のシート状に形成した床下調湿剤に
関する。詳しくは、このALCの製造工程においてAL
C製品の歩留まりは略85〜90%といわれており、こ
のALCの規格外品あるいは不良製品等が発生している
が、これらの不良製品の廃棄処分について非常に困難が
伴い、この不良製品処理技術について兼ねてより久しく
待望されていたが、特開平4−122459号公報「発
泡コンクリート体の破砕処理装置」で、その解決すべき
技術を提案している。この破砕装置の優れた技術によっ
て得られる超多孔質でなるALC粒体あるいは、シート
状成形品を使用して床下等の最適の調湿がなされるもの
である。
【002】
【従来の技術】従来から建築物床下の腐蝕を防止した
り、生活の快適化、衛生化を図るために特に適した湿度
環境を提供する試みが行われてきた。例えば、住宅にお
いて、高湿度、低湿度により建物の床まわりの材料が腐
朽菌や白蟻により被害を受けて建物の寿命を短くした
り、住人に不快感や不衛生な環境をもたらすという問題
がある。
【0003】また、特に木造建築の床まわりについて
は、過乾燥による木材のヒビ割れや多湿による膨張等に
より建物に狂いを生じたりする不都合が生じるので厳重
な湿度の管理が必要なのであるが、現在のところエヤー
コン等以外に手軽に行える対応策がないのが現状であ
る。また、エヤコン以外には生石灰、塩化カルシウムや
シリカゲル、塩化マグネシウム等の吸湿性に富む化合物
を通気性の良い容器に入れたものが提供されているが、
これらの吸湿剤は除湿効果は認められるが、強い潮解性
を有するので泥状化あるいは水溶化して逆効果という問
題がある。
【0004】上述のように、現状の技術では各種の問題
点があり、この業界では大規模設備を用いないでも手軽
に調湿効果が長時間に亙って有効に発揮でき、かつ、広
範囲の湿度条件にも対応できるという湿度調整材料、湿
度調整物の出現が要望されていたのが実情である。
【0005】
【発明が解決しょうとする課題】本発明の目的は、従来
の技術で述べられたように斯かる問題を解決し、快適な
湿度環境をもたらして、特に、木材腐朽菌の生理状態を
挙げれば湿度は85%以上、温度は25〜35%が木材
腐朽菌の生育と温存を助長する環境と言われているが、
本発明による調湿剤は、新規性に富む吸放湿性を有する
シート状物等を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】水蒸気養生気泡コンクリ
ート(以下ALCと略す)で、例えば化学的発泡剤でな
る多孔質人造石、あるいは多孔質製品体等の『破砕装
置』と、『ALC内の鉄筋を分離する工程』と、破砕し
たALCの『粒度選別工程』とで得られた粒度径が略
0.5〜4.5φm/m程度に選別された超多孔質でな
る調湿剤において、この調湿剤でもつて、家屋の床下の
調湿がなされる機能を有する床下調湿剤であつて、本発
明の調湿剤の分析値は、ライム系で、Ig、Ioss
(イグロス)10.01%、Sio(二酸化硅素)5
1.98%、Cao(酸化カルシウム)28.20%、
Al(酸化アルミ)2.54%、Mgo(酸化マ
グネシウム)0.76%、Fe(酸化鉄)1.9
2%、Tio(二酸化チタン)0.67%、合計9
6.08%、また、物理特性は、カサ比重0.5〜0.
7、吸水性、自重の約70%〜80%、pH10前後で
なる床下調湿剤。
【0007】また、本発明の調湿剤は、床下の気積とそ
の湿度に対応して、適量分の調湿剤を散布、または予め
成形した調湿シートを所要の枚数敷設することにより、
床下が高湿度の雰囲気では、湿分を速やかに吸収し、低
湿分の雰囲気では、湿分を放収する機能を有するもので
ある。
【0008】
【作 用】本発明の調湿剤は、超多孔性硅酸物質の呼吸
機能を利用し、この吸放性物は、高湿度条件下で用いる
ことにより、先ず湿気調整部の超多孔吸着材が湿気を素
早く吸収し、その湿気を多量にかつ大部分貯蔵し得るの
で、湿度を速やかにかつ長時間低下することができる。
逆に乾燥状態においては、超多孔質吸湿剤に貯留(内
蔵)された湿気が速やかに放出される。したがつて、本
発明の吸放湿物によれば、湿度の度合あるいは、時間の
長短にかかわらず、極めて有効かつ可逆的に湿度合の調
整機能を発揮することが可能である。このように、本発
明は、従来までの唯単に調湿剤として多孔質吸着剤を用
いた提案等とは全く異なるものなのである。
【0009】これまでの多孔質吸着材を調湿材として適
用する提案があるが、本発明でなる『製造課程』を経て
得た超多孔質調湿材と比較して従来品は吸湿容量が小さ
く高湿度の雰囲気においては、短時間でその容量が飽和
状態に達してしまうので、気積の大きい床下では到底そ
の効果を得ることができなかつた。この床下調湿材の使
用に当たつては、先ず所要の床下地面を清掃後、この床
下地面に対して、略1cm程度の厚さを保持するように
平に散布する。なお、この床下調湿材の吸放湿の度合を
示す外観的な観察としては、吸湿すると黒色を帯びると
ともに逆に放湿されると、元の白色に戻るという物理的
特性を有しているので調湿の度合を外観のみで容易に目
視できる効果を有するものである。
【0010】
【実施例】以下に実施例について説明する。この調湿剤
の主原料とするところの水蒸気養生気泡コンクリート
(以下ALCと略す)で、例えば化学的発泡剤でなる多
孔質人造石、あるいは多孔質製品体等の『破砕装置』
と、『ALC内の鉄筋を分離する工程』と、破砕したA
LCの『粒度選別工程』とで得られた粒度径が略0.5
〜4.5φm/m程度に選別された超多孔質でなる調湿
剤において、この調湿剤でもつて、家屋の床下の調湿が
なされることを目的とする床下調湿剤であつて、
【0011】本発明の調湿剤の分析値は、ライム系でI
g.Ioss(イグロス)10.01%、Sio(二
酸化硅素)51.98%、Cao(酸化カルシウム)2
8.20%、Al%(酸化アルミ)2.54%、
Mgo(酸化マグネシウム)0.76%、Fe
(酸化鉄)1.92%、Tio(二酸化チタン)
0.67% 合計96.08%、また、物理特性とし
て、カサ比重0.5〜0.7、吸水性は自重の約70%
〜80%、pH10前後でなる床下調湿剤。
【0012】また、本発明の調湿剤は、床下の気積と、
その湿度に対応して、適量分の調湿剤を散布、または予
め成形した調湿シートを所要の枚数敷設することによ
り、床下が高湿度の雰囲気では湿分を速やかに吸収し、
低湿分の雰囲気では、湿分放出する機能を有するもので
ある。なお、床下の凹凸または、急斜面、急勾配等に対
応して、夫々の形状に見合う最適な形状と厚さを金型と
油圧プレスとを用いて調湿剤成形品を容易に製造するこ
とができる。第1図は、本発明の吸湿剤を1m当たり
厚さ約1cmに散布して、図中に示す水分が時間の経過
と共に吸放湿量を示す自然放散方式による折線グラフを
示す図である。
【0013】
【発明の効果】本発明の超多孔性調湿剤は、上記のよう
な構成をとることにより、最適な湿度を保持すると共
に、かつ吸湿容量が大であるのみならず、半永久的にき
わめて安定して長時間の使用に堪える。また、吸放湿効
果と共に吸臭効果、不快な臭気を吸着するものである。
なお、原料がALCであるので耐熱性にも優れており、
人体には全く無害である。なお、施工に当たっては、床
下を清掃後、散布するだけで短時間で施工でき簡単であ
る。常時、低湿度に調湿しているので低温度を保持で
き、極めて多大の効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吸湿剤を1m当たり厚さ約1cmに
散布して図中に示す水分が時間の経過と共に吸放湿量を
示す自然放散方式による折線グラフを示す図。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水蒸気養生気泡コンクリート(以下AL
    Cと略す)で、例えば化学的発泡剤でなる多孔質人造
    石、或は多孔質製品体等の『破砕装置』と、『ALC内
    の鉄筋を分離する工程』と、破砕したALCの『粒度選
    別工程』とで得られた粒度径が略0.5〜4.5φm/
    m程度に選別された超多孔質でなる調湿剤において、 この調湿剤で家屋の床下の調湿がなされることを特徴と
    する無機質の床下調湿剤。
  2. 【請求項2】 本発明の調湿剤の分析値は、ライム系
    で、Ig.Ioss10.01%、Sio(二酸化硅
    素)51.98%、Cao(酸化カルシウム)28.2
    0%、Al(酸化アルミ)2.54%、Mgo
    (酸化マグネシウム)0.76%、Fe(酸化
    鉄)1.92%、Tio(二酸化チタン)0.67
    %、合計96.08%、また物理特性は、カサ比重0.
    5〜0.7、吸水性・自重の約70%〜80%、pH1
    0前後でなることを特徴とする特許請求の範囲請求項1
    記載の無機質の床下調湿剤。
  3. 【請求項3】 本発明の調湿剤は、床下の気積と、その
    湿度に対応して、適量分の調湿剤を平に散布、または予
    め成形した調湿シートを所要の枚数敷設することによ
    り、床下が高湿度の雰囲気では、湿分を速やかに吸収
    し、低湿分の雰囲気では、湿分を放出することを特徴と
    する特許請求の範囲請求項1記載の無機質の床下調湿
    剤。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003002727A (ja) * 2001-06-14 2003-01-08 Inax Corp 調湿方法及び構造
JP2003033622A (ja) * 2001-07-23 2003-02-04 Sumitomo Kinzoku Kozan Siporex Kk 調湿材

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JP2003002727A (ja) * 2001-06-14 2003-01-08 Inax Corp 調湿方法及び構造
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