JPH0699109B2 - マンコンベアの表示装置 - Google Patents

マンコンベアの表示装置

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JPH0699109B2
JPH0699109B2 JP11379888A JP11379888A JPH0699109B2 JP H0699109 B2 JPH0699109 B2 JP H0699109B2 JP 11379888 A JP11379888 A JP 11379888A JP 11379888 A JP11379888 A JP 11379888A JP H0699109 B2 JPH0699109 B2 JP H0699109B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明はエスカレータあるいは移動通路等のマンコン
ベアに設けられる表示装置に係り、特に欄干の内側に位
置する表示面を有する表示装置に関する。
【従来の技術】
第11図に従来のマンコンベアの表示装置を示す。 マンコンベアは無端状に連結されたステップ1が乗降口
と乗降口の間を回動し、このステップ1と同期して同様
に無端状になっている移動手摺2が回動する。移動手摺
2は、移動手摺2に沿って設けられている手摺フレーム
3にガイドされる。この手摺フレーム3は欄干ガラスパ
ネル4に支持されており、欄干ガラスパネル4は欄干本
体5によって支えられている。なお欄干本体5に連続し
て床板6が固定されており、乗客が乗り降りする乗降場
を構成している。 前記欄干ガラスパネル4には、マンコンベアの利用上の
注意あるいはお知らせなどを表示する表示装置7が設け
られる。 この表示装置7は一般にお知らせ等の文字が描かれるフ
ェイスプレート8や、このフェイスプレートを内側から
照らすランプ等を有する。このフェイスプレート8の形
状は従来ほとんど矩形である(特開昭62-196296,特開昭
62-153272,特開昭62-181588,特開昭62-264190)。
【発明が解決しようとする課題】
前記フェイスプレート8は乗客からよく見えるように前
記欄干ガラスパネル4の内側に位置される。そして形状
が矩形であるため、乗客が通過する際に乗り込みの場
合であればフェイスプレート8の乗降口側端部9に、あ
るいは降りる場合であれば反対側端部10に乗客の身体や
衣服の一部あるいは手荷物がぶつかってしまう。手摺
フレーム3下面とフェイスプレート8上面の間に空間11
が存在し、この空間11に身体や衣服の一部あるいは手荷
物等が挾み込まれ得る。 この発明は、以上,の課題を解決するためになされ
たもので表示装置のフェイスプレートが原因となってぶ
つかったり挟まれたりすることのないマンコンベアの表
示装置を得ることを目的とする。 また以上のような表示装置であって製作コストがあまり
高くならない構成としたマンコンベアの表示装置を得る
ことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
この発明のマンコンベアの表示装置は、表示装置のフェ
イスプレートの形状をアイシェイプの形とすることによ
り、ぶつかったり挟まれたりすることのないようにする
ものである。 すなわちこの発明は、マンコンベアの無端状の移動手摺
が手摺フレームにガイドされ、手摺フレームが欄干ガラ
スパネルに支持され、この欄干ガラスパネルの乗降口端
部に設けられる表示装置であり表示面を形成するフェイ
スプレートが前記欄干ガラスパネルの内側上方に位置す
る表示装置において、前記フェイスプレートの形状が、
乗降口側端部上縁は前記手摺フレーム下面に、又は手摺
フレームの下側に手摺デッキが設けられるタイプのマン
コンベアにおいては該手摺デッキの下面に、沿って当接
する曲線をなし、乗降口側と反対側端部下縁は滑らかな
曲線をなし、これにより全体としてアイシェイプの形に
なっているマンコンベアの表示装置である。 さらに表示装置は少なくともガラスパネル内側に位置す
るフェイスプレートと外側に位置するランプケースとか
ら成り、フェイスプレートの乗降口側の端部上縁の曲線
及び乗降口側と反対側端部下縁の曲線とは共に円弧をな
しかつ曲率半径r1,r2は共に当接するフレーム下面の曲
率半径Rと同一であるマンコンベアの表示装置である。
【作用】
フェイスプレートの乗降口側端部上縁を手摺フレーム下
面に沿って当接する曲線をなすようにすることにより、
乗客が乗り込む場合にはフェイスプレートの端部上縁が
例えば手摺フレーム下面に隠れ、従来のように衝突する
べき端部が存在しなくなる。また乗降口側と反対側端部
下面を滑らかな曲線をなすようにすることにより、乗客
が降りる場合手荷物等は滑らかな曲線に沿って滑走する
ので正面からの衝突を防止できる。 また、フェイスプレートを手摺フレーム等下面に沿って
当接するため、手摺フレーム等とフェイスプレートの間
の空間をなくすことができ、手荷物等が挟まれることが
ない。 また、曲線の曲率半径r1,r2をフレーム下面の曲率半径
Rと同一とすることによりマンコンベアの左右に存在す
る欄干ガラスパネルに対してこの発明の表示装置を取付
ける際に、表示装置を構成する部品に同一部品を使用す
ることが可能となる。
【実施例】
この発明の一実施例を第1図〜第10図において説明す
る。 なお、従来例を示す第11図と同一の部分については同一
の符号を付して説明を省略する。 第1図は欄干ガラスパネル4の内側から表示装置7を見
た図である。この図には表示装置7のフェイスプレート
8が表れている。フェイスプレート8の形状は全体とし
てアイシェイプの形になっている。すなわち、乗降口側
端部上縁21は手摺フレーム3の下面に沿って当接する曲
線をなしている。また、乗降口側と反対側端部下縁22は
滑らかな曲線をなしている。 これにより乗客が図中矢印A方向より乗り込む場合は、
従来のように衝突するフェイスプレート8の端部が手摺
フレーム3下面に隠れ全く存在しないことになる。ま
た、図中矢印B方向より人が降りる場合フェイスプレー
ト8の端部下縁22は滑らかな曲線をなして傾斜している
ため手荷物等がこの曲線に沿って矢印Cの方向に滑走す
るので正面衝突を避けられ、手荷物が引掛って乗客が転
倒する等の事故が起きることもない。また手摺フレーム
3の下面とフェイスプレート8上面の間に空間も存在し
ないので、従来のように手荷物等を挾み込む等の事故も
生じない。 さらにアイシェイプの形は意匠的にも優れた形であり、
従来のような単なる矩形に比べデザイン的に優れてい
る。 第2図に示すようにこのような表示装置は、マンコンベ
アの左右に存在する二つの欄干ガラスパネル4に設けら
れるのが一般的である。 この第2図のIII部拡大図を第3図に示す。欄干ガラス
パネル4の上端には弾性材23を介して金属製の手摺フレ
ーム24が設けられる。この手摺フレーム24は概略コの字
の空間を有し、内部に表示装置7に給電するための電線
25を通している。手摺フレーム24の上端には左右方向に
フランジ26が形成され、このフランジ26には低摩擦プラ
スチック製の手摺ガイド27がコーテイングされている。
この手摺ガイド27の上に移動手摺2がかぶせられてい
る。移動手摺2は帆布にゴムが被覆されて構成されてい
る。 手摺フレーム2下面に沿って表示装置7が設けられる。
この表示装置7は外周面が3つの部材で構成される。す
なわち欄干ガラスパネル4の内側に設けられるフェイス
プレート8、欄干ガラスパネル4の外側に設けられるバ
ックプレート28、さらにバックプレート28の背後にかぶ
せられるランプケース29である。なおランプケース29と
バックプレート28にはチューブランプ30が収納され前記
電線25から給電が行われる。これは3つの部材8,28,29
は、フェイスプレート8側からねじ込まれる皿ねじ31に
よって締付けられ欄干ガラスパネル4に固着される。 前記3つの部材8,28,29を第5図〜第10図に示す。 まず第5図及び第6図においてフェイスプレート8を説
明する。フェイスプレート8の両端部の曲線は共に円弧
をなし、その曲率半径r1,r2はこのフェイスプレート8
が当接する手摺フレーム3下面の曲率半径R(第1図参
照)と同一寸法である。このように両端部の曲率半径
r1,r2を同じ寸法にすることにより、対称形に設けられ
る欄干の反対側の欄干に設けられる表示装置7にも同一
部品(特にバックプレート28)を取り付けることが可能
となり、部品の統一が図られ生産性が向上する。フェイ
スプレート8の内側には注意書きやお知らせの文字を表
した表示板を入れるための凹み32が形成される。また前
記皿ねじ31をねじ込むための皿孔33が形成される。 なお、この実施例のフェイスプレート8は透明プラスチ
ック製とし、裏面の凹み32以外の部分は不透明塗装面あ
るいはミラー加工面とする。 次に第7図及び第8図においてバックプレート28を説明
する。バックプレート28の全体の形状も前記フェイスプ
レート8と同様のアイシェイプの形である。中央にチュ
ーブランプ30を収納するための長孔34が形成されてい
る。またフェイスプレート8の皿孔33と対応する位置に
孔35が形成されている。前記長孔34と外部をつなぐ上下
方向の小孔36が前記電線25を通すため及び通気のために
設けられる。表面及び裏面には長孔34の縁に凹面37が形
成される。この凹面37にランプケース29を嵌合させチュ
ーブランプ30の光線が洩れるのを防止するためである。
なお表面と裏面の両方に凹面が形成されているのは、反
対側の欄干に設けられる表示装置にも共用するためであ
る。なお、この実施例のバックプレート28は不透明プラ
スチック製あるいは金属製とする。 次に第9図及び第10図においてランプケース29を説明す
る。このランプケース29の形状は、前記バックプレート
28の凹面37の形状と一致する。中央にチューブランプ30
を取付けるためのランプ取付穴38が形成されている。ま
た前記皿ねじ31の先端を受け止める雌ねじ39が形成され
ている。この雌ねじ39に皿ねじ31がねじ込まれることに
より3つの部材8,28,29が締付けられる。なお、この実
施例のランプケース29は不透明プラスチック製あるいは
金属製とする。 以上の実施例によれば皿ねじ31をねじ込んだりゆるめた
りすることにより表示装置7を簡便に着脱することが可
能である。またフェイスプレート8の2つの曲線の曲率
半径r1,r2を、このフェイスプレート8が当接する手摺
フレーム3下面の曲率半径Rと同一とすることによりマ
ンコンベアの左右に存在する欄干ガラスパネル4に対
し、表示装置7を構成する部品の多くを共通して使用す
ることが可能となる。また、以上の実施例においてラン
プケース29は第9図に示すごとく紡錘形であり、左右の
欄干ガラスパネル4に共用できる。 フェイスプレート8の裏面には凹面32が形成してあり、
表示装置7が表示しようとする文字、図柄、絵画などを
レーザー加工等の任意の方法によって透光孔を加工した
フイルムやプレートを嵌合することができる。もっとも
この凹面32を形成せず、フイルムやプレートはバックプ
レート28の凹面に挿入するようにしてもよい。この場合
フェイスプレートの2つの曲線の曲率半径r1,r2は共に
共通であるので、左右の欄干ガラスパネルに取付けるフ
ェイスプレートを共用することが可能となる。 フェイスプレート8及びバックプレート28は手摺フレー
ム3の下面に沿って当該されており、この当接部分にお
けるバックプレート28の小孔36を通して給電用の電線を
通すことができ従来のように給電用の電線25や配線ダク
トがガラスパネル面を横切ることがなく欄干ガラスパネ
ル4の透明感を阻害せずに美的外観を保つことができ
る。 以上の実施例においてはバックプレート28の外径寸法が
フェイスプレート8の外径寸法と同一であり同様のアイ
シェイプをしていた。しかしながら必ずしも同一の寸法
とする必要はなくアイシェイプの形を相似形とすること
も可能である。 また以上の実施例はフェイスプレート8、バックプレー
ト28及びランプケース29からなっていたが、他の実施例
においてはバックプレート28を省略しランプケース29に
給電用の電線25が通る孔を設けてもよい。 以上の実施例において皿ねじ31はフェイスプレート8側
からねじ込まれるようになっていたが他の実施例におい
てはランプケース29側よりねじ込むようにしてもよい。
これによりフェイスプレート8側から皿ねじ31がみえな
いようにすることができ意匠性を良くすることができ
る。 以上の実施例においてはランプケース29は、フェイスプ
レート8やバックプレート28のアイシェイプの外形より
も小さい外形とした。これは第3図中に示すように乗客
が移動手摺2を掴むため指先の通る余隙Dを設けるため
である。しかしながら例えば特開昭62-264290号に示す
ごとき手摺デッキ40のあるマンコンベアも存在する(第
12図)。このようなマンコンベアにおいて表示装置を取
付ける場合は、ランプケース29をフェイスプレート8や
バックプレート28と同様のアイシェイプの外形としても
よい。このとき、手摺2を掴むための余隙Dは手摺デッ
キ40の上側に確保される。
【発明の効果】
以上のマンコンベアの表示装置によれば、表示装置のフ
ェイスプレートの縁部が曲線をなすことにより、従来の
ように乗客は衝突する端部をなくし、衝突を防止でき、
または衝突する手荷物等が曲線に沿って滑走することに
より正面からの衝突を防止できる。 またフェイスプレートと手摺フレームあるいは手摺デッ
キの間に空間をつくらないので手荷物等が挟まれること
がない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のマンコンベアの表示装置の一実施例
に係る表示装置を取り付けたマンコンベアの乗場部分の
縦断面図、第2図は第1図のII-II断面図、第3図は第
2図のIII部拡大図、第4図は第1図の背面図、第5図
は第1図の表示装置を構成するフェイスプレートの正面
図、第6図は5のVI-VI断面図、第7図は同じく表示装
置を構成するバックプレートの正面図、第8図は第7図
のVIII-VIII断面図、第9図は同じく表示装置を構成す
るランプケースの正面図、第10図は第9図のX-X断面
図、第11図は従来の表示装置を取付けたマンコンベアの
乗場部分の縦断面図、第12図はこの発明の他の実施例を
示す概略図であり第3図に対応する概略図である。 1……ステップ、2……移動手摺、3……手摺フレー
ム、5……欄干ガラスパネル、5……欄干本体、6……
床板、7……表示装置、8……フェイスプレート、28…
…バックプレート、29……ランプケース。 なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マンコンベアの無端状の移動手摺が手摺フ
    レームにガイドされ、手摺フレームが欄干ガラスパネル
    に支持され、この欄干ガラスパネルの乗降口端部に設け
    られる表示装置であり表示面を形成するフェイスプレー
    トが前記欄干ガラスパネルの内側上方に位置するマンコ
    ンベアの表示装置において、前記フェイスプレートの形
    状が、乗降口側端部上縁は前記手摺フレーム下面に、又
    は手摺フレームの下側に手摺デッキが設けられるタイプ
    のマンコンベアにおいては該手摺デッキの下面に沿って
    当接する曲線をなし、乗降口側と反対側端部下縁は滑ら
    かな曲線をなし、これにより全体としてアイシェイプの
    形になっているマンコンベアの表示装置。
  2. 【請求項2】表示装置は少なくともガラスパネル内側に
    位置するフェイスプレートと外側に位置するランプケー
    スとから成り、フェイスプレートの乗降口側の端部上縁
    の曲線及び乗降口側と反対側の端部下縁の曲線とは共に
    円弧をなしかつ曲率半径r1,r2は共に当接するフレーム
    下面の曲率半径Rと同一である請求項1記載のマンコン
    ベアの表示装置。
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