JPH0699149B2 - 湿り粉状炭酸カルシウムの製造方法 - Google Patents
湿り粉状炭酸カルシウムの製造方法Info
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- JPH0699149B2 JPH0699149B2 JP2024356A JP2435690A JPH0699149B2 JP H0699149 B2 JPH0699149 B2 JP H0699149B2 JP 2024356 A JP2024356 A JP 2024356A JP 2435690 A JP2435690 A JP 2435690A JP H0699149 B2 JPH0699149 B2 JP H0699149B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、パルプ繊維とAKD又はASAサイズ剤、カチオン
澱粉、ポリアクリルアマイド等とを併用してなる中性抄
紙内填用軽質炭酸カルシウムの製造方法に関するもので
ある。
澱粉、ポリアクリルアマイド等とを併用してなる中性抄
紙内填用軽質炭酸カルシウムの製造方法に関するもので
ある。
近年、紙の保存性、排水のクローズド化等の問題により
紙の抄紙方法は、酸性抄紙から中性抄紙へと移行しつつ
ある。
紙の抄紙方法は、酸性抄紙から中性抄紙へと移行しつつ
ある。
中性抄紙に於いては、填料として我国に豊富に産出する
炭酸カルシウムを利用することが可能となり、当初は安
価な重質炭酸カルシウムを着目され使用されていた。し
かしながら、この重質炭酸カルシウムは、抄紙ワイヤー
に於けるワイヤー摩耗度の高いこと並びに紙の要求品質
(白色性、不透明性、平滑性、インキ着肉性等)を充分
に満足し得ない等の欠点があり、従ってこれらの性状に
おいて優れている軽質炭酸カルシウムの使用が一部検討
される様になった。
炭酸カルシウムを利用することが可能となり、当初は安
価な重質炭酸カルシウムを着目され使用されていた。し
かしながら、この重質炭酸カルシウムは、抄紙ワイヤー
に於けるワイヤー摩耗度の高いこと並びに紙の要求品質
(白色性、不透明性、平滑性、インキ着肉性等)を充分
に満足し得ない等の欠点があり、従ってこれらの性状に
おいて優れている軽質炭酸カルシウムの使用が一部検討
される様になった。
軽質炭酸カルシウムは我国で古くより製造されており、
中性抄紙内填用としては一般に紡錘形状のものが使用さ
れ、均一な粒度分布、高い白色度、嵩高さ、吸油性の高
いことなどの性質により、優れた紙品質を与えるもので
ある。
中性抄紙内填用としては一般に紡錘形状のものが使用さ
れ、均一な粒度分布、高い白色度、嵩高さ、吸油性の高
いことなどの性質により、優れた紙品質を与えるもので
ある。
しかしながらこの軽質炭酸カルシウムは、合成品である
が故に従来酸性抄紙に於いて使用されてきたタルク或い
は前述の重質炭酸カルシウムに較べて価格が高く、中性
抄紙への導入は今一歩足踏み状態であった。
が故に従来酸性抄紙に於いて使用されてきたタルク或い
は前述の重質炭酸カルシウムに較べて価格が高く、中性
抄紙への導入は今一歩足踏み状態であった。
本発明者らはこの様に現状に鑑み、低価格の中性抄紙用
軽質炭酸カルシウムを製造するべく鋭意検討を重ね、本
発明を完成するに至った。
軽質炭酸カルシウムを製造するべく鋭意検討を重ね、本
発明を完成するに至った。
従来軽質炭酸カルシウムは、下記の3つの形態のいずれ
かで製紙工場に供給されている。
かで製紙工場に供給されている。
ア)15〜30%濃度のスラリー品…化合スラリーをそのま
ま、又は濃縮後ローリーにより輸送している。
ま、又は濃縮後ローリーにより輸送している。
イ)50〜65%高濃度のスラリー品…化合スラリーを機械
脱水後、分散剤を用い高濃度スラリーとし、タンクロー
リー車又は液体コンテナバッグにより輸送している。
脱水後、分散剤を用い高濃度スラリーとし、タンクロー
リー車又は液体コンテナバッグにより輸送している。
ウ)乾粉…化合スラリーを機械脱水、乾燥後粉砕を行
い、紙袋あるいはコンテナバッグに入れて供給を行って
いる。
い、紙袋あるいはコンテナバッグに入れて供給を行って
いる。
しかしながら、上述の如き製品形態、製造工程では種々
のコストアップ、弊害を招き、従来のタルク並の価格を
維持することは不可能である。
のコストアップ、弊害を招き、従来のタルク並の価格を
維持することは不可能である。
すなわち、ア)に於いては低濃度スラリーの為、輸送コ
ストが大巾にアップし、その輸送範囲は極めて短距離に
限定される。この為、軽質炭酸カルシウムの製造設備を
製紙会社の近傍に建設せざるを得ず、多数の製紙会社へ
の供給ができない。
ストが大巾にアップし、その輸送範囲は極めて短距離に
限定される。この為、軽質炭酸カルシウムの製造設備を
製紙会社の近傍に建設せざるを得ず、多数の製紙会社へ
の供給ができない。
イ)に於いては、高価な分散剤の使用によりコストアッ
プとなり、又強アニオンである分散剤の使用は、抄紙工
程に於いて薬品の原単位を上昇し、紙品質にも悪影響を
及ぼす。さらに高濃度スラリーの輸送には、タンクロー
リーや液体コンテナーを使用する必要があり、輸送コス
トがアップする。
プとなり、又強アニオンである分散剤の使用は、抄紙工
程に於いて薬品の原単位を上昇し、紙品質にも悪影響を
及ぼす。さらに高濃度スラリーの輸送には、タンクロー
リーや液体コンテナーを使用する必要があり、輸送コス
トがアップする。
ウ)に於いては、乾燥工程に必要な設備、重油、人件費
等の為大巾なコストアップとなる。
等の為大巾なコストアップとなる。
本発明者らは、先に上述の様な原因によるコストアップ
を解決し、安価な軽質炭酸カルシウムを提供する目的
で、化合スラリーを遠心脱水後、乾燥又は高濃度スラリ
ー化することなく脱水ケーキ状のまま製品とすること
を、検討した。しかしながら、従来の化合方法による軽
質炭酸カルシウムスラリーは、粒子径が細いので遠心分
離機による脱水性が良くなく、含有水分が高くケーキが
塊状の為、紙袋又はコンテナバッグに充填し放置してお
くと固化をおこし、ユーザーに於いて抜き出しの不良或
いは水への再スラリー化不良等をひきおこすという問題
点が生じた。
を解決し、安価な軽質炭酸カルシウムを提供する目的
で、化合スラリーを遠心脱水後、乾燥又は高濃度スラリ
ー化することなく脱水ケーキ状のまま製品とすること
を、検討した。しかしながら、従来の化合方法による軽
質炭酸カルシウムスラリーは、粒子径が細いので遠心分
離機による脱水性が良くなく、含有水分が高くケーキが
塊状の為、紙袋又はコンテナバッグに充填し放置してお
くと固化をおこし、ユーザーに於いて抜き出しの不良或
いは水への再スラリー化不良等をひきおこすという問題
点が生じた。
その後鋭意検討を重ねることにより、特定の化合条件で
軽質炭酸カルシウムを製造すると、製紙内填時の品質を
損ねることなく遠心脱水性の良い含有水分の低い湿り粉
状軽質炭酸カルシウムが得られることを見い出した。
軽質炭酸カルシウムを製造すると、製紙内填時の品質を
損ねることなく遠心脱水性の良い含有水分の低い湿り粉
状軽質炭酸カルシウムが得られることを見い出した。
すなわち、化合工程に於いて、 〔第1工程〕 石灰乳に炭酸ガスを通じる際に、炭酸ガス濃度が25容量
%以上、ガス流速が20〜100Nl/分・kg水酸化カルシウ
ム、反応塔出口のガスゲージ圧1.0kg/cm2以上の範囲でp
Hが8以下となるまでガスを通じる。石灰乳の液温は30
℃以上であれば特に限定されるものではなく、又、石灰
乳濃度も5重量%以上であればさしつかえないが、脱水
効率をよくする為には出き得る限り高濃度であることが
好ましい。炭酸ガス流速が20Nl/分・kg水酸化カルシウ
ム以下、或いは炭酸ガス濃度が25容量%以下或いは反応
塔出口のガスゲージ圧1.0kg/cm2以下となると、均一な
分散性の良い紡錘形状炭酸カルシウムを得ることが出来
ず、不均一で凝集の多いものとなり、第2工程に於いて
均一な2次凝集体を得ることが困難となる。又、炭酸ガ
ス流速が100Nl/分・kg水酸化カルシウム以上ではガスの
吸収効率が極めて悪くなり、経済性に乏しい。第1工程
により、一次粒子径1μ前後の均一な凝集の殆どない紡
錘形状軽質炭酸カルシウムを得ることができることが判
明した。
%以上、ガス流速が20〜100Nl/分・kg水酸化カルシウ
ム、反応塔出口のガスゲージ圧1.0kg/cm2以上の範囲でp
Hが8以下となるまでガスを通じる。石灰乳の液温は30
℃以上であれば特に限定されるものではなく、又、石灰
乳濃度も5重量%以上であればさしつかえないが、脱水
効率をよくする為には出き得る限り高濃度であることが
好ましい。炭酸ガス流速が20Nl/分・kg水酸化カルシウ
ム以下、或いは炭酸ガス濃度が25容量%以下或いは反応
塔出口のガスゲージ圧1.0kg/cm2以下となると、均一な
分散性の良い紡錘形状炭酸カルシウムを得ることが出来
ず、不均一で凝集の多いものとなり、第2工程に於いて
均一な2次凝集体を得ることが困難となる。又、炭酸ガ
ス流速が100Nl/分・kg水酸化カルシウム以上ではガスの
吸収効率が極めて悪くなり、経済性に乏しい。第1工程
により、一次粒子径1μ前後の均一な凝集の殆どない紡
錘形状軽質炭酸カルシウムを得ることができることが判
明した。
〔第2工程〕 第1工程で得られた化合スラリーに石灰乳をモル比で0.
2〜2molの範囲で添加し、ついで炭酸ガス流速が40Nl/分
・kg水酸化カルシウム以下でpH8以下となるまでガスを
通じる。石灰乳の添加モルが0.2mol以下の場合、均一な
2次凝集体を形成させるには石灰乳が少く、一部分散し
た炭酸カルシウムが残存してしまう。石灰乳の添加モル
比が2mol以上の場合は、添加量が多過ぎるため添加した
石灰乳の一部が凝集効果として働かず、遊離分散した炭
酸カルシウムが発生する。又、炭酸ガス流速が40Nl/分
・kg消石灰以上となると添加石灰乳による新たなる核が
発生しだし、甚だ不均一な凝集粒子径となる。使用する
石灰乳は、5重量%以上であれば差しつかえないが、出
き得るだけ高濃度の方が好ましい。第2工程により、粒
径2μ〜5μの均一な凝集粒子径の軽質炭酸カルシウム
を得ることが出来る。凝集粒子径の大きさは添加石灰乳
モル比に依存し、添加モル比の多い程大きい粒子径のも
のが得られる。
2〜2molの範囲で添加し、ついで炭酸ガス流速が40Nl/分
・kg水酸化カルシウム以下でpH8以下となるまでガスを
通じる。石灰乳の添加モルが0.2mol以下の場合、均一な
2次凝集体を形成させるには石灰乳が少く、一部分散し
た炭酸カルシウムが残存してしまう。石灰乳の添加モル
比が2mol以上の場合は、添加量が多過ぎるため添加した
石灰乳の一部が凝集効果として働かず、遊離分散した炭
酸カルシウムが発生する。又、炭酸ガス流速が40Nl/分
・kg消石灰以上となると添加石灰乳による新たなる核が
発生しだし、甚だ不均一な凝集粒子径となる。使用する
石灰乳は、5重量%以上であれば差しつかえないが、出
き得るだけ高濃度の方が好ましい。第2工程により、粒
径2μ〜5μの均一な凝集粒子径の軽質炭酸カルシウム
を得ることが出来る。凝集粒子径の大きさは添加石灰乳
モル比に依存し、添加モル比の多い程大きい粒子径のも
のが得られる。
第2工程で得られたスラリーは、このまま遠心脱水を行
っても充分に本発明の目的とする水分35%以下の湿り粉
状品とすることが出来る。しかしながら、更に粒子径を
大きくし脱水性、含有水分を減ずる場合は、第2工程で
得られた炭酸カルシウムスラリーに再度石灰乳を添加
し、同様の方法で炭酸ガスを通じ、凝集粒子径3μ〜10
μの均一な粒子径を有する軽質炭酸カルシウムを製造す
ることが出来る。第2工程は、所望の凝集粒子径の凝集
軽質炭酸カルシウムを得るために、2回以上行ってもよ
い。
っても充分に本発明の目的とする水分35%以下の湿り粉
状品とすることが出来る。しかしながら、更に粒子径を
大きくし脱水性、含有水分を減ずる場合は、第2工程で
得られた炭酸カルシウムスラリーに再度石灰乳を添加
し、同様の方法で炭酸ガスを通じ、凝集粒子径3μ〜10
μの均一な粒子径を有する軽質炭酸カルシウムを製造す
ることが出来る。第2工程は、所望の凝集粒子径の凝集
軽質炭酸カルシウムを得るために、2回以上行ってもよ
い。
〔第3工程〕 以上の第1工程および第2工程によって得られた紡錘形
状凝集軽質炭酸カルシウムスラリーを、周束3000m/分以
上の速度で遠心脱水を行うことにより、極めて含有水分
の少い(ウェットベース35重量%以下)湿り粉状炭酸カ
ルシウムを得ることが出来る。
状凝集軽質炭酸カルシウムスラリーを、周束3000m/分以
上の速度で遠心脱水を行うことにより、極めて含有水分
の少い(ウェットベース35重量%以下)湿り粉状炭酸カ
ルシウムを得ることが出来る。
(コスト効果) 本発明により得られた軽質炭酸カルシウムは、乾燥或い
はスラリー化することなく、遠心脱水後そのままコンテ
ナバッグ詰めを行い製紙ユーザーに供給することが出
き、スラリー形態や乾粉形態等に較べて大巾なコストダ
ウンを可能とする。
はスラリー化することなく、遠心脱水後そのままコンテ
ナバッグ詰めを行い製紙ユーザーに供給することが出
き、スラリー形態や乾粉形態等に較べて大巾なコストダ
ウンを可能とする。
(その他の効果) 本発明の如き方法で作成した遠心分離機脱水軽質炭酸カ
ルシウムは、その含有水分が極めて低く見かけ状粉状で
あり、コンテナバッグに充填し長期間保存しても全く固
形化せず流動性を維持しており、コンテナバッグからの
排出も容易である。又、製紙ユーザーサイドに於いて再
スラリー化する際、乾粉に較べ水への分散が良好で、且
投入時の飛散も少く取扱いに極めて優れる。抄紙内填時
の紙品質に対しては、均一な3次元凝集構造を有する
為、白色度、不透明性に優れ、又、従来の軽質炭酸カル
シウムに較べて紙力強度の面に於いて優れるものであ
る。
ルシウムは、その含有水分が極めて低く見かけ状粉状で
あり、コンテナバッグに充填し長期間保存しても全く固
形化せず流動性を維持しており、コンテナバッグからの
排出も容易である。又、製紙ユーザーサイドに於いて再
スラリー化する際、乾粉に較べ水への分散が良好で、且
投入時の飛散も少く取扱いに極めて優れる。抄紙内填時
の紙品質に対しては、均一な3次元凝集構造を有する
為、白色度、不透明性に優れ、又、従来の軽質炭酸カル
シウムに較べて紙力強度の面に於いて優れるものであ
る。
以下の実施例によって本発明を更に説明する。
実施例1 〔第1工程〕 反応塔に濃度10重量%の石灰乳を10m3充填し、これに石
灰炉より排出される炭酸ガス濃度30〜35%のガスを毎分
40Nm3、反応塔出口のガスゲージ圧1.3kg/cm2で通じ、炭
酸化反応を行った。化合開始32分後にスラリーpHが7.8
となり化合を停止した。得られた炭酸カルシウムの粒度
分布を沈降光透過方法により測定した結果、平均粒子径
1.2μであった。電子顕微鏡による観察では、ほぼ凝集
のない均一な紡錘形状炭酸カルシウムであった。
灰炉より排出される炭酸ガス濃度30〜35%のガスを毎分
40Nm3、反応塔出口のガスゲージ圧1.3kg/cm2で通じ、炭
酸化反応を行った。化合開始32分後にスラリーpHが7.8
となり化合を停止した。得られた炭酸カルシウムの粒度
分布を沈降光透過方法により測定した結果、平均粒子径
1.2μであった。電子顕微鏡による観察では、ほぼ凝集
のない均一な紡錘形状炭酸カルシウムであった。
このスラリーを周速3500m/分で10分間遠心脱水を行い、
布上に形成されたケーキを自動掻取り機にて掻取り排
出を行った。得られたケーキは含有水分38%重量%(ウ
ェットベース)であり、見掛け上粉状とはならず、塊状
を呈するものであった。
布上に形成されたケーキを自動掻取り機にて掻取り排
出を行った。得られたケーキは含有水分38%重量%(ウ
ェットベース)であり、見掛け上粉状とはならず、塊状
を呈するものであった。
このものをコンテナバッグに充填し、上部より一定荷重
し加えて長期放置を行ったが、放置中固化を引き起こし
コンテナバッグからの排出が出来なくなった。
し加えて長期放置を行ったが、放置中固化を引き起こし
コンテナバッグからの排出が出来なくなった。
〔第2工程〕 第1工程で得られた炭酸カルシウムスラリー7m3に対
し、濃度10重量%の石灰乳を3m3添加し炭酸ガス濃度30
〜35%のガスを毎分9Nm3で通じ炭酸化反応を行い、42分
後pH7.0となり化合を停止した。得られた炭酸カルシウ
ムの平均粒子径は2.5μであった。電子顕微鏡による観
察では、均一な3次元凝集粒子であった。
し、濃度10重量%の石灰乳を3m3添加し炭酸ガス濃度30
〜35%のガスを毎分9Nm3で通じ炭酸化反応を行い、42分
後pH7.0となり化合を停止した。得られた炭酸カルシウ
ムの平均粒子径は2.5μであった。電子顕微鏡による観
察では、均一な3次元凝集粒子であった。
得られたスラリーを周速3500m/分で10分間遠心脱水を行
い、ケーキを掻取り排出した。得られたケーキを含有水
分32重量%(ウェットベース)であり、粉状で流動性を
有していた。このものをコンテナブッグを充填し、一定
荷重のもと長期放置を行ったが固化はせずに元の流動性
を維持しており、コンテナバッグから容易に排出するこ
とが出来た。
い、ケーキを掻取り排出した。得られたケーキを含有水
分32重量%(ウェットベース)であり、粉状で流動性を
有していた。このものをコンテナブッグを充填し、一定
荷重のもと長期放置を行ったが固化はせずに元の流動性
を維持しており、コンテナバッグから容易に排出するこ
とが出来た。
実施例2 実施例1と第1工程と同様の方法で得たスラリー7m3に
対し、濃度10重量%の石灰乳を3m3添加し、これに炭酸
ガス濃度30〜35%のガスを毎分9Nm3で通じ炭酸化を行
い、39分後pH7.2で化合を停止した。得られた炭酸カル
シウムの平均粒子径は4.1μmであり、電子顕微鏡によ
る観察では均一な3次元凝集粒子であり、粗大粒子並び
に1次分散粒子等は観察されなかった。
対し、濃度10重量%の石灰乳を3m3添加し、これに炭酸
ガス濃度30〜35%のガスを毎分9Nm3で通じ炭酸化を行
い、39分後pH7.2で化合を停止した。得られた炭酸カル
シウムの平均粒子径は4.1μmであり、電子顕微鏡によ
る観察では均一な3次元凝集粒子であり、粗大粒子並び
に1次分散粒子等は観察されなかった。
得られたスラリーを周速3300m/分で10分間遠心脱水を行
い、脱水後掻取り排出した。得られたケーキは含有水分
27重量%(ウェットベース)であり、粉状で流動性を有
していた。コンテナバッグへの充填長期保存性が良好で
あり、固化は全く見られなかった。
い、脱水後掻取り排出した。得られたケーキは含有水分
27重量%(ウェットベース)であり、粉状で流動性を有
していた。コンテナバッグへの充填長期保存性が良好で
あり、固化は全く見られなかった。
(比較例1) 実施例1の第1工程と同様の条件で、ガス流速のみ毎分
15Nm3で炭酸化を行い、85分後にpH7.9で化合を停止し
た。得られた炭酸カルシウムの平均粒子径は1.9μであ
り、電子顕微鏡による観察では、1次分散粒子以外に多
数の凝集粒子が観察された。
15Nm3で炭酸化を行い、85分後にpH7.9で化合を停止し
た。得られた炭酸カルシウムの平均粒子径は1.9μであ
り、電子顕微鏡による観察では、1次分散粒子以外に多
数の凝集粒子が観察された。
(比較例2) 比較例1で得られた炭酸カルシウムスラリーに、実施例
1の第2工程と同様の方法で添加化合物を行った。得ら
れた炭酸カルシウムの平均粒子径は3.0μであり、電子
顕微鏡による観察では粒子径2μ〜6μの甚だ不均一な
2次凝集粒子が観られた。
1の第2工程と同様の方法で添加化合物を行った。得ら
れた炭酸カルシウムの平均粒子径は3.0μであり、電子
顕微鏡による観察では粒子径2μ〜6μの甚だ不均一な
2次凝集粒子が観られた。
(比較例3) 実施例1の第2工程と同様の操作に於いて、ガス流速の
みを毎分15Nm3として炭酸化を行い、23分後pH=7.1にて
化合を停止した。得られた炭酸カルシウムは平均粒子径
が2.3μであり、電子顕微鏡による観察では、1次分散
粒子が多数観られた。
みを毎分15Nm3として炭酸化を行い、23分後pH=7.1にて
化合を停止した。得られた炭酸カルシウムは平均粒子径
が2.3μであり、電子顕微鏡による観察では、1次分散
粒子が多数観られた。
Claims (4)
- 【請求項1】炭酸ガス濃度25容量%以上、炭酸ガス流量
20〜100Nl/分・kg水酸化カルシウム、反応塔出口のガス
のゲージ圧1.0kg/cm2以上で石灰乳に炭酸ガスを導入し
て紡錘形状軽質炭酸カルシウムスラリーを製造する第1
工程と、第1工程で得た炭酸カルシウムスラリーにモル
比で0.2〜2の量の石灰乳を添加し、炭酸ガス濃度25容
量%以上の炭酸ガスをガス流量40Nl/分・kg水酸化カル
シウム以下で導入して均一粒径の凝集した軽質炭酸カル
シウムスラリーを製造する第2工程と、場合により第2
工程を所望回数行った後、得られた凝集軽質炭酸カルシ
ウムスラリーを遠心脱水してケーキ中の水分を除去する
第3工程とからなることを特徴とする湿り粉状炭酸カル
シウムの製造方法。 - 【請求項2】第1工程で得られる紡錘形状炭酸カルシウ
ムの平均粒子径が、2μ以下の分散性の良好な紡錘形状
であることを特徴とする請求項1に記載の湿り粉状炭酸
カルシウムの製造方法。 - 【請求項3】第2工程で得られる凝集軽質炭酸カルシウ
ムの凝集粒子径が、2〜5μの範囲であることを特徴と
する請求項1に記載の湿り粉状炭酸カルシウムの製造方
法。 - 【請求項4】第3工程において、周速3000m/分以上の速
度で遠心脱水を行い、ケーキ中の水分を35%以下にする
ことを特徴とする請求項1に記載の湿り粉状炭酸カルシ
ウムの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2024356A JPH0699149B2 (ja) | 1990-02-05 | 1990-02-05 | 湿り粉状炭酸カルシウムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2024356A JPH0699149B2 (ja) | 1990-02-05 | 1990-02-05 | 湿り粉状炭酸カルシウムの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03228819A JPH03228819A (ja) | 1991-10-09 |
| JPH0699149B2 true JPH0699149B2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=12135916
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2024356A Expired - Fee Related JPH0699149B2 (ja) | 1990-02-05 | 1990-02-05 | 湿り粉状炭酸カルシウムの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0699149B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5144012B2 (ja) * | 2004-12-15 | 2013-02-13 | 富士フイルム株式会社 | 炭酸塩の製造方法 |
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