JPH0699166B2 - 高強度、高耐候性光フアイバの製造方法 - Google Patents
高強度、高耐候性光フアイバの製造方法Info
- Publication number
- JPH0699166B2 JPH0699166B2 JP57129549A JP12954982A JPH0699166B2 JP H0699166 B2 JPH0699166 B2 JP H0699166B2 JP 57129549 A JP57129549 A JP 57129549A JP 12954982 A JP12954982 A JP 12954982A JP H0699166 B2 JPH0699166 B2 JP H0699166B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- coating
- weather resistance
- fiber manufacturing
- melting point
- Prior art date
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- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
- Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は機械的強度が優れ、かつ長期に亘る信頼性を有
した光フアイバの製造方法に関するものである。
した光フアイバの製造方法に関するものである。
ガラスよりなる光フアイバは、製造時あるいはその後の
取り扱いの過程で表面に微細な欠陥が生じ易く、そこに
外力等が加わつた場合、容易に破断してしまう。又この
欠陥に水分が入りこんで、光フアイバ強度は経時劣化を
していく。中でも後者の問題は特に重要であり、この欠
点を改善するためにフアイバ表面にAl,Sn,などの金属コ
ーテイングをしたり、あるいはSi3N4等の無機化合物の
コーテイングをする方法が用いられている。しかしなが
ら、これらのコーテイングは伝送損失の増加、初期強度
の劣化等、光フアイバの特性上好ましくないのが現状で
あつた。
取り扱いの過程で表面に微細な欠陥が生じ易く、そこに
外力等が加わつた場合、容易に破断してしまう。又この
欠陥に水分が入りこんで、光フアイバ強度は経時劣化を
していく。中でも後者の問題は特に重要であり、この欠
点を改善するためにフアイバ表面にAl,Sn,などの金属コ
ーテイングをしたり、あるいはSi3N4等の無機化合物の
コーテイングをする方法が用いられている。しかしなが
ら、これらのコーテイングは伝送損失の増加、初期強度
の劣化等、光フアイバの特性上好ましくないのが現状で
あつた。
本発明は、適当な金属コーテイング材料を選択すること
により、初期強度が優れ、伝送損失の増加もなく、かつ
長期的信頼性を有した光フアイバの製造を可能にしたも
のである。
により、初期強度が優れ、伝送損失の増加もなく、かつ
長期的信頼性を有した光フアイバの製造を可能にしたも
のである。
本発明は光フアイバ表面にBi、Pb、Sn、Cdの少なくとも
2成分よりなる250℃以下の融点を有するいわゆる低融
点合金を被覆するもので、低融点であるため溶融塗布が
極めて容易であり、伝送損失の増加もないし、初期強度
の劣化も起きないものである。用いられる低融点合金
は、Bi、Pb、Sn、Cdの少なくとも2成分にIn、Ga、Sb、
Zn、Mn、Ag等を必要に応じて添加したものであり、その
具体例としては、Bi:Sn:Zn=56:40:4、Bi:Pb:Sn=12.8:
49:38.2、Sn:Cd=67.75:32.25、Bi:Pb:Sn:Cd:In=56.2:
2.0:40.7:0.7:0.4等の組成のものが挙げられる。Biが48
%以下のものは凝固収縮してフアイバ表面に圧縮応力を
もたらし初期強度の向上もはかれる。低融点合金の好ま
しい被覆厚は1〜20μmである。またこの上に、シリコ
ン樹脂等のクツシヨン層を介して、ナイロン等の被覆を
することも可能である。
2成分よりなる250℃以下の融点を有するいわゆる低融
点合金を被覆するもので、低融点であるため溶融塗布が
極めて容易であり、伝送損失の増加もないし、初期強度
の劣化も起きないものである。用いられる低融点合金
は、Bi、Pb、Sn、Cdの少なくとも2成分にIn、Ga、Sb、
Zn、Mn、Ag等を必要に応じて添加したものであり、その
具体例としては、Bi:Sn:Zn=56:40:4、Bi:Pb:Sn=12.8:
49:38.2、Sn:Cd=67.75:32.25、Bi:Pb:Sn:Cd:In=56.2:
2.0:40.7:0.7:0.4等の組成のものが挙げられる。Biが48
%以下のものは凝固収縮してフアイバ表面に圧縮応力を
もたらし初期強度の向上もはかれる。低融点合金の好ま
しい被覆厚は1〜20μmである。またこの上に、シリコ
ン樹脂等のクツシヨン層を介して、ナイロン等の被覆を
することも可能である。
参考までに別の態様として、フアイバに樹脂組成物を被
覆した上に前記の低融点合金を塗布したものを挙げるこ
とができる。通常、光フアイバの1次被覆として、シリ
コン樹脂、エポキシ樹脂等が使用され、2次被覆として
ナイロン、ポリエチレン等が用いられる。これらの樹脂
は300℃程度になると熱分解あるいは溶融してしまい、
この上に通常の金属の被覆をすることは不可能であつ
た。しかしながら、このようにすれば、上記樹脂組成物
上に上記低融点合金の被覆をもうけることが可能であ
り、通常の光フアイバの特性を生かしながら、しかも長
期に亘る信頼性を有する光フアイバの製造が可能とな
る。
覆した上に前記の低融点合金を塗布したものを挙げるこ
とができる。通常、光フアイバの1次被覆として、シリ
コン樹脂、エポキシ樹脂等が使用され、2次被覆として
ナイロン、ポリエチレン等が用いられる。これらの樹脂
は300℃程度になると熱分解あるいは溶融してしまい、
この上に通常の金属の被覆をすることは不可能であつ
た。しかしながら、このようにすれば、上記樹脂組成物
上に上記低融点合金の被覆をもうけることが可能であ
り、通常の光フアイバの特性を生かしながら、しかも長
期に亘る信頼性を有する光フアイバの製造が可能とな
る。
本発明の光フアイバの製造に当つては、まず光フアイバ
用母材を抵抗炉などにより線引して、ガラスフアイバを
形成する。次いで他の固形物と未接触のガラスフアイバ
表面に、低融点合金をダイス、ルツボ等により被覆す
る。
用母材を抵抗炉などにより線引して、ガラスフアイバを
形成する。次いで他の固形物と未接触のガラスフアイバ
表面に、低融点合金をダイス、ルツボ等により被覆す
る。
実施例1 光フアイバ用母材をカーボン抵抗炉で2200℃に加熱し、
125μmのガラスフアイバを形成した。次いでBi:Pb:Sn
=11.4%:45.6%:43%の成分比の合金を170℃で溶融し
て、ダイスで塗布し145μmのフアイバにした。その
後、シリコン樹脂のバツフアー層を形成して400μmと
し、ナイロン被覆して900μの心線Aにした。この光フ
アイバ心線の構造を第1図に示す。図中1がガラスフア
イバ、2が低融点合金被覆層、3がシリコンバツフア
層、4がナイロン被覆層である。
125μmのガラスフアイバを形成した。次いでBi:Pb:Sn
=11.4%:45.6%:43%の成分比の合金を170℃で溶融し
て、ダイスで塗布し145μmのフアイバにした。その
後、シリコン樹脂のバツフアー層を形成して400μmと
し、ナイロン被覆して900μの心線Aにした。この光フ
アイバ心線の構造を第1図に示す。図中1がガラスフア
イバ、2が低融点合金被覆層、3がシリコンバツフア
層、4がナイロン被覆層である。
この心線Aの伝送損失は、合金被覆していないものB
(ガラス+シリコン+ナイロン)よりも0.1dB/Kmの増加
が見られたものの、従来の金属コーテイングによる増加
量よりも少くなく、しかも初期強度は第3図の長尺引張
試験のワイブル分布に示されるごとくBに比べ改善さ
れ、経時劣化も第4図の静疲労特性のグラフに示すよう
に合金被覆のないものより著しく抑えられた。
(ガラス+シリコン+ナイロン)よりも0.1dB/Kmの増加
が見られたものの、従来の金属コーテイングによる増加
量よりも少くなく、しかも初期強度は第3図の長尺引張
試験のワイブル分布に示されるごとくBに比べ改善さ
れ、経時劣化も第4図の静疲労特性のグラフに示すよう
に合金被覆のないものより著しく抑えられた。
参考例 光フアイバ用母材をカーボン抵抗炉で2200℃に加熱して
125μmのガラスフアイバにし、シリコン樹脂を被覆し
て400μmにした。この素線をBi:Pb:Sn:Cd=5%:32%:
45%:18%の成分比の合金中に浸して410μmの合金被覆
素線にし、これをナイロン被覆して900μmの心線Cに
した。この光フアイバ心線Cの構造を第2図に示す。図
中の番号は第1図と同じものを示し、1がガラスフアイ
バ、2が低融点合金被覆層、3がシリコンバツフア層、
4がナイロン被覆層である。
125μmのガラスフアイバにし、シリコン樹脂を被覆し
て400μmにした。この素線をBi:Pb:Sn:Cd=5%:32%:
45%:18%の成分比の合金中に浸して410μmの合金被覆
素線にし、これをナイロン被覆して900μmの心線Cに
した。この光フアイバ心線Cの構造を第2図に示す。図
中の番号は第1図と同じものを示し、1がガラスフアイ
バ、2が低融点合金被覆層、3がシリコンバツフア層、
4がナイロン被覆層である。
この合金被覆による伝送損失の増加はなく、初期強度は
合金被覆の無いものBと差が無いものの、経時劣化は第
5図の静疲労特性に関するグラフ如く著しく改善され
た。
合金被覆の無いものBと差が無いものの、経時劣化は第
5図の静疲労特性に関するグラフ如く著しく改善され
た。
第1図は実施例1で示された光フアイバ心線の構造、 第2図は参考例で示された光フアイバ心線の構造を示す
断面図であり、 第3図は実施例1の心線Aと従来のガラス+シリコン+
ナイロン心線Bの長尺引張試験のワイプル分布、 第4図は実施例1の心線Aと従来のガラス+シリコン+
ナイロン心線Bの静疲労特性、 第5図は参考例の心線Cと従来のガラス+シリコン+ナ
イロン心線Bの静疲労特性を示すグラフである。
断面図であり、 第3図は実施例1の心線Aと従来のガラス+シリコン+
ナイロン心線Bの長尺引張試験のワイプル分布、 第4図は実施例1の心線Aと従来のガラス+シリコン+
ナイロン心線Bの静疲労特性、 第5図は参考例の心線Cと従来のガラス+シリコン+ナ
イロン心線Bの静疲労特性を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山西 徹 神奈川県横浜市戸塚区田谷町1番地 住友 電気工業株式会社横浜製作所内 (56)参考文献 特公 昭55−40841(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】光通信用ガラス母材を線引してファイバ化
した後、Bi、Pb、Sn、Cdのうちの少なとも2成分よりな
り、その組成範囲がBi 0〜60%、Pb 0〜88%、Sn 0〜98
%、Cd 0〜40%で、融点が250℃以下の合金を、フアイ
バ上に塗布することを特徴とする光フアイバの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57129549A JPH0699166B2 (ja) | 1982-07-27 | 1982-07-27 | 高強度、高耐候性光フアイバの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57129549A JPH0699166B2 (ja) | 1982-07-27 | 1982-07-27 | 高強度、高耐候性光フアイバの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5921546A JPS5921546A (ja) | 1984-02-03 |
| JPH0699166B2 true JPH0699166B2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=15012253
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57129549A Expired - Lifetime JPH0699166B2 (ja) | 1982-07-27 | 1982-07-27 | 高強度、高耐候性光フアイバの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0699166B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5540841A (en) * | 1978-09-14 | 1980-03-22 | Nippon Felt Co Ltd | Paper making felt cloth |
-
1982
- 1982-07-27 JP JP57129549A patent/JPH0699166B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5921546A (ja) | 1984-02-03 |
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