JPH0699656A - カラー画像の形成方法 - Google Patents

カラー画像の形成方法

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JPH0699656A
JPH0699656A JP4334870A JP33487092A JPH0699656A JP H0699656 A JPH0699656 A JP H0699656A JP 4334870 A JP4334870 A JP 4334870A JP 33487092 A JP33487092 A JP 33487092A JP H0699656 A JPH0699656 A JP H0699656A
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JP
Japan
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group
ink
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coloring material
chemical
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JP4334870A
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English (en)
Inventor
Yuko Suga
祐子 菅
Fumi Takaide
文 高出
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Canon Inc
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  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクジェット記録用インクに要求されるす
べての特性をバランスよく具備し、十分に満足するカラ
ー画像を形成することが出来るカラー画像の形成方法を
提供すること。 【構成】 イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの
各水性インクを用いて行うインクジェット方式によるカ
ラー画像の形成方法において、マゼンタインク中に色材
として一般式(I)で表される染料を一種類以上含有
し、且つイエローインク中に色材として一般式(II)で
表される染料を一種類以上含有し、且つシアンインク中
に色材として一般式(III)で表される染料を一種類以上
含有し、且つブラックインクの色材として酸性カーボン
ブラック、中性カーボンブラック及び塩基性カーボンブ
ラックの中から選ばれる少なくとも1種類の顔料を含有
することを特徴とするカラー画像の形成方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー画像の形成方法
に関し、更に詳しくは、イエロー、マゼンタ、シアン及
びブラックの各色の水性インクを組み合わせて用いると
ころの、カラー画像のの形成方法に関し、特に、記録ヘ
ッドのオリフィスから熱エネルギーの作用によってイン
クを飛翔させ、紙及び樹脂フィルム等の被記録材にカラ
ー画像を形成するインクジェット方式によるカラー画像
の形成方法に関する。更に、本発明は、得られた画像の
耐水性、耐光性及び耐オゾン性等の堅牢性が改良された
インクジェット方式によるカラー画像の形成方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録方式は、記録時の騒
音の発生が少なく、高集積のヘッドを使用することによ
り高解像の記録画像が高速で得られる等の利点を有して
いる。この様なインクジェット記録方式では、インクと
して、各種の水溶性染料及び顔料を水又は水と有機溶剤
との混合液に溶解又は分散させた複数の異なる色相のイ
ンクを用いることにより、カラー画像を形成することが
可能である。ところで、インクジェット方式により形成
されるインクには、次の様な性能が要求される。 (1)耐水性、耐光性及び耐摩耗性等に優れた画像が得
られること。 (2)光の照射のない場所でも、オゾン、温度及び湿度
により変腿色が起こることのない耐オゾン性に優れた画
像が得られること。 (3)解像度或いはカラー画像化における色調再現性が
コート紙のみならず普通紙においても優れていること。 (4)光学濃度が高く、色調が鮮明なカラー画像が得ら
れること。 (5)液媒体成分に対する溶解安定性或いは保存安定性
が高く、吐出オリフィスの目詰まりを生じにくいこと。 特にカラー画像を形成する場合には、イエロー、マゼン
タ、シアン及びブラックの各色相のインクのうち、1種
類でもインクの堅牢性が悪いと画像全体の品位を損なう
ものとなる。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】従って本発明の目的
は、上記した(1)〜(5)のインクに要求されるすべ
てをバランスよく具備し、十分に満足するカラー画像が
形成されるカラー画像の形成方法を提供することであ
る。
【0004】
【問題点を解決するための手段】上記の目的は、下記の
本発明によって達成される。即ち、本発明の第一の発明
は、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの各水性
インクを用いて行うインクジェット方式によるカラー画
像の形成方法において、マゼンタインク中に色材として
下記一般式(I)で表される染料を一種類以上含有し、
且つイエローインク中に色材として下記一般式(II)で
表される染料を一種類以上含有し、且つシアンインク中
に色材として下記一般式(III)で表される染料を一種類
以上含有し、且つブラックインクの色材として酸性カー
ボンブラック、中性カーボンブラック及び塩基性カーボ
ンブラックの中から選ばれる少なくとも1種類の顔料を
含有することを特徴とするカラー画像の形成方法であ
る。
【化10】 〔但し、上記式中のQ1 〜Q4 は、夫々スルホン酸基、
カルボキシル基、アミノ基、アニリノ基又はアセチルア
ミノ基、水酸基、クロル基、アルキル基、アルコキシル
基で置換されてもよいベンゼン環又はナフタレン環を示
し、Xは、−NHCONH−、−NH−、−O−、又は
【化11】 (R1 及びR2 は水素原子又はヒドロキシエチル基であ
る)結合を示し、nは0又は1であり、上記のスルホン
酸基およびカルボキシル基は、アルカリ金属原子、アン
モニア及び有機アミンのうちのいずれかの塩基と造塩し
ている。〕
【化12】 (但し、上記式中におけるQは−NHCONH−又は
【化13】 結合を表し、X1 及びX2 は水素原子、−SO3M、−
COOM又は水酸基で置換されたフェニル基およびナフ
チル基を表し、Rはメチル基又はメトキシ基を表し、n
は0又は1を表し、Mはアルカリ金属、アンモニウム又
は有機アミン類を表す。)
【化14】 (但し、上記式中においてMはアルカリ金属、アンモニ
ウム又は有機アミン類を表し、mは1〜4、nは0〜3
である。)
【0005】又、本発明の第二の発明は、イエロー、マ
ゼンタ、シアン及びブラックの各水性インクを用いて行
うインクジェット方式によるカラー画像の形成方法にお
いて、マゼンタインク中に色材として下記一般式(I)
で表される染料を一種類以上含有し、且つイエローイン
ク中に色材として下記一般式(II)で表される染料を一
種類以上含有し、且つシアンインク中に色材として下記
一般式(III)で表される染料を一種類以上含有し、且つ
ブラックインクの色材として酸性カーボンブラック、中
性カーボンブラック及び塩基性カーボンブラックの中か
ら選ばれる少なくとも1種類の顔料を含有することを特
徴とするカラー画像の形成方法である。
【化15】 〔但し、上記式中においてRは水素原子、低級アルキル
基、低級アルコキシ基、低級アシルアミノ基、ニトロ基
又はハロゲン原子を表し、Xは、アセチル基、ベンゾイ
ル基、パラトルエンスルホニル基、4−クロル−6−ヒ
ドロキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル基のいず
れかを表し、Mはアルカリ金属、アンモニウム又は有機
アミン類を表し、lは0〜2、m又はnは0又は1を表
す。〕
【化16】 (但し、上記式中におけるQは−NHCONH−又は
【化17】 結合を表し、X1 及びX2 は水素原子、−SO3M、−
COOM又は水酸基で置換されたフェニル基およびナフ
チル基を表し、Rはメチル基又はメトキシ基を表し、n
は0又は1を表し、Mはアルカリ金属、アンモニウム又
は有機アミン類を表す。)
【化18】 (但し、上記式中においてMはアルカリ金属、アンモニ
ウム又は有機アミン類を表し、mは1〜4、nは0〜3
である。)
【0006】
【作用】本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意研究
を行ったところ、インクジェット記録用のインクの色材
に従来の様に水溶性染料のみを用いたのでは、上記した
(1)〜(5)までの特性を各色のインクが揃って満足
することはできないと判断し、顔料に関する研究を行っ
た。この結果、特定の染料と顔料とを組み合わせたイン
クを使用すれば、前記(1)〜(5)の全ての特性を満
足し得るカラー画像が形成されることを見出し、本発明
に至った。即ち、本発明は、特定の染料又は顔料を含有
するインクジェット用インクを用い、かかるインクに対
して記録信号に応じた熱エネルギーを付与することによ
り、微細孔から液滴としてインクを吐出させて記録を行
うインクジェット記録方法によりカラー画像を形成する
ものである。本発明で使用されるインクは、特定の染料
又は顔料を含み、その他、水溶性樹脂、多価アルコール
と脂肪族一価アルコールとを含む水性媒体とから構成さ
れる。インクジェット方式に使用される水性インク中の
色材である染料及び顔料に、種々の性能が要求されるの
は当然であるが、特にカラー画像を形成する場合には、
その他に、ブラック、イエロー、マゼンタ及びシアンの
各染料及び顔料の相互の耐水性、耐光性、耐オゾン性等
の性能のバランスがとれており、且つ相互の演色関係が
良好であることが重要である。この様な特性を備えた3
原色の染料及び顔料の組合わせを求めることはきわめて
困難なことであったが、本発明者らの詳細な研究によっ
て、以下に述べるごとき一群の特定の染料及び顔料の組
合わせによって最も優れたインクジェット方式によるカ
ラー画像の形成方法が実現された。
【0007】
【好ましい実施態様】以下、好ましい実施態様を挙げて
本発明を詳細に説明する。 (第一の発明)本発明は、イエロー、マゼンタ、シアン
およびブラックの水性インクを用いて行うインクジェッ
ト方式によるカラー画像の形成方法において、第一に上
記マゼンタインクの色材として、下記一般式(I)で表
される染料を一種類以上含有させたものを用いたことを
特徴とする。
【化19】 〔但し、上記式中のQ1 〜Q4 は、夫々、スルホン酸
基、カルボキシル基、アミノ基、アニリノ基又はアセチ
ルアミノ基、水酸基、クロル基、アルキル基、アルコキ
シル基で置換されてもよいベンゼン環又はナフタレン環
を示し、Xは、−NHCONH−、−NH−、−O−、
又は
【化20】 (但し、式中のR1 及びR2 は、水素原子又はヒドロキ
シエチル基である)結合を示し、nは0又は1であり、
上記のスルホン酸基及びカルボキシル基は、アルカリ金
属原子、アンモニア及び有機アミンのうちのいずれかの
塩基と造塩している。〕
【0008】又、本発明は、上記イエローインクの色材
として下記一般式(II)で表される染料を一種類以上含
有させたものを用いたことを第二の特徴とする。
【化21】 (但し、上記式中におけるQは−NHCONH−又は
【化22】 結合を表し、X1 及びX2 は水素原子、−SO3M、−
COOM又は水酸基で置換されたフェニル基およびナフ
チル基を表し、Rはメチル基又はメトキシ基を表し、n
は0又は1を表し、Mはアルカリ金属、アンモニウム又
は有機アミン類を表す。)
【0009】又、本発明は、上記シアンインクの色材と
して下記一般式(III)で表される染料を一種類以上含有
させたものを用いたことを第三の特徴とする。
【化23】 (但し、上記式中においてMはアルカリ金属、アンモニ
ウム又は有機アミン類を表し、mは1〜4、nは0〜3
である。)
【0010】更に、本発明は、上記ブラックインクの色
材として、酸性カーボンブラック、中性カーボンブラッ
ク及び塩基性カーボンブラックの中から選ばれる少なく
とも1種類の顔料を含有することを第四の特徴とする。
ここで酸性カーボンブラックとしては、例えば、MA
7、MA8、#2200B(以上三菱化成製)、RAV
EN1255(コロンビア製)、REGAL400R、
MOGUL L(キャボット製)、Color Bla
ck FW1、Color Black FW18、C
olor Black S170、Color Bla
ck S150、Printex U等が挙げられる。
又、中性及び塩基性のカーボンブラックとしては、例え
ば、NO.2300、NO.900、MCF88、N
O.33、NO.4000B、NO.40、NO.4
5、NO.52、CF9、NO.10B(三菱化成
製)、Regal 660R、Rrgal 330R
(キャボット製)、PRINTEX35(テグツサ製)
等が挙げられる。
【0011】上記の様な本発明に使用される染料の具体
例としては、例えば下記に示すようなものが挙げられ
る。尚、下記に挙げた式はスルホン酸基及びカルボキシ
ル基はアルカリ金属塩として示してあるが、この外いず
れも他のアンモニウム塩、アミン塩等でもよいのは当然
である。
【0012】マゼンタ染料
【化24】
【0013】
【化25】
【0014】
【化26】
【0015】イエロー染料
【化27】
【0016】
【化28】
【0017】
【化29】
【0018】シアン染料
【化30】
【0019】
【化31】
【0020】本発明で使用されるマゼンタ、シアン及び
イエローの各水性インクは、上記に挙げた様な染料を色
材として1種以上含有させるものである為、上記に挙げ
た同色の複数の染料を複数含む場合はもちろんのこと、
上記に挙げた染料に含まれない他の染料をも含有しうる
ものである。即ち、上記の染料は、もちろん単独で若し
くは2種以上を組合わせて、あるいは該染料を必須成分
としてこの他に他の直接染料、酸性染料等の各種染料を
併用して使用することもできる。又、ブラックインク
は、前記した様ないずれのブラック顔料からも調製する
ことが出来る。本発明で使用されるマゼンタ、シアン、
イエローの染料インクにおける、上述した特定の染料の
夫々のインク中における含有量は、液媒体成分の種類、
インクに要求される特性等に依存して決定されるが、一
般にはインク全重量中において、重量パーセントで0.
1〜20%、好ましくは0.5〜15%、より好ましく
は1〜10%を占める範囲とされる。染料は、もちろん
単独で若しくは2種以上を組合わせて、あるいは該染料
を必須成分としてこの他に他の直接染料、酸性染料など
の各種染料を併用して使用することができる。
【0021】本発明で使用されるブラックインクにおい
て、使用される顔料の含有量は、顔料種により異なる
が、一般的には、インクに対して重量比で3〜20重量
%、好ましくは3〜12%の範囲で用いられる。又、分
散剤としては、顔料分散に用いられる水溶性樹脂を使用
することが出来るが、かかる水溶性樹脂としては、アミ
ンあるいは塩基を溶解させた水溶液に可溶で重量平均分
子量が3,000〜30,000の範囲でなければなら
ない。更に好ましくは、5,000〜15,000の範
囲であるものならどの様なものでも使用することが可能
である。具体的には、リグニンスルホン酸塩、セラック
等の天然高分子、ポリアクリル酸、スチレン−アクリル
酸共重合体、スチレン−アクリル酸−アクリル酸エチル
共重合体等のスチレン−アクリル酸−アクリル酸アルキ
ルエスエル共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、
スチレン−マレイン酸−アクリル酸アルキルエステル共
重合体、スチレン−メタクリル酸共重合体、スチレン−
メタクリル酸−アクリル酸アルキルエステル共重合体、
スチレン−マレイン酸ハーフエステル共重合体、ビニル
ナフタレン−アクリル酸共重合体、ビニルナフタレン−
マレイン酸共重合体、スチレン−マレイン酸ハーフエス
テル−無水マレイン酸共重合体、あるいはこれらの塩等
が挙げられる。これらの水溶性樹脂の含有量は、顔料と
水溶性樹脂の比率が重量比で10:3〜10:0.1、
好ましくは10:3〜10:0.2の範囲になることが
望ましく、より好ましくはインク中に溶解している水溶
性樹脂の量をインク全重量の2%以下、好ましくは1%
以下とすることが望ましい。顔料が上記の範囲よりも多
くなると、分散安定性が悪化し顔料の沈降が生じてしま
い、逆に顔料が上記範囲より少なくなると、インクの発
泡特性が悪くなりパルスの印加時の薄膜抵抗体上への不
溶物の蓄積が発生する為、長期にわたる安定吐出が得ら
れない。
【0022】本発明で使用されるインクにおいて好適な
水性媒体は、水及び水溶性有機溶剤の混合溶媒である。
水としては種々のイオンを含有する一般の水ではなく、
イオン交換水(脱イオン水)を使用するのが好ましく、
その含有量は10〜60重量%、より好ましくは10〜
50重量%の範囲である。又、その他、併用しうる任意
の溶剤成分として水と混合して使用される水溶性有機溶
剤が挙げられる。例えば、脂肪族一価アルコールとし
て、メチルアルコール、エチルアルコール、n−プロピ
ルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブチルア
ルコール、sec−ブチルアルコール、tert−ブチ
ルアルコール等の炭素数1〜4のアルキルアルコール類
が挙げられる。この中でもエチルアルコール及びイソプ
ロピルアルコールは、インクの吐出安定性を大幅に向上
させるので、とりわけ好ましいものである。脂肪族一価
アルコールの含有量は、3〜15重量%、より好ましく
は3〜10重量%の範囲である。含有量が3重量%未満
ではプリンターの駆動条件の変化に対して常に安定した
吐出を得ることができず、15重量%を超えると、印字
物の印字品位が損なわれる傾向にある。
【0023】本発明で用いる多価アルコール及び/又は
そのアルキルエーテルとしては、ポリエチレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール等のポリアルキレングリ
コール類;エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ブチレングリコール、トリエチレングリコール、
1,2,6−ヘキサントリオール、チオジグリコール、
ヘキシレングリコール、ジエチレングリコール等のアル
キレン基が2〜6個の炭素原子を含むアルキレングリコ
ール類;グリセリン;エチレングリコールモノメチル
(又はエチル)エーテル、ジエチレングリコールメチル
(又はエチル)エーテル、トリエチレングリコールモノ
メチル(又はエチル)エーテル等の多価アルコールの低
級アルキルエーテル類が挙げられる。これら多価アルコ
ール及び/又はそのアルキルエーテルの含有量は10〜
50重量%、より好ましくは20〜40重量%の範囲で
あり、含有量が10重量%未満ではノズル先端での目詰
まりを防止するのに十分ではなく、50重量%を超える
と、印字物の品位が低下する。
【0024】本発明で使用するインクを構成する主要成
分は以上の通りであるが、その他必要に応じて水溶性有
機溶剤、界面活性剤、pH調整剤、消泡剤、防腐剤等を
使用してもよい。使用可能な水溶性有機溶剤としては、
ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミ
ド類;アセトン、ジアセトンアルコール等のケトン又は
ケトアルコール類;テトラヒドロフラン、ジオキサン等
のエーテル類;N−メチル−2−ピロリドン、1,3−
ジメチル−2−イミダゾイジノン等が挙げられる。
【0025】界面活性剤としては脂肪酸塩類、高級アル
コール硫酸エステル塩類、液体脂肪油硫酸エステル塩
類、アルキルアリルスルホン酸塩類等の陰イオン界面活
性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリオ
キシエチレンアルキルエステル類、ポリオキシエチレン
ソルビタンアルキルエステル類等の非イオン性界面活性
剤があり、これらの1種又は2種以上を適宜選択して使
用することが出来る。その使用量はインク全量に対して
0.01〜5重量%が望ましい。この際、インクの表面
張力が35dyne/cm以上となるように界面活性剤
を添加する量を決定することが好ましい。なぜなら、イ
ンクの表面張力がこれより小さい値を示すことは、本発
明の様なインクジェット記録方式においてはノズル先端
の濡れによる印字よれ(インク滴の着弾点のズレ)等、
好ましくない事態を引き起こしてしまうからである。
又、pH調整剤としては、例えば、ジエタノールアミ
ン、トリエタノールアミン等の各種有機アミン、水酸化
ナトリウム、水酸化リチウム及び水酸化カリウム等のア
ルカリ金属の水酸化物等の無機アルカリ剤、有機酸や鉱
酸が挙げられる。
【0026】本発明で使用するインクの作成方法を例示
すると、以下の通りである。染料インクの場合は、上記
の染料と水及び水溶性有機溶剤を混合し、次いで平均孔
径0.45μmのテフロンフィルターにより加圧濾過
し、脱気処理してインクを得る。顔料インクの場合はは
じめに、水溶性樹脂、アミンあるいは塩基、水を少なく
とも含有する水溶液を70℃に加温し、樹脂分を完全に
溶解させる。この際、溶解させる樹脂の濃度が低いと完
全に溶解しないことがある為、樹脂を溶解する際は高濃
度溶液を予め作成しておき、希釈して所望の樹脂溶液を
作成してもよい。この溶液に顔料及び脂肪族一価アルコ
ール(エタノール等)を添加し、プレミキシングを行っ
た後、分散処理を行う。分散処理に用いられる分散機と
しては、一般に使用される分散機なら、如何なるもので
もよいが、例えば、セラミックスボールや鋼球を用いた
ボールミル、ロールミル、ガラスビーズやセラミックス
ビーズを用いたサンドミルなどが挙げられる。これらの
中でも、高速型のサンドミルが好ましく、例えば、スー
パーミル、サンドグラインダー、ビーズミル、アジテー
タミル、グレンミル、ダイノーミル、パールミル、コボ
ルミル(いずれも商品名)等が挙げられる。サンドミル
に用いるビーズとしては、が1mm〜1.5mmのガラ
スビーズ、セラミックスビーズ、ジルコニウムビーズ等
が用いられる。
【0027】本発明で使用するインク用の分散液を作成
する条件の一例を示すと、以下の例が好ましい条件であ
る。 ・分散機:サンドグラインダー(五十嵐機械製) ・粉砕メディア:ガラスビーズ又はジルコニウムビーズ 1mm径 ・粉砕メディアの充填率:50%(体積) ・粉砕時間:3〜4時間 更に、遠心分離処理(12,000RPM、15〜20
分間)を行い、粗大粒子を除去して粒径が100nm〜
200nmの分散液にする。尚、分散機としてはこの他
にパールミル(アシザワ製、吐出速度:100ml/
分)を用いてもよい。
【0028】分散液中の顔料と水溶性樹脂の総量は、重
量基準で5〜30%以上、好ましくは10〜30%以下
であることが望ましい。その理由として、分散液中に一
定濃度以上の顔料と水溶性樹脂が存在しないと、分散を
効率的に行い最適な分散状態を得ることができないから
である。次に、この分散液に水溶性有機溶剤及びイオン
交換水等を混合して、1時間撹拌してインクとする。所
望の粒度分布を有する顔料を得る方法としては、分散機
の粉砕メディアのサイズを小さくする、粉砕メディアの
充填率を大きくする、また処理時間を長くする、吐出速
度を遅くする、粉砕後フィルターや遠心分離機などで分
級する等の手法が用いられる。又はそれらの手法の組合
わせが挙げられる。
【0029】(第二の発明)本発明の第二の発明は、イ
エロー、マゼンタ、シアンおよびブラックの水性インク
を用いて行うインクジェット方式によるカラー画像の形
成方法において、第一に上記マゼンタインクの色材とし
て、下記一般式(IV)で表される染料を一種類以上含有
させたものを用いたことを特徴とする。
【化32】 〔但し、上記式中においてRは水素原子、低級アルキル
基、低級アルコキシ基、低級アシルアミノ基、ニトロ基
又はハロゲン原子を表し、Xは、アセチル基、ベンゾイ
ル基、パラトルエンスルホニル基、4−クロル−6−ヒ
ドロキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル基のいず
れかを表し、Mはアルカリ金属、アンモニウム又は有機
アミン類を表し、lは0〜2、m又はnは0又は1を表
す。〕
【0030】上記の一般式(IV)で表されるマゼンタ染
料の具体的な例としては、下記に示す様なものがある。
マゼンタ染料
【化33】
【0031】
【化34】
【0032】
【化35】
【0033】又、本発明の第二の発明は本発明の第一の
発明と同様に、上記イエローインクの色材として下記一
般式(II)で表される染料を一種類以上含有させたもの
を用いたことを第二の特徴とし、又、上記シアンインク
の色材として下記一般式(III)で表される染料を一種類
以上含有させたものを用いたことを第三の特徴とする。
更に、本発明の第二の発明は本発明の第一の発明と同様
に、上記ブラックインクの色材として、酸性カーボンブ
ラック、中性カーボンブラック及び塩基性カーボンブラ
ックの中から選ばれる少なくとも1種類の顔料を含有す
ることを第四の特徴とする。
【0034】
【化36】
【0035】
【化37】 尚、上記の式(II)及び(III)中の夫々の記号は第一の
発明で説明したと同意義である。又、式(II)及び(II
I)の具体的な化合物としては、本発明の第一の発明で挙
げたY1〜Y3及びCy1、Cy2の例示化合物をいず
れも好ましく用いることが出来る。又、本発明のカラー
画像の形成方法に使用されるインク中に含まれる、分散
剤、水性媒体、界面活性剤、水溶性有機溶剤及びpH調
整剤等も本発明の第一の発明で使用したのと同様のもの
が用いられる。
【0036】以上説明した本発明の第一及び第二の発明
で使用されるインクは、熱エネルギーの作用により、液
滴を吐出させて記録を行うインクジェット記録方式にと
りわけ好適に用いられるが、一般の筆記用具としても使
用できることはいうまでもない。本発明は、以上の如き
少なくとも3色のインクを使用し、インクジェット方式
によりカラー画像を形成するものである。本発明で用い
られるインクジェット方式としては、従来公知の方式は
いずれも使用できるが、特に好適な方法は、熱エネルギ
ーを利用する方式であり、この方法によれば、吐出安定
性を満足し、優れたカラー画像記録を行うことが可能で
ある。
【0037】本発明で使用するのに好適な記録装置とし
ては、記録ヘッドの室内のインクに記録信号に対応した
熱エネルギーを与え、該エネルギーにより液滴を発生さ
せる装置が挙げられる。その主要部であるヘッド構成例
を図1、図2及び図3に示す。ヘッド13は、インクを
通す溝14を有するガラス、セラミックス、又はプラス
チック板などと、感熱記録に用いられる発熱ヘッド14
(図では薄膜ヘッドが示されているが、これに限定され
るものではない)とを接着して得られる。発熱ヘッド1
5は、酸化シリコンなどで形成される保護膜16、アル
ミニウム電極17−1、17−2、ニクロム等で形成さ
れる発熱抵抗体層18、蓄熱層19、アルミナ等の放熱
性のよい基板20より成っている。インク21は吐出オ
リフィス(微細孔)22まで来ており、圧力Pによりメ
ニスカス23を形成している。いま、電極17−1、1
7−2に電気信号が加わると、発熱ヘッド15のnで示
される領域が急激に発熱し、ここに接しているインク2
1に気泡が発生し、その圧力でメニスカス23が突出
し、インク21が吐出し、オリフィス22より記録小滴
24となり被記録体25に向かって飛翔する。図3に
は、図1に示すヘッドを多数並べたマルチヘッドの外観
図を示す。該マルチヘッドはマルチ溝26を有するガラ
ス板27と、図1に説明したものと同様な発熱ヘッド2
8を接着して作られている。尚、図1はインク流路に沿
ったヘッド13の断面図であり、図2は図1のA−B線
での接断面である。
【0038】図4にかかるヘッドを組み込んだインクジ
ェット記録装置の一例を示す。図4において、61はワ
イピング部材としてのブレードであり、その一端はブレ
ード保持部材によって保持されて固定端となりカンチレ
バーの形態をなす。ブレード61は記録ヘッドによる記
録領域に隣接した位置に配設され、又、本例の場合、記
録ヘッドの移動経路中に突出した形態で保持される。6
2はキャップであり、ブレード61に隣接するホームポ
ジションに配設され、記録ヘッドの移動方向と垂直な方
向に移動して吐出面と当接しキャッピングを行う構成を
具える。さらに63はブレード61に隣接して設けられ
るインク吸収体であり、ブレード61と同様、記録ヘッ
ドの移動経路中に突出した形態で保持される。上記ブレ
ード61、キャップ62、吸収体63によって吐出回復
部64が構成され、ブレード61及び吸収体63によっ
てインク吐出口面の水分、塵やほこり等の除去が行われ
る。65は吐出エネルギー発生手段を有し、吐出口を配
した吐出口面に対向する被記録材にインクを吐出して記
録を行う記録ヘッド、66は記録ヘッド65を搭載して
記録ヘッド65の移動を行うためのキャリッジである。
キャリッジ66は、ガイド軸67と動可能に係合し、キ
ャリッジ66の一部は、モータ68によって駆動される
ベルト69と接続(不図示)している。これによりキャ
リッジ66はガイド軸67に沿った移動が可能となり、
記録ヘッド65による記録領域及びその隣接した領域の
移動が可能となる。51は、被記録材を挿入するための
給紙部、52は不図示のモータにより駆動される紙送り
ローラである。これら構成によって記録ヘッドの吐出口
面と対向する位置へ被記録材が給紙され、記録が進行す
るにつれて排紙ローラ53を配した排紙部へ排紙され
る。上記構成において、記録ヘッド65が記録終了等で
ホームポジションに戻る際、ヘッド回復部64のキャリ
ッジ62は記録ヘッド65の移動経路から退避している
が、ブレード61は移動経路中に突出している。この結
果、記録ヘッド65の吐出口面がワイピングされる。な
お、キャップ62が記録ヘッド65の吐出面に当接して
キャッピングを行う場合、キャップ62は記録ヘッドの
移動経路中へ突出するように移動する。記録ヘッド65
がホームポジションから記録開始位置へ移動する場合、
キャップ62及びブレード61は上述したワイオイング
時の位置と同一の位置にある。この結果、この移動にお
いても、記録ヘッド65の吐出口面はワイピングされ
る。上述した記録ヘッドのホームポジションへの移動
は、記録終了時や吐出回復時ばかりでなく、記録ヘッド
が記録のために記録領域を移動する間に所定の間隔で記
録領域に隣接したホームポジションに移動し、この移動
に伴って上記わイピングが行われる。
【0039】第5図は、ヘッドにインク供給チューブを
介して供給されるインクを収容したインクカートリッジ
45の一例を示す図である。ここで40は供給用インク
を収納したインク袋であり、その先端には、ゴム製の栓
42が設けられている。この栓42に針(不図示)を挿
入することにより、インク袋40中のインクをヘッドに
供給可能にできる。44は排インクを受容するインク吸
収体である。本発明で使用されるインクジェット記録装
置としては、上記の如きヘッドとインクカートリッジと
が別体となったものに限らず、第6図に示す如きそれら
が一体になったものも好適に用いられる。
【0040】第6図において、70はインクジェットカ
ートリッジであって、この中にはインクを含浸させたイ
ンク吸収体が収納されており、かかるインク吸収体中の
インクが複数のオリフィスを有するヘッド部71からイ
ンク滴として吐出される構成になっている。72はカー
トリッジ内部を大気に連通させるための大気連通口であ
る。このインクジェットカートリッジ70は、図4で示
す記録ヘッド65に代えてもちいられるものであって、
キャリッジ66に対して着脱自在になっている。
【0041】本発明のカラー画像の形成方法において、
画像を形成する際に使用することが出来る被記録材料と
しては、従来多数提案されている各種のインクジェット
記録用紙あるいは、OHP用のプラスチックシートのみ
ならず、普通紙(オフィスにある通常使われている紙)
を使用しても当然優れた記録が可能である。また、被記
録材によらず、画像は、印字品位、色彩性にすぐれたも
のである。
【0042】
【実施例】次に、実施例及び比較例を挙げて本発明を更
に詳細に本発明を説明する。 (第一の発明)下記に示した材料構成を用い実施例1〜
実施例3、比較例1及び比較例2で使用するインクを、
本文中に記載した方法で作成した。これらのインクを用
いインクジェット方式でカラー画像を作成し、画像につ
いて以下の評価を行った。評価結果を表2に示す。
【0043】(1)印字品位 プリンターにBJC440(キヤノン製)を用い、印字
する普通紙として、NP−DRYコピー用紙(キヤノン
製)及びXEROX4024コピー用紙の2紙に印字を
行った。得られた画像を目視により観察し、各インクの
境界部の滲み及び色彩性について、下記の基準で夫々評
価した。 (境界部のにじみ) ○:境界部のにじみがほとんどない。 △:境界部のにじみが重ね印字部において発生。 ×:単色同士の境界部においてもにじみがひどい。 (印字物の色彩性) ○:鮮明な画像 △:ややくすんだ画像 ×:くすんだ画像
【0044】実施例1 (ブラックインク) ・カーボンブラック(MCF−88、三菱化成製) 3部 ・樹脂A 0.8部 ・モノエタノールアミン 0.3部 ・グリセリン 8部 ・エチレングリコール 13部 ・ジエチレングリコール 3部 ・エタノール 4.9部 ・イオン交換水 67.0部 (イエローインク) ・例示染料Y−1 3部 ・ジエチレングリコール 28部 ・アセチレノールEH 0.2部 ・イオン交換水 68.8部 (マゼンタインク) ・例示染料M−1 3部 ・ジエチレングリコール 28部 ・アセチレノールEH 0.2部 ・イオン交換水 68.8部 (シアンインク) ・例示染料Cy−1 3部 ・ジエチレングリコール 28部 ・アセチレノールEH 0.2部 ・イオン交換水 68.8部
【0045】実施例2 (ブラックインク) ・カーボンブラック(#1000 三菱化成製) 3部 ・樹脂A 0.3部 ・アミノメチルプロパノール 0.5部 ・グリセリン 10部 ・エチレングリコール 7部 ・ジエチレングリコール 3部 ・エタノール 4.2部 ・イオン交換水 72.0部 (イエローインク) ・例示染料Y−2 2部 ・ジエチレングリコール 25部 ・N−メチルピロリドン 3部 ・アセチレノールEH 0.2部 ・イオン交換水 69.8部 (マゼンタインク) ・例示染料M−2 3部 ・ジエチレングリコール 28部 ・アセチレノールEH 0.2部 ・イオン交換水 68.8部 (シアンインク) ・例示染料Cy−2 3部 ・ジエチレングリコール 28部 ・アセチレノールEH 0.2部 ・イオン交換水 68.8部
【0046】実施例3 (ブラックインク) ・カーボンブラック(SB6 テグッサ製) 3部 ・樹脂C 0.8部 ・アミノメチルプロパノール 0.8部 ・グリセリン 6部 ・エチレングリコール 12部 ・ジエチレングリコール 3部 ・エタノール 5.4部 ・イオン交換水 69.0部 (イエローインク) ・例示染料Y−3 3部 ・ジエチレングリコール 28部 ・アセチレノールEH 0.2部 ・イオン交換水 68.8部 (マゼンタインク) ・例示染料M−3 3部 ・ジエチレングリコール 28部 ・アセチレノールEH 0.2部 ・イオン交換水 68.8部 (シアンインク) ・例示染料Cy−2 3部 ・ジエチレングリコール 28部 ・アセチレノールEH 0.2部 ・イオン交換水 68.8部
【0047】比較例1 (ブラックインク) ・カーボンブラック(C.I.Acid Black 1) 5部 ・ジエチレングリコール 28部 ・アセチレノールEH 0.2部 ・イオン交換水 66.8部 (イエローインク) ・C.I.Acid Yellow 23 3部 ・ジエチレングリコール 28部 ・アセチレノールEH 0.2部 ・イオン交換水 68.8部 (マゼンタインク) ・C.I.Acid Red 92 2部 ・ジエチレングリコール 28部 ・アセチレノールEH 0.2部 ・イオン交換水 69.8部 (シアンインク) ・C.I.Acid Blue 9 4部 ・ジエチレングリコール 28部 ・アセチレノールEH 0.2部 ・イオン交換水 67.8部
【0048】比較例2 (ブラックインク) ・カーボンブラック(C.I.Acid Black 1) 5部 ・ジエチレングリコール 28部 ・アセチレノールEH 0.2部 ・イオン交換水 66.8部 (イエローインク) ・C.I.Pigment Yellow 4 3部 ・樹脂A 0.8部 ・モノエタノールアミン 0.4部 ・グリセリン 6部 ・エチレングリコール 12部 ・ジエチレングリコール 3部 ・エタノール 4.8部 ・イオン交換水 70.0部 (マゼンタインク) ・C.I.Pigment red 49 3部 ・樹脂C 0.1部 ・モノエタノールアミン 0.3部 ・グリセリン 10部 ・エチレングリコール 12部 ・ジエチレングリコール 3部 ・エタノール 4.6部 ・イオン交換水 67.0部 (シアンインク) ・C.I.Pigment Blue 17 3部 ・樹脂B 0.7部 ・アミノメチルプロパノール 0.4部 ・グリセリン 10部 ・エチレングリコール 12部 ・ジエチレングリコール 3部 ・エタノール 4.9部 ・イオン交換水 66.0部
【0049】上記の実施例及び比較例で用いた樹脂A〜
Cは表1に示した特性を有する。
【表1】
【0050】
【表2】堅 牢 性
【0051】(第二の発明)下記に示した材料構成を用
い実施例4〜実施例6、比較例3及び比較例4で使用す
るインクを、本文中に記載した方法で作成した。これら
のインクを用いインクジェット方式でカラー画像を作成
し、画像について以下の評価を行った。評価結果を表4
に示す。
【0052】(1)印字品位 プリンターにBJC440(キヤノン製)を用い、印字
する普通紙として、NP−DRYコピー用紙(キヤノン
製)及びXEROX4024コピー用紙の2紙に印字を
行った。得られた画像を目視により観察し、各インクの
境界部の滲み及び色彩性について、下記の基準で夫々評
価した。 (境界部のにじみ) ○:境界部のにじみがほとんどない。 △:境界部のにじみが重ね印字部において発生。 ×:単色同士の境界部においてもにじみがひどい。 (印字物の色彩性) ○:鮮明な画像 △:ややくすんだ画像 ×:くすんだ画像
【0053】実施例4 (ブラックインク) ・カーボンブラック(MCF−88、三菱化成製) 3部 ・樹脂A 0.8部 ・モノエタノールアミン 0.3部 ・グリセリン 8部 ・エチレングリコール 13部 ・ジエチレングリコール 3部 ・エタノール 4.9部 ・イオン交換水 67.0部 (イエローインク) ・例示染料Y−1 3部 ・ジエチレングリコール 28部 ・アセチレノールEH 0.2部 ・イオン交換水 68.8部 (マゼンタインク) ・例示染料M−4 3部 ・ジエチレングリコール 28部 ・アセチレノールEH 0.2部 ・イオン交換水 68.8部 (シアンインク) ・例示染料Cy−1 3部 ・ジエチレングリコール 28部 ・アセチレノールEH 0.2部 ・イオン交換水 68.8部
【0054】実施例5 (ブラックインク) ・カーボンブラック(#1000 三菱化成製) 3部 ・樹脂A 0.3部 ・アミノメチルプロパノール 0.5部 ・グリセリン 10部 ・エチレングリコール 7部 ・ジエチレングリコール 3部 ・エタノール 4.2部 ・イオン交換水 72.0部 (イエローインク) ・例示染料Y−2 2部 ・ジエチレングリコール 25部 ・N−メチルピロリドン 3部 ・アセチレノールEH 0.2部 ・イオン交換水 69.8部 (マゼンタインク) ・例示染料M−5 3部 ・ジエチレングリコール 28部 ・アセチレノールEH 0.2部 ・イオン交換水 68.8部 (シアンインク) ・例示染料Cy−2 3部 ・ジエチレングリコール 28部 ・アセチレノールEH 0.2部 ・イオン交換水 68.8部
【0055】実施例6 (ブラックインク) ・カーボンブラック(SB6 テグッサ製) 3部 ・樹脂C 0.8部 ・アミノメチルプロパノール 0.8部 ・グリセリン 6部 ・エチレングリコール 12部 ・ジエチレングリコール 3部 ・エタノール 5.4部 ・イオン交換水 69.0部 (イエローインク) ・例示染料Y−3 3部 ・ジエチレングリコール 28部 ・アセチレノールEH 0.2部 ・イオン交換水 68.8部 (マゼンタインク) ・例示染料M−6 3部 ・ジエチレングリコール 28部 ・アセチレノールEH 0.2部 ・イオン交換水 68.8部 (シアンインク) ・例示染料Cy−2 3部 ・ジエチレングリコール 28部 ・アセチレノールEH 0.2部 ・イオン交換水 68.8部
【0056】比較例3 (ブラックインク) ・カーボンブラック(C.I.Acid Black 1) 5部 ・ジエチレングリコール 28部 ・アセチレノールEH 0.2部 ・イオン交換水 66.8部 (イエローインク) ・C.I.Acid Yellow 23 3部 ・ジエチレングリコール 28部 ・アセチレノールEH 0.2部 ・イオン交換水 68.8部 (マゼンタインク) ・C.I.Acid Red 92 2部 ・ジエチレングリコール 28部 ・アセチレノールEH 0.2部 ・イオン交換水 69.8部 (シアンインク) ・C.I.Acid Blue 9 4部 ・ジエチレングリコール 28部 ・アセチレノールEH 0.2部 ・イオン交換水 67.8部
【0057】比較例4 (ブラックインク) ・カーボンブラック(C.I.Acid Black 1) 5部 ・ジエチレングリコール 28部 ・アセチレノールEH 0.2部 ・イオン交換水 66.8部 (イエローインク) ・C.I.Pigment Yellow 4 3部 ・樹脂A 0.8部 ・モノエタノールアミン 0.4部 ・グリセリン 6部 ・エチレングリコール 12部 ・ジエチレングリコール 3部 ・エタノール 4.8部 ・イオン交換水 70.0部 (マゼンタインク) ・C.I.Pigment red 49 3部 ・樹脂C 0.1部 ・モノエタノールアミン 0.3部 ・グリセリン 10部 ・エチレングリコール 12部 ・ジエチレングリコール 3部 ・エタノール 4.6部 ・イオン交換水 67.0部 (シアンインク) ・C.I.Pigment Blue 17 3部 ・樹脂B 0.7部 ・アミノメチルプロパノール 0.4部 ・グリセリン 10部 ・エチレングリコール 12部 ・ジエチレングリコール 3部 ・エタノール 4.9部 ・イオン交換水 66.0部
【0058】上記の実施例及び比較例で用いた樹脂A〜
Cは表1に示した特性を有する。
【表3】
【0059】
【表4】堅 牢 性
【0060】
【効果】以上の如き本発明によれば、本発明において使
用する色材は、それぞれいずれも同一レベルで、溶媒体
中における保存安定性に優れるため、一般のインクジェ
ット方式の水性インクとしての適性、特にバブルジェッ
ト方式での吐出性を具備しており、コート紙のみなら
ず、普通紙において、バランスのとれた優れた性能を有
し、品位の高いカラー画像を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェット記録装置のヘッド部の縦断面図
である。
【図2】インクジェット記録装置のヘッド部の横断面図
である。
【図3】図1に示したヘッドをマルチ化したヘッドの外
観斜視図である。
【図4】インクジェット記録装置の一例を示す斜視図で
ある。
【図5】インクカートリッジの縦断面図である。
【図6】記録ユニットの斜視図である。
【符号の説明】
61:ワイピング部材 62:キャップ 63:インク吸収体 64:吐出回復部 65:記録ヘッド 66:キャリッジ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イエロー、マゼンタ、シアン及びブラッ
    クの各水性インクを用いて行うインクジェット方式によ
    るカラー画像の形成方法において、マゼンタインク中に
    色材として下記一般式(I)で表される染料を一種類以
    上含有し、且つイエローインク中に色材として下記一般
    式(II)で表される染料を一種類以上含有し、且つシア
    ンインク中に色材として下記一般式(III)で表される染
    料を一種類以上含有し、且つブラックインクの色材とし
    て酸性カーボンブラック、中性カーボンブラック及び塩
    基性カーボンブラックの中から選ばれる少なくとも1種
    類の顔料を含有することを特徴とするカラー画像の形成
    方法。 【化1】 〔但し、上記式中のQ1 〜Q4 は、夫々スルホン酸基、
    カルボキシル基、アミノ基、アニリノ基又はアセチルア
    ミノ基、水酸基、クロル基、アルキル基、アルコキシル
    基で置換されてもよいベンゼン環又はナフタレン環を示
    し、Xは、−NHCONH−、−NH−、−O−、又は 【化2】 (R1 及びR2 は水素原子又はヒドロキシエチル基であ
    る)結合を示し、nは0又は1であり、上記のスルホン
    酸基及びカルボキシル基は、アルカリ金属原子、アンモ
    ニア及び有機アミンのうちのいずれかの塩基と造塩して
    いる。〕 【化3】 (但し、上記式中におけるQは−NHCONH−又は 【化4】 結合を表し、X1 及びX2 は水素原子、−SO3M、−
    COOM又は水酸基で置換されたフェニル基およびナフ
    チル基を表し、Rはメチル基又はメトキシ基を表し、n
    は0又は1を表し、Mはアルカリ金属、アンモニウム又
    は有機アミン類を表す。) 【化5】 (但し、上記式中においてMはアルカリ金属、アンモニ
    ウム又は有機アミン類を表し、mは1〜4、nは0〜3
    である。)
  2. 【請求項2】 イエロー、マゼンタ、シアン及びブラッ
    クの各水性インクを用いて行うインクジェット方式によ
    るカラー画像の形成方法において、マゼンタインク中に
    色材として下記一般式(I)で表される染料を一種類以
    上含有し、且つイエローインク中に色材として下記一般
    式(II)で表される染料を一種類以上含有し、且つシア
    ンインク中に色材として下記一般式(III)で表される染
    料を一種類以上含有し、且つブラックインクの色材とし
    て酸性カーボンブラック、中性カーボンブラック及び塩
    基性カーボンブラックの中から選ばれる少なくとも1種
    類の顔料を含有することを特徴とするカラー画像の形成
    方法。 【化6】 〔但し、上記式中においてRは水素原子、低級アルキル
    基、低級アルコキシ基、低級アシルアミノ基、ニトロ基
    又はハロゲン原子を表し、Xは、アセチル基、ベンゾイ
    ル基、パラトルエンスルホニル基、4−クロル−6−ヒ
    ドロキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル基のいず
    れかを表し、Mはアルカリ金属、アンモニウム又は有機
    アミン類を表し、lは0〜2、m又はnは0又は1を表
    す。〕 【化7】 (但し、上記式中におけるQは−NHCONH−又は 【化8】 結合を表し、X1 及びX2 は水素原子、−SO3M、−
    COOM又は水酸基で置換されたフェニル基およびナフ
    チル基を表し、Rはメチル基又はメトキシ基を表し、n
    は0又は1を表し、Mはアルカリ金属、アンモニウム又
    は有機アミン類を表す。) 【化9】 (但し、上記式中においてMはアルカリ金属、アンモニ
    ウム又は有機アミン類を表し、mは1〜4、nは0〜3
    である。)
  3. 【請求項3】 インクジェット方式が、熱エネルギーを
    利用する方式である請求項1又は請求項2に記載のカラ
    ー画像の形成方法。
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EP93114836A EP0588316B1 (en) 1992-09-17 1993-09-15 Set of ink-jet ink containing penetrants and recording apparatus
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6773101B2 (en) 2000-08-23 2004-08-10 Canon Kabushiki Kaisha Ink-jet recording system and ink-jet recording method
US7674330B2 (en) 2006-12-18 2010-03-09 Canon Kabushiki Kaisha Ink and ink-jet recording apparatus
US7926931B2 (en) 2006-12-20 2011-04-19 Canon Kabushiki Kaisha Ink and ink jet recording method

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